JPH02203328A - レンズシャッタ機構 - Google Patents

レンズシャッタ機構

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JPH02203328A
JPH02203328A JP63332091A JP33209188A JPH02203328A JP H02203328 A JPH02203328 A JP H02203328A JP 63332091 A JP63332091 A JP 63332091A JP 33209188 A JP33209188 A JP 33209188A JP H02203328 A JPH02203328 A JP H02203328A
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shutter
opening cam
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Masakatsu Hori
堀 真克
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/08Shutters
    • G03B9/10Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
    • G03B9/14Two separate members moving in opposite directions

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、レンズシャッタ機構に関し、特に高速シャッ
タを容易に得ることができるレンズシャッタ機構に関す
る。
「従来技術およびその問題点」 カメラのコンパクト化、高性能化、コストダウン等の種
々の要求に対し、従来、レンズシャッタ機構は、ステッ
ピングモータ使用による正確な制御、バイモルフ素子を
用いたコストダウン、あるいは1モータによるAF、A
E制御など多種多様な構造、構成あるいは性質のものが
提案されている。しかしながら、ステッピングモータを
駆動源としたシャッタは、高トルクが得にく(、高速シ
ャッタも得られない、またバイモルフ素子を駆動源とす
ると、磁気ヒステリシスの影響で電圧と変位量に比例関
係が得にくく、正確な制御ができない、さらに普通のコ
アモータを駆動源としたシャッタでは、モータの回転に
よりシャッタセクタを開または閉とし、ばね付勢力で、
これを閉または開とする構成が多くとられているが、一
般のコアモータは回転数が高速でしかも制御よく立ち上
がらないので、シャッタを高速化することが困難であり
、11500秒程度でシャッタスピードの高速化を断念
せざるを得なかった。特に最近のレンズの長焦点化に伴
い、開放径が大きくなることから自らセクタ全開に至る
までに時間がかかり、手振れ限界等を規制され、撮影可
能範囲が狭められているのが実情である。
「発明の目的」 本発明は、少ない部品点数の簡単な構造で、モータ駆動
のレンズシャッタ機構では実現できなかった高速シャッ
タを容易に得ることができるレンズシャッタ機構を得る
ことを目的とする。
また本発明は、−眼レフレックスカメラにも適用できる
レンズシャッタ機構を得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、ステッピングモータやバイモルフ圧電素子等
のアクチエエータによって直接シャッタセクタを開閉す
るのではなく、シャッタセクタの駆動はばね力によって
行なわせることにより、高速シャッタを得るという着想
に基ずいて完成されたものである。
本発明のレンズシャッタ機構は、セクタ駆動ピンを有す
るセクタ駆動レバーを回転駆動されるセクタ開カムによ
り、セクタ閉位置とセクタ全開位置との間で移動制御さ
れる開カム当接レバーと;シャッタセクタと連動する駆
動ピンを有し、その移動位置に応じシャッタセクタを開
閉するセクタ駆動レバーと;この開カム当接レバーとセ
クタ駆動レバーとを接近付勢し、外力が加わらない状態
では両者を一体に移動させ、セクタ駆動レバーに外力が
加わったときにはその単独相対移動を許容する、両者を
結合する結合ばね手段と:この結合ばね手段より強いセ
クタ閉ばね手段によってセクタ閉方向に移動付勢され、
セクタ駆動レバーと衝突可能なセクタ閉レバーと;この
セクタ閉レバーを上記セクタ閉ばね手段に抗して、上記
セクタ駆動レバーと係合するレリーズ完了位置から係合
しないシャッタセット位置に移動させるチャージ手段と
;このチャージ手段によってシャッタセット位置に移動
されたセクタ閉レバーをその位置に保持し、シャッタレ
リーズ信号が与えられたときその保持を開放して、上記
セクタ閉ばね手段によりセクタ駆動レバーをシャッタセ
クタ閉方向に移動させるセクタ閉手段とを備えたことを
特徴としている。
セクタ閉レバーのチャージ手段は、例えば、セクタ閉レ
バーと当接して回転駆動される閉ばねチャージカムから
構成することができ、あるいはセクタ閉レバーと当接し
て往復駆動される往復動レバーから構成することができ
る。
以上のレンズシャッタtjHIIは、セクタ閉レバーが
セクタ閉ばね手段の力゛によって走行するため。
高速シャッタを比較的容易に得ることができるという特
徴がある。しかしさらに高速シャッタを得ることも可能
である。すなわち開カム当接レバーがシャッタ閉位置か
ら開位置方向に移動するとき、セクタ駆動レバーの移動
を拘束して結合ばね手段をチャージし、高速シャッタモ
ードにおいてレリーズ信号が与えられたときその拘束を
解除する高速モード用保持手段を設けることにより、シ
ャッタセクタの閉方向の移動速度だけでな(、開方向の
移動速度も早め、より高速なシャッタを得ることができ
る。
これらのセクタ閉手段および高速モード用保持手段はそ
れぞれ、例えばセクタ閉レバーおよびセクタ駆動レバー
を吸着保持するマグネットから構成することができる。
セクタ開カムの回転角度、つまりセクタ駆動レバーのシ
ャッタセクタ開方向への移動量は、測光装置による被写
体輝度に応じて制御するとよい。
このセクタ開カムは、その一回転により、開カム当接レ
バーをセクタ閉位置から全開位置とに移動させるもので
あるとするのが望ましい。
またセクタ閉レバーのチャージ手段を閉ばねチャージカ
ムから構成する場合、この閉ばねチャージカムも、その
一回転によりセクタ閉レバーをシャッタセット位置とレ
リーズ可能位置とに移動させる形状とするのが望ましい
、カムの回転方向を変更する必要がなく、装置構成が単
純化される。そして、この閉ばねチャージカムとセクタ
開カムは、その回転を同期させることにより、シーケン
シャルなシャッタの開閉動作を簡単に行なうことができ
る。さらにこの閉ばねチャージカムとセクタ開カムは、
前者の一回転当たり、後者がその整数倍回転するように
制御し、かつ閉ばねチャージカムがシャッタセット位置
にあるとき、セクタ開カムはセクタ全開位置にあるよう
に初期位置をセットすると、−眼レフカメラにも利用す
ることかできる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1A−1
0図は本発明の・レンズシャッタ機構の原理図、第2A
〜2G図は同じくより具体的な構造例を示す図である。
第1A−10図では構成部材がいずれも図の左右方向に
動く直進移動部材として描かれているのに対し、第2A
〜2G図では構成部材が軸を中心に回動する回動部材と
して示されている点が太き(異なる。第2図では構成部
材の回動中心(軸)には、その構成部材の符合にPを付
す。
カメラ本体11には、セクタ開カム12と、閉ばねチャ
ージカム13とがそれぞれ回動可能に支持されている。
カメラ本体11には、このセクタ開カム12の周縁カム
面12aと当接するフォロア部(腕)14aを有する開
カム当接レバー14と、閉ばねチャージカム13の周縁
カム面間ばねチャージカム13aと当接するフォロア部
(腕)15aを有するセクタ閉レバー15が設けられて
いる、またカメラ本体11には、もう一つの可動部材と
して、セクタ駆動レバー16が設けられている。このセ
クタ駆動レバー16は、セクタ駆動ピン17を有し、こ
のセクタ駆動ピン17はシャッタセクタと連動している
。第2図の実施例では、セクタ駆動レバー16は開カム
当接レバー14の軸14Pに同軸に支持されている。
第3図は、このセクタ駆動ピン17とシャッタセクタ2
6の関係の一例を示す、一対のシャッタセクタ26は、
アパーチャ29を開閉するべく、軸26aを中心に回動
可能に支持されており、互いに重なる位置に、駆動長孔
27を有している。
セクタ駆動ピン17は、この互いに重なる駆動長孔27
内に挿入されていて、セクタ駆動ピン17が矢印方向に
駆動されると、シャッタセクタ26が軸26aを中心に
回動してアパーチャ29を開閉する。第1〜3図におい
ては、このセクタ駆動ピン17のアパーチャ開位置と閉
位置を表示している。
このセクタ駆動レバー16は、開カム当接レバー14及
びセクタ閉レバー15と次のように連係している。、先
ず開カム当接レバー14とセクタ駆動レバー16の間に
は、両者を接近付勢する結合ばね18が設けられている
。この結合ばね18はセクタ駆動レバー16に外力が加
わらない状態では、セクタ駆動レバー16と開カム当接
レバー14を一体に移動させ、セクタ駆動レバー16に
外力(係止力)が加わると、結合ばね18が撓みつつ(
エネルギを蓄えつつ)開カム当接レバー14のみが移動
可能である。第1図の実施例では、このセクタ駆動レバ
ー16と開カム当接レバー14は、当接面16bと当接
面14bで当接する。第2図の実施例では、開カム当接
レバー14とセクタ駆動レバー16の相対回動可能角度
は、開カム当接レバー14に形成した弧状長孔14cと
、この弧状長孔14cに嵌まる、セクタ駆動レバー16
に植設した連動ピン16cとによって決定される。
次にセクタ閉レバー15とカメラ本体11との間には、
セクタ閉ばね20が設けられている。このセクタ閉ばね
20は、結合ばね18より強いもので、セクタ閉レバー
15をセクタ閉方向に移動付勢している。セクタ駆動レ
バー16とセクタ閉レバー15は、衝突面16dと衝突
面15dによって衝突可能であり、セクタ閉レバー15
がセクタ閉ばね20の力で走行してこの衝突面16dと
衝突面15dが衝突すると、セクタ駆動レバー16がこ
れと一体にセクタ閉方向に移動する。第2図の実施例で
は、セクタ駆動ピン17が衝突面16dを構成する。
なお19は、セクタ開カム12と開カム当接レバー14
のフォロア部14aを常時接触させる接触ばねである。
これらの結合ばね18、接触ばね19及びセクタ閉ばね
20は、第1図の原理図では、いずれも引張コイルばね
として構成され、第2図の実施例では、トーションコイ
ルばねとして構成されている。
上記セクタ駆動レバー16には、高速モードマグネット
21が付設され、セクタ閉レバー15にはセクタ閉マグ
ネット22が付設されている。高速モードマグネット2
1は、通電されたとき、セクタ駆動レバー16を吸着し
てその移動を拘束し、セクタ閉マグネット22は、同じ
く通電されたとき、セクタ閉レバー15を吸着してその
移動を拘束する。第2図の実施例では、セクタ駆動レバ
ー16にアマチュア腕16eが形成され、このアマチュ
ア腕16eに、高速モードマグネット21に吸着される
アマチュア21aが設けられている。またセクタ駆動レ
バー16はそのフォロア腕16aに、セクタ閉マグネッ
ト22に吸着されるアマチュア22aが設けられている
上記セクタ開カム12は、その一回転(半回転)によっ
て、開カム当接レバー14(及びセクタ駆動レバー16
)をセクタ閉位置から全開位置の間に移動させるもので
ある。すなわちこのセクタ開カム12の周縁カム面12
aは、回転中心12bから等距離のセクタ閉区間(測光
区間)θlと、このセクタ閉区間θ1より徐々に径を拡
大縮小するセクタ開閉区間θ2とを有している。
このセクタ開カム12は、モータ25によって回転され
、モータ25の回転位置は、例えば、フォトインタラプ
タにより、測光装置からの被写体の輝度信号に応じて制
御される。あるいはこのモータ25をステッピングモー
タから構成してもよい。
また上記間ばねチャージカム13は、セクタ閉レバー1
5をセクタ駆動レバー16と係合するレリーズ完了位置
から係合しないシャッタセット位置に移動させて、セク
タ閉ばね20をチャージするものである。このためその
回転中心13bから等距離のレリーズ可能区間α1と、
このレリーズ可能区間α1より徐々に径を拡大縮小する
チャージ区間α2とを有している。
なお第2図の実施例では、セクタ駆動ピン17は、カメ
ラ本体11(シャッタ機構)に設けた移動ガイド孔17
aに嵌まっており、セクタ閉レバー15のセクタ閉側へ
の最大移動位置は、ストッパピン15fによって規制さ
れている。
そしてこのセクタ開カム12と閉ばねチャージカム13
は、基本的には、次の動作が得られるように回転制御さ
れる。まず閉ばねチャージカム13のチャージ区間α2
と、セクタ閉レバー15のフォロア部15aによってセ
クタ閉レバー15をシャッタセット位置に移動させてセ
クタ閉ばね20をチャージし、その状態で、セクタ閉マ
グネット22に通電してこれをその位置に保持する。そ
の後間ばねチャージカム13はレリーズ可能区間α1に
回動して、セクタ閉レバー15の走行を可能とする。
他方この間において、セクタ開カム12は、そのセクタ
開閉区間θ2と開カム当接レバー14のフォロア部14
aにより、開カム当接レバー14をセクタ閉状態から開
方向に移動させる。セクタ開カム12の回動角度は、露
出情報によって制御される。すると結合ばね18によっ
て開カム当接レバー14と一緒に移動するセクタ駆動レ
バー16がセクタ駆動ピン17によってシャッタセクタ
26を回動させ、アパーチャ29を開いていく。そして
開カム当接レバー14の移動量が被写体輝度に対応する
量となると、セクタ閉マグネット22への通電が解除さ
れる。すると、セクタ閉レバー15がセクタ閉ばね20
の力によって走行し、衝突面15dと衝突面16dが衝
突してセクタ駆動レバー16がセクタ閉方向に走行する
。この動作によって、シャッタレリーズがなされる。
セクタ開カム12のセクタ開閉区間θ2内のどこでレリ
ーズ信号が与えられても、基本的に同じ動作が生ずるこ
とが分かる。
次に、高速シャッタが得たいときには、セクタ開カム1
2が測光値に応じた角度位置に回動するまで、高速モー
ドマグネット21に通電してセクタ駆動レバー16の移
動を拘束する。すると、セクタ開カム12の回転に伴い
、結合ばね18が撓みながら、開カム当接レバー14だ
けが先行する。そしてシャッタレリーズ信号が与えられ
ると、高速モードマグネット21への通電が解除され、
次いで所定のタイミングでセクタ閉マグネット22への
通電が解除される。従って、セクタ駆動レバー16は、
エネルギを蓄えている結合ばね18によって、高速モー
ドマグネット21に通電しないときより早い速度で、被
写体輝度に応じたセクタ開位置迄移動し、その後セクタ
閉ばね20の力によって、セクタ閉位置に移動する。よ
ってより高速なシャッタが得られる。
さらに本発明のレンズシャッタ機構は、セクタ開カム1
2と閉ばねチャージカム13の回転速度を同期させ、か
つ所期位置を次のように設定することで、−眼レフカメ
ラ用のレンズシャッタ機構として用いることができる。
すなわちセクタ開カム12と閉ばねチャージカム13は
、この実施例では、前者の二回転当たり、後者が一回転
するようにモータ25及び減速ギヤ機構によって回転制
御される。そして、第1A、2A図に示すように、セク
タ開カム12がセクタ全開位置にあるとき、閉ばねチャ
ージカム13がシャッタセット位置に位置している。
上記構成の一眼レフカメラ用レンズシャッタ機構の動作
を説明する。第4図はそのタイミングチャートである。
第1A、2A図では、開カム12はセクタ開閉区間θ2
の頂点P。に位置していて、開カム当接レバー14及び
セクタ駆動レバー16がセクタ全開位置にあり、シャッ
タセクタ26はアパーチャ29を開いている。よってフ
ァインダを通して被写体を見ることができる。
また閉ばねチャージカム13は、チャージ区間α2の頂
点P0にあり、セクタ閉レバー15はシャッタセット位
置にある。この状態では高速モードマグネット21、セ
クタ閉マグネット22のいずれにも通電されない、なお
セクタ開カム12及び閉ばねチャージカム13の回転方
向は矢印方向とする。
この状態において、レリーズスイッチがオンされると、
まずAE(測光)スイッチがオンし。
モータ25が回転し、セクタ閉マグネット22に通電さ
れる。すると、セクタ開カム12はセクタ閉区間θ1内
の点PIに達し、開カム当接レバー14とセクタ駆動レ
バー16はセクタ閉位置に移動する。よってシャッタセ
クタ26がアパーチャ29を閉じる。また閉ばねチャー
ジカム13は。
レリーズ可能区間al内の点P1に至り、セクタ閉レバ
ー15から離れるが、セクタ閉レバー15はセクタ閉マ
グネット22に保持され走行しない(第1B、2B図)
、このときミラーアップが開始する(第4図)。
そしてモータ25がさらに回転すると、開カム当接レバ
ー14のフォロア部14aがセクタ開カム12のセクタ
閉区間θlどの接触を保持し、その間において、測光が
行なわれる。またこの間に閉ばねチャージカム13はレ
リーズ可能区間al内の点P2に達しく第1C,2C図
)、さらに図示しないミラーアップ機構によりミラーア
ップが完了する(第4図)。
モータ25は、被写体の輝度情報に応じ、さらにセクタ
開カム12をセクタ開閉区間θ2において所定角度回動
させる0通常モードでは、この際高速モードマグネット
21に通電されない、従って、このセクタ開閉区間θ2
によって、開カム当接レバー14及びセクタ駆動レバー
16が一緒にセクタ開方向に移動する。開カム当接レバ
ー14及びセクタ駆動レバー16がセクタ全開位置(カ
ム12.13の23点)に移動した状態を示したのが第
1D、2B図である。この状態では、第1A、2A図の
状態に比して、セクタ開カム12は一回転し、閉ばねチ
ャージカム13は半回転している。
この第1C12C図から第1D、2B図に至るセクタ開
工程のいずれかの一瞬において、セクタ閉信号(レリー
ズ信号)が与えられると、セクタ閉マグネット22への
通電が解除され、セクタ閉ばね20の力によりセクタ閉
レバー15が走行する。従って衝突面15dと衝突面1
6dが衝突して、セクタ駆動レバー16がセクタ閉方向
に移動し、セクタ駆動ピン17を介してシャッタセクタ
26を閉じる。このとき閉ばねチャージカム13はし1
ル一ズ可能区間α1にあるため、セクタ閉レバー15の
走行は妨げられない。
その後、セクタ開カム12は、第1E、2E〜IF、2
F図のように、セクタ閉区間θ1に回動してからセクタ
開閉区間θ2を経て、第1A、2A図の観察状態に戻り
、閉ばねチャージカム13はレリーズ可能区間αlから
チャージ区間α2により、セクタ閉レバー15をシャッ
タセット位置に移動させ、第1A、2A図の観察状態に
戻る。
次に高速シャッタモードの動作を説明すると、第1A%
2A〜IC120図迄の動作は、通常モードと同じであ
る。高速シャッタモードでは、セクタ開カム12がセク
タ閉区間θ1からセクタ開閉区間θ2に入る直前に、高
速モードマグネット21に通電され、セクタ駆動レバー
16の移動が拘束される。従ってセクタ開カム12が回
動して開カム当接レバー14が移動してい(と、結合ば
ね18が撓み、セクタ駆動レバー16をセクタ開方向に
移動させるエネルギが蓄えられる(第1F、2F図)、
その後、被写体輝度に応じた所定のタイミングで高速モ
ードマグネット21への通電が断たれると、結合ばね1
8の力により、セクタ駆動レバー16がセクタ開カム1
2の回転位置で決定されるセクタ開位置に高速で移動す
る。
セクタ閉マグネット22への通電解除によるセク少量動
作、及びそれ以後の動作は、通常モードと同じである。
従ってこの高速シャッタモードによると、第4図のタイ
ミングチャートに明らかなように、シャッタセクタによ
るアパーチャ開動作の速度を早くすることができ、さら
に高速なシャッタ動作が得られる。なおミラーは、第4
図に示すように、セクタが閉じた後初期位置に復帰する
なお本発明は、請求野範囲に記載した思想内に置いて種
々変形が可能である0例えば、セクタ閉レバー15のチ
ャージ手段は、閉ばねチャージカム13によることなく
、往復駆動される往復動レバーによって構成することが
できる。
「発明の効果」 以上のように本発明のレンズシャッタ機構は、ステッピ
ングモータやバイモルフ圧電素子等のアクチュエータに
よって直接シャッタセクタを開閉するのではなく、シャ
ッタセクタの開動作は、回転駆動される開カム、この開
カムに当接して移動する開カム当接レバー及びこれにば
ね結合されたセクタ駆動レバーによって行ない、閉動作
は、セクタ駆動レバーに衝突する、ばね付勢されたセク
タ閉レバーによって行なうものであるから、高速シャッ
タを容易に得ることができる。従って手振れ限界を高め
、閃光操影の高速シャッタ化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A〜IG図は本発明のレンズシャッタ機構の原理を
示す、互いに異なる作動状態を示す正面図、第2A〜2
G図は本発明のより具体的な実施例を示す、第1A−I
G図に対応する正面図、第3図はシャッタセクタの一例
を示す正面図、第4図は本発明のレンズシャッタ機構を
一眼レフカメラに用いたときのタイミングチャートであ
る。 12・・・セクタ開カム、 12b・・・回転中心、13・・・ 14・・・開カム当接レバー (腕)、14b・・・当接面、 15・・・セクタ閉レバー 11・・・カメラ本体、 12a・・・周縁カム面、 閉ばねチャージカム、 14a・・・フォロア部 14c・・・弧状長孔、 15a・・・フォロア部(腕)、15d・・・衝突面、
16・・・セクタ駆動レバー 16b・・・セクタ駆動
レバー 16c・・・連動ピン、16d・・・衝突面、
17・・・セクタ駆動ピン、18・・・結合ばね% 1
9・・・接触ばね、20・・・セクタ閉ばね、21・・
・高速モードマグネット、22・・・セクタ閉マグネッ
ト、25・・・モータ、26・・・シャッタセクタ、2
7・・・駆動長孔、29・・・アパーチャ。 特許出願人  旭光学工業株式会社 同代理人    三 浦 邦 夫 手続ネ…正書(自発) 平成元年12月13日

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転駆動されるセクタ開カムにより、セクタ閉位
    置とセクタ全開位置との間で移動制御される開カム当接
    レバー; シャッタセクタと連動する駆動ピンを有し、その移動位
    置に応じシャッタセクタを開閉するセクタ駆動レバー: この開カム当接レバーとセクタ駆動レバーとを接近付勢
    し、外力が加わらない状態では両者を一体に移動させ、
    セクタ駆動レバーに外力が加わったときにはその単独相
    対移動を許容する、両者を結合する結合ばね手段; この結合ばね手段より強いセクタ閉ばね手段によってセ
    クタ閉方向に移動付勢され、上記セクタ駆動レバーと衝
    突可能なセクタ閉レバー; このセクタ閉レバーを上記セクタ閉ばね手段に抗して、
    上記セクタ駆動レバーと係合するレリーズ完了位置から
    係合しないシャッタセット位置に移動させるチャージ手
    段;および このチャージ手段によってシャッタセット位置に移動さ
    れたセクタ閉レバーをその位置に保持し、セクタ閉信号
    が与えられたときその保持を開放して、上記セクタ閉ば
    ね手段によりセクタ駆動レバーをシャッタセクタ閉方向
    に移動させるセクタ閉手段; を備えたことを特徴とするレンズシャッタ機構。
  2. (2)請求項1において、チャージ手段はセクタ閉レバ
    ーと当接して回転駆動される閉ばねチャージカムである
    レンズシャッタ機構。
  3. (3)請求項1において、チャージ手段は、セクタ閉レ
    バーと当接して往復駆動される往復動レバーであるレン
    ズシャッタ機構。
  4. (4)請求項1において、さらに、開カム当接レバーが
    シャッタ閉位置から開位置方向に移動するとき、セクタ
    駆動レバーの移動を拘束して結合ばね手段をチャージし
    、高速シャッタモードにおいてレリーズ信号が与えられ
    たときその拘束を解除する高速モード用保持手段が設け
    られているレンズシャッタ機構。
  5. (5)請求項1または4のいずれか1項において、セク
    タ閉手段は、セクタ閉レバーを吸着保持するセクタ閉マ
    グネットであるレンズシャッタ機構。
  6. (6)請求項1ないし4のいずれか1項において、高速
    モード用保持手段は、セクタ駆動レバーを吸着保持する
    高速モードマグネットであるレンズシャッタ機構。 (6)請求項1において、セクタ開カムの回転角度は、
    測距装置による被写体輝度に応じて制御されるレンズシ
    ャッタ機構。
  7. (7)請求項2において、閉ばねチャージカムは、その
    一回転によりセクタ閉レバーをシャッタセット位置とレ
    リーズ可能位置とに移動させるもので、セクタ開カムは
    その一回転により、開カム当接レバーをセクタ閉位置か
    ら全開位置とに移動させるものであるレンズシャッタ機
    構。
  8. (8)請求項7において、閉ばねチャージカムとセクタ
    開カムは、その回転が同期しているレンズシャッタ機構
  9. (9)請求項8において、閉ばねチャージカムとセクタ
    開カムは、前者の一回転当たり、後者がその整数倍回転
    するように制御され、かつ閉ばねチャージカムがシャッ
    タセット位置にあるとき、セクタ開カムはセクタ全開位
    置にあるレンズシャッタ機構。
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GB2226649B (en) 1992-10-14
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GB8929280D0 (en) 1990-02-28
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