JPH02205577A - ブロッコリーの収容方法並びにその収容箱 - Google Patents

ブロッコリーの収容方法並びにその収容箱

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JPH02205577A
JPH02205577A JP1859089A JP1859089A JPH02205577A JP H02205577 A JPH02205577 A JP H02205577A JP 1859089 A JP1859089 A JP 1859089A JP 1859089 A JP1859089 A JP 1859089A JP H02205577 A JPH02205577 A JP H02205577A
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正 田端
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ONISHI KORUKU KOGYOSHO KK
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブロッコリーを単に押し込むだけで箱中で移
動して浮き上がったりすることなく、花蕾部を並べた状
態で保持して見た目に美しく固定でき、且つ収容時の押
し込み作業が容易なブロッコリーの収容方法並びにその
収容箱に関する。
〔従来の技術〕
従来、ブロッコリーを収容する収容方法並びにその容器
としては、例えば実開昭63−158878号公報で開
示されているブロッコリー出荷用ケースで代表されるも
のがある。このブロッコリー出荷用ケースは該出願でも
開示されている如く、収容箱の底面にブロッコリーの茎
部を位置決めして収容する為の複数の位置決め用凹部が
設けられており、収容すべきブロッコリーの茎部下端を
この凹部に嵌合して位置固定した状態で該ケースを積み
上げたり、又は輸送、保管等していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこのようなブロッコリー出荷用ケースにあっては
、まずケースにブロッコリーを収容する為に各作業者は
ブロッコリーの茎部下端を前記位置決め用凹部に嵌合し
た状態でケースに収容しなければならないわけであるが
、通常、該ケースにブロッコリーを収容するには、ブロ
ッコリーの花蕾部をやや圧縮した状態、例えば10%〜
20%程度その花蕾部を圧縮して収容するとともに、茎
部下端を前記位置決め用凹部に入れなければならない。
このために花蕾部を圧縮した状態でケースへ密に入れる
ことの作業に手間がかかり、迅速を必要とするこれらの
作業を遅くするばかりでなく、茎部下端を上方から見え
にくいケース底面の位置決め用凹部に嵌合しなければな
らず、実際の現場では、単に花蕾部を圧縮した状態でそ
れぞれ収容するにすぎない状況で、茎部下端が前記位置
決め用凹部に嵌合せず、又嵌合が不完全な状態で収容し
たままで、該ケースを取り扱ったり、又輸送等しなけれ
ばならず、このときケース中のブロッコリーとりわけケ
ースの側壁と密接していない中間部分のブロッコリーが
振動により上方へ浮き上がり、又この浮き上がりによっ
て、その横に隣接する他のブロッコリーが同様に浮き上
がったり、倒れたりしてケース内における整列した状態
でプロッコリーの収容並びに保持が困難となっていた。
このようなブロッコリーを出荷用ケースに収容する際に
収容作業が容易で、しかも収容した後ブロッコリーの保
持がより完全化し、容器中に収容したぶの花蕾部が見た
目に美しく、市場での商品価値を高く保つブロッコリー
収容方法並びにその収容箱の出現が望まれている。本発
明は、このような状況に鑑み、構造簡単でしかも収容作
業が能率よくできるばかりでなく、収容した後のブロッ
コリーの保持がより完全化し商品価値の高いものを提供
せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記本発明の目的は、平面四角形状の収容部を有する発
泡合成樹脂製容器本体の前記収容部に、高さ並びに花蕾
部の大きさが比較的近像したブロッコリーの花蕾部をや
や圧縮した状態で前記収容部の側壁一辺に対し平行に該
ブロッコリーを収容したときに前記容器本体の側壁とブ
ロッコリーが圧縮状態で直接接触していないブロッコリ
ーの列の茎部側面に接する位置に、収容すべきブロッコ
リーの花蕾部下端から茎部下端までの長さよりもその高
さが低く且つ弾性変形可能な支持板を単又は複数枚固定
立設し、次いで前記ブロッコリーを側壁一辺に対し平行
で且つ花蕾部をやや圧縮した状態で並列させて収容する
とともに収容部の側壁に花蕾部が圧縮した状態で直接接
触していないブロッコリーを含む列のブロッコリー茎部
を前記支持板側面に単に当接又は圧接させ、且つ花蕾部
を支持板上に位置して収容してなることを特徴とするブ
ロッコリーの収容方法によって解決されるわけであり、
又、この収容方法には支持板として花蕾部下端から茎部
下端までの長さよりも低く、且つ上端が枝部に当接する
高さで、ブロッコリーを収容部に収容した状態では枝部
が支持板上端に当接支持されてなる状態で収容すること
で、又、支持板両側の脚部を収容部底面の係合孔に係止
して収容部両側を収容部に保持し中間部分を変形自由に
した状態でブロッコリーの茎部を支持板に当接して収容
することで、更にはブロッコリー支持板の変形度とブロ
ッコリーの横断面変偏な楕円状茎部の長径並びに短径部
分の長短差を用いることで、ブロッコリーの収容位置の
調整を行って、整列した状態で箱に収容することができ
るのである。とりわけ、支持板を容器本体の収容部側壁
一辺から1600111〜190■の位置、好ましくは
、170 mm〜180mIIlの位置、特に望ましい
のは175 amの位置に固定立設することによって、
ブロッコリーの大きさが異なり、市場でS、M、Lとい
ったグレードで容器中に納めるブロッコリーの数が異な
るばあいでも共通性のある支持板の立設位置とすること
ができる。
そして、このような収容方法に用いられるブロッコリー
の収容箱は、平面視四角形状の収容部を有する発泡合成
樹脂製容器本体と;前記容器本体の収容部における側壁
の一辺と平行に配することのできる中並びにブロッコリ
ーの花蕾部下端から茎部下端までの長さよりも低い高さ
を有するとともに脚部と係合孔による係合関係で収容部
内に固定立役でき且つ弾性変形可能な素材で作られ、ブ
ロッコリーの茎部側面を支持する支持板と;で構成され
、又この収容箱は、更に詳しくは、収容部の側壁一辺に
対し平行に配した状態で側壁一辺と直交する両側壁内面
間の距離の長さをほぼ有する紙製短冊状板材で、両側部
下端に切り込みを設けて両側端下側に脚部を設けるとと
もに収容部の側壁一辺と直交する側壁下端と収容部底面
との直角隅部に傾斜壁面を作り、この壁面に前記脚部と
係合しうる係合孔を作り、この係合孔に脚部を嵌合係止
して支持板両側を収容部底面に固定立設し、脚部間を折
曲変形可能な状態としてなるものが採用されたりするの
である。
〔作 用〕
以上の如く、本発明にかかるブロッコリーの収容方法は
、その収容箱が前記の如く収容部の側壁一辺と平行に配
することのできる幅並びにブロッコリーの花蕾部下端か
ら茎部下端までの長さよりも低い高さを有するとともに
、脚部と係合孔にょる係合関係で収容部内に固定立設で
き且つ弾性変形可能な素材で作られ、ブロッコリーの茎
部側面を支持する支持板と前記発泡合成樹脂製容器本体
とでなるとともに、各ブロッコリーは収容部側壁一辺か
らそれぞれ花蕾部を圧縮した状態で並列収容しておき、
容器本体の側壁と接していない浮き上がり可能で、その
花蕾部周辺が他の花蕾部によって支持されてなるブロッ
コリーの茎部に対し、この支持板が茎部の長径又は短径
部分と密に接触させることで容器本体内にブロッコリー
を受は入れ支持することができるのである。該ブロッコ
リーの花蕾部を圧縮した状態で容器本体内に収容するこ
とは従来のブロッコリーの収容と同様で、花蕾部を単に
少し圧縮した状態で箱内に整列収容させていけばよいわ
けであり、その茎部は容器本体底部の凹部等に、わざわ
ざ嵌入する必要はなく、単に浮き上がり可能な部分の茎
部長径側面、又は茎部短径側面を弾性変形可能な支持板
と当接や変形をさせながら又は茎部を回転させて茎部側
の当接面を適宜選択して、圧入するだけでブロッコリー
を容器本体に整列した並列状態で、しかもその茎部を支
持板で支持して収容できるうえに該容器本体を輸送や取
扱途上等で振動を与えても支持板は茎部に直接接してこ
れを保持しているので花蕾部が上方へ浮き上がることを
防止し、単に収容時の収容作業が容易であるばかりでな
く、収容箱内における保持を確実化するのである。
〔発明の詳説〕
次に本発明の詳細を図示した収容箱の例をもとにして説
明する。即ち、第1図は各種ブロッコリーを本発明にか
かる収容箱に収容した状態の平面を説明した図面である
。第1図Aは、収容箱lにブロッコリー2を6個並列状
態で収容したものであり、この収容状態においては各ブ
ロッコリー2を単に容器本体3に対し第2図で示す如き
ブロッコリー2の花蕾部4をやや圧縮した状態で挿入し
ていけば、その茎部5が容器本体3に固定されていなく
ても、花蕾部4外周が収容部6の側壁7に密に接して抜
は出ることが互の摩擦抵抗で防止される。従って、Aの
状態においては、ブロッコリー2の茎部5を特別に支持
しなくとも収容された位置にブロッコリー2を保持する
ことが可能であるが、この状態で本発明における後述の
支持板を用いればその保持がより完全化できる。Bは更
に容器本体3に9個のブロッコリー2をその花蕾部4が
圧縮した状態で収容したものであり、この状態において
は図中aとして示すブロッコリーは、その花蕾部4外周
が他のブロッコリー2の花蕾部4によって単に支持され
ただけであり、茎部5は容器本体3内で遊動状態である
。その為、このBの収容方法、そして同様なCで示す収
容方法では、図中aで示すブロッコリー2が輸送途上、
振動や衝撃が与えられると、これらのブロッコリー2が
他のブロッコリー2の花蕾部4との接触から離脱して上
方へ浮き上がることがあり、1つが浮き上がるとそれに
隣接する他のブロッコリーが浮き上がった後遊動したり
、倒れてブロッコリ−2全体の配列、即ち初期の収容状
態が維持できなくなるわけである。これらのことは、他
の第1図り、 Eの収容方法においても同様であり、そ
れぞれ側壁7と直接密に接しているブロッコリーよりも
中央のブロッコリーaはより浮き上がりやすいわけであ
り、これらをどのように収容容器内に保持するかが、ブ
ロッコリー2の収容方法で重要なわけである。また、第
1図A−Eで示したブロッコリー2では、それぞれ単一
のブロッコリーを用いていたが、第1図Fに示したブロ
ッコリー2は、ブロッコリーの小さな枝部8を多数集め
、これを束状にしたものであって、この場合も、第1図
Cと同じような状況が中央部分のブロッコリーaに発生
するわけである。即ち、これらの収容箱1におけるブロ
ッコリー2の収容方法ではブロッコリーが収容部の側壁
7と直接密に接していないブロッコリーaが発生し、こ
れをどのように容器本体3内に保持するかが問題となる
わけであり、しかもこの保持させるべきときにブロッコ
リーの収容作業が容易な状況が望まれるわけで、本発明
では、このような状況に対しブロッコリー2を収容する
収容箱1として第3図以下で示すような収容箱1が用い
られている。
即ち、該収容箱は、園側の如〈従来の収容箱と同様に平
面視四角形状の収容部6を有する発泡合成樹脂製容器本
体3と蓋体9が用いられ、この収容部6の側壁7の一辺
と平行に配することのできる幅並びにブロッコリー2の
花蕾部4下端から茎部5下端までの長さよりも低い高さ
を有するとともに、脚部と係合孔による係合関係で収容
部6内に固定立設でき、弾性変形可能な素材で作られブ
ロッコリー2の茎部5側面を支持する支持板10を収容
部6内に固定立設して用いられる。容器本体3は、この
ために発泡合成樹脂、例えばポリスチレン発泡体やポリ
エチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体等が用いられ、
平面視四角形状の収容部6の一辺が本発明において説明
する収容部側壁一辺として考慮される。説明上第3図中
の11が、この側壁一辺として位置づけられている。そ
して、この中に収容すべき支持板10は、弾性変形可能
な素材であるため、例えばダンボール紙、厚紙、合成樹
脂板、発泡合成樹脂板等が採用され、少なくとも該支持
板10を容器本体3の底面に立設した状態で、この支持
板10が自立し、しかも両端を容器本体3に対し固定立
設した状態でその中間部分10′に折曲可能な状況を与
えることが望まれる。このために、第3図の実施例では
、支持板1oは収容部側壁一辺11と直交する両側壁7
’、7’内面間の距離の長さをほぼ有する紙製、例えば
ダンボール紙製短冊状板材を用い、その両側下端に切り
込み12を設け、両側端下側に脚部13を設けるととも
に、収容部6の側壁一辺11と直交する側壁7′下端と
収容部6の底面14との直角隅部に回倒の如く傾斜壁面
15をつくり、この壁面15に前記脚部13と係合しう
る係合孔16を一体成形し、この係合孔16に前記支持
板10の脚部13を第4図で示す如く嵌合係止すること
で、支持板10両側を収容部6底面に位置固定した状態
で立設され、該脚部13の中間部分lO′を折曲変形自
由な状態となしているわけである。従って、支持板1o
が側壁一辺11に対し、ある位置、とりわけ第1図で示
す浮き上がり可能なブロッコリーaの茎部5側面にほぼ
接する位置に固定立設しておけば、当然、ブロッコリー
2の花蕾部4やその茎部5の大きさに少しの違いがあっ
ても、ある場合においては支持板1oが変形し、又他の
場合においてはブロッコリー2の茎部5の長径と短径部
分の位置を利用して収容でき、容器本体3内にブロッコ
リー2が保持されるのである。
尚、この係合孔16として、前記の如く傾斜壁面15に
直接設けることが考えられるが、第5図で示す如く傾斜
壁面15上に係合孔16を作る支持壁を立設したものも
採用されるし、この配置状態も第5図の如き同位置に対
向配置したり、第6図の如く傾斜させた位置で配置する
ことがある。更に、第7図の如く、単に容器本体3の底
面14に設けた係合孔16に支持板10の下端に設けた
突片17を嵌合する関係でも前記支持板10と収容箱1
の固定立設の関係を与えることができる。ここで支持板
1oを固定立設するとの意味は、厳格に固着した状態で
立設している場合のみならず、ブロッコリー収容時に支
持板10が変形しても立設状態が保持できる程度に脚部
13と係合孔16の嵌合間係で立起しているような例で
みられる如き固定状態をも含むものである。そして支持
板10も単なる板材ばかりでなく、これに代替しうるシ
ート状のもの、網目状のもの、枠状のもの等積々の材料
が用いられる。
このような収容箱1を用いて第2図で示す如きブロッコ
リー2を収容するわけであるが、このブロッコリー2は
、第2図Aで示す如く、上部に花蕾部4があり、そして
花蕾部4が枝部8によって茎部5に支持されているわけ
であり、この茎部5は第2図Bで示す如く、横断面はぼ
偏平な楕円状のもので、長径並びに短径部分があって、
ブロッコリーの収容時に茎部5側面を前記支持板1oに
当接又は圧接等して支持板を変形させこの変形により収
容位置の調整ができることに加え、ここの長径部分並び
に短径部分を収容時に選択して支持板10との当接関係
を調整することで収容位置の調整をなしうる。即ち、本
発明では前記支持板1oが折曲可能な素材を用いている
ことがら、ブロッコリー2の花蕾部4の大きさ並びに茎
部5の大きさが異なることによる収容位置に変化がでて
も、該ブロッコリーの茎部5の長径部分並びに短径部分
をも選択して前記支持板10と接触させれば、長径、短
径の差の部分だけ位置修正可能となる。
次に、このような収容箱1を用いて第2図で示すような
ブロッコリー2を収容するには、容器本体3の前記収容
部6に高さ並びに花蕾部4の大きさが比較的近似したブ
ロッコリー2の花蕾部4をやや圧縮した状態で前記収容
部6の側壁一辺11に対し、平行にブロッコリー2を収
容していくときに、該側壁一辺11と花蕾部4が圧縮状
態で直接接触していないブロッコリーaを含む列のブロ
ッコリー茎部5側面に接する位置に、ブロッコリー2の
花蕾部4下端から茎部5下端までの長さよりもその高さ
が低く、且つ弾性変形可能な支持板10を単又は複数枚
固定立設し、前記ブロッコリー2を側壁一辺11に対し
、平行で且つ花蕾部4をやや圧縮した状態で並列させて
収容する。即ち、第1図のBでは、例えば第1側口を収
容し、次い全収容部6の側壁7に花蕾部4が圧縮した状
態で接していないブロッコリーaを含む第2列目を収容
するわけであるが、このとき第2列目の両側のブロッコ
リー2は、それぞれ収容部6の側壁7と接しながら収容
されると同時に、その茎部5は第8〜9図で示す如く短
径部分の側面を支持板10の側面と無理に当接させなが
ら入れたり又は単に当接させた状態で収容し、次いで、
側壁に直接接触しないために浮き上がり易いブロッコリ
ーaの花蕾部4を圧縮しながら押し込み収容すれば、茎
部5の長径又は短径部分は支持板10の側面を押圧し、
支持板10を変形させながら収容されるとともに、支持
板10の高さが前記花蕾部4下端から茎部5下端までの
長さよりもその高さが低いことから、花蕾部4は支持板
lO上端で傷を受けることなく収容され、又支持板10
上端が枝部8に当たる高さ関係であるときには、第2図
のA又は第9図で示す如く支持板lO上端が枝部8の側
面とも接して、このブロッコリーを支持するわけである
。更に、残りの第3列目のブロッコリー2は、常法どお
り圧入すれば、全ブロッコリーは、収容部6の側壁7と
の押圧状態の接触並びに前記支持板10との接触、とり
わけ移動時に与えられる振動や衝撃によって浮き上がり
やすいブロッコリー2では、ブロッコリー茎部5と支持
板10との接触により保持されるわけである。また、そ
の花蕾部4や茎部5の大きさには、種々な差があるわけ
であるが、この差があっても前記支持板10は折曲可能
な素材を用いていること並びに茎部5には短径と長径部
分があることから、両要素を組み合わせることで、整列
状態を維持して容器本体3にこれらブロッコリー2を収
容しうると同時に浮き上がり可能なブロッコリーの茎部
5を収容部6底面に保持することができるのである。た
だ第1図Fで示した枝部8を束状にしたブロッコリー2
にあっては、そのブロッコリーの大きさは大、中、手積
々な状態を作成できるので、支持板10と容器本体3の
係合孔16との位置関係は、もともと容器本体3が発泡
合成樹脂で作っている状態では、位置変更困難な場合が
あることから、特定の大きさの束にまとめあげることが
望まれる。
尚、このような状況を想定するならば、支持板10を容
器本体3へ立設する位置、即ち係合孔16の位置は、傾
斜壁面15に一箇所設けることは当然考慮されるものの
複数個設けることで、その位置関係を調整することがよ
り容易になることは勿論である。
次に、この収容箱1として市場で用いられているものは
、通常、内寸法は例えば長辺400 mmX短辺2B5
 ms+X高さ180Il11の大きさのものが多用さ
れている。このような容器にあってはその収容すべきブ
ロッコリー2は、通常、生産者側においてその花蕾部4
の大きさが各グレード毎に選択されてほぼ一定にされ且
つ高さも一定に調製されている関係上、収容されたブロ
ッコリー2の茎部5の位置は、はぼある特定位置にくる
ことになる。このことから、例えば第8図で示す収容部
6の側壁一辺11から支持板10を固定する位置として
は、16011I11〜190 ++v+程度の位置、
好ましくは170 mm=180請−程度の位置、特に
好ましくは175 mm程度の位置に前記支持板10を
設けておけば、通常、ブロッコリーの花蕾部4の平均直
径(圧縮収納状態)は901I11程度であり、その中
心に位置する茎部5の短径は40++ug程度、長径は
50mm程度であることから、第2列目のブロッコリー
茎部5の側壁一辺11から短径側面迄の距離は約150
 ageの位置にあり、また長径の側面は約160m−
の位置になることから、枝部との間に容易に押圧力が発
生し前記位置に側壁一辺11からの第1枚目の支持板1
0を設けておくことで、このようなブロッコリー2の収
容に際して、いちいち支持板10の位置を変えて調整し
たりする必要がないわけであり、この位置を基準として
次の支持板10を前記ブロッコリーの花蕾部4の大きさ
並びに茎部5を考慮して設定しておけば、支持板10を
固定立設する為の係合孔16の位置は工場で成形時に前
もって特定位置に設けておくことができ、ブロッコリー
の収容作業時又はそれ以前に単に定められた位置に支持
板10の脚部13を固定立設しておけばいいわけである
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明にかかるブロッコリーの収容方法並
びに収容箱では、収容箱としては従来の発泡合成樹脂製
容器本体を利用し、単に容器本体と支持板とは脚部と嵌
合孔によって互いに係合された状態で支持板の弾性変形
可能な素材特性を用い、そしてブロッコリーを収容する
にあたっては並列状態で単にブロッコリーを上方から花
蕾部を圧縮した状態で挿入し、且つ浮き上がり可能な位
置では、前記支持板が位置することから、その茎部を支
持板に当接する状態、具体的な作業では単にブロッコリ
ーの花蕾部をやや圧縮した状態で上方から挿入するだけ
で支持板に茎部側面が当たり、そしてその位置が良好で
ないときには、ブロッコリーの花蕾部を回転させること
で茎部の長径部分や短径部分を選択して支持板側面と当
接させ調整できるのである。加えて、支持板としてブロ
ッコリーの枝部にその上端が接する高さのものを採用し
ているときには、枝部側面と支持板上端とは互いに押圧
状態で変形しなから当接し、その支持状態が保持される
わけである。そしてこのような状態で収容箱を移動して
も、浮き上がり可能なブロッコリーや他のブロッコリー
に振動、衝撃等が与えられても、上方に浮きでてくるこ
とがなく、又当然、側方へ倒れたりすることがなく保持
されるわけであって、ブロッコリー花蕾部を5収容箱外
部から見ても見た目に美しく出荷当初の商品価値を維持
する。支持板そのものも使用のたびごとに新しいものと
代えたり、又は繰り返して使用したりすることができ、
コスト的に安くなり、且つ構造簡単であるため、取扱い
又は故障等することなく用いうるのである。又、空の収
容箱を積み上げておくときには、ある収容箱内に他の収
容箱を積み重ねうるがら空間の節約ができ、このとき収
容部内の支持板をとりはずしうるからよりコンパクトに
保管でき邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用し、ブロッコリーを容器本体に
収容した状態の平面説明図、第2図(A)(B)は、ブ
ロッコリーの説明図、第3図は収容箱の説明用斜視図、
第4図は第3図の断面説明図、第5〜7図は他の実施例
説明図、第8図は容器本体にブロッコリーを収容し、支
持板を位置づけした状態の平面説明図、第9図はその縦
断説明図である。 1:収容箱、2:ブロッコリー、3:容器本体、4:花
蕾部、5:茎部、6:収容部、7:側壁、7′ :側壁
、8:板部、9:蓋体、10:支持板、10′:支持板
中間部分、11:収容部側壁一辺、12:切り込み、1
3 : 8部、14:底面、15:傾斜壁面、16:係
合孔、17:突片。 特許出願人 株式会社大西コルク工業所l6 第 図 w&、、3 図 第 図 第 図 第q 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)平面四角形状の収容部を有する発泡合成樹脂製容器
    本体の前記収容部に、高さ並びに花蕾部の大きさが比較
    的近似したブロッコリーの花蕾部をやや圧縮した状態で
    前記収容部の側壁一辺に対し平行に該ブロッコリーを収
    容したときに前記容器本体の側壁とブロッコリーが圧縮
    状態で直接接触していないブロッコリーの列の茎部側面
    に接する位置に、収容すべきブロッコリーの花蕾部下端
    から茎部下端までの長さよりもその高さが低く且つ弾性
    変形可能な支持板を単又は複数枚固定立設し、次いで前
    記ブロッコリーを側壁一辺に対し平行で且つ花蕾部をや
    や圧縮した状態で並列させて収容するとともに収容部の
    側壁に花蕾部が圧縮した状態で直接接触していないブロ
    ッコリーを含む列のブロッコリー茎部を前記支持板側面
    に単に当接又は圧接させ、且つ花蕾部を支持板上に位置
    して収容してなることを特徴とするブロッコリーの収容
    方法。 2)支持板の高さが花蕾部下端から茎部下端までの長さ
    よりも低く、且つ上端が枝部に当接する高さで、ブロッ
    コリーを収容部に収容した状態では枝部が支持板上端に
    当接支持されてなる特許請求の範囲第1項記載のブロッ
    コリーの収容方法。 3)支持板として、弾性変形可能な材料で板状又は板状
    近似の材料を利用してなる特許請求の範囲第1項記載の
    ブロッコリーの収容方法。 4)支持板としてダンボール板、厚紙板、合成樹脂板、
    発泡合成樹板から選んだ一種を利用してなる特許請求の
    範囲第1項〜第3項記載のブロッコリーの収容方法。 5)支持板の変形度とブロッコリーの横断面変偏な楕円
    状茎部の長径並びに短径部分の長短差を用いて収容部に
    固定立設した支持板に対する収容すべきブロッコリーの
    収容位置調整をなしてなる特許請求の範囲第1項記載の
    ブロッコリーの収容方法。 6)支詩板の一部に下方へ向けて脚部を設け、該脚部を
    嵌合しうる係合孔を収容部の底部に設け、該係合孔に前
    記脚部を嵌合係止することで支持板を収容部内に固定状
    態で立設してなる特許請求の範囲第1項〜第5項記載の
    ブロッコリーの収容方法。 7)支持板を容器本体の収容部側壁一辺から160mm
    〜190mmの位置に固定立設してなる特許請求の範囲
    第6項記載のブロッコリーの収容方法。 8)支持板を容器本体の収容部側壁一辺から170mm
    〜180mmの位置に固定立設してなる特許請求の範囲
    第7項記載のブロッコリーの収容方法。 9)支持板を容器本体の収容部側壁一辺から175mm
    の位置に固定立設してなる特許請求の範囲第8項記載の
    ブロッコリーの収容方法。 10)平面視四角形状の収容部を有する発泡合成樹製容
    器本体と、 前記容器本体の収容部で側壁の一辺と平行に配すること
    のできる巾並びにブロッコリーの花蕾部下端から茎部下
    端までの長さよりも低い高さを有するとともに脚部と係
    合孔による係合関係で収容部内に固定立設でき且つ弾性
    変形可能な素材で作られ、ブロッコリーの茎部側面を支
    持する支持板と、 で構成されることを特徴とするブロッコリー収容箱。 11)支持板としてダンボール紙を利用してなる特許請
    求の範囲第10項記載のブロッコリー収容箱。 12)収容部の側壁一辺に対し平行に配した状態で側壁
    一辺と直交する両側壁内面間の距離に近似した長さを有
    する紙製短冊状板材で、両側部下端に切り込みを設けて
    両側端下側に脚部を設けるとともに収容部の側壁一辺と
    直交する側壁下端と収容部底面との直角隅部に傾斜壁面
    を作り、この壁面に前記脚部と係合しうる係合孔を作り
    、この係合孔に脚部を嵌合係止して支持板両側を収容部
    底面に固定立設し、脚部間を折曲変形可能な状態として
    なる特許請求の範囲第11項記載のブロッコリー収容箱
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005187068A (ja) * 2003-12-03 2005-07-14 Hane:Kk 収納容器及び収容物の収納方法
JP2006124036A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Dekker Chrysanten Bv さし穂用輸送容器

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