JPH021906Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021906Y2 JPH021906Y2 JP1982202326U JP20232682U JPH021906Y2 JP H021906 Y2 JPH021906 Y2 JP H021906Y2 JP 1982202326 U JP1982202326 U JP 1982202326U JP 20232682 U JP20232682 U JP 20232682U JP H021906 Y2 JPH021906 Y2 JP H021906Y2
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- partition
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- plate
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- Expired
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 47
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は高周波電気機器に使用される高周波
シールド用仕切構体で、詳しくはシールド用仕切
板の取付構造の改良に関する。
シールド用仕切構体で、詳しくはシールド用仕切
板の取付構造の改良に関する。
(ロ) 従来技術
テレビ用電子チユーナ等の高周波電気機器は例
えば第１図及び第２図に示すようにプリント基板
１に複数の高周波回路部品２，２……を組付け配
線した高周波配線体３を枠形ベース４内に組付
け、高周波配線体３に複数のシールド仕切板５，
５……を垂設して単位回路毎にシールド区画し、
枠形ベース４の上下開口をシールドカバー６，６
で被嵌した構造である。上記ベース４や仕切板
５、シールドカバー６は金属板からの打抜き加工
品であつて、複数の仕切板５，５……は縦横に交
叉させた状態でプリント基板１上に垂設保持され
てプリント基板１のプリントされたアース導電パ
ターンとベース４に半田付けされ、またシールド
カバー６，６は内面に切起し突設したアース片
６′，６′……を仕切板５，５の上下辺に弾圧接触
させた状態でベース４に被嵌されて内部の高周波
シールド効果を大きくしている。
えば第１図及び第２図に示すようにプリント基板
１に複数の高周波回路部品２，２……を組付け配
線した高周波配線体３を枠形ベース４内に組付
け、高周波配線体３に複数のシールド仕切板５，
５……を垂設して単位回路毎にシールド区画し、
枠形ベース４の上下開口をシールドカバー６，６
で被嵌した構造である。上記ベース４や仕切板
５、シールドカバー６は金属板からの打抜き加工
品であつて、複数の仕切板５，５……は縦横に交
叉させた状態でプリント基板１上に垂設保持され
てプリント基板１のプリントされたアース導電パ
ターンとベース４に半田付けされ、またシールド
カバー６，６は内面に切起し突設したアース片
６′，６′……を仕切板５，５の上下辺に弾圧接触
させた状態でベース４に被嵌されて内部の高周波
シールド効果を大きくしている。
上記仕切板５，５……の交叉部の係合は通常は
第３図に示すように相互の交叉部分に相手の挿入
方向に平行にして一定幅W1の切込み６，６……
を形成して互いの仕切み６，６の嵌め合いに行つ
ている。また各仕切板５，５……の下辺には突起
片７，７……が一体に突設され、これをプリント
基板１の対応する位置に穿設した長穴形状の取付
穴８，８……に挿通して仕切板５，５……を位置
決め垂設している。
第３図に示すように相互の交叉部分に相手の挿入
方向に平行にして一定幅W1の切込み６，６……
を形成して互いの仕切み６，６の嵌め合いに行つ
ている。また各仕切板５，５……の下辺には突起
片７，７……が一体に突設され、これをプリント
基板１の対応する位置に穿設した長穴形状の取付
穴８，８……に挿通して仕切板５，５……を位置
決め垂設している。
ところで、仕切板５の切込み６の幅W1は仕切
板５を打抜き加工するプレス金型の構造、費用、
管理上１mm以下にすることが困難である。一方材
料費節減等の埋由で常用される仕切板５の板厚ｔ
は0.3〜0.8mmであつて、どうしてもW1＞ｔなる関
係が余儀無くされている。そのため２枚の仕切板
５，５を直交させて互いの仕切み６，６を嵌め合
わせると相互が横方向に差（W1−ｔ）の範囲内
でガタ付き傾くことがあり、取付けを難しくする
ことがあつた。このようなガタ付きや傾きが大き
なまま仕切板５が固定化されると、シールドカバ
ー６のアース片６′との接触が不確実となつてシ
ールド不良の原因となり、仕切板取付けを尚更に
難しくしていた。
板５を打抜き加工するプレス金型の構造、費用、
管理上１mm以下にすることが困難である。一方材
料費節減等の埋由で常用される仕切板５の板厚ｔ
は0.3〜0.8mmであつて、どうしてもW1＞ｔなる関
係が余儀無くされている。そのため２枚の仕切板
５，５を直交させて互いの仕切み６，６を嵌め合
わせると相互が横方向に差（W1−ｔ）の範囲内
でガタ付き傾くことがあり、取付けを難しくする
ことがあつた。このようなガタ付きや傾きが大き
なまま仕切板５が固定化されると、シールドカバ
ー６のアース片６′との接触が不確実となつてシ
ールド不良の原因となり、仕切板取付けを尚更に
難しくしていた。
上記問題の解決策として、例えば第４図に示す
ように１枚の第１仕切板９，９の側面に複数の突
起１０，１０……を打出し形成し、他の１枚の第
２仕切板９ｂの一端面を第１仕切板９ａの側面に
沿わせて突起１０，１０……の間に挿入して、突
起１０，１０……で第２仕切板９ｂの両面を挾持
する如くなして第２仕切板９ｂの板厚方向のガタ
付き及び傾きを防止したものがある。しかし、こ
れは第２仕切板９ｂの取付け作業が難雑化して作
業性が悪く、また第１仕切板９ａを加工するプレ
ス金型が複雑・高価となる等して好ましくなかつ
た。
ように１枚の第１仕切板９，９の側面に複数の突
起１０，１０……を打出し形成し、他の１枚の第
２仕切板９ｂの一端面を第１仕切板９ａの側面に
沿わせて突起１０，１０……の間に挿入して、突
起１０，１０……で第２仕切板９ｂの両面を挾持
する如くなして第２仕切板９ｂの板厚方向のガタ
付き及び傾きを防止したものがある。しかし、こ
れは第２仕切板９ｂの取付け作業が難雑化して作
業性が悪く、また第１仕切板９ａを加工するプレ
ス金型が複雑・高価となる等して好ましくなかつ
た。
(ハ) 考案の目的
本考案は上記各問題点を解決したシールド仕切
構体を提供することを目的とする。
構体を提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成
本考案は仕切板、ベース等の交叉させて組立て
られる複数の平板状シールド部材を切込みの嵌め
合いで係合させるタイプの改良であつて、シール
ド部材の切込み方向を相手の挿入方向に対して一
定の傾斜角を持たせて形成することを特徴とす
る。この切込みの傾斜角はシールド部材の板厚、
切込みの幅、相互の嵌め合わせ長によつて決定さ
れる。また交叉する２シールド部材の相互の切込
みに傾斜角を持たせることが望ましいがその限り
ではなく、一方にのみ傾斜角を持たせて他方は従
来同様に相手側の挿入方向に平行に形成してもよ
い。このように交叉する２シールド部材の少くと
も一方の切込みに傾斜角を持たせると、他方のシ
ールド部材は相手側の傾斜した切込みに両側面が
同時に当接して板厚方向の動きが規制されてガタ
付き、傾きが無くなる。
られる複数の平板状シールド部材を切込みの嵌め
合いで係合させるタイプの改良であつて、シール
ド部材の切込み方向を相手の挿入方向に対して一
定の傾斜角を持たせて形成することを特徴とす
る。この切込みの傾斜角はシールド部材の板厚、
切込みの幅、相互の嵌め合わせ長によつて決定さ
れる。また交叉する２シールド部材の相互の切込
みに傾斜角を持たせることが望ましいがその限り
ではなく、一方にのみ傾斜角を持たせて他方は従
来同様に相手側の挿入方向に平行に形成してもよ
い。このように交叉する２シールド部材の少くと
も一方の切込みに傾斜角を持たせると、他方のシ
ールド部材は相手側の傾斜した切込みに両側面が
同時に当接して板厚方向の動きが規制されてガタ
付き、傾きが無くなる。
(ホ) 実施例
第１図及び第２図の高周波電気機器のシールド
仕切構体に本考案を適用した具体例を第５図乃至
第９図で説明すると、本考案は複数の仕切板１
１，１１……を次の如く改良する。第５図の第２
図と同一符号のものは同一物を示し、その詳細な
省略する。上記仕切板１１，１１……は互いに直
交して交叉係合するもので、いま１枚の第１仕切
板１１ａの一端面上部を他の１枚の第２仕切板１
１ｂの略中央上部に交叉係合させる構造例を第６
図乃至第８図で説明すると、第１仕切板１１ａの
一端面上部に幅W2、切込み長さ、仕切板挿入
方向に対して傾斜角θで第１切込み１２ａを形成
し、他方第２仕切板１１ｂの上辺にも同じ幅W2、
傾斜角θで第２切込み１２ａを形成する。各切込
み１２ａ，１２ｂの傾斜角θはW2、と両仕切
板１１ａ，１１ｂの同一の板厚ｔにより決定され
るもので、具体的には両切込み１２ａ，１２ｂの
嵌め合いで両仕切板１１ａ，１１ｂを交叉係合さ
せた時、第７図に示すように第１仕切板１１ａの
両側面が第２切込み１２ｂの一対角線上のコーナ
m1，m2に当接してその板厚方向Ｘの動きが規制
されるようにし、反対に第２仕切板１１ｂは第８
図に示すように第１切込み１２ａの一対角線上の
コーナn1，n2に両側面が当接してその板厚方向Ｙ
（Ｘと直交）の動きが規制されるようにする。こ
のようにすればW2＞ｔであつても両仕切板１１
ａ，１１ｂは相互に相手のガタ付きを防止し、各
仕切板下辺の突起片１３，１３……のプリント基
板１の取付穴８，８……への挿入による係止を加
えて仕切板１１ａ，１１ｂの簡単で正確な取付け
を可能にする。
仕切構体に本考案を適用した具体例を第５図乃至
第９図で説明すると、本考案は複数の仕切板１
１，１１……を次の如く改良する。第５図の第２
図と同一符号のものは同一物を示し、その詳細な
省略する。上記仕切板１１，１１……は互いに直
交して交叉係合するもので、いま１枚の第１仕切
板１１ａの一端面上部を他の１枚の第２仕切板１
１ｂの略中央上部に交叉係合させる構造例を第６
図乃至第８図で説明すると、第１仕切板１１ａの
一端面上部に幅W2、切込み長さ、仕切板挿入
方向に対して傾斜角θで第１切込み１２ａを形成
し、他方第２仕切板１１ｂの上辺にも同じ幅W2、
傾斜角θで第２切込み１２ａを形成する。各切込
み１２ａ，１２ｂの傾斜角θはW2、と両仕切
板１１ａ，１１ｂの同一の板厚ｔにより決定され
るもので、具体的には両切込み１２ａ，１２ｂの
嵌め合いで両仕切板１１ａ，１１ｂを交叉係合さ
せた時、第７図に示すように第１仕切板１１ａの
両側面が第２切込み１２ｂの一対角線上のコーナ
m1，m2に当接してその板厚方向Ｘの動きが規制
されるようにし、反対に第２仕切板１１ｂは第８
図に示すように第１切込み１２ａの一対角線上の
コーナn1，n2に両側面が当接してその板厚方向Ｙ
（Ｘと直交）の動きが規制されるようにする。こ
のようにすればW2＞ｔであつても両仕切板１１
ａ，１１ｂは相互に相手のガタ付きを防止し、各
仕切板下辺の突起片１３，１３……のプリント基
板１の取付穴８，８……への挿入による係止を加
えて仕切板１１ａ，１１ｂの簡単で正確な取付け
を可能にする。
第９図は２シールド部材の内、一方が機械的に
安定したものである場合の実施例を説明するため
のもので、具体的に枠形の安定したベース４と仕
切板１１の交叉係合構造例を示す。即ち、この場
合は仕切板１１で安定したベース４を板厚方向に
位置規制させる必要性が無いので、仕切板１１の
一端面上部には従来同様の仕切板挿入方向に平行
な切込み１４を形成し、対するベース４の上辺一
部に前述第２仕切板１１ｂの第２切込み１２ｂと
同様な傾斜した切込み１５を形成する。するとベ
ース４の切込み１５が仕切板１１をその板厚方向
の動きを規制し、仕切板１１の安定した取付けが
可能となる。
安定したものである場合の実施例を説明するため
のもので、具体的に枠形の安定したベース４と仕
切板１１の交叉係合構造例を示す。即ち、この場
合は仕切板１１で安定したベース４を板厚方向に
位置規制させる必要性が無いので、仕切板１１の
一端面上部には従来同様の仕切板挿入方向に平行
な切込み１４を形成し、対するベース４の上辺一
部に前述第２仕切板１１ｂの第２切込み１２ｂと
同様な傾斜した切込み１５を形成する。するとベ
ース４の切込み１５が仕切板１１をその板厚方向
の動きを規制し、仕切板１１の安定した取付けが
可能となる。
尚、本考案は電子チユーナにおけるシールド仕
切構体に限るものではない。
切構体に限るものではない。
(ヘ) 考案の効果
以上の如く、本考案によれば仕切板やベース等
のシールド部材の取付けが簡単且つ正確に行なえ
るので、シールド部材組立作業性、及びシールド
効果の改善が図れる。また切込みの嵌め合い形状
のため安価なシールド部材が使用できる。
のシールド部材の取付けが簡単且つ正確に行なえ
るので、シールド部材組立作業性、及びシールド
効果の改善が図れる。また切込みの嵌め合い形状
のため安価なシールド部材が使用できる。
第１図及び第２図は従来のシールド仕切構体を
有する高周波電気機器の平面図及びＡ−Ａ線に沿
う断面図、第３図及び第４図は従来の各シールド
仕切構体を説明するための各部分分解斜視図、第
５図は本考案を適用した高周波電気機器の部分断
面図、第６図乃至第８図は第５図における本考案
の一実施例を示す要部分解斜視図及び組立後の部
分側面図、第９図は本考案の他の実施例を示す要
部分解斜視図である。 ４……シールド部材（ベース）、１１，１１ａ，
１１ｂ……シールド部材（仕切板）、１２，１２
ａ，１２ｂ，１４，１５……切込み。
有する高周波電気機器の平面図及びＡ−Ａ線に沿
う断面図、第３図及び第４図は従来の各シールド
仕切構体を説明するための各部分分解斜視図、第
５図は本考案を適用した高周波電気機器の部分断
面図、第６図乃至第８図は第５図における本考案
の一実施例を示す要部分解斜視図及び組立後の部
分側面図、第９図は本考案の他の実施例を示す要
部分解斜視図である。 ４……シールド部材（ベース）、１１，１１ａ，
１１ｂ……シールド部材（仕切板）、１２，１２
ａ，１２ｂ，１４，１５……切込み。
Claims (1)
- 複数の平板状シールド部材を縦横に交叉させて
相互の交叉部分に形成した切込みの嵌め合いで相
互を位置決め保持したシールド仕切構体におい
て、交叉する２シールド部材の少くとも一方の切
込みを他方の挿入方向に対し一定の傾斜角をもつ
て形成したことを特徴とするシールド仕切構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20232682U JPS59107196U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | シ−ルド仕切構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20232682U JPS59107196U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | シ−ルド仕切構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59107196U JPS59107196U (ja) | 1984-07-19 |
| JPH021906Y2 true JPH021906Y2 (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=30427798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20232682U Granted JPS59107196U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | シ−ルド仕切構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59107196U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0510383Y2 (ja) * | 1986-12-23 | 1993-03-15 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5389975A (en) * | 1977-01-20 | 1978-08-08 | Nippon Electric Co | Method of assembling shielding plate |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5481063U (ja) * | 1977-11-18 | 1979-06-08 | ||
| JPS5812471Y2 (ja) * | 1978-03-10 | 1983-03-09 | 株式会社東芝 | シ−ルド装置 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP20232682U patent/JPS59107196U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5389975A (en) * | 1977-01-20 | 1978-08-08 | Nippon Electric Co | Method of assembling shielding plate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59107196U (ja) | 1984-07-19 |
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