JP3192043B2 - 露出制御装置 - Google Patents

露出制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露出制御装置、より詳
しくは、露光光束を通過させる開口の大きさと開口させ
る時間とを制御する露出制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの露出制御装置は、従来より種々
のものが提案されていて、被写体からの撮影光路上のカ
メラ内部などに配設して、露光光束を通過させる開口の
大きさと、開口している時間とを制御することにより、
露出を制御するものとなっている。
【0003】このような露出制御装置としては、例えば
特開平5−45698号公報に、1組のセクタと1つの
ステッピングモータを用いて、露出時間と絞り径を各々
独立に制御するものが記載されている。
【0004】また、特開平4−194912号公報に
は、開位置と閉位置とに移動可能なシャッタ羽根と、こ
のシャッタ羽根を開方向に付勢する開ばねと、上記シャ
ッタ羽根を閉位置で保持する規制位置と開方向への変位
を許容する許容位置とに変位可能な閉部材と、通電され
ることにより上記閉部材を規制位置から許容位置へと駆
動するソレノイドプランジャからなる電磁駆動源と、上
記閉部材を規制位置に付勢するものであって、上記電磁
駆動源の吸引力量の特性と略相似する力量特性を有する
閉ばねとを備えた露出制御装置が記載されている。
【0005】その他にも、2つのソレノイドプランジャ
を備えていて、これらの内の一つをセクタの開口径を変
更するのに用い、他の一つをセクタを開口する時間の制
御に用いている露出制御装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−45698号公報に記載のものでは、ステッピ
ングモータを使用しているので、制御回路系を含めて高
価なものとなってしまっている。
【0007】また、上記特開平4−194912号公報
に記載のものでは、露光光束を通過させる開口の大きさ
と、開口している時間とを互いに独立に制御できるもの
とはなっていない。
【0008】さらに、上記2つのソレノイドプランジャ
を用いるものでは、1つのソレノイドプランジャのもの
に比してコストが高くなり、装置が大型化してしまう。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、露出時間と開口の大きさとを各々独立して制御す
ることができる安価な露出制御装置を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明による露出制御装置は、開閉する
際の移動量に応じて露光光束を通過させる開口の大きさ
を変更可能なシャッタ羽根と、このシャッタ羽根を駆動
する可動部を備えた電磁駆動源と、この電磁駆動源の可
動部の移動を規制する規制手段と、この規制手段を上記
可動部の移動を規制する方向に付勢する付勢手段と、上
記電磁駆動源を駆動する電圧を設定する制御手段とを備
えていて、上記制御手段により低電圧に設定したときは
上記可動部の移動が上記規制手段により規制され、高電
圧に設定したときは該可動部が上記付勢手段の付勢力に
抗して同規制手段による規制を解除して移動するもので
ある。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1から図7は本発明の第1実施例を示したもの
であり、図1はこの第1実施例の露出制御装置の構成を
示す正面図である。
【0012】この露出制御装置は、図示しないシャッタ
地板に穿設された円形孔1の全部あるいは一部を、協働
する2枚のシャッタ羽根2a,2bで遮蔽することによ
り、露光光束を通過させる開口を規定するものである。
【0013】上記シャッタ羽根2a,2bは、上記開口
を構成するための種々の曲線よりなる輪郭を有する薄板
部材であり、その端部を上記シャッタ地板に固植された
軸3a,3bにそれぞれ回転可能に支持されるととも
に、シャッタ羽根開閉用の長孔4a,4bが穿設されて
いる。
【0014】上記シャッタ羽根2a,2bの長孔4a,
4bは、互いに重合されて共通孔を構成し、そこにセク
タレバー6の一端部から光軸方向に固植された駆動ピン
6aが嵌入している。
【0015】上記セクタレバー6は、略中央部を上記シ
ャッタ地板に固定された軸7に回転可能に支持されてい
て、上記駆動ピン6aと反対側の他端部にはピン6bが
固植されている。
【0016】このピン6bは、電磁駆動源たるソレノイ
ドプランジャ13の可動部たる可動鉄芯13aに係合す
るようになっている。このソレノイドプランジャ13
は、シャッタ地板に固定されたコの字形状のヨーク13
cと、このヨーク13cに支持されたソレノイドコイル
と、このソレノイドコイル内に出入自在に嵌合された可
動鉄芯13aとを有して構成されている。
【0017】上記可動鉄芯13aは、ソレノイドプラン
ジャ13から突出した部分の中程にフランジ部13bを
突設するとともに、そのさらに端部側にはカム部13f
を備えたフランジ部13eと、やや間隔をおいて端部の
フランジ部13dとが設けられている。
【0018】上記フランジ部13bと上記ヨーク13c
との間には、該可動鉄芯13aに周設するように閉ばね
5が嵌合している。これにより、可動鉄芯13aは、図
1中下方(可動鉄芯13aがソレノイドプランジャ13
から突出する方向)へ向けて常時付勢され、その先端部
がストッパ8に当接した位置で安定している。すなわ
ち、ソレノイドプランジャ13が非通電のときは、シャ
ッタ羽根2a,2bが閉じていて、図1に示すような位
置で安定している。
【0019】そして、上記フランジ部13dとフランジ
部13eの間には、セクタレバー6の上記ピン6bが嵌
合しており、可動鉄芯13aが移動するのに連動して、
セクタレバー6が回転し、可動鉄芯13aが最大ストロ
ーク動いたときに図3に示す状態となって、シャッタ羽
根2a,2bが全開するようになっている。
【0020】可動鉄芯13aの近傍には規制手段たるレ
バー9が設けられていて、シャッタ地板に固植された軸
12に回転可能に支持されるとともに、付勢手段たる引
張ばね10を架設することにより、図1中反時計方向に
付勢されている。
【0021】この引張ばね10の付勢力により、レバー
9の一端のストッパ当接部9aは、図1に示す初期状態
では、シャッタ地板に固定されたストッパ11に当接し
た位置で安定している。このときには、レバー9の他端
の係止部9bは可動鉄芯13aには当接しておらず、可
動鉄芯13aの移動を係止してはいない。
【0022】ソレノイドプランジャ13が通電されて可
動鉄芯13aが図1中上方へ移動し、図2に示す状態に
なると、レバー9の先端の係止部9bが可動鉄芯13a
のカム部13fに当接して、可動鉄芯13aが図2中上
方へそれ以上移動するのを妨げるようになっている。
【0023】上記レバー9の係止に抗して可動鉄芯13
aがさらに図2中上方へ移動すると、可動鉄芯13aの
カム部13fは、引張ばね10をチャージしながらレバ
ー9を図2中時計方向に回転させるようになっている。
【0024】また、上記シャッタ羽根2aの先端部の通
過軌道上には、シャッタ地板に固定されたPI(フォト
インタラプタ)15が設けられていて、該シャッタ羽根
2aの移動状態を検出するようになっている。このPI
15は、図1に示す状態から図2に示す状態に移る間
の、シャッタ羽根2a,2bによる開口が開き始じめる
直前に、出力状態が変化するようになっていて、その出
力信号は制御手段たる制御回路14に取り込まれるよう
になっている。
【0025】上記制御回路14は、被写体に関する測光
情報や、フィルム感度のISO情報等が入力されて、種
々の撮影状態(例えばレンズが広角か望遠か、あるいは
カメラのモードがシャッタ優先か絞り優先か等)に対応
して、ソレノイドプランジャ13への印加電圧および時
間を制御するものである。
【0026】なお、本実施例においては、露光光束を通
過させる開口の口径値(絞り値)を、図3に示すような
全開と、図2に示すような中絞りの2段階に区分して制
御するようになっている。
【0027】次に、この第1実施例の作用を説明する。
図示しないレリーズボタンが押されると、測光情報やI
SO情報等に基づいて、制御回路14が絞り値と秒時を
設定する。
【0028】まず、絞り値が中絞りに設定された場合に
は、制御回路14は、ソレノイドプランジャ13の駆動
電圧を低電圧に設定して通電を開始する。すると、可動
鉄芯13aは、電磁力によりソレノイドプランジャ13
内に吸引されて、閉ばね5をチャージしながら図1中上
方へ移動し始める。
【0029】これにより可動鉄芯13aに嵌合している
セクタレバー6のピン6bが同図1中上方へ動き、該セ
クタレバー6は軸7を中心にして図1中反時計方向へ回
転する。
【0030】セクタレバー6の他端の駆動ピン6aが該
図1中下方へ移動すると、シャッタ羽根2a,2bは軸
3a,3bを中心にそれぞれ互いに離間する方向に回転
して、円形孔1の中心部から開口が始まる。
【0031】この直前には、シャッタ羽根2aの先端部
がPI15の光電検出部から退出し、これを検出したP
I15はその出力信号を変化させ、この変化した出力信
号が制御回路14に入力される。制御回路14は、この
時点から、露出制御のための制御秒時の計時を開始する
(図4参照)。
【0032】可動鉄芯13aがさらにソレノイドプラン
ジャ13の内部に引っ込む方向に移動を続けると、シャ
ッタ羽根2a,2bは次第に大きな開口を構成するよう
になる。
【0033】図2に示す位置まで可動鉄芯13aが移動
すると、レバー9の係止部9bが可動鉄芯13aのカム
部13fに当接する。このレバー9は、上述のように引
張ばね10によって図2中反時計方向に付勢されている
ので、これ以上可動鉄芯13aが上方へ移動するのを妨
げる。
【0034】このときに、引張ばね10によって付勢さ
れたレバー9により可動鉄芯13aの移動を阻止する力
量の方が、低電圧が印加されたソレノイドプランジャ1
3により可動鉄芯13aを駆動する力量よりも大きくな
るように設定されているので、図2に示す状態で可動鉄
芯13aの移動が止まり、開口径は中絞りの状態を保つ
ようになっている。
【0035】制御回路14は、開口時より計時し始めた
上記制御秒時が、あらかじめ設定された適正露出となる
秒時に達したときに、ソレノイドプランジャ13への通
電を遮断する。
【0036】すると、可動鉄芯13aは、閉ばね5の付
勢力により図2中下方へ移動し、シャッタ羽根2a,2
bは開くときは逆に閉じ始める。そして、開口が閉じ
終わった直後の位置でシャッタ羽根2aがPI15の光
電検出部に入り込み、PI15から出力される信号が図
4に示すように変化する。そして、可動鉄芯13aがス
トッパ8に当接した位置で安定して止まり、図1に示す
状態に戻って、撮影動作は終了する。
【0037】次に、絞り値が全開に設定された場合に
は、制御回路14は、ソレノイドプランジャ13の駆動
電圧を高電圧に設定して通電を開始する。そして、図2
に示す状態に至るまでは、上述した中絞りが設定された
場合についてと同様の動作を行う。
【0038】図2に示すような状態になると、今度は高
電圧が印加されたソレノイドプランジャ13により可動
鉄芯13aを駆動する力量の方が、引張ばね10によっ
て付勢されたレバー9により可動鉄芯13aの移動を阻
止する力量よりも大きくなるように設定されているの
で、該可動鉄芯13aは、レバー9の係止力に抗して図
2中上方へ移動し続ける。そして、このレバー9は、カ
ム部13fにより引張ばね10の付勢力に逆らって図2
中時計方向に回転させられて、図3に示すような状態に
なるまで移動する。
【0039】このとき可動鉄芯13aは、最大ストロー
ク動いた位置になっているので、この状態で止まり、開
口径は全開の状態を保つ。制御回路14は、計時してい
る制御秒時が、あらかじめ設定された適正露出となる秒
時に達したときに、ソレノイドプランジャ13への通電
を遮断する(図5参照)。
【0040】すると可動鉄芯13aは、閉ばね5の付勢
力により図3中下方へ移動して、シャッタ羽根2a,2
bは閉じ始める。可動鉄芯13aが下方へ動き、カム部
13fによりレバー9は図3中反時計方向に回転する。
【0041】レバー9は、上記カム部13fを通過して
しまうと、ストッパ当接部9aがストッパ11に当接し
た状態で止まり、レバー9と可動鉄芯13aは離れた状
態を維持する。
【0042】さらに可動鉄芯13aが移動すると、シャ
ッタ羽根2a,2bは閉じられて、開口が閉じ終わった
直後の位置でシャッタ羽根2aがPI15の光電検出部
に入り込み、PI15から出力される信号が図5に示す
ように変化する。そして、可動鉄芯13aがストッパ8
に当接するまで移動すると、図1に示す初期状態に戻
る。
【0043】なお、中絞り,全開絞りに達する前に適正
露出となる場合の制御タイムチャートを、図6,図7に
それぞれ示す。この場合には、適正露出となる制御秒時
に到達した時点で、ソレノイドプランジャ13への通電
を遮断すると、シャッタ羽根2a,2bは開き途中で、
閉ばね5の付勢力で閉じ方向に移動を転じる。その他の
部分については、上述とほぼ同様である。
【0044】以上説明したように、このような第1実施
例によれば、高価なステッピングモータを用いることな
く、安価なソレノイドプランジャを1つだけ用いて、1
組のシャッタ羽根を駆動して、開口径と露出秒時を各々
独立して制御することができる。
【0045】図8から図10は本発明の第2実施例を示
したものである。この第2実施例は、上述した第1実施
例の可動鉄芯とセクタレバーの部分がやや変化したもの
であるので、この点のみを主として説明し、その他の同
様である部分については同一の符号を附して説明を省略
する。
【0046】セクタレバー6には、開ばね21が架設さ
れていて、該セクタレバー6を図8中反時計方向(つま
りシャッタ羽根2a,2bを開く方向)に付勢してい
る。
【0047】また、可動鉄芯13aは、カム部13fを
備えたフランジ部13eは有しているが、フランジ部1
3dは備えておらず、該フランジ部13eの端面が可動
鉄芯13aの端面13gとなっている。なお、この可動
鉄芯13aの長さの変化に応じて、ストッパ8の位置も
適宜変更されていることはいうまでもない。
【0048】ソレノイドプランジャ13に通電される前
の図8に示すような状態においては、上記開ばね21に
よりセクタレバー6のピン6bが可動鉄芯13aの端面
13gを押していて、可動鉄芯13aを図8中上方へ動
かそうとするが、この開ばね21の付勢力より閉ばね5
による可動鉄芯13aを同図8中下方へ押す力の方が強
くなるように設定されているので、可動鉄芯13aはス
トッパ8に当接した位置で安定している。その他の部分
については、上述の第1実施例とほぼ同様である。
【0049】次に、この第2実施例の作用を説明する。
まず、低電圧でソレノイドプランジャ13を駆動する
と、第1実施例と同様に可動鉄芯13aが図8中上方へ
移動し始める。すると、セクタレバー6は、その回転を
止めていた可動鉄芯13aの端面13gによる支えがな
くなるために、開ばね21の付勢力により反時計方向へ
回転し始める。
【0050】このとき、可動鉄芯13aの移動スピード
に対して、開ばね21によるセクタレバー6のピン6b
の移動スピードの方が遅くなるように設定されているの
で、セクタレバー6の反時計方向の回転スピードは開ば
ね21によって決まり、可動鉄芯13aの移動スピード
には関係しない。
【0051】そして、開ばね21によってセクタレバー
6が回転すると、シャッタ羽根2a,2bが開き、セク
タレバー6のピン6bが可動鉄芯13aの端面13gに
当接したところで停止して、開口径1は中絞りの状態を
保つ。もちろんこのときには、可動鉄芯13aは、低電
圧で駆動されているためにレバー9の係止部9bに抗す
ることができず係止されて、図9に示す状態で停止して
いる。
【0052】第1実施例と同様に、制御回路14は、測
光情報やISO情報等に基づいて適正露出となる絞り値
および開口する秒時を設定していて、この制御秒時が経
過したところで、ソレノイドプランジャ13への通電を
断つ。
【0053】すると、可動鉄芯13aは、閉ばね5によ
り図9中下方へ移動し、開ばね21をチャージしなが
ら、セクタレバー6を時計方向へ回転させてシャッタ羽
根2a,2bを閉じ、可動鉄芯13aはストッパ8に当
接した位置で止まり、図8に示す初期状態に戻る。
【0054】次に、高電圧でソレノイドプランジャ13
を駆動すると、可動鉄芯13aは、上記第1実施例と同
様に、引張ばね10で付勢されているレバー9の係止力
に抗して、図10に示す状態まで移動する。可動鉄芯1
3aが最大ストローク移動することにより、セクタレバ
ー6がシャッタ羽根2a,2bを全開する位置まで駆動
する。その他の作用については、上述した第1実施例と
ほぼ同様である。
【0055】このような第2実施例によれば、上述した
第1実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、ソレノ
イドプランジャ13への印加電圧が変わって可動鉄芯1
3aの移動スピードが変化しても、セクタレバー6が開
く際の回転スピードは開ばね21によって決まるために
変化することはないので、絞り径を変えてもシャッタ羽
根2a,2bの開き速度は変化することなく露出を制御
することができるものとなっている。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、露
出時間と開口の大きさとを各々独立して制御することが
できる安価な露出制御装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の露出制御装置を示す、一
部ブロック図を含む正面図。
【図2】上記第1実施例において、開口が中絞りの状態
となっているときの露出制御装置を示す正面図。
【図3】上記第1実施例において、開口が全開の状態と
なっているときの露出制御装置を示す正面図。
【図4】上記第1実施例の露出制御装置において、ソレ
ノイドプランジャを低電圧で駆動したときの状態を示す
タイムチャート。
【図5】上記第1実施例の露出制御装置において、ソレ
ノイドプランジャを高電圧で駆動したときの状態を示す
タイムチャート。
【図6】上記第1実施例の露出制御装置において、ソレ
ノイドプランジャを低電圧で駆動したときに、制御秒時
が短い場合の状態を示すタイムチャート。
【図7】上記第1実施例の露出制御装置において、ソレ
ノイドプランジャを高電圧で駆動したときに、制御秒時
が短い場合の状態を示すタイムチャート。
【図8】本発明の第2実施例の露出制御装置を示す、一
部ブロック図を含む正面図。
【図9】上記第2実施例において、開口が中絞りの状態
となっているときの露出制御装置を示す正面図。
【図10】上記第2実施例において、開口が全開の状態
となっているときの露出制御装置を示す正面図。
【符号の説明】
2a,2b…シャッタ羽根 9…レバー(規制手段) 10…引張ばね(付勢手段) 13…ソレノイドプランジャ(電磁駆動源) 13a…可動鉄芯(可動部) 14…制御回路(制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉する際の移動量に応じて、露光光束
    を通過させる開口の大きさを変更可能なシャッタ羽根
    と、 このシャッタ羽根を駆動する可動部を備えた電磁駆動源
    と、 この電磁駆動源の可動部の移動を規制する規制手段と、 この規制手段を上記可動部の移動を規制する方向に付勢
    する付勢手段と、 上記電磁駆動源を駆動する電圧を設定する制御手段と、 を備えていて、 上記制御手段により低電圧に設定したときは上記可動部
    の移動が上記規制手段により規制され、高電圧に設定し
    たときは該可動部が上記付勢手段の付勢力に抗して同規
    制手段による規制を解除して移動することを特徴として
    いる露出制御装置。
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