JP2008247434A - 梱包箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】
緩衝材使用量を削減し、且つ緩衝材は金型を用いずに安価な作製手段を用いることで安価な梱包箱を提供すること。
【解決手段】
物品を輸送または保管するために梱包した梱包箱であって、梱包箱は、箱本体、緩衝用のブロック、天板および/または底板からなり、該天板および/または該底板には外側から複数の切欠と、各切欠の奥側にスリットを設け、該ブロックには一端から溝部を設けるとともに、該溝部の壁部を該溝部に突出させることによって鍵部を設け、該溝部の開口端を該切欠に差し込み、該ブロックの鍵部を該スリットに差し込み契合し固定する。
【選択図】 図1
緩衝材使用量を削減し、且つ緩衝材は金型を用いずに安価な作製手段を用いることで安価な梱包箱を提供すること。
【解決手段】
物品を輸送または保管するために梱包した梱包箱であって、梱包箱は、箱本体、緩衝用のブロック、天板および/または底板からなり、該天板および/または該底板には外側から複数の切欠と、各切欠の奥側にスリットを設け、該ブロックには一端から溝部を設けるとともに、該溝部の壁部を該溝部に突出させることによって鍵部を設け、該溝部の開口端を該切欠に差し込み、該ブロックの鍵部を該スリットに差し込み契合し固定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は物品を輸送または保管するために梱包した梱包箱に関するものである。
従来、梱包箱のコストダウンを図るために、緩衝材の使用量を削減している。
梱包箱底面部と底面部の4辺から立上げ形成された立上げ部を有するトレイと、該トレイの各隅部に別々に配置された緩衝材を用いることで緩衝材の使用量を削減している(特許文献1)。
また大小異なる連続した丸穴を設けた段ボールシートに、凸部を形成した緩衝材を挿入し、指定方向へ移動させ固定した部材を用いことで、緩衝材の使用量を削減している(特許文献2)。
更に段ボール製包装箱の底面内側に折り込むフラップに、包装箱の四隅で各一対の位置決め片を切起しにより形成し、切起した状態で発泡体製のコーナーパットを収納することで、緩衝材の使用量を削減している(特許文献3)。
梱包箱底面部と底面部の4辺から立上げ形成された立上げ部を有するトレイと、該トレイの各隅部に別々に配置された緩衝材を用いることで緩衝材の使用量を削減している(特許文献1)。
また大小異なる連続した丸穴を設けた段ボールシートに、凸部を形成した緩衝材を挿入し、指定方向へ移動させ固定した部材を用いことで、緩衝材の使用量を削減している(特許文献2)。
更に段ボール製包装箱の底面内側に折り込むフラップに、包装箱の四隅で各一対の位置決め片を切起しにより形成し、切起した状態で発泡体製のコーナーパットを収納することで、緩衝材の使用量を削減している(特許文献3)。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、緩衝用発泡体底面に凸形状の突出部を設けているため、金型にて成形する必要があり、緩衝材のコストアップを招くという課題がある。また特許文献2に記載の方法でも、緩衝用発泡体底面に凸形状の突出部を設けているため、金型にて成形する必要があり緩衝材のコストアップを招くと共に、該凸形状の突出部を大小異なる連続した丸穴に挿入し移動するため、該突出部の破損を招き易いという課題がある。更に特許文献3では、段ボール底面に位置決め用切起しを設け、この切起しで緩衝用コーナーパッドを固定しているため、底面にしか用いることができないという課題がある。
本発明は上記課題を解決するための手段として、物品を輸送または保管するために梱包した梱包箱であって、梱包箱は、箱本体、緩衝用のブロック、天板および/または底板からなり、該天板および/または該底板には外側から複数の切欠と、各切欠の奥側にスリットを設け、該ブロックには一端から溝部を設けるとともに、該溝部開口部付近の壁部を該溝部に突出させることによって鍵部を設け、該溝部の開口端を該切欠に差し込み、該ブロックの鍵部を該スリットに差し込み契合し固定することが望ましい。
従来の発泡体からなる緩衝用ブロックに比べ、発泡体の使用量が少ないので材料費の削減ができることと、金型を用いずに切削加工で加工できるので加工費の削減ができるという効果を奏する。
〔外箱〕
本発明に係る外箱は、被梱包物の重量や大きさにより、市販のAフルート、Bフルート、Cフルート、およびBフルートを用いた両面段ボール、複両面段ボール、および複複両面段ボール何れも用いることができ、被梱包物の重量・大きさに合わせ適宜選ぶことができる。
本発明に係る外箱は、被梱包物の重量や大きさにより、市販のAフルート、Bフルート、Cフルート、およびBフルートを用いた両面段ボール、複両面段ボール、および複複両面段ボール何れも用いることができ、被梱包物の重量・大きさに合わせ適宜選ぶことができる。
〔天板/底板の部材〕
本発明に係る天板/底板の部材は、上記外箱と同様に市販のAフルート、Bフルート、Cフルート、およびBフルートを用いた両面段ボール、複両面段ボール、および複複両面段ボール何れも用いることができる。
本発明に係る天板/底板の部材は、上記外箱と同様に市販のAフルート、Bフルート、Cフルート、およびBフルートを用いた両面段ボール、複両面段ボール、および複複両面段ボール何れも用いることができる。
〔緩衝材〕
本発明に係る緩衝材は、ポリスチレンフォーム、軟質塩ビフォーム、軟質ウレタンフォーム、ポリエチレンフォームなど市販の発泡体を用いることができる。入手性、加工性、および強度の面からから密度0.20g/cm3〜0.025g/cm3のポリエチレンフォームが望ましい。
本発明に係る緩衝材は、ポリスチレンフォーム、軟質塩ビフォーム、軟質ウレタンフォーム、ポリエチレンフォームなど市販の発泡体を用いることができる。入手性、加工性、および強度の面からから密度0.20g/cm3〜0.025g/cm3のポリエチレンフォームが望ましい。
〔実施例1〕
図1に示したように、被梱包物(400)を発泡ポリエチレンからなる底部緩衝材(501、502)に収め、該被梱包物(400)の上部を、天板(100)の緩衝用のブロック(301)により移動しないように押さえている。
図3a、図3bに示したように、天板(100)は、段ボール(200)の4箇所に発泡ポリエチレンからなる緩衝用ブロック(301)を4個差し込み固定したものである。
図4a、図4bに示したように、該段ボール(200)は、略矩形状の切欠(211)と、各切欠の奥側に略矩形状のスリット(212)を設けている。
図5a、図5bに示したように、発泡ポリエチレンから成る該緩衝用ブロック(301)は、略矩状であって、一端から略矩状の溝部(311)を設けるとともに、該溝部(311)の開口部付近の壁部を該溝部に突出させることによって設けた鍵部(312)からなっている。
該溝部(311)を上記段ボールの各切欠(211)に差し込み、該鍵部(312)を上記スリット(212)に差し込み、契合し固定する。
図1に示したように、被梱包物(400)を発泡ポリエチレンからなる底部緩衝材(501、502)に収め、該被梱包物(400)の上部を、天板(100)の緩衝用のブロック(301)により移動しないように押さえている。
図3a、図3bに示したように、天板(100)は、段ボール(200)の4箇所に発泡ポリエチレンからなる緩衝用ブロック(301)を4個差し込み固定したものである。
図4a、図4bに示したように、該段ボール(200)は、略矩形状の切欠(211)と、各切欠の奥側に略矩形状のスリット(212)を設けている。
図5a、図5bに示したように、発泡ポリエチレンから成る該緩衝用ブロック(301)は、略矩状であって、一端から略矩状の溝部(311)を設けるとともに、該溝部(311)の開口部付近の壁部を該溝部に突出させることによって設けた鍵部(312)からなっている。
該溝部(311)を上記段ボールの各切欠(211)に差し込み、該鍵部(312)を上記スリット(212)に差し込み、契合し固定する。
〔実施例2〕
図6aおよび図6bに示したように、実施例1に対し緩衝用のブロックの固定を頑丈にしたものである。一対の緩衝用のブロック(350、370)を段ボール(250)に差し込み該被梱包物(400)を固定している。
図7aおよび図7bに示したように、発泡ポリエチレンから成る該緩衝用のブロックA(370)は、略矩形状であって、一端から略矩状の溝部(371)を設け、該溝部の端部に凹部(372)を設けている。
図8aおよび図8bに示したように、発泡ポリエチレンから成る該緩衝用のブロックB(350)は、略矩形状であって、一端から略矩状の溝部(351)を設けるとともに、該溝部の開口部付近の壁部を該溝部に突出させることにより鍵部(352)を設けている。また該緩衝用ブロックB(350)には、上記緩衝用ブロックA(370)の凹部(372)に勘合する凸部(353)を設けている。
図9aおよび図9bに示したように、段ボール(250)には、前記緩衝用のブロック(350)を差し込むための略矩状の切欠(261)とその奥側に略矩状のスリット(262)を設け、前記緩衝用のブロックA(370)を差し込むための略矩状の切欠(271)を設けている。
図6aおよび図6bに示したように、実施例1に対し緩衝用のブロックの固定を頑丈にしたものである。一対の緩衝用のブロック(350、370)を段ボール(250)に差し込み該被梱包物(400)を固定している。
図7aおよび図7bに示したように、発泡ポリエチレンから成る該緩衝用のブロックA(370)は、略矩形状であって、一端から略矩状の溝部(371)を設け、該溝部の端部に凹部(372)を設けている。
図8aおよび図8bに示したように、発泡ポリエチレンから成る該緩衝用のブロックB(350)は、略矩形状であって、一端から略矩状の溝部(351)を設けるとともに、該溝部の開口部付近の壁部を該溝部に突出させることにより鍵部(352)を設けている。また該緩衝用ブロックB(350)には、上記緩衝用ブロックA(370)の凹部(372)に勘合する凸部(353)を設けている。
図9aおよび図9bに示したように、段ボール(250)には、前記緩衝用のブロック(350)を差し込むための略矩状の切欠(261)とその奥側に略矩状のスリット(262)を設け、前記緩衝用のブロックA(370)を差し込むための略矩状の切欠(271)を設けている。
〔従来例1〕
図2に示したように、被梱包体(400)を発泡ポリエチレンからなる底部緩衝材(501、502)に収め、該被梱包物(400)の上部を、発泡ポリエチレンからなる上部緩衝材(391、392)により移動しないように押さえている。
図2に示したように、被梱包体(400)を発泡ポリエチレンからなる底部緩衝材(501、502)に収め、該被梱包物(400)の上部を、発泡ポリエチレンからなる上部緩衝材(391、392)により移動しないように押さえている。
従来例1での上部緩衝材の体積を100としたとき、本実施例1天板の緩衝用ブロック(301)4個の体積は27と約1/4となった。同様に本実施例2の緩衝用のブロック(350、370)4対の体積は48と約1/2となった。前記緩衝用のブロック(301、350、370)何れも切削加工で加工できる形状であり、金型を用いないため安価に作製することができる。
100、150 天板
200、250、天板用段ボール
301、350、370 天板用緩衝用のブロック
400 被梱包物
501、502 底部緩衝材
200、250、天板用段ボール
301、350、370 天板用緩衝用のブロック
400 被梱包物
501、502 底部緩衝材
Claims (1)
- 物品を輸送または保管するために梱包した梱包箱であって、梱包箱は、箱本体、緩衝用のブロック、天板および/または底板からなり、該天板および/または該底板には外側から複数の切欠と、各切欠の奥側にスリットを設け、該緩衝用のブロックには一端から溝部を設けるとともに、該溝部の開口部付近の壁部を該溝部に突出させることによって鍵部を設け、該溝部の開口端を該切欠に差し込み、該ブロックの鍵部を該スリットに差し込み契合し固定することを特徴とする梱包箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007091842A JP2008247434A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 梱包箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007091842A JP2008247434A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 梱包箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008247434A true JP2008247434A (ja) | 2008-10-16 |
Family
ID=39972861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007091842A Pending JP2008247434A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 梱包箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008247434A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010104489A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
CN103043280A (zh) * | 2013-01-01 | 2013-04-17 | 杭州朴上寸村文化艺术有限公司 | 内衬式包装盒及包装方法 |
-
2007
- 2007-03-30 JP JP2007091842A patent/JP2008247434A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010104489A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
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