JPH02191093A - 自動販売機の商品搬送装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬送装置

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JPH02191093A
JPH02191093A JP1115589A JP1115589A JPH02191093A JP H02191093 A JPH02191093 A JP H02191093A JP 1115589 A JP1115589 A JP 1115589A JP 1115589 A JP1115589 A JP 1115589A JP H02191093 A JPH02191093 A JP H02191093A
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JP
Japan
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shelf
movable
product
plate
commodity
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JP1115589A
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Mikihiro Abe
安部 幹弘
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主としてボトル、缶類等の円筒形または多角
柱形の商品を横倒し状態で縦列に収納し、該収納商品を
上下方向に搬送する自動販売機の商品搬送装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の商品搬送機構を開示するものとして、特
開昭55−88194号公報及び実開昭58−1338
78号公報が知られている。
これら商品搬送装置は、駆動用のモータと、上下方向に
間隔をおいて配置された一対のスプロケットと、該スプ
ロケット間に巻回されたエンドレスチェーンと、該チェ
ーンに所定間隔をおいて取付けられた複数の棚板とから
構成されている。
この商品搬送装置では、商品販売時においてモ夕によっ
てチェーンを上下に回動して、棚板上に載置された商品
を順次下方に搬送し、最下位に移動した棚板上の商品を
シュート上等に落下させて商品取出口に送り出している
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、先に述べた従来の商品搬送装置では、エ
ンドレスチェーンの配置及び商品が載置されていない棚
板の移動等に無駄なスペースを要するため、装置の大き
さに比べて商品の収納量か少なく、また装置自体が特に
幅方向に大きくなることから、汎用性に乏しく、また自
動販売機の大型化を招来するという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、装置自体
から無駄なスペースを極力排除して商品収納用のスペー
スを大きく確保できるとともに、汎用性の向上及び自動
販売機の小型化に貢献することができる自動販売機の商
品搬送装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、自動販売機の商品
搬送装置を、上下方向に伸びる商品収納用の空間を介在
して対向配置された固定板及び可動板と、該固定板の対
向面に上下方向に所定の間隔をおいて配置されるととも
に上方への回動のみを許容された複数の第1の棚板と、
前記可動板を上下動可能に支持するガイド部材と、該可
動板の前記対向面に前記第1の棚板に対峙して配置され
るとともに上方への回動のみを許容された複数の第2の
棚板とからなる上搬送機構と、該上搬送機構の上方にお
いて上下方向に伸びる商品収納用の空間を介在して対向
配置されるとともに、互いの対向面に上下方向に四部及
び凸部が交互に夫々形成され、且つ該凹部と凸部とで協
働して商品を挾持する固定棚及び可動棚と、該可動棚を
上下動可能に支持するガイド部材とからなる上搬送機構
と、前記上搬送機構の可動板と前記上搬送機構の可動棚
を選択的に所定距離たけ上下動させる駆動機構とから構
成している。
(作 用) 本発明の商品搬送装置では、搬送対象となる商品は、上
搬送機構の対をなす第1、第2の棚板工夫々に載置され
るとともに、上搬出機構の固定棚の凸部と可動棚の凹部
との間に挾持される。即ち、上・下搬出機構には複数の
商品が夫々縦列に収納される。
上搬送機構は収納商品を順次上方に搬送するものである
。この上搬送機構に収納された商品を上方に搬送する場
合は、まず駆動機構によって待機状態にある可動板を所
定距離だけ上昇させる。この可動板の上昇では該可動板
に配置された容箱2の棚板によって収納商品夫々が上方
に押し上げられるとともに、該各商品によって第1の棚
板夫々が押し上げられて上方に回動する。この容箱1の
棚板は商品による押し上げが解かれた瞬間に復帰する。
次いで、駆動機構によって上昇位置にある可動板を前記
とは逆に降下させる。この可動板の降下では前記各商品
は該各商品の下側に位置する第1の棚板上に夫々支持さ
れるとともに、降下する容箱2の棚板は夫々の下側に位
置する商品に接触して上方に回動して逃げる。この第2
の棚板は商品との接触が解かれた瞬間に復帰する。
このように、上搬送機構の各棚板上に載置された商品は
、移動体を所定距離だけ上下動さることでひとつ上の棚
板上に夫々搬送され、そして最上位の左・右棚板上にあ
る商品が商品取出口に送り出される。
一方、上搬送機構は収納商品を順次下方に搬送するもの
である。この上搬送機構に収納された商品を下方に搬送
する場合は、まず駆動機構によりて待機状態にある可動
棚を所定距離だけ下降または上昇させてその四部と固定
棚の四部とを対向させる。これにより、固定棚と可動棚
との間隔が若干大きくなるので、各商品は1つ下の四部
と凸部の間に移動し、最下位の商品は下搬出機構から落
下し、商品取出口に送り出される。次いで、駆動機構に
よって前記可動棚を復帰させ、更に所定距離だけ上昇ま
たは下降させてその凹部と固定棚の凹部とを対向させる
。これにより、固定棚と可動棚との間隔が若干大きくな
るので、各商品は更に1つ下の凹部と凸部の間に移動す
る。次いで、駆動機構によって可動棚を復帰させる。こ
れにより、四部と凸部が対向し、各商品は1ピツチ下の
凹部と凸部との協動によって挾持される。
前記駆動機構は前記上搬出機構の可動板と前記下搬出機
構の可動棚を選択的に所定距離だけ上下動させることが
できるので、該駆動機構によって上搬出機構と下搬出機
構夫々に収納された商品を選択的に搬送して商品取出口
に送り出すことが可能となる。
(実施例) 以下、第1図乃至第11図を参照して本発明の一実施例
を説明する。
第1図乃至第3図において、1は前面を開口した縦長の
コラムであり、該コラムは平行に対向配置された左側板
2及び右側板3と、該両側板2゜3の背面側に架設され
た背板4とを備えている。
また、このコラム1の上縁には天板5が、また下縁には
底板6が夫々固着されている。このコラム1は自動販売
機(図示省略)の内部に適宜配置される。
10は前記コラム1内の下部に配設された主搬送機構で
あり、該主搬送機構10は横倒し状態で縦列に収納され
た商品Sを上方向に搬送するものである。ここで、第4
図乃至第6図を参照して前記主搬送機構の構成について
説明する。
主搬送機構10は固定板11と、可動板12と、該固定
板11及び可動板12夫々に取付けられた左・右棚板1
3.14とからなる。
前記固定板11は断面路コ字形をなす2つの部材11a
、llbとからなり、該コ字形部材11a、llbは前
記コラム1の左側板2の内面下部において左棚板13の
配置用間隙をおいて平行に固着されている。
前記可動板12は断面路コ字形をなしており、前記コラ
ム1の右側板3内面において上下動可能に配置されてい
る。詳しくは、前記コラム1の右側板3の下部には断面
台形状の縦長の打出部3aが幅方向に所定間隔をおいて
平行に、且つ内側に突出して形成されており、該各打出
部3aの内面側上下位置去々にはフランジ部を有する計
4個のガイドピン15が該フランジ部を打出部3aの内
面と僅かな隙間をおいて夫々固着されている。−方、前
記可動板12には前記右側板3と対向する面の上下位属
人々に、前記ガイドピン15と対応して所定長さの縦長
のガイド孔12aが計4個形成されており、つまり可動
板12はガイド孔12aを前記ガイドピン15のフラン
ジ部と打出部3aとの間に摺動自在に被嵌され、待機状
態ではガイド孔12aの上端をガイドピン15に当接し
、またガイド孔12aに沿って上下方向に移動できるよ
うになっている。また、前記可動板12の上端には、後
述するカム板42のカムピン42bが摺動自在に挿入さ
れる略水平な長穴12bを備えた駆動板12cが固着さ
れている。
前記左棚板13は略り字形をなしており、前記固定板1
1のコ字形部材11a、llb間に上下方向に所定の間
隔をおいて計5個配置されている。
この左棚板13は第4図に示すように、物品支持用の水
平部13aと、該水平部13aの一側に連設された垂直
部13bと、該垂直部13bの両側上部に左右対称に突
出形成された回動規制部13Cと、前記垂直部13bの
両側下部夫々に前記水平部13aと同方向に平行に突出
形成され、且つ軸穴13dを有する支持部13eとから
なり、また前記水平部13aは垂直部13bに一端を接
合する脚板13a1を有しており、強度の強化が図られ
ている。また、この左棚板13は第4図、第5図に示す
ように、前記支持部13eの軸穴13dに第1軸16を
挿通し、該第1軸16の各端部を前記固定板11の対向
する重大々に同軸上に形成された第1支持穴11al、
1lblに挿着することで該固定板11に取付けられて
いる。また、前記第1支持穴11 al 、  11 
blのやや下側に同軸上に形成された第2支持穴11a
2,1lb2にはコイルばね17を嵌挿した第2軸18
の各端部が挿着されており、該コイルばね17の一方の
端部17aは前記第1軸16の前側に、また他方の端部
17bは屈曲されて前記左棚板13の背面側に夫々掛合
している。
即ち、前記左棚板13はコイルばね17によつて第1図
において時計回り方向に付勢され、常時は水平部13a
が略水平な状態で回動規制部13Cをコ字形部材11a
、llb端縁に当接しており、上方には回動を許容され
るものの、下方への回動を阻止されている。
前記右棚板14は前記左棚板13と同様の構成を有して
おり、前記可動板12の開口に前記各左棚板13に対峙
して計5個配置されている。
つまり、この右側板14は第6図に示すように、物品支
持用の水平部14aと、該水平部14aの一側に連設さ
れた垂直部14bと、該垂直部14bの両側上部に左右
対称に突出形成された回動規制部14cと、前記垂直部
14bの両側下部に前記水平部14aと同方向に平行に
突出形成され、且つ軸穴14dを有する支持部14.e
とからなり、また前記水平部14aは垂直部14bに一
端を接合する脚板14a1を有しており強度の強化が図
られている。また、この右側板14は前記支持部14e
の軸穴14dに挿通された第1軸19の各端部を前記可
動板12の開口対向置去々に同軸上に形成された第1支
持穴12bに挿着することで該可動板12に取付けられ
ている。また、前記第1支持穴1.2 bのやや下側に
同軸上に形成された第2支持穴12cにはコイルばね2
0を嵌挿した第2軸21の各端部が挿着されており、該
コイルばね20の一方の端部20aは前記第1輔19の
前側に、また他方の端部20bは屈曲されて前記右棚板
14の背面側に夫々掛合している。
即ち、前記右棚板14はコイルばね20によって第1図
において反時計回り方向に付勢され、常時は水平部14
aが略水平な状態で各回動規制部13cを可動板12の
開口端縁に当接しており、上方には回動を許容されるも
のの、下方への回動を阻止されている。
30は前記コラム1内の上部に配設された上搬送機構で
あり、該上搬送機構30は横倒し状態で縦列に収納され
た商品Sを下方向に搬送するものである。ここで第7図
を参照して前記上搬送機構について説明する。
上搬送機構30は固定棚31と、可動棚32と、] 2 ガイドカバー33とから構成されている。
前記固定棚31の内面には、上下方向に凸部31aと凹
部31bが交互に形成され、この実施例では平板と凹凸
の板とを一体に組合わせたものを示しである。この固定
棚31は、前記コラム1の左側板2の内面上部に固着さ
れている。前記可動棚32は、前記固定棚31と同様に
内面に凸部32aと凹部32bとを上下方向に交互に有
しており、またその両側面の上下位置に計4個の縦長の
ガイド溝32cを各々有している。また、第1図から分
るように待機状態において可動棚32の各凸部32aは
固定棚31の凹部31bと対向し、また各凹部32bは
固定棚31の凸部31aと対向しており、商品Sは固定
棚31の凸部31aと可動棚32の凹部32bとの間に
各々で挾持されている。更に、この可動棚32の下端に
は、後述するカムローラ44の外周面に当接する駆動片
32dが垂設されている。
前記ガイドカバー33は可動棚2の両側面と背面を被覆
可能なコ字形状をなしており、該ガイドカバー33は前
記コラム1の右側板3の内面上部に固着されている。ま
た、このガイドカバー33の両側片には前記ガイド溝3
2に対応する計4個のねじ孔33aが形成されており、
該各ねじ孔33aにはガイドピン34が各々螺合されて
いてその先端が可動棚2のガイド溝32cに嵌入されて
いる。つまり、前記可動棚32はガイド溝32cに沿っ
て上下方向に移動できるようになっている。
40は前記コラム1の中間部に配設された駆動機構であ
り、該駆動機構40は前記上搬送機構10の可動板12
と、前記上搬送機構30の可動棚32を選択的に所定距
離たけ上下動するものである。ここで、第8図、第9図
を参照して前記駆動機構について説明する。
駆動機構40は駆動用のモータ41と、カム板42と、
従動軸43と、カムローラ44とから構成されている。
前記モータ41はコラム1の右側板3の外面に固着され
ており、その回転軸41aを右側板3を貫通して内側に
突出している。この回転軸41a]4 の実用部分には右側板3側から第1スプロケツト45と
、右回転用の一方向クラッチ46の駆動部材46aが順
に固定されている。前記回転軸41aの回転方向の制御
は、モータとしてパルスモータを用いたり、また回転角
検出器とサーボモータとの組み合わせを用いることによ
り容易に実現できることは言う迄もない。
前記カム板42は円板形をなしており、中心部に前記回
転軸41aが摺動自在に挿入される挿入孔42aを有す
るとともに、前面周縁帯りに前記可動板12の長穴12
bに挿入されるカムピン42bを有している。また、こ
のカム板42の裏面には前記駆動部材46aと協働して
一方向クラッチ46を構成する従動部材’ 46 bが
一体に連設されている。更に、前記回転軸41aのカム
板42の前面から突出する部分には、ワッシャ47、コ
イルスプリング48が順に嵌挿され、また止めリング4
9が固着されている。つまり、前記カム板42はコイル
スプリング48によって付勢されて一方向クラッチ46
の従動部材46bを駆動部材46aに圧接していて、回
転軸41aが正回転した場合のみ該回転軸41aと同期
して回転することができるようになっており、該正回転
によって前記可動板12を上下動することかできる。
前記従動軸43は前記回転軸41aの上方において該回
転軸41aと平行に、且つ回転自在に配置されている。
この従動軸43は基部43aを右側板3を貫通して外側
に突出しており、該突出端を受座50で支持されている
。また、この従動軸49には右側板3側から第2スプロ
ケツト51と、前記カムローラ44の端面位置を規制す
るストッパピン52が順に固着されている。前記第1ス
プロケツト45と第2スプロケツト51には動力伝達用
のエンドレスチェーン53が捲回されている。
前記カムローラ44は前記可動棚32の駆動片32dの
下端に当接可能で、且つ半径方向に偏心した同形の2つ
の第1、第20−ラ44a、44bからなり、前記従動
軸43に摺動自在に、且つ回転不能に取付けられている
。また、このカムローラ44は第10−ラ44aの軸心
位置に前記径動輪43が摺動自在に挿入される挿入孔4
4cを有しており、また該挿入孔44cの第10−ラ4
4a側の端面に従動輪43に固着される回り止めピン5
4挿入用の回り止め溝44dを有している。
更に、このカムローラ44は第10−ラ44aと第20
−ラ44bの一側対向側周縁を偏心方向に沿って面取り
されており、これにより端部を交差し、且つ連続する傾
斜案内面44al、44blか形成されている。更にま
た、前記従動軸43のカムローラ44の前面から突出す
る部分には、ワッシャ55、コイルスプリング56が順
に嵌挿され、また止めリング57が固着されている。
つまり、前記カムローラ44は待機状態ではコイルスプ
リング49によって付勢されて第20−ラ44bの端面
をストッパピン52に当接し、傾斜案内面44aL、4
4blのほぼ中心位置を可動片32dの下端に接触して
おり、また前記回転軸41aと同期とじ正逆回転できる
ようになっている。また、カムローラ44はストッパピ
ン52に当接している状態から回り止め溝44dの深さ
分だけ回り止め状態で前方に移動できるようにもなって
いる。
60は前記上搬送機構10の最上位の左・右棚板13.
14上にある商品Sをコラム1の正面側に押し出す押出
手段であり、該押出手段6oは前記左側板2の中間部内
側に固着されたロータリーソレノイド61と、該ロータ
リーソレノイド6]の回転軸61aに固着された押出レ
バー63とがら構成されている。図示を省略したが、前
記上搬送機構10の最上位の左・右棚板13.14上の
上方位置には該棚板上における商品Sの有無を検出する
光電スイッチが配設されており、該光電スイッチの検知
信号に基づいて前記押出手段6oが作動するようになっ
ている。
70は前記上搬送機構30の下端から落下した商品Sを
コラム1の正面側に案内するシュートであり、該シュー
ト70はコラム1内中間部の前記押出手段の上に配置さ
れている。
次にまず、前記上搬送機構10の動作を第10図を参照
して説明する。
前記駆動機構40で上搬送機構10を駆動する場合には
モータ41の回転軸41aを正転方向に1回転させる。
この回転軸41aの正回転によってカムローラ44も同
期して回転することになるが、正転方向では駆動片32
dの下端が第10−ラ44aの外周面上に位置するので
上搬送機構30は何ら作動しない。
第10図(a)はカム板42のカムピン42bが最下位
の位置にある待機状態を示すもので、商品Sは最上部の
左・右棚板13.14を除く左・右棚板13.14上夫
々に載置されている。
この状態から回転軸41aを正回転しカム板42を図中
反時計回り方向に1/4回転させると、カムピン42b
によって可動板12が上方に押し上げられ、第10図(
b)に示すように可動板12に配置された各右棚板14
が共に上昇する。各右棚板14は下方への回動を阻止さ
れているので、この上昇時には収納された商品Sもその
水平部14aによって上方に押し上げられる。また、こ
の上昇時には各商品Sの上側に位置する左棚板13が該
各商品Sによって押し上げられて上方に回動する。
第10図(b)の状態からカム板42を更に1/4回転
させると、第10図(C)に示すように前記左棚板13
の商品Sによる押し上げが解かれ、この瞬間に該左棚板
13はコイルばね17の付勢力によって復帰する。
第10図(e)の状態からカム板42を更に1/4回転
させると、前記とは逆に可動板12がカムピン42bに
よる押し上げを解かれて降下し始め、第10図(d)に
示すように各右棚板14が共に降下する。この可動板2
0の降下によって前記各商品Sは該各物品Sの下側に位
置する左棚板13上に夫々支持される。
第10図(d)の状態からカム板42を更に1/4回転
させると、可動板12が更に降下し、これとともに降下
する各右棚板14は夫々の下側に位置する商品Sに接触
して上方に回動して逃げ、この右棚板14は商品Sとの
接触が解かれた瞬間に復帰し、第10図(a)の待機状
態に戻る。
このように可動板12を駆動機構40によって所定距離
だけ上下動させることで、各人・右棚板1.3.14上
に載置された各商品Sをひとつ上の左右棚板10,30
上に夫々搬送することができる。そして、この状態で前
記押出手段60が作動し、最上位の左・右棚板13.1
4上にある商品Sがコラム1の正面側中央に押し出され
る。
次に、前記上搬送機構30の動作を第11図を参照して
説明する。
前記駆動機構40で上搬送機構を駆動する場合にはモー
タ41の回転軸41aを逆転方向に1回転させる。この
回転軸41aの逆回転ではカム板42が前方に逃げ、1
方向クラツチ46はカム板42に回転を伝えることがな
いので、前記上搬送機構10は何ら作動しない。
第11図(a)は待機状態を示すもので商品Sは固定棚
31の凸部31aと可動棚32の凹部32bとの間に夫
々挾持されている。
この状態から回転軸41a逆回転し、従動輪43を介し
てカムローラ44を第10−ラ44aから見て時計回り
方向に1/4回転させると、第11図(b)に示すよう
に、可動棚32の駆動片32dが第10−ラ44aの傾
斜案内面を滑り落ちて第10−ラ44aから第20−ラ
44bの外周面上に移行し、これより可動棚32が下降
し、各商品Sの挾持が解かれ該各商品Sは1つ下の凹部
と凸部の間に移動し、最下位の商品Sはシュート70上
に落下する。
第11図(b)の状態からカムローラ44を更に1/4
回転させると、第11図(b)に示すように下降位置に
ある、前記駆動片32dが第20−ラ44bによって上
方に押し上げられ、これにより可動棚32が元の位置に
上昇復帰し、各商品Sは固定棚31の四部31bと可動
棚32の凸部32aとの間で挾持される。
第11図(C)の状態からカムローラ44を更に1/4
回転させると、第11図(d)に示すように前記駆動片
32dが第20−ラ44bの外周面によって上方に押し
上げられ、これにより可動棚32が上昇し、各商品Sの
挾持か解かれ該各商品Sは更に1つ下の四部と凸部の間
に移動する。
第11図(d)の状態からカムローラ44を更に1/4
回転させると、可動棚32が下降して各商品Sは再び1
ピツチ下に当る固定棚31の凸部31aと可動棚32の
凹部32bとの間に夫々挾持される。また、この時のカ
ムローラ44の回転で前記駆動片32dか第20−ラ4
4bの傾斜案内面を滑り落ちて第20−ラ44bから第
10−ラ44aの外周面上に移行し、再び待機状態に戻
る。
このように可動棚32を駆動機構40によって所定距離
だけ上下動させることで、凹部と凸部の間に収納されて
いる商品Sを1ピツチ下の四部と凸部の間に移動させ、
また最下位の商品Sをシュート70上に落下させてコラ
ム1の正面側中央に送り出すことができる。
このように前記実施例によれば、駆動機構40のモータ
41の回転軸41aを正回転または逆回転させることに
よって、上搬送機構10と上搬送機構30に夫々収納さ
れた商品を選択的にコラム1の正面側中央位置に搬送し
該位置から商品取出0等に送り出すことができ、また2
つの回転駆動源を要しないことから駆動系の構成を簡略
化することができる。
また、上搬送機構10にあっては左・右棚板1314が
商品収納部と搬送機構とを兼用しており、また上搬送機
構にあっては固定棚31と可動棚32が商品収納部と搬
送機構とを兼用しているので、装置自体から無駄なスペ
ースを排除し、同じ大きさの従来の搬送装置に比べて商
品収納用のスペースを大きく確保することができる。ま
た、これによりコラム1の特に幅方向の寸法を小さくす
ることができるので、汎用性の向上及び自動販売機の小
型化に太き(貢献することができる。
尚、前記実施例では1個のモータ41で上・上搬送機構
10.30を選択的に駆動するようにしたものを示した
が、上・上搬送機構10.30夫々に回転駆動源を対応
させるようにしてもよい。
また、上搬送機構10の可動板12及び下搬出機構30
の可動棚32を上下動させるカム機構は、同様の動きが
得られるクランクやリンク機構等で種々代用することが
できる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、駆動機構によって
上搬送機構と上搬送機構に収納された商品を選択的に両
機構の中間位置に搬送し該位置から商品取出口等に送り
出すことができることは勿論のこと、上搬送機構にあっ
ては、第1.第2の棚板が商品収納部と搬送機構とを兼
用しており、また上搬送機構にあっては固定棚と可動棚
が商品収納部と搬送機構とを兼用しているので、装置自
体から無駄なスペースを排除し、同じ大きさの従来の搬
送装置に比べて商品収納用のスペースを大きく確保する
ことができる。また、これによりコラムの特に幅方向の
寸法を小さくすることができるので、汎用性の向上及び
自動販売機の小型化に大きく貢献することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は商品搬送装置の正面図、第2図は第1図の右側
面図、第3図は第1図の■−■線線 断5図、第4図は左棚板の分解斜視図、第5図は左棚板
取付状態の斜視図、第6図は右棚板取付状態の斜視図、
第7図は上搬送機構の分解斜視図、第8図は駆動機構の
正面拡大図、第9図は駆動機構の分解斜視図、第10図
は上搬送機構の動作説明図、第11図は上搬送機構の動
作説明図である。 1・・・コラム、10・・・上搬送機構、1]・・・固
定板、12・・・可動板、12a・・・ガイド孔、13
・・・左棚板、14・・・右棚板、15・・・ガイドピ
ン、30・・・上搬送機構、31・・・固定棚、31a
・・・凸部、31b・・・凹部、32・・・可動棚、3
2a・・・凸部、32b・・・凹部、32c・・・ガイ
ド溝、33・・・ガイドカバー 34・・・ガイドピン
、40・・・駆動機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 上下方向に伸びる商品収納用の空間を介在して対向配置
    された固定板及び可動板と、該固定板の対向面に上下方
    向に所定の間隔をおいて配置されるとともに上方への回
    動のみを許容された複数の第1の棚板と、前記可動板を
    上下動可能に支持するガイド部材と、該可動板の前記対
    向面に前記第1の棚板に対峙して配置されるとともに上
    方への回動のみを許容された複数の第2の棚板とからな
    る上搬送機構と、 該上搬送機構の上方において上下方向に伸びる商品収納
    用の空間を介在して対向配置されるとともに、互いの対
    向面に上下方向に凹部及び凸部が交互に夫々形成され、
    且つ該凹部と凸部とで協働して商品を挾持する固定棚及
    び可動棚と、該可動棚を上下動可能に支持するガイド部
    材とからなる下搬送機構と、 前記上搬送機構の可動板と前記下搬送機構の可動棚を選
    択的に所定距離だけ上下動させる駆動機構とを具備した ことを特徴とする自動販売機の商品搬送機構。
JP1115589A 1989-01-20 1989-01-20 自動販売機の商品搬送装置 Pending JPH02191093A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009132948A1 (en) * 2008-05-02 2009-11-05 Arcelik Anonim Sirketi A cooling device
CN106157444A (zh) * 2015-04-21 2016-11-23 长沙金吉智能科技有限公司 一种室外用自助售货机

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WO2009132948A1 (en) * 2008-05-02 2009-11-05 Arcelik Anonim Sirketi A cooling device
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