JPH0220016B2 - - Google Patents
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- JPH0220016B2 JPH0220016B2 JP58063647A JP6364783A JPH0220016B2 JP H0220016 B2 JPH0220016 B2 JP H0220016B2 JP 58063647 A JP58063647 A JP 58063647A JP 6364783 A JP6364783 A JP 6364783A JP H0220016 B2 JPH0220016 B2 JP H0220016B2
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- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 3
- GYHNNYVSQQEPJS-UHFFFAOYSA-N Gallium Chemical compound [Ga] GYHNNYVSQQEPJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/38—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of superconductive devices
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の技術分野
本発明は、ジヨセフソン論理回路に関し、特に
ジヨセフソン素子を用いて構成されるT−フリツ
プフロツプ回路に関する。
ジヨセフソン素子を用いて構成されるT−フリツ
プフロツプ回路に関する。
(2) 技術の背景
情報処理技術の発展に伴い、電子計算機等の情
報処理装置に対してもより高速化、大容量化が図
られつつある。
報処理装置に対してもより高速化、大容量化が図
られつつある。
かかる情報処理装置を構成する機能素子の一つ
として、超電導現象を利用した所謂ジヨセフソン
素子の適用が試みられている。
として、超電導現象を利用した所謂ジヨセフソン
素子の適用が試みられている。
かかるジヨセフソン素子は、シリコンあるいは
ガリウム・砒素等の半導体材料を用いた素子に比
較して、より高速動作が可能であるという特長を
備えている。
ガリウム・砒素等の半導体材料を用いた素子に比
較して、より高速動作が可能であるという特長を
備えている。
(3) 従来技術と問題点
かかるジヨセフソン素子を機能素子として用い
て構成される論理回路の一つにT−フリツプフロ
ツプ回路がある。
て構成される論理回路の一つにT−フリツプフロ
ツプ回路がある。
かかるT−フリツプフロツプ回路は、ジヨセフ
ソン集積回路内において例えばタイミング回路を
構成する際に用いられる。
ソン集積回路内において例えばタイミング回路を
構成する際に用いられる。
従来、かかるT−フリツプフロツプ回路を構成
する手段として例えば2つのセルフリセツテイン
グAND回路と、マスター・フリツプフロツプ及
びスレーブ・フリツプフロツプ回路から構成され
るJ−Kフリツプフロツプ回路の適用が検討され
ているが、該J−Kフリツプフロツプ回路は素子
数が多く占有面積も大きくなり、当該ジヨセフソ
ン集積回路の集積度の向上を妨げる一因となる。
する手段として例えば2つのセルフリセツテイン
グAND回路と、マスター・フリツプフロツプ及
びスレーブ・フリツプフロツプ回路から構成され
るJ−Kフリツプフロツプ回路の適用が検討され
ているが、該J−Kフリツプフロツプ回路は素子
数が多く占有面積も大きくなり、当該ジヨセフソ
ン集積回路の集積度の向上を妨げる一因となる。
(4) 発明の目的
本発明は、このような従来のT−フリツプフロ
ツプ回路に代えて、素子数が少く占有面積の低下
を図ることができるT−フリツプフロツプ回路を
提供しようとするものである。
ツプ回路に代えて、素子数が少く占有面積の低下
を図ることができるT−フリツプフロツプ回路を
提供しようとするものである。
(5) 発明の構成
このため、本発明によれば、一端がバイアス入
力端子Vaに共通に並列接続されて第1のループ
を構成する第1及び第2のジヨセフソンゲート
J1,J2からなるセルフリセツテイングAND回路
と、一端が前記第1及び第2のジヨセフソンゲー
トの他端に共通に並列接続されて第2のループを
構成する第3及び第4のジヨセフソンゲートJ3,
J4からなるマスターフリツプフロツプ電流転送回
路と、一端が前記第3及び第4のジヨセフソンゲ
ートの他端に共通に並列接続されて第3のループ
を構成する第5及び第6のジヨセフソンゲート
J5,J6からなるスレーブフリツプフロツプ電流転
送回路とを備え、 前記第1のジヨセフソンゲートJ1には、外部信
号電流T及びそれと同一方向に流れるクロツク信
号電流Cが制御線入力として入力され、該2本の
制御線に共に電流が流れるときだけ該第1のジヨ
セフソンゲートは不活性状態となり、 前記第2のジヨセフソンゲートJ2には、前記ク
ロツク信号電流及び前記クロツク信号電流とは反
対の方向に流れる直流電流DCが制御線入力とし
て入力され、該クロツク信号電流が流れていない
時だけ該第2ジヨセフソンゲートは不活性状態と
なり、 前記第3のジヨセフソンゲートJ3には、前記第
1のループの前記第2のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第3のループの前記第6のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第3のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第4のジヨセフソンゲートJ4には、前記第
1のループの前記第2のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第3のループの前記第5のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第4のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第5のジヨセフソンゲートJ5には、前記第
1のループの前記第1のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第2のループの前記第3のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第5のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第6のジヨセフソンゲートJ6には、前記第
1のループの前記第1のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第2のループの前記第4のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第6のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第3のループから出力信号を得、前記クロ
ツク信号電流及び前記外部信号電流に共にオンか
らオフに変化する時、前記出力信号が反転するこ
とを特徴とするジヨセフソン論理回路が提供され
る。
力端子Vaに共通に並列接続されて第1のループ
を構成する第1及び第2のジヨセフソンゲート
J1,J2からなるセルフリセツテイングAND回路
と、一端が前記第1及び第2のジヨセフソンゲー
トの他端に共通に並列接続されて第2のループを
構成する第3及び第4のジヨセフソンゲートJ3,
J4からなるマスターフリツプフロツプ電流転送回
路と、一端が前記第3及び第4のジヨセフソンゲ
ートの他端に共通に並列接続されて第3のループ
を構成する第5及び第6のジヨセフソンゲート
J5,J6からなるスレーブフリツプフロツプ電流転
送回路とを備え、 前記第1のジヨセフソンゲートJ1には、外部信
号電流T及びそれと同一方向に流れるクロツク信
号電流Cが制御線入力として入力され、該2本の
制御線に共に電流が流れるときだけ該第1のジヨ
セフソンゲートは不活性状態となり、 前記第2のジヨセフソンゲートJ2には、前記ク
ロツク信号電流及び前記クロツク信号電流とは反
対の方向に流れる直流電流DCが制御線入力とし
て入力され、該クロツク信号電流が流れていない
時だけ該第2ジヨセフソンゲートは不活性状態と
なり、 前記第3のジヨセフソンゲートJ3には、前記第
1のループの前記第2のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第3のループの前記第6のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第3のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第4のジヨセフソンゲートJ4には、前記第
1のループの前記第2のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第3のループの前記第5のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第4のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第5のジヨセフソンゲートJ5には、前記第
1のループの前記第1のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第2のループの前記第3のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第5のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第6のジヨセフソンゲートJ6には、前記第
1のループの前記第1のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第2のループの前記第4のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第6のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第3のループから出力信号を得、前記クロ
ツク信号電流及び前記外部信号電流に共にオンか
らオフに変化する時、前記出力信号が反転するこ
とを特徴とするジヨセフソン論理回路が提供され
る。
以下本発明を、実施例をもつて詳細に説明す
る。
る。
(6) 発明・考案の実施例
図面第1図は、本発明によるT−フリツプフロ
ツプ回路を示す。
ツプ回路を示す。
同図において、J1〜J6はジヨセフソン素子、
SRはセルフリセツテイングANDゲート回路、M
は、マスター・フリツプフロツプ電流転送回路S
はスレーブ・フリツプフロツプ電流転送回路であ
る。
SRはセルフリセツテイングANDゲート回路、M
は、マスター・フリツプフロツプ電流転送回路S
はスレーブ・フリツプフロツプ電流転送回路であ
る。
ここで、セルフリセツテイングANDゲートSR
は、入力信号端CIN及びTINに入力される入力信号
パルスC及びTを受け、該セルフリセツテイング
ANDゲートSRの出力は、マスター・フリツプフ
ロツプ電流転送回路Mへ入力される。
は、入力信号端CIN及びTINに入力される入力信号
パルスC及びTを受け、該セルフリセツテイング
ANDゲートSRの出力は、マスター・フリツプフ
ロツプ電流転送回路Mへ入力される。
また前記入力信号パルスC及びTのアンドの補
元(反転)信号(・)が、電流転送回路Sへ
入力される。
元(反転)信号(・)が、電流転送回路Sへ
入力される。
従つて、マスター・フリツプフロツプ電流転送
回路Mは、入力信号パルスC及びTのアンド
(C・T)に同期して動作し、またスレーブ・フ
リツプフロツプ電流転送回路Sは、・に同期
して動き、それぞれ入力信号パルスC・T(及び
C・T)が入力される毎に反転する。
回路Mは、入力信号パルスC及びTのアンド
(C・T)に同期して動作し、またスレーブ・フ
リツプフロツプ電流転送回路Sは、・に同期
して動き、それぞれ入力信号パルスC・T(及び
C・T)が入力される毎に反転する。
すなわち、例えば出力Qoutがハイ(High)レ
ベル、がロー(Low)レベルの状態にある
とき、入力端CIN及びTINに入力信号パルスC及び
Tが印加されると、直流オフセツト電流DCによ
つて臨界電流の抑制された不活性状態にあるジヨ
セフソン素子J2の存在によつてジヨセフソン素子
J1を通つて流れていたバイアス電流は、該入力信
号パルスC及びTによつてジヨセフソン素子J1が
不活性状態となることによりジヨセフソン素子J2
に転送され、更にマスターフリツプフロツプ電流
転送回路M及びスレーブ・フリツプフロツプ電流
転送回路Sを流れて基準電位(接地電位)へ流れ
る。
ベル、がロー(Low)レベルの状態にある
とき、入力端CIN及びTINに入力信号パルスC及び
Tが印加されると、直流オフセツト電流DCによ
つて臨界電流の抑制された不活性状態にあるジヨ
セフソン素子J2の存在によつてジヨセフソン素子
J1を通つて流れていたバイアス電流は、該入力信
号パルスC及びTによつてジヨセフソン素子J1が
不活性状態となることによりジヨセフソン素子J2
に転送され、更にマスターフリツプフロツプ電流
転送回路M及びスレーブ・フリツプフロツプ電流
転送回路Sを流れて基準電位(接地電位)へ流れ
る。
そして、前記入力信号パルスC及びTが同時に
立ち下がる(すなわち及びが同時に立ち上が
る)とジヨセフソン素子J2を流れていた電流は再
びジヨセフソン素子J1に転送される。そして該電
流はマスター・フリツプフロツプ電流転送回路M
及びスレーブ・フリツプフロツプ電流転送回路S
を流れて基準電位へ流れる。
立ち下がる(すなわち及びが同時に立ち上が
る)とジヨセフソン素子J2を流れていた電流は再
びジヨセフソン素子J1に転送される。そして該電
流はマスター・フリツプフロツプ電流転送回路M
及びスレーブ・フリツプフロツプ電流転送回路S
を流れて基準電位へ流れる。
すなわち、かかる入力信号パルスC及びTの同
時立ち上がりあるいは同時立ち下がりによつて、
バイアス電流の流れ込む方向が変わり、且つ直流
バイアスDCによつて、その電流の方向が維持さ
れる。かかるバイアス電流の流入方向の変化によ
つて、マスター・フリツプフロツプ電流転送回路
Mの状態が反転し、該マスター・フリツプフロツ
プ電流転送回路Mの出力Qm及びが反転する。
時立ち上がりあるいは同時立ち下がりによつて、
バイアス電流の流れ込む方向が変わり、且つ直流
バイアスDCによつて、その電流の方向が維持さ
れる。かかるバイアス電流の流入方向の変化によ
つて、マスター・フリツプフロツプ電流転送回路
Mの状態が反転し、該マスター・フリツプフロツ
プ電流転送回路Mの出力Qm及びが反転する。
そして、かかるマスター・フリツプフロツプ電
流転送回路Mの出力Qm,の反転及びクロツ
ク信号に伴つて、スレーブ・フリツプフロツプ
電流転送回路Sの状態が反転し、該スレーブ・フ
リツプフロツプ電流転送回路Sの出力Qout,
Qoutが反転する。
流転送回路Mの出力Qm,の反転及びクロツ
ク信号に伴つて、スレーブ・フリツプフロツプ
電流転送回路Sの状態が反転し、該スレーブ・フ
リツプフロツプ電流転送回路Sの出力Qout,
Qoutが反転する。
前記第1図に示される本発明によるT−フリツ
プフロツプ回路を、論理記号により表わすと、第
2図の如く表わされる。また、かかる本発明によ
るT−フリツプフロツプ回路の動作をタイミング
チヤートをもつて表わすと、第3図の如く表わさ
れる。
プフロツプ回路を、論理記号により表わすと、第
2図の如く表わされる。また、かかる本発明によ
るT−フリツプフロツプ回路の動作をタイミング
チヤートをもつて表わすと、第3図の如く表わさ
れる。
以下、第3図に示されたタイミングチヤートに
したがつて本発明の第1図のT−フリツプフロツ
プ回路の動作を説明する。なお、ここでジヨセフ
ソンゲートJ1の出力を・、J2の出力をC・
T、J3の出力をQn、J4の出力をn、J5の出力を
Qput、J6の出力をQputとする。
したがつて本発明の第1図のT−フリツプフロツ
プ回路の動作を説明する。なお、ここでジヨセフ
ソンゲートJ1の出力を・、J2の出力をC・
T、J3の出力をQn、J4の出力をn、J5の出力を
Qput、J6の出力をQputとする。
まずt1の時、外部入力T及びクロツク信号Cは
共にオフ(電流が流れていない状態を示す。)で、
またJ2,J4,J5が不活性状態でバイアス電流は、
Va→J1→・→J3→Qn→J6→Qput→GNDの経
路で流れているとする。この状態では・はオ
ン(電流が流れている状態を示す。)、C・Tはオ
フ、Qputがオン、putはオフである。
共にオフ(電流が流れていない状態を示す。)で、
またJ2,J4,J5が不活性状態でバイアス電流は、
Va→J1→・→J3→Qn→J6→Qput→GNDの経
路で流れているとする。この状態では・はオ
ン(電流が流れている状態を示す。)、C・Tはオ
フ、Qputがオン、putはオフである。
次にt2の時、外部入力T及びクロツク信号Cは
共にオンとなるのでジヨセフソンゲートJ1は不活
性状態となり、これにより、C・Tはオン、・
Tはオフに反転する。一方、・はオフである
ので、この信号が入力されているJ5及びJ6は以前
の状態を維持し、Qputがオン、putはオフのまま
である。また、C・Tがオン、Qputがオンである
のでジヨセフソンゲートJ3は不活性状態となる。
したがつて、この時バイアス電流は、Va→J2→
C・T→J4→n→J6→QputGNDの経路で流れる。
共にオンとなるのでジヨセフソンゲートJ1は不活
性状態となり、これにより、C・Tはオン、・
Tはオフに反転する。一方、・はオフである
ので、この信号が入力されているJ5及びJ6は以前
の状態を維持し、Qputがオン、putはオフのまま
である。また、C・Tがオン、Qputがオンである
のでジヨセフソンゲートJ3は不活性状態となる。
したがつて、この時バイアス電流は、Va→J2→
C・T→J4→n→J6→QputGNDの経路で流れる。
次にt3の時、外部入力T及びクロツク信号Cは
共にオフとなるのでジヨセフソンゲートJ2は不活
性状態となり、これにより、・はオン、C・
Tはオフに反転する。一方、C・Tはオフである
ので、この信号が入力されているJ3及びJ4は以前
の状態を維持し、nがオン、Qnはオフのままで
ある。また、・がオン、nがオンであるの
でジヨセフソンゲートJ6は不活性状態となり、こ
れにより、putがオン、Qputはオフに反転する。
したがつて、この時バイアス電流は、Va→J1→
C・T→J4→n→J5→put→GNDの経路で流れ
る。
共にオフとなるのでジヨセフソンゲートJ2は不活
性状態となり、これにより、・はオン、C・
Tはオフに反転する。一方、C・Tはオフである
ので、この信号が入力されているJ3及びJ4は以前
の状態を維持し、nがオン、Qnはオフのままで
ある。また、・がオン、nがオンであるの
でジヨセフソンゲートJ6は不活性状態となり、こ
れにより、putがオン、Qputはオフに反転する。
したがつて、この時バイアス電流は、Va→J1→
C・T→J4→n→J5→put→GNDの経路で流れ
る。
次にt4の時、外部入力T及びクロツク信号Cは
共にオンとなるのでジヨセフソンゲートJ1は不活
性状態となり、これにより、C・Tはオン、・
Tはオフに反転する。一方、・はオフである
ので、この信号が入力されているJ5及びJ6は以前
の状態を維持し、putがオン、Qputはオフのまま
である。また、C・Tがオン、putがオンである
のでジヨセフソンゲートJ4は不活性状態となる。
したがつて、この時バイアス電流は、Va→J2→
C・T→J3→Gn→J5→put→GNDの経路で流れ
る。
共にオンとなるのでジヨセフソンゲートJ1は不活
性状態となり、これにより、C・Tはオン、・
Tはオフに反転する。一方、・はオフである
ので、この信号が入力されているJ5及びJ6は以前
の状態を維持し、putがオン、Qputはオフのまま
である。また、C・Tがオン、putがオンである
のでジヨセフソンゲートJ4は不活性状態となる。
したがつて、この時バイアス電流は、Va→J2→
C・T→J3→Gn→J5→put→GNDの経路で流れ
る。
そして、t5の時、外部入力T及びクロツク信号
Cは共にオフとなるのでジヨセフソンゲートJ2は
不活性状態となり、これにより、・はオン、
C・Tはオフに反転する。一方、C・Tはオフで
あるので、この信号が入力されているJ3及びJ4は
以前の状態を維持し、Qnがオン、nはオフのま
まである。また、・がオン、Qnがオンであ
るのでジヨセフソンゲートJ5は不活性状態とな
り、これにより、Qputがオン、putはオフに反転
する。したがつて、この時バイアス電流は、Va
→J1→・→J3→Qn→J6→Qput→GNDの経路
で流れる。
Cは共にオフとなるのでジヨセフソンゲートJ2は
不活性状態となり、これにより、・はオン、
C・Tはオフに反転する。一方、C・Tはオフで
あるので、この信号が入力されているJ3及びJ4は
以前の状態を維持し、Qnがオン、nはオフのま
まである。また、・がオン、Qnがオンであ
るのでジヨセフソンゲートJ5は不活性状態とな
り、これにより、Qputがオン、putはオフに反転
する。したがつて、この時バイアス電流は、Va
→J1→・→J3→Qn→J6→Qput→GNDの経路
で流れる。
以上説明したように、本発明のT−フリツプフ
ロツプ回路は、外部入力及びクロツク信号Cが共
にオンになるとき、Qnとnを反転させ、外部入
力T及びクロツク信号Cが共にオフになるとき、
Qput及びputを反転させる働きをする。
ロツプ回路は、外部入力及びクロツク信号Cが共
にオンになるとき、Qnとnを反転させ、外部入
力T及びクロツク信号Cが共にオフになるとき、
Qput及びputを反転させる働きをする。
なお、本発明のT−フリツプフロツプ回路に
は、外部信号T及びクロツク信号Cの2種類の信
号を入力しているが、これは、外部信号Tの入力
パルスが周期的に発生されない場合、外部信号T
及びクロツク信号Cのパルスが同期したときの
み、T−フリツプフロツプ回路の出力を反転させ
るために設けている。また、外部信号T、クロツ
ク信号C及び直流バイアス信号DCにに入力する
電流の大きさは、それぞれ等しい値に設定し、か
つ、信号線1本の制御信号を入力しただけでは、
ジヨセフソンゲートを不活性状態にすることはで
きないが、2本に入力すれば不活性状態にするこ
とができるという値に設定する。このような値に
設定することにより上記のような動作を実現する
ことができる。
は、外部信号T及びクロツク信号Cの2種類の信
号を入力しているが、これは、外部信号Tの入力
パルスが周期的に発生されない場合、外部信号T
及びクロツク信号Cのパルスが同期したときの
み、T−フリツプフロツプ回路の出力を反転させ
るために設けている。また、外部信号T、クロツ
ク信号C及び直流バイアス信号DCにに入力する
電流の大きさは、それぞれ等しい値に設定し、か
つ、信号線1本の制御信号を入力しただけでは、
ジヨセフソンゲートを不活性状態にすることはで
きないが、2本に入力すれば不活性状態にするこ
とができるという値に設定する。このような値に
設定することにより上記のような動作を実現する
ことができる。
(7) 発明の効果
以上のような、本発明によれば、ジヨセフソン
素子を用いたT−フリツプフロツプ回路を単一の
セルフリセツテイングAND回路と2つのフリツ
プフロツプ電流転送回路とにより構成することが
できる。
素子を用いたT−フリツプフロツプ回路を単一の
セルフリセツテイングAND回路と2つのフリツ
プフロツプ電流転送回路とにより構成することが
できる。
従つて、前記J−Kフリツプフロツプ回路を用
いる場合に比較して一つのセルフリセツテイング
アンド回路を構成する2個のジヨセフソン素子が
不要となり、当該T−フリツプフロツプ回路の占
有面積を低減することができる。
いる場合に比較して一つのセルフリセツテイング
アンド回路を構成する2個のジヨセフソン素子が
不要となり、当該T−フリツプフロツプ回路の占
有面積を低減することができる。
第1図は本発明によるT−フリツプフロツプ回
路の構成を示す結線図、第2図はかかるT−フリ
ツプフロツプ回路の論理構成を示すブロツクダイ
ヤグラム、第3図はかかるT−フリツプフロツプ
回路の動作状態を示すタイミングチヤートであ
る。 図において、J1〜J6はジヨセフソン素子であ
る。またMはマスター・フリツプフロツプ、Sは
スレーブ・フリツプフロツプを示す。
路の構成を示す結線図、第2図はかかるT−フリ
ツプフロツプ回路の論理構成を示すブロツクダイ
ヤグラム、第3図はかかるT−フリツプフロツプ
回路の動作状態を示すタイミングチヤートであ
る。 図において、J1〜J6はジヨセフソン素子であ
る。またMはマスター・フリツプフロツプ、Sは
スレーブ・フリツプフロツプを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一端がバイアス入力端子Vaに共通に並列接
続されて第1のループを構成する第1及び第2の
ジヨセフソンゲートJ1,J2からなるセルフリセツ
テイングAND回路と、一端が前記第1及び第2
のジヨセフソンゲートの他端に共通に並列接続さ
れて第2のループを構成する第3及び第4のジヨ
セフソンゲートJ3,J4からなるマスターフリツプ
フロツプ電流転送回路と、一端が前記第3及び第
4のジヨセフソンゲートの他端に共通に並列接続
されて第3のループを構成する第5及び第6のジ
ヨセフソンゲートJ5,J6からなるスレーブフリツ
プフロツプ電流転送回路とを備え、 前記第1のジヨセフソンゲートJ1には、外部信
号電流T及びそれと同一方向に流れるクロツク信
号電流Cが制御線入力として入力され、該2本の
制御線に共に電流が流れるときだけ該第1のジヨ
セフソンゲートは不活性状態となり、 前記第2のジヨセフソンゲートJ2には、前記ク
ロツク信号電流及び前記クロツク信号電流とは反
対の方向に流れる直流電流DCが制御線入力とし
て入力され、該クロツク信号電流が流れていない
時だけ該第2のジヨセフソンゲートは不活性状態
となり、 前記第3のジヨセフソンゲートJ3には、前記第
1のループの前記第2のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第3のループの前記第6のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第3のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第4のジヨセフソンゲートJ4には、前記第
1のループの前記第2のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第3のループの前記第5のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第4のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第5のジヨセフソンゲートJ5には、前記第
1のループの前記第1のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第2のループの前記第3のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第5のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第6のジヨセフソンゲートJ6には、前記第
1のループの前記第1のジヨセフソンゲート側の
分枝を流れる電流及びそれと同一方向に流れる前
記第2のループの前記第4のジヨセフソンゲート
側の分枝を流れる電流が制御線入力として入力さ
れ、該2本の制御線に共に電流が流れる時だけ該
第6のジヨセフソンゲートは不活性状態に反転
し、 前記第3のループから出力信号を得、前記クロ
ツク信号電流及び前記外部信号電流に共にオンか
らオフに変化する時、前記出力信号が反転するこ
とを特徴とするジヨセフソン論理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6364783A JPS59190713A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | ジヨセフソン論理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6364783A JPS59190713A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | ジヨセフソン論理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190713A JPS59190713A (ja) | 1984-10-29 |
JPH0220016B2 true JPH0220016B2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=13235347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6364783A Granted JPS59190713A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | ジヨセフソン論理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190713A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5293259A (en) * | 1976-01-30 | 1977-08-05 | Sony Corp | Phase inverter with master and servant flip-flop circuits |
-
1983
- 1983-04-13 JP JP6364783A patent/JPS59190713A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5293259A (en) * | 1976-01-30 | 1977-08-05 | Sony Corp | Phase inverter with master and servant flip-flop circuits |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59190713A (ja) | 1984-10-29 |
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