JPH02189203A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH02189203A JPH02189203A JP1007325A JP732589A JPH02189203A JP H02189203 A JPH02189203 A JP H02189203A JP 1007325 A JP1007325 A JP 1007325A JP 732589 A JP732589 A JP 732589A JP H02189203 A JPH02189203 A JP H02189203A
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- rubber
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
- B60C11/1307—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
- B60C11/1346—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls covered by a rubber different from the tread rubber
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/0041—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
- B60C11/005—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
-
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1231—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe being shallow, i.e. sipe depth of less than 3 mm
-
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- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1272—Width of the sipe
- B60C2011/1277—Width of the sipe being narrow, i.e. less than 0.3 mm
-
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/14—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
- B60C2011/147—Foamed rubber or sponge rubber on the tread band
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
几 の1
この発明は、特に冬期の氷雪路面とにおける駆動性能、
制動性能、操縦性能等の氷雪性能を向上させた空気入り
タイヤに関する。
制動性能、操縦性能等の氷雪性能を向上させた空気入り
タイヤに関する。
【太立且遣
従来、前述したような氷雪性能が良好な空気入りタイヤ
としては、例えば発泡ゴムをトレッドに用いた空気入り
タイヤが知られており、このような空気入りタイヤは、
氷雪面上に存在している水分を接地時に気泡内に吸込ん
で氷雪面を直接露出させ、これにより、氷雪性能を向上
させるようにしている。
としては、例えば発泡ゴムをトレッドに用いた空気入り
タイヤが知られており、このような空気入りタイヤは、
氷雪面上に存在している水分を接地時に気泡内に吸込ん
で氷雪面を直接露出させ、これにより、氷雪性能を向上
させるようにしている。
が しよう る
しかしながら、このような空気入りタイヤにあっては、
発泡ゴム内に存在する各々の気泡が応力集中核となり易
く、ゴムの耐引き裂き性が低くなっているため、細溝底
や細溝端等の繰り返し応力が働く部位で亀裂が発生、伝
帳し易いという問題点がある。
発泡ゴム内に存在する各々の気泡が応力集中核となり易
く、ゴムの耐引き裂き性が低くなっているため、細溝底
や細溝端等の繰り返し応力が働く部位で亀裂が発生、伝
帳し易いという問題点がある。
るための
このような問題点を解決するため、本出願人は鋭意研究
を重ね、特願昭83−148849号(昭和83年6月
13日出願)において溝底等の亀裂を効果的に阻止する
ことができる空気入りタイヤを提案した。
を重ね、特願昭83−148849号(昭和83年6月
13日出願)において溝底等の亀裂を効果的に阻止する
ことができる空気入りタイヤを提案した。
その空気入りタイヤは、半径方向外方に位置する外側ゴ
ム層および内方に位置する内側ゴム層の少なくとも2層
のゴム層からなるトレッドを有し、該トレッドの少なく
とも一部分にブロック状の陸部を形成する複数の溝を有
する空気入りタイヤにおいて、前記内側ゴム層はショア
ーA硬度が54°〜80°でかつ前記外側ゴム層に比し
てより高く、前記外側ゴム層は発泡率Vが5%〜50%
の範囲の発泡ゴムからなり前記トレッドの体積に占める
割合は少なくとも10%であり、前記外側ゴム層の外表
面が外側ゴム層の発泡ゴムの発泡率より小さいゴムシー
トからなる厚さ lsm以下の被覆層により被覆されて
なる空気入りタイヤである。
ム層および内方に位置する内側ゴム層の少なくとも2層
のゴム層からなるトレッドを有し、該トレッドの少なく
とも一部分にブロック状の陸部を形成する複数の溝を有
する空気入りタイヤにおいて、前記内側ゴム層はショア
ーA硬度が54°〜80°でかつ前記外側ゴム層に比し
てより高く、前記外側ゴム層は発泡率Vが5%〜50%
の範囲の発泡ゴムからなり前記トレッドの体積に占める
割合は少なくとも10%であり、前記外側ゴム層の外表
面が外側ゴム層の発泡ゴムの発泡率より小さいゴムシー
トからなる厚さ lsm以下の被覆層により被覆されて
なる空気入りタイヤである。
しかしながら、このような空気入りタイヤは。
発泡ゴムからなる外側ゴム層の外表面を、発泡率の低い
、一般には無発泡の通常ゴムからなる被覆層により被覆
しているので、摩耗の極く初期において、即ち被覆層が
摩耗で消失するまでの間、滑らかな表面が露出し、この
結果、氷雪面上に存在している水分を充分に排除するこ
とができなくなって氷雪性能が低下してしまうという問
題点がある。
、一般には無発泡の通常ゴムからなる被覆層により被覆
しているので、摩耗の極く初期において、即ち被覆層が
摩耗で消失するまでの間、滑らかな表面が露出し、この
結果、氷雪面上に存在している水分を充分に排除するこ
とができなくなって氷雪性能が低下してしまうという問
題点がある。
このため、本出願人は鋭意研究を重ね、以下のような空
気入りタイヤを案出した。
気入りタイヤを案出した。
即ち、半径方向外方に位置する外側ゴム層および半径方
向内方に位置する内側ゴム層の少なくとも2層のゴム層
からなり、その表面に溝および陸部が形成されたトレッ
ドを有する空気入りタイヤにおいて、前記内側ゴム層を
ショアーA硬度が外側ゴム層のショアーA硬度より高い
ゴムから構成するとともに、前記外側ゴム層を発泡ゴム
から構成し、かつ、前記外側ゴム層の表面を発泡率が外
側ゴム層の発泡率より小さいゴムからなる被覆ゴム層に
より被覆するとともに、前記隆部表面に溝深さが4.5
mm以下の多数の細溝を形成した空気入りタイヤである
。
向内方に位置する内側ゴム層の少なくとも2層のゴム層
からなり、その表面に溝および陸部が形成されたトレッ
ドを有する空気入りタイヤにおいて、前記内側ゴム層を
ショアーA硬度が外側ゴム層のショアーA硬度より高い
ゴムから構成するとともに、前記外側ゴム層を発泡ゴム
から構成し、かつ、前記外側ゴム層の表面を発泡率が外
側ゴム層の発泡率より小さいゴムからなる被覆ゴム層に
より被覆するとともに、前記隆部表面に溝深さが4.5
mm以下の多数の細溝を形成した空気入りタイヤである
。
ここで、前記細溝の溝深さを1.0mm以上とするとよ
い。
い。
1月
今、この発明の空気入りタイヤが氷雪面上を走行し、ま
た、この空気入りタイヤの最外層には摩耗の極く初期で
あるため、被覆ゴム層が残存しているとする。ここで、
被覆ゴム層はその発泡率が外側ゴム層の発泡率より小さ
いゴムから構成されているため、前述のように被覆ゴム
層が残存していると、氷雪面上に存在している水分を充
分に排除することができないと考えられるが、この発明
のように隆部表面に多数の細溝を形成すれば、これら細
溝が踏面接地域に到達したとき、氷雪面上の水分を効果
的に排除することができる。その理由は、水分が細溝内
に毛細管現象により吸上げられて貯込まれるとともに、
細溝の開口エツジによって掻き除かれるからであると考
えられる。この結果、前述したような被覆ゴム層により
被覆された空気入りタイヤであっても、摩耗の極く初期
における氷雪性能を良好なものとすることができる。こ
こで、細溝の溝深さが4.5mmを超えると。
た、この空気入りタイヤの最外層には摩耗の極く初期で
あるため、被覆ゴム層が残存しているとする。ここで、
被覆ゴム層はその発泡率が外側ゴム層の発泡率より小さ
いゴムから構成されているため、前述のように被覆ゴム
層が残存していると、氷雪面上に存在している水分を充
分に排除することができないと考えられるが、この発明
のように隆部表面に多数の細溝を形成すれば、これら細
溝が踏面接地域に到達したとき、氷雪面上の水分を効果
的に排除することができる。その理由は、水分が細溝内
に毛細管現象により吸上げられて貯込まれるとともに、
細溝の開口エツジによって掻き除かれるからであると考
えられる。この結果、前述したような被覆ゴム層により
被覆された空気入りタイヤであっても、摩耗の極く初期
における氷雪性能を良好なものとすることができる。こ
こで、細溝の溝深さが4.5mmを超えると。
トレッドの陸部の曲げ剛性が低下して摩耗が促進してし
まうので、細溝の溝深さは4.5+sm以下でなければ
ならない、そして、このような被覆ゴム層が摩耗により
全て消失すると外側ゴム層が露出するが、このときには
外側ゴム層の外表面に露出している気泡に吸込まれて水
分が氷雪面上から排除される。
まうので、細溝の溝深さは4.5+sm以下でなければ
ならない、そして、このような被覆ゴム層が摩耗により
全て消失すると外側ゴム層が露出するが、このときには
外側ゴム層の外表面に露出している気泡に吸込まれて水
分が氷雪面上から排除される。
また、前述のように細溝の溝深さを 1.0層以上とす
れば、前述の効果を確実に発揮することができるが、
1.0mm未満であると、前記効果が弱くなる。
れば、前述の効果を確実に発揮することができるが、
1.0mm未満であると、前記効果が弱くなる。
実jE例
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、 1は空気入りタイヤであり、このタ
イヤ lはトロイダル状をした少なくとも1層のカーカ
スプライ 2からなるカーカス層3と、このカーカス層
3の半径方向外側に配置され、少なくとも1層、この実
施例では3層のベルドブライ 4からなるベルト層5と
、このベルト層5の半径方向外側に配置されたトレッド
8と、を有する。前記トレッド6はタイヤlの半径方向
外方に位置する外側ゴム層11と、半径方向内方に位置
する内側ゴム層12と、の少なくとも2層のゴム層から
構成されている。前記外側ゴム層11は発泡率■が5%
〜50%の範囲の発泡ゴムから構成するとともに4前記
トレッド60体積に占める割合を少なくとも10%とし
ている。ここで、外側ゴム層l!に用いる発泡ゴムは、
通常のゴム配合物に発泡剤を加えて通常のタイヤ製造方
法に従って加熱。
イヤ lはトロイダル状をした少なくとも1層のカーカ
スプライ 2からなるカーカス層3と、このカーカス層
3の半径方向外側に配置され、少なくとも1層、この実
施例では3層のベルドブライ 4からなるベルト層5と
、このベルト層5の半径方向外側に配置されたトレッド
8と、を有する。前記トレッド6はタイヤlの半径方向
外方に位置する外側ゴム層11と、半径方向内方に位置
する内側ゴム層12と、の少なくとも2層のゴム層から
構成されている。前記外側ゴム層11は発泡率■が5%
〜50%の範囲の発泡ゴムから構成するとともに4前記
トレッド60体積に占める割合を少なくとも10%とし
ている。ここで、外側ゴム層l!に用いる発泡ゴムは、
通常のゴム配合物に発泡剤を加えて通常のタイヤ製造方
法に従って加熱。
加圧することにより形成される。また、前述のように外
側ゴム層l!の発泡率Vを5%〜50%の範囲としたの
は、 5%未満では低温時の発泡ゴムの柔軟性が得られ
ず、また、50%を超えると耐摩耗性能が低下して氷雪
路面、湿潤路面以外の乾燥路面での耐摩耗性が実用的に
不充分であるからである。ここで、発泡ゴムの発泡率V
は次式%式%() で表すことができる。上記式において、aは発泡ゴムの
ゴム固相部の密度(g/IIIJ) 、 bは発泡ゴ
ムの密度(g/CIA)である、さらに、前記外側ゴム
層11のトレッド6の体積に占める割合を少なくとも1
0%としたのは、10%未満であると氷雪性能の改良効
果が少ないためである。一方、前記内側ゴム層12は、
ショアーA硬度が前記外側ゴム層11のショアーA硬度
より高く、かつ、その発泡率が前記外側ゴム層11の発
泡率より小さい(発泡率が零の無発泡ゴムでもよい)ゴ
ムから構成している。ここで、前述のように内側ゴム層
12ノシヨアーA硬度を外側ゴム層11のショアーA硬
度より高くすれば、前述したような加硫圧力の除去時に
おける外側ゴム層11(発泡ゴム)の膨張を抑制するこ
とができ、これにより、トレッド6に形成された溝の幅
が狭小化するのを抑制することができる。ここで、この
内側ゴム層12のショアーA硬度は54度〜80度の範
囲内であることが好ましい。その理由は54度未満であ
ると、前記溝幅の変化を抑制する効果が小さく、一方、
80度を超え2と氷雪性能が低下するからである。そし
て、これらトレッド6の表面には主溝、横溝等の接地時
に閉じることのない幅広の構溝16が形成され、これら
構溝lGによりトレッド8の表面にはブロック、リブ、
ラグ等の陸部18が画成される。また、この陸部18の
表面にはサイズ等の接地時に閉じる幅狭の狭溝17が複
数本形成されている。この実施例では、前記構溝16は
外側ゴム層11を貫通して内側ゴム層12の厚さ方向中
央部まで到達し、一方、狭溝17は内側ゴム層12の外
表面近傍まで到達している。前記トレー2ドロの表面、
詳しくは外側ゴム層11の表面(構溝16、狭溝17の
表面も含む)は発泡率が外側ゴム層11の発泡率より小
さいゴムからなる(発泡率は零でもよい)被覆ゴム層2
1により被覆されている。ここで、被覆ゴム層21の厚
さは、前記狭溝17の溝底を亀裂が生じない程度に強化
する厚さとする。また、この外側ゴム層21を含む陸部
18の表面にはタイヤ1の軸線方向と略平行な多数の細
溝22が形成され、これらの細溝22は1例えばナイフ
カットあるいは加硫モールドの°内面に設けられた多数
の薄肉ブレードにより形成される。
側ゴム層l!の発泡率Vを5%〜50%の範囲としたの
は、 5%未満では低温時の発泡ゴムの柔軟性が得られ
ず、また、50%を超えると耐摩耗性能が低下して氷雪
路面、湿潤路面以外の乾燥路面での耐摩耗性が実用的に
不充分であるからである。ここで、発泡ゴムの発泡率V
は次式%式%() で表すことができる。上記式において、aは発泡ゴムの
ゴム固相部の密度(g/IIIJ) 、 bは発泡ゴ
ムの密度(g/CIA)である、さらに、前記外側ゴム
層11のトレッド6の体積に占める割合を少なくとも1
0%としたのは、10%未満であると氷雪性能の改良効
果が少ないためである。一方、前記内側ゴム層12は、
ショアーA硬度が前記外側ゴム層11のショアーA硬度
より高く、かつ、その発泡率が前記外側ゴム層11の発
泡率より小さい(発泡率が零の無発泡ゴムでもよい)ゴ
ムから構成している。ここで、前述のように内側ゴム層
12ノシヨアーA硬度を外側ゴム層11のショアーA硬
度より高くすれば、前述したような加硫圧力の除去時に
おける外側ゴム層11(発泡ゴム)の膨張を抑制するこ
とができ、これにより、トレッド6に形成された溝の幅
が狭小化するのを抑制することができる。ここで、この
内側ゴム層12のショアーA硬度は54度〜80度の範
囲内であることが好ましい。その理由は54度未満であ
ると、前記溝幅の変化を抑制する効果が小さく、一方、
80度を超え2と氷雪性能が低下するからである。そし
て、これらトレッド6の表面には主溝、横溝等の接地時
に閉じることのない幅広の構溝16が形成され、これら
構溝lGによりトレッド8の表面にはブロック、リブ、
ラグ等の陸部18が画成される。また、この陸部18の
表面にはサイズ等の接地時に閉じる幅狭の狭溝17が複
数本形成されている。この実施例では、前記構溝16は
外側ゴム層11を貫通して内側ゴム層12の厚さ方向中
央部まで到達し、一方、狭溝17は内側ゴム層12の外
表面近傍まで到達している。前記トレー2ドロの表面、
詳しくは外側ゴム層11の表面(構溝16、狭溝17の
表面も含む)は発泡率が外側ゴム層11の発泡率より小
さいゴムからなる(発泡率は零でもよい)被覆ゴム層2
1により被覆されている。ここで、被覆ゴム層21の厚
さは、前記狭溝17の溝底を亀裂が生じない程度に強化
する厚さとする。また、この外側ゴム層21を含む陸部
18の表面にはタイヤ1の軸線方向と略平行な多数の細
溝22が形成され、これらの細溝22は1例えばナイフ
カットあるいは加硫モールドの°内面に設けられた多数
の薄肉ブレードにより形成される。
ここで、細溝22の溝幅を狭くするほど踏面接地域にお
ける接地圧が均一となるため、細溝22は薄肉ブレード
で形成するよりナイフカットで形成するほうがよい、そ
して、これら細溝22はその溝深さDが4.5mm以下
でなければならない、その理由は、細溝22の溝深さD
が4.5ttrmj(超えると、トレッド6の陸部!8
の曲げ剛性が低下して摩耗が促進してしまうからである
。また、この細溝22の溝深さDは 1.0層m以上で
あることが好ましい、その理由は、 1.0+a11未
満であると、溝深さDが浅過ざて氷雪面上の水分を排除
する効果が弱くなるからである。さらに、前記細溝22
の溝深さDは、被覆ゴム層21の厚さTの80%から1
20%の範囲内であることがさらに好ましい、その理由
は、80%未満であると、細溝22が被覆ゴム層21と
共に消失した後、若干の期間滑らかな表面が露出して氷
雪性能が低下するからであり、一方、 120%を超え
ると、細溝22の溝底が発泡ゴムからなる外側ゴム層1
1に達し、亀裂発生のおそれがあるからである。
ける接地圧が均一となるため、細溝22は薄肉ブレード
で形成するよりナイフカットで形成するほうがよい、そ
して、これら細溝22はその溝深さDが4.5mm以下
でなければならない、その理由は、細溝22の溝深さD
が4.5ttrmj(超えると、トレッド6の陸部!8
の曲げ剛性が低下して摩耗が促進してしまうからである
。また、この細溝22の溝深さDは 1.0層m以上で
あることが好ましい、その理由は、 1.0+a11未
満であると、溝深さDが浅過ざて氷雪面上の水分を排除
する効果が弱くなるからである。さらに、前記細溝22
の溝深さDは、被覆ゴム層21の厚さTの80%から1
20%の範囲内であることがさらに好ましい、その理由
は、80%未満であると、細溝22が被覆ゴム層21と
共に消失した後、若干の期間滑らかな表面が露出して氷
雪性能が低下するからであり、一方、 120%を超え
ると、細溝22の溝底が発泡ゴムからなる外側ゴム層1
1に達し、亀裂発生のおそれがあるからである。
また、この細溝22は溝底23から溝開口24に向かう
に従い、即ち、半径方向外側に向かうに従い回転方向前
方へ傾斜していることが好ましい、このように細溝22
の延在方向をトレッド6の表面の垂線Sに対して角度a
だけ回転方向前方へ傾斜させてやると、制動力を受けた
とき、陸部18が変形して踏面接地域の接地面積が増大
し、制動性能が向上する。
に従い、即ち、半径方向外側に向かうに従い回転方向前
方へ傾斜していることが好ましい、このように細溝22
の延在方向をトレッド6の表面の垂線Sに対して角度a
だけ回転方向前方へ傾斜させてやると、制動力を受けた
とき、陸部18が変形して踏面接地域の接地面積が増大
し、制動性能が向上する。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、前述したようなタイヤlによって、氷雪面上を走行
しているとする。このとき、外側ゴム層11および内側
ゴム層12を前述したようなゴムから構成したので、陸
部18の剛性が向上して構溝lB、狭溝17の溝幅の変
化が抑制され、この結果、これら仏前IB、狭l117
の溝底の曲率半径が好適な値に維持されて、溝底の動的
歪が小さくなる。しかも、外側ゴム層11の表面を被覆
ゴム層21によって被覆したので、仏前1B、狭溝17
の表面の強度が大きくなり、特に狭溝17の溝底におけ
る亀裂の発生が阻止される。また、前述したようなタイ
ヤlの走行が摩耗の極く初期である場合には、被覆ゴム
層21が外側ゴム層11の表面を被覆した状態で残存し
ているが、この被覆ゴム層21はその発泡率が外側ゴム
層11の発泡率より小さいゴムから構成されているため
、トレッドBの表面が滑らかとなって氷雪面上での制動
性能が低下すると考えられる。しかしながら、この実施
例においては、前述のように陸部18の表面に多数の細
溝22を形成しているので、これら細溝22が踏面接地
域に到達したとき、氷雪面上に存在している水分を排除
し、これにより氷雪性能は良好となる。ここで、前述の
ように水分が排除できるのは、水分が細溝内に毛細管現
象により吸上げられて貯込まれるとともに、細溝の開口
エツジによって掻き除かれるからであると考えられてい
る。そして、前記被覆ゴム層21が全て消失し、外側ゴ
ム層11が露出すると、該外側ゴム層ll内の気泡が氷
雪面上の水分を吸込んで排除し、本来の氷雪面上での性
能を発揮する。
しているとする。このとき、外側ゴム層11および内側
ゴム層12を前述したようなゴムから構成したので、陸
部18の剛性が向上して構溝lB、狭溝17の溝幅の変
化が抑制され、この結果、これら仏前IB、狭l117
の溝底の曲率半径が好適な値に維持されて、溝底の動的
歪が小さくなる。しかも、外側ゴム層11の表面を被覆
ゴム層21によって被覆したので、仏前1B、狭溝17
の表面の強度が大きくなり、特に狭溝17の溝底におけ
る亀裂の発生が阻止される。また、前述したようなタイ
ヤlの走行が摩耗の極く初期である場合には、被覆ゴム
層21が外側ゴム層11の表面を被覆した状態で残存し
ているが、この被覆ゴム層21はその発泡率が外側ゴム
層11の発泡率より小さいゴムから構成されているため
、トレッドBの表面が滑らかとなって氷雪面上での制動
性能が低下すると考えられる。しかしながら、この実施
例においては、前述のように陸部18の表面に多数の細
溝22を形成しているので、これら細溝22が踏面接地
域に到達したとき、氷雪面上に存在している水分を排除
し、これにより氷雪性能は良好となる。ここで、前述の
ように水分が排除できるのは、水分が細溝内に毛細管現
象により吸上げられて貯込まれるとともに、細溝の開口
エツジによって掻き除かれるからであると考えられてい
る。そして、前記被覆ゴム層21が全て消失し、外側ゴ
ム層11が露出すると、該外側ゴム層ll内の気泡が氷
雪面上の水分を吸込んで排除し、本来の氷雪面上での性
能を発揮する。
次に、試験例を説明する。この試験にあたつては、比較
タイヤと、この発明を実施した供試タイヤ1および供試
タイヤ2と、を準備した。ここで、比較タイヤは、第2
,3図に示すように、トレッド6を外側ゴム層11およ
び内側ゴム層12の2層のゴム層から構成するとともに
、該トレッド6に仏前16として溝深さが20m層であ
る3本の主溝および複数本の横溝を形成し、矩形をした
複数のブロック状陸部18を画成している。また、各ブ
ロック状陸部18の表面には深さが10mmで周方向に
等距離離れた軸方向に延びる3木の狭溝17を形成する
とともに、前記外側ゴム層11の表面を、厚さTが2.
5+mの無発泡ゴムからなる被覆ゴム層21によって被
覆している。また、前記供試タイヤ1は第1.4図に示
すように、前記比較タイヤにおけるブロック状陸部18
の表面に、狭溝17と平行な8木の細溝22をナイフカ
ットによりさらに形成したタイヤである。ここで、各細
溝22の深さは2.5■曽であり、前記垂線Sに対する
傾斜角aは20度である。なお、他の構成は前記比較タ
イヤと同様である。さらに、前記供試タイヤ2は、第5
図に示すように、細溝22をナイフカットではなく加硫
モールドの内面に設けた多数の薄肉ブレードによって形
成するようにしたタイヤであり、この供試タイヤ2の他
の構成は前記供試タイヤ1と同一である。ここで、各タ
イヤのサイズは 10.0OR20であった0次に、こ
のような各タイヤを車両に装着した後、該タイヤに正規
荷重を負荷しながら氷上において時速20Km/hで走
行しているときに急ブレーキをかけ、該ブレーキをかけ
た地点から停止した地点までの距離を測定した。その測
定結果の逆数を指数で示すと、比較タイヤにあっては
100であったが、供試タイヤlでは12B、供試タイ
ヤ2では 123であった。また、前記供試タイヤ1.
2における細溝22の垂線Sに対する傾斜角aを0度と
した供試タイヤ3,4を用いて前述と同様の試験を行な
ったところ、供試タイヤ3では126、供試タイヤ4で
は121であった。ここで、指数 100での制動距離
は40mであった。このように本発明を適用とした空気
入りタイヤは、摩耗の極〈初期においても充分な氷雪性
能を得ることができる。
タイヤと、この発明を実施した供試タイヤ1および供試
タイヤ2と、を準備した。ここで、比較タイヤは、第2
,3図に示すように、トレッド6を外側ゴム層11およ
び内側ゴム層12の2層のゴム層から構成するとともに
、該トレッド6に仏前16として溝深さが20m層であ
る3本の主溝および複数本の横溝を形成し、矩形をした
複数のブロック状陸部18を画成している。また、各ブ
ロック状陸部18の表面には深さが10mmで周方向に
等距離離れた軸方向に延びる3木の狭溝17を形成する
とともに、前記外側ゴム層11の表面を、厚さTが2.
5+mの無発泡ゴムからなる被覆ゴム層21によって被
覆している。また、前記供試タイヤ1は第1.4図に示
すように、前記比較タイヤにおけるブロック状陸部18
の表面に、狭溝17と平行な8木の細溝22をナイフカ
ットによりさらに形成したタイヤである。ここで、各細
溝22の深さは2.5■曽であり、前記垂線Sに対する
傾斜角aは20度である。なお、他の構成は前記比較タ
イヤと同様である。さらに、前記供試タイヤ2は、第5
図に示すように、細溝22をナイフカットではなく加硫
モールドの内面に設けた多数の薄肉ブレードによって形
成するようにしたタイヤであり、この供試タイヤ2の他
の構成は前記供試タイヤ1と同一である。ここで、各タ
イヤのサイズは 10.0OR20であった0次に、こ
のような各タイヤを車両に装着した後、該タイヤに正規
荷重を負荷しながら氷上において時速20Km/hで走
行しているときに急ブレーキをかけ、該ブレーキをかけ
た地点から停止した地点までの距離を測定した。その測
定結果の逆数を指数で示すと、比較タイヤにあっては
100であったが、供試タイヤlでは12B、供試タイ
ヤ2では 123であった。また、前記供試タイヤ1.
2における細溝22の垂線Sに対する傾斜角aを0度と
した供試タイヤ3,4を用いて前述と同様の試験を行な
ったところ、供試タイヤ3では126、供試タイヤ4で
は121であった。ここで、指数 100での制動距離
は40mであった。このように本発明を適用とした空気
入りタイヤは、摩耗の極〈初期においても充分な氷雪性
能を得ることができる。
及fl血盟
以上説明したように、この発明によれば、摩耗の極〈初
期、即ち被覆ゴム層の消失以前における氷雪性能をも良
好とすることができる。
期、即ち被覆ゴム層の消失以前における氷雪性能をも良
好とすることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示すトレッド近傍の子午
線断面図、第2図は試験に使用した比較タイヤのトレッ
ドの平面図、第3図は第2図のI−1矢視断面図、第4
図は試験に使用した供試タイヤ1のトレッ1の平面図、
第5図は試験に使用した供試タイヤ2の第1図と同様の
断面図である。 6・・・トレッド 11・・・外側ゴム層12・
・・内側ゴム層 16.17・・・溝18・・・陸
部 21・・・被覆ゴム層22・・・細溝 特許出願人 株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敞 雄 第2図 第1図 口==:り回転方向 6・・・トレッド 12・・・内側ゴム層 18・・・陸部 22・・・細溝 11・・・外側ゴム層 16.17・・・溝 21・・・被覆ゴム層 第 図 第 図 第 図 ====り回転方向
線断面図、第2図は試験に使用した比較タイヤのトレッ
ドの平面図、第3図は第2図のI−1矢視断面図、第4
図は試験に使用した供試タイヤ1のトレッ1の平面図、
第5図は試験に使用した供試タイヤ2の第1図と同様の
断面図である。 6・・・トレッド 11・・・外側ゴム層12・
・・内側ゴム層 16.17・・・溝18・・・陸
部 21・・・被覆ゴム層22・・・細溝 特許出願人 株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敞 雄 第2図 第1図 口==:り回転方向 6・・・トレッド 12・・・内側ゴム層 18・・・陸部 22・・・細溝 11・・・外側ゴム層 16.17・・・溝 21・・・被覆ゴム層 第 図 第 図 第 図 ====り回転方向
Claims (2)
- (1)半径方向外方に位置する外側ゴム層および半径方
向内方に位置する内側ゴム層の少なくとも2層のゴム層
からなり、その表面に溝および陸部が形成されたトレッ
ドを有する空気入りタイヤにおいて、前記内側ゴム層を
ショアーA硬度が外側ゴム層のショアーA硬度より高い
ゴムから構成するとともに、前記外側ゴム層を発泡ゴム
から構成し、かつ、前記外側ゴム層の表面を発泡率が外
側ゴム層の発泡率より小さいゴムからなる被覆ゴム層に
より被覆するとともに、前記陸部表面に溝深さが4.5
mm以下の多数の細溝を形成したことを特徴とする空気
入りタイヤ。 - (2)前記細溝の溝深さは1.0mm以上である請求項
1記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1007325A JP2754227B2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 空気入りタイヤ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1007325A JP2754227B2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02189203A true JPH02189203A (ja) | 1990-07-25 |
JP2754227B2 JP2754227B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=11662814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1007325A Expired - Lifetime JP2754227B2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 空気入りタイヤ |
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Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6021831A (en) * | 1994-03-25 | 2000-02-08 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having foamed rubber |
EP1580034A1 (de) | 2004-03-23 | 2005-09-28 | Continental Aktiengesellschaft | Fahrzeugluftreifen |
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WO2009003577A1 (fr) * | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique comportant une bande de roulement a adherence elevee |
WO2009003576A1 (fr) * | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique comportant une bande de roulement avec mousse caoutchoutique |
WO2012004285A1 (fr) * | 2010-07-06 | 2012-01-12 | Societe De Technologie Michelin | Dispositif de protection de bande de roulement |
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CN104540688A (zh) * | 2012-07-31 | 2015-04-22 | 普利司通美国轮胎运营有限责任公司 | 具有层合物的轮胎 |
WO2019001789A1 (de) * | 2017-06-30 | 2019-01-03 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Fahrzeugluftreifen |
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EP3774386A4 (en) * | 2018-03-30 | 2021-03-17 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | TIRES WITH A TREAD |
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KR102280795B1 (ko) * | 2020-01-21 | 2021-07-22 | 넥센타이어 주식회사 | 타이어 |
US11767417B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-09-26 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire comprising a tread |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-01-13 JP JP1007325A patent/JP2754227B2/ja not_active Expired - Lifetime
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FR2918313A1 (fr) * | 2007-07-02 | 2009-01-09 | Michelin Soc Tech | Pneumatique comportant une bande de roulement a adherence elevee. |
FR2918314A1 (fr) * | 2007-07-02 | 2009-01-09 | Michelin Soc Tech | Pneumatique comportant une bande de roulement avec mousse caoutchoutique. |
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EA015381B1 (ru) * | 2007-07-02 | 2011-08-30 | Сосьете Де Текноложи Мишлен | Пневматическая шина, содержащая протектор с повышенным сцеплением |
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