JPH09323832A - 切削屑用ホッパー - Google Patents

切削屑用ホッパー

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Publication number
JPH09323832A
JPH09323832A JP16852296A JP16852296A JPH09323832A JP H09323832 A JPH09323832 A JP H09323832A JP 16852296 A JP16852296 A JP 16852296A JP 16852296 A JP16852296 A JP 16852296A JP H09323832 A JPH09323832 A JP H09323832A
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JP
Japan
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cutting
cutting waste
hopper
discharge port
hopper body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16852296A
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English (en)
Inventor
Michio Nagasone
三智夫 長曽根
Noboru Matsubara
登 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN MACH KK
Original Assignee
SAN MACH KK
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Publication date
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】収納した切削屑を容易に流し落とすことができ
るものであって、高さを高くする必要のないコンパクト
な切削屑用ホッパーを提供する。 【構成】直方体状のホッパー本体1と、蓋体2と、ホッ
パー本体1を支持する支持体3とを備えている。ホッパ
ー本体1は、内部に切削屑収納部11を備え、右側面に
切削屑排出口13を備えており、支柱31、31に回動
自在に支持されることにより、切削屑収納部11の底面
11aが切削屑排出口13側に行くに従って漸次高くな
る右上がりの傾斜状態から切削屑排出口13側に行くに
従って漸次低くなる右下がりの傾斜状態となるまでの範
囲を自在に変位する。蓋体2は、切削屑排出口13を開
閉自在に覆えるようにホッパー本体1に回動自在に取り
付けられることにより、ホッパー本体1の右下がりの傾
斜状態となるに伴って蓋体2が切削屑排出口13を開放
し、切削屑収納部11の切削屑を切削屑排出口13から
ホッパー本体1外に排出しうるようになされたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、金属製の切削屑
を所定量収納し、その収納した切削屑を適宜排出するた
めの切削屑用ホッパーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属を切削加工等する際には、多量の金
属切削屑が発生する。そのため、通常、次のようにして
金属切削屑を処理している。まず、2000〜1000
0Kg程度の量の金属切削屑を収納する切削屑用ホッパ
ーを所定位置に配しておき、各工作機械から出される金
属切削屑をコンベア等によって切削屑用ホッパーまで移
送して切削屑用ホッパー内に集積する。この切削屑用ホ
ッパー内に集積に際しては、工作機械から出される金属
切削屑がカール状を呈している場合が多く、カール状を
呈したままで切削屑用ホッパー内に入れると切削屑用ホ
ッパーがすぐに一杯にってしまう。そのため、切削屑用
ホッパー内に入れる前に切削屑せん断装置等により細か
く小板片状に裁断し、小板片状に裁断した金属切削屑を
切削屑用ホッパー内に集積するのが一般的である。そし
て、切削屑用ホッパー内が金属切削屑で一杯になると、
切削屑用ホッパー内の金属切削屑をトラック等に排出
し、トラック等で廃棄処理場等まで移送される。
【0003】このような切削屑用ホッパーとしては、従
来、直方体形状をなすホッパー本体の一側面に切削屑排
出口を設け、この切削屑排出口に蓋体を開閉自在に取り
付けたものが使用されていた。ところが、ホッパー本体
を直方体形状から構成していると、収納した切削屑をト
ラック等に排出する際、蓋体を開けても内部の切削屑が
切削屑排出口から自然に流れ落ちないため、人間がスコ
ップ等でトラック等に積み替えなければならないという
課題があった。そのため、この課題を解決するものとし
て、例えば図10に示すようなものが提案されている。
この図10に示す切削屑用ホッパーは、支持体(図示せ
ず)に所定高さ位置に固定したホッパー本体aと、蓋体
bとから構成し、ホッパー本体aには、内部に切削屑を
収納し得る収納部a1と、上面を開口して形成した切削
屑投入口a2と、右側面を開口して形成した切削屑排出
口a3とを備えるとともに、切削屑収納部a1の底面a
4を切削屑排出口a2に向かうに従い下方に傾斜する傾
斜面に形成し、一方、蓋体bを、ホッパー本体aの切削
屑排出口a3を覆うように上下移動可能に取付け、蓋体
bの上下移動操作に伴いホッパー本体aの切削屑排出口
a3を開閉できるようにしたものである。このようにし
て、蓋体bを開ければ、切削屑収納部a1内の切削屑が
傾斜面によって自然に切削屑排出口a3から流し落とす
ことができるようにしたものである。しかしながら、こ
のものにおいては切削屑収納部a1の底面a4を傾斜面
に形成しているため、直方体形状のものに比し、同容積
のものでは、高さが高くなってしまい、不便なものにな
ってしまう。又、蓋体bを開ければ切削屑収納部a1内
の切削屑が自然に切削屑排出口a3から流し落とすこと
ができるように切削屑収納部a1の底面a4を傾斜面に
形成しているが、蓋体bを閉めた状態で順次切削屑を高
く積んでいくため、切削屑の重量による力が切削屑収納
部a1内の底面、前後左右側面各々の内面全体にかかっ
た状態で平衡状態になる。そのため、右側面をなしてい
る蓋体bを開けただけでは、内面全体にかかった力が全
て解除されない場合があり、その結果、自然に切削屑排
出口a3から流し落とすことができない。しかも、裁断
された切削屑が、板片状を呈しているため尚更困難であ
る。その一方、この場合において、底面a4の傾斜を、
更に急角度に設定し切削屑の重量が蓋体bにかかるよう
にしておき、蓋体bを開けた場合に内面全体にかかった
力を解除し易いようにしておくことも考えられるが、そ
の場合は、同容積の直方体形状のものに比して更に高さ
を高くしなければならない。又、蓋体bを開ければ収納
した切削屑の全部が一度に落ちてしまい、調整がきかな
い。更には、収納時に切削屑の重量が全て蓋体bにかか
ったのでは、蓋体bを開けるのために蓋体bにかかって
いる力以上の力をかけなければならず、蓋体bの開操作
が困難になってしまうとともに、蓋体bの可動に支障を
きたし易くなってしまう。一方、金属を切削加工等する
際には切削油が使用され、切削屑には切削油が付着して
いる。従って、このもののように切削屑収納部a1の底
面a4を、切削屑排出口a2側に低くなる傾斜面を形成
した場合は、収納した切削屑から付着した切削油が底面
a4を伝って切削屑排出口a3から流れ落ちる。そのた
め、これを防止するには、切削屑排出口a3の下方側に
切削油受け部材cを配設しておく必要がある。しかし、
切削屑排出口a3の下方側に配設したのでは、切削屑排
出口a3から切削屑を流し落とす際に切削油受け部材c
に切削屑が入ってしまい、切削油受け部材cに入った切
削油を円滑に流すことができなくなってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、収納した切削屑を容易に流
し落とすことができるものであって、高さを高くする必
要のないコンパクトな切削屑用ホッパーを提供すること
を第1の目的とする。本願発明は、収納した切削屑を容
易に流し落とすことができるものであって、蓋体を容易
に開閉でき、しかも、常時円滑に蓋体を可動させること
のできる切削屑用ホッパーを提供することを第2の目的
とする。本願発明は、収納した切削屑を、量を調整しな
がら流し落とすことができる切削屑用ホッパーを提供す
ることを第3の目的とする。本願発明は、受け溝を有す
る切削油受け部材に切削屑が入るおそれの少ない切削屑
用ホッパーを提供することを第4の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有する切削屑用ホッパーを提供することにより上記課
題を解決する。本願第1の発明は、ホッパー本体1と、
蓋体2と、ホッパー本体1を支持する支持体3とを備え
ている。ホッパー本体1の内部には、金属製の切削屑を
収納し得る切削屑収納部11が備えられる。又、切削屑
収納部11の一側面側には、切削屑収納部11内の切削
屑を排出するための切削屑排出口13が備えられてい
る。このホッパー本体1は、支持体3に上下方向に回動
自在に支持されることにより、切削屑収納部11内の切
削屑がホッパー本体1の回動に伴って切削屑排出口13
側に流れて切削屑排出口13からホッパー本体1の外に
流れ出るようになされたものである。
【0006】本願第2の発明は、ホッパー本体1と、蓋
体2と、ホッパー本体1を支持する支持体3とを備え
る。ホッパー本体1の内部には、金属製の切削屑を収納
し得る切削屑収納部11が備えられ、切削屑収納部11
の上面側には、切削屑を投入するための切削屑投入口1
3が備えられ、切削屑収納部11の一側面には、切削屑
収納部11内の切削屑を排出するための切削屑排出口1
3が備えられる。このホッパー本体1は、支持体3に上
下方向に回動自在に支持されることにより、切削屑収納
部11内の底面11aが切削屑排出口13側に行くに従
って漸次低くなるように傾斜可能とされ、この切削屑収
納部11内の底面11aの傾斜に伴って切削屑収納部1
1内の切削屑が切削屑排出口13側に流れ得るようにな
される。蓋体2は、ホッパー本体1の切削屑排出口13
を開閉可能に覆うものであり、この蓋体2が、切削屑排
出口13を開放することにより、切削屑排出口13に向
かって流れてきた切削屑収納部11内の切削屑が切削屑
排出口13からホッパー本体1の外に流れ出るものであ
る。
【0007】本願第3の発明は、本願第2の発明に係る
ホッパー本体1が、切削屑収納部11内の底面11aが
切削屑排出口13側に行くに従って漸次高くなる傾斜状
態から切削屑排出口13側に行くに従って漸次低くなる
傾斜状態となるまでの範囲を自在に変位しうるように支
持体3に上下方向に回動自在に支持されたものである。
そして、切削屑収納部11内の底面11aが切削屑排出
口13側に行くに従って漸次高くなる傾斜状態で切削屑
を切削屑収納部11に収納し得るようになされたもので
ある。
【0008】本願第4の発明は、本願第2又は第3の発
明に係る切削屑収納部11が、切削屑排出口13と反対
側の他側面側おける下部に穿設された切削油排出用孔1
4を備える。そして、切削屑収納部11内の底面11a
が切削屑排出口13側に行くに従って漸次高くなる傾斜
状態とされることにより、切削屑収納部11内の切削屑
に付着した切削油が切削屑収納部11内の底面11aを
切削油排出用孔14に向かって流れるようになされる。
支持体3は、切削油受け部材32を備える。又、この切
削油受け部材32は、ホッパー本体1の切削油排出孔1
4の下方側に配位されることにより、切削油排出孔14
から出てきた切削油を受容可能とされたものである。
【0009】以上のように構成された本願第1の発明に
おいては、ホッパー本体1を、支持体3に上下方向に回
動自在に支持するため、ホッパー本体1を適宜回動させ
ることにより、切削屑収納部11内で切削屑が切削屑収
納部11の内面全体に力をかけた平衡状態になっている
場合でも、容易に切削屑排出口13側に流すことがで
き、切削屑排出口13からホッパー本体1外に流し出す
ことができる。又、ホッパー本体1を回動させれば良い
ため、従来のように底面を予め傾斜させておかなくても
ホッパー本体1を直方体のものから構成でき、底面を予
め傾斜させて形成した従来のものに比し、高さを低くし
て同容積のものを形成できる。
【0010】本願第2の発明においては、切削屑収納部
11の一側面に切削屑排出口13を備え、ホッパー本体
1を、支持体3に上下方向に回動自在に支持することに
より、切削屑収納部11内の底面11aを切削屑排出口
13側に行くに従って漸次低くなるように傾斜可能とす
る。こうすることにより、切削屑収納部11内で切削屑
が切削屑収納部11の内面全体に力をかけた平衡状態に
なっている場合でも、容易に切削屑排出口13側に流す
ことができ、切削屑排出口13からホッパー本体1外に
流し出すことができる。又、ホッパー本体1を回動させ
れば良いため、従来のように底面を予め傾斜させておか
なくてもホッパー本体1を直方体のものから構成でき、
底面を予め傾斜させて形成した従来のものに比し、高さ
を低くして同容積のものを形成できる。しかも、その
際、切削屑収納部11の一側面に切削屑排出口13を備
えているため、ホッパー本体1を少量回動させれば良
く、装置を簡素化できる。
【0011】本願第3の発明においては、切削屑収納部
11内の底面1aを切削屑排出口13側に行くに従って
漸次高くなる傾斜状態から切削屑排出口13側に行くに
従って漸次低くなる傾斜状態となるまでの範囲を自在に
変位しうるようにホッパー本体を支持体3に上下方向に
回動自在に支持したものとするため、切削屑収納部11
内の底面11aが切削屑排出口13側に行くに従って漸
次高くなる傾斜状態で切削屑を切削屑収納部11に収納
でき、収納時における蓋体2にかかる切削屑の荷重を軽
減できる。これにより、蓋体2を弱い力で開けることが
でき、蓋体2の開閉を容易に行うことができるととも
に、蓋体2の開閉に支障をきたすようなことを防止でき
る。
【0012】本願第4の発明においては、切削屑収納部
11に、切削屑排出口13と反対側の他側面側における
下部に穿設された切削油排出用孔14を備え、支持体3
における、切削油排出孔14の下方側に切削油受け部材
32を備える。こうすることにより、切削屑収納部11
に切削屑を収納後、切削屑収納部11内の底面11aが
切削屑排出口13側に行くに従って漸次高くなる傾斜状
態にし、あるいは、切削屑収納部11内の底面11aが
切削屑排出口13側に行くに従って漸次高くなる傾斜状
態にして切削屑収納部11に切削屑を収納するようにす
れば、切削屑収納部11内の切削屑に付着した切削油を
切削屑収納部11内の底面11aを切削油排出用孔14
に向かって流し、切削油受け部材32で受容できる。一
方、切削屑収納部11内の切削屑を切削屑排出口13か
ら出す際は、切削油排出用孔14及び切削油受け部材3
2を、切削屑排出口13と反対側の他側面側に設けてい
るため、切削屑が切削油受け部材32に入るようなこと
を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を基に本願発明の一実施
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明の一実施形
態の切削屑用ホッパーの概略を示す正面図である。
【0014】本願発明の切削屑用ホッパーは、ホッパー
本体1と、蓋体2と、ホッパー本体1を支持する支持体
3とを備えている。
【0015】支持体3は、図1、図2に示すように前部
と、後部とに互いに所定間隔だけ隔てて立設された二本
の支柱31、31を備えている。尚、この二本の支柱3
1、31の間隔は、特に限定されないが、トラック等が
入る程度の間隔にしておけば、後述するように支持した
ホッパー本体1の真下にトラック等を止めることができ
る点で好ましい。
【0016】又、支持体3には、切削油受け部材32を
備えている。この切削油受け部材32は、後述するホッ
パー本体1から流出する切削油を受けるためのもので、
図3に示すように支柱31、31の間隔と同程度の長さ
を有する長尺状のものからなり、内部に切削油受容部3
2aを備え、上面に全長に渡って切削油受容孔32bが
穿設されており、この切削油受容孔32bから切削油受
容部32aに切削油を受容するようになされている。そ
して、この切削油受け部材32は、支柱31、31の左
方側に、長手方向を前後方向に沿わすようにして支柱3
1、31に固定されている。又、この固定状態の切削油
受け部材32は、前方側から後方側にかけて漸次低くな
るようになされており、切削油受容部32aに入った切
削油が自然に後方側に流れ、切削油受容部32aの後方
側に接続されたホース32cから下方に流れるようにな
されている。
【0017】ホッパー本体1は、本実施形態では、左右
の長さが3000mm、前後の幅が1400mm、高さ
が2000mm程度の直方体形状を呈し、内部に切削屑
を収納し得る切削屑収納部11が備えられているが、こ
の切削屑収納部11の大きさは、適宜変更し得る。ホッ
パー本体1の上面及び右側面各々は、開口されており、
上面側が切削屑投入口12をなし、右側面側が切削屑排
出口13をなしている。又、切削屑収納部11の底面1
1aにおける左端には、前後方向に沿って複数の切削油
排出孔14が備えられている。これらの切削油排出孔1
4は、切削屑に付着した切削油を排出するためのもの
で、底面11aを切削屑収納部11内から外面にまで貫
通するように穿設されており、切削油が切削屑収納部1
1から外に流れ出るようになされている。
【0018】そして、このホッパー本体1は、支持体3
に所定高さ位置に回動自在に支持されている。詳しく
は、図2に示すようにホッパー本体1の前面と後面との
各々の略中央には、回動軸4a、4bの一端が固定され
ており、これらの回動軸4a、4bの他端が各支柱3
1、31に回動自在に取り付けられることにより、ホッ
パー本体1が下方側にトラックに荷台部を挿入し得る高
さ位置に支持されるとともに、回動軸4a、4bを軸に
して支持体3に対して上下方向に自在に回動できるよう
になされている。又、このホッパー本体1が支持体3に
対して回動することにより、ホッパー本体1における切
削屑収納部11の底面11aが切削屑排出口13側に行
くに従って漸次高くなる右上がりの傾斜状態から切削屑
排出口13側に行くに従って漸次低くなる右下がりの傾
斜状態となるまでの範囲を自在に変位する。
【0019】又、このホッパー本体1は、回動手段によ
り傾斜量調整可能に回動操作される。本実施形態におけ
る回動手段は、アーム5の揺動運動により行うようにし
ている。詳しくは、図2、図5に示すようにホッパー本
体1の前側面に固定した回動軸4aの下方にアーム5が
配位されている。このアーム5の上端は、支持体3に軸
54を介して回動自在に接続されているとともに、その
軸54にはアーム用ギア51が取り付けられている。
又、このアーム用ギア51は、回動軸4に固定された回
動用ギア41に歯合されており、回転伝達できるように
なされている。一方、アーム5の下端は、下方側に伸ば
され、駆動手段としてのシリンダー52のロッド52a
が回動自在に取り付けられている。そして、シリンダー
52の作動に伴いロッド52aがシリンダー本体52b
から突出するとアーム5が図5における反時計方向に回
動し、これに伴いアーム用ギア51が同方向に回動して
回動用ギア41を反対方向の時計方向に回動させる。こ
れにより、ホッパー本体1が支持体3に対して時計方向
に回動し、ホッパー本体1の右方側の切削屑排出口13
側が下方に下がり、切削屑収納部11の底面11aが切
削屑排出口13側に行くに従って漸次低くなる右下がり
の傾斜状態となる。又、その際、ロッド52aのシリン
ダー本体52bからの突出量を調整することにより、支
持体3に対するホッパー本体1の回動する量を調整で
き、傾斜量を適宜調整し得るようになされている。一
方、シリンダー本体52bから伸びたロッド52aがシ
リンダー本体52b内に戻り突出量が少なくなるに伴
い、上記と反対に、アーム5が図4の時計方向に回動
し、回動用ギア41を反時計方向に回動させ、これによ
り、ホッパー本体1の右方側の切削屑排出口13側が上
方に上がり、切削屑収納部11の底面11aが切削屑排
出口13側に行くに従って漸次高くなる右上がりの傾斜
状態となる。
【0020】蓋体2は、ホッパー本体1の切削屑排出口
13を開閉自在に覆うもので、本実施形態では、図4に
示すように蓋本体部21と、蓋本体部21の前後両端各
々から延設された前後一対の延設片22、22とを備え
ている。蓋本体部21は、ホッパー本体1の切削屑排出
口13と同程度の大きさに形成されており、切削屑排出
口13全体を覆えるようになされている。延設片22、
22各々は、下方側に行くに従い漸次幅広くなった扇形
を呈している。又、二つの延設片22、22の外側面同
士の間隔が、ホッパー本体1の前後両側面の内側面同士
の間隔と同程度とされ、図2に示すようにホッパー本体
1の切削屑収納部11に入り込むようになされている。
更に、これらの延設片22、22の上部には、各々、軸
ピン23の一端が固定され、軸ピン23の他端が外側に
突設されている。そして、この蓋体2は、両延設片2
2、22各々の軸ピン23、23がホッパー本体1の前
後両側面各々における右端上部に回動自在に取付けられ
ることにより、蓋体2がホッパー本体1に吊り下げられ
た状態で接続されている。従って、蓋体2は、常時蓋体
2自身の自重だけが下方向にかかった状態になってお
り、蓋本体部21が略上下方向に伸びた状態で配位され
ている。
【0021】次に、この切削屑用ホッパーの使用方法に
ついて説明する。切削屑を収納する場合は、ロッド52
aがシリンダー本体52b内に完全に戻った状態にし、
図1に示すようにホッパー本体1の切削屑収納部11の
底面11aが切削屑排出口13側に行くに従って漸次高
くなる右上がりの傾斜状態にしておく。この状態では、
蓋体2がホッパー本体1の切削屑収納部11を閉めた状
態となり、又、ホッパー本体1における左端側の切削油
排出孔14が、切削油受け部材32の切削油受容孔32
bの上方側に配位されている。そして、この状態から切
削屑を収納していく。収納した切削屑には切削加工する
際に使用した切削油が付着しているために切削屑収納部
11の底面11aに落ちるが、切削屑収納部11の底面
11aが右上がりの傾斜状態になっているため、底面1
1aに落ちた切削油が下方側となる左端側の切削油排出
孔14に底面11aを伝って流れ、切削油排出孔14か
ら切削油受け部材32の切削油受容部32aに、切削油
受容孔32bを介して入り、その後、切削油受容部32
aの切削油は、ホース32cから下方に流れ、ホース3
2cの下端に接続した缶等に溜められる。又、ホッパー
本体1が右上がりの傾斜状態になっているため、蓋体2
には、切削屑収納部11に収納した切削屑による力があ
まりかからず、上記実施形態のように単に蓋体2を吊り
下げていても収納した切削屑によって開いてしまうよう
なことがない。従って、蓋体2を閉めた状態で係止して
おかなくても単に吊り下げておけば良く、装置を簡素化
でき、低コストで製作できるものとなる。
【0022】切削屑収納部11に溜まった切削屑を、ト
ラック等に出す場合は、シリンダー52を作動させ、シ
リンダー本体52bからロッド52aを所定量だけ突出
させる。これにより、ホッパー本体1が支持体3に対し
て回動し、ホッパー本体1の切削屑収納部11の底面1
1aが切削屑排出口13側に行くに従って漸次低くなる
右下がりの傾斜状態となっていく。又、ホッパー本体1
が回動していくと、蓋体2は、軸ピン23に吊り下げら
れて蓋体2自重の重量だけが下方向にかかっているた
め、蓋体2は、ホッパー本体1に対して回動し、蓋本体
部21が略上下方向に伸びた状態を変えず、その結果、
切削屑排出口13がホッパー本体1の回動に伴い徐々に
開いていく。そして、ホッパー本体1が右下がりの傾斜
状態になっていくと切削屑収納部11の切削屑が切削屑
排出口13から外に流れ出る。その際、ホッパー本体1
の傾斜を調整することにより、切削屑排出口13から出
る切削屑の量を調整することができる。又、切削屑が、
切削屑収納部11内で、切削屑収納部11の内側面を押
圧した平衡状態となって切削屑排出口13から出難い場
合でも、ホッパー本体1の傾斜量の調整によって傾斜量
を多くすれば良く、容易に切削屑排出口13から出すこ
とができる。又、切削屑が切削屑排出口13から外に出
る際には、蓋体2の延設片22、22が切削屑排出口1
3と蓋本体部21との間における前後両側方を覆ってい
るため、切削屑が側方に飛び散るようなことがなく、常
時下方に落とすことができる。一方、切削油受け部材3
2を切削屑排出口13と反対側に配設しているため、切
削屑が切削油受け部材32の切削油受容孔32bから入
るようなことを防止でき、常時円滑に切削油を流すこと
ができる。
【0023】以上のように構成することにより、ホッパ
ー本体1を直方体状に形成して円滑に切削屑を出すこと
ができ、底面を傾斜させた従来のものに比し、高さを低
くして同容積のものを製作でき、コンパクトなものにで
きる。
【0024】尚、ホッパー本体1を支持体3に対して回
動させる回動手段は、上記実施形態で説明したものに限
らず、ホッパー本体1の左又は右部に、電気式又は油圧
式のシリンダー等の駆動手段を取付け、ホッパー本体1
の左又は右部を上下移動させることにより、回動させる
ようにしても良い。例えば図6(A) に示すようにシリン
ダー6のシリンダー本体61の基端を、支持体3に回動
自在に取付け、シリンダー6のロッド62の先端をホッ
パー本体1の左部側の側面に回動自在に取付けたものと
し、そして、図6(B) に示すようにシリンダー6のロッ
ド62を駆動装置(図示せず)によってシリンダー本体
61から突出させることによりホッパー本体1を、ホッ
パー本体1の切削屑収納部11の底面11aが切削屑排
出口13側に行くに従って漸次低くなる、図の時計方向
に回動させ、その突出させたロッド62を元に戻すこと
によりホッパー本体1を、図6(A) に示す元の状態に戻
すようにしても良い。更には、ホッパー本体1にモータ
を、ギヤーを介して接続し、モータの回転力によってホ
ッパー本体1を回動させるようにしても良く、適宜変更
し得る。
【0025】又、ホッパー本体1を支持体3に対して回
動させる範囲は、特に限定されず、切削屑収納部11内
の切削屑が、切削屑排出口13側に流れ得る程度まで回
動させれば良く、例えば切削屑収納部11に収納する切
削屑の量が多い場合は、切削屑収納部11内で切削屑が
切削屑収納部11の内面全体に大きな力をかけて平衡状
態になっているため、ホッパー本体1の底面の傾斜角が
大きくなる位置まで回動させ、一方、切削屑収納部11
に収納する切削屑の量が少ない場合は、ホッパー本体1
の底面の傾斜角が小さくなる位置で止めるようにすれば
良く、切削屑収納部11に収納する切削屑の量等に応じ
て適宜変更できる。更に、ホッパー本体1を支持体3に
対して回動させる範囲は、例えば図7に示すように切削
屑排出口13を上面に設けておき、モータ等の駆動手段
によって切削屑排出口13が真上を向いた状態から下方
側を向く90°以上回動させるようにしても実施し得
る。こうすることにより、切削屑排出口13を切削屑投
入口としても機能させることができ、上記実施形態のよ
うに切削屑排出口13と切削屑投入口とを別途に各々設
けなくても良く、又、切削屑排出口13が真上を向いて
いるため、蓋体を設ける必要もないものにできる。ただ
し、この図7に示すようにした場合は、上記実施形態の
場合に比し、ホッパー本体1の回動量を多くしなければ
ならず、装置が複雑化するとともに、ホッパー本体1を
回動させる場所を広く確保しておかなけらばならない点
で不利である。
【0026】また、本実施形態では、蓋体2を、単にホ
ッパー本体1に吊下げるようにして蓋体2の自重によっ
てホッパー本体1が支柱31、31に対して回動するに
伴って蓋体2がホッパー本体1に対して回動するように
し、これにより、蓋体2を開けるようにしているが、こ
の形態のものに限らず、可動手段によってホッパー本体
1に対して回動に合わせて蓋体2を強制的にホッパー本
体1と反対方向に回動させるようにしても良い。例えば
図8(A) に示すように支柱31から延設したアーム支持
部33と、切削屑排出口13を閉じた状態の蓋体2と
に、棒状のアーム34の両端各々を軸支しておく。そし
て、この状態から、図8(B) に示すようにホッパー本体
1を支柱31、31に対して図の時計方向に回動させ、
ホッパー本体1の切削屑収納部11の底面11aが切削
屑排出口13側に行くに従って漸次低くなるようにして
いくと、蓋体2がホッパー本体1の回動に伴って下方に
移動していく。そして、その下方側への移動に際し、蓋
体2は、アーム34の上端を軸支した蓋体2における蓋
体軸支部34aがアーム34の下端を軸支したアーム支
持部33における支柱軸支部34bを軸にして回動し、
又、その回動に伴いホッパー本体1と蓋体2とを軸支し
た軸ピン23を軸にホッパー本体1に対してホッパー本
体1と反対方向の反時計方向に回動する。これにより、
上記のホッパー本体1の回動に伴って蓋体2が徐々に切
削屑排出口13を開口していく。このようにすれば、先
の実施形態のように蓋体2の自重によって開口していく
場合に比し、開口量を多くできるという利点を有する。
尚、この図8(A)(B)のようにアーム34を利用してホッ
パー本体1に対して蓋体2を回動させる場合、アーム3
4を棒状のものに代え、伸縮するシリンダーを使用する
こともでき、ホッパー本体1の回動に合わせてロッドを
伸ばすようにすれば、より開口量を多くできる。
【0027】更に、蓋体2の開閉機構は、ホッパー本体
1に対して蓋体2を回動させることにより行う形態のも
の限らず、例えば従来のように蓋体2をホッパー本体1
に上下移動可能に取り付けるようにしても良い。この場
合においても、ホッパー本体1が右上がりの傾斜状態に
して切削屑収納部11に切削屑を収納できるため、蓋体
2には、収納した切削屑による力があまりかからず、蓋
体2の上下移動操作を常時円滑に行うことができるとと
もに、蓋体2の上下移動機構に支障をきたすようなこと
も防止できる。
【0028】又、切削屑収納部11の切削油排出孔14
の形状等は特に限定されず、大きさについても、切削屑
収納部11に投入する切削屑が出ない程度の大きさであ
れば良く、適宜変更し得る。又、個数についても限定さ
れず、例えば図9(A) に示すように切削屑収納部11の
底面11aの左端における1箇所を右方側に突出させ、
その部分に一つだけ切削油排出孔14を設けるようにし
ても良く、このようにしておけば、図9(B) に示すよう
にホッパー本体1が右上がりの傾斜状態になると底面1
1aを左方側に流れてきた切削油が全て切削油排出孔1
4に集まり、切削油排出孔14から出すことができる。
従って、この場合は、切削油受け部材32も、一つの切
削油排出孔14を受けることのできる形状であれば良
く、上記実施形態のように長尺状に形成しなくて済み、
簡素化できる。
【0029】
【発明の効果】以上、本願第1の発明は、ホッパー本体
を適宜回動させることにより、切削屑収納部内で切削屑
が切削屑収納部の内面全体に力をかけた平衡状態になっ
ている場合でも、容易に切削屑排出口側に流すことがで
き、切削屑排出口からホッパー本体1外に流し出すこと
ができる。又、ホッパー本体を回動させれば良いため、
従来のように底面を予め傾斜させておかなくてもホッパ
ー本体1を直方体のものから構成でき、底面を予め傾斜
させて形成した従来のものに比し、高さを低くして同容
積のものを形成できる。これにより、装置全体をコンパ
クトなものにできる。
【0030】本願第2の発明は、切削屑収納部内で切削
屑が切削屑収納部の内面全体に力をかけた平衡状態にな
っている場合でも、容易に切削屑排出口側に流すことが
でき、切削屑排出口からホッパー本体1外に流し出すこ
とができる。又、ホッパー本体1を回動させれば良いた
め、従来のように底面を予め傾斜させておかなくてもホ
ッパー本体を直方体のものから構成でき、底面を予め傾
斜させて形成した従来のものに比し、高さを低くして同
容積のものを形成できる。しかも、その際、切削屑収納
部の一側面に切削屑排出口を備えているため、ホッパー
本体を少量回動させれば良く、装置を簡素化でき、経済
的なものにできる。
【0031】本願第3の発明は、切削屑収納部内の底面
が切削屑排出口側に行くに従って漸次高くなる傾斜状態
で切削屑を切削屑収納部に収納でき、収納時における蓋
体にかかる切削屑の荷重を軽減できる。これにより、蓋
体を弱い力で容易に開けることができるともに、蓋体の
開閉操作に支障をきたすようなことを防止できる。
【0032】本願第4の発明は、切削屑収納部に切削屑
を収納後、切削屑収納部内の底面が切削屑排出口側に行
くに従って漸次高くなる傾斜状態にし、あるいは、切削
屑収納部内の底面が切削屑排出口側に行くに従って漸次
高くなる傾斜状態にして切削屑収納部に切削屑を収納す
るようにすれば、切削屑収納部内の切削屑に付着した切
削油を切削屑収納部内の底面を切削油排出用孔に向かっ
て流すことができ、切削油受け部材で受容できる。一
方、切削屑収納部内の切削屑を切削屑排出口から出す際
は、切削油排出用孔及び切削油受け部材を、切削屑排出
口と反対側の他側面側に設けているため、切削屑が切削
油受け部材に入るようなことを防止できる。これによ
り、切削油受け部材に入った切削油を常時円滑に切削油
受け部材内を流すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態の切削屑用ホッパーの正
面図である。
【図2】本願発明の一実施形態の切削屑用ホッパーの右
側面である。
【図3】本願発明の一実施形態の切削屑用ホッパーの左
側面である。
【図4】蓋体の斜視図である。
【図5】ホッパー本体を回動させて切削屑収納部の底面
を切削屑排出口側に行くに従って漸次低くし切削屑を外
に流し出す際の説明図である。
【図6】他の実施形態に係り、(A) は、切削屑収納部の
底面を切削屑排出口側に行くに従って漸次高くした状態
の正面図、(B) は、(A) の状態からホッパー本体を回動
させて切削屑収納部の底面を切削屑排出口側に行くに従
って漸次低くした状態の正面図である。
【図7】更に他の実施形態の正面図である。
【図8】蓋体における開閉機構の他の実施形態に係り、
(A) は、切削屑収納部の底面を切削屑排出口側に行くに
従って漸次高くして蓋体を閉めた状態の正面図、(B)
は、(A) の状態からホッパー本体を回動させて切削屑収
納部の底面を切削屑排出口側に行くに従って漸次低くし
て蓋体を開けた状態の正面図である。
【図9】切削油排出用孔の他の実施形態に係り、(A)
は、ホッパー本体の平面図、(B)は、IX−IX線断面図で
ある。
【図10】従来例の断面説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパー本体 2 蓋体 3 支持体 4a、4b 回動軸 11 切削屑収納部 12 切削屑投入口 13 切削屑排出口 14 切削油排出孔 22 延設片 32 切削油受け部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパー本体(1) と、ホッパー本体(1) を
    支持する支持体(3) とを備え、 ホッパー本体(1) の内部には、金属製の切削屑を収納し
    得る切削屑収納部(11)が備えられ、切削屑収納部(11)に
    は、切削屑収納部(11)内の切削屑を排出するための切削
    屑排出口(13)が備えられ、 このホッパー本体(1) が、支持体(3) に上下方向に回動
    自在に支持されることにより、切削屑収納部(11)内の切
    削屑がホッパー本体(1) の回動に伴って切削屑排出口(1
    3)側に流れて切削屑排出口(13)からホッパー本体(1) の
    外に流れ出るようになされたものであることを特徴とす
    る切削屑用ホッパー。
  2. 【請求項2】ホッパー本体(1) と、蓋体(2) と、ホッパ
    ー本体(1) を支持する支持体(3) とを備え、 ホッパー本体(1) の内部には、金属製の切削屑を収納し
    得る切削屑収納部(11)が備えられ、切削屑収納部(11)の
    上面側には、切削屑を投入するための切削屑投入口(13)
    が備えられ、切削屑収納部(11)の一側面には、切削屑収
    納部(11)内の切削屑を排出するための切削屑排出口(13)
    が備えられ、 このホッパー本体(1) が、支持体(3) に上下方向に回動
    自在に支持されることにより、切削屑収納部(11)内の底
    面(11a) が切削屑排出口(13)側に行くに従って漸次低く
    なるように傾斜可能とされ、この切削屑収納部(11)内の
    底面(11a) の傾斜に伴って切削屑収納部(11)内の切削屑
    が切削屑排出口(13)側に流れ得るようになされ、 蓋体(2) が、ホッパー本体(1) の切削屑排出口(13)を開
    閉可能に覆うものであり、この蓋体(2) が、切削屑排出
    口(13)を開放することにより、切削屑排出口(13)に向か
    って流れてきた切削屑収納部(11)内の切削屑が切削屑排
    出口(13)からホッパー本体(1) の外に流れ出るようにな
    されたものであることを特徴とする切削屑用ホッパー。
  3. 【請求項3】ホッパー本体(1) は、切削屑収納部(11)内
    の底面(11a) が切削屑排出口(13)側に行くに従って漸次
    高くなる傾斜状態から切削屑排出口(13)側に行くに従っ
    て漸次低くなる傾斜状態となるまでの範囲を自在に変位
    しうるように支持体(3) に上下方向に回動自在に支持さ
    れたものであり、切削屑収納部(11)内の底面(11a) が切
    削屑排出口(13)側に行くに従って漸次高くなる傾斜状態
    で切削屑を切削屑収納部(11)に収納し得るようになされ
    たものであることを特徴とする請求項2記載の切削屑用
    ホッパー。
  4. 【請求項4】切削屑収納部(11)が、切削屑排出口(13)と
    反対側の他側面側おける下部に穿設された切削油排出用
    孔(14)を備え、 切削屑収納部(11)内の底面(11a) が切削屑排出口(13)側
    に行くに従って漸次高くなる傾斜状態とされることによ
    り、切削屑収納部(11)内の切削屑に付着した切削油が切
    削屑収納部(11)内の底面(11a) を切削油排出用孔(14)に
    向かって流れるようになされ、 支持体(3) が、切削油受け部材(32)を備え、この切削油
    受け部材(32)がホッパー本体(1) の切削油排出孔(14)の
    下方側に配位されることにより、切削油排出孔(14)から
    出てきた切削油を受容可能とされたものであることを特
    徴とする請求項3に記載の切削屑用ホッパー。
JP16852296A 1996-06-07 1996-06-07 切削屑用ホッパー Pending JPH09323832A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003510232A (ja) * 1999-09-28 2003-03-18 イ.エンメ.ア.インドウストリア マッキーネ アウトマティケ ソチエタ ペル アツィオニ 粒状又は粉状、及び液状材料の処理のためのスキップの動きを制御するための装置
CN109622164A (zh) * 2018-11-27 2019-04-16 安徽正峰日化有限公司 一种蚊香生产废料处理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003510232A (ja) * 1999-09-28 2003-03-18 イ.エンメ.ア.インドウストリア マッキーネ アウトマティケ ソチエタ ペル アツィオニ 粒状又は粉状、及び液状材料の処理のためのスキップの動きを制御するための装置
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