JPS5921126Y2 - 塵芥収集車用塵芥ドラム - Google Patents

塵芥収集車用塵芥ドラム

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Publication number
JPS5921126Y2
JPS5921126Y2 JP17524279U JP17524279U JPS5921126Y2 JP S5921126 Y2 JPS5921126 Y2 JP S5921126Y2 JP 17524279 U JP17524279 U JP 17524279U JP 17524279 U JP17524279 U JP 17524279U JP S5921126 Y2 JPS5921126 Y2 JP S5921126Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
drum
collection vehicle
blades
lid
Prior art date
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Expired
Application number
JP17524279U
Other languages
English (en)
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JPS5692603U (ja
Inventor
進 武内
邦夫 西村
Original Assignee
富士車輌株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士車輌株式会社 filed Critical 富士車輌株式会社
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Publication of JPS5692603U publication Critical patent/JPS5692603U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は塵芥収集車の塵芥ドラムに関するものである
従来の塵芥収集車のドラムはそあ内周面に螺旋羽根を設
け、ドラムの後端の塵芥排出口を開閉する蓋に設けたテ
ーパ状固定筒体の投入口から投入された塵芥を螺旋羽根
によって前方すなわちドラムの奥部へ運搬し、また、排
出時はドラムを逆回転させ、螺旋羽根による塵芥の移動
と、ドラムのダンプにより塵芥を排出している。
このように螺旋羽根によりドラム内の塵芥を移動させる
には螺旋羽根のリード角を小さくすることが必要条件と
なり、実用上は45°以下とされている。
しかし、螺旋羽根によって塵芥を持ち上げ、その斜面で
塵芥をすべらせて移動させる作用はドラムの底から約半
分の高さまでであり、これをこえると塵芥が螺旋羽根の
斜面上を滑る以前にドラムの中心に向って落下してしま
う。
従って螺旋羽根の塵芥運搬能力は内容塵芥が増加するに
従い著しく減少して投入塵芥が投入口近くに滞留し、螺
旋羽根が抵抗体として作用することになって塵芥の詰め
込み圧縮作用を阻害する。
また、ドラム内周面の螺旋羽根をドラム内の塵芥を排出
口に向けて押し出す方向に取付け、螺旋羽根による収容
塵芥の押し出し力と、塵芥投入口での塵芥押し込み力の
対向作用によって投入塵芥を固定筒体の前部付近で圧縮
しながら奥部に向って積み込む方法のもあるが、この方
法は固定筒体の外周に設けた塵芥案内羽根とドラム後端
のテーパ状拡大部間の隙間から塵芥が投入口の方向へ溢
れてくるため塵芥の積込み時間が長くなる欠点を有して
いる。
この考案は上記のような従来の塵芥収集車用ドラムの欠
点を解決するため内周面の螺旋羽根のリード角を45°
以上とした塵芥ドラムを提供するものである。
以下にこの考案の詳細を添付図面に基づいて説明する。
第1図において、1は塵芥ドラムで、その前端は端壁2
により閉鎖され、後端にはテーパ状の拡大部3が一体に
設けである。
このドラム1は第3図のように塵芥収集車4の台枠5上
のダンプ式のフレーム6に取付けである。
すなわち、フレーム6はその後端を軸7によって台枠5
の後端に起伏自在に取付けてあり、このフレーム6は油
圧シリンダ8により起伏される。
また、図示例ではドラム1の前部の軸9がフレーム6の
前端の軸受10により支承され、ドラム1の後部外周が
フレーム6の後枠11に対してベアリングを介して支承
されている。
12は後枠11上のブラケット13に軸14によって上
端を回動自在に取付けた蓋で、この蓋12の中央部には
ドラム内に突出するテーパ状の固定筒体15を設ける。
この筒体15の内端は平板により閉鎖し、外端は開放し
て凹入部16を形成し、下部に塵芥投入口17を設ける
18は前記固定筒体15の外周に固定した塵芥案内羽根
で、第2図のようにドラム1側から見て固定筒体15の
上部後端から左回り方向に徐々に前方に向かって設けら
れ、左側中程でかつ筒体15の前部で終っている。
かつその半径方向の巾は後部から前部へかけて次第に広
くなっており、羽根18の外周と拡大部3の内周との間
に一定の隙間が生ずるようにしである。
また、大径部3の内周面にはドラム1とともに回転する
複数の回転羽根19が一定間隔で設けであるが、この羽
根19は投入された塵芥をドラム1内に押し込む方向に
傾斜させである。
20はドラム1内に設けた塵芥掻き上げ用螺旋羽根であ
る。
この羽根20はそのリード角θが45゜以上である。
次に上記の実施例の作用を説明する。
第1図のようにドラム1が水平で、かつドラム1の後端
が蓋12で閉じられている状態において、蓋12の開口
から凹入部16を経て投入口17に投入された塵芥は第
2図に向って左回転するドラム1とともに回転する回転
羽根19により固定筒体15の外周に沿って掻き上げら
れ、上部において固定筒体15上に載せかえられる。
こうして筒体15上に挿せかえられた塵芥は案内羽根1
8によりドラム1内に送り込まれる。
ドラム1内に送り込まれた塵芥はリード角の大きい掻き
上げ羽根20により常時1方側へ掻き上げられて他方側
の下方に常時空間をつくり、圧送された塵芥の前記空間
への崩れ込みを順次行なわせることにより、次第にこの
崩れ込みの起る場所を奥側へ移動する。
上記のようにこの考案のドラム1の羽根20はリード角
θが大きいので、塵芥の掻き上げにさいして従来のよう
な羽根の斜面に沿う滑り現象は全く起らず、また、ドラ
ム1内の塵芥の奥部方向への移動に対して羽根20が抵
抗になるようなおそれはない。
また、ドラム1内が塵芥で満ちたのちさらに塵芥を圧縮
して詰め込みを行なう場合も大きな障害にならない。
さらに塵芥の排出時は第3図のようにフレーム6ととも
にダンプするドラム1の傾斜により螺旋羽根の傾斜角が
大となり、塵芥が羽根20の斜面に沿って滑り、第3図
のように開いたドラム1の後端の開口より完全に排出さ
れるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の塵芥ドラムの縦断側面図、第2図は
同上の縦断正面図、第3図は本考案ドラムを取付けた塵
芥収集車の側面図である。 1・・・・・・塵芥ドラム、6・・・・・・フレーム、
12・・・・・・蓋、17・・・・・・塵芥投入口、2
0・・・・・・塵芥掻き上げ用螺旋羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜の駆動装置によって回転される塵芥ドラムをダンプ
    式のフレーム上に設け、この塵芥ドラムの後部には塵芥
    排出口と、この排出口を開閉する蓋を設け、この蓋には
    塵芥投入口を設けた塵芥収集車において、前記塵芥ドラ
    ムの内周面には45°以上のリード角を有する塵芥掻き
    上げ用螺旋羽根を固定した塵芥収集車用塵芥ドラム。
JP17524279U 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車用塵芥ドラム Expired JPS5921126Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17524279U JPS5921126Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車用塵芥ドラム

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JP17524279U JPS5921126Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車用塵芥ドラム

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Publication Number Publication Date
JPS5692603U JPS5692603U (ja) 1981-07-23
JPS5921126Y2 true JPS5921126Y2 (ja) 1984-06-21

Family

ID=29685926

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JP17524279U Expired JPS5921126Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車用塵芥ドラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4602915B2 (ja) * 2006-01-20 2010-12-22 カヤバ工業株式会社 塵芥ドラムのブレード構造
JP2009096596A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Fuji Car Mfg Co Ltd 塵芥車

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JPS5692603U (ja) 1981-07-23

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