JPH082607A - 分別ゴミ収集車 - Google Patents
分別ゴミ収集車Info
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- JPH082607A JPH082607A JP13273394A JP13273394A JPH082607A JP H082607 A JPH082607 A JP H082607A JP 13273394 A JP13273394 A JP 13273394A JP 13273394 A JP13273394 A JP 13273394A JP H082607 A JPH082607 A JP H082607A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
- B65F3/00—Vehicles particularly adapted for collecting refuse
- B65F3/001—Vehicles particularly adapted for collecting refuse for segregated refuse collecting, e.g. vehicles with several compartments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
- B65F3/00—Vehicles particularly adapted for collecting refuse
- B65F3/02—Vehicles particularly adapted for collecting refuse with means for discharging refuse receptacles thereinto
- B65F3/08—Platform elevators or hoists with guides or runways for raising or tipping receptacles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 小型回収ボックスのゴミを自動的に投入でき
る分別ゴミ収集車を提供する。 【構成】 収容箱３のゴミ排出口と反対の片側壁に上下
駆動機構で上下動する上下フレームを設置し、この上下
フレームにその上限位置で反転シリンダで収容箱上に往
復反転動する反転プレート１４を設置し、この反転プレ
ートに収容箱の複数の分別収容室に対応して複数の小型
回収ボックス２４を掛止させる掛止手段を設置したもの
であり、反転プレートに小型回収ボックスを掛止して上
下フレームを収容箱に沿って上下動させ、上限位置で反
転プレートを反転シリンダで反転して当該反転プレート
に掛止された小型回収ボックスを収容箱上に反転し、小
型回収ボックスに収容したゴミを収容箱の対応する分別
収容室に落下投入する。
る分別ゴミ収集車を提供する。 【構成】 収容箱３のゴミ排出口と反対の片側壁に上下
駆動機構で上下動する上下フレームを設置し、この上下
フレームにその上限位置で反転シリンダで収容箱上に往
復反転動する反転プレート１４を設置し、この反転プレ
ートに収容箱の複数の分別収容室に対応して複数の小型
回収ボックス２４を掛止させる掛止手段を設置したもの
であり、反転プレートに小型回収ボックスを掛止して上
下フレームを収容箱に沿って上下動させ、上限位置で反
転プレートを反転シリンダで反転して当該反転プレート
に掛止された小型回収ボックスを収容箱上に反転し、小
型回収ボックスに収容したゴミを収容箱の対応する分別
収容室に落下投入する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空缶や空ビン等のゴミ
を特定された種類毎に分別して収集し、分別して排出す
る分別ゴミ収集車に関するものである。
を特定された種類毎に分別して収集し、分別して排出す
る分別ゴミ収集車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】家庭や工場等から排出される各種のゴミ
は、大別して可燃ゴミ、不燃ゴミ、空缶類、空ビン類、
乾電池等のごみに分けられる。これらゴミの空缶、空ビ
ン等の再利用できる資源ゴミは回収され、再使用される
ものが多い。
は、大別して可燃ゴミ、不燃ゴミ、空缶類、空ビン類、
乾電池等のごみに分けられる。これらゴミの空缶、空ビ
ン等の再利用できる資源ゴミは回収され、再使用される
ものが多い。
【０００３】そこで、本出願人は、資源ゴミを能率良く
回収するため、空缶や空ビン等の資源ごみを特定された
種類毎に分別して収集し、これをゴミ処理場で分別して
排出する分別ゴミ収集車を、特願平４−１０１０００号
（平成４年４月２１日出願）において既に提案してい
る。
回収するため、空缶や空ビン等の資源ごみを特定された
種類毎に分別して収集し、これをゴミ処理場で分別して
排出する分別ゴミ収集車を、特願平４−１０１０００号
（平成４年４月２１日出願）において既に提案してい
る。
【０００４】上記分別ゴミ収集車は、図６〜図９に示す
ように、車体（１）の荷台（２）上にゴミを分別収容す
る矩形の収容箱（３）が、ダンプ機構（４）で車体
（１）の片側、例えば右サイド側にダンプ可能に設置さ
れる。この収容箱（３）は、上面の左サイド側にゴミ投
入口（５）を有するとともに、内部を車幅方向に平行な
仕切壁（６）で複数の分別収集室（７）に区画し、各々
の分別収集室（７）の右サイド側下部に形成したゴミ排
出口（８）に、これを適宜塞ぐ独立した蓋体（９）が独
自の蓋体駆動機構（10）で開閉揺動可能に設置される。
一方、収容箱（３）の左サイド側には、収容箱（３）の
複数の分別収集室（７）に対応する複数のゴミ投入用ホ
ッパ部（11）を有する投入箱（12）が、投入箱駆動機構
（13）で上下動可能に設置され、かつ、その上限位置で
収容箱（３）上に反転可能に設置される。
ように、車体（１）の荷台（２）上にゴミを分別収容す
る矩形の収容箱（３）が、ダンプ機構（４）で車体
（１）の片側、例えば右サイド側にダンプ可能に設置さ
れる。この収容箱（３）は、上面の左サイド側にゴミ投
入口（５）を有するとともに、内部を車幅方向に平行な
仕切壁（６）で複数の分別収集室（７）に区画し、各々
の分別収集室（７）の右サイド側下部に形成したゴミ排
出口（８）に、これを適宜塞ぐ独立した蓋体（９）が独
自の蓋体駆動機構（10）で開閉揺動可能に設置される。
一方、収容箱（３）の左サイド側には、収容箱（３）の
複数の分別収集室（７）に対応する複数のゴミ投入用ホ
ッパ部（11）を有する投入箱（12）が、投入箱駆動機構
（13）で上下動可能に設置され、かつ、その上限位置で
収容箱（３）上に反転可能に設置される。
【０００５】この分別ゴミ収集車は、投入箱（12）の複
数のホッパ部（11）に外部からゴミが分別して投入さ
れ、この投入箱（12）を投入箱駆動機構（13）で収容箱
（３）の左サイド側壁に沿って上下動させ、上限位置で
収容箱（３）上に反転してホッパ部（11）に収容したゴ
ミを対応する分別収集室（７）に落下投入してゴミの分
別収集が行われる。収集作業が終了すると、収容箱
（３）をダンプ機構（４）で車体（１）の右サイド側に
ダンプさせ、排出したいゴミの分別収集室（７）の蓋体
（９）を選択的に蓋体駆動機構（10）で開くと、開いた
蓋体（９）の分別収集室（７）のゴミがゴミ排出口
（８）から自重で排出され、蓋体（９）を閉じたままの
分別収集室（７）のゴミが排出されずに残るので、分別
収集されたゴミの分別排出が行われる。
数のホッパ部（11）に外部からゴミが分別して投入さ
れ、この投入箱（12）を投入箱駆動機構（13）で収容箱
（３）の左サイド側壁に沿って上下動させ、上限位置で
収容箱（３）上に反転してホッパ部（11）に収容したゴ
ミを対応する分別収集室（７）に落下投入してゴミの分
別収集が行われる。収集作業が終了すると、収容箱
（３）をダンプ機構（４）で車体（１）の右サイド側に
ダンプさせ、排出したいゴミの分別収集室（７）の蓋体
（９）を選択的に蓋体駆動機構（10）で開くと、開いた
蓋体（９）の分別収集室（７）のゴミがゴミ排出口
（８）から自重で排出され、蓋体（９）を閉じたままの
分別収集室（７）のゴミが排出されずに残るので、分別
収集されたゴミの分別排出が行われる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では資
源ゴミの分別収集運動が盛んになり、複数の回収カゴを
道路交通の障害にならない場所に設置し、各回収カゴに
ゴミを分別して回収させている。このため、上記分別ゴ
ミ収集車においては、収集時、回収カゴから投入箱（1
2）のホッパ部（11）にゴミを投入するのに人手を必要
とし、これに多くの作業員と時間を要して非能率的であ
るとともに、作業員に過度の労働を強いることになり、
しかも、衛生管理面でも好ましくなかった。
源ゴミの分別収集運動が盛んになり、複数の回収カゴを
道路交通の障害にならない場所に設置し、各回収カゴに
ゴミを分別して回収させている。このため、上記分別ゴ
ミ収集車においては、収集時、回収カゴから投入箱（1
2）のホッパ部（11）にゴミを投入するのに人手を必要
とし、これに多くの作業員と時間を要して非能率的であ
るとともに、作業員に過度の労働を強いることになり、
しかも、衛生管理面でも好ましくなかった。
【０００７】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、回収カゴの変わりに小型回収ボックスを設置し、そ
の小型回収ボックスのゴミを自動的に投入できる分別ゴ
ミ収集車を提供することを目的とするものである。
で、回収カゴの変わりに小型回収ボックスを設置し、そ
の小型回収ボックスのゴミを自動的に投入できる分別ゴ
ミ収集車を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、車体の荷台上に、内部を車幅方向に平行な仕
切壁で複数の分別収容室に区画された収容箱を、ダンプ
機構で車体の片側にダンプ可能に設置し、この収容箱の
上面片側にゴミ投入口を形成するとともに、各分別収容
室のゴミ投入口と反対の片側下部に形成したゴミ排出口
に、これを適宜に塞ぐ独立した蓋体を独自の蓋体駆動機
構で開閉揺動可能に設置した分別ゴミ収集車において、
上記収容箱のゴミ排出口と反対の片側壁に上下駆動機構
で上下動する上下フレームを設置し、この上下フレーム
にその上限位置で反転シリンダで収容箱上に往復反転動
する反転プレートを設置し、この反転プレートに収容箱
の複数の分別収容室に対応して複数の小型回収ボックス
を掛止させる掛止手段を設置したものである。
するため、車体の荷台上に、内部を車幅方向に平行な仕
切壁で複数の分別収容室に区画された収容箱を、ダンプ
機構で車体の片側にダンプ可能に設置し、この収容箱の
上面片側にゴミ投入口を形成するとともに、各分別収容
室のゴミ投入口と反対の片側下部に形成したゴミ排出口
に、これを適宜に塞ぐ独立した蓋体を独自の蓋体駆動機
構で開閉揺動可能に設置した分別ゴミ収集車において、
上記収容箱のゴミ排出口と反対の片側壁に上下駆動機構
で上下動する上下フレームを設置し、この上下フレーム
にその上限位置で反転シリンダで収容箱上に往復反転動
する反転プレートを設置し、この反転プレートに収容箱
の複数の分別収容室に対応して複数の小型回収ボックス
を掛止させる掛止手段を設置したものである。
【０００９】
【作用】本発明によれば、反転プレートに小型回収ボッ
クスを掛止して上下フレームを収容箱に沿って上下動さ
せ、上限位置で反転プレートを反転シリンダで反転して
当該反転プレートに掛止された小型回収ボックスを収容
箱上に反転し、小型回収ボックスに収容したゴミを収容
箱の対応する分別収容室に落下投入する。
クスを掛止して上下フレームを収容箱に沿って上下動さ
せ、上限位置で反転プレートを反転シリンダで反転して
当該反転プレートに掛止された小型回収ボックスを収容
箱上に反転し、小型回収ボックスに収容したゴミを収容
箱の対応する分別収容室に落下投入する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の分別ゴミ収集車を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【００１１】図１は本発明に係る分別ゴミ収集車の一実
施例を示す背面図、図２はその分別ゴミ収集車における
反転プレートを示す斜視図、図３は図２のＡ−Ａ線に沿
った断面図である。尚、図１〜図３において、図６〜図
９に示した従来の分別ゴミ収集車と同一または相当部分
には同一符号を付している。
施例を示す背面図、図２はその分別ゴミ収集車における
反転プレートを示す斜視図、図３は図２のＡ−Ａ線に沿
った断面図である。尚、図１〜図３において、図６〜図
９に示した従来の分別ゴミ収集車と同一または相当部分
には同一符号を付している。
【００１２】図１〜図３において、（14）は収容箱
（３）の左サイド側の前後に立設された一対の支柱（1
5）をガイドに適宜の上下駆動機構（図示せず）で上下
動する上下フレーム（16）に、その上端が枢軸（17）を
介して反転可能に枢着された平面視でコ字状をなす反転
プレートで、上下フレーム（16）の上限位置で上下フレ
ーム（16）との間に設置した反転シリンダ（18）で枢軸
（17）を支点に往復反転動する。この反転プレート（1
4）には、収容箱（３）の複数の分別収集室（７）に対
応して複数の受け金具（19）が一体に取付けられるとと
もに、ボックス固定用シリンダ（20）で枢軸（21）を支
点にクランクレバー（22）を介して複数の受け金具（1
9）の上方まで可動するＬ字状断面の可動止め金具（2
3）が回動可能に設置される。
（３）の左サイド側の前後に立設された一対の支柱（1
5）をガイドに適宜の上下駆動機構（図示せず）で上下
動する上下フレーム（16）に、その上端が枢軸（17）を
介して反転可能に枢着された平面視でコ字状をなす反転
プレートで、上下フレーム（16）の上限位置で上下フレ
ーム（16）との間に設置した反転シリンダ（18）で枢軸
（17）を支点に往復反転動する。この反転プレート（1
4）には、収容箱（３）の複数の分別収集室（７）に対
応して複数の受け金具（19）が一体に取付けられるとと
もに、ボックス固定用シリンダ（20）で枢軸（21）を支
点にクランクレバー（22）を介して複数の受け金具（1
9）の上方まで可動するＬ字状断面の可動止め金具（2
3）が回動可能に設置される。
【００１３】次に、上記実施例の分別ゴミ収集車による
ゴミ収集動作例を説明する。
ゴミ収集動作例を説明する。
【００１４】先ず、上下フレーム（16）を下限位置に位
置させて反転プレート（14）を降下させた状態で、種類
毎にゴミを収容した小型回収ボックス（24）を反転プレ
ート（14）の対応する受け金具（19）のところに移動さ
せた後、可動止め金具（23）をボックス固定用シリンダ
（20）で枢軸（21）を支点にクランクレバー（22）を介
して複数の受け金具（19）の上方まで可動すると、小型
回収ボックス（24）の把手部（24ａ）が受け金具（19）
と可動止め金具（23）により挟み込まれるため、小型回
収ボックス（24）は反転プレート（14）に掛止される。
置させて反転プレート（14）を降下させた状態で、種類
毎にゴミを収容した小型回収ボックス（24）を反転プレ
ート（14）の対応する受け金具（19）のところに移動さ
せた後、可動止め金具（23）をボックス固定用シリンダ
（20）で枢軸（21）を支点にクランクレバー（22）を介
して複数の受け金具（19）の上方まで可動すると、小型
回収ボックス（24）の把手部（24ａ）が受け金具（19）
と可動止め金具（23）により挟み込まれるため、小型回
収ボックス（24）は反転プレート（14）に掛止される。
【００１５】このように小型回収ボックス（24）を反転
プレート（14）に掛止すると、上下フレーム（16）を上
限位置まで上昇させ、これによって反転プレート（14）
およびこの反転プレート（14）に掛止された小型回収ボ
ックス（24）を上限位置まで上昇する。この後、反転プ
レート（14）を反転シリンダ（18）で枢軸（17）を支点
に反転させ、この反転プレート（14）に掛止された小型
回収ボックス（24）を収容箱（３）上に反転する。する
と、小型回収ボックス（24）の蓋体（24ｂ）が開いて内
部に収容したゴミが自重で収容箱（３）の対応する分別
収集室（７）に落下投入される。
プレート（14）に掛止すると、上下フレーム（16）を上
限位置まで上昇させ、これによって反転プレート（14）
およびこの反転プレート（14）に掛止された小型回収ボ
ックス（24）を上限位置まで上昇する。この後、反転プ
レート（14）を反転シリンダ（18）で枢軸（17）を支点
に反転させ、この反転プレート（14）に掛止された小型
回収ボックス（24）を収容箱（３）上に反転する。する
と、小型回収ボックス（24）の蓋体（24ｂ）が開いて内
部に収容したゴミが自重で収容箱（３）の対応する分別
収集室（７）に落下投入される。
【００１６】このように小型回収ボックス（24）に収容
したゴミを収容箱（３）の対応する分別収集室（７）に
落下投入すると、反転プレート（14）を反転シリンダ
（18）で枢軸（17）を支点に先程とは逆に回転させ、こ
れによって反転プレート（14）に掛止された小型回収ボ
ックス（24）を直立の状態に戻す。この後、上下フレー
ム（16）を下限位置まで降下させ、反転プレート（14）
およびこの反転プレート（14）に掛止された小型回収ボ
ックス（24）を下限位置まで降下する。
したゴミを収容箱（３）の対応する分別収集室（７）に
落下投入すると、反転プレート（14）を反転シリンダ
（18）で枢軸（17）を支点に先程とは逆に回転させ、こ
れによって反転プレート（14）に掛止された小型回収ボ
ックス（24）を直立の状態に戻す。この後、上下フレー
ム（16）を下限位置まで降下させ、反転プレート（14）
およびこの反転プレート（14）に掛止された小型回収ボ
ックス（24）を下限位置まで降下する。
【００１７】このように反転プレート（14）およびこの
反転プレート（14）に掛止された小型回収ボックス（2
4）を下限位置まで降下すると、可動止め金具（23）を
ボックス固定用シリンダ（20）で枢軸（21）を支点にク
ランクレバー（22）を介して複数の受け金具（19）の側
方まで可動させ、これによって可動止め金具（23）が小
型回収ボックス（24）の把手部（24ａ）から外れて小型
回収ボックス（24）の掛止が解かれる。この後、小型回
収ボックス（24）を再び道路交通の妨げにならない場所
に戻して分別収集を終了する。
反転プレート（14）に掛止された小型回収ボックス（2
4）を下限位置まで降下すると、可動止め金具（23）を
ボックス固定用シリンダ（20）で枢軸（21）を支点にク
ランクレバー（22）を介して複数の受け金具（19）の側
方まで可動させ、これによって可動止め金具（23）が小
型回収ボックス（24）の把手部（24ａ）から外れて小型
回収ボックス（24）の掛止が解かれる。この後、小型回
収ボックス（24）を再び道路交通の妨げにならない場所
に戻して分別収集を終了する。
【００１８】以上説明したように、上記実施例の分別ゴ
ミ収集車は、作業員が小型回収ボックス（24）を反転プ
レート（14）のところに移動させるだけで、以後は全て
機械的に小型回収ボックス（24）に収容したゴミを収容
箱（３）の対応する分別収容室（７）に投入することが
できる。
ミ収集車は、作業員が小型回収ボックス（24）を反転プ
レート（14）のところに移動させるだけで、以後は全て
機械的に小型回収ボックス（24）に収容したゴミを収容
箱（３）の対応する分別収容室（７）に投入することが
できる。
【００１９】図４および図５はタイプの異なる小型回収
ボックス（25）に適用する反転プレート（14）の変形例
を示すもので、これは反転プレート（14）に収容箱
（３）の複数の分別収容室（７）に対応して上下に窓穴
（26）（27）を形成するとともに、この反転プレート
（14）の内側にボックス固定用シリンダ（28）で枢軸
（29）を支点に窓穴（26）から突出して小型回収ボック
ス（25）の把手部（25ａ）に引っ掛かるまで回動する上
部引掛レバー（30）と、この上部引掛レバー（30）の回
動に伴いリンク（31）を介して枢軸（32）を支点に窓穴
（27）から突出して小型回収ボックス（25）の反転バー
（25ｂ）に引っ掛かるまで回動する下部引掛レバー（3
3）とを設置して構成され、小型回収ボックス（25）を
反転プレート（14）の対応する窓穴（26）（27）のとこ
ろに移動させると、上部引掛レバー（30）をボックス固
定用シリンダ（28）で枢軸（29）を支点に窓穴（26）か
ら突出して小型回収ボックス（25）の把手部（25ａ）に
引っ掛かるまで回動させるとともに、これに伴い下部引
掛レバー（33）をリンク（31）を介して枢軸（32）を支
点に窓穴（27）から突出して小型回収ボックス（25）の
反転バー（25ｂ）に引っ掛かるまで回動させることによ
り、小型回収ボックス（25）の把手部（25ａ）および反
転バー（25ｂ）が上部引掛レバー（30）および下部引掛
レバー（33）により挟み込まれるため、小型回収ボック
ス（25）は反転プレート（14）に掛止される。
ボックス（25）に適用する反転プレート（14）の変形例
を示すもので、これは反転プレート（14）に収容箱
（３）の複数の分別収容室（７）に対応して上下に窓穴
（26）（27）を形成するとともに、この反転プレート
（14）の内側にボックス固定用シリンダ（28）で枢軸
（29）を支点に窓穴（26）から突出して小型回収ボック
ス（25）の把手部（25ａ）に引っ掛かるまで回動する上
部引掛レバー（30）と、この上部引掛レバー（30）の回
動に伴いリンク（31）を介して枢軸（32）を支点に窓穴
（27）から突出して小型回収ボックス（25）の反転バー
（25ｂ）に引っ掛かるまで回動する下部引掛レバー（3
3）とを設置して構成され、小型回収ボックス（25）を
反転プレート（14）の対応する窓穴（26）（27）のとこ
ろに移動させると、上部引掛レバー（30）をボックス固
定用シリンダ（28）で枢軸（29）を支点に窓穴（26）か
ら突出して小型回収ボックス（25）の把手部（25ａ）に
引っ掛かるまで回動させるとともに、これに伴い下部引
掛レバー（33）をリンク（31）を介して枢軸（32）を支
点に窓穴（27）から突出して小型回収ボックス（25）の
反転バー（25ｂ）に引っ掛かるまで回動させることによ
り、小型回収ボックス（25）の把手部（25ａ）および反
転バー（25ｂ）が上部引掛レバー（30）および下部引掛
レバー（33）により挟み込まれるため、小型回収ボック
ス（25）は反転プレート（14）に掛止される。
【００２０】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば収容箱（３）の右サイド側に反転プレ
ート（14）を取付けるとともに、収容箱（３）の左サイ
ド側にゴミ排出口（８）と蓋体（９）を取付け、収容箱
（３）を車体（１）の左サイド側にダンプさせるように
しても良い。
ではなく、例えば収容箱（３）の右サイド側に反転プレ
ート（14）を取付けるとともに、収容箱（３）の左サイ
ド側にゴミ排出口（８）と蓋体（９）を取付け、収容箱
（３）を車体（１）の左サイド側にダンプさせるように
しても良い。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、作業員が単に小型回収
ボックスを反転プレートのところに移動させるだけで、
以後は全て機械的に小型回収ボックスに収容したゴミを
収容箱の対応する分別収容室に投入することができるか
ら、作業員の労力を著しく軽減することができるととも
に、小型回収ボックスでの分別収集作業を能率良く行う
ことができ、しかも、作業員に対する衛生管理面でも良
好であるという顕著な効果を奏する。
ボックスを反転プレートのところに移動させるだけで、
以後は全て機械的に小型回収ボックスに収容したゴミを
収容箱の対応する分別収容室に投入することができるか
ら、作業員の労力を著しく軽減することができるととも
に、小型回収ボックスでの分別収集作業を能率良く行う
ことができ、しかも、作業員に対する衛生管理面でも良
好であるという顕著な効果を奏する。
【図１】本発明に係る分別ゴミ収集車の一実施例を示す
背面図である。
背面図である。
【図２】本発明に係るゴミ分別収集車における反転プレ
ートの斜視図である。
ートの斜視図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図４】反転プレートの変形例の斜視図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線に沿った断面図である。
【図６】従来の分別ゴミ収集車を示す斜視図である。
【図７】従来の分別ゴミ収集車の要部左側面図である。
【図８】分別ゴミ収集車の背面図である。
【図９】分別ゴミ収集車における収容箱の縦断面図であ
る。
る。
３ 収容箱 ７ 分別収集室 14 反転プレート 16 上下フレーム 17 反転シリンダ 19 受け金具 20 ボックス固定用シリンダ 23 可動止め金具 24 小型回収ボックス 24ａ 把手部 25 小型回収ボックス 25ａ 把手部 25ｂ 反転バー 26 窓穴 27 窓穴 28 ボックス固定用シリンダ 30 上部引掛レバー 33 下部引掛レバー
Claims (1)
- 【請求項１】 車体の荷台上に、内部を車幅方向に平行
な仕切壁で複数の分別収容室に区画された収容箱を、ダ
ンプ機構で車体の片側にダンプ可能に設置し、この収容
箱の上面片側にゴミ投入口を形成するとともに、各分別
収容室のゴミ投入口と反対の片側下部に形成したゴミ排
出口に、これを適宜に塞ぐ独立した蓋体を独自の蓋体駆
動機構で開閉揺動可能に設置した分別ゴミ収集車におい
て、 上記収容箱のゴミ排出口と反対の片側壁に上下駆動機構
で上下動する上下フレームを設置し、この上下フレーム
にその上限位置で反転シリンダで収容箱上に往復反転動
する反転プレートを設置し、この反転プレートに収容箱
の複数の分別収容室に対応して複数の小型回収ボックス
を掛止させる掛止手段を設置したことを特徴とする分別
ゴミ収集車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13273394A JP3085569B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 分別ゴミ収集車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13273394A JP3085569B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 分別ゴミ収集車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082607A true JPH082607A (ja) | 1996-01-09 |
| JP3085569B2 JP3085569B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=15088329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13273394A Expired - Fee Related JP3085569B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 分別ゴミ収集車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085569B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102514866A (zh) * | 2011-11-15 | 2012-06-27 | 江苏悦达专用车有限公司 | 垃圾车倾倒装置 |
| EP2910496A1 (de) * | 2014-02-20 | 2015-08-26 | Johann Hofstetter & Co. | Vorrichtung zum Transport oder zur Lagerung von schüttbarem Gut, Verfahren zum Beladen der Vorrichtung und Fahrzeug umfassend eine derartige Vorrichtung |
| CN110053910A (zh) * | 2018-01-18 | 2019-07-26 | 南京皇保电动车制造有限公司 | 一种新型分类环卫车 |
| CN112340315A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-02-09 | 湖南林宇科技发展有限公司 | 一种垃圾车翻桶机构 |
| CN113233058A (zh) * | 2021-05-14 | 2021-08-10 | 河南经贸职业学院 | 侧方卸料的垃圾分类转运车 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP13273394A patent/JP3085569B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102514866A (zh) * | 2011-11-15 | 2012-06-27 | 江苏悦达专用车有限公司 | 垃圾车倾倒装置 |
| EP2910496A1 (de) * | 2014-02-20 | 2015-08-26 | Johann Hofstetter & Co. | Vorrichtung zum Transport oder zur Lagerung von schüttbarem Gut, Verfahren zum Beladen der Vorrichtung und Fahrzeug umfassend eine derartige Vorrichtung |
| CN110053910A (zh) * | 2018-01-18 | 2019-07-26 | 南京皇保电动车制造有限公司 | 一种新型分类环卫车 |
| CN112340315A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-02-09 | 湖南林宇科技发展有限公司 | 一种垃圾车翻桶机构 |
| CN113233058A (zh) * | 2021-05-14 | 2021-08-10 | 河南经贸职业学院 | 侧方卸料的垃圾分类转运车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3085569B2 (ja) | 2000-09-11 |
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Legal Events
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