JPH0220563A - 重合体組成物 - Google Patents

重合体組成物

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Publication number
JPH0220563A
JPH0220563A JP16934588A JP16934588A JPH0220563A JP H0220563 A JPH0220563 A JP H0220563A JP 16934588 A JP16934588 A JP 16934588A JP 16934588 A JP16934588 A JP 16934588A JP H0220563 A JPH0220563 A JP H0220563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
double bond
molecular weight
processability
monomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16934588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okamoto
弘 岡本
Shinji Inagaki
稲垣 慎二
Eisuke Yamada
英介 山田
Junji Furukawa
古川 淳二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0220563A publication Critical patent/JPH0220563A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は重合体組成物に関するものであり、自動車部品
、工業用部品等のゴム部品に広く使用される。
b、従来の技術 従来、ゴム加硫物とくにシリカ配合系においてシランカ
ップリング剤を配合し、加硫物の特性を改良する方法が
知られているが、その効果は大きなものとは言えない。
また特公昭55−27572号公報では、例えばスチレ
ンテロマーをジエン系ゴムに配合することにより加工性
、加硫特性が向上することが提案されている。このテロ
マーは、機械的操作または加熱により容易に末端のハロ
ゲンが脱離または脱ハロゲン化水素反応が起こり、ラジ
カルが生成してゴム中の二重結合への付加反応ならびに
水素引抜き反応が起こり、上述の効果が発現することが
開示されているが、その効果はいまだ十分と言えず、さ
らに改良が望まれていた。
C6発明が解決しようとする問題点 加工性、加硫特性の双方を改良する満足な方法はいまだ
知られていない。可塑剤、軟化剤等を用いると加工性は
改良されるが、加硫特性は低下する。前述のように、特
公昭55−27572号公報によると加工性、加硫特性
が改良されるがいまだ十分とは言えない。本発明は、加
工性、加硫特性双方の改良を意図したものである。
d0問題を解決しようとする手段 本発明は、炭素−炭素二重結合と反応する官能基、具体
的には塩素などのハロゲン基を有し、かつシリカ等のフ
ィラーと反応し得る、あるいは自己架橋し得るアルコキ
シシリル基を同一分子中に有する分子量が500〜20
000にコントロールされた重合体(I)をジエン系ゴ
ムに配合することにより、上述の問題点を解決しようと
するものである。
さらに詳述すると、重合体(I)は連鎖移動定数の比較
的高い活性溶媒中で、一般のラジカル重合と同じ触媒を
用いてエチレン系不飽和モノマーまたはジエン系不飽和
モノマーとアルコキシシリル基含有モノマーを重合させ
るテロメリ化反応によって簡単に得られる。
例えば、スチレンとトリメトキシシリルプロピルメタア
クリレートと四塩化炭素のテロメリ化反応は次式で示さ
れる。
ここで、分子量はスチレン、トリメトキシシリルプロピ
ルメタアクリレートと四塩化炭素の仕込モル比、反応温
度、圧力、触媒濃度などの反応条件を調節すれば自由に
コントロール可能である。
触媒としては、例えば過酸化ベンゾイル、ジブチルペル
オキシド、クメンハイドロペルオキシドなどの有機過酸
化物、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物な
どが用いられる。
連鎖移動定数の高い活性溶媒としては、四塩化炭素の他
に四臭化炭素、四ヨウ化炭素が用いられる。エチレン系
不飽和モノマーとしては、スチレン、メタスチレン、ビ
ニルクロリド、ビニリデンクロリド、酢酸ビニル、エチ
レン、プロピレン、ブテンヘキセン、メチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアク
リレート、メトキシエチルアクリレートなどが用いられ
る。ジエン系不飽和モノマーとしては、ブタジェン、イ
ソプレン、クロロプレン、1.4−ヘキサジエンなどが
用いられる。アルコキシシリル基を含有するモノマーと
しては、トリメトキシシリルプロピルアクリレート、ト
リメトキシシリルプロピルメタクリレート、トリエトキ
シシリルプロピルアクリレート、トリエトキシシリルプ
ロビルメタクリレート、トリメトキシシリルエチルアク
リレート、トリメトキシシリルエチルメタクリレートな
どが用いられる。重合体(I)の分子量は500〜20
000が望ましい。500未満では加硫特性の改良が不
十分であり、20000を超えると加工性が低下する。
分子量は、使用するモノマーと四塩化炭素などの高活性
溶媒のモル比を変えることにより自由にコントロールで
きる。
またポリマー中のアルコキシシリル基の量は、エチレン
系あるいは/またはジエン系モノマーとアルコキシシリ
ル基含有モノマーのモル比を変えることにより自由にコ
ントロール可能である。
使用される炭素−炭素二重結合を有する高分子重合体(
II)としては、5BRSNBR,クロロプレンゴム、
イソプレンゴム、EPDMなどが挙げられる。重合体(
I)の添加量は、高分子重合体(n)100重量部に対
して1〜60重量部であり、加硫物性の面からみて好ま
しくは3〜20重量部である。1重量部より少ないと加
工性改良効果は小さく、60重量部を超えると加硫物性
が低下する。
e、実施例 次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1 重合体(I)の合成: 温度計、還流冷却器、窒素ガス導入管、撹拌器をとりつ
けた四つロセパラブルフラスコに、62゜4g (0,
6モル)のスチレン、2. 5g (0゜01モル)の
トリメトキシシリルプロピルメタクリレート、462g
 (3モル)の四塩化炭素、開始剤としてα、α′ −
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を3.36g
 (0,024モル)添加し、78℃で10時間反応さ
せた。
反応終了後、内容物をロータリーエバポレーターで濃縮
し、ドライボックスの中でメタノールに沈澱させ、ろ過
し、デシケータ−中で1日乾燥させ、さらに40〜50
℃で1日真空乾燥させた。
白色粉末(I)44.4gを得た(収率68.3%)。
GPCから分子量を測定した結果、数平均分子量(Mn
)は2080、融点は75〜81℃であった。また、灰
化後の残留5i02量から求めたSL含有率は0.74
%であった。
加硫物性試験: 6インチロールにより、ロール温度50℃で表1に示す
配合表に従って配合し、135℃で5分間プレス加硫を
行なった。物性試験はJIS規格に従って測定した。結
果を表2にまとめた。
表1配合表 以下余白 実施例2〜3 実施例1のスチレンの一部を、それぞれブチルアクリレ
ート、クロロプレンに置換えて重合した結果を実施例2
.3として表2にまとめた。
実施例4 実施例1において、表1の配合のシリカを除いて、配合
した結果を表2にまとめた。
実施例5 実施例1において、表1の配合のNBRのかわりにSB
Rを用いて配合した結果を表2にまとめた。
比較例1 実施例1において、重合体(I)無添加とする以外、実
施例1と同様に配合した結果を表2にまとめた。重合体
(I)を配合することにより物性が大巾に改良され、加
工性も良くなることがわかる。
比較例2 実施例1において、重合体(I)に含まれるトリメトキ
シシリル基を除いた重合体を用いて配合した結果を表2
にまとめた。トリメトキシシリル基を含まない場合は、
加硫物性の改良効果が小さいことがわかる。
比較例3.4 実施例1において、重合体(I)の分子量が500未満
の場合、20000を超える場合の配合例を表2にまと
めた。分子量が500未満の場合、物性改良効果が小さ
く、分子量が20,000を超えると加工性が著しく低
下することがわかる。
(分子量測定法) 分子量は、H8LC−0141〜6/MLC−〇〇3型
高速液体クロマトグラフ(アトー■製)に5hodex
  GPCA3025  N(L30933、A302
  No、10415高性能液体クロマトグラフ用充填
カラム(昭和電工■製)、ミツミ科学機器5F−110
7示差屈折モニターを用いて、分子量既知の標準ポリス
チレン(Mn=1700.9000.4000.800
.500)の流出時間から検量線を作り、未知試料の流
出時間を測定し求めた。
以下余白 f2発明の効果 本発明の重合体組成物は、加工性および加硫特性に優れ
ており、この特性を生かして自動車部品、工業用部品等
のゴム部品として広く用いることができる。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素−炭素二重結合と反応可能な官能基とアルコ
    キシシリル基を含有する分子量500〜20000の重
    合体( I )を炭素−炭素二重結合を含有する高分子重
    合体に配合してなる重合体組成物。
JP16934588A 1988-07-07 1988-07-07 重合体組成物 Pending JPH0220563A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16934588A JPH0220563A (ja) 1988-07-07 1988-07-07 重合体組成物

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JP16934588A JPH0220563A (ja) 1988-07-07 1988-07-07 重合体組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0220563A true JPH0220563A (ja) 1990-01-24

Family

ID=15884842

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16934588A Pending JPH0220563A (ja) 1988-07-07 1988-07-07 重合体組成物

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JP (1) JPH0220563A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130296475A1 (en) * 2010-12-20 2013-11-07 Michelin Recherche Et Technique S.A. Rubber composition including a functionalized thermoplastic polymer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130296475A1 (en) * 2010-12-20 2013-11-07 Michelin Recherche Et Technique S.A. Rubber composition including a functionalized thermoplastic polymer
JP2014501822A (ja) * 2010-12-20 2014-01-23 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 官能化熱可塑性ポリマーを含むゴム組成物
US9156968B2 (en) * 2010-12-20 2015-10-13 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Rubber composition including a functionalized thermoplastic polymer

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