JPH0219824Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0219824Y2
JPH0219824Y2 JP14334584U JP14334584U JPH0219824Y2 JP H0219824 Y2 JPH0219824 Y2 JP H0219824Y2 JP 14334584 U JP14334584 U JP 14334584U JP 14334584 U JP14334584 U JP 14334584U JP H0219824 Y2 JPH0219824 Y2 JP H0219824Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
peripheral edge
outer frame
corners
rectangular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14334584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6160277U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14334584U priority Critical patent/JPH0219824Y2/ja
Publication of JPS6160277U publication Critical patent/JPS6160277U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0219824Y2 publication Critical patent/JPH0219824Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鉄道駅ホーム脇の立看板、地下道ある
いは地下鉄駅ホームの側壁埋設看板等に利用され
る広告表示枠に関するものである。
(従来の技術) この種広告表示枠としては例えば方形外枠体に
広告ボードを抱持した方形内枠体を着脱自在且つ
前方回動可能に嵌装したもの(実公昭57−54123
号)、方形外枠体とこれに前方回動可能に枢着さ
れた方形内枠体との間で広告ボードを挟持するも
の(実開昭52−62096号)等が知られる。しかし
てこれら枠体を構成する枠材として一般にアルミ
ニウムまたはその合金の押出型材等の直線状枠材
が使用され、前記2例の如く四隅部が角状である
場合には上下縦枠材と左右横枠材とをそれぞれの
端部で単に連結して方形枠体が製作される。
ところが、デザイン上や見映え等の点から四隅
部をアール状とした広告表示枠では、外枠体の上
記四隅部を直線状枠材の曲げ加工によつて弯曲さ
せて形成すると、曲げ部分において外周縁側に延
伸力が作用すると共に内周縁側には圧縮力が作用
し、内周縁部に圧縮じわが生じて外観を著しく悪
化させる。このような圧縮じわを防止するには曲
げ部分の内周縁部を切除して他の部分より狭幅と
する手段が考えられるが、外枠体の前面側におい
ては切除部が内枠体との間の間隙として視認され
るためにやはり外観が悪くなるという問題があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記問題点すなわち四隅部をアール
状とした広告表示枠において該四隅部を直線状枠
材の弯曲にて形成した際の圧縮じわによる外観不
良を防止し、且つ内外枠の納まりを確実にする構
造を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的のために外枠体の四隅部の圧
縮じわを内枠体の外周縁部で外枠から遮蔽すると
共に、該外周縁部の外枠体への重合により内枠体
の納まりを確実にしたものである。すなわち本考
案は、直線状枠材を弯曲することによつてアール
状の弯曲四隅部が形成された方形の外枠体に、該
外枠体の前面側内周縁部の前面に重合する外周縁
部を備えた方形の内枠体がその一端縁を中心に前
方回動可能に枢着されてなる広告表示枠を要旨と
している。
(実施例) 以下、本考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
第1図において、1は直線状の上下枠材1a,
1aと上下部を弯曲した略コ字状の左右枠材1
b,1bとを突き合わせ端部で連結してなる四隅
部Aがアール状の横長方形の外枠体、2は両側部
を弯曲した略コ字状の上下枠材2a,2aを突き
合わせ端部で連結してなる四隅アール状の横長方
形の内枠体、3は横断面略後方向きコ字状の縦補
強枠、4は内外枠体1,2間に収容される広告ボ
ードである。
第2図および第3図に示すように、外枠体1を
構成する上下枠材1a,1aおよび左右枠材1
b,1bは、共に同一断面形状のアルミニウムま
たはその合金の押出型材にて形成され、外周壁部
10aと、その前端より内側へ張出した前面壁部
10bと、外周壁部10aの後端より内側へ張出
した断面略後方向きコ字状枠部10cとを備えて
おり、前面壁部10bは内周縁部11aが段差1
1bにて後方側へ凹陥している。また内枠体2を
構成する上下枠材2a,2aは、上述同様に同一
断面形状のアルミニウムまたはその合金の押出型
材にて形成され、内周縁前面側がテーパ状の中空
枠部20aと、その前端より外側へ張出する条片
状の外周縁部20bとを備えており、この外周縁
部20bが外枠体1の内周縁部11aの前面に重
合し得る大きさに設定されている。しかして第3
図に示すように外枠体1の前面側の上部内側には
内面に沿う一方のL字状側片5aをコ字枠部10
c位置でボルト・ナツト6aにて固着したヒンジ
5が取付けられて外部に露呈しない隠しヒンジ部
を構成しており、該ヒンジ5の他方の側片5bに
ボルト・ナツト6bにて連結されたL字状取付片
7が内枠体2の上枠材2aにリベツト止め8さ
れ、該ヒンジ5を介して内枠体2が第3図示実線
の如き納まり状態から同図示一点鎖線の如く前方
へ垂直面内で回動可能に枢着されている。
一方、外枠体1の下部には受け板9が前端部を
外枠体1の前面壁部10bにリベツト止め8bし
て且つ後端部をボルト・ナツト6cにて同コ字枠
部10cに固着して取付けられ、この受け板9の
凹陥部9a上に広告ボード4が載置されている。
また外枠体1の両側部には第2図に示すようにL
字状のボードストツパー12,12がコ字枠部1
0cの前面側にリベツト止め8cされ、広告ボー
ド4の左右方向の動きを規制するように構成され
ている。更に第3図に示すように外枠体1の下部
には外周壁部10aの前方寄りにロツク装置13
が取付けられ、内蔵されるばねによつて常時上方
突出側に付勢されるピン13aが内枠体2下部の
中空枠部20aに嵌入することにより、該内枠体
2が外枠体1に納まり状態で係止され、また外枠
体2の下面側に突出した把手部13bを第3図示
一点鎖線の如く下方へ引くことにより、ピン13
aが内枠体2より離脱してロツク解除される。
尚、縦補強枠3はその上下端の取付片部3a,3
bにおいてボルト・ナツト6c,6dにて外枠体
1の上下の中空枠部10c,10cに固定され、
また内枠体2の上下枠材2a,2aは第4図及び
第5図で示すように突き合わせ端部において両枠
体2a,2a間にわたつて中空枠部20a内に配
設したL字状連結片14を介してビス止め連結さ
れ、外枠体1の各枠材1a,1a,1b,1bも
同様に連結されている(図示省略)。
上記構成の広告表示枠では、外枠体1の左右枠
材1b,1bは直線状である前記型材を曲げ加工
して弯曲状とすることによりアール状の四隅部A
を形成しており、これにより該四隅部Aにおいて
第6図で示すように前面壁部10aの内周縁部1
1aに圧縮じわ15を生じるが、内枠体2の外周
縁部20bが内枠体2の納まり状態で該内周縁部
11aの前面に重合することにより、圧縮じわ1
5は外部から遮蔽されて視認されなくなる。また
上記重合により内枠体2の外枠体1に対する納ま
りが確実となる。尚、外枠体1の左右枠材1b,
1bは隅部A位置において曲げ加工を容易にする
ために後面側のコ字状枠部10cの内周に沿つて
切除部16を形成しているが、この切除部は通常
では視認されない後面側に位置するので外観上の
問題はない。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る広告表示枠は、四隅
部がアール状であつて、直線状枠材の弯曲にて上
記四隅部を形成した方形の外枠体を有するが、該
外枠体の前面側内周縁部に生じる圧縮じわが外枠
体に枢着された方形の内枠体の外周縁部にて遮蔽
されて前方から視認されなくなり、外観がすつき
りして奇麗となる。従つて上記圧縮じわの生成部
分を予めあるいは後に切除する場合の加工の手間
が不要であると共に、該切除部分が露呈すること
による商品価値の低下も回避される。また外枠体
の上記内周縁部に内枠体の外周縁部が重合するこ
とにより、内枠体の納まり姿勢が一定に且つ確実
に保持される利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る広告表示枠の一実施例を示
すものであつて、第1図は全体の正面図、第2図
は第1図の−線の断面矢視図、第3図は第1
図の−線の断面矢視図、第4図は内枠体の枠
材連結部の正面図、第5図は第4図の−線の
断面図、第6図は外枠体の隅部の斜視図である。 1……外枠体、1b……左右枠材、11a……
内周縁部、2……内枠体、20b……外周縁部、
A……四隅部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アール状の弯曲四隅部が形成されていて前面側
    に内周縁部を有する方形の外枠体と、該外枠体の
    前面側内周縁部の前面に重合しうる外周縁部を備
    えた方形の内枠体とからなり、内枠体はその外周
    縁部が外枠体の前記内周縁部前面に重合されると
    共に、該内枠体の一端縁を中心に前方回動可能に
    外枠体に枢着されてなる広告表示枠。
JP14334584U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH0219824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14334584U JPH0219824Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14334584U JPH0219824Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6160277U JPS6160277U (ja) 1986-04-23
JPH0219824Y2 true JPH0219824Y2 (ja) 1990-05-31

Family

ID=30701644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14334584U Expired JPH0219824Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0219824Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5575035B2 (ja) * 2011-03-29 2014-08-20 株式会社神戸製鋼所 自動車のバッテリーフレーム構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6160277U (ja) 1986-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11222035A (ja) 車両用ドアシェル
JP2013241163A (ja) ドアフレーム及びその製造方法
JPH0219824Y2 (ja)
US3608955A (en) Method of making trucks, trailers and the like
JP3355525B2 (ja) サッシ窓用窓枠の上枠
JPH101072A (ja) トラック荷台部用パネル及びそのセット
CN213028861U (zh) 机柜门及机柜
JPS5827890Y2 (ja) 自動車用荷箱の構造
JPS603277Y2 (ja) パネル
JPH11245709A (ja) 現金輸送車等の特殊車両
JP2508372Y2 (ja) 自動車のバンパ装置
JP2546173Y2 (ja) 透光性遮音板
JPS5834226Y2 (ja) 格子戸
JP3000672U (ja) キャスタ
JP2588340Y2 (ja) 車両の箱型荷台のコーナ部構造
JPH0616014Y2 (ja) 簡易r形のドア
JP3268331B2 (ja) 方立の外装カバー
JPS6225162Y2 (ja)
JPH0574905U (ja) キャスター取付装置
JPS634644Y2 (ja)
JP2552973Y2 (ja) バルコニーのパネル取付構造
JPH017829Y2 (ja)
JP2591984Y2 (ja) 車両箱型荷台のパネル固定構造
JPS6010618Y2 (ja) 節句用品飾り台
JPH10234505A (ja) カウンターの前面パネル取付装置