JPH02198905A - 物品の取り出し装置 - Google Patents

物品の取り出し装置

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JPH02198905A
JPH02198905A JP1692789A JP1692789A JPH02198905A JP H02198905 A JPH02198905 A JP H02198905A JP 1692789 A JP1692789 A JP 1692789A JP 1692789 A JP1692789 A JP 1692789A JP H02198905 A JPH02198905 A JP H02198905A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個の物品収納部を有する物品収納具に収
納された物品を略一定の位置で所望の数量ずつ取り出す
物品の取り出し装置に関するものであり、特に配送セン
ターにおける物品のピッキング等に好適に用い得る物品
の取り出し装置に関する。
〔従来の技術〕
物品の取り出し装置に関する従来の技術としては、特開
昭58−47220号公報に記載のもの等が知られてい
る纂上記公報に記載されている従来の技術について説明
すると、特開昭58−47220号公報には、所定位置
に搬入される容器連の上面に近接させて開閉シャッター
を設けると共に、この開閉シャッターを底面とし、上記
容器連の夫々の容器に対応させて被計量物の貯溜空間を
容器と同数だけ形成してなるタイミングホッパーを設け
、上記開閉シャッターを移動することにより、夫々の貯
溜空間に貯溜された被計量物を、対応する夫々の容器に
投入供給するようにした自動計量装置が記載されている
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記の従来の技術は以下のような問題点
を有していた。
即ち、特開昭58−47220号公報に記載の自動計量
装置は、複数個の貯溜空間に貯溜された被計量物を、対
応する夫々の容器に取り出すことはできるが、開閉シャ
ッターを移動することによって夫々の物品収納部(貯溜
空間)が開放され、開放された物品収納部の位置から夫
々の物品(被計量物)が取り出されるようになしである
ため、物品の取り出される位置は夫々の物品が収納され
ている物品収納部の位置によって大幅に異なってしまい
、物品を略一定の位置で取り出すことはできない、また
、開閉シャッターが1枚の板からなるため、物品を所望
の数量(貯溜空間)ずつ取り出すことはできない。
従って、本発明の目的は、複数個の物品収納部を有する
物品収納具に収納された物品を略一定の位置で所望の数
量ずつ確実に取り出すことができる物品の取り出し装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、行列状に配設された複数個の物品収納部を有
する物品収納具と、該物品収納具の開口部を閉鎖する閉
鎖部材と、該閉鎖部材に沿って上記物品収納具を移動さ
せる駆動機構と、上記閉鎖部材に一体的に配設され且つ
上記駆動機構による上記物品収納具の移動位置で該物品
収納具の開口部を開閉する開閉体とを備えたことを特徴
とする物品の取り出し装置を提供することによって上記
目的を達成したものである。
尚、閉鎖部材が固定設置されていることが好ましい。
また、開閉体が物品収納部毎に開閉可能となしであるこ
とが好ましい。
(作用〕 本発明の物品の取り出し装置によれば、複数個の物品収
納部を有する物品収納具に収納された物品を略一定の位
置で所望の数量ずつ取り出すことができる。
〔実施例〕
以下、先ず、本発明の物品の取り出し装置を用いた物品
の取り扱い装置の一実施例について説明する。尚、本実
施例は開口部を備える容器から台所洗剤、衣料用洗剤、
シャンプー、リンス等のボトル形状の物品を取り出すの
に適したものである。
第1図(a)、(ロ)は物品の取り扱い装置の一実施例
を示す斜視図で、同図(a)は物品の取り扱い装置を全
体的に示す図、同図(b)は物品の取り扱い装置の反転
装置により容器と物品取り出し具とを物品切り出し共倒
に反転させた状態を示す図、第2図は第1図(a)にお
ける側面を示す図である。
本実施例の物品の取り扱い装置を適用した装置において
、物品の移し替え装置Aは、第1図(a)、第2図に示
す如く、容!ilOに収納された物品Bを保管する保管
設備Cから、容器10を取り出して容器10内の物品B
のみを反転装W140を介して本発明の一実施例である
物品の取り出し装WHに移し替えるもので、保管設備C
と物品の取り出し装置Eとの間に位置させて配設されで
いる。また、物品の取り出し装置Eには容器lOに収納
されている物品Bの全てが一旦移し替えられ、その後、
所望の数量の物品Bが物品の取り出し装置Eから物品の
供給装置りに取り出される。
而して、物品の移し替え装置Aは、容器10に収納され
ている複数個の物品Bの配列に対応し、物品Bを1個ず
つ仕切るように形成された仕切り21を備えた物品取り
出し具20と、保管設備Cから容器lOを取り出す容器
取り出し装置30と、物品取り出し具20と容器IOと
を重ね合わせる重ね合わせ装置41を有する反転装置4
0と、これら容器取り出し装置30、反転装置40を搭
載したキャリッジ50と、キャリッジ50を昇降自在に
支持するスタッカークレーン60とを備えて構成されて
いる。
また、保管設置icは、後述する複数列、複数段の流動
棚70を備え、物品の供給装置りは、物品の取り出し装
置Eから取り出された物品Bを、所望のコンテナ等(図
示省略)に搬送、供給するように、スパイラルシェード
90を主体に構成されている。
また、本発明の一実施例である物品の取り出し装置Eは
、物品切り出し具80を主体に構成され、該物品切り出
し具80は、第4図に示す如く、行列状に画成するよう
に配設された複数個の物品収納部85を有する物品収納
具(筐体)81と、筺体81の開口部を閉鎖するように
固定設置された閉鎖部材(プレート)83と、プレート
83に取り付けられた上記開口部を物品収納部85毎に
開閉可能となしである開閉体(シャッタ)84と、筺体
81を駆動させる駆動機構87とを備えて構成されてお
り、筺体81を駆動機構87によってプレート83に沿
って移動させるようになしである。
次に上記各構成要素について順次詳述する。
先ず、物品の移し替え装置Aを構成する物品取り出し具
20、容器取り出し装置30及び反転装置40などを第
1図(a)、(b)及び第2図に基づいて説明する。
物品取り出し具20は、第3図(a)に示す如く、仕切
り21、シャッタ22等を備えた可搬筐体23として構
成され、仕切り21の先端部分は、物品取り出し具20
の可搬筐体23の開口端に沿う基部24から外方に突出
するように形成されている。そして仕切り21の突出し
た先端部分を第3図(C)、(d)に示す如く容器10
の開口部11側に反転して、物品取り出し具20を容器
10に重ね合わせた状態にすると、仕切り21は、物品
Bの肩部より下方に先端が到達するように形成されてい
る。重ね合わされた状態で、仕切り21は、第3図(a
)に示す如く、容110に収納されている物品Bの配列
(4行×3列)に従って物品Bを1個ずつ収納する物品
収納部26として仕切るように構成され、その外方側端
部には面取り21aが形成され、物品取り出し具20を
容器lOの開口部11に導入し易いようになされている
。また、シャッタ22は、1枚の板からなり、全ての物
品Bを略同時に、物品の取り出し装置Eに移し替えるこ
とができるよう物品取り出し具20の仕切り21の基端
部側に対して開閉自在に取り付けられ、物品取り出し具
20から物品の取り出し装置已に物品Bが移し替えられ
た後は、ピッキング指令に従って、物品Bをシュート9
1を介してスパイラルシュート90に取り出して荷揃え
するように構成されている。
また、容器取り出し装置30は、スタンカークレーン6
0のキャリッジ50上に設けられたパンタグラフ式の昇
降装置(図示省略)と、該昇降装置上に載置された固定
コンベヤ31と、枢支点32において容器取り出し側を
上下に揺動可能で、しかも、流動棚70に進出するよう
に走行する走行コンベヤ33とを備えて構成されている
また、反転装置40は、スタッカークレーン60のキャ
リッジ50上を流動棚70に格納された容器10の流動
方向、即ち、流動ll70を基準にすれば前後方向に沿
って走行する走行台42と、走行台42上に立設された
フレーム43と、フレーム43の上端近傍に支持された
回転軸44と、回転軸44の軸線方向(以下、r左右方
向」と云う)に開閉し、物品取り出し具20を把持する
第1把持ハンド45と、第1把持ハンド45の回転軸4
4側近傍において垂下されたガイド部材46と、ガイド
部材46に沿って容器10を把持した状態で昇降し、第
1把持ハンド45の把持した物品取り出し具20に容器
10を重ね合わせる第2把持ハンド47等を備えて構成
されている。これらのうち、第1、第2把持ハンド45
.47及びガイド部材46によって重ね合わせ装置41
が構成され、反転装置40は、回転軸44を支点として
重ね合わせ装置41を一体に回動させるように構成され
ている。尚、第1把持ハンド45は、回転軸44に平行
させてフレーム43に支持されたスクリュー軸48、即
ち、軸中央から一方に右螺子が、他方に左螺子が形成さ
れているスクリュー軸48の駆動によって開閉するよう
に構成されている。また、第1把持ハンド45の内側に
は、物品取り出し具20の開口端両側の基部24の近傍
に形成された係合凹部25(第3図参照)と係合する保
合凸部(図示省略)が設けられており、第1把持ハンド
45が物品取り出し具20を確実に把持できるようにな
され、しかも反転中に物品取り出し具20が落下するこ
とのないように構成されている、また、第2把持ハンド
47は、ガイド部材46に沿って昇降する把持ハンドベ
ースをその一辺とする平行四辺彫型のリンク機構(図示
省略)によって構成され、所望の把持間隔まで左右方向
に移動して容器10を把持するように構成されている。
また、ガイド部材46の内側にはスクリュー軸(図示省
略)が設けられており、該スクリュー軸を駆動すること
によって、第2把持ハンド47を昇降するようにしてい
る。
更に、スタッカークレーン60は、各流動!1A70の
取り出し間ロア1に沿って配設された第1y!J(a)
に示す走行レール61を走行するように構成され、キャ
リッジ50に搭載された容器取り出し装置E30と反転
装置40とを昇降可能に備えて構成されている。
次に保管設備Cを構成する流動棚70、物品の供給装置
りを構成するスパイラルシ、z−1−90、物品の取り
出し装置Eを構成する物品切り出し具80等について説
明する。
保管膜OICの流動棚70は、複数列、複数段の傾斜ロ
ーラコンベヤからなり、その傾斜前端に取り出し間ロア
1が形成され、且つ、傾斜ローラコンベヤの前端部には
ストッパ72が設けられ、供給された容器10が自重に
よって傾斜ローラコンベヤを滑落してストッパ72で係
止するように構。
成されている。
また、物品の供給装置りのスパイラルシュート90は、
複数個のシュート91を介して、夫々の物品の取り出し
装置Eから取り出された物品Bを所望のコンテナ等(図
示省略)に搬送、供給するように構成されている。
また、物品の取り出し装置jEの主体をなす物品切り出
し具80を第4図を参照しながら説明する。
第4図は物品切り出し具80を示す斜視図であり、該物
品切り出し具80は、第4図に示す如く第3図とは別形
状に形成された物品取り出し具20(図示省略)から移
し替えられた物品Bを収納し、1個ずつ切り出し得るよ
うに構成され、物品Bをスパイラルシュート90に案内
するためのシュート91の上部に固定設置されている。
そして、物品取り出し具20の仕切り21に対応させて
、物品Bを1個ずつ仕切る仕切り82と、仕切り82で
仕切られた行列(4行×6列)状に画成して配設された
複数個の物品収納部85を有する物品収納具(筐体)8
1と、筐体81の開口部を閉鎖する閉鎖部材(プレート
)83と、プレート83に取り付けられ上記開口部を物
品収納部85毎に開閉可能となしである開閉体(シャッ
タ)84と、筐体81を駆動させる駆動機構87と、シ
ャッタ84を開閉する開閉機構88とを備え、プレート
83は略4行×6列分の面積を有し、また、シャッタ8
4は略1行分の幅を有する小プレートからなり、列方向
(第4図y方向)の上記各物品収納部85に夫々対応さ
せて4個のシャッタ84が設けられ、シャッタ84毎に
プレート83のy方向端縁からX方向に進退するように
構成されている。
また、物品切り出し具80の筐体81の上に物品取り出
し具20を円滑に重ね合わせるように案内するガイド板
89(第2図参照)が矩形状に形成されたフレーム86
から立設されている。また、上記筐体81は、フレーム
86に取り付けられた駆動機構87によってプレート8
3の上面をプレート83に沿って移動するように構成さ
れている。
また、プレート83はフレーム86を介してシュート9
1の上端部に固定設置されている。而して、筺体81は
、シュート91に固定設置されたフレーム86に取り付
けられた無端状チェーン87aを介してサーボモータ8
7cの駆動力を得てプレート83の上面をX方向に摺動
するように構成され、該サーボモータ87cをパルス制
御することによって筐体81の開口部の1列分の位置に
対応させて停止位置を位置決めするように構成されてい
る。尚、87bは、筺体81を無端状チェーン87aに
連結するための取り付は金具である。−方、シャッタ8
4は、プレート83の一側縁からX方向に略1列分の長
さだけ進退動できるように構成されている。即ち、上記
プレート83の裏面にはチャンネル状のガイドフレーム
88aがy方向に配設され、該ガイドフレーム88aの
内側の側面に直交させてエアーシリンダ88bが取り付
けられ、更にエアーシリンダ88bのロッド先端に上記
シャッタ84が取り付けられている。そして、該エアー
シリンダ88bの作動によって上記ロンドが進退動じて
上記ガイドフレーム88aの外側の側面に形成されガイ
ド六88ct−挿通するシャッタ84が個別に進退動す
るように構成されている。
また、スパイラルシュート90と物品切り出し具80と
の間に形成される空間には、物品の移し替え装置Aの反
転装置40によって反転させて物品取り出し具20を物
品切り出し具80に重積した状態下にある容器10と略
同じ高さ位置に合わせた空容器排出コンベヤ100が配
設されており、空になった容器10を、第2把持ハンド
47によって空容器排出コンベヤ100に移載して、空
になった容器10を系外へ排出するように構成されてい
る。
また、第3図(b)〜(d)に示される物品Bは、偏平
形状のプラスチックボトルに収納された商品であり、4
行×3列に配置された12個の物品Bが容器10に収納
されている。尚、容器10に収納された複数個の物品B
は、それらの上部においである程度の隙間を有し、容器
10を横転等すると配列に乱れを生じ易く、それがため
に物品取り出し具20の仕切り21は、基部24から突
出するように形成されている。
また、容器10が、第3図[有])に示す如く、天面部
に開口部11を有する段ボール箱、プラスチックコンテ
ナ等である場合には、そのまま流動棚70に供給すれば
良いが、容器10が段ボール箱等で包装されている場合
には、天面部を予め切断する等して開口部11を形成し
てから、流動棚70に供給するようにすれば良い。
次に、上述の実施例の物品の取り出し装置Eを用いた物
品の取り扱い装置による物品の取り出しの一実施a様を
説明する。
保管段fICにおける流動JII70の各取り出し間ロ
ア1には、夫々1種類の物品Bを収納している容器10
が複数個格納されている。
一方、物品取り出し具20に収納されている物品Bが、
物品切り出し具80に移し替えられると、反転装置40
がスタンカークレーン60の走行とキャリッジ50の昇
降とにより、空になった物品取り出し具20に対向する
位置まで移動し、空になった容器10を第2把持ハンド
47の先端によって空容器排出コンベヤ100に突き出
す、即ち、第2把持ハンド47の間隔を容器10の幅よ
り若干小さくした状態で、走行台42を空容器排出コン
ベヤ100方向に進め、つまり流動棚70を基準とすれ
ば、後進させることにより、空になった容器10を空容
器排出コンベヤ100に移載する。
また、空になった容器10が移載されると、第1把持ハ
ンド45が物品取り出し具20の係合凹部25の外側に
位置しているので、第1把持ハンド45を閉じて物品取
り出し具20を把持する。第1把持ハンド45が物品取
り出し具20を把持すると、第1把持ハンド45が、第
2図に示す側面図において時計方向に略lO°回転した
後、走行台42が流動8m70方向に、同図において実
線で示す位置まで前進し、第1把持ハンド45が、その
状態で更に時計方向に略170°回転し、第1把持ハン
ド45が、第2図において実線で示した状態になる。
更に、スタッカークレーン60の走行とキャリッジ50
の昇降とにより、反転装置40が所望の位置に移動する
と共に、容器取り出し装置30が所望の取り出し間ロア
1に格納されている容器IOを取り出す、即ち、スタッ
カークレーン60のキャリッジ50が所望の位置に停止
すると、走行コンベヤ33が取り出し間ロア1に向かっ
て前進し、その枢支点32を中心として容器取り出し側
を上方に揺動させることにより、容器10を1個取り出
すと、走行コンベヤ33が後進して、固定コンベヤ31
の所定位置に容器10を搬入する。
然る後、固定コンベヤ31と走行コンベヤ33とが図外
のパンタグラフ式の昇降装置を介してセンタリング位置
まで上昇すると、第2把持ハンド47が、取り出された
上記容器10の底面を支承しながらその側面を把持する
と共にセンタリングする。センタリング後、第2把持ハ
ンド47は、ガイド部材46に沿って上昇することによ
って把持した容器10を物品取り出し具20の基部24
近傍まで持ち上げて、第3図(C)、(d)に示す如く
、基部24から下方に突出した仕切り21を容器10に
挿入した状態にして、停止する。尚、物品Bは、容器l
Oの上部にある隙間によって配列に乱れがあっても、こ
の隙間に仕切り21が挿入されて、物品本来の配列状態
を確保して個々に仕切られる。また、物品取り出し具2
0と容器10とが重ね合わされるとき、第3図(C)に
示す如く、略5餉の隙間δをあけると、物品Bを容器1
0から物品取り出し具20にスムースに移し替えること
ができる。
上述の如くして、物品取り出し具20の基部24と容器
10の開口部11とが重ね合わされると、反転装置40
が駆動して、物品取り出し具20と容器10とを第1図
(b)に示す如く反転させる。即ち、回転軸44を支軸
として、第1.第2把持ハンド45.47とガイド部材
46とが第2図において反時計方向に反転する。この反
転動作握更に詳述すると、第1把持ハンド45が反時計
方向に略1706回転した後、走行台42が後進して、
反転過程にある物品取り出し具20を物品切り出し具8
0の路上部に位置させた後、更に第1把持ハンド45が
反時計方向に略10°回転し、物品切り出し具80のガ
イド板89上に物品取り出し具20と容器10が重ね合
わされる。この反転動作により、容器10に収納されて
いた物品Bは、仕切り21によって1個ずつ仕切られた
状態で、物品取り出し具20に移し替えられる。
ガイド板89上に物品取り出し具20と容器10とが重
なり合うと、第1把持ハンド45が開いて物品取り出し
具20を解放すると共に、第2把持ハンド47も開いて
容器10を解放した後、走行台42が前進して、次の物
品Bの移し替えに備えて待機する。
而して、物品切り出し具80内に4行×6列からなる行
列状に画成して配設された物品収納部85(第4図参照
)にそれぞれ移し替えられた物品Bは、筺体81及びシ
ャッタ84が行方向(X方向)に移動することにより物
品収納部85毎に切り出されてシュート91に落とし込
まれ、全ての物品Bが物品切り出し具80から順次取り
出されると、筐体81と物品取り出し具20とが重積さ
れる位置(第5図において筐体81の左上部が原点0の
位置)まで筐体81が移動し、引き続き、物品取り出し
具20のシャッタ22を開放して物品取り出し具20に
収納されている全ての物品Bが物品切り出し具80に自
動的に移し替えられる。
本実施例においては、物品Bを物品切り出し具80から
自動的に取り出す際、物品切り出し具80に移し替えら
れた物品Bを、ピッキング指令に基づいた所望の数量に
応じて、筐体81及びシャッタ84を行方向(X方向)
に移動させて、所望の数量の物品Bを順次取り出すよう
になされている。
第5図は、第4図の概略平面図で、物品切り出し具80
から取り出された物品Bの累計取り出し数量が6個の場
合において、筐体81とシャッタ84とが、どの位置に
移動しているかを示したものである。即ち、物品Bを6
個取り出す場合には、筐体81を1列分X方向と反対方
向に移動させると同時に、一番人のシャッタ84と次の
シャッタ84とを合わせて2個のシャッタ84を開く(
シャッタ84を退勤させる)ように移動させることによ
り、1列分に相当する物品Bを4個と、次の1列のうち
の2個の物品Bを合わせて、合計で6個の物品Bを取り
出すようになしである。
物品Bを更に3個取り出す場合、即ち累計取り出し数量
が9個の場合には、先ず、左から2番目のシャッタ84
を突出させ該当する物品収納部85を閉じ、次に、筺体
81を更に1列分X方向と反対方向に移動することによ
り、3個の物品Bが取り出される。
上述の如くして、取り出された物品Bは、シュート91
.スパイラルシュート90を介して所望のコンテナ等(
図示省略)迄搬送される。尚、複数個のシュート91が
1個のスパイラルシュート90に高さを異にして夫々繋
がっているので、複数個の物品切り出し具80から夫々
種類を異にする物品Bを略同時に1個のコンテナ等に自
動的に荷揃えすることができる。
以上、本発明の物品の取り出し装置の一実施例及びその
装置による物品の取り出しの一実施態様について説明し
たが、本発明はこれらの実施例及び実施態様に制限され
るものでなく、例えば、第5図において、左から4番目
(最も右側)のシャッタ84を設ける代わりに、固定さ
れた小プレートを設けてもよい。即ち、シャッタ84を
物品収納部85の行数より1細小なく設けてもよい、こ
の場合、例えば左から1番目乃至3番目の行に収納され
ていた物品Bが既に取り出されている状態で、左から4
番目(最も右側)の行に収納されている物品Bを1個だ
け取り出す場合には、最も左にあるシャッタ84乃至左
から第3番目のシャッタ84を突出させ該当する物品収
納部85を閉じ、次に、筐体81を1列分X方向と反対
方向に移動させること、即ち1列分開くことにより、該
当する物品収納部85から1個の物品Bを取り出すよう
にしてもよい。
また、シャッタ84をプレート83に取り付けず、フレ
ーム86に直接取り付けてもよい。
また、筺体81をラックとピニオンによって駆動するよ
うにしてもよい。
尚、上記各実施例において、物品収納部85の行列状の
配列においていずれの方向を行とし、または、列として
取り扱ってもよいことは云うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明の物品の取り出し装置によれば、行列状に配設さ
れた複数個の物品収納部を有する物品収納具に収納され
た物品を略一定の位置で所望の数量ずつ確実に取り出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(ハ)は本発明の物品の取り出し装置を
用いた物品の取り扱い装置の一実施例を示す斜視図で、
同図(a)は物品の取り扱い装置を全体的に示す図、同
図0))は物品の取り扱い装置の反転装置により容器と
物品取り出し具とを物品切り出し共倒に反転させた状態
を示す図、第2図は第1図(a)における側面を示す図
、第3図(a)は物品の取り扱い装置を構成する物品取
り出し具の実施例を示す斜視図、同図(b)は物品を収
納した容器を示す斜視図、同図(C)は同図(a)に示
す物品取り出し具と同図(b)に示す容器とが重ね合わ
せ装置によって重ね合わされた状態を示す正面図、同図
(山は同図(C)の側面図、第4図は本発明の物品の取
り出し装置を構成する物品切り出し具の一実施例を示す
斜視図、第5図は第4図に示される筐体及び開閉体の移
動状態を示す説明図(概略平面図)である。 81;筐体(物品収納具) 83;プレート(閉鎖部材) 84;シャッタ(開閉体) 85:物品収納部 87;駆動機構 E;物品切り出し装置 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)行列状に配設された複数個の物品収納部を有する
    物品収納具と、該物品収納具の開口部を閉鎖する閉鎖部
    材と、該閉鎖部材に沿って上記物品収納具を移動させる
    駆動機構と、上記閉鎖部材に一体的に配設され且つ上記
    駆動機構による上記物品収納具の移動位置で該物品収納
    具の開口部を開閉する開閉体とを備えたことを特徴とす
    る物品の取り出し装置。
  2. (2)上記閉鎖部材が固定設置されている、請求項(1
    )記載の物品の取り出し装置。
  3. (3)上記開閉体が物品収納部毎に開閉可能となしてあ
    る、請求項(1)または(2)記載の物品の取り出し装
    置。
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EP89107555A EP0339610B1 (en) 1988-04-28 1989-04-26 Method for shifting goods and apparatus therefor by inverting a container
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0233005A (ja) * 1988-07-21 1990-02-02 Kao Corp 物品の取り出し方法及びその装置
JPH0286903U (ja) * 1988-12-26 1990-07-10

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