JP3052197B2 - 折板屋根 - Google Patents
折板屋根Info
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- JP3052197B2 JP3052197B2 JP9288218A JP28821897A JP3052197B2 JP 3052197 B2 JP3052197 B2 JP 3052197B2 JP 9288218 A JP9288218 A JP 9288218A JP 28821897 A JP28821897 A JP 28821897A JP 3052197 B2 JP3052197 B2 JP 3052197B2
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- plate unit
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
関するものである。
うに屋根材としての折板1が波板状に形成されるもので
あるが、この折板1は一体連続するものではなく、図1
1、図12に示すように単体である折板ユニット15を連続
させて接合し、梁や母屋2上に載置固定するものであ
る。
しては、図11に示すように固定金物として、折板1の形
に加工した帯鋼であるタイトフレーム3を溶接やボルト
止めなどにより母屋2に取り付け、このタイトフレーム
3の上にボルト止めなどによって折板ユニット15を固定
する。
に示すように長方形の平鋼板16を略V字形の溝を有する
ベンダー機17に通して製作しており、製作された折板ユ
ニット15は図12のように谷部15aを中にして左右両側に
山部となる立上がり片15bが連成され、立上がり片15b
の先端に断面コ字形の接合片15cが水平に突出するもの
で、谷部15aの幅、左右の立上がり片15bの相互間隔は
一定で平行幅に形成されている。
は、接合片15cが当接してこの箇所で接合される。
ニット15を連続させて形成する折板屋根は、母材自身が
強度を有するので野地板を必要とせず、母屋2の間隔を
大きくできることから、大面積の屋根葺き材に適してい
る。
方向)に曲げ加工することも可能であり、こうして曲線
形状に曲げ加工した折板ユニット15を連続させて図15の
ようにボールト面の曲面屋根(蒲鉾形状の屋根)を形成
することができる。
形成されているため、円錐面や球面形状の屋根を葺くこ
とは困難であった。これらの場合は図16、図17に示すよ
うに水下側がテーパー状に広がるため、隣接の接合片15
cが水下側で離れてしまい、接合できない。
し、折板ユニットを連続させて接合する折板屋根におい
て、円錐面や球面形状の屋根の構築も可能な折板屋根を
提供することにある。
するため、第1に、成形金属板からなり、谷部を中にし
て左右両側に山部となる立上がり片を連成した複数の折
板ユニットを並設し、隣接の立上がり片の上端を接合し
て形成する波板状の折板屋根において、適宜間隔で複数
配列されて折板が固定されるタイトフレームの谷部のピ
ッチを折板屋根の流れ方向に列毎に順次大きく形成し、
該タイトフレームに折板ユニットを固定することによ
り、前記立上がり片の立上がり角度を一端から他端に向
けて緩やかにして左右の立上がり片相互の間隔を一端か
ら他端に向かって大きくなるように形成したことを要旨
とするものである。
ットを構成する左右の立上がり片相互の間隔を一端から
他端に向かって大きくなるように形成することにより、
折板ユニットを連続させて構成する折板屋根は、他端に
向かって全体が拡幅される。よって、流れ方向に拡幅す
れば円錐屋根を葺くことができ、また、この円錐屋根形
状のものをさらに流れ方向に湾曲させることで球面屋根
を葺くこともできる。
フレームの谷部のピッチを屋根の流れ方向で列毎に大き
くしておくことにより、かかるタイトフレームに折板ユ
ニットを取り付ければ、結果として折板ユニットの左右
の立上がり片の相互間隔が流れ方向に広がり、円錐屋根
や球面屋根を葺くことが可能となる。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の折板屋根の実
施形態を示す斜視図、図2は同上要部である折板ユニッ
トの斜視図で、本発明の折板屋根も従来と同様に成形金
属板からなる複数の折板ユニット4を連続させて接合し
て折板1を形成し、これを母屋2の上に固定したタイト
フレーム3に取り付けるものである。
同様、谷部4aを中にして左右両側に山部となる立上が
り片4bが連成され、立上がり片4bの先端に断面コ字
形の接合片4cが水平に突出するもので、谷部4aの幅
は長さ方向(流れ方向)に一定に形成するが、左右の立
上がり片4bの相互間隔は流れ方向にテーパー状に広が
るように拡幅した。
り幅は一定に形成してあるから、前記のように相互間隔
を一端から他端に向けて拡幅することで、立ち上がりの
高さは拡幅分だけ低いものになる。
フレーム3は、図3に示すように屋根の流れ方向に複数
列配設されるものに対して、水上側よりも水下側に位置
するタイトフレーム3について、谷部3aのピッチを大
きく形成する。この場合も、タイトフレーム3の立ち上
がり幅は一定に形成しておき、全体を伸張することで谷
部3aのピッチを大きくする。よって、伸張分だけタイ
トフレーム3の全体の高さは低いものとなる。
ニット4を取り付けて折板1を形成すれば、屋根の流れ
方向に各折板ユニット4が拡幅された状態で取り付けら
れるから、屋根全体として円錐形のものが構築される。
ム3の形状だけ屋根の流れ方向に谷部3aのピッチの大
きいものに形成し、折板ユニット4の形状は流れ方向に
拡幅しないものとしておき、かかるタイトフレーム3に
折板ユニット4を取り付けることで、折板ユニット4を
流れ方向に拡幅することもできる。
ニット4を図4に示すように長さ方向にさらに湾曲させ
ることで、球面屋根を構築することも可能となる。
の幅を一端から他端に向けて大きくなるように平面ばち
状に形成する場合で、折板1を構成する単体である折板
ユニット4自体が全体として平面形状が一端から他端に
向けて拡幅されたものになるから、前記実施形態と同様
にして拡幅された側を屋根の水下側に位置させてタイト
フレーム3に取り付ければ、円錐屋根が構築できる。
ット4を長さ方向にさらに湾曲させることで、球面屋根
を構築することも可能となる。
ニット4の製造方法は、例えば図8に示すように加工前
の平らな金属板5をばち形に形成しておき、ベンダー機
6は一方の立上がり片4bを形成する溝6aのみを設け
たものとし、このベンダー機6に平らな金属板5を通し
て、左右の立上がり片4bを片側ずつ形成することで、
結果として谷部4aをばち形にする。
ト4の製造方法の第2例を示し、左右の立上がり片4a
をそれぞれ別個に形成するベンダー機7a,7bを相互
間隔調整自在に並設し、両ベンダー機7a,7bの相互
間隔を順次大きくまたは狭くしながら加工前の平らな金
属板5を溝8a,8bに同時に通すことで、谷部4aが
ばち形の折板ユニット4を製造する。
折板ユニットを構成する左右の立上がり片相互の間隔を
一端から他端に向かって大きくなるように形成し、また
は、谷部の幅を一端から他端に向けて大きくなるように
形成したから、折板ユニットを連続させて構成する折板
屋根は、他端に向かって全体が拡幅される。よって、流
れ方向に拡幅方向を合致させれば円錐屋根を葺くことが
でき、また、この円錐屋根形状のものをさらに流れ方向
に湾曲させることで球面屋根を葺くこともできる。
フレームの谷部のピッチを屋根の流れ方向で列毎に大き
くしておくことにより、かかるタイトフレームに折板ユ
ニットを取り付ければ、結果として折板ユニットの左右
の立上がり片の相互間隔が流れ方向に広がり、簡単に円
錐屋根や球面屋根を葺くことが可能となる。
る。
ユニットの斜視図である。
トの取り付け状態を示す斜視図である。
折板の斜視図である。
である。
折板ユニットの斜視図である。
根の折板の斜視図である。
ニットの製造方法の第1例を示す斜視図である。
ニットの製造方法の第2例を示す斜視図である。
視図である。
である。
示す斜視図である。
視図である。
の屋根の斜視図である。
とした場合の斜視図である。
とした場合の斜視図である。
ンダー機 8a,8b…溝 15…折板ユニッ
ト 15a…谷部 15b…立上がり
片 15c…接合片 16…平鋼板 17…ベンダー機
Claims (1)
- 【請求項1】 成形金属板からなり、谷部を中にして左
右両側に山部となる立上がり片を連成した複数の折板ユ
ニットを並設し、隣接の立上がり片の上端を接合して形
成する波板状の折板屋根において、適宜間隔で複数配列
されて折板が固定されるタイトフレームの谷部のピッチ
を折板屋根の流れ方向に列毎に順次大きく形成し、該タ
イトフレームに折板ユニットを固定することにより、前
記立上がり片の立上がり角度を一端から他端に向けて緩
やかにして左右の立上がり片相互の間隔を一端から他端
に向かって大きくなるように形成したことを特徴とする
折板屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288218A JP3052197B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 折板屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288218A JP3052197B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 折板屋根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11124963A JPH11124963A (ja) | 1999-05-11 |
JP3052197B2 true JP3052197B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=17727355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9288218A Expired - Fee Related JP3052197B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 折板屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052197B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP9288218A patent/JP3052197B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11124963A (ja) | 1999-05-11 |
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