JPH0219999Y2 - - Google Patents

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JPH0219999Y2
JPH0219999Y2 JP8812884U JP8812884U JPH0219999Y2 JP H0219999 Y2 JPH0219999 Y2 JP H0219999Y2 JP 8812884 U JP8812884 U JP 8812884U JP 8812884 U JP8812884 U JP 8812884U JP H0219999 Y2 JPH0219999 Y2 JP H0219999Y2
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circuit
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connector
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は2枚の回路基板の回路接続装置に関す
るものである。
〔考案の背景〕
第6図は従来の回路接続装置の断面図である。
図面において1は金属ケース筐体、2は区画室
を形成するシールド板、3,6は各々高周波回路
ブロツクの一部、4は回路接続子としての貫通型
コンデンサ、5は金属カバーであり、シールド板
2を介して高周波回路ブロツクの一部3,6をシ
ールド板2の取付穴2aに取付けられた貫通型コ
ンデンサ4の端子4a,4bに各々接続するもの
であつた。この従来の接続構造では、シールド板
2の取付穴2aに横方向から貫通型コンデンサ4
を嵌合し、次に貫通型コンデンサ4をシールド板
2に接着剤等で固定し、更にリード線を用いて半
田付けにより高周波回路ブロツクの一部3,6の
各々と貫通型コンデンサ4とを接続する必要があ
る。このため、従来の回路接続装置では、貫通型
コンデンサ4をシールド板2の取付穴2aに横方
向から挿入するため、人手に頼らざるを得ず、又
固定のために接着剤等を塗布する作業が必要で、
取付け作業性が悪く、又自動化も困難であるとい
う欠点があつた。しかも電気的接続にリード線を
半田付けしているため、これまた人手に頼らざる
を得ず、半田付け作業も手間がかかるという欠点
もあつた。また、高価な貫通型コンデンサを回路
接続子に用いているので、コストの低下を図れな
かつた。なお、仮に貫通型コンデンサ4の両端子
4a,4bにセラミツクより成る回路基板(図示
省略)のパターンを半田付けした場合、セラミツ
ク基板が熱によつて膨脹収縮等の変化を生じる
が、前記端子4a,4bは弾性がないため、該熱
シヨツクを吸収し得ず、回路基板が割れる等の問
題もある。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の欠点を解消せんとするもの
であり、本考案の目的は、回路接続子の取付けが
容易で作業性が良く、自動化が容易であり、また
回路接続子を固定するための接着剤を塗布する必
要がなく、リード線の半田付けを省略し得て人手
を省き、回路接続子の単価が従来に比し安価な回
路接続装置を提供せんとするものである。
〔考案の概要〕
本考案は、金属板より成る端子を絶縁物に埋設
して成る回路接続子の取付部をシールド板等の取
付板の溝に嵌合係止し、前記端子の先端を2枚の
回路基板の穴に挿入し、前記端子を介して2枚の
回路基板の回路を接続したことを特徴とするもの
である。
〔考案の実施例〕
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図は高周波機器の斜視図、第2図は第1図を矢印
X方向より見た裏面図、第3図はシールド板と回
路接続子、及び回路接続子と回路基板の取付状態
を説明するための分解斜視図、第4図、第5図は
要部拡大側面図及び要部拡大正面図である。
第1図において7は金属筐体、8はシールド板
で、該シールド板8によつて金属筐体7は複数区
画に分割される。第3図において9は該シールド
板8に設けられた矩形状の穴、10は該穴9の相
対向する側縁9a,9bに設けられた切欠き部、
11は絶縁部材より成る回路接続子で、第3図に
よつてその構造を説明すると、立方体の絶縁部材
の上面及び側面にシールド板8の板厚と略同一幅
を有する溝14及び15,16を形成して取付部
17及び該取付部17の両側にシールド板挟持部
18を一体に形成する。そして第5図に示す如
く、取付部17の幅寸法bはシールド板8の穴9
の幅寸法aと略同寸法に設定されている。19は
取付部17の両側面に形成されたフツク部、20
はシールド板挟持部18の第3図下面18aに形
成された溝、21は例えば弾性を有する金属板よ
り成る略コ字型をなせる端子で、該端子21の水
平部21aは第3図に示す如くシールド板挟持部
18及び取付部17に埋設されており、垂下部2
1bはシールド板挟持部の底面18aより下方に
延長されている。23,24は回路基板で、各回
路基板23,24は前記端子21の垂下部21b
が挿通される穴25,26が設けられている。な
お、第4図において、回路基板23,24とシー
ルド板8間に隙間30,31が設けられている
が、これは、回路基板23,24の熱による膨脹
を吸収するために設けられたものである。
次に回路接続装置の組立方法を第3図について
述べる。
先づ、矩形状の穴9が上方に来るようにすなわ
ち同第3図に示す状態から上下が逆になるように
シールド板8を置いて該穴9の側縁9a,9bに
回路接続子11の溝15,16を一致せしめて回
路接続子11を前記穴9内に挿入し、取付部17
の上縁17aが穴9の上縁9cに当接するまで押
込む。この時点で第5図に示す如く取付部17の
フツク部19はシールド板8の矩形状の穴9の側
縁9a,9bの切欠き部10にロツクされ、その
位置に固定される。なお、前記ロツクに際し、シ
ールド板挟持部18に予め溝20を設けてあるの
で、フツク部19は弾性を有し、従つてフツク部
19は容易且つスムーズにシールド板8の切欠き
部10内に挿入される。次に端子21の垂下部2
1b上に回路基板23,24の穴25,26を回
路基板23,24の一面がシールド板挟持部18
の底面18aに当接するまで挿入する。そして図
示しない保持手段によつてこの状態を保つたまま
上下を逆にし、例えば端子21の垂下部21b部
分にデイツプ半田を施す。これによつて第2図に
示す如く回路基板23,24の裏面の回路パター
ン27,28と垂下部21bとが半田29にて固
定される。かくして回路基板23の回路パターン
27と回路基板24の回路パターン28は、回路
接続子11の端子21を介して互に接続される。
本考案の回路接続装置は上述の如き構造を有
し、回路接続子11はシールド板8に対してワン
タツチで取付け可能であり、又固定のために接着
剤を塗布する作業が不要で取付け作業性が良く、
又取付けの自動化も容易であるという効果があ
る。また、両回路基板23,24間の電気的接続
も回路接続子11の端子21の垂下部21bを両
回路基板23,24のパターン27,28にデイ
ツプ半田すれば良いから半田付け作業も従来に比
し簡単である。また、回路接続子11は絶縁部材
に端子21をモールド成型により埋設しただけの
ものであるので、従来の貫通型コンデンサ4に比
し価格的にも安い。
また、回路接続子11のシールド板挟持部18
の底面18aは、回路基板23,24の一面に当
てることによりストツパーの役目を果し、かつ、
回路接続子11の取付部17にはシールド板8の
溝9の切欠き部10に係止するフツク部19を設
けており、回路接続子11はシールド板8に確実
に固定されるので、回路接続子11を介して安定
した回路基板23,24間の回路接続を行うこと
が出来る。更にまた、端子21は絶縁物より成る
シールド板挟持部18、取付部17に強固に埋込
まれているので、シールド板8と端子21とのシ
ヨート及び絶縁不良といる問題を起すことがない
等種々の有効な効果を有する。なお、回路接続子
11の端子21は弾性を有する金属板から成つて
いるので、回路基板23,24が熱による膨脹、
収縮、或は外部からの力によりシヨツクを受けて
も、撓んで前記シヨツクを吸収するので、回路基
板23,24が例えばセラミツク基板であつたと
しても割れることはない。
また、実施例では回路接続子11をシールド板
8に取付けた場合に付き説明したが、シールド板
に限定されるものではなく、枠体等にも適用し得
る。また、この実施例では端子21を水平部21
aと垂下部21bとを有する構成にしてあるが、
本考案はこのようにすることには限らず、例えば
端子21の全体が弧状になるように構成すること
も出来る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、絶縁部材に端子を埋設して成
る回路接続子の取付部をシールド板等の取付板の
穴にワンタツチで嵌合係止後、該回路接続子に埋
設せる各端子の先端を各回路基板の回路パターン
にデイツプ半田等によつて各回路基板の回路パタ
ーンを回路接続子の端子を介して接続する構造に
なつているので、回路接続子の取付けは簡単で自
動化に適し、また、各回路基板の回路パターン間
の接続は、回路接続子の端子の先端を各回路パタ
ーンにデイツプ半田するのみで良いから従来に比
し手作業による半田付け工程が省けて量産に適
し、また回路接続子は絶縁物に端子を埋設しただ
けのものであるから、従来の貫通型コンデンサに
比し価格的にも遥かに安価である等の効果を有す
る。なお、端子を弾性を有する金属板により製す
れば、該端子に接続される回路基板が熱による膨
脹が起きたり外力が加わつても、これ等のシヨツ
クは端子が撓むことによつて吸収され、回路基板
が割れるようなこともないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図は高周波機器の斜視図、第2図は第1図を矢印
X方向より見た裏面図、第3図はシールド板と回
路接続子及び回路接続子と回路基板の取付状態を
説明するための分解斜視図、第4図は要部拡大側
面図、第5図は要部拡大正面図、第6図は回路接
続子として貫通型コンデンサを使用した従来の接
続構造を示す断面図である。 7……金属筐体、8……シールド板(取付板)、
9……穴、9a,9b……側縁、9c……上縁、
10……切欠き部、11……回路接続子、14,
15,16……溝、17……取付部、18……シ
ールド板挟持部、18a……下面、19……フツ
ク部、20……溝、21……端子、21a……水
平部、21b……垂下部、23,24……回路基
板、25,26……穴、27,28……回路パタ
ーン、29……半田。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側縁に溝を形成せる取付板と、該取付板の溝
    に嵌合する取付部、及び該取付部の両側に一体に
    形成された取付板挟持部より成る絶縁部材を有す
    るとともに、この絶縁部材に埋設され両先端が前
    記取付板挟持部より外方に突出せる金属板より成
    る端子を有する回路接続子と、前記端子の両先端
    が嵌合される穴を有する2枚の回路基板とを備
    え、前記取付板の溝に回路接続子の取付部を嵌合
    係止後、両端子の先端を対応する回路基板の穴に
    挿通せしめ、前記両回路基板のパターンを前記回
    路接続子の端子に接続したことを特徴とする回路
    接続装置。
JP8812884U 1984-06-15 1984-06-15 回路接続装置 Granted JPS614495U (ja)

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JP5998611B2 (ja) * 2012-04-23 2016-09-28 Tdk株式会社 コイルユニット、基板ユニット、及び電源装置

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