JP2803945B2 - ホッパー装置 - Google Patents

ホッパー装置

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JP2803945B2
JP2803945B2 JP4323502A JP32350292A JP2803945B2 JP 2803945 B2 JP2803945 B2 JP 2803945B2 JP 4323502 A JP4323502 A JP 4323502A JP 32350292 A JP32350292 A JP 32350292A JP 2803945 B2 JP2803945 B2 JP 2803945B2
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hopper
door
door body
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水汚泥、し渣および
下水処理に使用する粉体等の貯留に用いられるホッパー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下水汚泥、し渣および下水処理に
使用する粉体等の貯留に用いられるホッパー装置として
は、例えば図4に示すようなものがある。図4におい
て、貯留物を収容するホッパー1は、その上部に開放し
た投入口1aを有し、底部に排出口1bを有している。
また、ホッパー1の底部の外側には排出口1bを開閉す
る扉体2および扉体2を開閉するためのシリンダー装置
3を設けている。この扉体2は支軸4の軸心廻りに回動
し、排出口1bを閉塞する面が排出口1bの開口面に沿
って摺動するように開閉動するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
おいては、投入口1aからホッパー1内に投入した貯留
物は自重量で下方に降下し、排出口1bから外部に排出
される。しかし、時としてホッパー1の内部において貯
留物である汚泥等がホッパー1の内壁面に付着してブリ
ッジ現象が生起し、貯留物の円滑な移動を阻害すること
があり、扉体2を開動して排出口1bを開放しても、貯
留物が落下しなかったり、一度に多量が落下するなどし
て貯留物を一定量ずつ取り出すことが困難となる問題が
あった。
【0004】また、ブリッジ現象の発生を防止するため
に、ホッパー内壁面と貯留物の縁切りを行う装置を設け
る場合には、ホッパー装置自身が大型化するとともに、
駆動力が増加する問題があった。さらに、ホッパー1の
内部に扉体を設けて縁切手段とする場合には、扉体にホ
ッパー1内の貯留物の荷重が係り、扉体の開閉動作に従
来よりはるかに大きな駆動力を要する問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、ホッ
パーにおけるブリッジの形成を防止し、下水汚泥や粉体
等の貯留物を円滑に移動させることができるホッパー装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のホッパー装置は、上部に投入口が開口すると
ともに、底面に排出口が開口するホッパーと、ホッパー
内側底面に沿って出退して排出口を開閉し、断面が開
動方向に向けて先細りする楔状の扉体と、駆動ロッドを
介して扉体を出退駆動するシリンダ装置と、一端を駆動
ロッドに連動連結するともに、ホッパー内に位置する他
端をホッパーの内壁面に対して接近離間自在に設けた作
動ロッドと、作動ロッドの他端に設けられて貯留物をホ
ッパーの中心部に向けて押し出す押圧部材とを備えた構
成としたものである。
【0007】
【作用】上記した構成により、投入口からホッパー内に
投入した貯留物は、自重量によりホッパー内を下方に移
動し、シリンダ装置による扉体の開閉動作に伴って底部
の排出口から切り出される。
【0008】このとき、シリンダ装置の駆動ロッドの出
退に伴って作動ロッドが連動し、扉体が開動するときに
作動ロッドの他端がホッパーの内壁面から離間し、押圧
部材によって貯留物をホッパーの中心部に向けて押し出
す。このことにより、ホッパー内におけるブリッジの生
起を防止することができ、貯留物の円滑な排出を行うこ
とができる。
【0009】また、扉体はホッパーの内側に位置するた
めに、ホッパー内の貯留物の荷重が作用するが、その断
面形状が楔状をなしているので、開動作に際して先端側
から後端側に向けて貯留物とホッパー底面との間を拡げ
ながら摺動し、小さな駆動力で容易に移動することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図2において、ホッパー11は上部に投
入口11aが開口するとともに、底部11bに排出口1
1cが開口しており、底部11bは排出口11cに向け
て下り勾配をなしている。
【0011】ホッパー11の底部11bには排出口11
cを開閉する扉体12を設けており、扉体12は底部1
1bの内側底面に沿って出退し、断面が開動方向に向け
て先細りする楔状をなしている。扉体12は駆動ロッド
13を介してシリンダ装置14に連動し、シリンダ装置
14が扉体12を出退駆動する。
【0012】ホッパー11の内外を貫通して作動ロッド
15を配置しており、ホッパー11に設けた軸受装置1
6が作動ロッド15を回動自在に、かつ軸心方向に出退
自在に保持している。ホッパー11の外部に位置する作
動ロッド15の一端は駆動ロッド13の途中に揺動自在
に連動連結しており、ホッパー11の内部に位置する他
端をホッパー11の内壁面に対して接近離間自在に設け
ている。また、作動ロッド13の他端には、貯留物17
を押圧する押圧部材18を揺動自在に設けている。
【0013】以下、上記構成における作用を説明する。
投入口11aからホッパー11の内部に投入した貯留物
17は、自重量によりホッパー11内を下方に移動し、
シリンダ装置14による扉体12の開閉動作に伴って底
部11bの排出口11cから切り出される。
【0014】このとき、シリンダ装置14の駆動ロッド
13の出退に伴って作動ロッド15が連動し、軸受装置
16を回転中心として回動するとともに、軸心方向に出
退する。扉体12が開動するときに作動ロッド15の他
端はホッパー11の内壁面から離間し、押圧部材18が
貯留物17をホッパー11の中心部に向けて押し出す。
このことにより、ホッパー11の内部におけるブリッジ
の生起を防止することができ、貯留物17の円滑な排出
を行うことができる。
【0015】また、扉体12はホッパー11の内側に位
置するために、ホッパー11内の貯留物17の荷重が作
用するが、その断面形状が楔状をなしているので、開動
作に際して先端側から後端側に向けて貯留物17とホッ
パー11の底面との間を拡げながら摺動し、小さな駆動
力で容易に移動することができる。
【0016】図3は本発明の他の実施例を示すもので、
排出口11cの上方にガイド部材19を設け、排出口1
1c付近における貯留物17の流れを整流することによ
り、定量フィーダーとしての機能を持たせ、排出作用に
定量性を持たせることができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、扉体
の開動作に伴って作動ロッドの他端に設けた押圧部材が
ホッパーの内壁面から離間し、押圧部材によって貯留物
をホッパーの中心部に向けて押し出すので、ホッパー内
におけるブリッジの生起を防止して貯留物の円滑な排出
を行うことができる。また、扉体はその断面形状が楔状
をなしているので、貯留物とホッパー底面との間を拡げ
ながら小さな駆動力で容易に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すホッパー装置の断面図
である。
【図2】同実施例におけるホッパー装置の動作を示す説
明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すホッパー装置の断面
図である。
【図4】従来のホッパー装置の断面図である。
【符号の説明】
11 ホッパー 12 扉体 13 駆動ロッド 14 シリンダ装置 15 作動ロッド 18 押圧部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に投入口が開口するとともに、底面
    に排出口が開口するホッパーと、ホッパーの内側底面
    沿って出退して排出口を開閉し、断面が開動方向に向け
    て先細りする楔状の扉体と、駆動ロッドを介して扉体を
    出退駆動するシリンダ装置と、一端を駆動ロッドに連動
    連結するともに、ホッパー内に位置する他端をホッパー
    の内壁面に対して接近離間自在に設けた作動ロッドと、
    作動ロッドの他端に設けられて貯留物をホッパーの中心
    部に向けて押し出す押圧部材とを備えたことを特徴とす
    るホッパー装置。
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