JP5756007B2 - 支持基板及び梱包方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールの角部を支持する支持部材を載置して太陽電池モジュールを水平な状態で支持する支持基板及びこの支持基板を用いた太陽電池モジュールの梱包方法に関する。
従来、太陽電池モジュールを水平な状態で積み重ねて梱包する差込みシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、光起電力モジュールの角部が載置される支持異形材が内側に突出するように形成された成形品部材を備えた差込みシステムが開示されている。成形品部材には、上側にほぞ(突部)が形成され、下側に空所が形成されている。この差込みシステムでは、4個の成形品部材が、それぞれ1枚の光起電力モジュールの4つの角部を支持している。また、成形品部材のほぞは、その成形品部材の上方に配置される成形品部材の空所に差し込まれている。すなわち、この差込みシステムでは、成形品部材のほぞ−空所構造により、隣接する成形品部材が結合されることによって、成形品部材が垂直方向に積み重ねられており、積み重ねられる成形品部材により光起電力モジュールが支持されている。
特開2006−32978号公報
上記の差込みシステムを用いて光起電力モジュールを多段に積み重ねる場合、通常は、光起電力モジュールよりも一回りほど大きな長方形状の支持基板上で行う場合が多い。そして、多段に積み重ねた後、支持基板も含めて結束バンド等で一体に結束して梱包するのが一般的である。
この場合、多段に積み重ねられた光起電力モジュールの脚部となる最下段の成形品部材は、単に支持基板上に載置されているだけであるため、結束バンドで一体に結束しているとはいうものの、運搬時の振動等で成形品部材が支持基板上でずれる可能性があった。また、最悪の場合には、成形品部材が支持基板上から外れて光起電力モジュールが傾いてしまうといった可能性もあった。
本発明はかかる実情に鑑みて創案されたもので、その目的は、太陽電池モジュールの角部を支持して水平な状態で多段に積み重ねる支持部材を、支持基板上に横ずれなく安定して載置することのできる支持基板及びこの支持基板を用いた太陽電池モジュールの梱包方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の支持基板は、太陽電池モジュールの角部を支持する支持部材を載置して前記太陽電池モジュールを水平な状態で支持する支持基板であって、前記支持基板の上面の4隅には、前記支持部材の下面に形成された嵌合凹部が嵌合される嵌合凸部が形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、支持基板の上面の4隅に、支持部材の下面に形成された嵌合凹部が嵌合される嵌合凸部を形成することで、支持基板上に載置された支持部材の横ずれを防止することができる。すなわち、支持基板に対する太陽電池モジュールの横ずれを防止することが可能となる。
また、本発明の支持基板によれば、前記嵌合凸部は、上部の外周面が上部側から支持基板の上面側に向かって漸次拡開する傾斜面に形成された構成としている。この構成によると、上部の外周面を傾斜面に形成することで、支持部材の下面に形成された嵌合凹部が嵌合し易くなり、作業性が向上する。
また、本発明の支持基板によれば、前記嵌合凸部は、下部の外周面が前記傾斜面から連続する垂直面に形成された構成としている。この構成によると、下部の外周面を垂直面に形成することで、嵌合凸部に嵌合された支持部材の嵌合凹部の横ずれ、すなわち支持部材の横ずれを防止することができる。
また、本発明の支持基板によれば、前記支持基板の上面の前記嵌合凸部の周囲に、前記支持部材の外周部に当接して横方向へのずれを防止するリブ片が形成された構成としている。この構成によれば、支持基板の角部に嵌合配置された支持基板の横ずれ防止効果をさらに高めることができる。
また、本発明の支持基板によれば、前記支持部材の外周部が平面視四角形状に形成されており、前記リブ片は、前記嵌合凸部の周囲のうち、前記支持基板の角部の2辺に対向する部分を除いて形成された構成としている。このように、リブ片を、嵌合凸部の周囲のうち、支持基板の角部の2辺に対向する部分を除いて形成することで、支持基板の角部に嵌合配置された支持部材の横ずれ防止効果、特に支持基板の中心方向へのずれ防止効果を高めることができる。
また、本発明の支持基板によれば、前記支持基板は、長方形状の枠構造であって、前記太陽電池モジュールの長辺側の縁部に対向する2本の長辺側枠体と、前記太陽電池モジュールの短辺側の縁部に対向する2本の短辺側枠体とを備え、前記長辺側枠体の両端部に、前記嵌合凸部が形成された受け部材が設けられた構成としている。
この構成によると、支持基板を枠構造とすることで軽量化を図ることができる。また、受け部材を長辺側枠体と別部材で構成することで、受け部材の取り付け位置を事前に調整することができる。
また、本発明の支持基板によれば、前記受け部材は、平面視四角形状に形成された本体部を備え、前記嵌合凸部は、前記本体部の上面中央部に形成された構成としている。
また、本発明の支持基板によれば、前記リブ片は、前記本体部の上面周縁部に形成された構成としている。また、前記本体部には、前記長辺側枠体の前記端部側に突出した係合部を備えており、前記係合部が前記長辺側枠体の端部に係合される構成としている。
この構成によると、係合部を長辺側枠体の端部に係合させることで、長辺側枠体に取り付けられた受け部材が長辺側枠体の他方の端部側にずれることを防止することができる。
また、本発明の梱包方法は、上記各構成の支持基板と前記支持部材とを用いて太陽電池モジュールを水平な状態で積み重ねて梱包することを特徴としている。
本発明の梱包方法によれば、支持基板の係合凸部に最下段の支持部材を嵌合固定できるので、太陽電池モジュールを横ずれなく安定して多段に梱包することができる。
本発明によれば、支持基板の上面の4隅に、支持部材の下面に形成された嵌合凹部が嵌合される嵌合凸部を形成することで、支持基板上に載置された支持部材の横ずれを防止、すなわち、支持基板に対する太陽電池モジュールの横ずれを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねた状態を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 支持部材を斜め上方からみた斜視図である。 支持部材を斜め下方からみた斜視図である。 支持部材の他の構成例を示す斜め上方からみた斜視図である。 支持部材の他の構成例を示す斜め下方からみた斜視図である。 支持基板の平面図である。 支持基板を長手方向から見た正面図である。 支持基板を短手方向から見た側面図である。 支持基板の角部を拡大して示す平面図である。 図8のB−B断面図である。 図8のC−C断面図である。 支持基板の斜視図である。 受け部材を上方側から見た斜視図である。 受け部材8を下方側(底面側)から見た斜視図である。 図12AのD−D断面図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。 緩衝部材の斜視図である。 図18のE−E断面図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。 実施の形態に係る支持基板を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねて梱包していく手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る支持基板1を用いて太陽電池モジュールを多段に積み重ねた状態を示す斜視図、図2は、図1のA−A断面図である。
図1及び図2に示す支持基板1は、太陽電池モジュールを水平な状態で積み重ねて梱包する積載梱包具の一構成部材であって、積載梱包具は、大別すると、矩形状の支持基板(以下、パレットともいう。)1と、支持基板1の上面の4隅にそれぞれ配置され、太陽電池モジュール100の角部100aを載置して太陽電池モジュール100を水平な状態で支持する支持部材2と、を備えて構成されている。
支持部材2は、太陽電池モジュール100を水平な状態で積み重ねて梱包するように構成されている。支持部材2は、パレット1の上面に、4個取り付けられている。この4個の支持部材2は、パレット1に対して位置決めされている。4個の支持部材2は、それぞれ矩形状の太陽電池モジュール100の4つの角部(コーナー部)100aを支持している。
また、パレット1の上面に配置された4個の支持部材2には、垂直方向Zに複数(図1の例では、10個)の支持部材2が積み重ねられている。そして、各段の4個の支持部材2により、1枚の太陽電池モジュール100が支持されている。すなわち、図1の例では、パレット1上に、10枚の太陽電池モジュール100が水平な状態で積み重ねられている。
なお、パレット1上に積み重ねられた太陽電池モジュール100は、後述する天板6により最上段の太陽電池モジュール100の上面が覆われ、結束部材である例えばPP(ポリプロピレン)バンド等の結束バンド7によりパレット1に巻き付けられた状態で梱包され、運搬される。
また、支持部材2により支持される太陽電池モジュール100は、フレームレスである。すなわち、支持部材2によりフレームレスの太陽電池モジュール100を多段に積載して梱包することができる。
図3Aは、支持部材2を斜め上方からみた斜視図、図3Bは、支持部材2を斜め下方からみた斜視図である。
支持部材2は、太陽電池モジュール100のコーナー部100aを下から受け止める構造であり、平面視L字状に屈曲形成された基体部23と、この基体部23の内側壁面(内側の側面)23cの下端部から該壁面に直交する方向に延設された四角形状の支持部28とを備えている。
支持部28は、太陽電池モジュール100のコーナー部100aを下から受けるように形成されており、支持部材2全体の形状としては、縦断面略L字状に形成されている。
支持部28の下面には、パレット1の上面に形成された嵌合凸部82に嵌合させるための嵌合凹部29が形成されている。この嵌合凹29は、後述する嵌合凸部82と同様、平面視四角形状に形成されている。
このように、パレット1の上面に嵌合凸部82を形成し、支持部材2の支持部28の下面に嵌合凹部29を形成することで、パレット1上に支持部材2を載置したとき、これらの嵌合構造によって支持部材2の横ずれを防止することができる。
基体部23は、垂直方向Zに積み重ねられるように構成されている。そのため、基体部23の上端面23a及び下端面23bには、上下に隣接配置される別の支持部材2の基体部23と順次嵌め合わせて係合するための係合凸部25及び係合凹部26がそれぞれ設けられている。係合凸部25は、基体部23の各片の上端面23aに1個ずつ、計2個設けられており、係合凹部26は、基体部23の各片の下端面23bに1個ずつ、計2個設けられている。ただし、係合凸部25及び係合凹部26の形成数はこれに限定されるものではない。
例えば、図4A及び図4Bに示すように、係合凸部25を、基体部23の各片の上端面23aに2個ずつ、計4個設け、係合凹部26も、基体部23の各片の下端面23bに2個ずつ、計4個設けた構成としてもよい。このような係合構造により、支持部材2を、横ずれを防止しつつ多段に積み重ねていくことができる。
このような形状の支持部材2は、例えばPP(ポリプロピレン)やABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)等の樹脂による射出成形によって形成されている。
図5は、支持基板1の平面図、図6は、支持基板1を長手方向から見た正面図、図7は、支持基板1を短手方向から見た側面図、図8は、支持基板1の角部を拡大して示す平面図、図9は、図8のB−B断面図、図10は、図8のC−C断面図である。また、図11は、支持基板1の斜視図である。
本実施の形態の支持基板1は鉄製のものを例示している。
この支持基板1は、長方形状の枠構造であって、太陽電池モジュール100の長辺側の縁部100bに対向する2本の長辺側枠体11と、太陽電池モジュール100の短辺側の縁部100cに対向する2本の短辺側枠体12とを備え、長辺側枠体11の両端部11aに、支持部材2の下面に形成された嵌合凹部29が嵌合される嵌合凸部82が形成された受け部材8が設けられている。このように、支持基板1を枠構造とすることで軽量化を図ることができる。また、受け部材8を長辺側枠体11と別部材で構成することで、受け部材8の取り付け位置を調整することが可能となる。
長辺側枠体11は、図10に示すように、長手方向(図10では紙面に垂直方向)に沿って断面矩形状の溝部111aを有する長尺状の波板111を上下に対向させて配置し、その上下間を、板状部材である一対の支持脚112によって支持した構成となっている。また、支持脚112自体の強度を補強するため、対向する支持脚112間に補助脚113が設けられている。補助脚113は、上端縁が上側の波板111の溝部111aの底面と当接し、下端縁が下側の波板111の溝部111aの底面(図9では、上下が逆であるため上面となっている。)と当接するように配置されている。すなわち、支持脚112と補助脚とは、横断面で見たとき四角形状となっている。
このような支持脚112及び補助脚113は、図6に示すように、長辺側枠体11の両端部に配置され、その間に、長手方向(図6では左右方向)に沿って等間隔でさらに2個が配置されている。中央部の2個の支持脚部112及び補助脚113は、上下の波板111の強度を補強するために設けられている。
また、上側の波板111の長手方向の縁部には、断面が扁平な四角形状の補助枠体114が長手方向の全長に渡って設けられている。
一方、短辺側枠体12は、上記補助枠体114と同様の構成の枠体となっており、この短辺側枠体12の端部が、長辺側枠体11の上側の波板111の端部上に載置されるとともに、補助枠体114の端部側面に当接させて配置された構成となっている。
また、長辺側枠体11の両端部に配置された短辺側枠体12の間には、長手方向に沿って所定の間隔でさらに2個の短辺側枠体12が平行に配置されている。この2個の短辺側枠体12は、支持基板1の強度をさらに補強するために設けられている。
このような構造の長辺側枠体11と短辺側枠体12とは、その突き合わせ部を適宜溶接等して一体に組み付けている。
受け部材8は、補助枠体114と短辺側枠体12との突き合わせ部において、上側の波板111上に載置されている。
図12Aは、受け部材8を上方側から見た斜視図、図12Bは受け部材8を下方側(底面側)から見た斜視図、図13は、図12AのD−D断面図である。
受け部材8は、全体が略立方体形状に形成(平面視四角形状に形成)された本体部81を備えており、この本体部81の上面に平面視四角形状の嵌合凸部82が形成されている。
嵌合凸部82は、上部の外周面が上部側から本体部81の上面側に向かって漸次拡開する傾斜面82aに形成されている。上部の外周面を傾斜面82aに形成することで、支持部材2の下面に形成された嵌合凹部29が嵌合し易くなり、作業性が向上する。
また、嵌合凸部82は、下部の外周面が、傾斜面82aに連続する垂直面82bに形成されている。下部の外周面を垂直面82bに形成することで、嵌合凸部82に嵌合された支持部材2の嵌合凹部29の横ずれ、すなわち支持部材2の横ずれを防止することができる。
また、本体部81の上面の周縁部には、嵌合凸部82を囲むようにして、リブ片83が形成されている。このリブ片83は、本実施の形態では、本体部81の上面の周縁部のうち、支持基板1の角部を除いた(すなわち、補助枠体114と短辺側枠体12とに接している縁部を除いた)他の2辺の縁部に形成されている。このリブ辺83は、支持部材2の嵌合凹29を嵌合凸部82に嵌合させて載置したとき、支持部材2の外周部(より具体的には、支持部28の側面部)に当接するように設けられている。
リブ片83をこのように形成することで、支持基板1の角部に嵌合配置された支持部材2の横ずれ防止効果、特に支持基板1の中心方向へのずれ防止効果を高めることができる。すなわち、本実施の形態の受け部材8は、嵌合凸部82とリブ片83とを設けることで、二重の滑り防止機能を持たせている。
また、リブ片83の高さは、嵌合凸部82の高さより若干低くしている。例えば、嵌合凸部82の高さを11mm、リブ片の高さを8mmとしている。このように、リブ片83の高さを嵌合凸部82の高さより若干低くしているのは、支持部材2を支持基板1上に設置する際に、支持部材2の下面がリブ片83と干渉する事を避けるためである。すなわち、支持部材2を水平に下ろして支持基板1に設置する場合、置き位置の狙い位置がコーナー位置から中心に向かってズレると、支持部材2の下面とリブ片83とが干渉する可能性がある。しかし、リブ片83の高さを嵌合凸部82の高さよりも低くしておけば、支持部材2の下面とリブ片83との干渉が生じる前に、支持部材2の嵌合凹部29と嵌合凸部82との嵌め合わせにより設置位置が補正されるため、干渉が発生しない構造となっている。
また、本体部81の底面85には、長辺側枠体11の端部側に突出するように係合部86が設けられている。この係合部86は、本体部81の一側面81aの下端縁から水平方向に延設された支持杆86aと、この支持杆86aの先端部から下方に屈曲させた係合片86bとで構成されている。受け部材8は、上側の波板111の端部上に載置したとき、本体部81の底面85に突出形成された支持杆86aが上側の波板111の溝部111aに嵌まり込み、先端部の係合片86bが上側の波板111の溝部111aの端縁部(底面の端縁部)に係合するように設けられている。このように、係合片86bを上側の波板111の溝部111aの端縁部に係合させることで、長辺側枠体11に取り付けられた受け部材8が長辺側枠体11の他方の端部側にずれることを防止することができる。
また、受け部材8には、本体部81の上面から下面にかけて貫通する貫通穴88が形成されている。この貫通穴88は、上部側が大径、下部側が小径に形成されており、穴中央部における大径と小径との段差部88aが、大径側から挿通したねじ部材90の頭部を受け止める受け止め部となっている。
すなわち、受け止め部8は、図9及び図10に示すように、ねじ挿通穴である貫通穴88に大径側からねじ部材90を挿通し、波板111の溝部111aの底面にねじ込むことで、上側の波板111に固定されている。
このような形状の受け部材8は、例えばPP(ポリプロピレン)やABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)等の樹脂による射出成形によって形成されている。
なお、上側の波板111と下側の波板111との間の隙間が、後述する結束バンド7を通す穴、及び輸送コンテナ等への積み込み時にフォークリフトのフォークが差し込まれる穴となっている。
以上が、本発明の実施の形態である支持基板1の説明である。
次に、上記構成の支持基板1を用いて太陽電池モジュール100を多段に積み重ねて梱包する梱包方法について、図14ないし図23を参照して説明する。なお、以下の梱包方法は、例えば自動機などにより行われる。
まず、図14に示すように、支持基板1の角部4箇所に配置された受け部材8の嵌合凸部82にそれぞれ1段目となる支持部材2の支持部28の下面に形成された嵌合凹部29を嵌合して、1段目の支持部材2を支持基板1の4隅に配置する。次に、図15に示すように、1段目の各支持部材2に1段目の太陽電池モジュール100の4隅のコーナー部100aを載せるようにして載置する。次に、図16に示すように、1段目の各支持部材2の係合凸部25に2段目となる支持部材2の係合凹部26をそれぞれ嵌め合わせて係合する。次に、図17に示すように、2段目の各支持部材2に2段目の太陽電池モジュール100の4隅のコーナー部100aを載せるようにして載置する。以後、図16及び図17に示す手順を所定回数繰り返すことにより、図1に示すように、支持基板1上に所定枚数の太陽電池モジュール100を多段に積載する。
なお、実施の形態では、太陽電池モジュール100のコーナー部100aは、当該太陽電池モジュール100のコーナー部100aを支持する支持部材2の支持部28の上面と、その上段に配置された支持部材2の支持部28の下面とで挟持する構成としている。これにより、個々の太陽電池モジュール100が上下(垂直方向Z)にばたつくのを防止することができる。
この後、図18に示すように、積み重ねられた太陽電池モジュール100の長手方向に沿う両縁部100bの中央部に、太陽電池モジュール100の上下の撓みを防止するとともに、輸送時の振動等による上下のばたつきを防止するための緩衝部材5を嵌合して配置する。
緩衝部材5は、図19に示すように、側面視コ字状に形成されており、図20に示すように、各太陽電池モジュール100の端部100bに嵌合することで、上下の緩衝部材5が隙間無く配置されるようになっている。
また、緩衝部材5には、外側面に後述する結束部材である結束バンド7を通す凹溝部53が上下に貫通して形成されている。
そのため、図21に示すように、まずこの状態において、緩衝部材5の凹溝部53に通すようにして、支持基板1(より具体的には、上側の波板111)から最上段の太陽電池モジュール100までを結束バンド7で架け回し、一体に結束する。
このように、緩衝部材5の外側面に結束バンド7を通す凹溝部53を形成することで、結束後の緩衝部材5が横方向にずれるのを防止することができる。
次に、図22に示すように、最上段の太陽電池モジュール100の上面に、緩衝用として、太陽電池モジュール100の幅よりも広い幅に形成された例えば段ボールからなる天板6を配置する。
天板6は、支持基板1の4隅に配置されている支持部材2の外側壁面同士を結ぶ直線Lに沿って折り曲げる折り曲げ部61を有している。
そして、図23に示すように、天板6の長手方向の両側の折り曲げ部61を、この直線Lに沿って下方に折り曲げる。
そして、この状態で、長手方向の両端から約1/3程度のところの2箇所を、支持基板1(より具体的には、上側の波板111)から天板6まで結束バンド7を架け回すようにして一体に結束する。
この後、図示は省略しているが、全体をフィルム状のシート(ラップ等)で包み込んで太陽電池モジュール梱包体を作製する。そして、このように作製した太陽電池モジュール梱包体をフォークリートによって輸送コンテナ内に積み込んで、目的地まで輸送することになる。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 支持基板
2 支持部材
5 緩衝部材
6 天板
7 結束バンド(結束部材)
8 受け部材
11 長辺側枠体
12 短辺側枠体
23 基体部
23a 上端面
23b 下端面
25 係合凸部
26 係合凹部
28 支持部
29 嵌合凹部
61 折り曲げ部
81 本体部
82 嵌合凸部
82a 傾斜面
82b 円筒面
83 リブ片
85 底面
86 係合部
86a 支持杆
86b 係合片
88 貫通穴
90 ねじ部材
100 太陽電池モジュール
100a コーナー部
100b 縁部
111 波板
111a 溝部
112 支持脚
113 補助脚
114 補助枠体

Claims (5)

  1. 太陽電池モジュールの角部を支持する支持部材を載置して前記太陽電池モジュールを水平な状態で支持する支持基板であって、
    前記支持基板の上面には、前記支持部材の下面に形成された嵌合凹部が嵌合される嵌合凸部が形成され、
    前記支持基板の上面の前記嵌合凸部の周囲に、前記支持部材の外周部に当接して横方向へのずれを防止するリブ片が形成されていることを特徴とする支持基板。
  2. 請求項1に記載の支持基板であって、
    前記支持部材の外周部が平面視四角形状に形成されており、
    前記リブ片は、前記嵌合凸部の周囲のうち、前記支持基板の角部の2辺に対向する部分を除いて形成されていることを特徴とする支持基板。
  3. 請求項1または2に記載の支持基板であって、

    前記支持基板は、長方形状の枠構造であって、前記太陽電池モジュールの長辺側の縁部に対向する2本の長辺側枠体と、前記太陽電池モジュールの短辺側の縁部に対向する2本の短辺側枠体とを備え、
    前記長辺側枠体の両端部に、前記嵌合凸部が形成された受け部材が設けられ、
    前記受け部材は、本体部を備え、前記嵌合凸部は、前記本体部の上面に形成され、
    前記リブ片は、前記本体部の上面周縁部に形成されていることを特徴とする支持基板。
  4. 太陽電池モジュールの角部を支持する支持部材を載置して前記太陽電池モジュールを水平な状態で支持する支持基板であって、
    前記支持基板の上面には、前記支持部材の下面に形成された嵌合凹部が嵌合される嵌合凸部が形成され、
    前記支持基板は、長方形状の枠構造であって、前記太陽電池モジュールの長辺側の縁部に対向する2本の長辺側枠体と、前記太陽電池モジュールの短辺側の縁部に対向する2本の短辺側枠体とを備え、
    前記長辺側枠体の両端部に、前記嵌合凸部が形成された受け部材が設けられ、
    前記受け部材は、前記長辺側枠体の前記端部側に突出した係合部を備えており、前記係合部が前記長辺側枠体の端部に係合されていることを特徴とする支持基板。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の支持基板と前記支持部材とを用いて太陽電池モジュールを水平な状態で積み重ねて梱包することを特徴とする梱包方法。
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