JPH0219367A - gem―ジメチル置換二環式化合物、該化合物を含有するカリウム保存性利尿調剤および該化合物の製造方法 - Google Patents

gem―ジメチル置換二環式化合物、該化合物を含有するカリウム保存性利尿調剤および該化合物の製造方法

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JPH0219367A
JPH0219367A JP1130301A JP13030189A JPH0219367A JP H0219367 A JPH0219367 A JP H0219367A JP 1130301 A JP1130301 A JP 1130301A JP 13030189 A JP13030189 A JP 13030189A JP H0219367 A JPH0219367 A JP H0219367A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、利尿剤として有用な新規gem−ジメチル置
換二環式化合物に関する。
[従来の技術] 種々の薬剤が高血圧症の治療における使用に利用できる
。かかる薬剤の1つの特殊な部類は利尿剤である。利尿
剤は種々の目的、たとえば高血圧症および浮腫の治療に
おいて身体からの液体の減少および身体中のナトリウム
濃度の減少のために使用される。
若干の利尿剤での問題は、生理的機能を維持するのに必
要な濃度を越えるカリウムの減少から惹起される血清中
カリウム濃度の減少および合併症である。それで若干の
利尿剤は、例えばチアジド利尿剤と組合わせて使用され
る、米国特許第3577418号に記載された式■:イ
ミノメチル)−6−クロロピラジンカルボキサミド−塩
酸塩2水和物のようなカリウム保存剤と共に使用される
こうして、低カリウム血症(カリウム欠乏)および高カ
リウム血症(カリウム蓄積)と関連せる問題を、多数の
治療剤をとる必要なしに除去するような、有効であるが
カリウム保存性[イソカーミック(isokalemi
c) 、ユウカーミック(eukalemic)とも呼
ばれる]利尿剤である単一薬剤に対する要求が存在する
ビラジンーカルポキシサミドの系列は、米国特許第40
85211号に、利尿およびナトリウム排泄特性を有す
るカリウム保存剤として記載されていた。ところで意外
にも弐■:H3 で示される、3゜ 5−ジアミノ−N−(アミン で示される特定のgem−ジメチル置換二環式フエノー
ル性ピラジンはカリウム保存性利尿特性を有し、カリウ
ム゛保存性利尿効果が要求されるこれらの疾病および症
状の治療、たとえば浮腫、高血圧および/または関連症
状の治療に価値があることを見出した。
[発明を達成するための手段] 本発明によれば、弐■: H3 [式中R1およびR2の1つは基Zであり、Zはクロロ
、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルスルホ
ニルまたは式: −3O2NR10R11(ただしRI
GおよびR11は独立に水素または(1−5C)アルキ
ルである)のアミノスルホニルであり; R1およびR2の他方は式■: (ここでAはクロロまたはブロモであり R4は水素ま
たは(1−5C)アルキルであり、nは1または2であ
り、pは0または1でありかつRは水素またはメチルで
ある)で示される基であり; Xはメチレン、酸素または硫黄であり;mは1.2また
は3である]で示される化合物およびその薬学的認容性
塩が提供される。
R4RIOまたはR11が(1−5C)  アルキルで
ある場合の詳細な例は、たとえばメチル、エチルまたは
プロピルである。
上記の特定の基の望ましいものは、たとえばR4に対し
て:メチル; Zに対して:ブロモ:および Aに対して:クロロを包含する。
望ましい化合物は、次のものを包含する:(a)3.5
−ジアミノ−N−[2−[[2−[[(6−ブロモ−2
,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−
1H−インデン−4−イル)メチル1−アミノコエチル
1メチルアミノ]エチル]−6−クロロピラジンカルボ
キシド;および (b)3.5−ジアミノ−N−[2−[[2−[[(9
−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−8−ヒドロ
キシ−5,5−ジメチル−1−ペンジオキャビン−ツー
イル)メチル]アミノ]エチル]メチルアミノ]エチル
]−6−クロロピラジンカルボキサミド(例5):およ
びその薬学的認容性塩。
弐■の特定の化合物、たとえば非対称に置換された炭素
原子を含有する化合物は、光学活性およびラセミ形で存
在していてもよく、これらに単離されていてもよいこと
は明らかである。
若干の化合物は多形現象を示す。本発明は、その形が上
述した性質を有するラセミ形、光学活性形、互変異性形
、多形または立体異性形またはそれらの混合物を包含す
ることは明らかであり、光学活性形を製造する方法(た
とえばラセミ形の分割によるかまたは光学活性出発物質
からの合成により)およびその利尿作用を確認する方法
(たとえば下記に記載した試験法の1つを使用)は周知
である。
一般的用語“(1−5C)アルキル”は、直鎖および分
枝鎖アルキル基の双方を含有するが“プロピル″のよう
な個々のアルキル基に関しては、直@(“ノルマルn)
基のみを包含し“イソプロピル”のような分枝鎖異性体
はとくに言及する。
本発明の化合物は、化学文献に公知のものを包含する方
法によって製造することができる。
上記のような弐■の化合物の製造方法は、本発明の他の
特徴を形成しかつ次の方法に包含し、該方法における一
般的基の意味は上記に定義されており、他の基は下記に
定義された意味を有し、かつ“Pyz”は式V: たけエタノールのような溶媒中で、相応する中に示した
ものを表わす: (A)  式XI: の相応するアミンを弐Xll: H3 [式中R5およびR6の1つは基2であり R5および
R8の他方は式: RCO−基である]の適当なカルボ
ニル化合物で還元アルキル化する。アルキル化は望まし
くは、たとえばメタノールま量体イミンの現場生成によ
り実施され、該イミンは単離せずに直接にホウ水素化ナ
トリウムまたは水素のような還元剤および触媒を用いて
還元される。
(B)  弐■の相応するアミンを、R5およびR6の
1つが基Zであり、R5およびR6の他方が式: RC
HC12−の基である弐■の適当なハロゲン化ベンジル
でアルキル化する。アルキル化は望ましくは、たとえば
炭酸カリウムまたはトリエチルアミンのような塩基の存
在で、たとえばメタノールまたはジメチルホルムアミド
のような溶媒中室温で、たとえば1〜5日間実施される
(C)  弐■の相応するアミンおよび式: RCHO
のアルデヒドを、R5およびR6の1つが基Zであり、
R5およびR6の他方が水素である式■の適当な化合物
と反応させる。反応はたとえば、場合によりテトラヒド
ロフランまたはジオキサンのような補助溶剤を有するア
ルコール溶液または水溶液中で1〜5日間100℃まで
の温度で加熱するようなマンニッヒ条件下で実施するこ
とができる。
(D)  Zがクロロ、ブロモまたはヨードである弐■
の化合物に対しては、R5およびR6の1つが水素であ
り、R5およびR6の他方が弐■の基である式■の相応
する化合物をハロゲン化する。ハロゲン化は、たとえば
酢酸または塩化メチレンのような適当な溶媒中で常用の
ハロゲン化剤を使用することにより実施することができ
る。
(E)  p=1である弐■の化合物に対してはR5お
よびR8の1つが基2であり、R5およびR6の他方が
式■の基であり、R9がたとえばメチルのような低級ア
ルキルである式X■:の相応するアリールエーテルを、
たとえばジメチルホルムアミド中のリチウムチオエトキ
シドまたは塩化メチレン中の三臭化ホウ素のような慣用
の〇−説アルキル化剤で〇−説アルキルする。
(F)  p=1である弐■の化合物に対してはR58
よびR6の1つが基Zであり、R5およびR6の他方が
式: H2N −((R2)2  NH−CHR−の基
である式■の相応するアミンを、Lが低級アルキル基、
たとえばメチルである式■:のエステルでアシル化する
。反応は、たとえば試薬を混合し、140℃までの温度
で1〜5時間加熱することによって実施することができ
る。
(G)  p=1であり、Rがメチルである式■の化合
物に対しては、R5およびR6の1つが基Zであり、R
5およびR6の他方が式X■:H3 の基である式■の相応する中間体イミンを、たとえば臭
化メチルマグネシウム、塩化メチルマグネシウムまたは
ヨウ化メチルマクグネシウムのような有機金属試薬で処
理する。
(H)  p=oである弐mの化合物に対しては、R5
8よびR6の1つが基Zであり、H5BよびR6の他方
が式: H2N −(CH2)2− N(R’) −(
CH2)2− NH−CHR−である弐■のアミンを、
式■のピラジノイルイミダゾールでアシル化する。
上記の出発物質は、有機化学の常法により、ならびに上
記、下記にまたは実施例の記載されたと類似の方法によ
って製造することができる式: PyzCO2Hのピラ
ジン酸は、式: PyzCO2CH3の相応するメチル
エステルの加水分解によって製造することができる。加
水分解は、通常水酸化ナトリウムのような水性塩基の溶
液およびイングロパノールまたはエタノールのような溶
媒を使用し、混合物を室温で1〜24時間撹拌して実施
される。次いでピラジン酸は、冷却し、混合物を塩酸の
ような酸で酸性にすることによって単離される。
式■のピラジノイルイミダゾールは、式:PyzCO2
Hの相応する酸をジメチルホルムアミドまたはメタノー
ルのような溶媒中で1.】−カルボニルジイミダゾール
(小過剰)と室温で反応させ、混合物を10〜24時間
撹拌することによって製造される。ピラジノイルイミダ
ゾールは、メタノールまたは水での希釈によって単離さ
れる。
式■: のピラジンアミドは、特別のピラジノイルイミダゾール
を式■: H2N−(CR2)2−N−H ■ の脂肪族ジアミンと混合し、室温で5〜24時間撹拌す
ることによって製造される。テトラヒドロフランのよう
な溶媒を添加することができるか、または溶媒として過
剰のジアミンを使用することもできる。所望の反応生成
物は、溶媒を蒸発することにより回収され、得られる生
成物はエタノールのようなアルコールからの再結晶によ
り精製することができる。
式■のピラジンアミドエステルは、式■:の特別なピラ
ジンアミドを、Lが(1−3C)アルキル、たとえばメ
チルである式X:B r(CH2)nC−OL の適当なアルキルブロモエステル(約5〜10%過剰)
および、炭酸カリウムまたはトリエチルアミンのような
塩基と室温で1〜2日混合することによって製造される
。(式X中n=2である場合、式Xa: CH2= CH−COL a のアクリルエステルはブロモエステルに変換することが
できる)。メタノールまたはジメチルホルムアミドのよ
うな溶媒が使用される。ピラジンアミドエステルは、水
で希釈することによって単離される。このものは、エタ
ノールのような適当な溶媒からの再結晶によって精製す
ることができる。
p=1である式■のピラジンアミドアミンは、式■の特
別のピラジンアミドエステルをエチレンジアミンと混合
しく2倍過剰)、100’cまでの温度、望ましくは約
40°Cで1〜24時間加熱することによって製造され
る。アルコール、たとえば2−グロパノールのような溶
媒を加えるかまたは過剰のアミンを溶媒として使用する
ことができる。所望の反応生成物は、溶媒および過剰の
ジアミンを蒸発させることによって回収される。
p=1である式■のピラジンアミドアミンの他の製造法
は、適当に保護されたアミノ基(たとえばフタルイミド
またはt−ブチルオキシカルボニル(BOC)として)
の1つの有する脂肪族ジアミンで開始する。かかる化合
物は、QがBOCまたはフタルイミドのような適当な保
護基である式X■ : H2N −(CH2)2  NH−Q        
XIIIに示されている: このモノ保護ジアミンを、 HaQがクロロ1プロそま
たはヨードである式X■: Ha 12  (CH2)n  CHa Q     
    X IVのハロアルカノイルハライドを用い、
テトラヒドロ7ランまたはジオキサンのような溶媒中で
トリエチルアミンまたは炭酸カリウムまたは4−メチル
モルホリンのような酸捕捉剤のような存在で外界温度で
アシル化すると、式Xv:HaQ (CH2)n  C
NH(CH2)2−NHQv のアシル化ジアミンが得られ、このものは蒸留により精
製することができる。式■の適当なピラジンアミドを、
式Xvのアシル化ジアミンおよびトリエチルアミンまた
は炭酸カリウムのような塩基を用い、それだけかまたは
テトラヒドロフランまたはジメチルホルムアミドのよう
な溶媒中でアルキル化すると、p−1である式: %式% の適当に保護されたピラジンアミドアミンが得られ、こ
のものは水で希釈することによって単離される。このも
のは、適当な溶液からの再結晶によって精製することが
できる。保護基Qを除去すると、p−tである式■の相
応するピラジンアミドアミンが得られる。
p−oである弐■のピラジンアミドアミンは、Ha12
がヨード、ブロモまたはクロロであり、Qが適当な保護
基、たとえばフタルイミドまたはたとえば、式Xffa
 : Br  CH2CH2N  BOCXIIaに示されて
いるようなt−ブチルオキシカルボニル(B OC)で
ある式XII : の脂肪族ハロアミンを、式■の特別なピラジンアミドお
よび炭酸カリウムまたはトリエチルアミンのような塩基
と、室温で1〜5日間混合することによって製造される
。メタノールまたはジメチルホルムアミドのような溶媒
が使用される。p−oである式XVIの保護されたピラ
ジンアミドアミンは、水で希釈することによって単離さ
れる。このものはエタノールのような適当な溶媒からの
再結晶によって精製することができる。保護基Qを除去
すると、p−0である式■の相応するピラジンアミドア
ミンが得られる。
また、p−0である式■のピラジンアミドアミンは、式
■の特別なビラジイルイミダピリドを式xX: N H2−(CH2)2−N−(CH2)2−N H2
X の脂肪族ジアミンと、テトラヒドロフランのような溶媒
中で混合することによって製造することができる。所望
の反応生成物は、溶媒を蒸発させて生成物を得ることに
より回収される。(選択された脂肪族トリアミンの製造
については米国特許第3201472号参照)。
式■の中間体フェノール化合物および式X■の関連する
エーテルは、芳香族およびヘテロ芳香族化学の慣用法に
よって製造することができる。たとえば英国特許用1[
No、GB 2067195Aには、R9がメチルであ
り、RIOがCOOCH3であり、Xがメチレンであり
、mが1である式X■: のエステルを、R9がメチルであり、R10が−C(C
H3)2Clであり、Xがメチレンであり、mが1であ
る式X■の相応するカルビノールに変え、次いで100
℃で85%リン酸を用いて酸触媒連化すると、R5およ
びR6が水素であり、R9がメチルであり、Xがメチレ
ンであり、mが1である式X■の相応するインダンが得
られることが記載されている。メチルエーテルは63%
臭化水素酸の還流を用いて開裂して、R5およびR6が
水素であり、Xがメチレンであり、mが1である式■の
相応するフェノールを与え、該フェノールはさらになか
んず<R5がアセチルおよびブロモである式■の相応す
るフェノールに変換された。
実施例には、R5およびR6が水素であり、R9がメチ
ルであり、Xが酸素であり、mが12および3である式
X■のエーテルを、R10が一〇(CH3)20Hであ
る式XUの相応するエーテル(R10が−COOCH3
である相応するエステルから製造)から、望ましい試薬
五酸化リンを用いる外界温度における酸触媒化によって
製造することが記載されている。(熱85%リン酸の使
用は環化よりもむしろ破壊をもたらす)。
R5およびR6が水素である式X■のエーテルを、R5
およびR6の1つが基Z(所望の場合)であり、R58
よびR8の他方が基RCO(所望の場合)である所望の
式X■のエーテルまたは式■のフェノールに変換するの
は、実施例に記載されたように、適当な順序のホルミル
化(R−水素に対して)またはアセチル化(R−メチル
に対して)(所望の場合)、基2の導入(所望の場合)
、およびエーテルの開裂(所望の場合)によって実施す
ることができる。
R5およびR6の1つが基2であり、R5およびR8の
他方が式■の基であり、R9が低級アルキルである式X
■のエーテルは、R5およびReの1つが基2であり、
R5およびR6の他方が式: RCO−の基である相応
する式X■のエーテルおよび式■の適当なアミンから、
上記の方法(A)と類似の方法を用いる還元アルキル化
によって製造することができる。
式X■のエーテルまたは式■のフェノール中に含有され
ている式: RCO−の基は、常法によって式: RC
HQ−の基に変えることができる。
R5およびR6の1つが基Zであり、R5およびR6の
他方が式: H2N−(CH))2− NH−CHR−
である式■のフェノールは R5およびR6の1つが基
2であり、R5およびR6の他方が式: RCO−の基
である式■の相応するフェノールから、上記の方法(A
)と類似の方法を用いるχmのアミンを還元アルキル化
し、引き続き保護基Qを除去することによって製造する
ことができる。
R5およびR6の1つが基Zであり、R5およびR6の
他方が式X■の基である式■の中間体イミンは R5お
よびR6の1つが基Zであり R5およびR6の他方が
式: HCO−の基である弐■の適当、なアミンおよび
式■の相応するフェノールを常法により生成することに
よって製造することができる。
R5およびHBの1つが基Zであり、R5およびReの
他方が式: HIIN−(C1(2)!−N(R4)−
(CH2)2− NH−CHR−である式■のペンジル
トリアミンは、式XXの特別な脂肪族トリアミンを、R
5およびR6の1つが基Zであり、R5およびR6の他
方が式: RCO−の基である式■の適当なカルボニル
化合物で、上記の方法に(A)に記載したと類似の方法
を用いて還元アルキル化することによって製造される。
生成物は、炭化水素溶媒からの晶出によって精製するこ
とができる。
薬学的認容性塩は、技術的に公知の標準法を用いて、た
とえば式■の化合物を、たとえば硫酸、塩酸またはクエ
ン酸のような生理的認容性アニオンを生じる適当な酸と
反応させることによって得ることができる。
上述したように、本発明の化合物またはその塩は、高血
圧の治療において、とくに利尿剤、殊にカリウム保存性
利尿剤として有用である。
弐■の化合物は、新規疾病モデルの発現および検定のた
めの薬物学的標準品および高血圧を治療するための新規
治療剤の開発において使用するための効力検定品として
価値がある。
上記疾病の1つまたは幾つかの治療において使用する場
合、弐■の化合物またはその塩は、一般に上述したよう
な式■の化合物またはその塩を、薬学的認容性希釈剤ま
たは担体と一緒に含有する適当な医薬組成物として投与
することができ、該組成物は選択された特別な投与経路
に適合される。かかる組成物は本発明の別の特徴として
提供される。これらの組成物は、慣用方法および賦形剤
および結合剤を使用することによって得られることがで
き、種々の調剤形であってもよい。たとえば、これらは
経口投与のため錠剤、カプセル、溶液または懸濁液の形
;直腸投与のため生薬の形;静脈内または筋肉内注射ま
たは注入による投与のため滅菌溶液または懸濁液の形;
およびラクトースのような薬学的認容性の不活性固形希
釈剤と一緒に粉末の形であってもよい。
経口投与のためには、弐■の化合物まt;はその塩25
0+xgまで(および代表的には5〜100 mg)を
含有する錠剤またはカプセルを便利に使用することがで
きる。同様に、静脈内または筋肉内注射または注入のた
めには、弐■の化合物またはその塩10%W/Wまで(
および代表的には0.05〜5%w/w)を含有する滅
菌溶液または懸濁液を便利に使用することができる。
投与される弐■の化合物またはその塩の用量は、必然的
に、投与経路および治療下の患者の症状の強弱および寸
法および年令を考慮して、技術的に周知の原理によって
変える。しかし、一般に、弐■の化合物またはその塩は
温血動物(ヒトのような)に投与され、たとえば0.0
5〜25mg/kg(および通常0.5〜long/k
g)の範囲内の用量が摂取させる。
弐■の化合物の利尿およびカリウム保存特性は、標準試
験を用いて説明することができる。
試験A: 方法:牝のピーグル犬を公立繁殖試験場から選択(体重
9.0〜13.0kg)に保証付ドッグフードの特別制
限食および一罐の九方ダイエツトCP/ D)  ドッ
グ7−ドを取らせ、トレーニングの適性を観察する。ト
レーニングのための犬はこのグループから選択する。l
ないし2週間にわたって、犬を金網懸吊支持スタンドに
軽度の束縛、立ったまたは座った姿勢に対する耐性を徐
々につけさせる。懸吊時間は約9時間である。また、尿
膀胱カテーテル挿入の緩和受容性も、トレーニング期間
中に達成される。滅菌ノ(ルデックス7オレ−(Bar
dex foley)カテーテルサイズ8,10小児用
)を使用する。水に自由に飲む意識のある牝のピーグル
犬を一晩つなぐ。犬を懸吊支持スタンド(Al ice
 King Chatham)に入れ、カテーテル挿入
する。約30分の短い平衡時間が、膀胱から排泄さるべ
き残尿時間を与える。自然に排泄される尿は50m12
のあらかじめ秤量した管(Falcon)中に集める。
1時間の2つの制御時間に試験化合物または対照利尿剤
を含有するゼラチンカプセルの経口投与が続く。また、
若干の化合物は、1Oaff量で経口摂食管により投与
する。水増量は行なわなし1゜自然排泄尿を付加的に6
時間集め、合計採集時間は8時間である。あとで、犬は
ケージに戻し、餌および水を与える。実験はそれぞれの
犬に対し2週間ごとに1回実施し、こうして試験の間の
適切な回復を確保する。尿試料を秤量し、体積を測定す
る。翌日、尿電解質(ナトリウムカリウム、塩素イオン
)の−分析を行なう。尿電解質の分析は、通常のカリウ
ムの損失が存在しないことを除き、他の利尿剤と類似の
結果を示した。
試験B: 方法:マーシャル・アニマルφ7アシリテイ(Marc
hall Animal Facility)またはホ
ワイト・イーグル・ラボラトリイズ(White Ea
gleLaborator 1es)から得たピーグル
犬を利用する。健全な牡および/または牝の体重9〜1
3kgのビーグルを、獣医学サービス(Verteri
naryService)のための標準操作法(S O
P)による犬舎に入れ、−罐の子犬制限量処方ダイエツ
ト(D/ D)  ドッグフードを補充した保証付トラ
イドッグフードの制限量を取らせ、水は自由に飲ませる
。基礎濃度電解質の測定を企てる前にこの食飼制限状態
で最低2週間の平衡期間が必要である。
実際の薬剤投与をはじめる前に、基礎濃度電解質の範囲
を確かめるために6つの対照血液試料を得る。対照試料
を、血MK+濃度で稠度を評価し、K” 0.25 m
Egよりも低い範囲が通常望ましい。歴史的に、4.0
0〜4.30mEgの範囲内の血!RK+濃度が得られ
た。これらの値に接近しない犬は、通常研究から除外す
る。
サンプリング法:血漿試料は、伏在静脈または頚静脈か
ら静脈穿刺によって得る。5ccの試料を得るため、2
0ゲージの針を有する5ccの注射器を使用する。試料
を1000単位のヘパリン100μαと共に保存する。
試料を2500 r、P、+ct’ 10分間遠心分離
する。次いで、血漿、を適当に標示した管にピペットで
入れ、すべての試料を電解質決定を待つため冷凍する。
薬剤の投与時間剤および調製:対照試料を分析した後、
犬を1グループあたり最小4匹の犬を許容するグループ
にランダムに分ける。試験化合物を基剤1kgあたり1
mgに調合する。サイズ“2″且および”3”00のゼ
ラチンカプセルを使用する。また、若干の化合物は経口
摂食管により投与する。化合物は超音波処理により食塩
水101112に懸濁させる。犬の目方は、3日にわた
る対照物値を平均することによって決定する。薬剤投与
のための日時は、研究を通じて一貫している。試料は4
日目、7日目、11日目、14日目および21日目およ
び28日目に要求される。投与は午前中ば(午前10時
ないし午前11時)に行ない、投与から約3時間後(午
前1時ないし午後2時)に血漿を採取る(薬剤カプセル
は、経口的に投与し、次いで装着した経口投与針を有す
る注射器から水5〜10mQを投与する)。微量へマド
クリット毛細管を用いてヘマトクリットをとり、続く血
漿試料の採取物を直接に読む。
データの評価:血漿試料をカリウムにつき、上記に記載
したようにして分析し、血清カリウムに実質的変化を示
さない。
一般に試験した本発明の化合物はカリウム保存性利尿剤
としてのプロフィルを示した。試験した本発明の化合物
は、推奨される治療用量の数倍の用量での経口投与によ
る明白な中毒徴候を示さなかった。
本発明を、次の非限定的実施例によって説明するが、実
施例においては別記しない限り、(i)  すべての操
作は室温または外界温度、つまり18〜25℃の範囲内
の温度で実施した;(ii)  溶媒の蒸発は、回転蒸
発器を使用し、減圧(600〜4000パスカル;4.
5〜30m*Hg)下に、60℃までの浴温で実施した
;(iii)  フラッシュクロマトグラフィーは、メ
ルク社のシリカゲ、ル(Merck Kieselge
I ; Art 9385)で実施し、カラムクロマト
グラフィーはメルク社のシリカゲル60(Art773
4)で実施した; [これらの物質は西ドイツ国ダルム
シュタット在イー・メルク社から得た] ;薄層クロマ
トグラフィー(TLC)はアナルテり0−25mmシリ
カゲルGHLF板(Art21521)(米国プラウエ
ア、ニューアーク在Anal(ech社から入手可能)
で実施した:(iv)  一般に、反応の経過は薄層ク
ロマトグラフィー(TLC)により追跡し、反応時間は
説明のためにだけ記載する; (v)  融点は未補正であり、(d)は分解を指示す
る;記載した融点は記載したように製造した物質につき
得られたものである;多形は異なる融点を有する物質を
若干の調製品に単離する結果となる; (vi)  すべての最終生成物は、TLCおよび微量
分析データにより実質的に純粋であった;(vii) 
 収率は説明のためにだけ記載する;(vn+)  減
圧は絶対圧としてパスカル(Pa)で記載し;他の圧力
はゲージ圧としてバールで記載する; (ix)  化学記号はその通常の意味を有する;次の
略号も使用されている: ■(容量)、W(重量)、mp(融点)、Q (リット
ル)、m(2(ミリリットル)、g (グラム)、mg
(ミリグラム); (x)  溶媒比は容量:v/vで記載されている:(
xi)TLC溶媒系:溶媒系A:メタノール対トリエチ
ルアミン対塩化メチレン−25:5ニア0(v/v/v
) (xii)  若干の化合物は、文字、たとえば実施例
における後引用のための(A)によって示されており;
かつ (xi)有機相の乾燥は、硫酸ナトリウムと共に撹拌す
ることによって達成された。
[実施例] 例1 ド (a)  エタノール70mQおよび塩化メチレンlO
mQ中の3,5−ジアミノ−N−[2−[(2−アミノ
エチル)メチルアミノ]エチル]−6−クロロビラジン
カルポキサミド(A)1.82g(6,32ミリモル)
と、6−プロモー1゜■−ジメチル−5−ヒドロキシイ
ンダン−4−カルボキシアルデヒド(B) 1.70 
g (6,32ミリモル)との混合物を周囲温度で1時
間撹拌した。ホウ水素化ナトリウム0.29g(7゜5
8ミリモル)を添加し、反応混合物を15分間撹拌した
。溶液を蒸発させ、残分を水と塩化メチレンとの間に分
配させた。有機相を乾燥し、蒸発させた。残分を、溶離
剤として、水酸化アンモニウム:メタノール:塩化メチ
レン0.2: 3:96.8(v/v/v)を用いるシ
リカゲル150gでクロマトグラフィーにかけた。エー
テルと擦した後に、表題化合物2.62g(4,84ミ
リモル、77%)が得られた;融点134〜136℃。
分析: Cl2H31BrC(2N70i+の計算値:C,48
,85;  H,5,78;  N 、18.13実 
 測  値 : C、48,87; H、5,79; N 、 18.1
5(b)  例1aからの物質を、メタノール中で塩酸
塩に変えた;融点173〜175°C0分析: C22H31BrCQN702.2HCI2.LH20
の計算値:C、41,82; H、5,5g 、 N 
、 15.52実  測  値 : C、41,99; H、5,40、N 、 15.62
(c)  出発物質(A)を次のように得た:テトラヒ
ドロフラン70oIIIQ中のN−(2−アミノエチル
)−N−メチル−1,2−エタンジアミン84.0 g
 (0,744モル)(この化合物を得る方法について
は米国特許第3201472号明細書参照)の撹拌溶液
に1−(3゜5−ジアミノ−6−クロロピラジノイル)
−イミダゾール88.6 g (0,372ミリモル)
を10回に分けて1.5時間にわたり添加した。
周囲範囲温度で1時間後、この反応混合物を濾過し、濃
縮して300mQにした。この溶液をエーテル1.41
2に、強力に撹拌しながら滴加した。固体を濾過し、エ
ーテルで洗浄し、乾燥した。3,5−ジアミノ−N−[
2−[(2−アミノエチル)メチルアミノ]エチル] 
−6−クロロピラジンカルボキサミド74.3gC0,
258モル、70%)が得られた。試料をシリカゲルの
パッドを通して濾過し、メタノール:アンモニアガスの
飽和された塩化メチレン5:95(v/v)で溶離させ
た;融点138〜139.5℃。
分析: CIQHIBC12N70の計算値: C,41,74、H,6,31;  N 、34.07
実  測  値 : C,41,53;  H,6,15;  N 、33.
72(d)  出発物質(B)を次のように得た二〇−
ブロモー1.1−’;メチルインダン−5−オール7.
87 g (32,6ミリモル)(この化合物を得る方
法については英国特許第2067I95号明細書参照)
とへキサメチレンテトラミン7.16 g(51,0ミ
リモル)との混合物をトリフルオロ酢酸100mff中
で5時間還流させた。この溶液を周囲温度で冷却し、水
300mQで希釈した。この水性残分を塩化メチレンで
抽出した。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄
し、乾燥し、蒸発させた。残分を溶離剤としてヘキサン
からエーテル:ヘキサンl:99(v/v)までの勾配
を用いてシリカゲル100gでクロマトグラフィーにか
けた。6−ブロモ−1,1−ジメチル−5−ヒドロキシ
インダン−4−カルボキシアルデヒド1.7g(6,3
2ミリモル、19%)が淡黄色の固体として得られた;
融点142〜143℃。
分析: Cl2J3Br02の計算値: C、53,55i H
、4,87実   測   値 :  C,53,58
;  H,4,87例2−5 例1に記載した方法を繰り返すが、式1][[た%式% 表Iに示した値を表わすJの相応するベンズアルデヒド
を用いて式■[ただしR1=■、A=(1,R4−CH
3、P−0、R−H,R”−BrおよびXおよびmは第
1表に示した値を表わす]の生成物が得られた: 第1表 2   CH21141−142682Hca3   
0  1  131−132  27    ショウ酸
塩4   0  2  143.5−144.5 86
   2HC12503139,5−140,5792
HCI2例6 例2で用いたベンズアルデヒドを次のように製造した: (a)5−メトキシ−1,1−ジメチルインダン10.
60g(60,0ミリモル)(この化合物を得る方法に
ついては英国特許第2067195号明細書参照)とジ
メチルホルムアミド6゜5g(90,0ミリモル)との
混合物に、三塩化ホスホリルl 1.5g (75,0
ミリモル)を添加した。この混合物を100℃で5時間
加熱した。この反応混合物を周囲温度に冷却し、氷10
0g上へ注いだ。水性残分をエーテルで抽出した。有機
相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥し、蒸
発させた。この残物を、溶離剤としてヘキサンから2:
98(v/v)のエーテル:ヘキサンの勾配を用いてシ
リカゲル70gでクロマトグラフィーにかけた。l。
l−ジメチル−5−メトキシインダン−6−カルポキシ
アルデヒド4.86 g (23,8ミリモル、40%
)がヘキサンから晶出させた後に白色固体として得られ
た。融点51〜52℃。
分析: C13■!602の計算値: C、76,44: H、
7,89実   測   値:  C,76,23i 
 H,7,81(b)  塩化メチレン25峠中の1.
1−ジメチル−5−メトキシインダン−6−カルポキシ
アルデヒド4.25g (20,8ミリモル)の、氷水
浴で冷却した溶液に三臭化ホウ素22mQ(22,0ミ
リモル、塩化メチレン中でIM)を添加した。1時間撹
拌した後に、反応混合物を氷水100ia中に注ぎ込ん
だ。有機相を乾燥し、蒸発させた。残分を溶離剤として
ヘキサンを用いて、シリカゲル50gのクロマトグラフ
ィーにかけた。1.l−ジメチル−5−ヒドロキシイン
ダン−6−カルポキシアルデヒド3.37g(17,7
ミリモル、85%)が白色固体として得られた、融点4
0〜40.5℃。
分析: Cl2Hj402の計算値: C、75,76、H、7
,42実   測   値 :  C,75,62; 
 H,7,42(c)  塩化メチレン50mff中の
1.1−ジメチル−5−ヒドロキシインダン−6−カル
ボキシアルデヒド3.1g(16,3ミリモル)とN−
ブロモスクシンイミド3.1 g (17,4ミリモル
)の溶液を周囲温度で2日間撹拌した。水50m(tを
添加した。有機相を乾燥し、蒸発させた。残分を、溶離
剤としてのヘキサンから2二〇8 (V/V)のエーテ
ル:ヘキサンまでの勾配を用いてシリカゲル20gを通
して濾過した。
4−ブロモー1.1−ジメチル−5−ヒドロキシインデ
ン−6−カルボキシアルデヒド4.Og(14,8ミリ
モル、91%)が、エタノールから晶出させた後に黄色
結晶として得られた、融点77.5〜78.5℃。
分析: Cl2H13Br02の計算値: C、53,55; 
H、4,87実   測   値 :  C,53,3
1;  H,4,86例7 例3で使用したベンズアルデヒドを次のように製造した
: (a)  エーテル750mff中のメチル2−(3−
メトキシフェニル)アセテート51.0g(0゜26モ
ル)の、氷水浴中で冷却した溶液にエーテル中のメチル
マグネシウムプロミド22m12(0゜65ミリモル、
2.9M)の溶液を滴加した30分後、反応混合物を2
N塩酸500mΩ中へ注ぎ込んだ。有機相を乾燥し、蒸
発させた。
残分を真空で蒸発させると、1−(3−メトキシフェノ
キシ)−2−メチル−2−プロパツール49.0 g 
(0,25モル、96%)が無色油状物として得られた
。沸点115〜135℃(33Pa)。
(b)  このアルコールの試料をp−ニトロ安息香酸
エステルに変えた、融点84〜86℃。
分析: Cl8H19NOBの計算値: C,62,60; H
,5,55: N 、4.06実  測  値: C,
62,82、H,5,61; N 、4.04(C) 
 メタンスルホン酸500mα中の五酸化リン50g(
0,352モル)の溶液に、1−(3−メトキシフェノ
キシ)−2−メチル−2−プロパツール20g (0,
101モル)を30分間にわたり滴加した。反応混合物
を周囲温度で3時間撹拌した。反応混合物を氷水1.!
M中に注ぎ込み、エーテルで抽出した。合せた抽出物を
乾燥し、蒸発した。残分を、溶離剤としてヘキサンから
10 : 90 (v/v)のエーテル:へキサンまで
の勾配を用いてシリカゲル500gで濾過した。2.3
−ジヒドロ−6−メドキシー3.3−ジメチルベンゾフ
ラン13.2g(74,06ミリモル、72%)が得ら
れたこの物質をトルエン75m12中に溶かし、ジメチ
ルホルムアミド8.12g (0,11モル)を添加し
た。この混合物を氷冷浴で冷却し、三塩化ホスホリン1
4.23 g (92,8ミリモル)を滴加した。この
反応混合物を3時間還流加熱した。この反応混合物を周
囲温度に冷却し、2N水酸化ナトリウム溶液300+m
12中に注ぎ込んだ。有機相をIN塩酸、水、飽和塩化
ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。残分を
、溶離剤としてヘキサンから25ニア5(v/V)エー
テル:ヘキサンまでの勾配を用いてシリカゲル150g
のクロマトグラフィーにかけた。2,3−ジヒドロ−6
−メドキシー3.3−ジメチル−5−ベンゾフランカル
ボキシアルデヒド10.3g(49,9ミリモル、68
%)が白色結晶として得られた;融点75〜76℃。
分析: Cl2H1403ノ計算値: C、69,89; H、
6,84実   測   値 :  C,69,92;
  H,6,74(d)メチレンクロリド250I中の
2,3−ジヒドロ−6−メドキシー3,3−ジメチル−
5−ペンシイフランカルボキシアルデヒド10゜4g(
50,4ミリモル)の、−78℃に冷却した溶液に三臭
化ホウ素51.0+*l2(51,0ミリモル、メチレ
ンクロリド中IM)を滴加したこの反応混合物を周囲温
度まで温め、1日撹拌した。この反応混合物を水500
mQ中に注ぎ込んだ。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム
溶液で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。残分を、溶離剤と
して2 : l (V/V)のヘキサン:メチレンクロ
リドからメチレンクロリドまでの勾配を用いて、シリカ
ゲル250gのクロマトグラフィーにかけた。2,3−
ジヒドロ−6−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−5−ベ
ンゾ7ランカルポキシアルデヒド5.77g(30゜0
49モル、59%)が白色固体として得られた。融点1
00〜102℃。
分析: C11H1203の計算値: C、68,74; H、
6,29実   測   値:  C,68,75; 
 H,6,29(e)  塩化メチレン135m12中
の2.3−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−3,3−ジメチ
ル−5−ベンゾフランカルボキシアルデヒド g(27.4ミリモル)とN−ブロモスクシンイミド5
.8 6 g (3 2.9ミリモル)の溶液を周囲温
度で3時間撹拌した。水40(JyrQを添加した。有
機相を乾燥し、蒸発させた。残分を20:80(v/v
)のエーテル:ヘキサンから40 : 60 (V/V
)エーテル:ヘキサン溶離剤を用いてシリカゲル1 5
0gのクロマトグラフィーにかけた。7−ブロモ−2.
3−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−5
−ペンシイ7ランカルポキシアルデヒド7、0g(25
.8ミリモル、94%)が得られた。試料をトルエンか
ら晶出させた、融点152〜154℃。
分析: C1tH11Br03の計算値: c 、 48.73
 ; H 、 4.09実  測  値:  C 、4
8.87 ;  H 、4.12例8−9 例4および例5で使用したベンズアルデヒドは次のよう
に製造した。
(a)  例7aで使用した方法を繰り返すが、それぞ
れメチル3−(3−メトキシフェノキシ)プロピオネー
トおよびメチル4−(3−メトキシフェノキシ)ブチレ
ートを使用すると、それぞれ表■に示したような1−(
3−メトキシフェノキシ)−3−メチル−3−ブタノー
ル(例8a)およびl−(3−メトキシフェノキシ)−
4−メチル−4−ペンタノール(例9a)が生じl二。
(b)  前記アルコールは、さらにそれぞれp −二
トロ安息香安エステルとして第■表に示したような特徴
を示した。
第  ■  表 C,64.37;H,6.19;N,3.71(C) 
 例7cで用いた方法を繰り返すが、それぞれ例8aお
よび例9aの3−メトキシアルコールを用いると式X■
[ただしR5−CHO、R8−H, R9−CI(3、
X−Oおよびmは第■表に示した値を表わす]の相応す
る生成物が生じた。
第  ■  表 (cl)例7dの方法を繰り返すが、例80および9c
の生成物を用いると式n[ただし R5−CHo、 R
6−H,X−0およびmは第■表に示した値を表わす]
の生成物が生じた。
第  ■  表 カプセル剤: 各カプセル剤は次の組成を有する: 物  質                   混合
物35伽gあたりの量大■の化合物         
          120.0mg。
ラクトース(National Formulary 
(NF) Fast Flo)     175.0m
g。
ナトリウムデンプングリコレートθJF)      
     18.0mg。
予めゼラチン化したデンプン(NF)        
    35.0mg。
ステアリン酸マグネシウム(NF)         
      2.0mg。
(e)  例7eの方法を繰り返すが、例8dおよび9
dの生成物を用いると式n[ただし、R5−CHO5R
’=Br、X−Oおよびmは第7表に示した値を表わす
]の生成物が生じた。
第  v  表 例10 ステアリン酸マグネシウムを除いた前記の全ての物質を
適当な篩、たとえば20メツシユで篩別し、約5分間ミ
キサー中で混合した。次いでステアリン酸マグネシウム
を適当な篩、たとえば40メツシユで篩別し、次いで篩
別したステアリン酸マグネシウムを混合材料に添加し、
2分間混合した。混合粉末を適当な相応する標識コンテ
ナー(1abelled container)中に入
れ、所望の2個の硬質ゼラチンカプセル(サイズ#0)
中に入れた。
例11 カプセル剤: 各カプセル剤は次の組成を有する: 物  質                  混合物
350mgあたりの量大■の化合物         
          120.軸g。
ラクトース(National formulary 
(NF) Fast Flo)     175.軸g
微結晶セルロース                 
  18.0mg。
予めゼラチン化したデンプン(NF)35.軸g。
ステアリン酸マグネシウム(NF)         
      2.kg。
ステアリン酸マグネシウムを除き、前記物質を適当な篩
、例えば20メツシユで篩別し、約5分間ミキサー中で
混合した。ステアリン酸マグネシウムを適当な篩、たと
えば40メツシユで篩別し、次いで篩したステアリン酸
マグネシウムを混合物質中に添加し、2分間混合した。
混合粉末を適当な相応する標識コンテナー中に入れ、所
望の2個の硬質ゼラチンカプセル(サイズ#0)中に入
れた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式III ▲数式、化学式、表等があります▼III [式中R^1およびR^2の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり、; R^1およびR^2の他方は式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (ここでAはクロロまたはブロモであり、R^4は水素
    または(1−5C)アルキルであり、nは1または2で
    あり、pは0または1でありかつRは水素またはメチル
    である)で示される基であり; Xはメチレン、酸素または硫黄であり; mは1、2または3である]で示される化合物および薬
    学的認容性塩。 2、R^4、R^1^0およびR^1^1の各々が独立
    に水素、メチル、エチルまたはプロピルである、請求項
    1記載の化合物。 3、R^4がメチルである、請求項1記載の化合物。 4、Zがブロモである、請求項1記載の化合物。 5、Aがクロロである、請求項1記載の化合物。 6、R^4がメチルであり、Zがブロモであり、Aがク
    ロロである、請求項2記載の化合物。 7、3,5−ジアミノ−N−[2−[[2−[[(6−
    ブロモ−2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−1,1−
    ジメチル−1H−インデン−4−イル)メチル]アミノ
    ]エチル]−メチルアミノ]エチル]−6−クロロピラ
    ジンカルボキサミドまたはその薬学的認容性塩である、
    請求項1記載の化合物。 8、3,5−ジアミノ−N−[2−[[2−[[(9−
    ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−8−ヒドロキ
    シ−5,5−ジメチル−1−ベンズオキセピン−7−イ
    ル)メチル]アミノ]−エチル]メチルアミノ]エチル
    ]−6−クロロピラジンカルボキサミドまたはその薬学
    的認容性塩。 9、請求項1記載の化合物またはその薬学的認容性塩の
    カリウム保存性排尿促進量および薬学的認容性希釈剤ま
    たは担体を含有してなる、カリウム保存性利尿調剤。 10、式X I ▲数式、化学式、表等があります▼X I 〔式中R^4は水素または(1−5C)アルキルであり
    、Pyzは式V: ▲数式、化学式、表等があります▼V (Aはクロロまたはブロモである)の基であり、nは1
    または2であり、pは0または1である]で示されるア
    ミンを式XII: ▲数式、化学式、表等があります▼XII [式中R^5およびR^6の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり;R^5および
    R^6の他方は式:RCO−であり;Xはメチレン、酸
    素または硫黄であり、mは1、2または3である]で示
    されるカルボニル化合物で還元アルキル化し、その後薬
    学的認容性塩が所望の場合には式IIIの化合物を生理的
    認容性アニオンを与える酸と反応させることを特徴とす
    る請求項1から9までのいずれか1項記載の化合物また
    はその薬学的認容性の製造方法。11、式X I ▲数式、化学式、表等があります▼X I 〔式中R^4は水素またはメチルであり、Pyzは式V
    : ▲数式、化学式、表等があります▼V (Aはクロロまたはブロモである)の基であり、nは1
    または2であり、pは0または1である]で示されるア
    ミンを式XII: ▲数式、化学式、表等があります▼XII [式中R^5およびR^6の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり;R^5および
    R^6の他方は式:RCHCl−であり、Xはメチレン
    、酸素または硫黄であり、mは1、2または3である]
    で示されるハロゲン化ベンジルでアルキル化し、その後
    薬学的認容性塩が所望の場合には式IIIの化合物を生理
    的認容性アニオンを与える酸と反応させることを特徴と
    する請求項1から9までのいずれか1項記載の化合物ま
    たはその薬学的認容性の製造方法。 12、式X I ▲数式、化学式、表等があります▼X I [式中R^4は水素またはメチルであり、Pyzは式V
    : ▲数式、化学式、表等があります▼V (Aはクロロまたはブロモである)の基であり、nは1
    または2であり、pは0または1である]で示されるア
    ミンおよび式:RCHOで示されるアルデヒドを式XI
    I: ▲数式、化学式、表等があります▼XII [式中R^5およびR^6の1つが基Zであり、R^5
    およびR^6の他方が水素であり、Zはクロロ、ブロモ
    、ヨード、トリフルオロメチル、メチルスルホニルまた
    は式:−SO_2NR^1^0R^1^1のアミノスル
    ホニルであり、R^1^0およびR^1^1は独立に水
    素または(1−5C)アルキルであり、Xはメチレン、
    酸素または硫黄であり、mは1、2または3である]で
    示される化合物と反応させ、その後薬学的認容性塩が所
    望の場合には式IIIの化合物を生理的認容性アニオンを
    与える酸と反応させることを特徴とする請求項1から9
    までのいずれか1項記載の化合物またはその薬学的認容
    性の製造方法。 13、式III ▲数式、化学式、表等があります▼III 〔式中R^1およびR^2の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨードであり、;R^1およびR^2の
    他方の式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (ここでAはクロロまたはブロモであり、R^4は水素
    または(1−5C)アルキルであり、nは1または2で
    あり、pは0または1でありかつRは水素またはメチル
    である)で示される基であり; Xはメチレン、酸素または硫黄であり; mは1、2または3である]で示される化合物またはそ
    の薬学的認容性の製造方法において、式XII ▲数式、化学式、表等があります▼XII [式中R^5およびR^6の1つは水素であり、R^5
    およびR^6の他方は式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (ここでAはクロロまたはブロモであり、R^4は水素
    または(1−5C)アルキルであり、nは1または2で
    あり、pは0または1でありかつRは水素またはメチル
    である)で示される基であり;Xおよびmは上記のもの
    を表わす]で示される化合物をハロゲン化し、その後薬
    学的認容性塩が所望の場合には式IIIの化合物を生理的
    認容性アニオンを与える酸と反応させることを特徴とす
    る請求項1から9までのいずれか1項記載の化合物また
    はその薬学的認容性の製造方法。 14、式XVIII ▲数式、化学式、表等があります▼XVIII [式中R^5およびR^6の1つは基Zであり、R^5
    およびR^6の他方が式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (ここでAはクロロまたはブロモであり、R^4は水素
    または(1−5C)アルキルであり、nは1または2で
    あり、pは0または1でありかつRは水素またはメチル
    である)で示される基であり;R^9は低級アルキルで
    あり、Xはメチレン、酸素または硫黄であり;mは1、
    2または3である]で示されるアリールエーテルを適当
    なO−脱アルキル剤でO−脱アルキル化し、その後薬学
    的認容性塩が所望の場合には式IIIの化合物を生理的認
    容性アニオンを与える酸と反応させることを特徴とする
    請求項1から9までのいずれか1項記載の化合物または
    その薬学的認容性の製造方法。 15、式III ▲数式、化学式、表等があります▼III [式中R^1およびR^2の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり、; R^1およびR^2の他方の式IV: (ここでAはクロロまたはブロモであり、R^4は水素
    または(1−5C)アルキルであり、nは1または2で
    あり、pは1でありかつRは水素またはメチルである)
    で示される基であり; Xはメチレン、酸素または硫黄であり; mは1、2または3である]で示される化合物またはそ
    の薬学的認容性塩の製造方法において、式VIII: ▲数式、化学式、表等があります▼VIII [式中R^5およびR^6の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり;R^5および
    R^6の他方は式:H_2N−(CH_2)_2−NH
    −CHR−であり(Rは上記のものを表わす)の基であ
    り、Xはメチレン、酸素または硫黄であり、mは1、2
    または3である]で示されるアミンを式IX:▲数式、化
    学式、表等があります▼IX [式中Lは低級アルキル基であり、Pyzは式V: ▲数式、化学式、表等があります▼V の基であり、A、R^4およびnは上記のものを表わす
    ]で示されるエステルでアシル化し、その後薬学的認容
    性塩が所望の場合には式IIIの化合物を生理的認容性ア
    ニオンを与える酸と反応させることを特徴とする請求項
    1から9までのいずれか1項記載の化合物またはその薬
    学的認容性の製造方法。 16、式III ▲数式、化学式、表等があります▼III [式中R^1およびR^2の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり、; R^1およびR^2の他方は式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (ここでAはクロロまたはブロモであり、R^4は水素
    または(1−5C)アルキルであり、nは1または2で
    あり、pは1でありかつRはメチルである)で示される
    基であり;Xはメチレン、酸素または硫黄であり; mは1、2または3である]で示される化合物またはそ
    の薬学的認容性塩の製造方法において、式XII: ▲数式、化学式、表等があります▼XII [式中R^5およびR^6の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)アミノスルホニルであり; R^5およびR^6の他方は式XVII: ▲数式、化学式、表等があります▼XVII (ここでPyzは式V: ▲数式、化学式、表等があります▼V の基である)A、R^4、nは上記のものを表わす]で
    示される中間体イミンを適当な有機金属試薬で処理し、
    その後薬学的認容性塩が所望の場合には式IIIの化合物
    を生理的認容性アニオンを与える酸と反応させることを
    特徴とする請求項1から9までのいずれか1項記載の化
    合物またはその薬学的認容性の製造方法。 17、式III ▲数式、化学式、表等があります▼III [式中R^1およびR^2の1つは基Rであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり、; R^1およびR^2の他方の式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (ここでAはクロロまたはブロモであり、R^4は水素
    または(1−5C)アルキルであり、nは1または2で
    あり、pは0でありかつRは水素またはメチルである)
    で示される基であり; Xはメチレン、酸素または硫黄であり; mは1、2または3である]で示される化合物またはそ
    の薬学的認容性塩の製造方法において、式XII: ▲数式、化学式、表等があります▼XII [式中R^5およびR^6の1つは基Zであり、Zはク
    ロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロメチル、メチルス
    ルホニルまたは式: −SO_2NR^1^0R^1^1(ただしR^1^0
    およびR^1^1は独立に水素または(1−5C)アル
    キルである)のアミノスルホニルであり; R^5およびR^6の他方は式:H_2N−(CH_2
    )_2−N(R^4)−(CH_2)_2−NH−CH
    R−の基であり、R、R^4、Xおよびmは上記のもの
    を表わす]で示されるアミンを、式VI ▲数式、化学式、表等があります▼VI (ここでPyzは式V: ▲数式、化学式、表等があります▼V の基である]で示されるピラジノイルイミダゾールでア
    シル化し、その後薬学的認容性塩が所望の場合には式I
    IIの化合物を生理的認容性アニオンを与える酸と反応さ
    せることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1
    項記載の化合物またはその薬学的認容性の製造方法。
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