JP2005187068A - 収納容器及び収容物の収納方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】先端部が細くて柔らかく極めて損傷しやすい長尺な野菜類等のような収容物を効率よく収容でき、かつ、長時間にわたって鮮度を維持させうるようにした収納容器を提供すること。
【解決手段】発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設け、前記容器本体の開口を上方に向けた状態で内部に収容物を収容して開口を蓋体で閉止した後、収容物の一端側が上方に向くように向きを変えた状態で保管又は輸送に供するようにしてなる収納容器であって、前記容器本体の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に、長辺側側壁の上端面から略垂直方向に一対の凹溝を設け、該一対の凹溝に1以上の棒状物を遊嵌させてなる収納容器。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばアスパラガス等のような水分を多く含んで傷みやすい、長尺の野菜類等を効率よく収容できるとともに、長時間にわたって鮮度を維持させうるようにした収容容器に関する。
長尺な野菜類の1つの例であるアスパラガスの保管や運搬は、従来、例えば発泡合成樹脂製の容器本体と蓋体とよりなる収納容器の容器本体内に上下方向をそろえて縦にして収容したのち、閉蓋してその状態のままを輸送等している。更に、収容物の先端部の上下方向をそろえて縦にして容器本体内に収容する作業は手間がかかるだけでなく、収容したのち閉蓋し、再度蓋体を取外して容器内部のアスパラガスを取出すときに、アスパラガスは水分を多く含んで組織が柔らかいものであることから、下方側から上方側が折離する等して商品価値を失してしまうこともある。このようにアスパラガスを容器本体内に横に寝かした状態で収容しない理由は、アスパラガスは水分を多く含んで重いため、下位のものが上方から付加される重みで傷んだり、アスパラガスを寝かせたままの状態にしておくとアスパラガスの穂先側が上に向き、又、根元側が下に向いた曲がった状態となって商品価値が低下したり、更には、この曲がった状態になるのにエネルギーを消耗して鮮度が低下する場合があるからである。
このような状況下、本出願人などにより、長尺な野菜類を、容器を縦長に立てたまま収容し、保管、運搬する容器の欠点を改良する技術が提案された。すなわち、容器本体の開口を上方に向けた状態で内部に長尺な野菜類等を収容して開口を蓋体で閉止した後、こうした野菜類の先端が上方に向くように容器の向きを変えた状態で保管又は輸送に供するように構成した収納容器が提供されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特に、特許文献1や特許文献2に開示されるごとき収納容器は、先端部が根元部に比して細くなって損傷しやすいアスパラガス等の穂先部をできるだけ保護し、これらの収容、輸送に好適なように、容器内部が野菜類の先端に近い部分に向かって狭くなるように良好に工夫されているため、工業的に多用され愛用されている。
実用新案登録第2531989号公報 実用新案登録第2550309号公報 特開2002−104542号公報
しかし、このようにアスパラガス等は、既述したように先端部が細く、極めて損傷しやすい上に、先端部が損傷すると商品価値は全くなくなってしまうため、より先端部の損傷を防止できる手段が求められている。
このような目的に少しでも沿う手段として、収納容器中に複数本を束ねたアスパラガス束を多段に積み重ねるに際して、アスパラガス束の各段の先端部分間に、ダンボール紙等を2つ折にしたクッション材を挿入する等の対応が取られている。しかしながら、こうしたダンボール紙等は吸湿するとクッション性が極度に低下して本来の目的が果たせなくなってしまう。更に、こうしたダンボール紙等のクッション材は、横にしてアスパラガスを収容するときに挿入するのであるが、その後、容器を縦にして保管や運搬する間に、下にずれ、ないしは落下してしまうため本来の目的に添わないという欠陥が指摘されその解決が望まれている。
そこで、本発明では、例えばアスパラガス等の如く長尺な野菜類等を効率よく収容できるとともに、長時間にわたって鮮度を維持させうるようにした収納容器を提供せんとするものである。
本発明は、前記課題を解消し得るものであって、次の点を内容とする。
即ち本発明の第1は、発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設け、前記容器本体の開口を上方に向けた状態で内部に収容物を収容して開口を蓋体で閉止した後、収容物の一端側が上方に向くように向きを変えた状態で保管又は輸送に供するようにしてなる収納容器であって、前記容器本体の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に、一対の長辺側側壁の上端面から略垂直方向に一対の凹溝を設け、該一対の凹溝に1以上の棒状物を遊嵌させてなる収納容器に関する。
好ましい実施態様としては、
(1)凹溝が、一対の長辺側側壁に2対以上設けられている、
(2)棒状物が発泡合成樹脂製である、
(3)収容物がアスパラガスである、
(4)容器本体の長辺側側壁間隔及び/又は容器底壁と蓋体下面との間隔が収容物の一端側に向かって全体的又は部分的に幅狭になっている、
前記記載の収納容器に関する。
本発明の第2は、発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設けた収納容器において、
(A)前記容器本体の開口を上方に向けた状態にて、前記容器本体内部に収容物の一端側を同一側に揃えて収容する工程、
(B)前記容器本体の一対の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に設けられた一対の凹溝に、棒状物を遊嵌させる工程、
(C)開口を蓋体で閉止する工程、
(D)収容物の一端側が上方に向くように向きを変える工程、
を含んでなることを特徴とする収容物の収納方法に関し、好ましい態様としては、
発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設けた収納容器において、
(A)前記容器本体の開口を上方に向けた状態にて、前記容器本体内部に収容物の一端側を同一側に揃えて収容する工程、
(B)前記容器本体の一対の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に設けられた一対の凹溝に棒状物を遊嵌させる工程、
を含んでなり、(A)工程、(B)工程を1回以上繰り返した後、
(C)開口を蓋体で閉止する工程、
(D)収容物の一端側が上方に向くように向きを変える工程、
の順に行われる収容物の収納方法に関する。
本発明の容器及び収納方法を用いることにより、先端部が細く、極めて損傷しやすいアスパラガス等の長尺な野菜類を、容器本体の開口を上方に向けた状態で内部に長尺な野菜類等を、極めて効率良く収容して開口を蓋体で閉止した後、野菜類等の収容物の先端を上向きになるように縦方向に立てた状態で保管又は輸送に供することができる。
更に、先端を揃えて束ねたアスパラガス等を多段に積み重ねる際に、各段毎に棒状物を側壁に設けた一対の凹溝に挿入し、遊嵌させるので、上方のアスパラガス束の重みで下位のものが傷んだり、輸送中、相互の束の摩擦や重圧等を棒状物のクッション作用で緩和できることから、長尺野菜類の商品価値の低下を極度に阻止し得る良好な結果を得ることが可能となった。
次に、本発明に係る容器の詳細を添付の図面にもとづき説明する。
本発明の容器本体および蓋体は発泡合成樹脂製である。発泡合成樹脂とは、ポリスチレン等のポリスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン等のポリウレタン系樹脂等の合成樹脂に発泡剤を含浸圧入等させることにより発泡性を付与し、発泡させて得られるものであり、中でも発泡ポリスチレンが、特性、コストの点から好適に使用される。
本発明の容器本体は、一面が開口しており、4面の側壁と底壁から構成されている。側壁上端面と蓋体下面とのそれぞれの接合面に互いに嵌合する凸条と凹条とを設けてなる。凸条と凹条の形状については、互いに勘合するものであれば特に限定はなく、公知の形状を有することが可能である。例えば、図1においては、蓋体3には前記容器本体1との接合面側に容器本体1の凸条4を密に嵌合させる凹条5を設けている。これらの凸条4、凹条5は、容器本体1と蓋体3との接合面に連続した環状に設けても良いし、部分的に途切れた構造としても良い。また、容器本体1の接合面に部分的に凸条4、部分的に凹条5を設け、一方、それに対応する蓋体3の接合面には、部分的に凹条5、部分的に凸条4を設けることにより相互に嵌合する構造としても良い。
本発明の収納容器は、多くの場合、容器本体1と蓋体3との凸条、凹条を密に嵌合させるよう設計し、気密容器とするのが一般的である。このように気密容器にすることで保冷等の性能が優れることとなるので好ましいが、必ずしも気密容器としなければならないという制限は無い。
この容器本体は長尺の収容物を収容するのに適するようにその開口側から見たときに長方形状に形成された深さが深い角函状に形成されていることが多い。よって、長辺側側壁と短辺側側壁という表記を採用している。しかしながら、本発明の容器は必ずしも長方形状である必要はなく、このように、容器が長方形状でない場合には、長辺側側壁は収容物の長さ方向に平行な側壁と読み替え、短辺側側壁は収容物の長さ方向に対して略直角な側壁と読み替える。
本発明の収納容器にて、保管、輸送等に供する収容物は特に限定はないが、長尺で、傷みやすいものに好適に使用することが出来る。中でも、真竹、ヤングコーン、アスパラガス等の一端側が、細くなっている野菜類であることがより好ましく、もっとも好ましくはアスパラガスである。ここで本発明では、長尺の野菜類等の収容物の太さの細い側を、一端側7と呼ぶこととし、太さの太い側を他端側8と呼ぶ。例えば、アスパラガスにおいては、太さの細いのは穂先側であり、それが一端側7となる。しかし、他の長尺の野菜類等においては、太さの細いのは根元側であることもあり得るが、その場合においても、太さの細い側を一端側7と呼び、太さの太い側を他端側8と呼ぶ。
本発明の容器本体には、収納物を収納する際の長辺側側壁において収納物の一端側寄りの部位に一対の長辺側側壁の上端面から略垂直方向に一対の凹溝を設ける。収納物の形状によっては、複数対有していてもよい。凹溝の長さは特に限定はないが、容器本体の深さ程度であればよい。また凹溝の幅については棒状物の直径よりやや大きい幅であればよい。
凹溝に遊嵌させる棒状物の直径には、特に限定はないが、例えば5〜25mm程度が好ましい例としてあげられる。棒状物の長さは、短辺側側壁の内壁間の距離より大きく、短辺側側壁の内壁間の距離に凹溝の深さの2倍分加えた長さより小さいことが好ましい。断面形状も特に限定はなく、例えば、四角形、六角形、星形等の多角形状、円形状、楕円状等が挙げられるが、中でも円形状のものが、接触による損傷が最も少ないので好ましい。棒状物の材質としては、ある程度の緩衝効果が期待できるものであれば特に限定はないが、耐水性があり、かつ衝撃緩衝性があり、軽量であることから、収容物であるアスパラガス等の長尺の野菜類等を傷めないため、発泡合成樹脂製のものであることが好ましく、更には発泡ポリスチレン製のものがコスト、性能上好ましい。具体的には、“ちくわ”の芯等として多用されている発泡ポリスチレンからなる棒状の成形体(ハッポウ化学工業(株)製「チクポール」)が挙げられる。これらは、食品衛生上も安全であるので安心して使用できるという利点がある。棒状物は、長辺側側壁に設けられた、一対の凹溝に1以上遊嵌させることが好ましい。図1〜3では、一対の相対向する長辺側側壁6、6’の一端側7寄りに、一対の凹溝14、14’と、凹溝15、15’とを、長辺側側壁6、6’の上端面から垂直方向に容器底壁近傍に至る長さで、2組設けた例を示した。これは、他端側8に設けた、蓄冷材等を保持するため仕切板11で区画された空間12を必要とする場合には、一端側7寄りの凹溝14、14’を用い、該空間12が必要ない場合には、仕切板11を用いないで収容物を収容するが、その際には、挿入する棒状物20等の最適位置が収容物の長さによっては下方にずれる場合が生ずる。この場合には、凹溝15、15’に棒状物20等を遊嵌させて用いれば良い。このようにその使用状況によって、凹溝の位置や、設ける個数等は自由に変化させれば良い。
更に、2組以上の凹溝に、棒状物を各層毎に2本以上づつ遊嵌させることにより、各収容物束へのクッション性を高めることもできる。この場合には、例えば、一端側7寄りの棒状物の直径を太くし、他端側8寄りの棒状物の直径を細くして、アスパラガス等の収容物の太さ変化に対応させることが好ましい。
収納物が野菜類等の鮮度を重視するものである場合、野菜類等の鮮度をより確実に保持するために、収納物の他端側および/または一端側に仕切り板を設け蓄冷材等を保持するための空間12を容器本体に設けてもよい。仕切り板を設ける際には長辺側側壁に凹欠を設けて、仕切板を挿入することが好ましい。
さらに、容器本体1の底壁40と蓋体下面30には、一端側7方向に窪みの程度が大であるように、底壁40と蓋体下面30に相対向して容器内部に凹ませて設けた取手部43、43’を設けてもよい。この取手部43、43’は、一端側7を上方向に立てた状態で輸送する際の取手となると共に、こうした窪みの背後の相対距離が小さくなることから、立起状態にある収納物の一端側の支持部となるので好ましい。
また本発明の容器本体は、一対の相対向した長辺側側壁6、6’の内面側における間隔が、一端側7と他端側8とが同一な容器を例示しているが、長辺側側壁6、6’の内面側における間隔が、他端側8よりも一端側7に向かって、全体的に順次に、または部分的に幅狭にした容器としてもよい。収納物の一端側の固定および支持効果が生ずるので採用するのが好ましい場合がある。
以上のような収納容器を用いて、本発明においては、収容物を収納・保管・輸送に供することが出来る。即ち、発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設けた収納容器において、
(A)前記容器本体の開口を上方に向けた状態にて、前記容器本体内部に収容物の一端側を同一側に揃えて収容する工程、
(B)前記容器本体の一対の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に設けられた一対の凹溝に、棒状物を遊嵌させる工程、
(C)開口を蓋体で閉止する工程、
(D)収容物の一端側が上方に向くように向きを変える工程、
を組み合わせることによる収容物の収納方法である。
本発明においては、(A)前記容器本体の開口を上方に向けた状態にて、前記容器本体内部に収容物の一端側を同一側に揃えて収容する工程、および、(B)前記容器本体の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に設けられた一対の凹溝に、棒状物を遊嵌させる工程は、収納容器の深さ、収納物の大きさに応じて、それぞれ複数工程を交互に繰り返し含んでいてもよい。好ましくは、発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設けた収納容器において、
(A)前記容器本体の開口を上方に向けた状態にて、前記容器本体内部に収容物の一端側を同一側に揃えて収容する工程、
(B)前記容器本体の一対の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に設けられた一対の凹溝に棒状物を遊嵌させる工程、
を含んでなり、(A)工程、(B)工程を複数回繰り返した後、
(C)開口を蓋体で閉止する工程、
(D)収容物の一端側が上方に向くように向きを変える工程、
の手順で行われる収容物の収納方法である。
本発明のごとく、束ねたアスパラガス等を多段に積み重ねる際に、各段毎に棒状物20等を長辺側側壁6,6’の凹溝14に遊嵌状に挿入して用いることにより、上方のアスパラガス束の重みで下位のものが傷むことがなく、輸送中、相互の束の摩擦や上方の収容物による下位への重圧等を、棒状物20等のクッション作用で緩和できる。更に、上記の様に構成しているので、長尺野菜類を収容して開口を蓋体で閉止した後、容器の一端側を上向きになるように縦方向に立てた状態で保管又は輸送に供しても、棒状物20等は凹溝14に遊嵌させてあることから、容器下方に落下することなく、また、棒状物20等は、容器の前後左右の揺れに対しても凹溝14内を自由に移動できるので、各束間の摩擦や衝突を防ぎ、損傷し易い穂先の傷みを最小限に抑止することができる。
以下に実施例を持って本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
図1は本発明に係る収納容器の一実施例であり、図中、1は発泡合成樹脂製で一面が開口2した長方体状の容器本体であり、3はこの容器本体1の開口2を収容状態で閉止する同じく発泡合成樹脂製の蓋体である。そして、図1では、この容器本体1は長尺のアスパラガス等の野菜類等を収容するのに適するようにその開口2側から見たときに細長い長方形状に形成された深さが深い角函状に形成されている。
また、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条4と凹条5とを設けている。
本実施例では、収容物として長尺の野菜類の例としてアスパラガス50が示されている。このアスパラガスの太さの細い穂先側51である一端側7を、図中6、6’として示す一対の相対向する長辺側側壁に対し、図面左側に、太さの太い根元側52である他端側8を図面右側に収納している。そして、本実施例では、アスパラガス等の長尺の野菜類等の輸送時に、野菜類等の鮮度をより確実に保持するために、仕切板11で区画された蓄冷材等を保持するための空間12を設けている。この仕切板11を挿入するための凹欠13が他端側8に設けられている。図1では、蓄冷材等を保持するための空間12はアスパラガスの根元側である他端側8に設けた例を示しているが、太さの細い穂先側である一端側7に設けることができる。
図1〜3では、一対の相対向する長辺側側壁6、6’の一端側7には、一対の凹溝14、14’が1組、更により他端側8には、一対の凹溝15、15’が1組、いずれも長辺側側壁6、6’の上端面から垂直方向に容器底壁近傍に至る長さで、合わせて2組設けられている。そして、凹溝14(11mm)には棒状物20(発泡ポリスチレンからなる棒状の成形体(ハッポウ化学工業(株)製「チクポール」)(9mm))を遊嵌させてある。本棒状物は“ちくわ”の芯等として多用されているものであり、食品衛生上も安全であるので安心して使用できる。この棒状物20は、図4に示すようにアスパラガス束の各層間に一本づつ20、21、22、・・・・・・(以下、単に棒状物20等と表現することが有る)を遊嵌させて用いる。
なお、アスパラガスを本発明の収納容器内に収納する場合には、1本づつ収納するよりも数本づつ束ねて束の状態で収納するのが通常である。但し、図4では、アスパラガスの束を図面上で簡略化して表すために1本づつのアスパラガスで代用して図示している。
本発明のごとく、束ねたアスパラガス等を多段に積み重ねる際に、各段毎に棒状物20等を一対の側壁6,6’の凹溝14に遊嵌状に挿入して用いることにより、上方のアスパラガス束の重みで下位のものが傷むことがなく、輸送中、相互の束の摩擦や上方の収容物による下位への重圧等を、棒状物20等のクッション作用で緩和できる。更に、上記の様に構成しているので、長尺野菜類を収容して開口を蓋体で閉止した後、容器の一端側を上向きになるように縦方向に立てた状態で保管又は輸送に供しても、棒状物20等は凹溝14に遊嵌させてあることから、容器下方に落下することなく、また、棒状物20等は、容器の前後左右の揺れに対しても凹溝14内を自由に移動できるので、各束間の摩擦や衝突を防ぎ、損傷し易い穂先の傷みを最小限に抑止することができる。
図1〜3では、一対の相対向する長辺側側壁6、6’の一端側7に、一対の凹溝14、14’と、凹溝15、15’とを、長辺側側壁6、6’の上端面から垂直方向に容器底壁近傍に至る長さで、2組設けた例を示した。これは、他端側8に設けた、蓄冷材等を保持するため仕切板11で区画された空間12を必要とする場合には、一端側7寄りの凹溝14、14’を用い、該空間12が必要ない場合には、仕切板11を用いないで収容物を収容するが、その際には、挿入する棒状物20等の最適位置が収容物の長さによっては下方にずれる場合が生ずる。この場合には、凹溝15、15’に棒状物20等を遊嵌させて用いれば良い。このようにその使用状況によって、凹溝の位置や、設ける個数等は自由に変化させれば良い。
更に、該空間12の要否に関係なく、2組以上の凹溝に、棒状物を各層毎に2本以上づつ遊嵌させることにより、各収容物束へのクッション性を高めることもできる。この場合には、例えば、一端側7寄りの棒状物の直径を太くし、他端側8寄りの棒状物の直径を細くして、アスパラガス等の収容物の太さ変化に対応させることが好ましい。
尚、図中31は、容器本体の一端側7に位置する短辺側側壁9の外面側に設けたスタッキング用の凸部であり、又、32は反対側である他端側8の短辺側側壁9’の外面側に設けたところの、前記凸部31を内装するための凹部である。しかしながら、これらスタッキング用凸部31、スタッキング用凹部32は、必須ではなく、適宜省略することは可能である。
蓋体3には前記容器本体1との接合面側に容器本体1の凸条4を密に内装する凹条5を設けている。これらの凸条4、凹条5は、容器本体1と蓋体3との接合面に連続した環状に設けても良いし、部分的に途切れた構造としても良い。また、容器本体1の接合面に部分的に凸条4、部分的に凹条5を設け、一方、それに対応する蓋体3の接合面には、部分的に凹条5、部分的に凸条4を設けることにより相互に嵌合する構造としても良い。すなわち、これら嵌合構造は嵌合できれば良く、どのような構造のものでも採用可能であり、特に制約を受けるものではない。
さらに、容器本体1の底壁40と蓋体下面30には、一端側7方向に窪みの程度が大であるように、底壁40と蓋体下面30に相対向して容器内部に凹ませて設けた取手部43、43´を設けている。この取手部43、43’は、一端側7を上方向に立てた状態で輸送する際の取手となると共に、こうした窪みの背後の相対距離が小さくなることから、立起状態にあるアスパラガスの相対的に小さい穂先側の支持部となるので好ましい。但し、こうした取手部43、43’は、必須ではなく、本発明の要件である複数の棒状物20、21、22、・・を遊嵌させることによりアスパラガスの相対的に小さい穂先側の固定および支持効果が期待できることから、取手部43、43’を使用しないでも実施可能である。
図1〜3では、一対の相対向した長辺側側壁6、6’の内面側における間隔が、一端側7と他端側8とが同一な容器を例示しているが、長辺側側壁6、6’の内面側における間隔が、他端側8よりも一端側7に向かって、全体的に順次に、または部分的に幅狭にした容器としてもよい。これら長辺側側壁6、6’の内面側における間隔は、一端側7の1部でも、他端側8より狭い部分があれば、アスパラガスの相対的に小さい穂先側の固定および支持効果が生ずるので採用するのが好ましい場合がある。
本発明の容器に要求される機能は、個々に様々であるので、底壁40と蓋体下面30に相対向して容器内部に凹ませて設けた取手部43、43’を設けたり、長辺側側壁6、6’の内面側における間隔の変更とかは適宜採用したり、組み合わせれば良いのであって、必須要件ではない。
尚、図中19は容器本体1の底壁40の内面側と蓋体3外面側に盛り上げて、又は凹ませて設けた矢印模様からなる指示部であって、野菜類等の収容物の収容方向が上方向である一端側7を示したり、容器の向きを変える場合に上方に立てる方向を示すものである。この指示部19は、有れば作業が容易で極めて有効であるが、必須ではないし、また表示する場所が特定されるものでもない。何処に表示してもその目的は達する。
本発明に係る収納容器の一例を示す斜視図。 容器本体の平面図。 容器本体の縦断面図。 容器の向きを変えた状態の縦断面図。
符号の説明
1:容器本体
2:開口
3:蓋体
4:凸条
5:凹条
6、6’:長辺側側壁
7:一端側
8:他端側
9、9´:短辺側側壁
10:支持溝
11:仕切板
12:空間
13:凹欠
14、14’:凹溝
15、15’:凹溝
19:指示部
20、21、22:棒状物
30:蓋体下面
31:スタッキング用凸部
32:スタッキング用凹部
40:底壁
43、43’:取手部
50:アスパラガス
51:穂先
52:根元部

Claims (10)

  1. 発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設け、前記容器本体の開口を上方に向けた状態で内部に収容物を収容して開口を蓋体で閉止した後、収容物の一端側が上方に向くように向きを変えた状態で保管又は輸送に供するようにしてなる収納容器であって、前記容器本体の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に、一対の長辺側側壁の上端面から略垂直方向に一対の凹溝を設け、該一対の凹溝に1以上の棒状物を遊嵌させてなる収納容器。
  2. 凹溝が、一対の長辺側側壁に2対以上設けられている請求項1記載の収納容器。
  3. 棒状物が発泡合成樹脂製である請求項1又は2記載の収納容器。
  4. 収容物が、一端側が細くなっている野菜類である請求項1〜3のいずれか1項記載の収納容器。
  5. 収容物がアスパラガスである請求項1〜4のいずれか1項記載の収納容器。
  6. 容器本体の長辺側側壁間隔及び/又は容器底壁と蓋体下面との間隔が収容物の一端側に向かって全体的又は部分的に幅狭になっている請求項1〜5のいずれか1項記載の収納容器。
  7. 収納容器が気密容器である請求項1〜6のいずれか1項記載の収納容器。
  8. 発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互いに嵌合する凸条と凹条とを設けた収納容器において、
    (A)前記容器本体の開口を上方に向けた状態にて、前記容器本体内部に収容物の一端側を同一側に揃えて収容する工程、
    (B)前記容器本体の一対の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に設けられた一対の凹溝に、棒状物を遊嵌させる工程、
    (C)開口を蓋体で閉止する工程、
    (D)収容物の一端側が上方に向くように向きを変える工程、
    を含んでなることを特徴とする収容物の収納方法。
  9. 発泡合成樹脂製で一面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面の一方と他方に互
    いに嵌合する凸条と凹条とを設けた収納容器において、
    (A)前記容器本体の開口を上方に向けた状態にて、前記容器本体内部に収容物の一端側を同一側に揃えて収容する工程、
    (B)前記容器本体の一対の長辺側側壁において収容物の一端側寄りの部位に設けられた一対の凹溝に棒状物を遊嵌させる工程、
    を含んでなり、(A)工程、(B)工程を1回以上繰り返した後、
    (C)開口を蓋体で閉止する工程、
    (D)収容物の一端側が上方に向くように向きを変える工程、
    の順に行われる収容物の収納方法。
  10. 収納容器が気密容器である請求項8又は9記載の収容物の収納方法。
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