JPH02193532A - 充電器の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は充電器の制御方法、特に、該充電器の異常発
生後の制御方法に関する。

〔従来の技術〕

第２図は従来の充電器システムをブロック図で示したも
のである。図において、１はバッテリ、２は電力変換装
置からなる充電器であって、商用交流を直流変換してバ
ッテリｌに給電する。３は制御装置であって、バッテリ
１の端子電圧（バッテリ電圧）を監視するとともに、′
充電器２が送出する充電電流を監視し、また、充電器２
の異常の有無を監視する。４は表示・操作盤であって、
盤上の充電開始／停止ボタンＰＢが押圧されると、開始
／停止指令信号を制御装置３に送出する。表示・操作盤
４には、また、運転・異常などの各種の状態表示をする
運転中ランプＬや異常ランプＬｘが設けられており、こ
れらの状態表示ランプは制御装置３からの対応する状態
信号により点灯する。

この構成において、表示・操作盤４の充電開始／停止ボ
タンＰＢが操作されると、充電開始信号が制御装置３に
与えられ、制御装置３は充電開始指令信号５ｔａｒｔを
充電器２に供給する。充電器２は、この充電開始指令信
号５ｔａｒｔにより運転を開始し、充電電流をバッテリ
１に供給し始める。バッテリ１の充電が進み、バッテリ
電圧が制御装置３に設定されている所定電圧（転極点）
まで上昇すると該制御装置３はタイマ時間Ｔｏの主タイ
マをセットし、充電器２は充電電流を第ルベルカラ、こ
れより低レベルの第２レベルへ切替える。所定のタイマ
時間Ｔｏが経過すると、制御装置３は充電完了信号Ｆを
充電器２に送出する。

充電器２は、この充電完了信号Ｆを受けると、運転を停
止する。バッテリ１の充電途中で、上記充電開始／停止
ボタンを再度押圧すれば、制御装置３は充電停止指令信
号５ｔｏｐを充電器２に送出し、充電動作を強制的に停
止する構成となっている。なお、充電器２の運転中は運
転中ランプＬが点灯している。

〔発明が解決しようとする課題〕

このバッテリ１の充電は、通常、夜間に、無人で行わせ
るので、安全性を確保するため、充電器２の異常（故障
）の有無を制御装置３に監視させ、異常が発生した場合
には、充電器２に内蔵する異常検知要素からの異常検知
信号Ｘにより制御装置３が充電器２の運転を停止させる
とともに異常ランプＬｘを点灯させるようにしである。

この為、充電中に侵入したノイズ等によっても上記異常
検知要素が充電器の故障と判断して誤動作し、充電器２
の充電動作が停止してしまうことがあり、バッテリ１の
充電は充電途中で中止されたままとなり、充電不足によ
り翌日の作業に支障を来すような事態が起きるという問
題があった。

この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
充電器の異常誤検知によるバッテリの充電不足を防止し
て、従来に比し、信顧性を高めることがてきる充電器の
制御方法を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記目的を達成するため、充電器の異常発生
後第１の所定時間経過後に充電動作を再開させ、この充
電動作再開後箱２の所定時間内に異常検知信号が検知さ
れた場合を除いて再開された上記充電動作を続行させる
こ構成としたものである。

〔作用〕

この発明では、充電器に異常が発生した場合、充電動作
を所定時間だけ停止させのち、再開させて、再開後の異
常の有無から、この異常が、ノイズのような一過性のも
のを誤検知したのか、継続性のある本来の故障を検知し
たのか否かをチエツクし、誤検知である場合には、充電
動作を継続させるので、誤検知による充電動作の停止は
防止される。

〔実施例〕

以下、この発明の１実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、第２図に示した充電器システムの制御装置３
が、充電器２からの異常検知信号Ｘを受けた場合に実行
するプログラムを示したものであり、このプログラムを
持たせた点において、前記従来のものと相違する。

即ち、本実施例では、制御装Ｒ３が、上記異常検知信号
Ｘを受けると、充電停止指令信号Ｓｔ。

ｐを充電器２に送出して充電器２の運転を停止させると
同時にタイマ時間Ｔ、の第１のタイマをセットして、タ
イマカウントを開始させる。タイマ時間ＴＩが経過する
と、充電開始指令信号５ｔａｒｔを送出すると同時にタ
イマ時間Ｔ２の第２のタイマをセットして、タイマカウ
ント開始させる。

依然として、異常検知信号Ｘが発生していた場合やこの
タイマ時間Ｔ２が経過する前に、再び、異常検知信号Ｘ
を受けた場合には、充電停止指令信号５ｔｏｐを充電器
２に送出するどともに異常ランプＬｘを点灯させる。

上記タイマ時間Ｔ２以内に、異常指令信号が発生しなけ
れば、そのまま充電を続行させる。

この時、前記したタイマ時間ＴＯの主タイマが動作して
いる場合には、該タイマの残時間だけ充電させる。

充電器２か故障していた場合には、タイマ時間Ｔ２のタ
イマのタイマカウントが開始されたのちも、異常検知信
号Ｘが消滅しないから、制御装置３は充電器２に対して
充電停止指令信号５ｔｏｐを送出するが、異常検知信号
Ｘがノイズのような一過性のものを誤検知したことによ
り発生した場合には、タイマ時間Ｔ２中も異常検知信号
Ｘが存在することはないから、充電停止指令信号Ｓｔ。

ｐは発生せず、誤検知に起因する充電動作の停止は防止
される。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明した通り、充電器に異常が発生した
場合、充電動作を所定時間だけ停止させのち、再開させ
て、再開後の異常の有無から、この異常が誤検知による
ものか否かを判断させる構成としたことにより、充電器
の異常誤検知起因するバッテリの充電不足を防止するこ
とができるので、安全性を確保した上で、従来に比し、
信頬性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の動作を説明するための動作
フローチャート、第２図はこの発明を適用する充電器シ
ステムのブロック構成図である。 １・−・バッテリ、２−・−充電器、３−制御装置、Ｐ
ｔ１−ｍ−・充電開始／停止ボタン、Ｌｘ−異常ランプ
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バッテリに充電電流を供給する充電器、上記充電器の給
   電動作を制御し、上記充電器の異常の有無を監視して異
   常発生時に異常検知信号を取り込んで上記充電器の運転
   を停止させる制御装置を備える充電器システムにおいて
   、上記充電器の異常発生後第１の所定時間後に充電動作
   を再開させ、この充電動作再開後第２の所定時間内に異
   常検知信号が検知された場合を除いて再開された充電動
   作を続行させることを特徴とする充電器の制御方法。