JPH0933983A - カメラのシャッタ装置 - Google Patents

カメラのシャッタ装置

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Publication number
JPH0933983A
JPH0933983A JP17986395A JP17986395A JPH0933983A JP H0933983 A JPH0933983 A JP H0933983A JP 17986395 A JP17986395 A JP 17986395A JP 17986395 A JP17986395 A JP 17986395A JP H0933983 A JPH0933983 A JP H0933983A
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JP
Japan
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opening
shutter
step motor
light blocking
driving
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JP17986395A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Aoshima
力 青島
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0933983A publication Critical patent/JPH0933983A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラのシャッタ装置において、レンズ開口
を全開した後又は閉じた後、遮光手段を十分に減速させ
られない。 【解決手段】 遮光部材8,9を駆動する駆動手段2
と、この駆動手段によって駆動される遮光部材を、レン
ズ開口を閉じる閉領域からレンズ開口を全開する全開領
域に案内する案内手段1b,1cとを有してなるカメラ
のシャッタ装置において、案内手段は、遮光部材を閉領
域から全開領域内の所定位置まで開方向に案内する第1
案内部と、全開領域内において遮光部材を上記所定位置
から開閉方向に案内する第2案内部1b′,1c′とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのシャッタ
装置に関し、特に、電子シャッタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シャッタ装置は、シャッタ羽根(遮光手
段)を動作させることによりレンズ開口を開け閉めする
ものであるが、シャッタ羽根を開閉動作させる機構とし
て、例えば、シャッタ羽根をレンズ開口の周方向(光軸
回り)に駆動する駆動手段と、この駆動手段により駆動
されるシャッタ羽根をレンズ開口を開閉する方向(レン
ズ開口の径方向)に案内するカム等の案内手段とを有し
てなるものがある。
【0003】また、シャッタ装置には、例えば、特開平
7−56211号公報にて提案されているように、シャ
ッタ羽根によりレンズ開口を開閉する遮光手段を2つ備
えたものがある。この公報開示のシャッタ装置では、カ
メラのレリーズ操作に応じて、一方(第1)の遮光手段
のシャッタ羽根を、レンズ開口を閉じる閉領域からレン
ズ開口を全開する全開領域に動作させるとともに、他方
(第2)の遮光手段のシャッタ兼絞り羽根をレンズ開口
を開ける開領域からレンズ開口を閉じる閉領域に動作さ
せるようにしている。
【0004】これにより、1つの遮光手段を閉領域→全
開領域→閉領域というように動作させる場合(特に、ス
テップモータを正転→停止→逆転させて遮光手段を動作
させる場合)に比べてシャッタ速度を速くすることがで
き、例えば高輝度被写界に対し絞り口径を大きくして主
被写体に対して背景を十分にぼかしたり、日中シンクロ
撮影を行う場合にフラッシュの連動距離を暗所でのフラ
ッシュ撮影の連動距離に近づけたりすることができる。
そして、このシャッタ装置においても、上述のように駆
動手段により駆動されるシャッタ羽根をレンズ開口を開
閉する方向に案内する構成を採用している。
【0005】ところで、上記公報提案のシャッタ装置で
は、各シャッタ羽根が全開領域又は閉領域に達した後
は、シャッタ羽根を一定の開閉方向位置に保持したまま
周方向にオーバーランさせ、シャッタ羽根がオーバーラ
ンしている間に駆動手段による駆動速度を減速させ、最
終的には、各シャッタ羽根を、その移動終端に設けられ
たストッパー等に当接させて停止させるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に、
シャッタ速度が速い場合には、シャッタ羽根の持つ運動
エネルギにより、シャッタ羽根が全開領域又は閉領域に
達した後ストッパー等との当接前に、シャッタ羽根およ
び駆動手段の減速を十分に行うのが難しい。このため、
減速が十分になされないままシャッタ羽根がストッパー
に当接して跳ね返り、全開させたレンズ開口内に再び侵
入したり閉じたレンズ開口を再び開いてしまったりする
おそれがある。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、レンズ開
口を全開した後又は閉じた後、遮光手段を十分に減速さ
せることができるようにしたカメラのシャッタ装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、遮光部材を駆動する駆動手
段と、この駆動手段によって駆動される遮光部材を、レ
ンズ開口を閉じる閉領域からレンズ開口を全開する全開
領域に案内する案内手段とを有してなるカメラのシャッ
タ装置において、案内手段に、遮光部材を閉領域から全
開領域内の所定位置まで開方向に案内する第1案内部
と、全開領域内において遮光部材を所定位置から開閉方
向に案内する第2案内部とを設けている。
【0009】また、本願第2の発明では、遮光部材を駆
動する駆動手段と、この駆動手段によって駆動される遮
光部材を、レンズ開口を開ける開領域からレンズ開口を
閉じる閉領域に案内する案内手段とを有してなるカメラ
のシャッタ装置において、案内手段に、遮光部材を開領
域から閉領域内の所定位置まで閉方向に案内する第1案
内部と、閉領域内において遮光部材を所定位置から開閉
方向に案内する第2案内部とを設けている。
【0010】さらに、本願第3の発明では、第1遮光部
材を駆動する第1駆動手段と、この第1駆動手段によっ
て駆動される第1遮光部材を、レンズ開口を閉じる閉領
域からレンズ開口を全開する全開領域に案内する第1案
内手段と、第2遮光部材を駆動する第2駆動手段と、こ
の第2駆動手段によって駆動される第2遮光部材を、レ
ンズ開口を開ける開領域からレンズ開口を閉じる閉領域
に案内する第2案内手段とを有してなるカメラのシャッ
タ装置において、第1案内手段に、第1遮光部材を閉領
域から全開領域内の第1所定位置まで開方向に案内する
第1案内部と、全開領域内において第1遮光部材を第1
所定位置から開閉方向に案内する第2案内部とを設け、
第2案内手段に、第2遮光部材を開位置から閉領域内の
第2所定位置まで閉方向に案内する第3案内部と、閉領
域内において第2遮光部材を第2所定位置から開閉方向
に案内する第4案内部とを設けている。
【0011】すなわち、本願第1〜第3の発明では、開
動作して全開領域に入った後又は閉動作して閉領域に入
った後に、遮光部材に全開領域又は閉領域から出ない範
囲で開閉方向への運動を行わせることにより、遮光部材
が有する運動エネルギの一部を消費させて、駆動手段に
よる遮光部材の駆動方向への速度を減速させるようにし
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1から図14は、本発明の第1の実
施形態を示し、図1は本実施形態のシャッタ装置の構成
部品の関係を示す斜視図であり、図2は断面図である。
これらの図において、1は上地板である。2は第1駆動
リングであり、この第1駆動リング2の内径部2aは、
上地板1の中央に形成された円筒部1aに回転可能に嵌
合している。
【0013】3,4は駆動ピンであり、第1駆動リング
2の下面に固着されている。5は第1ステップモータで
あり、公知のステップモータと同様に、所定の単位回転
角での割り出し回転が可能である。
【0014】6は第1ピニオンであり、第1ステップモ
ータ5の出力軸に固着されている。この第1ピニオン6
は、第1駆動リング2の歯車部2bと噛み合っており、
第1ステップモータの回転駆動力を第1駆動リング2に
伝える。7は第1押さえ板であり、図2に示すように、
第1駆動リング2が円筒部1aに嵌合された後、この円
筒部1aの頂面1iに固着されて第1駆動リング2の脱
落を防ぐ。
【0015】8は第1シャッタ羽根であり、穴8aを有
する。この穴8aには、前述の駆動ピン3が上地板1に
形成された長穴1gを通って回動可能に嵌合している。
第1シャッタ羽根8の上面には、ピン8bが形成されて
おり、このピン8bは上地板1の下面に形成されたカム
溝1bに摺動可能に嵌合している。
【0016】9は第2シャッタ羽根であり、穴9aを有
する。この穴9aには、前述の駆動ピン4が上地板1に
形成された長穴1hを通って回動可能に嵌合している。
第2シャッタ羽根9の上面にはピン9bが形成されてお
り、このピン9bは上地板1の下面に形成されたカム溝
1cに摺動可能に嵌合している。
【0017】10は中央に開口部10aを備えた絞り板
兼羽根押さえ板(以下、単に羽根押さえ板と称する)で
ある。第1シャッタ羽根8と第2シャッタ羽根9とは、
上地板1と羽根押さえ板10との間に形成される空隙内
に平面方向に移動可能に保持されている。上地板1の下
面には、羽根押さえ板10との間に上記空隙を設けるた
めの突起1d,1e,1fが形成されている。なお、開
口部10aは、レンズ最大開口を規定する。
【0018】11は下地板である。12は第2駆動リン
グであり、この第2駆動リング12の内径部12aは、
下地板11の中央部に形成された円筒部11aに回転可
能に嵌合している。13,14は駆動ピンであり、第2
駆動リング12の上面に固着されている。
【0019】15は第2ステップモータであり、公知の
ステップモータと同様に、所定の単位回転角での割り出
し回転が可能である。
【0020】16は第2ピニオンであり、第2ステップ
モータ15の出力軸に固着されている。この第2ピニオ
ン16は、第2駆動リング12の歯車部12bと噛み合
っており、第2ステップモータ15の回転駆動力を第2
駆動リング12に伝える。17は第2押さえ板であり、
図2に示すように、第2駆動リング12が下地板11の
円筒部11aに嵌合された後この円筒部11aの頂部1
1iに固着されて第2駆動リング12の脱落を防ぐ。
【0021】18は第3シャッタ羽根であり、穴18a
を有する。この穴18aには、前述の駆動ピン13が下
地板11に形成された長穴11gを通って回動可能に嵌
合している。第3シャッタ羽根18にはピン18bが固
着されており、このピン18bは、下地板11の上面に
形成されたカム溝11bに摺動可能に嵌合している。1
9は第4シャッタ羽根であり、穴19aを有する。この
穴19aには、前述の駆動ピン14が下地板11に形成
された長穴11hを通って回動可能に嵌合している。第
4シャッタ羽根19にはピン19bが固着されており、
このピン19bは、下地板11の上面に形成されたカム
溝11cに摺動可能に嵌合している。第3シャッタ羽根
18と第4シャッタ羽根19とは、下地板11と羽根押
さえ板10との間に形成される空隙内に平面方向に移動
可能に保持されている。下地板11の上面には、羽根押
さえ板との間に上記空隙を設けるための突起11d,1
1e,11fが形成されている。
【0022】図3は、図2におけるA−A線で切断した
場合の矢視断面図である。図3の状態は第1シャッタ羽
根8と第2シャッタ羽根9とで開口部10aを閉じてい
る状態であり、この状態から第1駆動リング2(駆動ピ
ン3,4)を矢印Cの方向に回転させると、駆動ピン
3,4がそれぞれ長穴1g,1h内を移動し、第1シャ
ッタ羽根8および第2シャッタ羽根9は光軸を中心に回
転していく。この際、ピン8b,9bがそれぞれカム溝
1b,1cに嵌合しているため、カム溝1b,1cに案
内されて第1シャッタ羽根8は穴8aを中心に、第2シ
ャッタ羽根9は穴9aを中心にそれぞれ回転しながらレ
ンズ開口を広げていく。
【0023】ここで、第1ステップモータ5を1ステッ
プ分駆動すると、第1駆動リング2は光軸を中心にγだ
け回転するようになっている。カム溝1b,1cは、図
4に示すように、第1駆動リング2が図3の状態から光
軸を中心に3・γだけ回転しても(すなわち、第1ステ
ップモータ5を3ステップ駆動しても)、第1シャッタ
羽根8および第2シャッタ羽根9を光軸回りで回転させ
るのみで、穴8a,9aを中心としては回転させず、第
1ステップモータ5のそれ以後のステップで光軸を中心
に回転する第1シャッタ羽根8および第2シャッタ羽根
9を、穴8a,9aを中心としても回転させるように形
成されている。
【0024】図5に示すように、第1ステップモータ5
の4ステップ目、すなわち第1駆動リング2の初期位置
から4・γの回転位置において、第1シャッタ羽根8と
第2シャッタ羽根9とにより形成されるレンズ開口はピ
ンホールとなり、そして、図6に示すように、10ステ
ップ目、すなわち第1駆動リング2の初期位置から10
・γの回転位置においてレンズ開口は全開状態となる。
なお、このとき両シャッタ羽根8,9は、開口部10a
よりも逃げ量Mだけ退避しており、以下、このようなシ
ャッタ羽根8,9の開閉方向位置を規定全開位置と称す
る。
【0025】なお、第1ステップモータ5の0〜3ステ
ップ目に対応する第1シャッタ羽根8と第2シャッタ羽
根9の動作領域、すなわちレンズ開口を閉じる第1シャ
ッタ羽根8と第2シャッタ羽根9の動作領域を閉領域と
称し、第1ステップモータ5の10ステップ目以降の動
作領域、すなわちレンズ開口を全開状態にする動作領域
を全開領域と称する。また、カム溝1b,1cにおける
第1ステップモータ5の0〜10ステップ目に対応する
部分を、第1案内部と称する。
【0026】さらに、カム溝1b,1cは、第1ステッ
プモータ5の11ステップ目、すなわち第1駆動リング
2の10・γ〜11・γの回転位置において、第1シャ
ッタ羽根8と第2シャッタ羽根9を穴8a,9aを中心
として一旦規定全開位置から開方向に回転させ、その後
再び規定全開位置に戻す(閉方向に回転させる)ように
形成されている。なお、カム溝1b,1cにおける第1
ステップモータ5の11ステップ目に対応する部分を、
第2案内部1b′,1c′と称する。
【0027】そして、カム溝1b,1cは、第1ステッ
プモータ5の12ステップ目、すなわち第1駆動リング
2の11・γ〜12・γの回転位置において、第1シャ
ッタ羽根8と第2シャッタ羽根9を規定全開位置に保持
させたままで穴8a,9aを中心には回転させず、光軸
を中心にのみ第1駆動リング2とともに回転させるよう
形成されている。この12ステップ目が終了した状態を
図7に示す。
【0028】図8は、第1シャッタ羽根8および第2シ
ャッタ羽根9の穴8a,9aを中心とする回転角度θと
第1ステップモータ5のステップ数との関係を示すグラ
フであり、回転角度θがθ1 となるとき(4ステップ目
のとき)はレンズ開口はピンホールとなり、回転角度θ
がθ2 となるとき(10ステップ目のとき)はレンズ開
口は全開状態となる。
【0029】図9は、ステップモータの特性を示すグラ
フである。このグラフから分かるように、ステップモー
タの回転速度を、例えばaとするよう駆動電気信号を入
力しても、瞬時に応答するわけではなく、実際にステッ
プモータがその速度aになるまでにはある程度のステッ
プ数(本例では、3〜4ステップ)が必要となる。本実
施形態では、第1ステップモータ5の4ステップ目以後
のステップにおいてレンズ開口を開けるようにしている
ことから、シャッタの開口スピードは電気信号による設
定スピードに対して誤差が非常に少ない。なお、ステッ
プ数の具体的な数は本発明を限定するものではない。
【0030】また、第1駆動リング2の慣性モーメント
は、第1シャッタ羽根8および第2シャッタ羽根9の慣
性モーメントに比べて十分大きくなるように構成されて
いるため、第1ステップモータ5の4ステップ目以後の
第1駆動リング2の回転は、安定的でかつ減速が少な
い。このため、第1および第2シャッタ羽根8,9の開
閉スピードを十分に加速することができる。なお、この
ことは、後述する第2遮光装置における第3および第4
シャッタ羽根18,19の閉口スピードに関しても言え
ることである。
【0031】こうして十分加速された速度で移動する第
1および第2シャッタ羽根8,9が、第1ステップモー
タ5の10ステップ目で規定全開位置(全開領域)に達
した後、カム溝1b,1cの第2案内部1b′,1c′
を通過するときには、第1および第2シャッタ羽根8,
9の光軸回りの運動エネルギの一部が、これらシャッタ
羽根8,9の開方向および閉方向への運動により消費さ
れる。このため、第1ステップモータ5自体のブレーキ
と相まって、このモータ5の動作量が12ステップ目に
達するまでには、両シャッタ羽根8,9のレンズ開口の
周方向への移動速度が十分に減速される。
【0032】したがって、図6に示すように、レンズ開
口を全開状態にしたシャッタ羽根8,9の開口部10a
からの逃げ量Mは少ないが、シャッタ羽根8,9が最終
行程位置(12ステップ目)でバウンドして再び開口部
10aの内側に入り込むことを確実に防止することがで
きる。
【0033】なお、以上述べた第1シャッタ羽根8、第
2シャッタ羽根9および第1駆動リング2からなる遮光
装置を第1遮光装置と称する。
【0034】図10は、図2におけるB−B線で切断し
た場合の矢視断面図である。図10において、第2駆動
リング12が前述の構成により矢印Dの方向に駆動され
ると、第3シャッタ羽根18と第4シャッタ羽根19
が、光軸まわりで回転するとともに、カム溝11b,1
1cに案内されながら穴18a,19aを中心としても
回転する。
【0035】ここで、第3シャッタ羽根18と第4シャ
ッタ羽根19の回転角度αと第2ステップモータ15の
ステップ数との関係を示したのが図11であり、横軸は
ステップ数、すなわち第2駆動リング12の矢印D方向
への回転角を示している。一方、縦軸は、第3シャッタ
羽根18および第4シャッタ羽根19の穴18a,19
aを中心とした回転角度を示している。
【0036】図10および図11中の回転角α1 は、開
口部10aの内側に第3および第4シャッタ羽根18,
19が入り込む回転角であり、回転角α2 は、レンズ開
口がピンホールに挟まる回転角である。また、回転角α
3 は、第3および第4シャッタ羽根18,19がピンホ
ール開口を閉じてから所定の逃げ量だけ閉方向に退避し
た位置(以下、規定閉位置と称する)となる角度であ
る。
【0037】下地板11のカム溝11b,11cは、こ
のグラフから分かるように、第2ステップモータ15の
2ステップ目までは第3および第4シャッタ羽根18,
19を穴18a,19aを中心としては回転させず、3
ステップ目以降に両シャッタ羽根18,19を閉方向に
回転させて回転角度αを大きくするように形成されてい
る。また、カム溝11b,11cは、8ステップ目で回
転角度αをα2 とし、9ステップ目で回転角度αをα3
とするように形成されている。なお、カム溝11b,1
1cにおける第2ステップモータ15の9ステップ目ま
でに対応する部分を、第3案内部(請求項2にいう第1
案内部)と称する。
【0038】さらに、カム溝11b,11cは、10ス
テップ目において、一旦第3および第4シャッタ羽根1
8,19を開方向に回転させて回転角度αを小さく(但
し、回転角度α2 よりは大きく)した後、再び閉方向に
回転させて回転角度αを3 に戻すように形成されてい
る。なお、カム溝11b,11cにおける第2ステップ
モータ15の10ステップ目に対応する部分を、第4案
内部(請求項2にいう第2案内部)11b′,11c′
と称する。
【0039】さらに、カム溝11b,11cは、これ以
後12ステップ目まで、回転角度αをα3 に維持するよ
う形成されている。
【0040】なお、第2ステップモータ15の0〜7ス
テップ目までの第3および第4シャッタ羽根18,19
の動作領域、すなわちレンズ開口を開状態にする両シャ
ッタ羽根18,19の動作領域を開領域と称し、8ステ
ップ目以降の動作領域、すなわちα2 以上回転してレン
ズ開口を閉じる両シャッタ羽根18,19の動作領域を
閉領域と称する。
【0041】ここで、第3および第4シャッタ羽根1
8,19が規定閉位置に達した後、カム溝11b,11
cにおける第4案内部11b′,11c′を通過すると
きには、両シャッタ羽根18,19の光軸回りの運動エ
ネルギの一部が、これらシャッタ羽根18,19の開方
向および閉方向への運動により消費される。このため、
第2ステップモータ15自体のブレーキと相まって、こ
のモータ15の動作量が12ステップ目に達するまでに
は、両シャッタ羽根18,19のレンズ開口の周方向へ
の移動速度が十分に減速される。
【0042】したがって、レンズ開口を閉じた第3およ
び第4シャッタ羽根18,19の開口部10aからの逃
げ量は少ないが、シャッタ羽根18,19が第2ステッ
プモータ15の12ステップ目でバウンドして再び開口
部10aの内側に入り込むことを確実に防止することが
できる。
【0043】なお、第3シャッタ羽根18、第4シャッ
タ羽根19および第2駆動リング12からなる遮光装置
を第2遮光装置と称する。
【0044】図12は本実施形態で用いる電気回路ブロ
ック図であり、101はマイコン等からなる全体のシー
ケンスを司どる制御回路である。102は第1ステップ
モータ5を駆動する第1ステップモータ駆動回路であ
り、103は第2ステップモータ15を駆動する第2ス
テップモータ駆動回路である。104は被写界輝度を測
定する公知の測光回路である。
【0045】105は公知の時計回路であり、106お
よび107はEEPROM等からなる第1および第2不
揮発性メモリA,Bである。メモリA(106)には、
第1ステップモータ5の駆動周波数データが記憶されて
おり、メモリB(107)には、第2ステップモータ1
5の駆動周波数データが記憶されている。各メモリに記
憶された駆動周波数データは、本シャッタ装置の組立時
に、各ステップモータ5,15の駆動力と各遮光装置の
駆動負荷とに応じて、これら遮光装置を最も安定的でか
つ高速で駆動できるように設定されている。
【0046】108は公知のフィムル給送ギヤ列を駆動
するフィルム給送モータであり、109はこのフィルム
給送モータ109を駆動するフィルム給送モータドライ
バー回路である。
【0047】110はEEPROM等からなる第3不揮
発性メモリCである。このメモリC(110)には、被
写体輝度に対応するディレイ時間T(このディレイ時間
については後述する)のデータテーブルが、本シャッタ
装置の組立時に記憶される。なお、ディレイ時間Tのデ
ータは、第1および第2ステップモータ5,15の駆動
特性や第1および第2遮光装置の負荷特性のバラつきに
より、シャッタ装置ごとに異なる。
【0048】図14は、制御回路101の動作を示すフ
ローチャートである。以下、このフローチャートに従っ
て、制御回路101の動作を説明する。
【0049】ステップ1では、図示しないレリーズボタ
ンが押し込まれて、図示しないレリーズスイッチがオン
したか否かを判別し、オンを判別するとステップ2に進
み、オフを判別するとステップ1を繰り返す。
【0050】ステップ2では、測光回路104を動作さ
せて、被写体輝度を測定する。
【0051】ステップ3では、メモリC(110)に記
憶されたデータテーブルを読み出し、ステップ2におい
て測定した被写体輝度に対応するディレイ時間Tを決定
する。
【0052】ステップ4では、時計回路105のリセッ
トを行う。
【0053】ステップ5では、メモリA(106)に記
憶されたデータを読み出す。
【0054】ステップ6では、ステップ5において読み
出したデータに基づいて、第1ステップモータ駆動回路
102を介して第1ステップモータ5を駆動し、第1遮
光装置を図3に示す状態から図7に示す状態に向かって
動作させる。
【0055】ステップ7では、時計回路105をスター
トさせ、第1ステップモータ5の駆動開始からの経過時
間をカウントしていく。
【0056】ステップ8では、第1ステップモータ5を
所定のステップ数(本実施形態では、図8に示すよう
に、12ステップ)駆動したか否かを判別し、所定ステ
ップの駆動を完了した場合はステップ9に進み、完了し
ていない場合は第1ステップモータ5の駆動を続行しな
がらステップ10に進む。
【0057】ステップ9では、第1ステップモータ駆動
回路102を介して第1ステップモータ5を停止させ
る。
【0058】ステップ10では、ステップ7にてスター
トさせた時計回路105のカウントが、ステップ3にて
決められたディレイ時間Tに達したか否かを判別し、達
していない場合はステップ8に戻り、達している場合は
ステップ11に進む。
【0059】ステップ11では、メモリB(107)に
記憶されたデータを読み出す。
【0060】ステップ12では、ステップ11において
読み出したデータに基づいて、第2ステップモータ駆動
回路103を介して第2ステップモータ15を駆動し、
第2遮光装置を図10に示す状態から閉状態に向かって
動作させる。
【0061】ステップ13では、第2ステップモータ1
5を所定のステップ数(本実施形態では、図11に示す
ように12ステップ)駆動したか否かを判別し、所定ス
テップの駆動を完了した場合はステップ14に進み、完
了していない場合は第2ステップモータ15の駆動を続
行しながらステップ8に戻る。
【0062】ステップ14では、第2ステップモータ駆
動回路103を介して第2ステップモータ15を停止さ
せる。
【0063】ステップ15では、フィルム給送モータド
ライバー回路109を介してフィルム給送モータ108
を駆動し、フィルムの次駒の巻上げを行う。
【0064】ステップ16では、第1遮光装置が図3に
示す初期位置に戻るように第1ステップモータ駆動回路
102を介して第1ステップモータ5の駆動を所定の駆
動周波数にて開始する。なお、このときの第1ステップ
モータ5の駆動周波数は、メモリA(106)に記憶さ
れたものでなくても良い。
【0065】ステップ17では、第1遮光装置が初期位
置に戻ったか否かを判別し、初期位置に戻った場合はス
テップ18に進み、戻っていない場合はステップ17を
繰り返す。
【0066】ステップ18では、第1ステップモータ駆
動回路102を介して第1ステップモータ5を停止させ
る。
【0067】ステップ19では、第2遮光装置が図10
に示す初期位置に戻るように第2ステップモータ駆動回
路103を介して第2ステップモータ15の駆動を所定
の駆動周波数にて開始する。なお、このときの第2ステ
ップモータ15の駆動周波数は、メモリB(107)に
記憶されたものでなくても良い。
【0068】ステップ20では、第2遮光装置が初期位
置に戻ったか否かを判別し、戻った場合はステップ21
に進み、戻っていない場合はステップ20を繰り返す。
【0069】ステップ21では、第2ステップモータ駆
動回路103を介して第2ステップモータ15を停止さ
せる。
【0070】以上のようなシーケンスに沿ってシャッタ
装置を駆動した場合のシャッタ露光動作時のレンズ開口
面積を示したものが図13である。この図においては、
ステップ6にて第1ステップモータ5を正転動作させて
からの経過時間を横軸に示しており、ステップ3におい
て設定されるディレイ時間をTで示している。また、第
1遮光装置により形成されるレンズ開口面積をaで示
し、第2遮光装置により形成されるレンズ開口面積をb
で示す。各図中の斜線で示す部分は、シャッタ装置全体
として実際に露光を行っている領域を示している。
【0071】第1ステップモータ5の起動時間に対する
第2ステップモータ15の起動時間の差、すなわち前述
のディレイ時間Tを変えることにより、曲線aに対する
曲線bの相対位置が図中左右に移動し、その結果、斜線
で示す露出量が変化することになる。
【0072】なお、上記実施形態では、カム溝1b,1
c,11b,11cに設けた第2および第4案内部を、
シャッタ羽根を規定位置から開方向に移動させた後、閉
方向に移動させて規定位置に戻すように構成したが、本
発明では、この第2および第4案内部をシャッタ羽根を
規定位置から閉方向に移動させた後、開方向に移動させ
て規定位置に戻すように構成してもよい。また、規定位
置からの開方向および閉方向への移動を複数回繰り返す
ように構成してもよい。
【0073】なお、上記実施例では、各遮光装置はステ
ップモータ5,15により駆動されるが、本発明では、
ステップモータに限らず、直流モータやスプリング等の
弾性部材の弾性力を利用して各遮光装置を駆動してもよ
い。
【0074】また、本発明は、フィルム以外の画像記録
媒体を用いるカメラにも適用でき、磁気以外の方法で撮
影情報が書き込める画像記録媒体を用いるカメラにも適
用できる。
【0075】また、本発明は、以上の実施形態および変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
て用いてもよい。
【0076】しかも、本発明は、一眼レフカメラ、レン
ズシャッタカメラ、ビデオカメラ等、種々の形態のカメ
ラ、さらにはカメラ以外の光学機器やその他の装置、さ
らにはそれらカメラや光学機器やその他の装置に適用さ
れる装置またはこれらを構成する要素に対しても適用で
きる。
【0077】(実施形態と請求の範囲との関係)上記実
施形態における第1および第2シャッター羽根8,9
は、請求項1にいう遮光手段および請求項3にいう第1
遮光手段に相当し、上記実施形態における第1駆動リン
グ2は、請求項1にいう駆動手段および請求項3にいう
第1駆動手段に相当する。また、上記実施形態における
第3および第4シャッター羽根8,9は、請求項2にい
う遮光手段および請求項3にいう第2遮光手段に相当
し、上記実施形態における第2駆動リング12は、請求
項2にいう駆動手段および請求項3にいう第2駆動手段
に相当する。
【0078】さらに、上記実施形態におけるカム溝1
b,1cは、請求項1にいう案内手段および請求項3に
いう第1案内手段に相当し、上記実施形態におけるカム
溝11b,11cは、請求項2にいう案内手段および請
求項3にいう第2案内手段に相当する。また、上記実施
形態における第2案内部1b′,1c′は、請求項1お
よび請求項3にいう第2案内部に相当し、上記実施形態
における第4案内部11b′,11c′は、請求項2に
いう第2案内部および請求項3にいう第4案内部に相当
する。
【0079】また、上記実施形態における規定全開位置
は、請求項1にいう所定位置および請求項3にいう第1
所定位置に相当し、上記実施形態における規定閉位置
は、請求項2にいう所定位置および請求項3にいう第2
所定位置に相当する。
【0080】なお、以上が本発明の各構成と実施形態の
各構成の対応関係であるが、本発明はこれら実施形態の
構成に限られるものではなく、請求項に示した機構また
は実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれば
どのようなものであってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明で
は、開動作する遮光部材が全開領域に達した後に、全開
領域内において遮光部材を開閉方向に移動させるように
構成している。このため、本発明を用いれば、遮光部材
が有する運動エネルギの一部が、全開領域内における開
閉方向への運動によって消費され、その分、遮光部材の
駆動速度を減速させることができる。したがって、遮光
部材が移動終端に達した場合でも、これが跳ね返ってレ
ンズ開口内に再び侵入することを確実に防止することが
できる。
【0082】また、本願第2の発明では、遮光部材が閉
領域に達した後に、閉領域内において閉開方向に移動さ
せるように構成している。このため、本発明を用いれ
ば、遮光部材が有する運動エネルギの一部が、閉領域に
おける遮光部材の開閉方向への運動によって消費され、
その分、遮光部材の駆動速度を減速させることができ
る。このため、遮光部材が移動終端に達した場合でも、
これが跳ね返ってレンズ開口を再び開くことを確実に防
止することができる。
【0083】さらに、本願第3の発明では、上記2つの
シャッタ装置の双方を組み合わせたシャッタ装置を構成
している。このようなシャッタ装置においても、上述し
た各シャッタ装置と同様にして、第1および第2遮光部
材がそれぞれ移動終端に達した場合でも、これら遮光部
材が跳ね返ってレンズ開口を再び閉じたり再び開けたり
することを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるシャッタ装置の主
要構成部品の斜視図である。
【図2】上記のシャッタ装置の断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図(第1遮光装置の平面
図)である。
【図4】上記第1遮光装置の平面図(第1ステップモー
タの3ステップ駆動後状態)である。
【図5】上記第1遮光装置の平面図(第1ステップモー
タの4ステップ駆動後状態)である。
【図6】上記第1遮光装置の平面図(第1ステップモー
タの10ステップ駆動後状態)である。
【図7】上記第1遮光装置の平面図(第1ステップモー
タの12ステップ駆動後状態)である。
【図8】上記第1遮光装置の羽根回転角と第1ステップ
モータのステップ数の関係を示すグラフ図である。
【図9】ステップモータの特性図である。
【図10】図2のB−B線断面図(第2遮光装置の平面
図)である。
【図11】上記第2遮光装置の羽根回転角と第2ステッ
プモータのステップ数との関係を示すグラフ図である。
【図12】電気回路のブロック図である。
【図13】上記シャッタ装置の露光状態を示すグラフ図
である。
【図14】制御回路の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 上地板 1b,1c カム溝 1b′,1c′ 第2案内部 2 第1駆動リング 5 第1ステップモータ 8 第1シャッタ羽根 9 第2シャッタ羽根 11 下地板 11b,11c カム溝 11b′,11c′ 第4案内部 12 第2駆動リング 15 第2ステップモータ 18 第3シャッタ羽根 19 第4シャッタ羽根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光部材を駆動する駆動手段と、この駆
    動手段によって駆動される前記遮光部材を、レンズ開口
    を閉じる閉領域からレンズ開口を全開する全開領域に案
    内する案内手段とを有してなるカメラのシャッタ装置に
    おいて、 前記案内手段は、前記遮光部材を前記閉領域から前記全
    開領域内の所定位置まで開方向に案内する第1案内部
    と、前記全開領域内において前記遮光部材を前記所定位
    置から開閉方向に案内する第2案内部とを有することを
    特徴とするカメラのシャッタ装置。
  2. 【請求項2】 遮光部材を駆動する駆動手段と、この駆
    動手段によって駆動される前記遮光部材を、レンズ開口
    を開ける開領域からレンズ開口を閉じる閉領域に案内す
    る案内手段とを有してなるカメラのシャッタ装置におい
    て、 前記案内手段は、前記遮光部材を前記開領域から前記閉
    領域内の所定位置まで閉方向に案内する第1案内部と、
    前記閉領域内において前記遮光部材を前記所定位置から
    開閉方向に案内する第2案内部とを有することを特徴と
    するカメラのシャッタ装置。
  3. 【請求項3】 第1遮光部材を駆動する第1駆動手段
    と、この第1駆動手段によって駆動される前記第1遮光
    部材を、レンズ開口を閉じる閉領域からレンズ開口を全
    開する全開領域に案内する第1案内手段と、第2遮光部
    材を駆動する第2駆動手段と、この第2駆動手段によっ
    て駆動される前記第2遮光部材を、レンズ開口を開ける
    開領域からレンズ開口を閉じる閉領域に案内する第2案
    内手段とを有してなるカメラのシャッタ装置において、 前記第1案内手段は、前記第1遮光部材を前記閉領域か
    ら前記全開領域内の第1所定位置まで開方向に案内する
    第1案内部と、前記全開領域内において前記第1遮光部
    材を前記第1所定位置から開閉方向に案内する第2案内
    部とを有し、 前記第2案内手段は、前記第2遮光部材を前記開領域か
    ら前記閉領域内の第2所定位置まで閉方向に案内する第
    3案内部と、前記閉領域内において前記第2遮光部材を
    前記第2所定位置から開閉方向に案内する第4案内部と
    を有することを特徴とするカメラのシャッタ装置。
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