JPS6035539B2 - ヘリカル型吸気ポ−トの流路制御装置 - Google Patents

ヘリカル型吸気ポ−トの流路制御装置

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JPS6035539B2
JPS6035539B2 JP56119319A JP11931981A JPS6035539B2 JP S6035539 B2 JPS6035539 B2 JP S6035539B2 JP 56119319 A JP56119319 A JP 56119319A JP 11931981 A JP11931981 A JP 11931981A JP S6035539 B2 JPS6035539 B2 JP S6035539B2
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negative pressure
slide valve
intake
engine
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B31/00Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
    • F02B31/04Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder by means within the induction channel, e.g. deflectors
    • F02B31/06Movable means, e.g. butterfly valves
    • F02B31/08Movable means, e.g. butterfly valves having multiple air inlets, i.e. having main and auxiliary intake passages
    • F02B31/082Movable means, e.g. butterfly valves having multiple air inlets, i.e. having main and auxiliary intake passages the main passage having a helical shape around the intake valve axis; Engines characterised by provision of driven charging or scavenging pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/42Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はへりカル型吸気ボートの流路制御装置に関する
へIJカル型吸気ボートは通常吸気弁周りに形成された
渦巻部と、この渦巻部に後線状に接続されかつほぼまつ
すぐに延びる入口通路部とにより構成される。
このようなヘリカル型吸気ボートを用いて吸入空気量の
少ない機関低速低負荷運転時に機関燃焼室内に強力な旋
回流を発生せしめようとすると吸気ボート形状が流れ抵
抗の大きな形状になってしまうので吸入空気量の多い機
関高速高負荷運転時に充填効率が低下するという問題が
ある。このような問題を解決するためにへIJカル型吸
気ボート入口通路部から分岐されてへIJカル型吸気ボ
ート渦巻部の渦巻終端部に蓮適する分岐路をシリンダヘ
ッド内に形成し、分岐路内にアクチュェータによって作
動される常時閉鎖型開閉弁を設けて機関吸入空気量が所
定量よりも大きくなったときにアクチュェータを作動さ
せて開閉弁を関弁するようにしたヘリカル型吸気ボート
流路制御装置が本出願人により既に提案されている。こ
のヘリカル型吸気ボートでは機関吸入空気量の多い機関
高速高負荷運転時にへりカル型吸気ボート入口通路部内
に送り込まれた吸入空気の一部が分岐路を介してへりカ
ル型吸気ボート渦巻部内に送り込まれるために吸入空気
流に対する流れ抵抗が低下し、斯くして高い充填効率を
得ることができる。しかしながらこの流路制御装置は基
本作動原理を示しているにすぎず、従って高い充填効率
を確保しつつ機関燃焼室内に最適な旋回流を発生せしめ
るには分岐路から供給される吸入空気のより一層細かな
制御が必要となる。本発明は高い充填効率を確保しつつ
機関燃焼室内に最適な旋回流を発生せしめることのでき
る流路制御装置を提供することにある。
以下、添附図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図並びに第2図を参照すると、1はシリンダブロッ
ク、2はシリンダブロック1内で往復動するピストン、
3はシリンダブロック1上に固定されたシリンダヘツド
、4はピストン2とシリンダヘッド3間に形成された燃
焼室、5は吸気弁、6はシリンダヘッド3内に形成され
たヘリカル型吸気ボート、7は排気弁、8はシリンダヘ
ツド3内に形成された排気ボートを夫々示す。
なお、図1 には示さないが燃焼室4内に点火栓が配置
される。第3図並びに第4図に第2図のへりカル型吸気
ボート6の形状を図解的に示す。このヘリカル型吸気ボ
ート6は第4図に示されるように流路軸線aがわずかに
轡曲した入口通路部Aと、吸気弁5の弁軸周りに形成さ
れた渦巻部8とにより構成され、入口通路部Aは渦巻部
Bに接線状に接続される。第3図、第4図並びに第7図
に示されるように入口通路部Aの渦巻軸線bに近い側の
側壁面9の上方側壁面9aは下方を向いた傾斜面に形成
され、この傾斜面9aの中は渦巻部Bに近づくに従って
広くなり、入口通路部Aと渦巻部Bとの後続部において
第7図に示されるように側壁面9の全体が下方に向いた
傾斜面9aに形成される。側壁面9の上半分は吸気弁ガ
イド10(第2図)周りの吸気ボート上壁面上に形成さ
れた円筒状突起11の周壁面に滑らかに接続され、一方
側壁面9の下半分は渦巻部Bの渦巻終端部Cにおいて渦
巻部Bの側壁面12に接続される。なお、渦巻部Bの上
壁面13は渦巻終織部Cにおいて下向きの急傾斜壁Dに
接続される。一方、第1図から第5図に示されるように
シリンダヘッド3内には入口通路部Aから分岐された矩
形断面を有する分岐路14が形成され、この分岐路14
は渦巻終端部Cに接続される。
分岐路14の入口開ロー5は入口通路部Aの入口開口近
傍において側壁面9上に形成され、分岐路14の出口関
口16は渦巻終端部Cにおいて側壁面12の上端部に形
成される。この分岐路14内には分岐路14の流通面積
を制御するために分岐路14の軸線に対してほぼ直角方
向に直線的に摺動可能なスライド弁17が配置される。
スライド弁17の上端部には弁ロッド18が一体形成さ
れ、この弁ロッド18の上端部はシリンダヘッド3内に
鉄着された案内スリーブ19を貫通して上方に突出する
。一方、シリンダヘッド3には図示しない軸受を介して
アームロッド20(第10図)が回動可能に取付けられ
、このアームロッド20上には各気筒のスライド弁17
に対して夫々設けられたアーム21が固着される。これ
らの各アーム21の先端部は夫々対応する弁ロッド18
の頭部にピボツトピン22を介して枢着される。また、
アームロッド2川こは別のアーム23が固着され、この
アーム23の先端部は負圧ダイアフラム装置30のダイ
アフラム31に固着された制御ロッド32に連結される
。負圧ダイアフラム装置30はダイアフラム31により
隔離された負圧室34と大気圧室33を具備し、負圧室
34内にはダイアフラム押圧用圧縮ばね35が挿入され
る。この負圧室34は負圧導管36並びに電磁制御弁3
7を介して負圧アキュムレータ29に接続される。電磁
制御弁37は弁室38と、負圧ァキュムレータ29に蓮
適する負圧ボート39と、大気に蓮適する大気ボート4
0と、負圧ボート39並びに大気ボート40の開閉制御
をする弁体41と、弁体41に連結された可動プランジ
ャ42と、可動プランジヤ吸引用のソレノイド43とを
具備し、このソレノィド43は電子制御ユニット50の
出力端子に接続される。一方、吸気ボート6には吸気管
44が接続され、この吸気管44には図示しない気化器
が取付けられる。負圧アキュムレタ29は負圧アキュム
レータ29から吸気管44に向けてのみ流通可能な逆止
弁45を介して吸気管44内に接続される。逆止弁45
は吸気管44内の負圧ァキュムレータ29内の負圧より
も大きくなると開弁し、吸気管44内の負圧が負圧アキ
ュムレー夕29内の負圧よりも小さくなると開弁するの
で負圧アキュムレータ29内の負圧は吸気管44内に発
生した最大負圧に維持される。一方、吸気管44には吸
気管44の負圧を検出するための負圧センサ46が取付
けられ、この負圧センサ46は電子制御ユニット50の
入力端子に接続される。また、アームロッド20にはス
ライド弁17の開○面積を検出するためのポテンショメ
ータ47が取付けられる。このポテンショメータ47は
アームロッド201こ連結されてアームロッド20と共
に回転する摺動子47aと、固定抵抗47bとにより構
成され、摺動子47aは固定抵抗47b上を接触しつつ
酒動する。従って摺動子47aにはスライド弁17の関
口面積に比例した電圧が発生する。この摺動子47aは
電子制御ユニット50の入力端子に接続される。一方、
機関クランクシャフトの回転数を検出するために回転数
センサ48が電子制御ユニット50の入力端子に接続さ
れる。電子制御ユニット50はディジタルコンピュータ
からなり、各種の演算処理を行なうマイクロプロセッサ
(MPU)51、ランダムアクセスメモリ(RAM)5
2、制御プログラム並びに演算定数等が予め格納されて
いるリードオンリメモリ(ROM)53、入力ボート5
4並びに出力ボート55が双方向性バス56を介して互
に接続されるている。
更に、電子制御ユニット50内には各種のクロック信号
を発生するクロック発生器57が設けられる。第10図
に示されるように入力ボート54には夫夫対応するAD
変換器58,59を介して負圧センサ46並びにポテン
ショメータ47が接続され、更に入力ボート54には回
転数センサ48が接続される。負圧センサ46は吸気管
44内の負圧に比例した出力電圧を発生し、この電圧が
AD変換器58において対応する2進数に変換されてこ
の2進数が入力ボート54並びにバス56を介してMP
U51に読み込まれる。一方、ポテンショメータ47は
スライド弁17の関口面積に比例した出力電圧を発生し
、この電圧がAD変換器59において対応する2進数に
変換されてこの2進数が入力ボート54並びにバス56
を介してMPU51に読み込まれる。また、回転数セン
サ48はクランクシャフトが所定クランク角度回転する
毎にパルスを発生し、このパルスが入力ボート54並び
にバス56を介してMPU51に読ま込れる。出力ボー
ト55は電磁制御弁37を作動するためのデータを出力
するために設けられており、この出力ボート55には2
進数のデータがMPU51からバス56を介して書き込
まれる。
出力ボート55の各出力端子はダウンカウンタ60の対
応する各入力端子に接続されている。ダウンカゥンタ6
0はMPU51から書き込まれた2進数のデータをそれ
に対応する時間の長さに変換するために設けられており
、このダウンカウンタ60は出力ボート55から送り込
まれたデータのダウンカウンタをクロツク発生器57の
クロック信号によって開始し、カウント値が0になると
カウントを完了して出力端子にカウント完了信号を発生
する。S一Rフリツプフロツプ61のリセツト入力端子
Rはダウンカウンタ60の出力端子に接続され、S−R
フリツプフロツプ61のセット入力端子Sはクロック発
生器57に接続される。P−Rフリップ61Gまクロツ
ク発生器57のクロツク信号によりダウンカウント開始
と同時にセットされ、ダウンカウント完了時にダウンカ
ウンタ60のカウント完了信号によってリセットされる
。従ってS−Rフリップフロップ61の出力端子Qはダ
ウカウントが行なわれている間高レベルとなる。S−R
フリツプフロップ61の出力端子Qは電力増幅回路62
を介して電磁制御弁37に接続されている。従って電磁
制御弁32のソレノィド43はダウンカウントが行なわ
れている間付勢される。電磁制御弁37のソレノィド4
3が消勢されているときは第10図に示すように弁体4
1が大気ボート40を開口すると共に負圧ボート39を
閉鎖するので負圧ダイアフラム装置30の負圧室34内
は大気圧となる。
このときダイアフラム31は圧縮ばね35のばね力によ
り左端位置にあるのでスライド弁17が分岐路14を閉
鎖している。一方、電磁制御弁37のソレノィド43が
付勢されると弁体41が大気ボート40を閉鎖すると共
に負圧ボート39を閉口するので負圧ダイアフラム装置
30の負圧室34内には負圧アキュムレータ29内の負
圧が加わる。このときダイアフラム31‘ま圧縮ばね3
5に抗して右方に移動するためにスライド弁17は上昇
せしめられ、それによってスライド弁17が分岐路14
を全開する。前述したように電磁制御弁37のソレノィ
ド43はダウンカウントが行なわれている間、即ちS−
Rフリップフロップ61の出力端子Qに表われる電圧が
高レベルのとき付勢される。従って電磁制御弁37の弁
体41が負圧ボート39を関口しかつ大気ボート40を
閉鎖する時間割合はソレノィド43に印加されるパルス
のデユーテイーサイクルに比例する。弁体41が負圧ボ
ート39を関口しかつ大気ボート40を閉鎖する時間が
長くなればなるほど負圧ダイアフラム装置30の負圧室
34内の負圧が大きくなり、スライド弁17の開ロ面積
が大きくなる。従ってスライド弁17の開□面積はソレ
ノイド43に印加されるパルデのデューブィーサイクル
が大きくなるほど大きくなることがわかる。第13図は
スライド弁17の閉口面積と、機関回転数N並びに吸気
管員圧Pとの好ましい関係を示している。
第13図において縦軸は機関回転数N(r.p.m)を
示し、横軸は吸気管員圧P(一助日夕)を示している。
また、ハッチングを付した曲線Soの上部領域はスライ
ド弁全開領域を示し、ハッチングを付した曲線S,の下
方領域はスライド弁全閉領域を示し、代表的に2本のみ
示した曲線S2,S3はスライド弁の等開口面積曲線を
示している。なお、第13図においてスライド弁の開□
面積はS,からS2,S3を経てSoに向かうに従って
徐々に大きくなる。第13図に示す機関回転数N並びに
吸気管負圧Pと、スライド弁の開□面積Sとの好ましい
関係は関数或いはデータテーブルの形で予めROM53
内に記憶されている。第11図に本発明による流路制御
装置の作動を説明するためのフローチャートを示してい
る。
第11図においてステップ70は流路制御が時間割込み
で行なわれていることを示している。まず始めにステッ
プ71において回転数センサ48の出力信号をMPU5
1内に入力して機関回転数を計算し、次いでステップ7
2において負圧センサ46の出力信号をMPU51内に
入力する。次いでステップ73では計算された機関回転
数N並びに負圧Pに塞いてROM53内に記憶された第
13図の関係からスライド弁17の目標関口面積SSを
計算する。次いでステップ74においてポテンショメー
タ47の出力信号をMPU51内に入力して現在のスラ
イド弁17の開□面積Sを計算する。次いでステップ7
5において目標閉口面積SSが現在の開□面積Sよりも
大きいか否かが判別される。ステップ751こおいて目
標開□面積SSが現在の閉口面積Sよりも大きいと判別
されたときはステップ76において電磁制御弁37のソ
レノイド43に印加すべきパルスのパルス中PLに一定
値Aが加算され、この加算結果をPLとしてステップ7
7に進む。一方、ステップ75において目標開口面積S
Sが現在の関口面積Sよりも大きくないと判別されたと
きはステップ78に進み、ステップ78において目標開
口面積SSが現在の開口面積Sよりも小さいか否かが判
別される。ステップ78において目標関口面積SSが現
在の閉口面積Sよりも小さいと判別されたときはステッ
プ79においてパルス中PLから一定値Aを減算し、こ
の減算結果をPLとしてステップ77に進む。一方、ス
テップ78において目標閉口面積SSが現在の開□面積
Sよりも小さくないと判別されたときはステップ77に
進む。ステップ77では斯くして得られたパルス中PL
を表わす2進数の駆動データを出力ボート55に書込み
、この出力ボート55に書込まれた駆動データに基いて
電磁制御弁37のソレノィド43の付勢制御が行なわれ
る。第12図は電磁制御弁37のソレノィド43に印加
されるパルスを示しており、このパルスが発生している
間ソレノィド43が付勢される。
前述したようにスライド弁17の現在の関口面積Sが目
標開□面積SSよりも小さなときには第12図に示すよ
うに閉口面積が目標開□面積SSに達するまでパルス中
が順次一定中づつ増大せしめられる。従ってソレノィド
43に印加されるパルスのデューティーサィクルが次第
に増大するために負圧ダイアフラム装置30の負圧室3
4内の負圧は次第に大きくなり、斯くしてスライド弁1
7が上昇して目標関口面積SSとなる。なお、第13図
からわかるように機関低負荷低速運転時、機関高負荷低
速運転時並びに機関低負荷高速運転時にはS−Rフリッ
ブフロップ61の出力電圧が継続的に低レベルとなるた
めにソレノィド43が消勢されつづけ、斯くしてスライ
ド弁17が分岐路14を閉鎖し続ける。一方、機関高速
高負荷運転時にはS−Rフリップフロップ61の出力電
圧が継続的に高レベルとなるためにソレノィド43が付
勢されつづけ、斯くしてスライド弁17が分岐路14を
全開し続ける。上述したように吸入空気量の少ない機関
低負荷低速運転時、機関高負荷低速運転時並びに機関低
負荷高速運転時にはスライド弁17が分岐路14を遮断
している。
このとき入口通路部A内に送り込まれた混合気は渦巻部
Bの上壁面13に沿って旋回しつつ渦巻部B内を下降し
、次いて旋回しつつ燃焼室4内に流入するので燃焼室4
内には強力な旋回流が発生せしめられる。一方、吸入空
気量が多い機関高速高負荷運転時にはスライド弁17が
開弁するので入口通路部A内に送り込まれた混合気の一
部が流れ抵抗の小さな分岐路14を介して渦巻部B内に
送り込まれる。渦巻部8の上壁面13に沿って進む混合
気流は渦巻終端部Cの急額斜壁Dによって下向きに流路
が偏向せしめられるために渦巻終端部C、即ち分岐路1
4の出口開□16には大きな負圧が発生する。従って入
口通路部Aと渦巻終端部Cとの圧力差が大きいのでスラ
イド弁17が関弁すると大量の混合気が分岐路14を介
して渦巻部B内に送り込まれる。このように機関高速高
負荷運転時にはスライド弁17が関弁することによって
全体の流路面積が増大するばかりでなく大量の吸入空気
が流れ抵抗の4・さな分岐路14を介して渦巻部B内に
送り込まれるので高い充填効率を確保することができる
。また、入口通路部Aに傾斜面gaを設けることによっ
て入口通路部Aに送り込まれた混合気の一部は下向きの
力を与えられ、その結果この混合気は旋回することなく
入口通路部Aの下壁面に沿って渦巻部B内に流入するた
めに流入抵抗は小さくなり、斯くして高速高負荷運転時
における充填効率を更に高めることができる。一方、第
13図において曲線S,と曲線Soの間の領域では曲線
S,からS2,S3を経て曲線Soに向かうに従って、
即ち吸入空気量が増大するに従ってスライド弁17の開
□面積が徐々に大きくなる。
吸入空気量が少ないときには安定した燃焼を確保するた
めに強力な乱れを燃焼室4内に発生せしめることが必要
であるが吸入空気量が増大すると自然発生の乱れが強力
となるためにむしろ旋回流のような強制的な乱れを抑制
することが必要され、更に吸入空気量が増大するにつれ
て出力低下をひき起こす充填効率の低下を阻止すること
が必要となる。従って吸入空気量が増大するにつれてス
ライド弁17の閉口面積を徐々に大きくすることによっ
て旋回流の発生を抑制しつつ充填効率の低下が阻止され
、斯くして吸入空気量に応じた最適の旋回流と高い充填
効率を確保することができる。次に第14図から第16
図を参照して機関運転状態に応じた最適なスワール比に
ついて説明する。なお、ここでスワール比とはクランク
角度360度当りの旋回流の回転回数を示す。第1 4
図の縦軸F‘ま機関アィドリング運転の安定性、即ちト
ルク変動の逆数を示しており、横軸Sはスワール比を示
している。第14図からわかるように安定したアィドリ
ング運転を行なうにはスヮール比が2.5から3の間に
あることが望ましい。一方、第15図の縦軸Qは機関吸
気系に排気ガスを再循環したときの機関中高遠運転時に
おける燃料消費率Qを示しており、横麹Sはスワール比
を示している。第15図からわかるように機関中高速運
転時に良好な燃料消費率を確保するには機関アィドリン
グ運転時に比べて旋回流を弱めてスワール比を2前後に
することが好ましい。また、第16図の縦軸Pは最高出
力を示しており、横藤Sにはスワール比を示している。
第16図からわかるように機関最高出力を増大するには
機関高速高負荷運転時における旋回流を更に弱めてスワ
ール比を1程度にすることが好ましい。第14図乃至第
16図から明らかなように良好な燃料消費率を確保しつ
つ安定したアィドリング運転と機関高出力を確保するに
はスワール比がほぼ1から3の間にあり、更に吸入空気
量が増大するにつれて旋回流を弱めること、即ちスワー
ル比を小さくすることが好ましい。本発明によれば前述
したように吸入空気量が少ないときには強力な旋回流を
燃焼室4内に発生でき、吸入空気量が増大するにつれて
旋回流が弱められるので最適なスワール比の制御が可能
となる。また、本発明では分岐路14の断面が矩形状を
なしているのでスライド弁17の移動量と分岐路14の
有効流れ面積とが比例し、従って分岐路14の有効流れ
面積を吸入空気量に正確にかつ容易に比例させることが
できる。第17図に別の実施例を示す。
この実施例では第2図のウェッジ型燃焼室4に代えて半
球形燃焼室4が用いられており、また第10図の負圧ダ
イアフラム装置301こ代えてステップモータ80が用
いられている。このステップモータ80はモータハウジ
ング81に回転不能でかつ軸方向移動可能に支承された
シャフト82と、シャフト82の外ねじ山と横合する内
ねじ山を具えたロータ83と、ロータ83を回転させる
励磁コイル84とを具備し、シャフト82の一端部がア
ーム23の先端部に連結される。この実施例ではステッ
プモー夕80もこよってスライド弁17の開閉制御が行
なわれる。一方、第18図に示す更に別の実施例では燃
焼室4がピストン頂面に凹所85を有するへロン型燃焼
室4からなる。その他、燃焼室4としてはバスタブ型等
、種々の形状のものを使用することができる。以上述べ
たように本発明によれば分岐略の断面形状を矩形状とし
、この矩形状断面の分岐路の流量制御をスライド弁によ
り行なうことによってスライド弁の移動量と分岐路の有
効流れ両積が正比例する。
従って吸入空気量に比例してスライド弁の移動量を変化
させるだけで分岐路の有効流れ面積を吸入空気量に正確
に正比例させることができるので吸入空気量に応じて容
易に旋回流の制御を行なうことができる。また、スライ
ド弁を用いることによってスライド弁全開時にスライド
弁を分岐路から完全に後退せしめることができるのでス
ライド弁が分岐路内を流れる吸入空気の抵抗とならず、
斯くして機関高速高負荷運転時に高い充填効率を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る内燃機関の平面図、第2図は第1
図のローロ線に沿ってみた断面図、第3図はへりカル型
吸気ボートの形状を示す斜視図、第4図は第3図の平面
図、第5図は第3図の分岐路に沿って切断した側面断面
図、第6図は第4図のW−の線に沿ってみた断面図、第
7図は第4図の弧−肌線にみた断面図、第8図は第4図
の価−皿線に沿ってみた断面図、第9図は第5図のK−
K線に沿ってみた断面図、第10図は流路制御装置の全
体図、第11図は流路制御装置の作動を説明するための
フローチャート、第12図は電磁制御弁のソレノィドに
印如されるパルスを示す線図、第13図はスライド弁の
関口面積を示す図、第14図は機関アイドル安定性とス
ヮール比の関係を示すグラフ、第15図は燃料消費率と
スヮ−ル比の関係を示すグラフ、第16図は機関最高出
力とスワール比の関係を示すグラフ、第17図は別の実
施例の側面断面図、第18図は更に8Uの実施例の側面
断面図である。 5・・・・・・吸気弁、6・・・・・・ヘリカル型吸気
ボート、14・・・・・・分岐路、17・・・・・・ス
ライド弁、18・・・・・・弁軸、30・・・・・・負
圧ダイアフラム装置、37・・・・・・電磁制御弁、5
0・・・・・・電子制御ユニット。 第2図第3図 第l図 第4図 孫6図 第7図 第8図 孫5図 第9図 ※l○図 第11図 券!2図 孫13図 第l4図 繁l5図 繁l6図 鰭ー7図 務!8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸気弁周りに形成された渦巻部と、該渦巻部に接線
    状に接続されかつほぼまつすぐに延びる入口通路部とに
    構成されたヘリカル型吸気ポートにおいて、上記入口通
    路部から分岐されて上記渦巻部の渦巻終端部に連通する
    分岐路をシリンダヘツド内に形成すると共に該分岐路の
    断面形状を矩形状に形成し、該分岐路の軸線に対してほ
    ぼ直角方向に直線的に摺動可能なスライド弁を分岐路内
    に配置し、該スライド弁を機関吸入空気量に応動するア
    クチユエータに連結して該スライド弁の開口面積を吸入
    空気量に比例させるようにしたヘリカル型吸気ポートの
    流路制御装置。
JP56119319A 1981-07-31 1981-07-31 ヘリカル型吸気ポ−トの流路制御装置 Expired JPS6035539B2 (ja)

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