JPH02198644A - 回転棚付き恒温槽とその組立て方法 - Google Patents

回転棚付き恒温槽とその組立て方法

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JPH02198644A
JPH02198644A JP1883689A JP1883689A JPH02198644A JP H02198644 A JPH02198644 A JP H02198644A JP 1883689 A JP1883689 A JP 1883689A JP 1883689 A JP1883689 A JP 1883689A JP H02198644 A JPH02198644 A JP H02198644A
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、塗装後や洗浄後の製品を乾燥させる乾燥機、
或は食器を消毒温度で保管する食器消毒保管庫、或は製
品を一定の加熱温度又は冷却温度で保管する恒温槽とし
て使用する回転棚付きの恒部槽に関する。
〈従来の技術〉 塗装後や洗浄後の製品を乾燥させる乾燥機、或は食器を
消毒温度で保管する食器消毒保管庫、或は製品を一定の
加熱温度又は冷却温度で保管する恒温槽が各種の分野で
使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 この種の恒温槽は、一般に内部に複数の棚を有し、それ
らの棚に製品を載置して収納する構造であり、大形の恒
温槽では、各種からの製品の出し入れのために、大きな
屏を設ける必要があり、また各種から製品を出し入れす
る場合、その位置が大きく変るため、出し入れの作業が
非常にやりにくい課題があった。一方、各種の工業用部
品又は製品等を収蔵する収蔵庫として、縦長の庫内に、
チェーンによって回転駆動する回転棚を設け、多数の部
品や製品を各種に収蔵する装置があるが、この種の従来
の収蔵庫は収蔵物を加熱したり冷却し恒温保管する機能
が設けられていないため、恒温槽として使用することが
できない!!題があった一方、多数の部品や製品を収蔵
する大形の収蔵庫或は恒温槽は、設置面積を小さくする
ためにその高さが高く設計されることが通例であるが、
収蔵庫或は恒温槽の高さが、それを設置する部屋の開口
部より高い場合、その搬入が困難となる。そこで、設置
する室内で収蔵庫或は恒温槽を組立てる必要があるが、
溶接作業を含む組立て作業を現場で行わなければならな
いため、設置工事に熟練した技術と多くの時間を必要と
する課題があったく課題を解決するための手段〉 本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので
、多数の物品を回転棚に載置でき、その出し入れが容易
で、恒温槽内全体を効率良く加熱或は冷却することがで
きる回転棚付き恒温槽を提供することを目的としまた、
設置現場におし1て容易に且つ短時間で組立てることが
できる恒温槽の組立て方法を提供することを目的とする
このために、本発明の回転棚付ぎ恒温槽は、断熱壁で周
囲を包囲された縦長の収納室内に、上下両側にスプロケ
ットを軸支しそれらのスプロケットにチェーンを両側上
下方向にかけ渡しその両側チェーンに複数の棚を連結し
てなる回転棚が配設され、収納室の側部に隔壁を隔てて
縦長の送風室が形成され、その送風室の上部に収納室の
上部から吸気を行う送風機が設置され、その送風機の吐
出側に熱交換器が接続され、収納室の底部にはその両側
角部に多数の送風孔を室内側にもつ通風路が形成され、
前記熱交換器の吐出側を通風路に連通接続して構成され
る。
この回転棚付き恒温槽は、例えば、各種製品の洗浄後の
乾燥に使用され、製品は収納室内の回転棚上に載置され
るが、チェーンにより回転移動する棚上に載置されるた
め、収納室の適当な1箇所に設けた取出し口から全製品
の出し入れを容易に行うことができる。また、収納室内
において、上部の空気が送風機によって吸引され、熱交
換器を経て収納室底部の両側角部に設けた通風路の送風
孔から熱風が室内に送風され循環される。このため、収
納室内の全体に熱風を循環させることができ、回転棚上
に載置した全製品を効率良く乾燥できる。
さらに、本発明の恒温槽の組立て方法は、断熱壁で周囲
を@囲された縦長の収納室内に、上下両側にスプロケッ
トを軸支しそれらのスプロケットにチェーンを両側上下
方向にかけ渡しその両側チェーンに複数の棚を連結して
なる回転棚が配設された回転棚付き恒温槽の組立て方法
であって、下部本体から分割して形成された恒温槽の上
部フレームに上部スプロケットを軸支すると共に分割チ
ェーンを両側の上部スプロケットにかけ、上部フレーム
を下部本体のフレーム上にフランジを合せテ固定し、前
記分割チェーンの下端を下部本体側の下部チェーンの上
端と接続した後、上部フレームの周囲に、予め形成され
た断熱壁を組み付けるように構成される。
このように、恒温槽の下部本体と上部フレーム、及び上
部の断熱壁が分割されて設置場所へ搬入で診るため、大
形の恒温槽より狭い開口部しかない部屋においても、そ
れらの部品を搬入して組立て、恒温槽を設置することが
できる。また、設置現場における作業は、上部フレーム
を下部本体の下部フレーム上に固定し、分割されたチェ
ーンを連結し、上部フレームの周囲に断熱壁を固定する
程度の簡単な作業で組立てを短時間で行うことができる
また、下部本体内には直線チェーンガイドと曲線チェー
ンガイドが前記下部チェーンを定位置に保持するように
設けられているため、下部本体と上部フレームが分割さ
れ、回転棚用のチェーンが上下で分割された状態であっ
ても、下部チェーンを定位置に保持し、上部チェーンと
の連結作業を容易に行うことができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は回転棚付き恒温槽の正面図を、第2図はその右
側面図を示し、第3図、第4図はその縦断面図を示して
いる。この恒温槽は、基本的には断熱壁11で周囲を包
囲された縦長の収納室2内に回転棚15を配置すると共
に、収納室2の側部に送風室を設けて構成される。
回転棚15は、上下に水平に設けた軸13.14の両側
に1対のスプロケット16.17を軸支し、それら上下
両側のスプロケット16,17間に2本のチェーン18
を両側上下方向にかけ渡しその両側のチェーン18.1
8に連結アーム20を一定の間隔で連結し、多数の棚1
9を両側の連結アーム20.20間に水平に支持させ、
下側の軸14を減速機付きのそ一夕21により低速で間
欠的に回転駆動し、棚19を縦に長い円形の軌道上で移
動させる構造である。
恒温槽の前面の略中夫には、収納物出し入れ用の扉12
が設けられ、この屏12の位置で必ず各種19が停止す
るように、停止スイッチが設けられる。また、上記のチ
ェーン18の揺れを防止するために、第6図のように、
チェーン18の縦の部分は、フレーム等に固定された直
線チェーンガイド22により摺動可能にガイドされ、下
側のスプロケット17に係止される箇所のチェーン18
は、組み付は時の落下を防止するために、曲線チェーン
ガイド23により摺動可能にガイドされる収納室2の側
部には、隔壁を隔てて縦長の送風室3が形成され、その
送風室3の上部に、隔壁上部の吸気孔6から収納室内の
空気を吸気する送風機4が設置され、その送風機4の吐
出側に熱交換器5がダクトを介して接続される。熱交換
器5としては、収納室内を加熱する場合、電気ヒータ、
燃焼バーナー、或は蒸気により送風を加熱するものが使
用され、収納室内を冷却する場合、冷却水等の冷媒を冷
却コイルに通し送風を冷却するものが使用される。
一方、収納室2の底部にはその両側角部に、三角柱状で
多数の送風孔9a、10aを室内側にもつ通風路9.1
0が形成され、熱交換器5の吐出側が2本のダクト7.
8を介して両側の通風路9.10に連通接続される。従
って、収納室2内の空気は、送風機4の運転により吸気
孔6から吸引され、熱交換器5に送られて加熱或は冷却
され、2本のダクトフ、8を通って収納室底の角部の通
風路9、ioに送られ、その送風孔9a、10aから収
納室内に送風され、循環される。なお、送風室前面には
各種スイッチ等を配置した制御盤が設けられ、収納室上
部には室内排気用の排気ダクトが設けられる。
上記のような構造の回転棚付き恒温槽は、縦長で大形と
なり設置する部屋の開口部から搬入することが困難なた
め、本体をその中間部より少し上の位置から上部と下部
に分割し、且つ設置現場での組み付は作業が比較的容易
にできるように、下部本体は予め工場等で略完成状態に
組立てられ、上部の構成部品、例えば上部フレームや断
熱パネルも各々工場で半完成品の状態に形成され、設置
現場で組立てられる。
即ち、第5図に示すように、恒温槽の下半分つまり下部
本体Aは、フレーム、断熱壁、送風室のカバー、制御盤
、熱交換器等が略完成状態に組み付けられ、特に上部分
割部分の開口部からは、下部フレームに固定された方形
枠状のフランジ24が突設されている。また、回転棚1
5のチエー′ン18は両側共に分割位置で分断され、分
割チェーンとなって下側スプロケット1フに係合すると
共に、直線チェーンガイド22内に保持されているが、
下側スプロケット17の下部のチェーンが曲線チェーン
ガイド23により保持されているため、分割チェーンは
落下せずに定位置に保持される一方、恒温槽の上部は、
方形箱形の上部フレーム25、そのフレームの外側に組
み付けられるパネル状の断熱壁11a〜11d1送風機
4を取付けた上部隔壁26、送風室の上部カバー27か
らなり、各部分は予め工場で製造され、分解状態で設置
現場に搬入される。
上部フレーム25の底部には方形枠状のフランジ25a
が設けられ、また、略中央内側には回転棚用の1対のス
プロケット16が軸13と共に取付けられ、両側のスプ
ロケット16に分割された上部チェーン18aがかけら
れている。パネル状の各断熱壁11a〜11dは所定の
大きさの断熱材の周囲をステンレス化粧板等により包囲
して形成される。
設置現場において、恒温槽の組み付けを行う場合、先ず
、下部本体Aの上に上部フレーム25をそのフランジ2
5aを下部本体上のフランジ24に合せるように載せ、
ボルト締め等で固定する、次に、上部チェーン18gの
両端を下部本体側のチェーン18の先端に連結し、図示
しないテンション調節器によりチェーンのテン、ジョン
を適正にした後、チェーン18を回しながら連結アーム
20をそこに順に取付け、そして、両側の連結アーム2
0の先端に各種19を水平に取付け、回転棚15を完成
させる。
次に、断熱壁11a〜11dと、送風機の付いた上部隔
壁26を上部フレーム25の各面にねじ止めし、送風機
4の吐出側と下部本体側の熱交喚器5上部をダクトによ
り接続する。そして、上部断熱壁と下部本体の間つまり
フランジ24と258の周囲にできた間隙に、断熱カバ
ーを取付け、最後に箱形のカバー27を上部隔壁26に
取付けて恒温槽を完成させる。
このような回転棚付き恒温槽は、熱交ti器5により加
熱する場合、洗浄後、或は塗装後の各種工業製品を回転
棚15に載置して熱風を循環させることにより、乾燥機
として使用でき、また、洗浄後の食器を収納室内の回転
棚15に収納し室内を消毒温度とすれば、食器消毒保管
庫として使用できる。また、熱交換器5により通風を冷
却する場合、偏部の恒温槽としても使用できる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の回転棚付き恒温槽によれ
ば、断熱壁で周囲を包囲された縦長の収納室内に、上下
両側にスプロケットを軸支しそれらのスプロケットにチ
ェーンを両側上下方向にかけ渡しその両側チェーンに複
数の棚を連結してなる回転棚が配設され、収納室の側部
に隔壁を隔てて縦長の送風室が形成され、その送風室の
上部に収納室の上部から吸気を行う送風機が設置され、
その送風機の吐出側に熱交換器が接続され、収納室の底
部にはその両側角部に多数の送風孔を室内側にもつ通風
路が形成され、前記熱交換器の吐出側を通風路に連通接
続して構成したから、収納物がチェーンにより回転移動
する棚上に載置されるため、収納室の適当な1fil所
に設けた取出し口から収納物の出し入れを容易に行うこ
とができる。
また、収納室内において、上部の空気が送風機によって
吸引され、熱交換器を経て収納室底部の両側角部に設け
た通風路の送風孔から熱風が室内に送風され循環される
ため、収納室内の隅々まで全体に熱風または冷風を循環
させることができ、回転棚上に載置した物品を効率良く
加熱、乾燥、又は冷却することができる。
また、本発明の恒温槽の組立て方法によれば、下部本体
から分割して形成された恒温槽の上部フレームに上部ス
プロケットを軸支すると共に分割チェーンを両側の上部
スプロケットにかけ、上部フレームを下部本体のフレー
ム上にフランジを合せて固定し、前記分割チェーンの下
端を下部本体側の下部チェーンの上端と接続した後、上
部フレ−ムの周囲に、予め形成された断熱壁を組み付け
るようにするため、恒温槽の下部本体と上部アレーム、
及び上部の断熱壁を分割して設置場所へ搬入でき、大形
の恒温槽より狭い開口部しかない部屋においても、それ
らの部品を搬入して組立て、恒温槽を設置することがで
きる。また、・設置現場における作業は、上部フレーム
を下部本体の下部フレーム上に固定し、分割されたチェ
ーンを連結し、上部フレームの周囲に断熱壁を固定する
程度の簡単な作業で、組立てを短時間で行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、 第1図は恒温槽の正面図、 第2図はその右側面図、 第3図は第1図のIII −ITI断面図、第4図は同
rV−IV断面図、 第5図は組み付は状態の斜視図、 第6図はチェーンとそのガイドの拡大断面図である。 2・・・収納室、 3・・・送風室、 4・・・送風機、 5・・・熱交喚器、 9.10・・・通風路、 11・・・断熱壁、 15・・・回転棚、 16.17・・・スブロ゛ケット、 18.18a=・チェーン、 22・・・直線チェーンガイド、 23・・・曲線チェーンガイド。 特  許  出  願  人 第 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1.  (1)断熱壁で周囲を包囲された縦長の収納室内に、
    上下両側にスプロケットを軸支しそれらのスプロケット
    にチェーンを両側上下方向にかけ渡しその両側チェーン
    に複数の棚を連結してなる回転棚が配設され、該収納室
    の側部に隔壁を隔てて縦長の送風室が形成され、該送風
    室の上部に収納室の上部から吸気を行う送風機が設置さ
    れ、該送風機の吐出側に熱交換器が接続され、収納室の
    底部にはその両側角部に多数の送風孔を室内側にもつ通
    風路が形成され、前記熱交換器の吐出側が該通風路に連
    通接続されたことを特徴とする回転棚付き恒温槽。
  2.  (2)断熱壁で周囲を包囲された縦長の収納室内に、
    上下両側にスプロケットを軸支しそれらのスプロケット
    にチェーンを両側上下方向にかけ渡しその両側チェーン
    に複数の棚を連結してなる回転棚が配設された回転棚付
    き恒温槽の組立て方法であつて、下部本体から分割して
    形成された恒温槽の上部フレームに上部スプロケットを
    軸支すると共に分割チェーンを両側の上部スプロケット
    にかけ、該上部フレームを下部本体のフレーム上にフラ
    ンジを合せて固定し、前記分割チェーンの下端を下部本
    体側の下部チェーンの上端と接続した後、上部フレーム
    の周囲に、予め形成された断熱壁を組み付けることを特
    徴とする回転棚付き恒温槽の組立て方法。
  3.  (3)前記下部本体内には直線チェーンガイドと曲線
    チェーンガイドが前記下部チェーンを定位置に保持する
    ように設けられている請求項2記載の回転棚付き恒温槽
    の組立て方法。
JP1883689A 1989-01-28 1989-01-28 回転棚付き恒温槽とその組立て方法 Granted JPH02198644A (ja)

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JPH0476736B2 JPH0476736B2 (ja) 1992-12-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107585491A (zh) * 2017-09-06 2018-01-16 湖州博润实业有限公司 一种纺织品储存柜
CN108045695A (zh) * 2017-11-30 2018-05-18 杨仙君 一种舒适性高的建筑用水泥放置架
JP2018091603A (ja) * 2016-11-26 2018-06-14 株式会社リコー 乾燥装置、及び印刷装置

Cited By (4)

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CN108045695A (zh) * 2017-11-30 2018-05-18 杨仙君 一种舒适性高的建筑用水泥放置架
CN108045695B (zh) * 2017-11-30 2019-03-12 湖北亿源建筑有限公司 一种舒适性高的建筑用水泥放置架

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