JPH021966B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH021966B2
JPH021966B2 JP56118517A JP11851781A JPH021966B2 JP H021966 B2 JPH021966 B2 JP H021966B2 JP 56118517 A JP56118517 A JP 56118517A JP 11851781 A JP11851781 A JP 11851781A JP H021966 B2 JPH021966 B2 JP H021966B2
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JP
Japan
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negative pressure
branch
control valve
spiral
branch path
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Application number
JP56118517A
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English (en)
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JPS5828527A (ja
Inventor
Kyoshi Nakanishi
Takeshi Okumura
Tokuta Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP56118517A priority Critical patent/JPS5828527A/ja
Publication of JPS5828527A publication Critical patent/JPS5828527A/ja
Publication of JPH021966B2 publication Critical patent/JPH021966B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B31/00Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
    • F02B31/04Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder by means within the induction channel, e.g. deflectors
    • F02B31/06Movable means, e.g. butterfly valves
    • F02B31/08Movable means, e.g. butterfly valves having multiple air inlets, i.e. having main and auxiliary intake passages
    • F02B31/082Movable means, e.g. butterfly valves having multiple air inlets, i.e. having main and auxiliary intake passages the main passage having a helical shape around the intake valve axis; Engines characterised by provision of driven charging or scavenging pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/42Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
    • F02F1/4228Helically-shaped channels 
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸気ポートの流路制御装置に関する。
燃焼室内に強力な旋回流を発生せしめることの
できる吸気ポートとして、吸気弁周りに形成され
た渦巻部と、この渦巻部に接線状に接続されかつ
ほぼまつすぐに延びる入口通路部とにより構成さ
れたヘリカル型吸気ポートが知られている。しか
しながらこのようなヘリカル型吸気ポートを用い
て吸入空気量の少ない機関低速低負荷運転時に機
関燃焼室内に強力な旋回流を発生せしめようとす
ると吸気ポート形状が流れ抵抗の大きな形状にな
つてしまうので吸入空気量の多い機関高速高負荷
運転時に充填効率が低下するという問題を生じ
る。一方、このようなヘリカル型吸気ポートの渦
巻部側壁面は吸気弁弁体の外周縁よりも外方に膨
出するように形成されるので渦巻部の渦巻半径は
吸気弁弁体の半径よりもかなり大きくなり、従つ
て機関の構造上、例えば隣接気筒の吸気ポート域
いは排気ポートと干渉してしまうのでこのような
ヘリカル型吸気ポートを使用できない場合もあ
る。このような場合には渦巻部の渦巻半径を小さ
くせざるを得ないが渦巻半径を小さくすると機関
低速低負荷運転時に燃焼室内に強力な旋回流を発
生させるのが困難となる。
本発明は機関高速高負荷運転時に高い充填効率
を確保できると共に機関吸入空気量が少ないとき
に燃焼室内に強力な旋回流を発生せしめることの
できる吸気ポートを提供することにある。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明
する。
第1図並びに第2図を参照すると、1はシリン
ダブロツク、2はシリンダブロツク1内で往復動
するピストン、3はシリンダブロツク1上に固定
されたシリンダヘツド、4はピストン2とシリン
ダヘツド3間に形成された燃焼室、5は吸気弁、
6はシリンダヘツド3内に形成された吸気ポー
ト、7は排気弁、8は排気ポートを夫々示し、図
面には示さないが燃焼室4内には点火栓が配置さ
れる。第1図からわかるように吸気ポート6はヘ
リカル形状を有し、以下ヘリカル型吸気ポート6
に基いて本発明を説明するがここで云うヘリカル
型吸気ポート6とは渦巻部の半径が大きいものか
ら小さいものまで含み、渦巻部において旋回流が
発生せしめられる構造の全ての吸気ポートを指し
ている。従つて渦巻部が吸気弁軸線周りの円筒形
状をなすものまで含んでいることは明らかであ
る。
第3図並びに第4図に第2図のヘリカル型吸気
ポート6の形状を図解的に示す。このヘリカル型
吸気ポート6は第4図に示されるように流路軸線
aがわずかに彎曲した入口通路部Aと、吸気弁5
の弁軸周りに形成された渦巻部Bとにより構成さ
れ、入口通路部Aは渦巻部Bに接線状に接続され
る。第3図、第4図並びに第7図に示されるよう
に入口通路部Aの渦巻軸線bに近い側の側壁面9
の上方側壁面9aは下方を向いた傾斜面に形成さ
れ、この傾斜面9aの巾は渦巻部Bに近づくに従
つて広くなり、入口通路部Aと渦巻部Bとの接続
部においては第7図に示されるように側壁面9の
全体が下方に向いた傾斜面9aに形成される。側
壁面9の上半分は吸気弁ガイド10(第2図)周
りの吸気ポート上壁面上に形成された円筒状突起
11の周壁面に滑らかに接続され、一方側壁面9
の下半分は渦巻部Bの渦巻終端部Cにおいて渦巻
部Bの側壁面12に接続される。
一方、第1図から第5図に示されるように入口
通路部Aの入口開口近傍から主分岐路13が分岐
され、この主分岐路13は更に第1分岐路14と
第2分岐路15とに分岐される。主分岐路13の
入口開口16は入口通路部Aの入口開口の近傍に
おいて入口通路部Aの側壁面9上に形成され、ま
た第1分岐路14の出口開口17は渦巻終端部C
の渦巻部上壁面18近傍において渦巻部Bの側壁
面12上に形成される。更に、第2分岐路15の
出口開口19は渦巻部Bの渦巻開始部Dにおいて
入口通路部Aの傾斜側壁面9a上に形成される。
第1分岐路14と第2分岐路15との分岐部20
内には弁軸21により支持された片持ち薄板状流
路制御弁22が配置される。第4図並びに第5図
からわかるようにこの流路制御弁22は第1分岐
路14を全閉したときに第2分岐路15を全開
し、第1分岐路14を全開したときに第2分岐路
15を全閉する。弁軸21の上端部はシリンダヘ
ツド3から上方に突出し、第9図に示されるよう
に弁軸21の突出上端部にアーム23が固着され
る。このアーム23の先端部は負圧ダイヤフラム
装置30のダイアフラム31に固着された制御ロ
ツド32に連結ロツド24を介して連結される。
負圧ダイアフラム装置30はダイアフラム31
により隔離された負圧室33と大気圧室34を具
備し、負圧室33内にはダイアフラム押圧用圧縮
ばね35が挿入される。この負圧室33は負圧導
管36並びに電磁制御弁37を介して負圧アキユ
ムレータ29に接続される。電磁制御弁37は弁
室38と、負圧アキユムレータ29に連通する負
圧ポート39と、大気に連通する大気ポート40
と、負圧ポート39並びに大気ポート40の閉開
制御をする弁体41と、弁体41に連結された可
動プランジヤ42と、可動プランジヤ吸引用のソ
レノイド43とを具備し、このソレノイド43は
電子制御ユニツト50の出力端子に接続される。
一方、吸気ポート6には吸気管44が接続され、
この吸気管44には図示しない気化器が取付けら
れる。負圧アキユムレータ29は負圧アキユムレ
ータ29から吸気管44に向けてのみ流通可能な
逆止弁45を介して吸気管44内に接続される。
逆止弁45は吸気管44内の負圧が負圧アキユム
レータ29内の負圧よりも大きくなると開弁し、
吸気管44内の負圧が負圧アキユムレータ29内
の負圧よりも小さくなると閉弁するので負圧アキ
ユムレータ29内の負圧は吸気管44内に発生し
た最大負圧に維持される。一方、吸気管44には
吸気管44の負圧を検出するための負圧センサ4
6が取付けられ、この負圧センサ46は電子制御
ユニツト50の入力端子に接続される。また、流
路制御弁22の弁軸21には流路制御弁22の第
1分岐路14に対する開口面積を検出するための
ポテンシヨメータ47が取付けられる。このポテ
ンシヨメータ47は弁軸21に連結されて弁軸2
1と共に回転する摺動子47aと、固定抵抗47
bとにより構成され、摺動子47aは固定抵抗4
7b上に接触しつつ摺動する。従つて摺動子47
aには流路制御弁22の第1分岐路14に対する
開口面積に比例した電圧が発生する。この摺動子
47aは電子制御ユニツト50の入力端子に接続
される。一方、機関クランクシヤフトの回転数を
検出するために回転数センサ48が電子制御ユニ
ツト50の入力端子に接続される。
電子制御ユニツト50はデイジタルコンピユー
タからなり、各種の演算処理を行なうマイクロプ
ロセツサ(MPU)51、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)52、制御プログラム並びに演算定
数等が予め格納されているリードオンリメモリ
(ROM)53、入力ポート54並びに出力ポー
ト55が双方向性バス56を介して互に接続され
ている。更に、電子制御ユニツト50内には各種
のクロツク信号を発生するクロツク発生器57が
設けられる。第9図に示されるように入力ポート
54に夫々対応するAD変換器58,59を介し
て負圧センサ46並びにポテンシヨメータ47が
接続され、更に入力ポート54には回転数センサ
48が接続される。負圧センサ46は吸気管44
内の負圧に比例した出力電圧を発生し、この電圧
がAD変換器58において対応する2進数に変換
されてこの2進数が入力ポート54並びにバス5
6を介してMPU51に読み込まれる。一方、ポ
テンシヨメータ47は流路制御弁22の第1分岐
路14に対する開口面積に比例した出力電圧を発
生し、この電圧がAD変換器59において対応す
る2進数に変換されてこの2進数が入力ポート5
4並びにバス56を介してMPU51に読み込ま
れる。また、回転数センサ48はクランクシヤフ
トが所定クランク角度回転する毎にパルスを発生
し、このパルスが入力ポート54並びにバス56
を介してMPU51に読み込まれる。
出力ポート55は電磁制御弁37を作動するた
めのデータを出力するために設けられており、こ
の出力ポート55には2進数のデータがMPU5
1からバス56を介して書き込まれる。出力ポー
ト55の各出力端子は、ダウンカウンタ60の対
応する各入力端子に接続されている。ダウンカウ
ンタ60はMPU51から書き込まれた2進数の
データをそれに対応する時間の長さに変換するた
めに設けられており、このダウンカウンタ60は
出力ポート55から送り込まれたデータのダウン
カウントをクロツク発生器57のクロツク信号に
よつて開始し、カウント値が0になるとカウント
を完了して出力端子にカウント完了信号を発生す
る。S−Rフリツプフロツプ61のリセツト入力
端子Rはダウンカウンタ60の出力端子に接続さ
れ、S−Rフリツプフロツプ61のセツト入力端
子Sはクロツク発生器57に接続される。S−R
フリツプフロツプ61はクロツク発生器57のク
ロツク信号によりダウンカウント開始と同時にセ
ツトされ、ダウンカウント完了時にダウンカウン
タ60のカウント完了信号によつてリセツトされ
る。従つてS−Rフリツプフロツプ61の出力端
子Qはダウンカウントが行なわれている間高レベ
ルとなる。S−Rフリツプフロツプ61の出力端
子Qは電力増巾回路62を介して電磁制御弁37
に接続されている。従つて電磁制御弁32のソレ
ノイド43はダウンカウントが行なわれている間
付勢される。
電磁制御弁37のソレノイド43が消勢されて
いるときは第9図に示すように弁体41が大気ポ
ート40を開口すると共に負圧ポート39を閉鎖
するので負圧ダイアフラム装置30の負圧室33
内は大気圧となる。このときダイアフラム31は
圧縮ばね35のばね力により下端位置にあるので
流路制御弁22が第1分岐路14を全閉すると共
に第2分岐路15を全開する。一方、電磁制御弁
37のソレノイド43が付勢されると弁体41が
大気ポート40を閉鎖すると共に負圧ポート39
を開口するので負圧ダイアフラム装置30の負圧
室33内には負圧アキユムレータ29内の負圧が
加わる。このときダイアフラム31は圧縮ばね3
5に抗して上方に移動するために流路制御弁22
が反時計回りに回動せしめられ、それによつて流
路制御弁22が第1分岐路14を全開すると共に
第2分岐路15を全閉する。前述したように電磁
制御弁37のソレノイド43はダウンカウントが
行なわれている間、即ちS−Rフリツプフロツプ
61の出力端子Qに表われる電圧が高レベルのと
き付勢される。従つて電磁制御弁37の弁体41
が負圧ポート39を開口しかつ大気ポート40を
閉鎖する時間割合はソレノイド43に印加される
パルスのデユーテイーサイクルに比例する。弁体
41が負圧ポート39を開口しかつ大気ポート4
0を閉鎖する時間が長くなればなるほど負圧ダイ
アフラム装置30の負圧室33内の負圧が大きく
なり、第1分岐路14に対する流路制御弁22の
開口面積が大きくなる。従つて第1分岐路14に
対する流路制御弁22の開口面積はソレノイド4
3に印加されるパルスのデユーテイーサイクルが
大きくなるほど大きくなることがわかる。
第12図は第1分岐路14に対する流路制御弁
22の開口面積と、機関回転数N並びに吸気管負
圧Pとの好ましい関係を示している。第12図に
おいて縦軸は機関回転数N(r.p.m)を示し、横軸
は吸気管負圧P(−mmHg)を示している。また、
ハツチングを付した曲線S0の上部領域は第1分岐
路14の全開領域を示し、ハツチングを付した曲
線S1の下方領域は第1分岐路14の全閉領域を示
し、代表的に2本のみ示した曲線S2,S3は第1分
岐路14に対する流路制御弁の等開口面積曲線を
示している。なお、第12図において第1分岐路
14に対する流路制御弁の開口面積はS1からS2
S3を経てS0に向かうに従つて除々に大きくなる。
第12図に示す機関回転数N並びに吸気管負圧P
と、第1分岐路14に対する流路制御弁の開口面
積Sとの好ましい関係は関数或いはデータテーブ
ルの形で予めRO53内に記憶されている。
第10図は本発明による流路制御装置の作動を
説明するためのフローチヤートを示している。第
10図においてステツプ70は流路制御が時間割込
みで行なわれていることを示している。まず始め
にステツプ71において回転数センサ48の出力信
号をMPU51内に入力して機関回転数を計算し、
次いでステツプ72において負圧センサ46の出力
信号をMPU51内に入力する。次いでステツプ
73では計算された機関回転数N並びに負圧Pに基
いてROM53内に記憶された第13図の関係か
ら第1分岐路14に対する流路制御弁の目標開口
面積SSを計算する。次いでステツプ74において
ポテンシヨメータ47の出力信号をMPU51内
に入力して第1分岐路14に対する現在の流路制
御弁の開口面積Sを計算する。次いでステツプ75
において目標開口面積SSが現在の開口面積Sよ
りも大きいか否かが判別される。ステツプ75にお
いて目標開口面積SSが現在の開口面積Sよりも
大きいと判別されたときはステツプ76において電
磁制御弁37のソレノイド43に印加すべきパル
スのパルス巾PLに一定値Aが加算され、この加
算結果をPLとしてステツプ77に進む。一方、ス
テツプ75において目標開口面積SSが現在の開口
面積Sよりも大きくないと判別されたときはステ
ツプ78に進み、ステツプ78において目標開口面積
SSが現在の開口面積Sよりも小さいか否かが判
別される。ステツプ78において目標開口面積SS
が現在の開口面積Sよりも小さいと判別されたと
きはステツプ79においてパルス巾PLから一定値
Aを減算し、この減算結果をPLとしてステツプ
77に進む。一方、ステツプ78において目標開口面
積SSが現在の開口面積Sよりも小さくないと判
別されたときはステツプ77に進む。ステツプ77で
は斯くして得られたパルス巾PLを表わす2進数
の駆動データを出力ポート55に書込み、この出
力ポート55に書込まれた駆動データに基いて電
磁制御弁37のソレノイド43の付勢制御が行な
われる。
第11図は電磁制御弁37のソレノイド43に
印加されるパルスを示しており、このパルスが発
生している間ソレノイド43が付勢される。前述
したように第1分岐路14に対する流路制御弁の
現在の開口面積Sが目標開口面積SSよりも小さ
なときには第12図に示すように開口面積が目標
開口面積SSに達するまでパルス巾が順次一定巾
づつ増大せしめられる。従つてソレノイド43に
印加されるパルスのデユーテイーサイクルが次第
に増大するために負圧ダイアフラム装置30の負
圧室34内の負圧は次第に大きくなり、斯くして
流路制御弁22が回動して目標開口面積SSとな
る。なお、第13図からわかるように機関低負荷
低速運転時、機関高負荷低速運転時並びに機関低
負荷高速運転時にはS−Rフリツプフロツプ61
の出力電圧が継続的に低レベルとなるためにソレ
ノイド43が消勢されつづけ、斯くして流路制御
弁22が第2分岐路15を全開し続けると共に第
1分岐路14を閉鎖し続ける。一方、機関高速高
負荷運転時にはS−Rフリツプフロツプ61の出
力電圧が継続的に高レベルとなるためにソレノイ
ド43が付勢されつづけ、斯くして流路制御弁2
2が第1分岐路14を全開し続けると共に第2分
岐路15を全閉し続ける。
上述したように吸入空気量の少ない機関低負荷
低速運転時、機関高負荷低速運転時並びに機関低
負荷高速運転時には流路制御弁22が第1分岐路
14を全閉すると共に第2分岐路15を全開す
る。このとき入口通路部A内に送り込まれた混合
気の一部が主分岐路13内に流入し、残りの混合
気は入口通路部Aから渦巻部B内に流入して渦巻
部B内に旋回流を発生する。一方、主分岐路13
内に流入した混合気は第2分岐路15を介して出
口開口19か渦巻開始部D内に流出し、出口開口
19から流出する混合気によつて渦巻部B内に発
生した旋回流が増勢される。このようにして増勢
された旋回流は旋回しつつ燃焼室4内に流入し、
斯くして燃焼室4内には強力な旋回流が発生せし
められる。一方、吸入空気量が多い機関高速高負
荷運転時には流路制御弁22が第1分岐路14を
全開すると共に第2分岐路15を全閉する。従つ
てこのとき入口通路部A内に送り込まれた混合気
の一部がまつすぐに延びる流れ抵抗の小さな主分
岐路13並びに第1分岐路14を介して渦巻部B
内に送り込まれ、残りの混合気が入口通路部Aか
ら渦巻部B内に流入する。第1分岐路14の出口
開口17から流出する混合気は入口通路部Aから
渦巻部上壁面18に沿つて流れる混合気流に正面
から衝突してこの混合気流を減速させ、斯くして
旋回流が弱められる。このように機関高速高負荷
運転時には流れ抵抗の小さな主分岐路13並びに
第1分岐路14を介して大量の混合気が渦巻部B
内に送り込まれ、更に入口通路部Aから渦巻部B
内に流入した混合気による旋回流が弱められるの
で高い充填効率を確保することができる。また、
入口通路部Aに傾斜側壁部9aを設けることによ
つて入口通路部Aに送り込まれた混合気の一部は
下向きの力を与えられ、その結果この混合気は旋
回することなく入口通路部Aの下壁面に沿つて渦
巻部B内に流入するために流入抵抗は小さくな
り、斯くして高速高負荷運転時における充填効率
を更に高めることができる。
一方、第12図において曲線S1と曲線S0の間の
領域では曲線S1からS2,S3を経て曲線S0に向かう
に従つて、即ち吸入空気量が増大するに従つて第
1分岐路14に対する流路制御弁22の開口面積
が徐々に大きくなる。吸入空気量が少ないときに
は安定した燃焼を確保するために強力な乱れを燃
焼室4内に発生せしめることが必要であるが吸入
空気量が増大すると自然発生の乱れが強力となる
ためにむしろ旋回流のような強制的な乱れを抑制
することが必要とされ、更に吸入空気量が増大す
るにつれて出力抵下をひき起こす充填効率の低下
を阻止することが必要となる。従つて吸入空気量
が増大するにつれて第1分岐路14の開口面積を
徐々に大きくすると共に第2分岐路15の開口面
積を徐々に小さくすることによつて旋回流の発生
を抑制しつつ充填効率の低下が阻止され、斯くし
て吸入空気量に応じた最適の旋回流と高い充填効
率を確保することができる。
以上述べたように本発明によれば機関低速低負
荷運転時、機関低負荷高速運転時並びに機関高負
荷低速運転時には強力な旋回流を燃焼室内に発生
せしめることができるので安定した燃焼を確保で
きると共に特に機関高負荷低速運転時にノツキン
グの発生を抑制することができる。また機関高速
高負荷運転時には旋回流の発生を抑制しつつ高い
充填効率を確保することができるので高出力を得
ることができる。更に、機関中負荷中速運転時に
は吸入空気量の増大に応じて弱められる最適の旋
回流と高い充填効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る内燃機関の平面図、第2
図は第1図の−線に沿つてみた断面図、第3
図はヘリカル型吸気ポートの形状を示す斜視図、
第4図は第3図の平面図、第5図は第4図のヘリ
カル型吸気ポートの平面断面図、第6図は第4図
の−線に沿つてみた断面図、第7図は第4図
の−線に沿つてみた断面図、第8図は第4図
の−線に沿つてみた断面図、第9図は流路制
御装置の全体図、第10図は流路制御装置の作動
を説明するためのフローチヤート、第11図は電
磁制御弁のソレノイドに印加されるパルスを示す
線図、第12図はスライド弁の開口面積を示す図
である。 5……吸気弁、6……吸気ポート、13……主
分岐路、14……第1分岐路、15……第2分岐
路、22……流路制御弁、30……負圧ダイアフ
ラム装置、37……電磁制御弁、50……電子制
御ユニツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸気弁周りに形成された渦巻部と、該渦巻部
    に接線状に接続されかつほぼまつすぐに延びる入
    口通路部とにより構成された吸気ポートにおい
    て、上記入口通路部から分岐された主分岐路を更
    に第1分岐路と第2分岐路に分岐して該第1分岐
    路を上記渦巻部の渦巻終端部に連結すると共に該
    第2分岐路を渦巻開始部に連結し、上記第1分岐
    路と第2分岐路の分岐部に該第1分岐路並びに第
    2分岐路内に流入する空気量を制御する流路制御
    弁を設けた吸気ポートの流路制御装置。
JP56118517A 1981-07-30 1981-07-30 吸気ポ−トの流路制御装置 Granted JPS5828527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56118517A JPS5828527A (ja) 1981-07-30 1981-07-30 吸気ポ−トの流路制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP56118517A JPS5828527A (ja) 1981-07-30 1981-07-30 吸気ポ−トの流路制御装置

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