JPH058033U - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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Publication number
JPH058033U
JPH058033U JP6375291U JP6375291U JPH058033U JP H058033 U JPH058033 U JP H058033U JP 6375291 U JP6375291 U JP 6375291U JP 6375291 U JP6375291 U JP 6375291U JP H058033 U JPH058033 U JP H058033U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust receiving
receiving ball
bearing
thrust
rotating shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP6375291U
Other languages
English (en)
Inventor
雄司 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP6375291U priority Critical patent/JPH058033U/ja
Publication of JPH058033U publication Critical patent/JPH058033U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラスト受け球が軸受筒から脱落することを
確実に防止して組付け性の著しい向上を計る。 【構成】 スラスト受け球5を軸受筒4内に収容するべ
く構成すると共に、軸受筒4のモータ軸支承部4aを、
スラスト受け球収容部4bよりも小径に形成する。。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータ等に組付けられる軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、この種軸受装置においては、回転軸の外周面を支承する円筒状の軸受 筒と、回転軸のスラスト荷重をスラスト受け球を介して受けるスラスト受け板と を備えるものが知られており、そして従来のものは、図2に示す如く、回転軸端 面に形成した凹部にスラスト受け球を収容することでスラスト受け球の移動規制 をしていた。しかるに近来では、小型軽量化の要請から回転軸の小径化が提案さ れており、この場合には、回転軸端面に前記凹部を形成できなくなるという不都 合が生じる。そこで、回転軸を小径にした場合には、図3に示す如く軸受収容部 底面に凹部を形成したり、図4に示す如くスラスト受け球を軸受筒の内周部に収 容することが提案されているが、前者では、スラスト受け球が凹部内面に面接触 してしまうため、スラスト受け球の回転が円滑に行われない余りか、スラスト受 け球が早期に摩耗する惧れもあり耐久性に問題がある。一方、後者では、スラス ト受け球が軸受筒内周部よりも小径に形成されるため、組付け時にスラスト受け 球が脱落し易く組付け作業性に劣るという欠点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる軸受装 置を提供することを目的として創案されたものであつて、回転軸の外周面を支承 する円筒状の軸受筒と、回転軸のスラスト荷重をスラスト受け球を介して受ける スラスト受け板とを備えてなる軸受装置において、前記軸受筒の内周部一端側に 、回転軸支承部よりも大径なスラスト受け球収容部を形成すると共に、該大径部 には、回転軸支承部よりも大径なスラスト受け球を内装したことを特徴とするも のである。 そして本考案は、この構成によつて、耐久性および組付け作業性に優れた軸受 装置を提供することができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はモー タヨーク2に組込まれる軸受装置であつて、該軸受装置1は、小径なモータ軸3 の外周面を支承する円筒状の軸受筒4と、モータ軸3のスラスト荷重をスラスト 受け球5を介して受けるスラスト受け板6とを備えるべく構成され、そして前記 モータヨーク2に形成される有底筒状の軸受収容部2a内に組込まれるが、これ らの基本構成は従来通りである。
【0005】 前記軸受筒4は、モータ軸挿通側半部に内径寸法Aに形成されるモータ軸支承 部4aが形成されるが、軸受筒4のスラスト受け板側半部には、モータ軸支承部 4aよりも大径な内径寸法Bに形成されるスラスト受け球収容部4bが形成され ている。そして、スラスト受け球収容部4bには前記スラスト受け球5を収容す るが、スラスト受け球5は、スラスト受け球収容部4bよりも小径で、かつモー タ軸支承部4aよりも大径な径寸法Cに形成されている。即ち、軸受筒4に収容 されたスラスト受け球5はモータ軸挿通側からの脱落が規制されるべく構成され ている。
【0006】 ところで、前記スラスト受け板6は、スラスト受け球収容部4bの開口を覆蓋 するよう軸受筒4に当てがわれることによつて、スラスト受け球5を介してモー タ軸3のスラスト荷重を受けるが、本実施例においては、スラスト受け球収容部 4bの開口周縁に形成される段差部4c内に嵌合することにより径方向の移動が 規制されるようになつている。
【0007】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、軸受装置1は、各構成部品を 前述の如く組付けてユニツト状態とし、しかる後モータヨーク2に組込まれるが 、軸受筒4に収容されるスラスト受け球5は、モータ軸支承部4aよりも大径に 形成されるため、軸受筒4からの脱落が確実に規制されることになる。
【0008】 この様に、本考案にあつては、モータ軸3のスラスト荷重を、軸受筒4に収容 したスラスト受け球5を介してスラスト受け板6で受けるべく構成してスラスト 受け球5の円滑な回転や耐久性を確保したものでありながら、軸受筒4に収容さ れるスラスト受け球5は、モータ軸支承部4aよりも大径に形成されて軸受筒4 からの脱落が確実に規制されることになり、従つて、スラスト受け球5の脱落に よつて組付けに手間取るような不都合を解消して組付け作業性を著しく向上させ ることができる。
【0009】 しかも、スラスト受け板6は、スラスト受け球収容部4bの開口周縁に形成さ れる段差部4c内に嵌合することにより径方向の移動が規制されるので、前記ユ ニツト状態における脱落が防止され、この結果、組付け作業性をさらに向上させ ることができる。
【0010】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、小径な回転軸 を支承するべくスラスト受け球を軸受筒に収容したものでありながら、スラスト 受け球は、回転軸支承部よりも大径に形成されると共に、スラスト受け球よりも 大径なスラスト受け球収容部に収容されることになるため、スラスト受け球が軸 受筒の回転軸支承部側から脱落してしまうことを確実に規制できることになる。 この結果、組付け時においてスラスト受け球が脱落して手間取るような不都合を 悉皆解消して組立て作業性の著しい向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の軸受装置を示す断面図である。
【図2】従来例を示す軸受装置の断面図である。
【図3】同上断面図である。
【図4】同上断面図である。
【符号の説明】
1 軸受装置 2 モータヨーク 3 モータ軸 4 軸受筒 4a モータ軸支承部 4b スラスト受け球収容部 5 スラスト受け球 6 スラスト受け板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 回転軸の外周面を支承する円筒状の軸受
    筒と、回転軸のスラスト荷重をスラスト受け球を介して
    受けるスラスト受け板とを備えてなる軸受装置におい
    て、前記軸受筒の内周部一端側に、回転軸支承部よりも
    大径なスラスト受け球収容部を形成すると共に、該大径
    部には、回転軸支承部よりも大径なスラスト受け球を内
    装したことを特徴とする軸受装置。
JP6375291U 1991-07-17 1991-07-17 軸受装置 Pending JPH058033U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6375291U JPH058033U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6375291U JPH058033U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058033U true JPH058033U (ja) 1993-02-02

Family

ID=13238449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6375291U Pending JPH058033U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 軸受装置

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JP (1) JPH058033U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014103791A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Asmo Co Ltd モータ装置及びモータ装置の組立方法
JP2017063613A (ja) * 2016-12-20 2017-03-30 アスモ株式会社 モータ装置及びモータ装置の組立方法
JP2017072251A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 エスカエフ・マニュティック・メシャトロニク 磁気的機械的ベアリングを備えた回転機械

Cited By (3)

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