JPH02197442A - 後視鏡の取り付け操作装置 - Google Patents

後視鏡の取り付け操作装置

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JPH02197442A
JPH02197442A JP1572789A JP1572789A JPH02197442A JP H02197442 A JPH02197442 A JP H02197442A JP 1572789 A JP1572789 A JP 1572789A JP 1572789 A JP1572789 A JP 1572789A JP H02197442 A JPH02197442 A JP H02197442A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、主として建設・土木工事用に使用されるクロ
ーラ−クレーン、ブルドーザ−、ショベルカーなど、連
撮車輌におけるキャピン等に取り付けて、遠隔操作で鏡
面の向きを調節自在にした後視鏡の取り付け操作装置に
関する。
発明の背景: 近時、連撮車輌にあっては、その使用目的に応じて、作
動操作が複雑になりつつあり、それに伴って車輌の移動
時、特に後退する際の後方視界が従来のような、いわゆ
る固定式の取り付けによる後視鏡では非常に不都合であ
る。従来の固定式の収り付けによる後視鏡では、運転者
が一旦車輌の移動を止めて、しかる後後視鏡の向きを状
況に応じて調節することになるから、当然作業能率が低
下する。そのため、一般自動車のように遠隔操作で鏡面
の向きを変えることができるものが要望されつつある。
しかしながら、従来一般自動車に採用されているような
形式のものを、そのまま連撮車輌に組み付けたのでは、
作業の性質上常時大きな振動を受ける悪条件のもとで使
用されることから、故障を起こし易く、不都合であるこ
とが判った。
課題を解決するための手段: 本発明は上記したような状況に鑑みて、過酷な条件のも
とで運転される連撮車輌においても、作業に支障を来す
ことなく、運転者が意のままに後視鏡の鏡面の向きを変
位させて、後方視界を確保できると共に、振動に対して
耐久性を備え、しかも後視鏡部分やその他の要部が破損
した場合であっても、簡単に交換ができる機能を具備し
た連撮車輌用の後視鏡取り付け操作装置を提供すること
にある。
すなわち、本発明は、嵌め合わせ固定構造の取り付け座
を側部に備えた後視鏡と;車体側への取り付け部を基端
に付して、横または縦方向の回動を分担する駆動機構が
内設された第1支持ユニットと、一端に前記後視鏡本体
の取り付け座と係合連結する接手部を備えて、縦または
横方向の回動を分担する駆動機構が内設された第2支持
ユニットとを、両支持ユニットの他端同士を連結して、
該両支持ユニットの連結部および第2支持ユニットの後
視鏡取り付け座連結部とで、それぞれ回動自在にした支
持アームと;からなり:各駆動機構のモータは別設の操
作スイッチと接続した構成の後視鏡の取り付け操作装置
である。
本発明における支持アームは、ケーシングの一端に、モ
ータ直結の減速駆動機構を内設して、その減速駆動機構
の回転出力部には接手の一方の部片を、またケーシング
の連結他端には接手の他方の部片を、それぞれ設けてな
る2個の支持ユニットが各支持ユニットの出力部回転軸
線をクランク状に前記接手にて連結して、第1の支持ユ
ニット連結他端には車体側への取り付け具が、また第2
の支持ユニットの回転出力部には後視鏡本体が、それぞ
れ接手にて取り付けるようにした、構成になっている。
したがって、この支持アームは、アーム自体に遠隔操作
できる駆動機構を組込んだ構成となっている。
本発明装置における支持アームとしては、その外形の意
匠効果を高めると共に、全体の剛性を合理的に得る手段
として、曲面を有するものが好ましく、その−手段とし
て各支持ユニットのケーシング外形をエルボ形にし、各
支持ユニットとの連結部外形を円柱形にしたものが有効
である。もちろん、多面形にしてもよい。
また、後視鏡本体と支持アームとの取り付け関係につい
ても、後視鏡の鏡面を縦長に配して、その横側部で収り
付け座と連結する形式のほか、下側部で取り付け座と連
結する形式とすることもできる。前者の場合には、支持
アームの第1支持ユニット出力部の回転軸線を縦方向に
して、第2支持ユニット出力部の回転軸線を横方向に、
それぞれ配する。後者の場合には、第1支持ユニットと
第2支持ユニットとの出力部回転軸線は、前者の場合と
逆になるよう構成すればよい。
なお、必要に応じて、両支持ユニットの回転軸線が、車
体取り付け部を垂直として、適宜角度で傾斜した状態に
することも可能である。もちろん両支持ユニットの回転
軸線が相互に直交する以外に適宜角度を持って配するこ
とも可能であり、これらは本発明の技術的範囲に属する
ことは言うまでもない。
またさらに、本発明における支持アームは、構成する第
1支持ユニットの取り付け端部が、前記したような共通
型にすることなく、車体側への取り付け具がケーシング
と一体に付設形成しであるものであってもよい。
次に、本発明装置における支持アームの支持ユニットの
接手構造としては、減速駆動機構の回転出力部に、回転
軸線に直交する方向に嵌め合い連結する接手部片の一方
が突設してあり、他方の静止側には、前記突出の接手部
片もしくはそれと同様の接手部片と嵌合する溝形の接手
部を備えたものとする。あるいは、接手部で、回転中心
をもった嵌め合わせ係止構造にして、緩み止めを付設す
ることで固定できる方式も採用できる。
また、本発明装置における支持アームの各支持ユニット
の駆動機構を構成する遊星歯車機構は、ケーシングの一
端に固着した取り付け板の裏面にモータが取り付けてあ
り、該取り付け板表面中央に設けた凹所内で、中央に突
出したモータ出力軸固着の太陽歯車と噛合する遊星歯車
の支持軸ピンを固定支持する支持板に、外周複数個所で
等分して係止歯が設けてあり、この係止歯形成部は背後
位置に過負荷時の逃がし空間を設けて可撓性を有した構
造にし、前記凹所の内周部に設けた内係止歯車に、前記
係止歯が噛合して、過負荷時に係止歯が外れて支持板の
回動を許容するようにした安全機構を組込んである。も
つとも安全機構としては、これに限定されるものではな
く、摩擦板式であってもよい。
なお、前記した第1支持ユニットと第2支持ユニットと
の連結部は嵌め合わせ構造のほかに、ねじ番による連結
としてもよい。
作   用: このように構成された本発明の装置によれば、駆動機構
を備えた2個の支持ユニットを、クランク状に組合せ構
成した支持アームの基端部付設取り付け具を介して、車
体の所要個所に固着して、各駆動機構のモータは運転席
の操作盤と接続して所要の動作ができるようにしておき
、後視鏡は支持アーム端の取り付け連結部に対して、そ
の取り付け座を嵌め合い係止することで装着できる。
鏡面の向きを調節するには、たとえば支持アーム中の第
1支持ユニットのモータを起動操作すると、その出力軸
に繋がる駆動機構の遊星歯車機構によって、その太陽歯
車を基準にして第2支持ユニットと共に、後視鏡が水平
回動する。また、第2支持ユニットのモータを起動操作
すると、その出力軸に繋がる駆動機構の遊星歯車機構に
よって、その太陽歯車を基準にして取り付け連結部に、
取り付け座を介し装着された後視鏡が上下方向に回動す
ることになる。
したがって、再駆動機構のモータを個々にあるいは同時
に起動操作することで、第2支持ユニットと後視鏡本体
とが共に回動し、両者の回動変位により、鏡面の変位を
XY両方向に自在に設定することができる。
なお、車輌の移動中あるいは停止しての作業中などで、
後視鏡側からの外力が支持アーム部に作用して、駆動部
が過負荷になった場合には、各支持ユニットの駆動機構
部に組み込んである安全機構によって、遊星歯車の支持
部が遊動し、モータ部に過負荷が作用することなく、破
損を防止できることになる。
さらに、支持アーム全体が剛性を有した安定構造で、突
出長さを短くでき、しかも遠隔操作のための駆動機構を
、該支持アーム内に組み込んで、後視鏡の本体を軽量に
することができることで、無理な負荷が支持アーム取り
付け部に作用するのを低減でき、また車体からの振動の
伝播も少なくなる。
実施例: 以下本発明を一実施例について図面により説明すれば、
次の通りである。
第1図に示すのは、本発明の後視鏡取り付け操作装置の
外形正面図であって、1は後視鏡、10は支持アーム、
50は造機車輌のキャピン部分における後視鏡取り付け
部(たとえば天蓋支柱など)、6は支持アームの取り付
け具である。
後視鏡1は鏡板4を取り付ける後視鏡本体2を、たとえ
ば合成樹脂製の成形物にして、その−側部に支持アーム
10の先端と着脱可能に装着できる構造(後述する)に
なっている、もちろん、該後視鏡本体2内部には特別な
場合を除いて他の部品は組み込んでいない。
支持アーム10は、第2図ないし第7図に示すように、
2個の外形がエルボ(一般に流体配管部品として用いら
れているエルボ継手と同様の外形をしたもので、この明
細書の記載はこれに準する)形になった支持ユニット1
1.12と、その一方の支持ユニット11の基端に付さ
れた車体側の取り付け部50に対しての取り付け具6と
からなり、常態でS字形(または2字形)に管が屈曲し
たような形態になっている。
このような支持アーム10を構成する支持ユニット11
.12は、便宜上車体側への取り付け具6を連結したも
のを第1支持ユニット11とし、後視鏡装着側を第2支
持ユニット12として説明する。
これら両支持ユニット11.12は、エルボ形をしたケ
ーシング21と、その一方の開口端部に固着した円盤形
のハウジング24内に減速機を組み込んだ駆動機構30
と、ケーシング21内に収容されるようにした駆動用の
減速モータ32とからなっている。
これら第1.第2支持ユニット11.12は、共通の構
造になっている。したがって、一方のものについて説明
する。
ケーシング21は、軽金属たとえばアルミニュウム合金
などの金属でグイキャストしたものが好ましく、前記し
たように減速モータ32が収容される空間を有した寸法
になっている。一方の開口端部には駆動機構30の取り
付け用ねじ穴22が複数個、他方の開口端部には連結用
の取り付け座板23固着用ねじ穴23゛が複数個、それ
ぞれ設けである。
前記ケーシング21の一端に取り付く駆動機構30は、
第2図ないし第6図にて具体的に示すように、ハウジン
グ24の外形が、ケーシング21の端部外形とほぼ合致
するようにして、取り付け時ケーシング側に向く面(裏
面)に減速モータ32(以下単にモータという)を固着
した取り付け板26と、遊星歯車機構31の回転出力板
36が回動自在なように保持する環状のハウジング本体
25とによって、構成されている。
遊星歯車機構31は、太陽歯車33がモータ32の出力
軸32゛に取り付いていて、この太陽歯車33の周囲に
3個の遊星歯車34が等分して配置され、これら遊星歯
車34は、前記取り付け板26の表面中央部に形成した
凹所27内に収容されている支持板37植設の支持軸ピ
ン38にて、遊転自在に支持されている。これら遊星歯
車34は、回転出力板36の内懐内周に設けた内歯車3
5と噛合して、太陽歯車33からの駆動力が、該回転出
力板36に伝達されるようになっている。また該回転出
力板36の回転中心は、ケーシング21の開口部軸心と
合致するようになっている。さらに、この回転出力板3
6は、ハウジング本体25の透孔25°部から上面が僅
かに突き出すようにして、該透孔25°内周にて段部外
周36″が回動自在に保持されると共に、フランジ部3
6”がハウジング本体25の透孔縁下面部と、前記取り
付け板26表面との間で解脱しないように保持される構
造となっている。
また、前記回転出力板36の表面には、その軸心線に直
交するようにして、逆台形断面で両側に一方方向にテー
パーを付した係止片39が一体に付設されている。
さらに、遊星歯車34を支持する前記支持板37は、第
3図及び第6図にて示すように、外周の複数等分(実施
例では3等分)した部分の適宜区間のみに係止歯42を
刻設してあり、この係止歯42部分が、前記取り付け板
26表面に形成されている凹所27の内周面に設けであ
る内係止歯車41と噛合して、常態で取り付け板26内
に固定保持されるようになっている。中央の孔37”は
大きくしてモータ出力軸32′の回転を妨げない、なお
、この支持板37は機械的強度の高い合成樹脂で成形し
てあり、前記各係止歯42形成部の背後(支持板中心方
向)には、それぞれ円弧状の透孔37′を設けて、遊星
歯車34支持軸ピン38を介して過度のトルクが生じた
場合、該係止歯42は内係止歯車41との噛合係止力が
弱まって、平衡するまで支持板37が回動できるよう、
すなわち、透孔37°に沿った部分で係止歯42が中心
方向に逃げ得る、局部的に可撓性が生じる構造にし、こ
のような組合せ構造によって外部からの回転力が駆動機
[30に作用しても、モータ32に影響しないようにし
た安全機構40を構成しである。
したがって、内係止歯車41の歯と係止歯42とは、正
逆いずれの方向に対しても同様に作動し得るよう三角形
の歯形にしておくことが好ましい。
上記したような駆動機構30の回転出力板36に設けで
ある前記係止片39は、支持ユニット11.12同士の
連結、及び後視鏡本体2装着の接手の役目を所持してい
る。これに対する相手側、すなわちケーシング21の反
対端には、該係止片39が嵌合するテーパー付きのアリ
溝28を、軸心線に直交して設けた取り付け座板23が
、固着用ねじ穴23゛に対して皿頭ボルト等によって締
結固着され、このアリ溝28と前記係止片39との係合
で、接手として連結できるようにしである。
したがって、前記した後視鏡本体2の側部に設けた装着
用の取り付け座3は、後視鏡1の鏡板4が起立した状態
で、その自重を受は止め得るようにテーパーの向きを定
めて、前記回転出力板36付設の係止片39が嵌合する
アリ溝3′を、刻設しである。
なお、第1支持ユニット11のケーシング21端付設の
取り付け座板23に対して、これに装着する取り付け具
6は、その連結端面に、前記係止片39と同様(殆ど同
一で、好ましくは長さを長くして支持アーム10および
後視鏡1の総重量その他による片持ちとしてのモーメン
トに対して充分耐えられる係止力が得られるようにして
おく、)の係止片39′を、装着時の負荷を受は止めら
れる向き、すなわちテーパーが下爪がりになるようにし
て突設しである。車体側の取り付け部50は、その相手
側の条件に応じてパイプクランプ型、取り付け座板型な
ど、対応した形式にしたものを用意し、これを選択して
使用できるように形成しておく、具体例のものは車体側
のパイプ支柱に取り付ける形式のものを表している。こ
のパイプクランプ型についての構造は公知の形状である
このように構成した支持アーム10中の各モータ32に
対する動力配線は、各支持ユニット11.12の内部を
通じて接続されるようにし、連結部においては、例えば
アリ溝28と係止片39との嵌合部に、それぞれ接片を
設け、この接片同士の接触によって配線が接続されるよ
うにする。あるいは、嵌め合わせ部にマイクロコネクタ
ーを付設しておき、これによって接続する方式を採用す
ることもできる。また、各モータ32への動力線(図示
省略)は、運転席に設けた制御盤(図示省略)を介して
電源と接続し、所望の作動ができるようにしておく。
次に作動の態様を説明すれば、運転席にて制御盤での選
択操作で、後視鏡1を水平方向に回動させるには、第1
支持ユニット11内のモータ32を起動すると、その出
力軸32′に取り付く太陽歯車33から各遊星歯車34
を介して内歯車35に動力が伝達され、回転出力板36
が回動することになる。したがって、たとえば平面視で
太陽歯車33を時計方向に回転させると、内歯車35が
反時計方向に回動し、該回転出力板36の係止片39と
嵌合連結した取り付け座板23を介して、第2支持ユニ
ット12と共に連結する後視鏡1が水平回動じて、その
鏡板4面が手前側へ回動変位する。当然モータ32を逆
回転させれば、後視鏡1は後方へ回動変位する。
第2支持ユニット12内のモータ32を起動して、その
出力軸を正転(たとえば時計方向の回転を正転とすれば
)すると、遊星歯車機構31の作動で、その回転出力板
36は反時計方向に回動することになるので、この回転
出力板36に連結する後視鏡1は、該回転出力板36の
回転中心を基準として鏡板4面が仰方向に回動変位する
。したがって、モータ32を逆転駆動すれば、後視鏡1
の鏡板4面が俯の方向に回動変位することになる。
このようにしてモータ32.32の回転方向を選択操作
することで、後視鏡1は、支持アーム10の上手部(第
2支持ユニット12)と共に水平回動じ、かつ支持アー
ム10に対する連結部で上下方向の回動をするので、両
者の回動を組合せて行えば、複合した動きが得られ、速
やかに所望の視野を選ぶことができる。
なお、定常状態において、走行時の振動・風圧その他の
外力が、後視鏡に作用した場合、縦横いずれの方向から
外力を受けても、両支持ユニット11、12の駆動機構
30内には、遊星歯車34の支持板37に安全機構40
が付設されていて、その支持板37に可視性を備えた部
分にある係止歯42が、取り付け板26(IIの内係止
歯車41との噛合部で過大トルクを遊星歯車34側から
受けると、係止歯42背後の透孔37°側に撓んで噛合
が外れ、支持板37が平衡する状態になるまで回動し、
当然この場合遊星歯車34が太陽歯車33の周囲を転勤
して、モータ32出力軸32′には外部からの回転力が
付加されることはない、もちろん、外力が消去すれば、
支持板37側の係止歯42が対向する位置で内孫比歯車
41の歯に噛合し、正常状態に復帰する。また、正常な
操作を行うに際し、万一後視鏡に障害物が接触して、そ
の回動変位が阻止されるような場合でも、前記と同要領
で支持板37の係止歯42が内係止歯車41から外れて
実質的にモータ32の出力軸32′が空転する状態とな
り、何等の支障もない。
なお、この安全機構としては、支持板と取り付け板との
間に摩擦クラッチの構造を組み込んで、過負荷に対応で
きるようにすることもできる。
本発明によれば、後視鏡本体内には制御機器を内蔵させ
ることがないので、この内部にヒーターを組み込むよう
にすれば、寒冷地用の後視鏡として役立て得る。また、
後視鏡本体に対する支持アームの取り付ける向きは、前
記した具体例のほかに、鏡板の下側、あるいは上側、ま
たは背面であっても、駆動機構の2個のモータの回転方
向を、支持アーム端のの取り付け位置に応じて設定すれ
ば、任意の位置に取り付けて使用することが可能である
さらに、支持アームの外形については、エルボ形のみな
らず、多面形の支持ユニットを組み合わせて構成しても
、構造的に無理がない限り任意のものが採用できる。
また、本発明装置は上記した連撮車輌のみならず、その
他の車輌における後視鏡の取り付け操作装置として使用
することができることは言うまでもない、もちろん、そ
の場合には、支持アームの外形について他の形状を選択
することができる。
発明の効果: 本発明によれば、後視鏡自体を軽量にして、その支持ア
ーム自体を駆動機を内蔵した剛性の高いものにできるか
ら、振動が激しいたとえばブルドーザ−等の連撮車輌に
使用して後視鏡の耐久性を高めることができ、目的作業
を行いつつ後方視野の変更も運転席からの遠隔操作で自
在に設定することが無理なくできる。しかも、遠隔操作
を行う駆動部は、支持アームを構成する2個の支持ユニ
ットとして共通のものを、その取り付ける方向を変えて
組合せることで構成されて、この前支持ユニットの各端
部に後視鏡本体または車体への取り付け具を装着すれば
、全体が形成できるようになっているから、部分的な交
換はもちろん支持する後視鏡も、破損した場合、その全
体を取り替えて使用できる便利さを有する。また、全体
的に量産可能な構造になっていて無理のない合理的な装
置として有用なものであるといえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体正面図、
第2図は支持アームの縦断面図、第3図は第2図の■−
■視断面断面図4図は第2図の■−■視断面断面図5図
は第2図のv−v面断面図、第6図は支持ユニットの分
解斜視図、第7図は後視鏡本体の取り付け座部の一例を
示す斜視図、第8図及び第9図は後視鏡の変位態様を示
す図である。 1・・・後視鏡      2・・・後視鏡本体3・・
・後視鏡本体の取り付け座 3°、28・・・ア リ溝    6・・・取り付け具
10・・・支持アーム     11・・・第1支持ユ
ニット12・・・第2支持ユニット  21・・・ケー
シング23・・・取り付け座板    24・・・ハウ
ジング25・・・ハウジング本体   26・・・取り
付け板27・・・凹  所      30・・・駆動
機構31・・・遊星歯車機構    32・・・減速モ
ータ33・・・太陽歯車      34・・・遊星歯
車35・・・内歯車      36・・・回転出力軸
37・・・支持板      38・・・支持軸ピン3
7′・・・透  孔     39・・・係止片40・
・・安全機構      41・・・内係止歯車42・
・・係止歯      5o・・・取り付け部第7囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 嵌め合わせ固定構造の取り付け座を側部に備えた後
    視鏡本体と; 車体側への取り付け部を基端に付して、横または縦方向
    の回動を分担する駆動機構が内設された第1支持ユニッ
    トと、一端に前記後視鏡本体の取り付け座と係合連結す
    る接手部を備えて、縦または横方向の回動を分担する駆
    動機構が内設された第2支持ユニットとを、両支持ユニ
    ットの他端同士を連結して、該両支持ユニット連結部お
    よび第2支持ユニットの後視鏡取り付け座連結部とで、
    それぞれ回動自在にした支持アームと;からなり、 各駆動機構のモータは別設の操作スイッチと接続したこ
    とを特徴とする後視鏡の取り付け操作装置。 2 支持アームは、ケーシングの一端に、モータ直結の
    減速駆動機構を内設して、その減速駆動機構の回転出力
    部には接手の一方の部片を、またケーシングの連結他端
    には接手の他方の部片を、それぞれ設けてなる2個の支
    持ユニットが、各支持ユニットの出力部回転軸線をクラ
    ンク状に前記接手にて連結して、第1の支持ユニット連
    結他端には車体側への取り付け具が、また第2の支持ユ
    ニットの回転出力部には後視鏡本体が、それぞれ接手に
    て取り付けるようにした、請求項第1項記載の後視鏡の
    取り付け操作装置。 3 支持アームを構成する第1支持ユニットの取り付け
    端部には、車体側への取り付け具が一体に付設してある
    、請求項第1項に記載の後視鏡の取り付け操作装置。 4 支持アームの支持ユニットに付設の接手構造は、減
    速駆動機構の回転出力部に、回転軸線に直交する方向に
    嵌め合い連結する接手部片の一方が突設してあり、他方
    の静止側には、前記突出の接手部片もしくはそれと同様
    の接手部片と嵌合する溝形の接手部を備えている、請求
    項第1項ないし第3項のいずれかに記載の後視鏡の取り
    付け操作装置。 5 支持アームの支持ユニット連結用接手構造は、回転
    中心をもつた嵌め合わせ係止構造に緩み止めを付属して
    なる請求項第1項ないし第3項のいずれかに記載の後視
    鏡の取り付け操作装置。 6 支持アームを構成する支持ユニットは、ケーシング
    の一端に、減速モータと直結する遊星歯車機構をハウジ
    ングに収めてなる駆動機構を、該減速モータがケーシン
    グ内に収容されるように取り付けてあり、該駆動機構の
    回転出力板に回転力伝達側との嵌め合わせ接手用逆台形
    断面で一方に向けて狭まるテーパーを有した係止片が突
    設してあり、ケーシングの連結他端には、前記係止片も
    しくは該係止片と同様のものが嵌合するアリ溝を有する
    取り付け板が固着した構成である、請求項第1項、第2
    項または第4項のいずれかに記載の後視鏡の取り付け操
    作装置。 7 支持ユニットの外形がエルボ形になつている、請求
    項第1項ないし第6項のいずれかに記載の後視鏡の取り
    付け操作装置。 8 支持ユニットの駆動機構を構成する遊星歯車機構は
    、ケーシングの一端に固着した取り付け板の裏面にモー
    タが取り付けてあり、該取り付け板表面中央に設けた凹
    所内で、中央に突出したモータ出力軸固着の太陽歯車と
    噛合する遊星歯車の支持軸ピンを固定支持する支持板に
    、外周複数個所で等分して係止歯が設けてあり、この係
    止歯形成部は背後位置に過負荷時の逃がし空間を設けて
    可撓性を有した構造にし、前記凹所の内周部に設けた内
    係止歯車に、前記係止歯が噛合して、過負荷時に係止歯
    が外れて支持板の回動を許容するようにした安全機構を
    備えている、請求項第1項ないし第7項のいずれかに記
    載の後視鏡の取り付け操作装置。
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