JP2893293B2 - フィルム搬送装置 - Google Patents

フィルム搬送装置

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JP2893293B2 JP23827490A JP23827490A JP2893293B2 JP 2893293 B2 JP2893293 B2 JP 2893293B2 JP 23827490 A JP23827490 A JP 23827490A JP 23827490 A JP23827490 A JP 23827490A JP 2893293 B2 JP2893293 B2 JP 2893293B2
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守 梅木
勝 本橋
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、異なるサイズの撮影済みのフィルムを自
動現像機へ搬送するフィルム搬送装置に関する。
[従来の技術] このようなフィルム搬送装置では、例えば撮影済みの
フィルムを供給してフィルム載置台に一旦載置し、この
フィルム載置台からフィルムを1枚1枚吸着して取出
し、搬送手段を介して自動現像機へ搬送するものがあ
る。
このフィルム載置台の一例を、第4図及び第5図に基
づき説明する。フィルム載置台40の背板部41の下部には
フィルム先端突当て台部42が設けられており、フィルム
Fはその下部先端を、このフィルム先端突当て台部42に
当接して載置される。
このフィルム載置台40は異なるサイズのフィルムFを
搬送するために、フィルムFの搬送方向の一側面を基準
とするためのガイド、即ち片側基準面部43が設けられて
おり、この片側基準面部43に沿って、例えば六切りから
半切りまでのフィルムFがセット可能になっている。
搬送方向に対するフィルム幅Bが異なる(B1>B2>B
3)各フィルムFはいずれも片側基準面部43に片寄せし
て載置され、このフィルムFを吸着する吸盤44は、図示
しないコンプレッサに接続しており、このコンプレッサ
の駆動によりフィルムFを吸着して、フィルム載置台40
から取出して搬送手段へ送るようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来のフィルム搬送装置では、吸盤44により
1枚1枚のフィルムFを吸着して移動する際に、他のフ
ィルム載置台に載置されているフィルムFが連動して移
動し、片側基準面部43から離れてしまう場合があった。
このようなフィルムFの位置ずれが生じ、例えば第5
図に示すように、フィルムFの移動量L1が片側基準面部
43からL2の距離にある吸盤44の位置を越えているときに
は、この吸盤44は所定のフィルムFを吸引できなくな
り、別のフィルムFをも吸着してしまい2枚搬送が生じ
たり、或いはオープンエアとなる恐れがあった。
この発明は、従来のフィルム搬送装置が有する上記の
欠点を解消し、簡単な構造で、吸着移動時に生ずるフィ
ルムの位置ずれを防止するフィルム搬送装置を提供する
ことを目的する。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、この発明のフィルム搬送装
置は、異なるサイズのフィルムを載置可能なフィルム載
置台の背板部と、前記フィルムの一側面を揃えて載置す
るために前記背板部の一側面部に設けられる片側基準面
部と、この片側基準面部に直交し且つ前記背板部の下部
から突出するフィルム先端突当て台部と、前記片側基準
面部側に偏位し前記背板部に対向して配設され前記フィ
ルムに対して接離運動をしながらこのフィルムを前記フ
ィルム載置台の外部に搬出するフィルム吸着移動手段と
を有し、前記背板部、片側基準面部及びフィルム先端突
当て台部をそれぞれ一体に水平方向に対して片側基準面
部側へ所定角度傾斜させたことを特徴としている [作用] この発明のフィルム搬送装置では、異なるサイズのフ
ィルムがフィルム載置台に載置される。このフィルム載
置台は、背板部、片側基準面部及びフィルム先端突当て
台部をそれぞれ一体に水平方向に対して片側基準面部側
へ所定角度傾斜させてある。従って、フィルム載置台に
載置されたフィルムは、いずれも常にフィルム先端突当
て台部に当接し、かつ一側面を揃えて片側基準面部に沿
って載置される。
このため、フィルム吸着移動手段によってフィルムを
一枚づつ吸着してフィルム載置台から取出して、外部に
搬出するとき、例え他のフィルム載置台に載置されてい
るフィルムが連動して移動することがあっても、フィル
ムは自重でその側部が片側基準面部に当接状態になり、
片側基準面部から離れることが防止される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図はこの発明のフィルム搬送装置の全体構成を示
す側面図、第2図はフィルム載置台の正面図、第3図は
フィルム載置台の平面図である。
第1図において、フィルム搬送装置1は架台2に載置
され、図示しない自動現像機に撮影済みのフィルムFを
搬送する。このフィルム搬送装置1の上部にはフィルム
供給部3が設けられており、このフィルム供給部3から
フィルムFが装置内に供給される。この供給されるフィ
ルムFのサイズは、第2図に示すように、例えば六切り
から半切りまでの各サイズが可能であり、これらのフィ
ルムFはフィルム供給部3の下部に傾斜して配設される
フィルム載置台4に載置される。
このフィルム載置台4は、第2図に示すように、異な
るサイズのフィルムを載置可能な背板部5と、フィルム
Fの一側面を揃えて載置するために背板部5の一側面部
に設けられる片側基準面部6と、この片側基準面部6に
直交し且つ背板部5の下部から突出するフィルム先端突
当て台部7とから構成されている。このフィルム載置台
4の背板部5、片側基準面部6及び先端突当て台部7
は、それぞれ一体に水平方向Lに対して片側基準面部6
側へ所定角度θ傾斜させて設けられている。また、フィ
ルム先端突当て台部7上にはその断面形状を凸状にした
フィルム分離手段8が同じく片側基準面部6側に偏位し
て設けられている。このフィルム載置台4に供給された
フィルムFは常に下部先端がフィルム先端突当て台部7
に、又一側面を片側基準面部6に当接して載置される。
フィルム載置台4の片側基準面部6側に偏位し、背板
部5に対向してフィルム吸着移動手段Aが配設され、フ
ィルム吸着移動手段AはフィルムFに対して接離運動を
しながら、このフィルムFをフィルム載置台4の外部に
搬出する。
このフィルム吸着移動手段Aは、フィルム載置台4に
セットされたフィルムFがフィルム同士で密着して、い
わゆるブロッキング化が起こりやすいので、一枚ずつ分
離して搬出するために、フィルム載置台4に対向して2
個の吸盤9を有し、この吸盤9が片側基準面部6側に偏
位して配設されている。この吸盤9は、導管10を介して
図示しないコンプレッサに接続しており、このコンプレ
ッサの駆動により吸引してフィルムFを吸着する。ま
た、導管10にはこの吸盤9及び導管10をフィルムFに対
して接離運動させ得る駆動手段11が接続しており、フィ
ルムFがフィルム載置台4に供給された後、この駆動手
段11を駆動させて、吸盤9をフィルムFに当接し吸着さ
せる。
この吸盤9とフィルムFとの位置関係は第2図及び第
3図にに示すように、オープンエアとしないために、2
個の吸盤9を片側基準面部6側に寄せた最小幅サイズの
フィルムFの中心線に対し振分の位置で、かつ上記最小
幅サイズの範囲内に設けている。
なお、この吸盤9の個数は上記のフィルムの最小幅サ
イズの範囲内に配置する限り、又フィルムFを吸引によ
り保持でき得る限りにおいて、その個数が限定されない
のは勿論である。
次にこのフィルムFのフィルム載置台4上の動作を第
2図及び第3図に基づき説明する。
前述のように、フィルム載置台4上のフィルムFは常
に水平方向Lに対して所定角度θ傾いた状態で載置され
るため、フィルムFの自重をW0とすると、分力W1=W0si
nθが片側基準面部6方向に作用することになる。この
ため最上部にあるフィルムFを吸盤9により吸引保持し
ながらフィルム分離手段8に、この吸着したフィルムF
の下端を摺接してその摩擦抵抗力により一枚ずつに分離
しながらフィルム載置台4の外部に移動させる際に、例
え他のフィルムFが連動して移動し、この片側基準面部
6から離れてしまっても、分離された後はこの分力W1の
作用により、再度片側基準面部6に当接することにな
る。従って、フィルム載置台4からフィルムFを取出す
作動を繰返して行なうことによって、次第にフィルムF
の移動距離が増大して、吸盤9の位置を越えるようなこ
とはない。このため、吸盤9で所定のフィルムFを吸引
でなくなって、別のフィルムFをも吸着してしまい2枚
搬送が生じたり、或いはオープエアとなることが防止さ
れる。
この吸盤9がフィルムFを吸着して移動し、所定の位
置でその吸引を解除すると、自由落下したフィルムFは
落下ガイド12に導かれて一時停止板13に突き当たる。こ
れにより、このフィルムFは搬送路と平行な姿勢に矯正
され、その後搬送ローラ14及び搬送ガイド15に導かれて
図示しない自動現像機に搬出されていく。
なお、フィルム載置台4の所定角度θの傾きは、載置
するフィルムFの枚数、例えば枚数が多いほどラストフ
ィルムはズレやすい傾向があり、或いはフィルム分離手
段8の摩擦抵抗力の大きさ、吸盤9の個数等を考慮し適
宜決定すれば良い。
このようにして、各サイズのフィルムFを全て確実に
片側基準面部6に揃えることができるため、搬送するフ
ィルムサイズの切り替えが直ちにできる。また、各フィ
ルムFのフィルム載置台4上の位置が固定されているた
め、第2図及び第3図に示すように吸盤9を最小サイズ
のフィルムFに合わせ、かつ吸盤9の吸引力に応じて吸
盤9の設置を最小の個数にすることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のフィルム搬送装置
は、フィルム載置台の背板部、片側基準面部及びフィル
ム先端突当て台部をそれぞれ一体に水平方向に対して片
側基準面部側へ所定角度傾斜させたから、フィルム吸着
移動手段によってフィルムを吸着移動するときに、フィ
ルムが片側基準面からの離脱する位置ずれを、簡単な構
造で容易に防止できる。
従って、異なるサイズのフィルムが載置されるフィル
ム載置台から確実にフィルムを吸引して、取出すことが
でき、従来のような別のフィルムをも吸着してしまい2
枚搬送が生じたり、或いはオープンエアとなることが防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフィルム搬送装置の全体構成を示す
側面図、第2図はフィルム載置台の正面図、第3図はフ
ィルム載置台の平面図、第4図及び第5図は従来のフィ
ルム搬送装置におけるフィルム載置台と吸盤の配置関係
を示す平面図である。 図中符号Fはフィルム、1はフィルム搬送装置、4はフ
ィルム載置台、5は背板部、6は片側基準面部、7はフ
ィルム先端突当て台部、8はフィルム分離手段、9は吸
盤、11は駆動手段、Aはフィルム吸着移動手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なるサイズのフィルムを載置可能なフィ
    ルム載置台の背板部と、前記フィルムの一側面を揃えて
    載置するために前記背板部の一側面部に設けられる片側
    基準面部と、この片側基準面部に直交し且つ前記背板部
    の下部から突出するフィルム先端突当て台部と、前記片
    側基準面部側に偏位し前記背板部に対向して配設され前
    記フィルムに対して接離運動をしながらこのフィルムを
    前記フィルム載置台の外部に搬出するフィルム吸着移動
    手段とを有し、前記背板部、片側基準面部及びフィルム
    先端突当て台部をそれぞれ一体に水平方向に対して片側
    基準面部側へ所定角度傾斜させたことを特徴とするフィ
    ルム搬送装置。
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