JP7341930B2 - 消毒保管庫 - Google Patents
消毒保管庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7341930B2 JP7341930B2 JP2020045133A JP2020045133A JP7341930B2 JP 7341930 B2 JP7341930 B2 JP 7341930B2 JP 2020045133 A JP2020045133 A JP 2020045133A JP 2020045133 A JP2020045133 A JP 2020045133A JP 7341930 B2 JP7341930 B2 JP 7341930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- panel
- partition plate
- extending
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
筐体の内部に、物品を収納する収納室と、空気の循環経路とが画成され、該循環経路には、前記収納室の天板に形成された吸入口と連通する上部空間と、該上部空間の側部から下方に延在して前記収納室の側板に形成された吹出口と連通する側部空間とを有し、前記上部空間に配置された送風ファンの送風に伴い、加熱装置により加熱した空気を前記循環経路から前記収納室に導入可能な消毒保管庫において、
庫内を冷却可能な冷却装置を備え、該冷却装置により冷却した空気を前記循環経路から前記収納室に導入可能に構成されると共に、
前記上部空間を前記天板との間に画成する第1区画板と、
前記側部空間を前記側板との間に画成する第2区画板と、
前記筐体側面を構成して前記第2区画板を側方から覆うパネルとを備え、
前記パネルは、その上縁から前記第2区画板側に延出する上延出部を有し、該上延出部が接続フレームを介して前記第2区画板と接続され、
前記送風ファンからの空気を前記上部空間の側部から前記側部空間に誘導するエアガイドが、前記第1区画板および前記第2区画板により形成される前記循環経路の上角部を覆うように配設されていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、エアガイドによって第1区画板および第2区画板による循環経路の上角部を覆うことで、送風ファンからの空気が循環経路の上角部に直接当たるのを防止し、パネルの外面に対する結露の発生を抑止し得る。安価で取り付けも容易なエアガイドを利用することで、部品コストを抑えることができると共に、簡単な取付作業で対応することができる。
前記第1区画板より上方の機械室を側方から覆う別パネルが、前記パネルの上縁と近接するように配設され、
結露防止用ヒータが、前記パネルにおける前記第2区画板との対向面の上縁部に配設されていることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、パネルに配設した結露防止用ヒータの加熱により、パネルのうち上縁近傍を温めることができる。また、結露防止用ヒータの加熱によりパネルの上延出部が温まるので、当該上延出部に近接する別パネルの下縁近傍の温度低下を抑制できる。従って、パネルや別パネルに対する結露の発生を抑止することができる。
前記パネルの下縁から延出する下延出部を有し、
前記第2区画板と前記パネルとの間に配設された補強板が、前記第2区画板の板面に沿う縦板部と、該縦板部の下縁から前記パネル側に延出する横板部とを有し、
前記横板部は、前記下延出部と相互に固定される固定部を有し、
前記横板部における複数の前記固定部の間に欠落部が設けられていることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、横板部とパネル(下延出部)との接触面積や対向面積を減らすことができるので、パネルの温度低下を抑制でき、パネルの下縁近傍の範囲の外面における結露の発生を抑止することができる。また、欠落部が横板部における複数の固定部の間に設けられることで、欠落部の形成により固定部の数が減少することがなく、補強板による補強機能を充分に維持できる。
前記パネルの下縁から延出する下延出部を有し、
前記第2区画板と前記パネルとの間に配設された補強板が、前記第2区画板の板面に沿う縦板部と、該縦板部の下縁から前記パネル側に延出する横板部とを有し、
前記横板部は、前記下延出部と相互に固定される固定部を有し、
前記横板部と前記下延出部との間にスペーサが配設されていることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、補強板の横板部と、パネルの下延出部との間にスペーサを配設することで、補強板からの影響によりパネルが冷えるのを抑制でき、パネルの下縁近傍の範囲の外面における結露の発生を抑止することができる。
前述したように、消毒保管庫10は、矩形箱状の筐体12の内部(庫内)に、消毒・乾燥の対象となる食器等の保管物(物品)を収納する収納室16が画成されていると共に、吸込口22aと吹出口24aとを繋ぐ循環経路14が画成されている。なお、実施例1の消毒保管庫10は、保管物を載せた食器カート(カート)を収納室16内に搬入し、電気ヒータ(加熱装置)30の作動によって食器カート上の保管物の消毒・乾燥を行う、所謂カートインタイプの消毒保管庫である。そして、消毒保管庫10には、蒸発管(冷却装置)36を有する冷凍機構Rが搭載されている。
図3に示すように、下パネル53の上縁53aには、第2区画板52側に延出する上延出部55が設けられている。一方、第2区画板52の上端部の外側面には、下パネル53より板厚が大きく剛性の高い金属製の接続フレーム59が設けられている。そして、上延出部55は、第1区画板51の側端部と接続フレーム59とで上下に挟み込まれる形で、ネジNにより固定されている。すなわち、下パネル53の上延出部55は、第2区画板52と間接的に(接続フレーム59を介して)接続されており、また第1区画板51の側端部と接している。
ここで、送風ファン28からの空気を側部空間14bに誘導するエアガイド60について、図2~図4を参照しながら以下に説明する。なお、図2に示すように、消毒保管庫10の循環経路14の両側部にエアガイド60,60が夫々設けられている。左右の各エアガイド60,60は対称形状であるため、右側のエアガイド60(図3および図4参照)について主に説明し、左側のエアガイド60の説明は省略する。
次に、結露防止用ヒータとしてのコードヒータ65について、図3および図5を参照しながら以下に説明する。前述のように消毒保管庫10は、冷却運転に応じて庫内(収納室16)を冷却すると、循環経路14の上角部15が冷える影響でサイドパネル50Bの外面(特に第1範囲A1や第2範囲A2)も冷えて結露が発生し得る。そこで、実施例1では、結露防止用ヒータ(後述するコードヒータ65)を、左右のサイドパネル50Bの内面側に夫々設置している。
図6(a)に示すように、下パネル53の下縁53bから下延出部56が水平に延出している。この下延出部56は、筐体12の下面を構成する下壁50Cの側端部に対してネジNにより固定されている。なお、右側の下パネル53に設けられた下延出部56のみ図示している(図6(a)参照)が、左側の下パネル53に設けられた下延出部56も同様の構成である。
図6(b)に示すように、前述した補強板70の横板部72に、その延出端側から基端側に向けて凹む切欠き(欠落部)73が形成されている。この切欠き73は、横板部72に複数形成されて下延出部56と固定されるネジ孔(固定部)74を避け、当該複数のネジ孔74の間位置に形成されている。なお、実施例1では、図6(b)参照に示すように切欠き73が横板部72の延出端から縦板部71の位置に達し、横板部72が複数個に分断された状態となっている。これに対し、切欠き73を、横板部72の延出端から基端側に向けて途中位置まで凹む形状としてもよい。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、例えば以下の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例1,2では、消毒保管庫にエアガイドおよび結露防止用ヒータ(コードヒータ)の両方を備えるように構成したが、何れか一方のみを備えるようにしてもよい。なお、結露防止用ヒータは比較的高価であるので、特にエアガイドのみによって結露対策を行う場合には部品コストを抑制することができる。
(2) 実施例1,2では、結露防止用ヒータとして、曲げ変形可能な線状の電気ヒータ(コードヒータ)を配設したが、曲げ変形可能な帯状の電気ヒータや、曲げ変形が不可能な他の電気ヒータを結露防止用ヒータとして採用してもよい。
(3) 実施例1,2では、結露防止用ヒータ(コードヒータ)を、パネル(下パネル)における第2区画板との対向面(内側面)の上縁部に配設したが、これに代えて、またはこれに加えて、別パネル(上パネル)の下縁部に結露防止用ヒータを配設してもよい。
(4) 実施例1,2では、エアガイドの一端側(上固定部)を第1区画板に固定すると共に、エアガイドの他端側(下固定部)を第2固定板に固定するようにしたが、第1・第2区画板のうちの一方のみに対してエアガイドを固定する(上固定部および下固定部の何れか一方のみを備える)ようにしてもよい。
(5) 実施例1,2では、パネル(下パネル)の上延出部を、接続フレームを介して第2区画板と接続するようにしたが、第2区画板に剛性が確保されている場合は、上延出部を第2区画板と直接的に接続する(接続フレームを第2区画板の一部として備える)ようにしてもよい。
(6) 実施例1では、第2区画板とパネル(下パネル)との間に配設される補強板における複数の固定部(ネジ孔)の間に、欠落部としての切欠きを設けるようにしたが、欠落部としての開口部を複数の固定部(ネジ孔)の間に設けるようにして、パネル(下パネル)における下延出部の温度低下を抑制するようにしてもよい。
(7) 実施例1,2では、カートインタイプの消毒保管庫について説明したが、食器等の保管物(物品)を載置する棚が収納室内に設けられて食器カートを搬入不可能な消毒保管庫に実施例の構成を適用することもできる。
16 収納室,22 天板,22a 吸込口,24 側板,24a 吹出口,
28 送風ファン,30 電気ヒータ(加熱装置),36 蒸発器(冷却装置),
51 第1区画板,52 第2区画板,53 下パネル(パネル),
54 上パネル(別パネル),55 上延出部,56 下延出部,59 接続フレーム,
60 エアガイド,65 コードヒータ(結露防止用ヒータ),70 補強板,
71 縦板部,72 横板部,73 切欠き(欠落部),74 ネジ孔(固定部),
80 スペーサ
Claims (4)
- 筐体(12)の内部に、物品を収納する収納室(16)と、空気の循環経路(14)とが画成され、該循環経路(14)には、前記収納室(16)の天板(22)に形成された吸入口(22a)と連通する上部空間(14a)と、該上部空間(14a)の側部から下方に延在して前記収納室(16)の側板(24)に形成された吹出口(24a)と連通する側部空間(14b)とを有し、前記上部空間(14a)に配置された送風ファン(28)の送風に伴い、加熱装置(30)により加熱した空気を前記循環経路(14)から前記収納室(16)に導入可能な消毒保管庫において、
庫内を冷却可能な冷却装置(36)を備え、該冷却装置(36)により冷却した空気を前記循環経路(14)から前記収納室(16)に導入可能に構成されると共に、
前記上部空間(14a)を前記天板(22)との間に画成する第1区画板(51)と、
前記側部空間(14b)を前記側板(24)との間に画成する第2区画板(52)と、
前記筐体(12)側面を構成して前記第2区画板(52)を側方から覆うパネル(53)とを備え、
前記パネル(53)は、その上縁(53a)から前記第2区画板(52)側に延出する上延出部(55)を有し、該上延出部(55)が接続フレーム(59)を介して前記第2区画板(52)と接続され、
前記送風ファン(28)からの空気を前記上部空間(14a)の側部から前記側部空間(14b)に誘導するエアガイド(60)が、前記第1区画板(51)および前記第2区画板(52)により形成される前記循環経路(14)の上角部(15)を覆うように配設されている
ことを特徴とする消毒保管庫。 - 前記第1区画板(51)より上方の機械室(18)を側方から覆う別パネル(54)が、前記パネル(53)の上縁(53a)と近接するように配設され、
結露防止用ヒータ(65)が、前記パネル(53)における前記第2区画板(52)との対向面の上縁部に配設されている請求項1記載の消毒保管庫。 - 前記パネル(53)の下縁(53b)から延出する下延出部(56)を有し、
前記第2区画板(52)と前記パネル(53)との間に配設された補強板(70)が、前記第2区画板(52)の板面に沿う縦板部(71)と、該縦板部(71)の下縁から前記パネル(53)側に延出する横板部(72)とを有し、
前記横板部(72)は、前記下延出部(56)と相互に固定される固定部(74)を有し、
前記横板部(72)における複数の前記固定部(74)の間に欠落部(73)が設けられている請求項1または2記載の消毒保管庫。 - 前記パネル(53)の下縁(53b)から延出する下延出部(56)を有し、
前記第2区画板(52)と前記パネル(53)との間に配設された補強板(70)が、前記第2区画板(52)の板面に沿う縦板部(71)と、該縦板部(71)の下縁から前記パネル(53)側に延出する横板部(72)とを有し、
前記横板部(72)は、前記下延出部(56)と相互に固定される固定部(74)を有し、
前記横板部(72)と前記下延出部(56)との間にスペーサ(80)が配設されている請求項1または2記載の消毒保管庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020045133A JP7341930B2 (ja) | 2020-03-16 | 2020-03-16 | 消毒保管庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020045133A JP7341930B2 (ja) | 2020-03-16 | 2020-03-16 | 消毒保管庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021145699A JP2021145699A (ja) | 2021-09-27 |
JP7341930B2 true JP7341930B2 (ja) | 2023-09-11 |
Family
ID=77849942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020045133A Active JP7341930B2 (ja) | 2020-03-16 | 2020-03-16 | 消毒保管庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7341930B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003259993A (ja) | 2002-03-07 | 2003-09-16 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 排水構造 |
CN106924782A (zh) | 2015-12-30 | 2017-07-07 | 博西华电器(江苏)有限公司 | 消毒柜 |
JP2019115569A (ja) | 2017-12-27 | 2019-07-18 | ホシザキ株式会社 | 消毒保管庫 |
-
2020
- 2020-03-16 JP JP2020045133A patent/JP7341930B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003259993A (ja) | 2002-03-07 | 2003-09-16 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 排水構造 |
CN106924782A (zh) | 2015-12-30 | 2017-07-07 | 博西华电器(江苏)有限公司 | 消毒柜 |
JP2019115569A (ja) | 2017-12-27 | 2019-07-18 | ホシザキ株式会社 | 消毒保管庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021145699A (ja) | 2021-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109425171B (zh) | 冰箱 | |
EP2743618B1 (en) | Refrigerator for foods | |
JP7341930B2 (ja) | 消毒保管庫 | |
JP4636120B2 (ja) | ショーケース | |
JP5136028B2 (ja) | ラウンド型オープンショーケース | |
JP2021146182A (ja) | 消毒保管庫 | |
JPH0719704A (ja) | 低温貯蔵庫 | |
JP2007301343A (ja) | ショーケース装置 | |
JP2007089921A (ja) | システムキッチン | |
KR101886578B1 (ko) | 결로방지 및 위생향상형 냉장용 쇼케이스 | |
JP3706192B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5165410B2 (ja) | 冷却庫 | |
KR20200144205A (ko) | 자동화 습도 조절 장치를 구비한 냉장용 쇼케이스 | |
JPH0861824A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2008000535A (ja) | ショーケース | |
JP2983824B2 (ja) | 横型冷蔵庫 | |
JP7550086B2 (ja) | 冷却装置 | |
EP1582829A1 (en) | Improved refrigeration cabinet | |
JP4156952B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP4335083B2 (ja) | 冷却庫 | |
JP7165905B2 (ja) | ショーケース | |
JP4587398B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2018059674A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2024152115A (ja) | 貯蔵庫の扉 | |
JP2017086419A (ja) | ショーケース |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230830 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7341930 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |