JPH02198931A - 感光性プレートオートフィーダ用感光性プレート受け渡し装置 - Google Patents

感光性プレートオートフィーダ用感光性プレート受け渡し装置

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JPH02198931A
JPH02198931A JP1817189A JP1817189A JPH02198931A JP H02198931 A JPH02198931 A JP H02198931A JP 1817189 A JP1817189 A JP 1817189A JP 1817189 A JP1817189 A JP 1817189A JP H02198931 A JPH02198931 A JP H02198931A
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photosensitive
plate
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hook
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秀人 山本
Masanori Osawa
大沢 正則
Akihiro Saito
斉藤 明広
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は露光済の感光性プレートを自動現像機へ送り込
むための感光性プレートオートフィーダに用いられて、
載置台に載置された感光性プレートを、感光性プレート
の下端部を支持して感光性プレートを自動現像機内へ送
るフックへ受け渡すための感光性プレートオートフィー
ダ用感光性プレート受け渡し装置に関する。
[従来の技術] 自動現像機を用いて感光性プレート(光照射によって溶
解性が変化する感光層がアルミ板、亜鉛板、鉄板、紙、
プラスチック板等の支持板の両面又は片面に適宜塗布さ
れているもの)を処理するに際して、多数枚の感光性プ
レートを連続的に処理する場合は、自動現像機に連結し
た感光性プレートオートフィーダが用いられることが多
い。この場合の自動現像機は、感光性プレートをローラ
等により搬送する構造であり、現像ゾーンのほか、必要
に応じて水洗ゾーン、ガム塗布ゾーン及び乾燥ゾーン等
を備えている。
従来の感光性プレートオートフィーダとしては、例えば
自動現像機の感光性プレート挿入口側に直列に設置され
た載置台上に露光済みの複数の感光性プレートを水平に
積み重ねてストックし、1枚ずつこの感光性プレートを
上方から吸盤を用いて吸着して自動現像機に順次送り込
むようになっている。
ところが、上記の感光性プレートオートフィーダは、例
えば幅800mm、長さ1050mと大きい感光性プレ
ート(例えばPS板)などを処理する場合には、これら
の感光性プレートを水平に収納する必要があるために、
かなり広い面積が必要であり、さらに感光性プレートの
捕捉手段、搬送系を備えた構造とするために、極めて大
きな設置スペースが必要となる。
そこで、特開昭63−171728号等で、感光性プレ
ートを載置台に複数枚縦方向に載置して、離反手段によ
って感光性プレートを載置台から離反させて支持手段に
下端部を支持させ、この支持手段を持ち上げ手段によっ
て移動し感光性プレートを自動現像機へ送り込む構造の
感光性プレートオートフィーダが提案されている。この
装置によれば感光性プレートを縦方向に載置するので、
小さな設置スペースで迅速に感光性プレートを自動現像
機へと供給することが出来る。
上記装置では、第9図に示されるように、吸着軸線19
8が水平に対して約15°傾斜した状態で移動する吸盤
190が用いられており、垂直に対して角度約15°傾
斜した載置台192上に20枚程度載置された感光性プ
レート194の最上層を吸着して、感光性プレートの下
端部を支持手段であるフック196へ支持させるように
なっている。載置台192が垂直に対して傾斜している
のは、感光性プレート194を縦方向に複数枚載置する
ためであり、垂直方向に対して角度約15゜傾斜してい
る。
また吸盤190は水平方向に対して角度約15゜傾斜し
たまま感光性プレート194を吸着して移動する。した
がって感光性プレート194は垂直方向に対して15°
傾斜した状態で移動し、載置台192から支持手段であ
るフックへ受け渡される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、吸盤190に吸着され傾斜した状態で、
移動する感光性プレート194は、両端部が自重、移動
の際の振動、感光性プレート194のカール等によって
、垂れ下がり、感光性プレー)1940幅方向に沿って
直線的に形成されたフックの溝内へ確実にフック196
へ下端部を収容することが出来ないという問題がある。
さらに吸盤190によって載置台192上から感光性プ
レート194を移動させる場合に、吸着盤190は感光
性プレート194を吸着したまま、水平方向に対して一
定の角度に傾斜した状態で移動するので感光性プレート
194の下端部が載置台192上と擦れて、音が発生す
るという問題がある。
本発明は上記事実を考慮し、感光性プレートの下端部の
フックへの受け渡し時に、感光性プレートの下端部を載
置台と摺動させることなくかつ確実にフックへ収容する
ことが出来る感光性プレートオートフィーダ用感光性プ
レート受け渡し装置を提供することが目的である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明では載置台上の感光
性プレートを吸着する吸着手段と、この吸着手段を駆動
してフックへ感光性プレートの下端部を移動させる移動
手段と、吸着手段を回転し吸着された感光性プレートの
被吸着部の傾きの角度を載置台に載置された感光性プレ
ートの傾きの角度に対して変化させる角度変更手段と、
を有した構成としている。
[作用コ 上記構成の本発明によれば、感光性プレートは吸着手段
によって下端部が吸着された後に、この状態で移動手段
によって移動し、フックへ受け渡されて支持される。感
光性プレートの下端部がフックに支持された感光性プレ
ートは、このフックの上昇動作によって自動現像機内へ
送られる。
感光性プレートが吸着手段によって吸着した後に移動手
段によって移動してフックへ受け渡される際に、吸着手
段によって吸着された感光性プレートの被吸着部が角度
変更手段によって垂直方向に対して傾斜した状態から略
垂直状態へ変化し、感光性プレートの下端部がフックへ
支持される。
これによって、感光性プレートの両端部が自重、振動、
カール等によって垂れ下がることがないので、感光性プ
レートの下端部を確実にフックへ支持することが出来る
また角度変更手段によって、吸着手段によって吸着され
た感光性プレートの被吸着部は角度を変更しながら移動
し、感光性プレートが載置台から上昇しつつ移動するの
で、載置台と感光性プレートの下端部が摺動することが
なく、音の発生がない。
[実施例] 第2.3図には本発明に係る感光性プレートオートフィ
ーダ用感光性プレート受け渡し装置112が用いられた
感光性プレートオートフィーダ10が、自動現像機12
に接続された状態で示されている。この実施例における
感光性プレートオートフィーダ10は垂直方向に対して
傾斜した載置台14へ別工程で露光された感光性プレー
ト16が多数枚重ねて縦方向に載置され、これらは離反
持上部18によって順次自動現像機12へと送り出され
る。
載置台14はフレーム200両側部に突片22が(但し
第3図には手前側の突片22が図示省略されている)、
下端部に支持片24がそれぞれ突出されており、支持片
24上へ露光後の感光性プレート16の下端部が順次載
置される。フレーム20の垂直線からの傾斜角は約15
度に設定されている。このため露光法の感光性プレート
16は第3図右方向から順次重合され、最上層が離反持
上部18へと面している。
なおこの場合、各支持体の片側に感光面を有する感光性
プレート16はその感光面が離反持上部18の反対側に
向く方が、感光面保護のためには好ましい。
離反持上部18では第2図に示される如く両側部に一対
の側板28.30が立設されており、これらの側板28
.30の下端部が底板32で連結されている。またこれ
らの側板28.30は第3図に示される如くその上端部
が支軸34により、その下端部が支軸36.38により
連結されて互いに平行となっている。
側板28.30の対向面からは支柱40がそれぞれ突出
されており、これらの支柱40の先端部には内ガイド板
42がそれぞれ固着されている。
このためこれらの内ガイド板42は一対の側板28.3
0とそれぞれ平行となっており、これらの内ガイド板4
2間は複数の支軸44で連結されている。
これらの支軸44にはそれぞれ一定間隔で複数個のガイ
ドリング46が軸支されている。これらのガイドリング
46は載置台14から離反された感光性プレート16を
支持するためのものであり、第3図に示される如く下方
の支軸44へ軸支されるガイドリング46から上方の支
軸44へ軸支されるガイドリング46にかけて次第に載
置台14から離れており、載置台14から離反された感
光性プレート16を、載置台14への支持角度とは垂直
軸に対して逆の支持角度で支えることが出来る。
前記複数本の支軸44には支持板48がビス50により
取り付けられており、これらの支持板48にはガイドリ
ング46の一部を載置台14側へ突出させるための切欠
52が複数個形成されている。これによってガイドリン
グ46へ支持された感光性プレート16が不用意に第3
図においてガイドリング46の左側へ抜は出ることがな
いように配慮されている。
複数本の支軸44のうちの最上部から2個目と3個目の
間の支軸440間には側板28.30間へ回転軸54が
平行に軸支されており、スプロケットホイル56が固着
されている。これらのスプロケットホイル56は内ガイ
ド板42の上方に配置されており、それぞれ内側チェノ
60が巻掛けられている。この内側チェノ60は支軸3
8へ固着されるスプロケットホイル62へ他の一部が巻
掛けられており、これらのスプロケットホイル56とス
プロケットホイル62との間では内ガイド板420表面
に沿って移動する。
この内側チェノ60はフック64の長手方向端部が固定
されている。このフック64は第3図に示される如く側
面形状がV字型であり、その−辺の長手方向端部が内側
チェノ60へ固着され、他の一辺が載置台14方向へ向
けて延長されており、載置台14へ設置される複数枚の
感光性プレート16のうちの最上層の感光性プレート1
6の下端部を収容するためのものである。
また回転軸54にはモータ66が取り付けられており、
回転軸54を第3図時計方向及び反時計方向へ回転させ
る。従って7ツク64はスプロケットホイル62の第3
図反時計方向の回転により、下端部を収容した感光性プ
レー)16を持ち上げてガイドリング460回転で案内
させながら自動現像機12方向へと送り出すことができ
る。
このフック64の移動はスプロケットホイル62付近に
取り付けられた下リミットスイッチ58A、及びスプロ
ケットホイル56付近に取り付けられた上リミットスイ
ッチ58Bによって制限される。
第4図に示される如く正面から見て側板28.30と内
ガイド板42との間に対応して支軸34ヘスブロケツト
ホイル70、支軸38ヘスプロケツトホイル72が、さ
らに支軸36ヘスプロケツトホイル74が取り付けられ
、外側チェノ76がそれぞれ巻掛けられている。これら
の外側チェノ76は支軸38へ連結される図示しないモ
ータの駆動力を受けて、第3図時計方向及び反時計方向
に回転可能となっている。
これらの外側チェノ76は支軸34と支軸38との間に
配置される外ガイド板80によって案内される。これら
の外ガイド板80は支軸38の上方へ内側チェノ60と
平行状態で延長され、内側チェノ60よりも上部では円
弧状に屈曲してその延長線がスプロケットホイル70の
ピッチ円の接線を構成している。
さらに外側チエ776間には複数本の連結軸82が掛は
渡されており、これらの連結軸82の中間部にはガイド
リング46と同様なガイドリング84が等間隔で軸支さ
れている。
従ってこれらのガイドリング84は、感光性プレー)1
6の下端部がフック64へ搭載された状態で第3図反時
計方向に回転されると、この感光性プレート16の中間
部を載置台14から引離して離反させつつガイドリング
46上へと移すことが出来る。
なお、フック64の一部にはガイドリング84が通過す
るための切欠85(第2図参照)が形成されている。
これらの外側チェノ76のストロークを制御するために
、スプロケットホイル70付近に上限リミットスイッチ
86が、スプロケットホイル72付近に図示しない下限
リミットスイッチ88が配置されている。
第3図反時計方向に移動する外側チェノ76に取り付け
られた最先端及びその次の連結軸82には、図示しない
ステーに感光性プレート検出スイッチが取り付けられて
おり、載置台14から離反持上部18へ移された感光性
プレート16の先端を検知できるようになっている。
スプロケットホイル70に隣接して自動現像機12の一
部を構成する一対の挾持ローラ92.94が配置されて
おり、離反持上部18に沿って上昇される感光性プレー
ト16の先端部を挟持して自動現像機12内へと送り込
むようになっている。
このためこれらの挟持ローラ92.94は自動現像機1
2内における現像速度と同一の周速度を有している。
側板28.30間の下部には受け渡し装置112が設け
られている。
この受け渡し装置112には、第1図、第5図及び第6
図に示されるように一対の吸着盤114.116が配置
されて感光性プレート16の吸着用となっている。これ
らの吸着盤114.116は支軸118の先端へ取り付
けられ、図示しない負圧源から負圧力が供給されて、感
光性プレート16を吸着する。
支軸118は支持ブラケット120を貫通し、支持ブラ
ケット120とスライド可能になっている。支軸118
の中間部にはE IJソング22 (第5図参照)が取
り付けられ、このEリング122と支持ブラケット12
0との間には、圧縮コイルばね124が介在されている
。このためこれらの吸着盤114.116は支持ブラケ
ット120が載置台14方向へと押し出され、吸着盤1
14.116が感光性プレート16へと押圧されると、
さらに移動する支持ブラケット120は圧縮コイルばね
124を圧縮させながらこの圧縮コイルばね124の弾
性力で吸着盤114.116を感光性プレート16へと
押し付ける。
支持ブラケット120は、支持ブラケット120間に配
置される支持アーム126の両側部へピン128で軸支
されており、ピン128を中心に揺動可能になっている
支持アーム126は載置台14の幅方向に沿って長く形
成されており、両端部に押圧ロッド130が連結されて
いる。この押圧ロッド130の中間部はペースプレート
132へ取り付けられる軸受134に支持されており、
この軸受134に案内されてスライド可能となっている
支持アーム1260幅方向中間部にはピン136で長リ
ンク138の一端が軸支されている。この長リンク13
8の他端はピン140で短リンク142の一端へ軸支さ
れている。また短リンク142の他端は回転軸144へ
固定され、この回転軸144はモータ146の出力軸1
48へ連結されている。
従ってモータ146の回転が短リンク142の回転力と
して伝達され、長リンク138はピン140を介してこ
の回転力を受け、ピン136を介して支持板120.1
22を往復移動させる往復スライダクランク機構を構成
している。
ここに回転軸144の軸心は往復運動するピン136の
移動延長線上からずれて配置されており、これによって
早送り機構を構成している。すなわち第6図に示される
ようにピン136の往復移動の往ストロークと戻りスト
ロークは短リンク1420回転角θ1及びθ2に対応し
ている。従って一定速度で回転する回転軸144の回転
速度は角度θ1の回転角が吸着盤114.116の往ス
トロークに対応し、これよりも大きな角度を有する角度
θ2が戻りストロークに対応するので、吸着盤114.
116は迅速に載置台14へと接近して感光性プレート
16を吸着し、吸着した感光性プレート16をこれより
も遅い速度でフック64方向へと引張ることが出来る。
支持ブラケット120の上端部には連結アーム150の
一端が接続されている。連結アーム150の他端にはピ
ン152が取り付けられている。
ピン152はベースプレート132から立設されたカム
プレート154のカム溝156内へ挿入されており、支
持アーム126が往復運動する際には、ピン152はこ
のカム溝156内に沿って移動する。これによって支持
アーム120はピン128を中心に揺動しながら、感光
性プレート16の下端部を略垂直状態として感光性プレ
ート16の下端部をフック64内へ収容する。
第8図に示されるように、支持アーム126が載置台1
4から最も遠い位置にある状態では、ピン152はカム
溝156の一方の端部156Aに位置しており、このと
きには、吸着盤114.116は水平に対して角度α1
傾斜している。角度α1は約5°に設定されている。ま
た支持アーム126が載置台14に最も接近した位置(
第8図二点鎖線で示される位置)では、ピン152は他
方の端部156Bに位置しており、このときには吸着盤
114.116は水平方向に対して角度α。
傾斜しており、このα2は約15°に設定されている。
この状態では載置台14上の感光性プレート160表面
に対し垂直に位置している。
またカム溝156の中間部には段差が形成されており、
このカム溝156内をピン152が移動すると、連結ア
ーム150を介して支持ブラケット120がピン128
を中心に約15°から約5°の範囲で揺動する。
これらの吸着盤114.116は感光性プレート16を
吸着した後にフック64の上方へこの感光性プレート1
6を移動させた状態でその負圧力が解除されて感光性プ
レート16の下端部をフック64へと移すようになって
いる。この場合、載置台14に搭載された感光性プレー
ト16のうち最上層の感光性プレート16のみが吸着盤
114.116によって吸着されるが、この最上層の感
光性プレート16と次層の感光性プレート16とが密着
していると、不用意に次層の感光性プレート16が最上
層の感光性プレー)16に密着したまま引き出されるこ
とがある。このため吸着盤114.116は感光性プレ
ート16を吸着した後に、第3図左方向へ若干量移動し
た状態で一時的に停止させ、次層の感光性プレート16
との間に外気を入り込む時間を与えて自重で次層の感光
性プレートを最上層の感光性プレート16と離して滑り
落とし、支持片24上へ残存するように配慮することが
好ましい。
さらにこのためには、支持片24上へ感光性プレート1
6の端面に向けて複数の小突起を設けたテープ158を
張り付けておくことが好ましい。
このテープ158はその片側に複数の小突起が突出した
マジックテープ(商品名)のような材料を用いることが
できる。これによって吸着盤114.116で吸着され
て移動する感光性プレートエ6の下端面に移動抵抗力を
与え、吸着力を受けておらず不用意に密着して移動する
次層の感光性プレート16を最上層の感光性プレート1
6と分離させることができる。
なお、第2図に明らかなように、吸着盤114.116
0間隔は離反持上部18及び載置台14の幅寸法の1/
2以下の寸法となっており、使用される複数種類の感光
性プレート16のうち、最小幅寸法の感光性プレート1
6に対応している。大きな幅寸法の感光性プレート16
を吸着するためにはさらに多数の吸着盤を設けたり、吸
着盤114.1160間隔を広くするのが好ましいが、
載置台14上の幅の狭い感光性プレート16を吸着する
場合に、次層の幅の広い感光性プレート16をも吸着す
ることになるので、最小幅寸法に合わせて、吸着盤11
4.116の間隔が定めである。
また前記テープ158は吸着盤114.116の間の部
分に対応して支持片24へ取り付けるのが好ましい。こ
の吸着盤114.116の間から外れた位置に設けると
、吸着盤114.1lfiによる吸着移動時に感光性プ
レート16の移動に抵抗を与えて、平面視での感光性プ
レート160両端部の撓みが大きくなり、撓みの大きい
端部がフック64内へ入らない原因となる。
また、第1図、第4図、第5図に示されるように、支持
アーム126の中間部には、この支持アーム126を貫
通して抑圧ロンド160がスライド可能に連結されてい
る。支持アーム126を貫通して突出した先端部には、
グロメット162が取り付けられている。このグロメッ
ト162は感光性プレート16の表面へ当接するため比
較的柔軟な材料で成型されている。このグロメット16
2と支持アーム126との間には圧縮コイルばね164
が配設されており、グロメット162を感光性プレート
16へ向けて付勢している。このため押圧ロッド160
も感光性プレート16へ向けて付勢されている。
押圧ロッド160のグロメット162と反対側の端部は
ストッパ166に支持されている。ストッパ166の両
側からはピン168が突出しており、押圧ロッド160
の両側に配置された一対のレバー170の上端部間へ軸
受172を介して支持されている。
レバー170は、一対の連結ブラケット172ヘビン1
76を介して軸支されている。連結ブラケット172は
移動ブラケット174ヘビス173で連結されている。
移動ブラケット174は平板状で、−万端部両側が下方
へ折り曲げられて折曲部174Aが形成されている。こ
の折曲部174A間へ連結ブラケット172が挿入され
、連結されている。また一方の折曲部174Aにはガイ
ド板175がビス173で固定されている。移動ブラケ
ット174の他方の側部は支持アーム126の下端部へ
ビス177で固定されている。したがって支持アーム1
26が載置台14へ向かって移動するとレバー170、
押圧ロッド160も載置台14へ向かって移動する。
またレバー170間には中空状のステー178が配置さ
れており、ビン180が貫通している。
ピン1800両端部はレバー170間の外方へ突出して
おり、レバー170へ支持されている。ビン180の一
方の端部はさらに突出しており、その先端にはコロ18
2が取り付けられている。
コロ182は、ベースプレート132から立設されたカ
ムプレート184のカム溝186内へ挿入されている。
カム溝186は第4図及び第7図に示されるように、レ
バー170の移動方向に沿って形成されており、下側溝
186Aと上側溝186Bとを結ぶ中間部には段差が設
けられている。
したがってレバー170が載置台14へ向かって(図示
矢印A方向)移動すると、コロ182はカム溝186に
案内されて移動し、下側溝186Aから上側溝186B
へ移動するとレバー170はビン176を中心に第7図
時計方向へ揺動し押圧ロッド160を載置台14方向(
矢印A・方向)へ移動させる。またレバー170が載置
台14から離間する方向(矢印B方向)へ移動すると、
コロ182はカム溝186内を移動し上側溝186Bか
ら下側溝186Aへ移動すると、レバー170はビン1
76を中心に第7図反時計方向へ揺動し押圧ロッド16
0を載置台14から離間させる方向(図示矢印B方向)
へ移動させる。この場合支持アーム126もレバー17
0と同様に載置台14から離間し吸着盤114.116
も同方向へ移動する。しかし、途中で押圧ロッド160
がレバー170の揺動によって、矢印B方向へ移動する
ので、吸着盤114.116より引き込んだ状態となる
。したがって感光性プレート16からはグロメット16
2が離間し、吸着盤114.116で吸着された状態で
、移動する。
次に本実施例の作用を説明する。
第3図に示される如く初期状態ではフック64がスプロ
ケットホイル62の側方であって載置台14に面した状
態に停止しており、外側チェノ76は最前部のガイドリ
ング84がこのフック64の横方向に配置された状態と
なっている。
ここで載置台14へ露光後の感光性プレート16を複数
枚重ねて縦方向に搭載する。
受け渡し手段112はモータ146の角度θ1の駆動回
転により、グロメット162、吸着盤114.116が
第8図、第6図及び第7図右方向(矢印A方向)へと突
出しく第8図二点鎖線で示される位置)、グロメット1
62が載置台14上の最上層の感光性プレート16の下
端部付近を押圧して(第7図二点鎖線で示される位置)
、感光性プレート16を若干変形させた後に、吸着盤1
14.116によって吸着する。これによって最上層の
感光性プレート16は若干変形して、次層との間に空気
が挿入され、次層から最上層の感光性プレート16が離
反される。吸着盤114.116によって吸着後はモー
タ146が角度θ2回転し吸着盤114.116が第8
図左方向へ復帰し、フック64の上方でその負圧力を解
除させる。
これにより最上層の感光性プレート16はその下端部が
フック64内へと落下する。
吸着盤114.116が感光性プレート16の下端部を
吸着して、移動する際には、支持ブラケット120が、
カム溝156にしたがって揺動し、吸着盤114.11
6の吸着面を揺動させるので、感光性プレート16は、
その両端部が垂れ下がることがなく、感光性プレー)1
6の剛性に7よって、平面状態を維持しながら、フック
64内へ下端部が収容される。これによって感光性プレ
ート16は確実にフック64へ受け渡される。
さらに、吸着盤114.116は載置台14上の感光性
プレート16の下端部を吸着した後に揺動し、下端部を
載置台上から持ち上げて移動するので、載置台14と摺
動することがなく、音の発生がない。
また吸着盤114.116が感光性プレート16の下端
部を吸着して、移動する際には押圧ロッド160は、コ
ロ182の上側溝186Bから下側溝186Aへの移動
によってレバー170が第7図反時計方向へ揺動するこ
とによって、吸着盤114.116の移動より早く矢印
B方向へ移動し、感光性プレート16から離反する。こ
れによって吸着盤114.116による感光性プレート
16の受け渡しの際に、感光性プレート16を変形させ
ることがなく、感光性プレート16の平面性を維持しつ
つ吸着盤114.116によって確実に感光性プレート
16の下端部をフック64へ受け渡すことが出来る。
ここでモータ78が駆動され、外側チェノ76が第3図
反時計方向に回転する。このため下端部がフック64内
へ収容された最上層の感光性プレート16はその感光面
(第2図右方向表面)側をガイドリング84が順次上昇
することにより、感光性プレート16の中間部が下部か
ら上部にかけて次第に載置台14から離されて離反持上
部18の上部へと移され反感光面側が複数のガイドリン
゛グ46上へと当たる。
この場合、感光性プレート16の下端部は、静止してい
るフック64内へ収容されているので、ガイドリング8
4の上昇時にも感光性プレート16を安定して支持でき
る。このフック64も外側チェンヘ取り付けるようにす
ると、すなわち内側チェノ60を省略する構造とした場
合には、フック64が感光性プレート16の下端に対応
する迄の間、吸着盤114.116が感光性プレート1
6を保持していなくてはならないので、吸着盤の保持力
を大きくしなくてはならない。
先端のガイドリング84に案内される感光性プレート検
出スイッチ68が感光性プレート16の感光面側にそっ
て上昇し感光性プレート16の上端部を検出すると、モ
ータ66も駆動され内側チェノ60が外側チェノ76と
共に同速度で第3図反時計方向に回転する。これによっ
てフック64が上昇し、感光性プレート16を持ち上げ
る。
このため先端のガイドリング84はガイドリング46と
の間に感光性プレート16の上端部を挟持しつつ外ガイ
ド部80に沿って感光性プレート16の上端部を次第に
水平方向に屈曲させ挾持ローラ92.94間へと送り出
す。
この場合、モータ78とモータ66とは感光性プレート
16を急激に上昇させ、感光性プレート16の先端部が
挾持ローラ92.94の直前へ至った状態で先端のガイ
ドリング84が上限リミットスイッチ58Aで検出され
ると、低速回転にすることが好ましく、これによって作
業時間を短縮することができる。この低速度は挾持ロー
ラ92.94の回転速度よりも遅い速度として感光性プ
レー)16の先端部が円滑に送られるようにする。
感光性プレー)16の先端部が挾持ローラ92.94へ
挾持されると、モータ66は逆転し、内側チェノ60を
第3図時計方向に回転させフック64が第2図の図示状
態となって停止する。このモータ66の逆転開始は上限
リミットスイッチ86によるガイドリング84の検出後
に所定時間遅れてから行えばよい。一方外側チエン76
は送られた感光性プレート16の後端部がスプロケット
ホイル56付近を通過するまで停止されて感光性プレー
ト16の後端部がその剛性により真直状態となって載置
台14上の次層の感光性プレート16へ接触する不具合
を防止する。ここで外側チェノ76が逆転しその先端部
のガイドリング84が第3図図示状態へ復帰して次層の
感光性プレート16の吸着に備える。この外側チェノ7
6の停止、逆転も上限リミットスイッチ86がガイドリ
ング84を検知してから所定時間遅れて開始させればよ
い。
なお、載置台14へ感光性プレート16を搭載し易くす
るために、第3図において、フレーム2Dの左端又は右
端を中心にフレーム20を回転させて離反持上部18と
の間隔を広くできるように回転軸を設けてもよい。
なあ、本実施例では、吸着盤114.116によって、
感光性プレートを吸着する際に、感光性プレートの2枚
送りを防止するためにグロメット162で、感光性プレ
ートを押圧したが、このグロメット162による押圧は
なくても良い。
[発明の効果コ 以上に説明した通り本発明によれば、感光性プレートを
載置台からフックへ受け渡す際に、吸着手段によって吸
着された感光性プレートの被吸着部の傾きの角度を載置
台に載置された感光性プレ−トの傾きの角度に対して変
化させ感光性プレートの下端部をフックへ支持させるよ
うにしたので、下端部を載置台と摺動させることなくか
つ確実にフックへ収容することが出来るという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は受け渡し装置を示す斜視図、第2図は本発明が
適用された感光性プレートオートフィーダの実施例を示
す斜視図、第3図は第2図の側面図、第4図はカムプレ
ートと押圧ロッドとの関係を示す分解斜視図、第5図は
受け渡し装置を示す平面図、第6図は受け渡し装置を示
す側面図、第7図はカムプレートと押圧ロッドとの関係
を示す側面図、第8図は受け渡し装置の作動を示す作動
図、第9図は従来の感光性プレート受け渡し装置を示す
側面図である。 12・・・自動現像機、 14・・・載置台、 16・・・感光性プレート、 64・・・フック、 112 ・ 114. 120・ 146・ 154  ・ 156 ・ 受け渡し装置、 6・・・吸着盤、 支持ブラケット、 モータ、 カムプレート、 カム溝、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光済の感光性プレートを自動現像機へ送り込む
    ための感光性プレートオートフィーダに用いられて、載
    置台に載置された感光性プレートの下端部を支持して感
    光性プレートを自動現像機内へ送るフツクへ感光性プレ
    ートの下端部を受け渡すための感光性プレートオートフ
    ィーダ用感光性プレート受け渡し装置であって、載置台
    上の感光性プレートの下端部を吸着する吸着手段と、前
    記吸着手段を駆動して前記フツクへ感光性プレートの下
    端部を移動させる移動手段と、前記吸着手段を回転し吸
    着された感光性プレートの被吸着部の傾きの角度を載置
    台に載置された感光性プレートの傾きの角度に対して変
    化させる角度変更手段と、を有することを特徴とする感
    光性プレートオートフィーダ用感光性プレート受け渡し
    装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220670U (ja) * 1975-07-31 1977-02-14
JPS62269824A (ja) * 1986-05-15 1987-11-24 Toshiba Corp X線フイルム搬送装置
JPS63171728A (ja) * 1987-01-07 1988-07-15 Fuji Photo Film Co Ltd シートオートフィーダ

Patent Citations (3)

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