JPH0219515Y2 - - Google Patents

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JPH0219515Y2
JPH0219515Y2 JP13400384U JP13400384U JPH0219515Y2 JP H0219515 Y2 JPH0219515 Y2 JP H0219515Y2 JP 13400384 U JP13400384 U JP 13400384U JP 13400384 U JP13400384 U JP 13400384U JP H0219515 Y2 JPH0219515 Y2 JP H0219515Y2
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JP
Japan
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link
grill
retaining ring
collar
slot
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JP13400384U
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JPS6149894U (ja
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Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、グリルシヤツタにおけるリンク固
定構造に関し、特に、グリル棧に挿嵌されたリン
クのずれ移動を係止するためのリンク固定構造に
関するものである。
グリルシヤツタにおけるカーテンの一般的な構
成では、上下多段に整列する多数のグリル棧が、
軸線方向の複数箇所に挿嵌されたリンクにより上
下に連結されて、格子型に組付けられており、こ
のためカーテンの形状を保持するためには、リン
クのずれ移動を係止する必要がある。
(従来の技術) このため従来のリンク係止構造においては、例
えば第6図に示すように、グリル棧1の外周に所
要長さの複数のカラーパイプ2,3,4を挿嵌さ
せた上で、各リンク5を、カラーパイプの間に挾
んだ状態でグリル棧1に遊合外嵌させ、これによ
りリンク5をずれ止めさせた構造としていた。
なお、側端のカラーパイプ2は、割ピン6によ
り抜け止めされている。
そのほか、従来の係止構造には、(a)、グリル棧
に穴を開けて機械的にリンクをずれ止めする方式
や、(b)、グリル棧のリンク取付箇所に摩擦を持た
せて筒体を外嵌させ、その筒体の環溝内にリンク
を保持させる方式、などが知られていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述した従来の係止構造によると、カ
ラーパイプによる方式および穴開けにより直接リ
ンクをずれ止めする方式(a)の場合には、部品点数
が多くなつてコスト高になるほか、グリル棧の穴
開け加工が面倒で製作性が悪く、かつグリル棧に
強度低下を招くほか、棧材にスチールパイプを用
いた時に加工部が発錆し易いという問題点があ
り、一方、筒体を用いた方式(b)の場合は、長期使
用時の摩擦低下に基づき筒体のずれ止めが不確実
になる等の問題点があつた。
このため本考案は、構成が簡単でかつ製作が容
易であり、更にリンクを確実にずれ止めし得るよ
うにしたグリルシヤツタにおけるリンク固定構造
を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) その目的を達成するため、本考案の構成におい
ては、丸棒形グリル棧のリンク取付箇所の周面に
外嵌された円筒状のブツシユであつて、かつ中間
の胴部と両端の縮径弾性を有するつば部とにより
形成されたブツシユと、上記胴部とグリル棧の周
肉とに連通して軸線と直角に穿開された摺割と、
上記摺割に差込まれた止め輪と、リンク端部の通
し孔が、上記止め輪と上記つば部との間に挾まれ
た状態で、ブツシユの胴部に回動自在に挿嵌され
ているリンクとを具備した構造が採られている。
(実施例) 以下、第1図ないし第5図に示す一実施例に基
づき、本考案の構成を具体的に述べる。
実施例のリンク固定構造においては、アルミ
材、樹脂材等のパイプによつて形成されたグリル
棧7は、上下両端に通し孔8aが開けられた長板
より成るリンク8によつて互に連結されていて、
通し孔8aの径寸は、グリル棧7の外径より若干
大きくなつている。
しかして、グリル棧7のリンク8取付箇所の外
周には、樹脂材等で作られた円筒状のブツシユ9
が外嵌されていて、このブツシユ9は、中間の胴
部9aと、両端のつば部9bとにより形成される
と共に、つば部9bの端部寄りの内周面には、つ
ば部9bに縮径弾性を持たせるための外拡がりテ
ーパが成形されている。
次に、ブツシユ胴部9aの中央の対称弧面に
は、グリル棧8の周肉に喰い込む深さの摺割10
が軸線と直交する方向に穿開されていて、かつこ
の摺割10には、ほぼ馬てい形を成す止め輪11
の対向辺が差込まれている。
なおこの止め輪11は、若干の弾性を有すると
共に、対向辺の先端部11aは、わずかに内向き
に張出し成形されており、円形のスナツプリング
によつて形成してもさしつかえない。
しかして、リンク8の端部がグリル棧7に取付
けられるには、先ずブツシユ9が、摺割10が連
通するリンク取付位置までグリル棧7に差入れら
れた上で、摺割10に止め輪11が圧入により差
込まれ、最後に、両側の各リンク8の通し孔8a
が圧入によりつば部9bを乗り越えてブツシユ胴
部9aに外嵌される。
このように構成された実施例のリンク固定装置
においては、ブツシユ9が止め輪11を介してグ
リル棧7にずれ止め係止されると共に、各リンク
8は、止め輪11とブツシユつば部9bとに挾ま
れて確実にずれ止め係止される。
なおこの状態では、各リンク8は、ブツシユ9
とグリル棧7の何れに対しても自由に回動し得る
ことは言うまでもない。
そのほかリンク8の着脱時には、つば部9bが
弾性によつて容易に縮径するので、その着脱操作
は簡単であり、また、止め輪11は、先端部11
aの張出しにより抜けることがない。
このような固定構造は、ブツシユ9と止め輪1
1を用いるだけの簡単な構造により、何等グリル
棧7に加工を施すことなしに容易にリンク8を着
脱してカーテンを組付あるいは分離させることが
でき、また、グリル棧7に強度低下や発錆を招く
虞れがない。
なお上述構成において、ブツシユ9のつば部9
bに軸線方向の切込を穿開させた構造としても、
リンク8の着脱を同様に容易化することができ
る。
(作用)(考案の効果) 以上述べたように、本考案に係るグリルシヤツ
タにおけるリンク固定構造によれば、止め輪を介
してグリル棧にずれ止め係止されたブツシユに、
リンクの端部を挾持させるように構成させたの
で、簡単な構造で確実にリンクをずれ止め係止し
得る固定構造が得られ、これによりグリルカーテ
ンのコストダウンと、製作性および作動性の向上
とが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すグリルシヤ
ツタにおける固定構造の前面図、第2図は、第1
図の左側面図、第3図は、第2図の−線にお
ける前断面図、第4図は、第3図の−線にお
ける側断面図、第5図は、同固定構造の分離斜視
図、第6図は、従来のリンク固定構造の前面図で
ある。 7……グリル棧、8……リンク、8a……通し
孔、9……ブツシユ、9a……胴部、9b……つ
ば部、10……摺割、11……止め輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸棒形グリル棧のリンク取付箇所の周面に外嵌
    された円筒状のブツシユであつて、かつ中間の胴
    部と両端の縮径弾性を有するつば部とにより形成
    されたブツシユと、上記胴部とグリル棧の周肉と
    に連通して軸線と直角に穿開された摺割と、上記
    摺割に差込まれた止め輪と、リンク端部の通し孔
    が上記止め輪と上記つば部との間に挾まれた状態
    でブツシユの胴部に回動自在に挿嵌されているリ
    ンクと、を具備したことを特徴とするグリルシヤ
    ツタにおけるリンク固定装置。
JP13400384U 1984-09-05 1984-09-05 Expired JPH0219515Y2 (ja)

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JP13400384U JPH0219515Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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JP13400384U JPH0219515Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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JPS6149894U JPS6149894U (ja) 1986-04-03
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JP2006161493A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Bunka Shutter Co Ltd シャッタ装置

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