JPS6026004Y2 - 塵芥収集車のこぼれ落ち防止装置 - Google Patents

塵芥収集車のこぼれ落ち防止装置

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Publication number
JPS6026004Y2
JPS6026004Y2 JP17524379U JP17524379U JPS6026004Y2 JP S6026004 Y2 JPS6026004 Y2 JP S6026004Y2 JP 17524379 U JP17524379 U JP 17524379U JP 17524379 U JP17524379 U JP 17524379U JP S6026004 Y2 JPS6026004 Y2 JP S6026004Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
drum
fixed cylinder
frame
prevention device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17524379U
Other languages
English (en)
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JPS5692604U (ja
Inventor
進 武内
邦夫 西村
Original Assignee
富士車輌株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士車輌株式会社 filed Critical 富士車輌株式会社
Priority to JP17524379U priority Critical patent/JPS6026004Y2/ja
Publication of JPS5692604U publication Critical patent/JPS5692604U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は塵芥収集車の塵芥投入口へ塵芥を投入したと
き投入塵芥が投入口側へこぼれ落ちることを防止する装
置に関するものである。
以下に第1図ないし第3図に基づいて、従来の塵芥ドラ
ムを説明する。
図において、1は塵芥ドラムで、その前端は端壁2によ
り閉鎖され、後端にはテーパ状の拡大部3が一体に設け
である。
このドラム1は第3図のように塵芥収集車4の台枠5上
のダンプ式のフレーム6に取付けである。
すなわち、フレーム6はその後端を軸7によって台枠5
の後端に起伏自在に取付けてあり、このフレーム6は油
圧シリンダ8により起伏される。
また、図示例ではドラム1の前部の軸9がフレーム6の
前端の軸受10により支承され、ドラム1の後部外周が
フレーム6の後枠11に対してベアリングを介して支承
されている。
12は後枠11上のブラケット13に軸14によって上
端を回動自在に取付けた蓋で、この蓋12の中央部には
ドラム内に突出するテーパ状の固定筒体15を設ける。
この筒体15の内端は平板により閉鎖腰外端は開放して
凹入部16を形威し、下部に塵芥投入口17を設ける。
18は前記固定筒体15の外周に固定した塵芥案内羽根
でドラム1側から見て固定筒体15の上部後端から左回
り方向に徐々に前方に向かって螺旋状に設けられ、右側
中程でかつ筒体15の前部で終っている。
かつその半径方向の巾は後部から前部へかけて次第に広
くなっており、羽根18の外周と拡大部3の内周との間
に一定の隙間が生ずるようにしである。
また、大径部3の内周面にはドラム1とともに回転する
複数の回転羽根19が一定間隔で設けであるが、この羽
根19は投入された塵芥をドラム1内に押し込む方向に
傾斜させである。
20はドラム1内に設けた塵芥掻き上げ用螺旋羽根であ
る。
また、前記固定筒体15はドラム1の中心と同心であり
、拡大部3の内周の回転羽根19の内側縁の軌跡19′
と固定筒体15の外周面15′間の間隙は後端部の間隔
aが前端部の間隔すより小となっており、かつ後端部の
間隔aは全周に亘り同一、前端部すの間隔も全周に亘り
同一である。
上記の従来の塵芥ドラムにおいて、凹入部16から投入
口17に投入した塵芥はドラム1とともに回転する回転
羽根19と固定筒体15の外周面15′間に噛み込まれ
、羽根19でかき上げられるが塵芥が下部から側部へ移
動する間は拡大部3の内周に沿って上り、かつ羽根19
の傾斜に沿って前へ滑る。
塵芥が側部から上部へ向かう間はこの塵芥は固定筒体1
5の外周面15′へ徐々に移行し上部から反対側の側部
へ移行するさいには固定筒体15の案内羽根18の傾斜
に沿ってドラム1内に向けて滑り落ちる。
上記のように投入口17から投入された塵芥が拡大部3
と固定筒体15間を一周する間にドラム1内に押込まれ
るため、間隔を後端部の間隔aより前端部の間隔すを犬
として前進する塵芥に対する摩擦抵抗を減少させて押込
みを促進させるのである。
しかし、このように前端部の間隔すを大きくすると、回
転羽根19により持ち上げられた塵芥の一部が側部から
上部に移行して固定筒体15の外周面に移るさい、こぼ
れ落ちて入口17の方へ逆戻りし、再び羽根19で持ち
上げられる状態となって押し込み能率が低下する。
また、このような現象を防止するため、前端部の間隔す
を小さくすると塵芥と案内羽根18の摩擦抵抗が増加し
、塵芥のドラム内への圧送能力が低下する。
この考案の塵芥ドラムは上記のような問題を解決し得る
もので、蓋に固定する固定筒体の前部を塵芥ドラムの中
心に対して側方へ偏心させたこぼれ落ち防止装置を提供
するものである。
すなわち、この考案は第4図の横断平面図、第5図の正
面図のように固定筒体15の前部を塵芥かき上げ側へ偏
心させたものである。
このため、第4図のように軌跡19′と外周面15′間
の間隔は後端部の間隔aにおいては従来通りの巾で全周
に亘り一定となっているが、前端部の間隔は第4図のc
、b′のようにCがb′より相当広く、かつb′はaと
ほぼ等しくなる。
なお他の部分の構造は従来のものと同じである。
この考案は上記の構成であるから、投入口17から投入
された塵芥は拡大部3の内周とともに回転羽根19で下
部から側部へ、側部から上部へと移動する間は羽根19
の内側縁の軌跡19′と外周面15′間の間隔が狭い部
分を通っていくからこぼれ落ちが殆んどない。
こうして固定筒体15の上部に移行しつつ案内羽根18
の傾斜に沿って滑り落ちる塵芥は次第に広くなる軌跡1
9′と外周面15′間の間隔により殆んど抵抗を受ける
ことなくドラム1内に送り込まれる。
この考案は上記のように公知の塵芥ドラム1の後端の蓋
12に設けた固定筒体15の前部を側方へ偏心させるだ
けのきわめて簡単な構成により投入された塵芥がドラム
内に入るまでのこぼれ落ちが著しく少なくなり、かつ、
ドラム内に押込まれる塵芥に対する抵抗が著しく少なく
なるので塵芥のドラム内への押込みがきわめて能率よく
行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塵芥ドラムの縦断側面図、第2図は同上
後部の横断平面図、第3図は塵芥収集車の側面図、第4
図はこの考案の塵芥ドラムの後部を示す横断平面図、第
5図は同上のドラムを透視した固定筒体の正面図である
。 1・・・・・・塵芥ドラム、3・・・・・・拡大部、6
・・曲フレーム、12・・・・・・蓋、15・・・・・
・固定筒体、16・・・・・・凹入部、17・・・・・
・塵芥投入口、18・・曲塵芥案内羽根、19・・・・
・・傾斜回転羽根、20・曲・螺旋羽根、15′・・・
・・・外周面、19′・・・・・・軌跡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダンプ式のフレーム上に、内部に螺旋羽根を有し、適宜
    の駆動装置により回転される塵芥ドラムを取付け、この
    ドラムの後端の塵芥排出口の外周をテーパ状の拡大部と
    腰この拡大部の内周に塵芥押込み用の傾斜回転羽根の複
    数を適宜間隔に固定し、前記フレーム上には前記塵芥排
    出口を閉鎖する開閉自在の蓋を取付け、この蓋には前部
    が排出口内に突出腰抜部は凹入部となったテーパ状固定
    筒体を設け、この固定筒体の下側には塵芥投入口を設け
    、同じく固定筒体の外周には上部後方から前部側方へか
    けて螺旋状となった塵芥案内羽根を設けた塵芥収集車に
    おいて、前記固定筒体の前部を塵芥ドラ云に対して側方
    へ偏心させることにより、塵芥ドラムの拡大部内の傾斜
    回転羽根の内側縁の軌跡と固定筒体の外周面間の間隔を
    塵芥噛み込み側を狭くその反対側を広くした塵芥収集車
    のこぼれ落ち防止装置。
JP17524379U 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車のこぼれ落ち防止装置 Expired JPS6026004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17524379U JPS6026004Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車のこぼれ落ち防止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17524379U JPS6026004Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車のこぼれ落ち防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5692604U JPS5692604U (ja) 1981-07-23
JPS6026004Y2 true JPS6026004Y2 (ja) 1985-08-05

Family

ID=29685927

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17524379U Expired JPS6026004Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 塵芥収集車のこぼれ落ち防止装置

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JPS5692604U (ja) 1981-07-23

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