JP3160273U - 梱包容器 - Google Patents
梱包容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3160273U JP3160273U JP2010002399U JP2010002399U JP3160273U JP 3160273 U JP3160273 U JP 3160273U JP 2010002399 U JP2010002399 U JP 2010002399U JP 2010002399 U JP2010002399 U JP 2010002399U JP 3160273 U JP3160273 U JP 3160273U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- container body
- pressing member
- packed
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims abstract description 21
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 239000003292 glue Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 25
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229920002261 Corn starch Polymers 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 239000008120 corn starch Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
【課題】緩衝材を極力減らすことができるとともに、多品種の被梱包物を梱包するライン作業に適した梱包容器を提供する。【解決手段】被梱包物を収納する段ボール製の箱状の容器体からなる梱包容器1において、容器体2の内側の四隅近傍に、溝を備えた糊代部4、5等をそれぞれ形成し、その糊代部4、5等の溝に係止して固定される押さえ部材3を備え、容器体内に収納した被梱包物を、押さえ部材3で押さえて固定する。【選択図】図1
Description
本考案は、商品の物流において商品を梱包する段ボール等からなる梱包容器に係り、特に従来の合成樹脂製の緩衝材をなるべく使用せずに、環境に優しいリサイクル材を用いて緩衝効果を発揮させ、かつその使用量を極力減らすことができるとともに、梱包ラインにおいて容易に梱包することができる梱包容器に関するものである。
従来、配送する品物を容器に梱包する際に、被梱包物よりも大きめの容器を用意し、これに被梱包物を収納するとともに、搬送中に被梱包物が容器内で移動して破損しないように、被梱包物と容器の隙間に各種緩衝材を入れることが行われている。その緩衝材の種類としては、発泡ポリスチレン製の成形した緩衝材、ポリエチレン製のシート状の気泡緩衝材、紙やコーンスターチを含有するバラ状緩衝材など数多くが存在している。
例えば、環境に優しいリサイクル可能な素材を用いた緩衝材として、古紙やパルプを細かく砕き、これを接着剤を用いて成形する紙製緩衝材が案出されている(特許文献1参照)。
例えば、環境に優しいリサイクル可能な素材を用いた緩衝材として、古紙やパルプを細かく砕き、これを接着剤を用いて成形する紙製緩衝材が案出されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した紙製緩衝材は、梱包ラインで同じ被梱包物を大量に梱包するのには効率的であるが、多種のサイズの異なる被梱包物を梱包する作業にあっては、形状や寸法が異なる被梱包物ごとに多種の専用の紙製緩衝材を用意する必要があり、そのために多数の成形型を作成することは手間もコストも多大となり困難であった。
そこで、多品種の被梱包物を梱包する梱包ラインにおいて、容器に収納する被梱包物の上からバラ状緩衝材やシート状緩衝材を手作業で詰めることが行われている。しかしながら、容器の隙間が大きい場合には、緩衝材をたくさん入れ、小さい場合には少し入れる、という目分量での手作業は時間と手間を要する上に、緩衝材は軽いことから容器から飛び出すおそれがあった。さらに、被梱包物の上に載せた緩衝材が邪魔になって、被梱包物が見えなくなってしまい、伝票に記載された被梱包物と、梱包したものとが一致しているか否かがすぐに判別できないという問題があった。
そこで、多品種の被梱包物を梱包する梱包ラインにおいて、容器に収納する被梱包物の上からバラ状緩衝材やシート状緩衝材を手作業で詰めることが行われている。しかしながら、容器の隙間が大きい場合には、緩衝材をたくさん入れ、小さい場合には少し入れる、という目分量での手作業は時間と手間を要する上に、緩衝材は軽いことから容器から飛び出すおそれがあった。さらに、被梱包物の上に載せた緩衝材が邪魔になって、被梱包物が見えなくなってしまい、伝票に記載された被梱包物と、梱包したものとが一致しているか否かがすぐに判別できないという問題があった。
本考案の目的は、このような実情に鑑みてなされたものであり、緩衝材を極力減らすことができるとともに、多品種の被梱包物を梱包するライン作業に適した梱包容器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案は、被梱包物を収納する箱状の容器体からなる梱包容器において、容器体の内側の四隅近傍にそれぞれ形成した糊代部と、被梱包物を被蓋し前記糊代部に係止して固定されることにより被梱包物を押さえる押さえ部材とを備えることを特徴とする。
また、糊代部は、押さえ部材を係止する溝を形成することを特徴とする。
また、押さえ部材は、容器体内に配置され得る寸法でかつ容器体の内径寸法よりも大きく形成されることを特徴とする。
また、押さえ部材は、容器体内に配置した状態において透過して被梱包物を視認することができる孔部を形成することを特徴とする。
以上説明したように、本考案によれば、梱包に要する緩衝材を極力減らすことができるとともに、多品種の被梱包物を梱包するライン作業に適する梱包容器を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の梱包容器を実施するための形態を詳細に説明する。図1〜図5は、本考案の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
図1は、梱包容器1の開蓋した状態を示し、梱包容器1は段ボールからなる箱状の容器体2と、この容器体2内に取り付け取り外し自在に配置される、同じく段ボールからなる平板状の押さえ部材3とから構成されている。また、容器体2と押さえ部材3の素材としては、段ボールに限られるものではなく、厚紙、合成樹脂材などの板部材やシート部材であってもよいものである。
容器体2は、図2に示すごとく、例えば板状段ボールを抜き型で切り抜いて組み立てた蓋付きの箱であり、対向する短辺側の内側面における四隅にそれぞれ糊代部4、5、6、7を糊付けすることにより組み立てられている。
この4つの糊代部4、5、6、7には、それぞれ端辺から水平方向に3つの溝が上下方向にほぼ等間隔で形成されており、糊代部4には上から溝4a、4b、4c、糊代部5には上から溝5a、5b、5c、糊代部6には上から溝6a、6b、6c、糊代部7には上から溝7a、7b、7cが形成されている。
この溝の幅径としては、例えば押さえ部材3の板厚が1〜3mm程度の場合には、3〜6mm程度とし、また、溝の奥行きとしては、容器体2の短辺側の内径が12〜20cm程度の場合には、10mm程度とし、そして容器体2の大きさや、被梱包物に応じて、溝の幅径及び溝の間隔を適宜に設定するものである。
この溝の幅径としては、例えば押さえ部材3の板厚が1〜3mm程度の場合には、3〜6mm程度とし、また、溝の奥行きとしては、容器体2の短辺側の内径が12〜20cm程度の場合には、10mm程度とし、そして容器体2の大きさや、被梱包物に応じて、溝の幅径及び溝の間隔を適宜に設定するものである。
図3は、押さえ部材3を示し、容器体2同様に板状段ボールを抜き型で切り抜くなどすることにより成形されている。その長手方向の長さは、容器体2の長手方向の内径よりも若干長く設定されており、例えば約30cmの容器体2の内径に対して、3mm程度長くなるように設定されている、これは、押さえ部材3を容器体2内に突っ張らせた状態で設置することにより、押さえ部材3が移動しづらくなるためである。
そして、押さえ部材3の長手方向の中央には、一列に孔部8と凹欠部9が形成されるとともに、対向する長辺にもそれぞれ凹欠部9がほぼ等間隔で形成されている。押さえ部材3に孔部8と凹欠部9を形成することにより、通気性が増すとともに、被梱包物の上に押さえ部材3を載せても、孔を透過して被梱包物を視認することができるものである。さらに、孔部8の内径及び間隔を適宜に設定することにより、手指を孔部8に掛けて押さえ部材3を把持した状態で容器体2に対して容易に着脱することができるものである。
また、押さえ部材3の四隅には、容器体2の各糊代部の溝内に係止するために、糊代部の板厚を逃げるべく1〜2mm程度凹ませた段部10、11、12、13が形成されている。
そして、押さえ部材3の長手方向の中央には、一列に孔部8と凹欠部9が形成されるとともに、対向する長辺にもそれぞれ凹欠部9がほぼ等間隔で形成されている。押さえ部材3に孔部8と凹欠部9を形成することにより、通気性が増すとともに、被梱包物の上に押さえ部材3を載せても、孔を透過して被梱包物を視認することができるものである。さらに、孔部8の内径及び間隔を適宜に設定することにより、手指を孔部8に掛けて押さえ部材3を把持した状態で容器体2に対して容易に着脱することができるものである。
また、押さえ部材3の四隅には、容器体2の各糊代部の溝内に係止するために、糊代部の板厚を逃げるべく1〜2mm程度凹ませた段部10、11、12、13が形成されている。
図4は、押さえ部材3を容器体2内に設置した状態を示し、押さえ部材3の段部10は、容器体2の糊代部4の上から3番目の溝4cに係止され、同じく段部11は、糊代部5の上から3番目の溝5cに係止されている。
このような構成からなる本実施例に係る梱包容器の使い方を説明する。
図5に示すごとく、容器体2内に被梱包物14を入れ、押さえ部材3の長手方向の一辺を、被梱包物14の高さに合わせて容器体2の糊代部4、5の適宜な溝に差し込むように位置させる。次に、被梱包物14を多少押し付けるようにしながら、押さえ部材3の長手方向の他辺を容器体2の糊代部6、7の溝に差し込む。これにより、被梱包物14は押さえ部材3に上方向から押圧付勢されて、上下の隙間なく確実に容器体2内に固定される。
またこの状態において、押さえ部材3の上から最小限の緩衝材を容器体2内に入れて、より一層確実に被梱包物を堅固に梱包することとしてもよい。この場合は、押さえ部材3を用いたことにより、緩衝材の使用量を大きく削減することができるものである。
図5に示すごとく、容器体2内に被梱包物14を入れ、押さえ部材3の長手方向の一辺を、被梱包物14の高さに合わせて容器体2の糊代部4、5の適宜な溝に差し込むように位置させる。次に、被梱包物14を多少押し付けるようにしながら、押さえ部材3の長手方向の他辺を容器体2の糊代部6、7の溝に差し込む。これにより、被梱包物14は押さえ部材3に上方向から押圧付勢されて、上下の隙間なく確実に容器体2内に固定される。
またこの状態において、押さえ部材3の上から最小限の緩衝材を容器体2内に入れて、より一層確実に被梱包物を堅固に梱包することとしてもよい。この場合は、押さえ部材3を用いたことにより、緩衝材の使用量を大きく削減することができるものである。
以上、本考案の梱包容器について、具体的な実施の形態を示して説明したが、本考案はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態における梱包容器の構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
本考案の梱包容器は、流通産業において有用に利用することができるものである。
1 梱包容器
2 容器体
3 押さえ部材
4、5、6、7 糊代部
8 孔部
9 凹欠部
10、11、12、13 段部
14 被梱包物
2 容器体
3 押さえ部材
4、5、6、7 糊代部
8 孔部
9 凹欠部
10、11、12、13 段部
14 被梱包物
Claims (4)
- 被梱包物を収納する箱状の容器体からなる梱包容器において、
容器体の内側の四隅近傍にそれぞれ形成した糊代部と、
被梱包物を被蓋し前記糊代部に係止して固定されることにより被梱包物を押さえる押さえ部材とを備えることを特徴とする梱包容器。 - 糊代部は、押さえ部材を係止する溝を形成することを特徴とする請求項1記載の梱包容器。
- 押さえ部材は、容器体内に配置され得る寸法でかつ容器体の内径寸法よりも大きく形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の梱包容器。
- 押さえ部材は、容器体内に配置した状態において透過して被梱包物を視認することができる孔部を形成することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の梱包容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002399U JP3160273U (ja) | 2010-04-09 | 2010-04-09 | 梱包容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002399U JP3160273U (ja) | 2010-04-09 | 2010-04-09 | 梱包容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3160273U true JP3160273U (ja) | 2010-06-17 |
Family
ID=54863470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010002399U Expired - Fee Related JP3160273U (ja) | 2010-04-09 | 2010-04-09 | 梱包容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3160273U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013028403A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-02-07 | Rengo Co Ltd | 台形包装箱及びその封緘装置 |
-
2010
- 2010-04-09 JP JP2010002399U patent/JP3160273U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013028403A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-02-07 | Rengo Co Ltd | 台形包装箱及びその封緘装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109436502B (zh) | 一种模数穿插式缓冲包装箱 | |
JP3160273U (ja) | 梱包容器 | |
CN202624959U (zh) | 空调器的包装底托组件 | |
KR101577384B1 (ko) | 크기가 조절 가능한 포장용 상자 | |
CN211309263U (zh) | 一种包装盒 | |
JP5346439B2 (ja) | 梱包材 | |
JP2021109693A (ja) | 収納物位置決め板 | |
KR101882918B1 (ko) | 재활용 분리 상자가 만들어지는 기능성 피자 포장상자 | |
JP3170609U (ja) | 包装箱 | |
JP5286993B2 (ja) | コーナーパッド | |
KR101877758B1 (ko) | 재활용 분리 상자가 만들어지는 기능성 포장상자 | |
KR20170097310A (ko) | 내부공간을 조절할 수 있는 상품보호용 포장박스 | |
JP5422671B2 (ja) | 物品収納ケース | |
JP2008247434A (ja) | 梱包箱 | |
US20110062040A1 (en) | Edge protector | |
CN211322344U (zh) | 栽培箱结构 | |
CN109436501B (zh) | 一种模数对插式缓冲包装箱 | |
CN214649879U (zh) | 箱体的缓冲结构 | |
JP2011168304A (ja) | 包装箱 | |
JP5629806B2 (ja) | 梱包材 | |
JP2016141442A (ja) | 物品運搬用箱 | |
JP2010100316A (ja) | 梱包用保持部材 | |
JP3165599U (ja) | 保管兼用梱包箱 | |
JP2024011722A (ja) | 個包装カートン | |
JP5298674B2 (ja) | 物品を収納した容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |