JPH0220330B2 - - Google Patents

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JPH0220330B2
JPH0220330B2 JP56211554A JP21155481A JPH0220330B2 JP H0220330 B2 JPH0220330 B2 JP H0220330B2 JP 56211554 A JP56211554 A JP 56211554A JP 21155481 A JP21155481 A JP 21155481A JP H0220330 B2 JPH0220330 B2 JP H0220330B2
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JP
Japan
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main plate
metal material
coated metal
forming
curved
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JP56211554A
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JPS58116934A (ja
Inventor
Kikuo Ito
Masanori Nojiri
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0220330B2 publication Critical patent/JPH0220330B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D11/00Bending not restricted to forms of material mentioned in only one of groups B21D5/00, B21D7/00, B21D9/00; Bending not provided for in groups B21D5/00 - B21D9/00; Twisting
    • B21D11/08Bending by altering the thickness of part of the cross-section of the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D11/00Bending not restricted to forms of material mentioned in only one of groups B21D5/00, B21D7/00, B21D9/00; Bending not provided for in groups B21D5/00 - B21D9/00; Twisting
    • B21D11/20Bending sheet metal, not otherwise provided for
    • B21D11/206Curving corrugated sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D13/00Corrugating sheet metal, rods or profiles; Bending sheet metal, rods or profiles into wave form
    • B21D13/04Corrugating sheet metal, rods or profiles; Bending sheet metal, rods or profiles into wave form by rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長尺の被覆金属材の一部に整然とし
た彎曲状部を形成し、該彎曲状部の主板には横波
形を、且つその直線状とした主板には縦波形を
夫々形成して歪等の発生を防止し、強固にできる
一部に彎曲状部を有する被覆金属材及びその成形
方法に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
近時、構造物の内、外表面に被覆金属材(主に
ステンレス材)をシーム溶接して水密且つ気密に
した被覆金属外囲体が盛んに研究,開発されてい
る。
ところで、特に鉄骨構造物に設ける被覆金属外
囲体では、屋根部と壁部とを連続して成形し、軒
先部の水密性を完壁にしたものが望まれている。
また、棟部で連続させることも望まれている。そ
こで、その被覆金属材の一部を比較的小さな曲率
半径に彎曲させると、そのシーム溶接する重合用
立上り部に不規則な歪が発生し、本来の目的であ
る水密且つ気密にシーム溶接することが、極めて
困難になる不都合が生じている。また、長手方向
に直線状に形成した部分の主板には、比較的広幅
で平担状のため、熱応力による熱歪が発生する等
の欠点があつた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記課題を解決すべく、鋭
意,研究を重ねた結果、その発明を、主板の両側
に外側上向の傾斜部を設け、該両上端より重合用
立上り部を形成した長尺の被覆金属材において、
長手方向を直線状にした部分の主板には縦波形を
形成し、長手方向を彎曲状したその他の一部分の
主板には横波形を、且つその両傾斜部の高さの略
全体には下端から上方にゆくに従つて次第に小さ
くなる突条をそれぞれ連続的に設けた一部に彎曲
状部を有する被覆金属材としたり、或いは、主板
の両側に外側上向の傾斜部を設け、該両上端より
重合用立上り部を形成し、これらの長手方向の一
部を彎曲状にする長尺の被覆金属材を複数の上下
部成形ロール間に通過させて順次屈曲成形するの
に、初期段階で、被加工物の主板に相当する略全
幅に、上下部縦波形ロールにて縦波形を形成し、
次いで全工程の上下部成形ロールにて、傾斜部、
重合用立上り部を次第に略最終形状になるように
し、これらは長手方向に直線状に形成し、そし
て、終期段階の上下部調節可能な上下部側部波形
ロール部付き上下部横波形ロールにて、その直線
状にした一部の縦波形の主板に対して横波形を形
成しつつ、同時に縦波形を消滅させ、且つ直線状
にした一部の両傾斜部に下端から上方にゆくに従
つて次第に小さくなる突条を連続的に形成してそ
の一部を彎曲状に形成する一部に彎曲状部を有す
る被覆金属材の成形方法としたことにより、先
ず、その彎曲状部を整然と成形でき、特に彎曲状
部の重合用立上り部は歪等を発生させることなく
整然と成形でき、これによつて隣接する重合用立
上り部相互のシーム溶接も好適にできるし、その
彎曲状部の主板の横波形及び直線状部の縦波形に
て、熱応力による歪は吸収でき、不規側になる変
形歪の発生を防止でき前記の欠点等を解消できる
し、また、その成形方法にて、縦波形及び横波形
を形成しつつ、一部に彎曲状部を有する被覆金属
材を整然と一度の工程で成形できるものを提供す
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第17図に
基づいて説明する。
先ず、一部に彎曲状部を有する被覆金属材Aに
ついて述べると、該被覆金属材Aは、長尺のシー
ム溶接可能な板厚(約0.2mm乃至約1mm)のステ
ンレス材等で成形される。その主板1の幅方向両
側には、外側上向の傾斜部2,2が形成され、該
両傾斜部2,2の上端より垂直状の重合用立上り
部3,3が一体形成され、被覆金属材Aが構成さ
れている。該長手方向が直線状の部分の主板1に
は、縦波形1aが設けられている。即ち、該縦波
形1aの断面は略サインカーブとして形成された
り、または連続する断面が鋸刃状に形成された
り、或は弧状または角形の縦波形もある。その縦
波形1aの山部または谷部の長手方向は、主板1
の長手方向と同方向を向いて構成されている。
1bは横波形であつて、被覆金属材Aの一部
(長手方向の端部または中間適所)の主板1に設
けられ、横波形1bの断面は、前記縦波形1aと
同等に形成されている。その横波形1bの山部ま
たは谷部の長手方向は、主板1の長手方向に直交
する(略直交も含む)方向に向いて構成されてい
る。さらに、横波形1bの高さは縦波形1aの高
さ(約1mm内外)よりも僅かに高く(約2mm内
外)形成される。実際の成形に当つては、後述す
るように、縦波形1aが形成されている主板1の
一部が、後に横波形1bに形成される。その縦波
形1aは消滅する。
また、前記被覆金属材Aの一部の両傾斜部2,
2の高さの全体又は上端りまでには、下端から上
方にゆくに従つて次第に小さくなる突条4が、そ
の長手方向に直交する(略直交する場合を含む)
方向に屈曲形成され、且つその両傾斜部2,2の
長手方向に複数設けられている。そのように上方
にゆくに従つて小さくなる条件は、長手方向の縮
み量が小さくなることであり、これを満足するな
らば、その傾斜部2の面に対して直角方向からみ
て、その幅が上方にゆくに従つて次第に広がるよ
うに形成されることもある。その突条4の断面
は、連続すると波形にしたり、鋸刃状に形成する
こともある。そのようにして、横波形1bを形成
したり主板1及び突条4,4…を形成した傾斜部
2,2を有する被覆金属材Aの一部は、側面から
みて主板1の下側が曲率半径の中心側になるよう
に、適宜の曲率半径(例えば、約30cm乃至約1
m)に彎曲成形され、一部に彎曲状部を有した被
覆金属材Aが構成されている。
次に、その成形方法及び該方法を実施するのに
使用する装置関係について述べると、R1a,R1b
R2a,R2b,R3a,R3b,R4a,R4bは第1乃至第4
段階の上下部成形ロールであつて、図示しない成
形機本体の側板間に軸支されている。その上下部
ロール間の間隔は、被加工物P0の厚さに応じて
調整可能に設けられ、その上下部成形ロールは互
いに略同周速で回転するように平歯車の噛合構成
が設けられ、各段階相互の回転は、鎖車相互のチ
エーン等によつて連動している。
5a,5bは上下部縦波形ロールであつて、該
ロールは略蛇腹状をなし山部と谷部とが複数連続
し(第8図参照)、前記第1段階上下部成形ロー
ルR1a,R1bの手前に駆動可能に設けられている
(第5図乃至第7図参照)。
6a,6bは上下部横波形ロールであつて、該
軸方向に直交する断面の周面が波形に形成され、
上下の波形が嵌合するように形成されたり、或は
凹凸状が上下部横波形ロール6a,6bの周面に
設けれ、これが互いに嵌合するように設けられる
こともある。その上部横波形ロール6aと下部横
波形ロール6bは、独立して昇降調節可能に設け
られている。該上下部横波形ロール6a,6bは
前記第4段階上下部成形ロールR4a,R4bの後部
側に駆動可能に設けられている(第5図乃至第7
図参照)。
7a,7bは上下部側部波形ロール部であつ
て、その被覆金属材Aの両傾斜部2,2に突条4
を長手方向に連続的に形成するものであり、その
ロール周面に凹凸状部が適宜設けられている。そ
の上下部側部波形ロール部7a,7bは前記上下
部横波形ロール6a,6bの両側端に夫々固着さ
れている(第13図参照)。
8は曲率調整ロールで、上下部横波形ロール6
a,6bの後立に必要に応じて軸支されている。
(第5図乃至第7図参照)。
このような装置を使用して、一部に彎曲状部を
有する被覆金属材Aの成形方法について述べる
と、コイル状の被加工物P0の板厚に合わせて、
各段階の上下部成形ロール間を調整する。そし
て、被覆金属材Aを長手方向に直線状に成形する
ときには、各段階の上下部成形ロールの接触線g
に対して、上下部側部波形ロール部7a,7b付
き上下部横波形ロール6a,6b及び曲率調整ロ
ール8を適宜離してく(第5図参照)。即ち、接
触線gに対して、上部側部波形ロール部7a付き
上部横波形ロール6a及び曲率調整ロール8は適
宜上昇させ、且つ下部側部波形ロール7b付き上
部横波形ロール6bは適宜下降させる。そして、
被加工物A0を上下部縦波形ロール5a,5b間
に通過させ、被覆金属材Aを構成する主板1の全
幅に相当する位置の被加工物A0に縦波形1aを
形成し(第8図参照)、次いで、第1乃至第4段
階上下部成形ロールR1a,R1b、…R4a,R4b(全工
程の上下部成形ロール)にて、被覆金属材Aを構
成する両傾斜部2,2及び両重合用立上り部3,
3の傾斜角が次第に増加するようにし、第4段階
上下部成形ロールR4a,R4bにて最終または略最
終形状になるように形成する(第9図乃至第12
図参照)。これらを通過させることによつて、長
手方向に直線状の被覆金属材Aを形成する(第5
図参照)。その第1乃至第4段階上下部成形ロー
ルは、この中間の柱状部を除いた形状であり、主
板1の両側の縦波形1aは、その上下のロール圧
にて少し潰れるようになるが、成形終了後は、弾
性限度内の押圧であり、殆んど旧位の縦波形1a
の形状に復帰する。
次いで、長手方向の直線状の被覆金属材Aの一
部、即ち、その長手方向の先端または中間,後端
等を、側面からみて適宜の比較的小さい曲率半径
に彎曲させるのには、その各段階の上下部成形ロ
ールの接触線gに対して、上下部側部波形ロール
部7a,7b付き上下部横波形ロール6a,6b
の接触点を適宜下降させる(第6図参照)。同時
に、曲率調整ロール8をその接触線gよりも適宜
下降させる(第6図参照)。以上の下降させる実
際の高さは、材質,板厚,断面形状等の条件の下
での実験例による。そして、被覆金属材Aがその
第4段階上下部成形ロールR4a,R4bを通過後に、
上下部側部波形ロール部7a,7b付き上下部横
波形ロール6a,6bにて、既に、縦波形1aが
形成された主板1に横波形1bを形成し、且つそ
の両傾斜部2,2に下端から上方にゆくに従つて
次第に小さくなる突条4を、その長手方向に直交
する方向に設け、該突条4を両傾斜部2,2の長
手方向に連続的に複数形成する(第6図,第13
図参照)。このような横波形1b及び突条4の成
形にて、被覆金属材Aの主板1側の長手方向の長
さを適宜縮め、これによつて、主板1の下側を曲
率半径の中心とした適宜の曲率に彎曲成形する。
また、前記曲率調整ロール8を通過させなくと
も、彎曲成形できることが多き。ここで、縦波形
1aが形成された主板1に横波形1bを形成する
と、その横波形1bの山部,谷部の長手方向の箇
所には、僅かに縦波形1aを形成した折曲部が線
状となつて表われることがあるが、強度的にも外
観的にも支障は生じない。以上のように、長手方
向に直線状に成形し、その一部を彎曲させること
で、一部に彎曲状部を有する被覆金属材Aを成形
できる。
なお、第7図に示すように、被覆金属材Aの断
面が上下逆になるようにして、以上の成形を行な
うこともあるが、その成形方法は、上下が逆にな
るだけで前述と同様である。図中9は母屋等の構
造材である。
〔発明の効果〕
先ず、特許請求に範囲第1項記載の発明におい
ては、主板1の両側に外側上向の傾斜部2,2を
設け、該両上端より重合用立上り部3,3を形成
した長尺の被覆金属材Aにおいて、長手方向を直
線状にした部分以外のその他の部分の主板1には
横波形1bを形成し、且つ両傾斜部2,2の高さ
の略全体には、下端から上方にゆくに従つて次第
に小さくなる突条4を連続状に設けて、その他の
部分の長手方向を彎曲状にしたことで、中立面
(中立軸)より下方の部分、即ち、主板1及び傾
斜部2,2には、下方にゆくに従つて大きくなる
圧縮曲げ応力が作用するが、その横波形1b及び
突条4,4…にて、その高さに応じて、長手方向
の長さを強制的に少し短縮させ、その圧縮曲げ応
力を吸収し、不規側なしわ状の変形歪を生じさせ
ないものにできるし、また、中立面より上側の部
分には、引張曲げ応力が作用するが、これは、そ
の中立面より下側の短縮をより多く設けること
で、その引張曲げ応力の発生を殆んど解消でき、
これらによつて、その被覆金属材Aの一部を極め
て整然と彎曲成形できるし、特に、長手方向を彎
曲させても、重合用立上り部3,3に、変形歪を
与えず、平担状に形成できる。これは、傾斜部2
の突条4にて、その重合用立上り部3に発生する
歪を吸収しているものといえる。これによつて、
彎曲状部の隣接する両重合用立上り部3,3を完
壁にシーム溶接でき、水密且つ気密性が得られる
ものである。
また、本発明においては、長手方向を直線状に
した部分には、縦波形1aを形成したので、その
被覆金属材Aが、外気温等で、熱伸縮して、その
構成部の大きな箇所である主板1に大きな熱応力
を生じさせようとするが、その縦波部1aの各谷
部,山部にて吸収し、熱応力の発生を防止でき、
このため熱歪等を殆んど防止できる。このような
ことは、彎曲状部の横波部1bについても同様な
作用効果を奏し、特に、縦波部1aと横波部1b
とが協動して、熱歪の発生を一層好適に防止でき
る。これは、主板1が広幅のときに極めて好適で
きる。
また、以上のような、熱歪の発生防止が、板鳴
現象の発生の防止にもできる。さらに、その縦波
部1a横波形1bの形成にて、主板1の断面係数
を増加させ、薄材にても十分強度的に耐えうるも
のにできる。また、本発明の一部に彎曲状部を有
する被覆金属材Aは、第15図乃至第17図に示
す屋根材または壁材として多くの需要に供するこ
とができる。
次に、特許請求の範囲第2項記載の発明におい
ては、主板1の両側に外側上向の傾斜部2,2を
設け、該両上端より重合用立上り部3,3を形成
し、これらの長手方向の一部を彎曲状にする長尺
の被覆金属材Aを複数の上下部成形ロール間に通
過させて順次屈曲成形するのに、初期段階で、被
加工物の主板1に相当する略全幅に、上下部縦波
形ロール5a,5bにて縦波形1aを形成し、次
いで全工程の上下部成形ロールにて、傾斜部2,
2、重合用立上り部3,3を次第に略最終形状に
なるようにし、これらは長手方向に直線状に形成
し、そして、終期段階の上下調整可能な上下部側
部波形ロール部7a,7b付き上下部横波形ロー
ル6a,6bにて、その直線状にした一部の縦波
形1aの主板1に対して横波形1bを形成しつ
つ、同時に縦波形を消滅させ、且つ直線状にした
一部の両傾斜部2,2に下端から上方にゆくに従
つて次第に小さくなる突条4を連続的に形成して
その一部を彎曲状に形成することにしたので、長
手方向に直線状にする長さは、上下部側部波形ロ
ール部7a,7b付き上下部横波形ロール6a,
6bを、各段階の上下部成形ロールの接触点gに
より適宜離しておくことで、自由な値に成形で
き、被覆金属材Aの所望の一部をその上下部側部
波形ロール部7a,7b付き上下部横波形ロール
6a,6bにて、適宜な曲率半径に整然と彎曲成
形することができる。即ち、そのに長手方向に直
線状の部分も自由の長さにでき、しかも、その直
線状にした任意の部分を彎曲できるため、多用性
のある一部に彎曲状部を有した被覆金属材Aを提
供できる。この方法で、特に重要なことは、主板
1に縦波形1aを形成後に、横波形1bを形成す
る点にある。
これを詳述すると、仮に、横波形1bを成形後
に、縦波形1aを形成すると、常に、その被覆金
属材Aは長手方向に彎曲されて、これを直線状に
改ためて加工するには、内部応力歪を全て解消さ
せなければならず、多段の歪取りロールも必要と
なつたり、或は、材質等によつては、蛇行する等
の欠点があるが、本発明では、縦波形1aを形成
後に、横波形1aを形成したので、縦波形1aを
形成したのみでは、あくまでも直線状を保持し、
傾斜部2,2及び重合用立上り部3,3等に何等
の内部応力を生じさせないものであり、その後の
横波形1bを形成するのに、歪取ロール等は何等
必要とせずに、所望の曲率半径に彎曲成形できる
ものである。
以上のように、被覆金属材Aの全長の主板1に
波形を形成することとし、該波形の形状を、成形
時に、縦波形1aより横波形1bに変えること
で、曲率までも変えることが一工程中に簡単にで
きるようにした効果は大きい。これによつて、価
格も格安にできる利点がある。
さらに、成形完了後の一部に彎曲状部を有する
被覆金属材Aは、第15図乃至第17図に示すよ
うな屋根材または壁材として、極めて簡単に応用
でき、外観も優美にできる。
なお、上下部横波形ロール6a,6bの後位
に、曲率調整ロール8を昇降可能に設ければ、被
覆金属材Aの彎曲状部の曲率半径を一層精度の高
いものにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の被覆金属材の斜視図、第2図
は第1図―矢視拡大端面図、第3図は第1図
―矢視拡大断面図、第4図は第1図―矢
視断面図、第5図は被覆金属材を長手方向に直線
状に成形する方法を実施させる装置の略示側面
図、第6図,第7図は被覆金属材の一部に彎曲状
部を成形する方法を実施させる装置の略示側面
図、第8図は成形機の上下部縦波形ロール部の略
示正面図、第9図乃至第12図は成形機の第1乃
至第4段階上下部成形ロール部の夫々略示正面
図、第13図は上下部側部波形ロール部付き上下
部横波形ロール部の一部断面とした略示正面図、
第14図は曲率調整ロール部の略示正面図、第1
5図は本発明の被覆金属材にて施工した被覆金属
外囲体の一部断面図、第16図,第17図は本発
明の別の実施例の被覆金属材にて施工した被覆金
属外囲体の略示側面図である。 1…被覆金属材、1…主板、1a…縦波形、1
b…横波形、2…傾斜部、3…重合用立上り部、
4…突条、5a…上部縦波形ロール、5b…下部
縦波形ロール、6a…上部横波形ロール、6b…
下部横波形ロール、7a…上部側部波形ロール
部、7b…下部側部波形ロール部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主板の両側に外側上向の傾斜部を設け、該両
    上端より重合用立上り部を形成した長尺の被覆金
    属材において、長手方向を直線状にした部分の主
    板には縦波形を形成し、長手方向を彎曲状したそ
    の他一部分の主板には横波形を、且つその両傾斜
    部の高さの略全体には下端から上方にゆくに従つ
    て次第に小さくなる突条をそれぞれ連続的に設け
    たことを特徴とした一部に彎曲状部を有する被覆
    金属材。 2 主板の両側に外側上向の傾斜部を設け、該両
    上端より重合用立上り部を形成し、これらの長手
    方向の一部を彎曲状にする長尺の被覆金属材を複
    数の上下部成形ロール間に通過させて順次屈曲成
    形するのに、初期段階で、被加工物の主板に相当
    する略全幅に、上下部縦波形ロールにて縦波形を
    形成し、次いで全工程の上下部成形ロールにて、
    傾斜部、重合用立上り部を次第に略最終形状にな
    るようにし、これらは長手方向に直線状に形成
    し、そして、終期段階の上下調節可能な上下部側
    部波形ロール部付き上下部横波形ロールにて、そ
    の直線状にした一部の縦波形の主板に対して横波
    形を形成しつつ、同時に縦波形を消滅させ、且つ
    直線状にした一部の両傾斜部に下端から上方にゆ
    くに従つて次第に小さくなる突条を連続的に形成
    してその一部を彎曲状に形成することを特徴とし
    た一部に彎曲状部を有する被覆金属材の成形方
    法。
JP21155481A 1981-12-30 1981-12-30 一部に湾曲状部を有する被覆金属材及びその成形方法 Granted JPS58116934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21155481A JPS58116934A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 一部に湾曲状部を有する被覆金属材及びその成形方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP21155481A JPS58116934A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 一部に湾曲状部を有する被覆金属材及びその成形方法

Publications (2)

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JPS58116934A JPS58116934A (ja) 1983-07-12
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