JPH0219046B2 - - Google Patents
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- JPH0219046B2 JPH0219046B2 JP20137981A JP20137981A JPH0219046B2 JP H0219046 B2 JPH0219046 B2 JP H0219046B2 JP 20137981 A JP20137981 A JP 20137981A JP 20137981 A JP20137981 A JP 20137981A JP H0219046 B2 JPH0219046 B2 JP H0219046B2
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- Japan
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- parts
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
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- 230000032258 transport Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G27/00—Jigging conveyors
- B65G27/10—Applications of devices for generating or transmitting jigging movements
- B65G27/28—Applications of devices for generating or transmitting jigging movements with provision for dynamic balancing
- B65G27/30—Applications of devices for generating or transmitting jigging movements with provision for dynamic balancing by means of an oppositely-moving mass, e.g. a second conveyor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jigging Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は振動部品供給機に関する。
従来、部品を整送して一個宛供給するのにいわ
ゆるパーツフイーダが広く使用されている。この
パーツフイーダはスパイラル状のトラツクを備え
たわん状容器を有し、この容器にねじり振動が与
えられることにより容器内の部品はトラツク上を
上方へと移送されて行く。この移送の過程でトラ
ツク上もしくはトラツクに近接して設けられた整
送手段により部品は整送され、整送状態にない部
品は容器の中央底部へ、もしくは下段のトラツク
へと落下させられる。整送された部品は一個宛、
容器から排出されるのであるが、多く曲線加工を
施さなければならないので、加工能率が悪いとい
つた問題がある。またパーツフイーダではわん状
容器に公知のねじり振動を与えるのであるが、外
周に近いトラツクの方が振巾が大きく、従つて部
品の移送速度が大きいので、移送速度にアンバラ
ンスが生じ、全体として移送速度をそれほど向上
させることができないといつた問題もある。
ゆるパーツフイーダが広く使用されている。この
パーツフイーダはスパイラル状のトラツクを備え
たわん状容器を有し、この容器にねじり振動が与
えられることにより容器内の部品はトラツク上を
上方へと移送されて行く。この移送の過程でトラ
ツク上もしくはトラツクに近接して設けられた整
送手段により部品は整送され、整送状態にない部
品は容器の中央底部へ、もしくは下段のトラツク
へと落下させられる。整送された部品は一個宛、
容器から排出されるのであるが、多く曲線加工を
施さなければならないので、加工能率が悪いとい
つた問題がある。またパーツフイーダではわん状
容器に公知のねじり振動を与えるのであるが、外
周に近いトラツクの方が振巾が大きく、従つて部
品の移送速度が大きいので、移送速度にアンバラ
ンスが生じ、全体として移送速度をそれほど向上
させることができないといつた問題もある。
然るに、最近、リニア・パーツフイーダと称す
る振動部品供給機が開発されており、これは直線
的延び、一方向に部品を移送する第1のトラフ
と、同様に直線的延び前記一方向とは逆方向に部
品を移送する第2のトラフとを備えており、この
第2のトラフに部品的に加工を施して部品整送部
としているが、上述のパーツフイーダの曲線加工
の問題及び移送速度のアンバランスの問題は解決
されているものゝ、整送状態にある部品の供給速
度はそれほど向上していない。これは部品の移送
速度を大きくしても、部品整送部は第2のトラフ
にごく部分的にしか形成されていないため、大部
分の部品は再び第1のトラフに戻されて、再び整
送作用を受けなければならないからである。
る振動部品供給機が開発されており、これは直線
的延び、一方向に部品を移送する第1のトラフ
と、同様に直線的延び前記一方向とは逆方向に部
品を移送する第2のトラフとを備えており、この
第2のトラフに部品的に加工を施して部品整送部
としているが、上述のパーツフイーダの曲線加工
の問題及び移送速度のアンバランスの問題は解決
されているものゝ、整送状態にある部品の供給速
度はそれほど向上していない。これは部品の移送
速度を大きくしても、部品整送部は第2のトラフ
にごく部分的にしか形成されていないため、大部
分の部品は再び第1のトラフに戻されて、再び整
送作用を受けなければならないからである。
特に、最近、電子部品のような小型の部品を整
送状態で供給するのに、この種の部品供給機が用
いられることが多いが、その整送部には極めて精
密な加工条件が要求される。例えば、チツプコン
デンサはほぼ直方形状であつて0.6×1.6×3.2mmの
大きさを有するが、このような部品をできるだけ
大きな供給速度で整送するのには、部品供給機を
製作した後に、最適条件を得るために試験を行な
つて、実際に部品を流し、場合によつては部品整
部に再加工を施しているのが実状である。もし所
望の加工が得られなければ、この第2のトラフを
廃物としなければならない。
送状態で供給するのに、この種の部品供給機が用
いられることが多いが、その整送部には極めて精
密な加工条件が要求される。例えば、チツプコン
デンサはほぼ直方形状であつて0.6×1.6×3.2mmの
大きさを有するが、このような部品をできるだけ
大きな供給速度で整送するのには、部品供給機を
製作した後に、最適条件を得るために試験を行な
つて、実際に部品を流し、場合によつては部品整
部に再加工を施しているのが実状である。もし所
望の加工が得られなければ、この第2のトラフを
廃物としなければならない。
他方、小型部品用の供給機には軽量化が要求さ
れることが多いので、通常、第1トラフ及び第2
トラフはアルミニウム製とされる。従つて部品整
送部もアルミニウムであつて、加工条件が制限さ
れる。
れることが多いので、通常、第1トラフ及び第2
トラフはアルミニウム製とされる。従つて部品整
送部もアルミニウムであつて、加工条件が制限さ
れる。
本発明は上述の点に鑑みてなされ、従来のスパ
イラル状のトラツクを有するパーツフイーダの問
題点を解決すると共に、生産性がすぐれ従来より
部品供給速度を向上し得る振動部品供給機を提供
することを目的とする。この目的は、本発明によ
れば、直線的に延び、一方向に部品を移送するよ
うに振動を受ける供給トラフ;直線的に延び、前
記一方向とは逆方向に部品を移送するように振動
を受ける返還トラフ;この返還トラフに沿つて少
なくともその全長にわたつて直線的に延在し、か
つ該返還トラフの前記供給トラフ側に一体的に固
定され、前記供給トラフ及び返還トラフの移送面
の巾より小さくて前記供給トラフ側又は前記返還
トラフ側に下向きに傾斜する移送面と、この低い
方の縁部に沿つて側壁部とを有する。整送トラツ
ク;前記供給トラフの終端部から前記返還トラフ
及び前記整送トラツクの始端部に向かつて傾斜す
る前記供給トラフの側壁部によつて部品を案内す
る第1案内手段;及び前記返還トラフの終端部か
ら前記供給トラフの始端部に向つて傾斜する前記
返還トラフの側壁部によつて部品を案内する第2
案内手段を具備し、前記第1案内手段によつて前
記整送トラツクの始端部にオーバフローして供給
された部品は前記返還トラフ側に案内し、前記整
送トラツクを移送中非整送状態にある部品を該整
送トラフから前記供給トラフ及び/又は前記返還
トラフに落下させるようにし、整送状態にある部
品を前記整送トラツクの終端部から外部へ排出す
るようにしたことを特徴とする振動部品供給機に
よつて達成される。
イラル状のトラツクを有するパーツフイーダの問
題点を解決すると共に、生産性がすぐれ従来より
部品供給速度を向上し得る振動部品供給機を提供
することを目的とする。この目的は、本発明によ
れば、直線的に延び、一方向に部品を移送するよ
うに振動を受ける供給トラフ;直線的に延び、前
記一方向とは逆方向に部品を移送するように振動
を受ける返還トラフ;この返還トラフに沿つて少
なくともその全長にわたつて直線的に延在し、か
つ該返還トラフの前記供給トラフ側に一体的に固
定され、前記供給トラフ及び返還トラフの移送面
の巾より小さくて前記供給トラフ側又は前記返還
トラフ側に下向きに傾斜する移送面と、この低い
方の縁部に沿つて側壁部とを有する。整送トラツ
ク;前記供給トラフの終端部から前記返還トラフ
及び前記整送トラツクの始端部に向かつて傾斜す
る前記供給トラフの側壁部によつて部品を案内す
る第1案内手段;及び前記返還トラフの終端部か
ら前記供給トラフの始端部に向つて傾斜する前記
返還トラフの側壁部によつて部品を案内する第2
案内手段を具備し、前記第1案内手段によつて前
記整送トラツクの始端部にオーバフローして供給
された部品は前記返還トラフ側に案内し、前記整
送トラツクを移送中非整送状態にある部品を該整
送トラフから前記供給トラフ及び/又は前記返還
トラフに落下させるようにし、整送状態にある部
品を前記整送トラツクの終端部から外部へ排出す
るようにしたことを特徴とする振動部品供給機に
よつて達成される。
以下、本発明の詳細につき、図示した実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図〜第7図は本発明の第1実施例による振
動部品供給機を示すが、第1図及び第2図に示す
ように、この供給機は主として、直線的に延びる
供給トラフ1、同様に平行して直線的に延びる返
還トラフ2、この返還トラフ2に着脱可能に固定
され、同様に直線的に延びる整送トラツク3、供
給トラフ1及び返還トラフ2の下方にそれぞれ配
置された振動駆動部7,8から成つている。整送
トラツク3は更に整送部5とから成り、供給トラ
フ1とはわづかな隙間をおいて返還トラフ2に皿
ビス25,27により固定されている。
動部品供給機を示すが、第1図及び第2図に示す
ように、この供給機は主として、直線的に延びる
供給トラフ1、同様に平行して直線的に延びる返
還トラフ2、この返還トラフ2に着脱可能に固定
され、同様に直線的に延びる整送トラツク3、供
給トラフ1及び返還トラフ2の下方にそれぞれ配
置された振動駆動部7,8から成つている。整送
トラツク3は更に整送部5とから成り、供給トラ
フ1とはわづかな隙間をおいて返還トラフ2に皿
ビス25,27により固定されている。
両振動駆動部7,8は電磁石式駆動部であつ
て、一方の振動駆動部7は供給トラフ1の下方に
配置され、供給側ベース10上に固定された電磁
石16と、供給側可動部取付ブロツク6に固定さ
れた可動コア17とから成つている。供給側可動
部取付ブロツク6は供給トラフ1の下面に固定さ
れ、供給側ベース10とは一対の板ばね12によ
り結合される。供給側ベース10は防振ゴム14
により基台上に支持される。以上のような配置構
成により、電磁石16のコイルに交流を通電させ
ると、供給トラフ1は矢印Aで示す方向に振動す
る。
て、一方の振動駆動部7は供給トラフ1の下方に
配置され、供給側ベース10上に固定された電磁
石16と、供給側可動部取付ブロツク6に固定さ
れた可動コア17とから成つている。供給側可動
部取付ブロツク6は供給トラフ1の下面に固定さ
れ、供給側ベース10とは一対の板ばね12によ
り結合される。供給側ベース10は防振ゴム14
により基台上に支持される。以上のような配置構
成により、電磁石16のコイルに交流を通電させ
ると、供給トラフ1は矢印Aで示す方向に振動す
る。
他方の振動駆動部8も同様に構成され、返還ト
ラフ2の下方に配置され、返還側ベース11上に
固定された電磁石18と返還側可動部取付ブロツ
ク9に固定された可動コア19とから成つてい
る。返還側可動部取付ブロツク9は返還トラフ2
の下面に固定され、返還側ベース11とは一対の
板ば13により結合される。返還側ベース11は
防振ゴム15により基台上に支持される。以上の
ような配置構成により、電磁石18のコイルに交
流を通電させると、返還トラフ2は矢印Bで示す
方向に振動する。
ラフ2の下方に配置され、返還側ベース11上に
固定された電磁石18と返還側可動部取付ブロツ
ク9に固定された可動コア19とから成つてい
る。返還側可動部取付ブロツク9は返還トラフ2
の下面に固定され、返還側ベース11とは一対の
板ば13により結合される。返還側ベース11は
防振ゴム15により基台上に支持される。以上の
ような配置構成により、電磁石18のコイルに交
流を通電させると、返還トラフ2は矢印Bで示す
方向に振動する。
なお、電磁石16,18のコイルはそれぞれ図
示せずとも独立した制御手段、例えば可変抵抗を
介して共通の交流電源に接続される。従つて両ト
ラフ1,2は逆位相で振動する。
示せずとも独立した制御手段、例えば可変抵抗を
介して共通の交流電源に接続される。従つて両ト
ラフ1,2は逆位相で振動する。
供給トラフ1が矢印A方向に振動すると、トラ
フ1内の部品はこの振動力を受けて、第1図又は
第2図において右方向に移送され、返還トラフ2
が矢印B方向に振動すると、このトラフ2内の部
品は左方向に移送される。返還トラフ2に固定さ
れた整送トラツク3も同様に矢印B方向に振動
し、このトラツク3内の部品は左方向に移され
る。
フ1内の部品はこの振動力を受けて、第1図又は
第2図において右方向に移送され、返還トラフ2
が矢印B方向に振動すると、このトラフ2内の部
品は左方向に移送される。返還トラフ2に固定さ
れた整送トラツク3も同様に矢印B方向に振動
し、このトラツク3内の部品は左方向に移され
る。
供給トラフ1は側壁部20と移送方向に上向き
傾斜した移送面21とから成り、移送方向に関し
片側は、すなわち整送部4側は開放されている。
従つて供給トラフ1と整送部4との間の隙間は、
第4A図及び第5図でゝも示されるように充分に
小さく、移送される部品mがこゝから落下しない
ような大きさとされる。移送される部品mは、第
1図において散在的に示されているが、実際には
もつと高密度で投入されており、例えばチツプコ
ンデンサであつて、直方形状で0.6×1.6×3.2mmの
大きさを有している。なお、第1図及び以下の図
において図をわかりやすくするために本部品供給
機の各部の大きさに対して必らずしも実際の割合
にしていない。
傾斜した移送面21とから成り、移送方向に関し
片側は、すなわち整送部4側は開放されている。
従つて供給トラフ1と整送部4との間の隙間は、
第4A図及び第5図でゝも示されるように充分に
小さく、移送される部品mがこゝから落下しない
ような大きさとされる。移送される部品mは、第
1図において散在的に示されているが、実際には
もつと高密度で投入されており、例えばチツプコ
ンデンサであつて、直方形状で0.6×1.6×3.2mmの
大きさを有している。なお、第1図及び以下の図
において図をわかりやすくするために本部品供給
機の各部の大きさに対して必らずしも実際の割合
にしていない。
供給トラフ1の側壁部20の一端部20aは
ほゞ直角に屈曲して、このトラフ1の始端部を形
成しており、、他端部20bは斜めに屈曲してこ
のトラフ1の終端部を形成していると共に、部品
mに対する返還トラフ2及び整送部4の始端部へ
のガイド作用を行なう。また傾斜した移送面21
はトラフ1の終端部においては水平面部21aと
して形成されている。また移送面21の他の傾斜
した部分は第4A図及び第5図で示されるよう
に、側壁部20に向つて下向きに若干傾斜してい
る。
ほゞ直角に屈曲して、このトラフ1の始端部を形
成しており、、他端部20bは斜めに屈曲してこ
のトラフ1の終端部を形成していると共に、部品
mに対する返還トラフ2及び整送部4の始端部へ
のガイド作用を行なう。また傾斜した移送面21
はトラフ1の終端部においては水平面部21aと
して形成されている。また移送面21の他の傾斜
した部分は第4A図及び第5図で示されるよう
に、側壁部20に向つて下向きに若干傾斜してい
る。
返還トラフ2は第4A図及び第5図でゝも示さ
れるように、移送方向に関し一側には側壁部22
を有するが、他側、すなわち供給トラフ1側には
整送部4が皿ビス25,27により固定される。
移送面23は水平であつて、そのレベルは第6図
で示されるように供給トラフ1の移送面21の最
下位置より若干高い。従つて、第4A図で示され
るように供給トラフ1の終端部と返還トラフ2の
始端部との間には大きな落差がある。側壁部22
の一端部22aは弧状に、供給トラフ1側にわん
曲していて返還トラフ2の始端部を形成し、他端
部22bは第6図でも示されるように斜めに屈曲
していて、このトラフ2の終端部を形成してい
る。他端部22bには、これと形状が一致した第
1カバー24が固定され、その一辺縁部が整送ト
ラツク3の整送部4の終端部分を被覆している。
れるように、移送方向に関し一側には側壁部22
を有するが、他側、すなわち供給トラフ1側には
整送部4が皿ビス25,27により固定される。
移送面23は水平であつて、そのレベルは第6図
で示されるように供給トラフ1の移送面21の最
下位置より若干高い。従つて、第4A図で示され
るように供給トラフ1の終端部と返還トラフ2の
始端部との間には大きな落差がある。側壁部22
の一端部22aは弧状に、供給トラフ1側にわん
曲していて返還トラフ2の始端部を形成し、他端
部22bは第6図でも示されるように斜めに屈曲
していて、このトラフ2の終端部を形成してい
る。他端部22bには、これと形状が一致した第
1カバー24が固定され、その一辺縁部が整送ト
ラツク3の整送部4の終端部分を被覆している。
整送トラツク3の移送面28は第4A図及び第
5図で示されるように返還トラフ2側に下向きに
傾斜しており、この側に側壁部29を形成されて
いる。移送面28は移送方向に関しては水平であ
り、部品mは側壁部29に片寄つた状態で移送さ
れる。移送面28の巾第1A図に示されるように
部品mの縦の長さより若干大きいが、第1B図で
示されるように部品mの横の長さより小さい。整
送トラツク3の整送部4の終端部近辺からは、更
に他側にも側壁部30が第6図で示されるように
形成され、これにより上方のみ開口した移送溝が
形成され、その一部は上述の第1カバー24によ
り被覆される。なお、移送面28から第1カバー
24までの高さは部品mの厚みもしくは高さより
は大きいが、この2倍の厚みもしくは高さよりは
小さい。
5図で示されるように返還トラフ2側に下向きに
傾斜しており、この側に側壁部29を形成されて
いる。移送面28は移送方向に関しては水平であ
り、部品mは側壁部29に片寄つた状態で移送さ
れる。移送面28の巾第1A図に示されるように
部品mの縦の長さより若干大きいが、第1B図で
示されるように部品mの横の長さより小さい。整
送トラツク3の整送部4の終端部近辺からは、更
に他側にも側壁部30が第6図で示されるように
形成され、これにより上方のみ開口した移送溝が
形成され、その一部は上述の第1カバー24によ
り被覆される。なお、移送面28から第1カバー
24までの高さは部品mの厚みもしくは高さより
は大きいが、この2倍の厚みもしくは高さよりは
小さい。
整送トラツク3には整送部4と連接して排出部
5が形成されるが、その構成は整送部4の終端部
と同一であつて、側壁部29,30及び移送面2
8がそのまゝ延長され、これらの上の第2カバー
31が被覆され、第7図で示されるように、これ
によりトンネル32が形成される。このトンネル
32の高さは、部品mの厚みもしくは高さよりは
大きいが、この2倍の大きさよりは小さい。な
お、上述の第2カバー31は返還トラフ2と一体
的に形成された補助ブロツク部26に対し固定さ
れ、排出部5はこのブロツク部26に対し、皿ビ
ス27により固定される。
5が形成されるが、その構成は整送部4の終端部
と同一であつて、側壁部29,30及び移送面2
8がそのまゝ延長され、これらの上の第2カバー
31が被覆され、第7図で示されるように、これ
によりトンネル32が形成される。このトンネル
32の高さは、部品mの厚みもしくは高さよりは
大きいが、この2倍の大きさよりは小さい。な
お、上述の第2カバー31は返還トラフ2と一体
的に形成された補助ブロツク部26に対し固定さ
れ、排出部5はこのブロツク部26に対し、皿ビ
ス27により固定される。
整送トラツク3の整送部4の終端部の下方の壁
部には第6図で示されるように開口33が形成さ
れ、この開口33を通つて、部品mは返還トラフ
2の終端部から供給トラフ1の始端部に導かれ
る。
部には第6図で示されるように開口33が形成さ
れ、この開口33を通つて、部品mは返還トラフ
2の終端部から供給トラフ1の始端部に導かれ
る。
整送トラツク3の整送部4には更に、移送面2
8に対し、ほゞ垂直方向に断面が弧状の切欠き3
4が形成される。従つて、この部分で移送面28
の巾は小さくなるが、第1A図で示されように部
品mの縦の長さの半分よりは大きく、また第1B
図で示されるように部品mの横の長さの半分より
は小さい。従つて、第1A図で示されるような体
勢で移送されて来た部品mはそのまゝ移送面28
上を移送されるが、第1B図で示されるような体
勢で移送されて来た部品mは、その重心が移送面
28外にあるので、供給トラフ1内に落下する。
8に対し、ほゞ垂直方向に断面が弧状の切欠き3
4が形成される。従つて、この部分で移送面28
の巾は小さくなるが、第1A図で示されように部
品mの縦の長さの半分よりは大きく、また第1B
図で示されるように部品mの横の長さの半分より
は小さい。従つて、第1A図で示されるような体
勢で移送されて来た部品mはそのまゝ移送面28
上を移送されるが、第1B図で示されるような体
勢で移送されて来た部品mは、その重心が移送面
28外にあるので、供給トラフ1内に落下する。
本実施例による振動部品供給機は以上のように
構成されるが、以下、この作用について説明す
る。
構成されるが、以下、この作用について説明す
る。
まず、この供給機の使用に際しては、多量の部
品mが供給トラフ1及び返還トラフ2内に投入さ
れる。次いで、振動駆動部7,8の電磁石16,
18のコイルに交流を通電すると、供給トラフ
1、返還トラフ2及び整送トラツク3は上述した
ように振動し、供給トラフ1内の部品mは移送面
21を右方へと上昇して行き、その水平面部21
aに至る。こゝで、側壁端部20bの斜面のガイ
ド作用を受けて、部品mは返還トラフ2及び整送
トラツク3の始端部へと導かれる。このとき部品
mは第1図に示すより実際には高密度で導かれる
ものであるが、2段目、3段目………に重なつて
いる部品mは整送トラツク3を越えて返還トラフ
2内に落下する。
品mが供給トラフ1及び返還トラフ2内に投入さ
れる。次いで、振動駆動部7,8の電磁石16,
18のコイルに交流を通電すると、供給トラフ
1、返還トラフ2及び整送トラツク3は上述した
ように振動し、供給トラフ1内の部品mは移送面
21を右方へと上昇して行き、その水平面部21
aに至る。こゝで、側壁端部20bの斜面のガイ
ド作用を受けて、部品mは返還トラフ2及び整送
トラツク3の始端部へと導かれる。このとき部品
mは第1図に示すより実際には高密度で導かれる
ものであるが、2段目、3段目………に重なつて
いる部品mは整送トラツク3を越えて返還トラフ
2内に落下する。
すなわち整送トラツク3にはオーバフロー状態
で部品mが供給され、オーバフローの部品mは返
還トラフ2内へ導かれる。
で部品mが供給され、オーバフローの部品mは返
還トラフ2内へ導かれる。
第4B図で示されるように、最下段に属する部
品mは側壁部29に規制されて、整送トラツク3
の整送部4を左方へと移送されて行くが、なお重
なつている部品mは移送面28が返還トラフ2側
に下向きに傾斜しているので、振動を受けなが
ら、最下段の部品m上をすべつて返還トラフ2内
に落下する。このようにして、整送部4の切欠部
34に部品mが至るまでには、ほゞ単層の状態で
移送されるようになるが、中には第1B図で示さ
れるように非整送状態にある部品mがある。な
お、本実施例で第1A図で示される体勢で、単層
で部品mが一個宛、排出部5の端部5aから排出
されることを整送状態としている。
品mは側壁部29に規制されて、整送トラツク3
の整送部4を左方へと移送されて行くが、なお重
なつている部品mは移送面28が返還トラフ2側
に下向きに傾斜しているので、振動を受けなが
ら、最下段の部品m上をすべつて返還トラフ2内
に落下する。このようにして、整送部4の切欠部
34に部品mが至るまでには、ほゞ単層の状態で
移送されるようになるが、中には第1B図で示さ
れるように非整送状態にある部品mがある。な
お、本実施例で第1A図で示される体勢で、単層
で部品mが一個宛、排出部5の端部5aから排出
されることを整送状態としている。
上述したように、第1B図に示されるような体
勢の部品mは供給トラフ1内に落下し、第1A図
に示される体勢の部品mのみが、整送部4の端部
に至る。なお、本実施例では切欠き34が2個形
成されるが、これは更に高密度で部品mを移送す
るような場合に、各部品mの押し合う力で再び第
1B図に示すような体勢になつたり、あるいは最
初の(上流側)の切欠き34で落下しなかつたよ
うな状態に備えるものであつて、通常は1個でよ
い。
勢の部品mは供給トラフ1内に落下し、第1A図
に示される体勢の部品mのみが、整送部4の端部
に至る。なお、本実施例では切欠き34が2個形
成されるが、これは更に高密度で部品mを移送す
るような場合に、各部品mの押し合う力で再び第
1B図に示すような体勢になつたり、あるいは最
初の(上流側)の切欠き34で落下しなかつたよ
うな状態に備えるものであつて、通常は1個でよ
い。
なお、移送面28の巾を部品mの巾より若干小
さくしておけば横向きの部品mは供給トラフ1内
へ落下するので切欠き34は不要である。この場
合、整送トラツク3だけで部品mの整送作用を行
うことができることになる。
さくしておけば横向きの部品mは供給トラフ1内
へ落下するので切欠き34は不要である。この場
合、整送トラツク3だけで部品mの整送作用を行
うことができることになる。
整送部4の端部では両端壁部29,30により
案内されて、部品mは所望の体勢で左方へと移送
されるが、なおも重なつている部品mがある場合
には、第1カバー24の斜面により案内されて供
給トラフ1内に落下させられる。かくして所望の
整送状態で部品mは排出部5のトンネル32を移
送され排出端5aから一個宛排出され、後続の工
程に導かれる。
案内されて、部品mは所望の体勢で左方へと移送
されるが、なおも重なつている部品mがある場合
には、第1カバー24の斜面により案内されて供
給トラフ1内に落下させられる。かくして所望の
整送状態で部品mは排出部5のトンネル32を移
送され排出端5aから一個宛排出され、後続の工
程に導かれる。
一方、返還トラフ2内に落下した部品mは左方
へと移送され、このトラフ2の終端部に至る。
こゝで側壁端部22bの傾斜面に案内されて、部
品mは開口33を通つて供給トラフ1の始端部へ
と導かれる。なお、このとき、供給トラフ1の移
送面21はその側壁部20に向つて下向きに傾斜
しているので、部品mの重力作用も加わつて、き
わめて滑らかに供給トラフ1の始端部に導かれ
る。
へと移送され、このトラフ2の終端部に至る。
こゝで側壁端部22bの傾斜面に案内されて、部
品mは開口33を通つて供給トラフ1の始端部へ
と導かれる。なお、このとき、供給トラフ1の移
送面21はその側壁部20に向つて下向きに傾斜
しているので、部品mの重力作用も加わつて、き
わめて滑らかに供給トラフ1の始端部に導かれ
る。
以上のようにして、非整送状態の部品mは供給
トラフ1又は返還トラフ2内に落下して整送状態
になるまで循還をくり返し、やがて投入された部
品mはすべて整送されて排出部5の排出端から出
て行く。
トラフ1又は返還トラフ2内に落下して整送状態
になるまで循還をくり返し、やがて投入された部
品mはすべて整送されて排出部5の排出端から出
て行く。
第8図〜第11図は本発明の第2実施例による
振動部品供給機を示す。本実施例は整送トラツク
が2列3A,3B設けられることを除いては、上
述の実施例とほゞ同じ構成であるので、対応する
部分については同一の符号を付し、それらの詳細
な説明は省略する。
振動部品供給機を示す。本実施例は整送トラツク
が2列3A,3B設けられることを除いては、上
述の実施例とほゞ同じ構成であるので、対応する
部分については同一の符号を付し、それらの詳細
な説明は省略する。
すなわち、本実施例でも主要部を構成する供給
トラフ1及び返還トラフ2は第1実施例と同一の
構造を有するが、整送トラツク3A,3Bの各構
造が第1実施例の整送トラツク3とは若干異な
る。本整送トラツク3A,3Bも返還トラフ2に
皿ビス25,27により着脱可能に固定される
が、それらの始端部40A,40Bは第9図に示
されるように水平面とされ、かつ供給トラフ1の
終端部21aと同レベルとされる。それらの始端
部40A,40Bに連接する整送部4A,4Bに
は第10図に示されるようにそれぞぞれ相反する
側に側壁部29A,29Bが形成され、それぞれ
の移送面28A,28Bは外方に向つて、すなわ
ち側壁部29A,29Bに向つて下向きに傾斜し
ている。移送面28A,28Bの境界線50は水
平な始端部40A,40Bと同一レベルにある。
従つて、第8図で示されるように始端部40A,
40Bと整送部4A,4Bとの境界部にわづかな
斜方向の段差51が形成される。
トラフ1及び返還トラフ2は第1実施例と同一の
構造を有するが、整送トラツク3A,3Bの各構
造が第1実施例の整送トラツク3とは若干異な
る。本整送トラツク3A,3Bも返還トラフ2に
皿ビス25,27により着脱可能に固定される
が、それらの始端部40A,40Bは第9図に示
されるように水平面とされ、かつ供給トラフ1の
終端部21aと同レベルとされる。それらの始端
部40A,40Bに連接する整送部4A,4Bに
は第10図に示されるようにそれぞぞれ相反する
側に側壁部29A,29Bが形成され、それぞれ
の移送面28A,28Bは外方に向つて、すなわ
ち側壁部29A,29Bに向つて下向きに傾斜し
ている。移送面28A,28Bの境界線50は水
平な始端部40A,40Bと同一レベルにある。
従つて、第8図で示されるように始端部40A,
40Bと整送部4A,4Bとの境界部にわづかな
斜方向の段差51が形成される。
整送部4A,4Bの終端部近くからは、第1実
施例と同様に、もう一方の側壁部30A,30B
が形成され、これにより相隔離した溝が形成され
る。側壁部30A,30Bは相接し、、他方の側
壁部29A,29Bと同様に、整送部3A,3B
に連接する排出部5A,5Bの排出端にまで延び
ている。
施例と同様に、もう一方の側壁部30A,30B
が形成され、これにより相隔離した溝が形成され
る。側壁部30A,30Bは相接し、、他方の側
壁部29A,29Bと同様に、整送部3A,3B
に連接する排出部5A,5Bの排出端にまで延び
ている。
一方の整送部4Aの終端部は第1実施と同様に
第1カバー24で被覆され、更に排出部5Aも第
2カバー31Aで被覆され、これにより、第11
図に示されるように部品の通るトンネルが形成さ
れる。他方の整送部4Bの終端部及びこれと連接
する排出部5Bは一枚の第3カバー31Bで被覆
される。このカバー31Bの部品上流側端部も、
第1カバー24と同様に斜めに形成されており、
重なつた部品を供給トラフ1内に落下させる案内
作用を行なう。第3カバー31Bによつて第11
図に示されるように部品の通るトンネルが形成さ
れる。
第1カバー24で被覆され、更に排出部5Aも第
2カバー31Aで被覆され、これにより、第11
図に示されるように部品の通るトンネルが形成さ
れる。他方の整送部4Bの終端部及びこれと連接
する排出部5Bは一枚の第3カバー31Bで被覆
される。このカバー31Bの部品上流側端部も、
第1カバー24と同様に斜めに形成されており、
重なつた部品を供給トラフ1内に落下させる案内
作用を行なう。第3カバー31Bによつて第11
図に示されるように部品の通るトンネルが形成さ
れる。
本実施例に適用される部品は第1実施例に適用
された部品とは寸法又は形状が異なり、以上の構
成で整送可能なものとする。従つて、第1実施例
で設けられた切欠き34は形成されない。あるい
は、同一の部品mを取り扱うとしても、この供給
機内に投入された部品mの密度が充分に小さけれ
ば、第1B図に示すような体勢で移送される部品
mがあつても、振動力を受けて第1A図に示され
るようなその安定な体勢に変わることができるの
で、このような場合には第1実施例と同一の部品
mに適用してもよい。また、高密度で部品mを移
送する場合でも、例えば、側壁部29A,29B
の適所に、部品mの縦の長さよりは大きいが、そ
の横の長さよりは小さい長方形状の切欠きを設け
れば、第1B図に示されるような体勢で移送され
て来た部品mはこの切欠きを通つて、返還トラフ
2又は供給トラフ1内へと落下させることができ
る。第1A図で示される体勢で移送されて来た部
品はそのまゝ切欠きの側方を通過する。
された部品とは寸法又は形状が異なり、以上の構
成で整送可能なものとする。従つて、第1実施例
で設けられた切欠き34は形成されない。あるい
は、同一の部品mを取り扱うとしても、この供給
機内に投入された部品mの密度が充分に小さけれ
ば、第1B図に示すような体勢で移送される部品
mがあつても、振動力を受けて第1A図に示され
るようなその安定な体勢に変わることができるの
で、このような場合には第1実施例と同一の部品
mに適用してもよい。また、高密度で部品mを移
送する場合でも、例えば、側壁部29A,29B
の適所に、部品mの縦の長さよりは大きいが、そ
の横の長さよりは小さい長方形状の切欠きを設け
れば、第1B図に示されるような体勢で移送され
て来た部品mはこの切欠きを通つて、返還トラフ
2又は供給トラフ1内へと落下させることができ
る。第1A図で示される体勢で移送されて来た部
品はそのまゝ切欠きの側方を通過する。
第8図において多量の部品を供給トラフ1及び
返還トラフ2に投入して振動駆動部の電磁石のコ
イルに通電すると、供給トラフ1、返還トラフ
1、及び整送トラツク3A,3Bは、第1実施例
と同様に、第2図に示す矢印A方向及びB方向に
振動する。なお、第2実施例では図示省略した
が、供給トラフ1の下方には、第2図に示すよう
な駆動部7が配置され、返還トラフ2の下方には
駆動部8が配置されている。供給トラフ1内の部
品(図示省略)は第1図において右方向に移送さ
れ、返還トラフ2及び整送トラツク3A,3B内
の部品は左方向に移送される。
返還トラフ2に投入して振動駆動部の電磁石のコ
イルに通電すると、供給トラフ1、返還トラフ
1、及び整送トラツク3A,3Bは、第1実施例
と同様に、第2図に示す矢印A方向及びB方向に
振動する。なお、第2実施例では図示省略した
が、供給トラフ1の下方には、第2図に示すよう
な駆動部7が配置され、返還トラフ2の下方には
駆動部8が配置されている。供給トラフ1内の部
品(図示省略)は第1図において右方向に移送さ
れ、返還トラフ2及び整送トラツク3A,3B内
の部品は左方向に移送される。
供給トラフ1の移送面21を上昇して来た部品
は側壁端部20bの斜面に案内されて、整送トラ
ツク3A,3Bの始端部40A,40Bへと向
う。こゝでオーバー・フローの状態にある部品は
返還トラフ2内に落下するが、他の部品は、始端
部40A,40Bに沿つて移送され、整送部4
A,4Bに至る。一方の整送部4A内に導かれた
部品は、側壁部29Aに片寄つて一列づつ移送面
28A上を移送され、他方の整送部4B内に導か
れた部品は、側壁部29Bに片寄つて一列づつ移
送面28B上を移送される。整送部4A,4Bに
おいて重なつている部品は第1施例と同様に、移
送面28A,28Bが傾斜しているので、供給ト
ラフ1又は返還トラフ2内へと落下する。
は側壁端部20bの斜面に案内されて、整送トラ
ツク3A,3Bの始端部40A,40Bへと向
う。こゝでオーバー・フローの状態にある部品は
返還トラフ2内に落下するが、他の部品は、始端
部40A,40Bに沿つて移送され、整送部4
A,4Bに至る。一方の整送部4A内に導かれた
部品は、側壁部29Aに片寄つて一列づつ移送面
28A上を移送され、他方の整送部4B内に導か
れた部品は、側壁部29Bに片寄つて一列づつ移
送面28B上を移送される。整送部4A,4Bに
おいて重なつている部品は第1施例と同様に、移
送面28A,28Bが傾斜しているので、供給ト
ラフ1又は返還トラフ2内へと落下する。
第1カバー24及び第3カバー31Bの端部に
至つて、なお重なつている部品は、これらの斜面
に案内されて、供給トラフ1内に落下する。。部
品は排出部5A,5B内のトンネルを通つて、そ
れぞれ排出端から一個宛排出され、後続の工程に
導かれる。
至つて、なお重なつている部品は、これらの斜面
に案内されて、供給トラフ1内に落下する。。部
品は排出部5A,5B内のトンネルを通つて、そ
れぞれ排出端から一個宛排出され、後続の工程に
導かれる。
非整送状態にある部品は供給トラフ1又は返還
トラフ2内に落下し、整送状態を得るまで循還す
る。なお、図示省略したが、供給トラフ1の始端
部もしくは返還トラフ2の終端部に位置して整送
トラツク3A,3Bを構成する壁部には第1実施
例と同様に開口が形成されている。この開口を通
つて部品は返還トラフ2の終端部から、供給トラ
フ1の始端部に導かれる。
トラフ2内に落下し、整送状態を得るまで循還す
る。なお、図示省略したが、供給トラフ1の始端
部もしくは返還トラフ2の終端部に位置して整送
トラツク3A,3Bを構成する壁部には第1実施
例と同様に開口が形成されている。この開口を通
つて部品は返還トラフ2の終端部から、供給トラ
フ1の始端部に導かれる。
以上のようにして投入された部品はすべて整送
されて、排出部5A,5Bから排出されるのであ
るが、本実施例では他がすべてほゞ同一の構成で
ありながら、必ずしも同一の部品が適用可能とは
限らないが、2列の整送トラツク3A,3Bで整
送状態を得るようにしてあるので、第1実施例よ
りはるかに整送効率、もしくは供給効率がすぐれ
ていると言える。
されて、排出部5A,5Bから排出されるのであ
るが、本実施例では他がすべてほゞ同一の構成で
ありながら、必ずしも同一の部品が適用可能とは
限らないが、2列の整送トラツク3A,3Bで整
送状態を得るようにしてあるので、第1実施例よ
りはるかに整送効率、もしくは供給効率がすぐれ
ていると言える。
また一般に、小型の電子部品を取り扱う場合に
は、供給機の軽量化を図るために供給トラフ1及
び返還トラフ2はアルミニウム製とされるが、整
送トラツク3,3A,3Bは必ずしも、これと同
一の材料で製造される必要はなく、着脱可能に皿
ビス25,27で返還トラフ2に固定されている
ので、別の材料で製造することができる。従つて
供給トラフ1及び返還トラフ2より高い精度を必
要とする整送トラツク3A,3Bを、別に加工す
ることができて好都合であるばかりか、加工条件
に合つた材料を供給トラフ1及び返還トラフ2の
材質とは無関係に選定し得る。また、実際に部品
を流して検査の結果、再加工を施す必要が生じた
場合には、整送トラツク3,3A,3Bだけを取
り外して所望の加工を施すことができるので、生
産能率をも向上させる。また、同一の駆動部、供
給トラフ1及び返還トラフ2に対して、整送すべ
き部品に応じて種々の整送トラツクを適用するこ
とができるので、本実施例の供給機はそれだけ汎
用性が高いと言える。また、返還トラフ2の少な
くともその全長に沿つて設けられているので、従
来のリニア式(供給トラフと返還トラフとが直線
に延びている)供給機より整送効率も高い。
は、供給機の軽量化を図るために供給トラフ1及
び返還トラフ2はアルミニウム製とされるが、整
送トラツク3,3A,3Bは必ずしも、これと同
一の材料で製造される必要はなく、着脱可能に皿
ビス25,27で返還トラフ2に固定されている
ので、別の材料で製造することができる。従つて
供給トラフ1及び返還トラフ2より高い精度を必
要とする整送トラツク3A,3Bを、別に加工す
ることができて好都合であるばかりか、加工条件
に合つた材料を供給トラフ1及び返還トラフ2の
材質とは無関係に選定し得る。また、実際に部品
を流して検査の結果、再加工を施す必要が生じた
場合には、整送トラツク3,3A,3Bだけを取
り外して所望の加工を施すことができるので、生
産能率をも向上させる。また、同一の駆動部、供
給トラフ1及び返還トラフ2に対して、整送すべ
き部品に応じて種々の整送トラツクを適用するこ
とができるので、本実施例の供給機はそれだけ汎
用性が高いと言える。また、返還トラフ2の少な
くともその全長に沿つて設けられているので、従
来のリニア式(供給トラフと返還トラフとが直線
に延びている)供給機より整送効率も高い。
以上、本発明の実施例について説明したが、勿
論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
例えば以上の実施例では極めて簡単な整送トラ
ツク3,3A,3Bが示されたが、従来のスパイ
ラル状のトラツクを有するパーツフイーダに使用
される種々の整送手段を整送トラツク上に又はそ
の上方に設けて各種の部品の整送に供するように
することもできる。
ツク3,3A,3Bが示されたが、従来のスパイ
ラル状のトラツクを有するパーツフイーダに使用
される種々の整送手段を整送トラツク上に又はそ
の上方に設けて各種の部品の整送に供するように
することもできる。
また以上の実施例ではベース10,11を別体
としたが、一体化してもよい。この場合には更に
電磁石16,18の固定コアを一体化させてもよ
い。
としたが、一体化してもよい。この場合には更に
電磁石16,18の固定コアを一体化させてもよ
い。
以上述べたように本発明の振動部品供給機の構
成によれば、返還トラフに沿つて、少なくともそ
の全長にわたつて直線的に延在し、かつ該返還ト
ラフの前記供給トラフ側に一体的に固定され、前
記供給トラフ及び返還トラフの移送面の巾より小
さくて前記供給トラフ側又は前記返還トラフ側に
下向きに傾斜する移送面と、この低い方の縁部に
沿つて側壁部とを有する整送トラツク、前記供給
トラフの終端部から前記返還トラフ及び前記整送
トラツクの始端部に向つて傾斜する前記供給トラ
フの側壁部によつて部品を案内する第1案内手段
を備え前記整送トラツクの始端部でオーバフロー
した部品は前記第1案内手段により前記返還トラ
フ側に案内するようにしているので部品の整列を
行う距離が長くとれ、かつオーバフロー気味で部
品を供給するようにしても部品の閉塞現象を防止
することができ、これにより部品整送供給効率を
向上させることができ、整送トラツクは直線的で
あるので加工が極めて容易である、複雑な形状の
部品を整列させることもできる、などの効果を奏
することができ、よつて生産効率、部品供給効率
を従来より向上させることができ、かつ供給機の
汎用性を高めることができる。
成によれば、返還トラフに沿つて、少なくともそ
の全長にわたつて直線的に延在し、かつ該返還ト
ラフの前記供給トラフ側に一体的に固定され、前
記供給トラフ及び返還トラフの移送面の巾より小
さくて前記供給トラフ側又は前記返還トラフ側に
下向きに傾斜する移送面と、この低い方の縁部に
沿つて側壁部とを有する整送トラツク、前記供給
トラフの終端部から前記返還トラフ及び前記整送
トラツクの始端部に向つて傾斜する前記供給トラ
フの側壁部によつて部品を案内する第1案内手段
を備え前記整送トラツクの始端部でオーバフロー
した部品は前記第1案内手段により前記返還トラ
フ側に案内するようにしているので部品の整列を
行う距離が長くとれ、かつオーバフロー気味で部
品を供給するようにしても部品の閉塞現象を防止
することができ、これにより部品整送供給効率を
向上させることができ、整送トラツクは直線的で
あるので加工が極めて容易である、複雑な形状の
部品を整列させることもできる、などの効果を奏
することができ、よつて生産効率、部品供給効率
を従来より向上させることができ、かつ供給機の
汎用性を高めることができる。
第1図は本発明の第1実施例による振動部品供
給機の平面図、第1A図及び第1B図は同供給機
の作用を説明するための部分拡大平面図、第2図
は同供給機の側面図、第3図は第1図において供
給トラフ部分の−線方向断面図、第4A図は
第1図における供給トラフ、整送トラツク及び返
還トラフ部分のA−A線方向拡大断面図、第
4B図は同供給機の作用を説明するための第4A
図の部分拡大断面図、第5図は第1図における
−線方向拡大断面図、第6図は第1図における
−線方向拡大断面図、第7図は第1図におけ
る−線方向拡大断面図、第8図は本発明の第
2実施例による振動部品供給機の平面図、第9図
は第8図における−線方向拡大断面図、第1
0図は第8図における−線方向拡大断面図、
及び第11図は第8図におけるXI−XI線方向拡大
断面図である。 なお、図において、1……供給トラフ、2……
返還トラフ、3,3A,3B……整送トラツク、
7,8……振動駆動部、20,22……側壁部、
21a……平面部、33……開口。
給機の平面図、第1A図及び第1B図は同供給機
の作用を説明するための部分拡大平面図、第2図
は同供給機の側面図、第3図は第1図において供
給トラフ部分の−線方向断面図、第4A図は
第1図における供給トラフ、整送トラツク及び返
還トラフ部分のA−A線方向拡大断面図、第
4B図は同供給機の作用を説明するための第4A
図の部分拡大断面図、第5図は第1図における
−線方向拡大断面図、第6図は第1図における
−線方向拡大断面図、第7図は第1図におけ
る−線方向拡大断面図、第8図は本発明の第
2実施例による振動部品供給機の平面図、第9図
は第8図における−線方向拡大断面図、第1
0図は第8図における−線方向拡大断面図、
及び第11図は第8図におけるXI−XI線方向拡大
断面図である。 なお、図において、1……供給トラフ、2……
返還トラフ、3,3A,3B……整送トラツク、
7,8……振動駆動部、20,22……側壁部、
21a……平面部、33……開口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直線的に延び、一方向に部品を移送するよう
に振動を受ける供給トラフ;直線的に延び、前記
一方向とは逆方向に部品を移送するように振動を
受ける返還トラフ;この返還トラフに沿つて少な
くともその全長にわたつて直線的に延在し、かつ
該返還トラフの前記供給トラフ側に一体的に固定
され、前記供給トラフ及び返還トラフの移送面の
巾より小さくて前記供給トラフ側又は前記返還ト
ラフ側に下向きに傾斜する移送面と、この低い方
の縁部に沿つて側壁部とを有する整送トラツク;
前記供給トラフの終端部から前記返還トラフ及び
前記整送トラツクの始端部に向かつて傾斜する前
記供給トラフの側壁部によつて部品を案内する第
1案内手段;及び前記返還トラフの終端部から前
記供給トラフの始端部に向つて傾斜する前記返還
トラフの側壁部によつて部品を案内する第2案内
手段を具備し、前記第1案内手段によつて前記整
送トラツクの始端部にオーバフローして供給され
た部品は前記返還トラフ側に案内し、前記整送ト
ラツクを移送中非整送状態にある部品を該整送ト
ラフから前記供給トラフ及び/又は前記返還トラ
フに落下させるようにし、整送状態にある部品を
前記整送トラツクの終端部から外部へ排出するよ
うにしたことを特徴とする振動部品供給機。 2 前記整送トラツクは前記返還トラフに着脱可
能に固定されている前記第1項に記載の振動部品
供給機。 3 前記整送トラツクは前記返還トラフの内側側
壁部を形成している前記第1項に記載の振動部品
供給機。 4 前記整送トラツクは相互に近接して配設され
た第1整送トラツク部と第2整送トラツク部とか
ら成り、それぞれの移送面は外方に向つて下向き
に傾斜している前記第3項に記載の振動部品供給
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20137981A JPS58125512A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 振動部品供給機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20137981A JPS58125512A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 振動部品供給機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7378082A Division JPS58104813A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 振動部品供給機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58125512A JPS58125512A (ja) | 1983-07-26 |
JPH0219046B2 true JPH0219046B2 (ja) | 1990-04-27 |
Family
ID=16440094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20137981A Granted JPS58125512A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 振動部品供給機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58125512A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1251527B (it) * | 1991-10-30 | 1995-05-16 | Promart Srl | Piano vibrante multicanale per l'alimentazione di pezzi sfusi in genere |
JP4660843B2 (ja) * | 2000-08-23 | 2011-03-30 | 日東工業株式会社 | チップの整面1列整列搬送用フィダー |
JP6676433B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2020-04-08 | 株式会社Lixil | ねじ自動供給装置 |
-
1981
- 1981-12-14 JP JP20137981A patent/JPS58125512A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58125512A (ja) | 1983-07-26 |
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