JPH022052Y2 - - Google Patents

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JPH022052Y2
JPH022052Y2 JP1982052234U JP5223482U JPH022052Y2 JP H022052 Y2 JPH022052 Y2 JP H022052Y2 JP 1982052234 U JP1982052234 U JP 1982052234U JP 5223482 U JP5223482 U JP 5223482U JP H022052 Y2 JPH022052 Y2 JP H022052Y2
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JP
Japan
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rotor
bearing
motor
rotating shaft
cylindrical portion
Prior art date
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JP1982052234U
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English (en)
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JPS58153549U (ja
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Application filed filed Critical
Priority to JP5223482U priority Critical patent/JPS58153549U/ja
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Publication of JPH022052Y2 publication Critical patent/JPH022052Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロータ抜け防止構造を有するモータ
の改良に関するものである。
例えばオーデイオプレーヤ用D.D.モータある
いはビデオデイスク用モータとして用いられるモ
ータにあつては、その回転軸の外周を軸受で支承
し、軸方向の下端はスラスト軸受で支承する構造
となし、スラスト方向の回転軸の動きを拘束する
ようにしている。
しかし、上記回転軸の軸方向の上端は自由な状
態におかれているため、モータ回転時に回転軸
が、それに固定されているロータと共に抜け出
る、いわゆるロータ抜けが生じ易いので、ロータ
抜け防止手段が備えられている。
第1図は、従来のロータ抜け防止構造の一例を
示すもので、1はモータ回転軸、2はこれに固定
されたロータ、3は軸受、4は軸受ケース、5は
ワツシヤによるスラスト軸受、6はEリング、7
はワツシヤ、8はシヤーシである。前記の構造に
おいては、モータ回転時、モータ回転軸1の先端
に設けた上記Eリング6およびワツシヤ7がスト
ツパとして軸受3に係合することにより、ロータ
抜け防止がなされるようになつている。
また、他の手段として、セツトに組み込まれた
モータのロータ上端面にシヤーシ等の構造物を配
置した構造となし、これら構造物をストツパとし
たロータ抜け防止構造も提案されている。
しかし、前述した従来のロータ抜け防止構造に
おいては、その構造上モータの高さが大きくなる
ため、セツト全体の高さが大きくなる欠点があ
る。また、部品数が多くなると共に組立て工数が
多くなる欠点もある。さらに、組立て後にロータ
を取り外すのが困難となる欠点がある。
本考案は、以上の欠点を除去するためなされた
もので、モータ高さを高くせず、部品数を少なく
抑え、かつ組立て工数を減少させると共に組立て
後のロータの取外しが容易にできるロータ抜け防
止構造を備えたモータを提供することを目的とし
ているものである。
本考案は、回転軸と、ロータと、筒部と、外周
軸受部と、スラスト軸受と、突起部材とを有する
モータであつて、前記筒部はザグリ溝が内周面に
設けられ、その位置において貫通孔が形成されて
おり、前記外周軸受部は筒状の軸受ケースと、そ
の両端内側に設けられた軸受とからなり、軸受ケ
ースの外周には突起部材が設けられており、前記
回転軸は両端が前記軸受と、下端がスラスト軸受
とで支持されており、前記筒部は、外周軸受部の
外周に同心的に遊嵌され、かつ回転軸の上端部に
固定され、筒部の下部にはロータが固定され、前
記ザグリ溝が外周軸受部の突起部材と対応し、受
け入れている構成により、回転時のロータの抜け
を防止できるようにしたものである。
以下、本考案は、その実施の一例を示した図面
に基づいて具体的に説明する。
第2図において、1はモータの回転軸、2はロ
ータであつて、回転軸の外周軸受部Xは回転軸の
両端外周を支承する軸受3,3と、筒状の軸受ケ
ース4とで形成されている。5は回転軸の下端を
支承するスラスト軸受部である。
前記外周軸受部Xの外周には、それと同心に筒
部2aが遊嵌され、回転軸1の上端部に固定さ
れ、筒部の下部に前記ロータ2が固定されてい
る。前記筒部2aにはその所要部位に貫通孔9が
あけられている。前記軸受ケース4には、前記貫
通孔9から入れたネジが突起部材10として固着
されている。一方、筒部2aの内周面には、前記
突起部材10を受け入れて係合させるためめのザ
グリ溝11が環状に形成されている。
上記の構成において、モータの回転時、ロータ
2が正常位置にある場合には、軸受ケース4側の
突起部材10はロータ筒部2aの内周面の環状ザ
グリ溝11内に突出しているだけで、溝内面と接
触しないので、ロータ2は自由に回転することが
できる。
次に回転数が増加して、ロータ2が筒部2aと
共に上方に抜け上るような力を受けた場合、前記
筒部2a側の環状ザグリ溝11の下端面が突起部
材10に係合するようになり、突起部材10がス
トツパとして働くので、ロータ2の抜け上げは阻
止される。
なお、図示の例のように、筒部2aの直径方向
の両端に貫通孔9をそれぞれ設けておけば、必要
に応じて突起部材を2個にして構成することがで
きる。
以上に述べたように、本考案の構成によれば、
ロータの抜け止め機構を設けても、モータ高さを
高くすることなく、セツト全体の高さを小さくす
ることが可能である。また、部品数も少なくでき
るので、組立て工数を減少させることができる。
さらにまた、組立て後のロータの取外しも容易
となるため、セツトの保守、修理等を行うときも
極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータ抜け防止構造を有するモ
ータの断面図、第2図は本考案の一実施例を示す
ロータ抜け防止構造を有するモータの断面図、第
3図はそのA−A線の横断面図である。 1……回転軸、2……ロータ、2a……筒部、
X……外周軸受部、3……軸受、4……軸受ケー
ス、5……スラスト軸受、9……貫通孔、10…
…突起部材、11……環状のザグリ溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸1と、ロータ2と、筒部2aと、外周軸
    受部Xと、スラスト軸受5と、突起部材10とを
    有するモータであつて、 前記筒部2aはザグリ溝11が内周面に設けら
    れ、その位置において貫通孔9が形成されてお
    り、 前記外周軸受部Xは筒状の軸受ケース4と、そ
    の両端内側に設けられた軸受3,3とからなり、
    軸受ケース4の外周には突起部材10が設けられ
    ており、 前記回転軸1は両端が軸受3,3と、下端がス
    ラスト軸受5とで支持されており、 前記筒部2aは、外周軸受部Xの外周に同心的
    に遊嵌され、かつ回転軸1の上端部に固定され、
    筒部の下部にはロータ2が固定され、前記ザグリ
    溝11が外周軸受部Xの突起部材11と対応し、
    受け入れていることを特徴とするモータ。
JP5223482U 1982-04-09 1982-04-09 モータ Granted JPS58153549U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223482U JPS58153549U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 モータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223482U JPS58153549U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153549U JPS58153549U (ja) 1983-10-14
JPH022052Y2 true JPH022052Y2 (ja) 1990-01-18

Family

ID=30062944

Family Applications (1)

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JP5223482U Granted JPS58153549U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 モータ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247210B2 (ja) * 1972-07-31 1977-12-01
JPS5429307B2 (ja) * 1975-11-05 1979-09-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247210U (ja) * 1975-09-30 1977-04-04
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Patent Citations (2)

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JPS5247210B2 (ja) * 1972-07-31 1977-12-01
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS58153549U (ja) 1983-10-14

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