JPH0218834B2 - - Google Patents

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JPH0218834B2
JPH0218834B2 JP57057211A JP5721182A JPH0218834B2 JP H0218834 B2 JPH0218834 B2 JP H0218834B2 JP 57057211 A JP57057211 A JP 57057211A JP 5721182 A JP5721182 A JP 5721182A JP H0218834 B2 JPH0218834 B2 JP H0218834B2
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JP
Japan
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rennet
mca
microbial
microbial rennet
mucor
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JP57057211A
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JPS58175487A (ja
Inventor
Toshihiko Azuma
Yoshinori Kobayashi
Shinjiro Iwasaki
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Meito Sangyo KK
Original Assignee
Meito Sangyo KK
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Priority to DE8383103406T priority patent/DE3375158D1/de
Priority to EP83103406A priority patent/EP0091664B1/en
Priority to DK154883A priority patent/DK163526C/da
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Publication of JPH0218834B2 publication Critical patent/JPH0218834B2/ja
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C19/00Cheese; Cheese preparations; Making thereof
    • A23C19/02Making cheese curd
    • A23C19/032Making cheese curd characterised by the use of specific microorganisms, or enzymes of microbial origin
    • A23C19/0326Rennet produced by fermentation, e.g. microbial rennet; Rennet produced by genetic engineering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
    • C12N9/58Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from fungi
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/96Stabilising an enzyme by forming an adduct or a composition; Forming enzyme conjugates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、優れた改善性質を有する改質微生物
レンネツト及びこのようなレンネツトを製造する
ための方法に関し、とくに従来公知の微生物レン
ネツト或はその改質処理物とは区別される特性と
して低PA/MCA比で且つむしろMCAが活性化
された高MCA特性を有する改質微生物レンネツ
ト及びその製法に関する。 更に詳しくは、本発明は、未処理微生物レンネ
ツトのPA(蛋白分解活性)/MCA(凝乳活性)比
を100とした時のPA/MCAの指数が50〜80であ
つて且つ該未処理微生物レンネツトのMCAを100
とした時のMCAの指数が少なくとも100である低
PA/MCA比且つむしろMCAの活性化した高
MCA改質微生物レンネツトに関する。又更に、
本発明は上記の如き改質微生物レンネツトを、容
易に提供できる方法、とくに、微生物レンネツト
をジカルボン酸無水物でアシル化処理することを
特徴とするPA/MCA比の低下された改質微生物
レンネツトの製法にも関する。 チーズの製造には、仔牛の第四胃からのレンネ
ツト(凝乳酵素)が古くから実用に供されてきた
が、近年、チーズ消費の増大及び食肉消費増大の
ため、量的にも価格的にも、仔牛レンネツトに代
わる凝乳酵素の開発が切望され、所謂“微生物レ
ンネツト”(microbial rennet)が注目され且つ
実用に供されている。このような微生物レンネツ
トの例として、ムコール(Mucor)属に属する
凝乳酵素生産菌たとえばムコール・プシルス
(Mucor pusillus)が生産するムコール・プシル
ス微生物レンネツトやムコール・ミーヘイ
(Mucor miehei)が生産するムコール・ミーヘ
イ微生物レンネツト等が知られており且つ実用に
供されている。 レンネツトは蛋白分解酵素の一種であるが、そ
の特徴的な性質として、k―カゼインの特定部位
を切断して凝乳現象を惹き起す凝乳活性(Milk
clotting activity;MCA)で示される特異的蛋
白分解活性と、非特異的な蛋白分解活性
(Proteolytic activity;PA)との両者の活性を
有する。チーズ製造に用いるレンネツトの最も重
要な性質は、MCAが高く且つPAが低いこと、す
なわち、PA/MCA比が低いことであつて、
PA/MCA比が高い場合には、カード収率の低
下、形成されるチーズに不都合な苦味発生、テキ
スチヤー(組織)悪化などの品質上のトラブルを
生ずる等の欠陥がある。 微生物レンネツトの開発は、仔牛レンネツトの
供給の隘路を克服し得るものとして画期的な開発
であつたが、その実用化に際して、仔牛レンネツ
トに比べてPA/MCA比が比較的高いという難点
がある。そして、従来、よりPA/MCA比の低い
微生物レンネツトを生産し得る微生物のスクリー
ニングに努力が払われてきた。しかしながら、こ
のような努力の結果、実用に供されるようになつ
たムコール・プシルス微生物レンネツトやムコー
ル・ミーヘイ微生物レンネツトに於ても、仔牛レ
ンネツトに比してなおPA/MCA比は高く、より
低いPA/MCA比の微生物レンネツトの開発が望
まれている。 このような要望にこたえる微生物レンネツト生
産菌を探索する努力も続けられているが、未だ満
足し得る結果は得られていないのが実情である。 一方、微生物レンネツト技術分野における他の
技術課題として、微生物レンネツトを用いた凝乳
処理のチーズ製造に用いるカード(curd)部分
から分離されたホエー(whey)部分は、加熱殺
菌処理したのち、例えば乳菓子類その他の各種の
加工食品類などに有用な添加物として利用される
が、微生物レンネツト例えばムコール・ミーヘイ
レンネツトの熱安定性が高いために、該加熱殺菌
処理によつて充分な失活を生ぜず、その結果、乳
凝固を生じて、該ホエー部分の利用に不都合な制
約を受けるという技術課題がある。 上記他の技術課題であるホエー部分の利用に際
して微生物レンネツトの熱安定性が高すぎる点を
改善する目的で、微生物レンネツトの熱安定性を
低下させる幾つかの提案が知られている。 このような微生物レンネツトの熱安定性低下方
法の提案として、過酸化水素もしくは過酸化水素
発生物質で処理する提案(特開昭55―7092号)、
たとえば過塩素酸、過ホウ素酸、過臭素酸、過ヨ
ウ素酸、過酸化物、過酢酸、次亜塩素酸塩などで
酸化処理する提案(特開昭56―85286号、特開昭
56―500520号など)、更には、光増感剤の存在下
に光酸化処理する提案(特開昭56―45192号)な
どの提案が知られている。 又更に、微生物レンネツトの熱安定性低下方法
の他の提案として、英国特許出願公開
GB2038339A(ドイツ国OLSNo.2951793;対応米国
出願ser.No.973937;Chem.Abst.,Vol.93、P.277、
127992a)には、C1―C6モノカルボン酸無水物で
微生物レンネツトをアシル化処理して熱安定性を
低下させる方法が提案されている。 上記熱安定性低下の諸提案に於ては、未処理微
生物レンネツトのMCAを維持し、すなわち高い
MCA活性回収率をもつて、PA/MCA比の低下
された改質微生物レンネツトを提供しようという
意図については勿論のこと、PA/MCA比を低下
させようという企図は全く開示されていない。 本発明者等は、微生物レンネツトの使用に際し
て、このようなホエー部分の利用に於ける熱安定
性が高すぎるという技術課題とは別異の技術課
題、すなわち、前述したように、微生物レンネツ
トを用いてチーズを製造する場合のカード収率の
低下、苦味発生、テキスチヤー悪化などのチーズ
の収量及び品質上の技術課題を解決すべく研究を
行つてきた。 その結果、微生物レンネツトを、ジカルボン酸
無水物とくには炭素数4のジカルボン酸無水物で
アシル化処理することによつて、未処理微生物レ
ンネツトのMCAを維持し、それどころか、むし
ろMCAを向上させ且つチーズ製造における微生
物レンネツトの利用のトルブルとなるPA/MCA
比が仔牛レンネツトのそれに比して高すぎるとい
う欠陥が有利に克服された改善特性を示すという
従来未知の低PA/MCA比且つむしろMCAの活
性化された高MCAの改質微生物レンネツトが提
供できることを発見した。 本発明者等の研究によれば、上記ジカルボン酸
無水物によるアシル化処理によつて、前記の微生
物レンネツトの熱不安定化のために、微生物レン
ネツトをC1―C6モノカルボン酸無水物でアシル
化処理する英国特許出願公開GB2038339Aの提案
に於ては、全く意図されておらず且つ全く言及さ
れていないPA/MCA比の顕著な低下が達成でき
るという予想外且つ驚くべき優れた改善と共に、
該提案に於ては、その全実施例に示されている
MCA、すなわち未処理微生物レンネツトのMCA
を100としたときのMCAの指数(活性収率%と表
わされている)が、11(Example 3の3番目の
例)乃至74(Example 7の1番目の例)と顕著
に低下している事実からは、全く予想外且つ驚く
べきことに、未処理微生物レンネツトのMCAの
実質的な低下を伴わず、それどころか、むしろ
MCAの増大を伴うという事実が発見された。 よく知られているように、仔牛レンネツトに於
ては、非特異的蛋白分解活性PAが小さく、特異
的蛋白分解活性(凝乳活性)MCAが大で、PA/
MCAが好都合に小さい利点があるのに対して、
微生物レンネツトに於てはPAもMCAも大きく、
仔牛レンネツトに比してPA/MCAが大きいた
め、前述したような技術的トラブルがあつたが、
本発明者等の研究によつて、上述のとおり、ジカ
ルボン酸無水物によるアシル化処理という容易な
手段によつて、MCAの低下を伴うことなしに、
むしろMCAの増大を伴つてPAを選択的に低下さ
せることができるという全く予想外且つ驚くべき
事実が発見された。 従つて、本発明の目的は従来未知の特性を示す
低PA/MCA比且つむしろMCAの活性化された
高MCA改質微生物レンネツトを提供するにある。 本発明の他の目的は、このような改質微生物レ
ンネツトを提供できる方法を提供するにある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的なら
びに利点は、以下の記載から一層明らかとなるで
あろう。 本発明の従来公知文献未記載の低PA/MCA比
且つむしろMCAの活性化された高MCA改質微生
物レンネツトは、未処理微生物レンネツトの
PA/MCA比を100(%)とした時のPA/MCAの
指数が50〜80(%を付して示すことがある)であ
つて且つ該未処理微生物レンネツトのMCAを100
とした時のMCAの指数が少なくとも100(%を付
して示すことがある)である特性を有する。 このような改質微生物レンネツトは、微生物レ
ンネツトをジカルボン酸無水物でアシル化処理す
ることによつて製造することができる。原料微生
物レンネツトとしては、微生物レンネツト生産菌
ムコール・プシルス(Mucor pusillus)、ムコー
ル・ミーヘイ(Mucor miehei)、エンドチア・
パラシチカ(Endothia parasitica)などの生産
した公知微生物レンネツトを例示でき、これら微
生物レンネツトは商業的に入手することができ
る。これら微生物レンネツトの中でも、ムコール
属微生物レンネツトの利用が好ましく、ムコー
ル・プシルス微生物レンネツト及びムコール・ミ
ーヘイ微生物レンネツトが好ましく例示できる。 又、アシル化処理に用いるジカルボン酸無水物
としては、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水
フタル酸などを例示できるが、無水マレイン酸及
び/又は無水コハク酸の如き炭素数4のジカルボ
ン酸無水物の利用が好ましい。 アシル化処理は、水性媒体中で、上記例示の如
き微生物レンネツトと上記例示の如きジカルボン
酸無水物とを接触させることにより行うことがで
きる。適当な緩衝剤(バツフアー)の共存下で行
うのが好ましい。 アシル化処理の実施に際して、アシル化剤の種
類及び添加条件、緩衝剤の種類及び濃度、原料微
生物レンネツトの種類及び濃度、PH、温度などは
適宜に選択でき、所望のPA/MCA比の低下率
〔未処理微生物レンネツトのPA/MCA比を100と
した時の改質微生物レンネツトのPA/MCAの指
数を100から差引いた残り(%を付して表わす)〕
などに応じて、実験的に容易に選択設定すること
ができる。 PH条件としては、例えばPH約4〜約10より好ま
しくは約7〜9程度のPH条件を例示できる。又、
PH調節剤としては、例えば、0.1〜4N塩酸、5〜
50v/v%酢酸、0.1〜4N水酸化ナトリウム、0.1
〜2M炭酸ナトリウムなどの如き、アルカリもし
くは酸を例示することができる。又、アシル化処
理温度としては、室温であつてよく、例えば約0゜
〜約40℃、より好ましくは約0゜〜約25℃の如き温
度条件を例示することができる。更に、原料微生
物レンネツトの濃度としては、蛋白質濃度とし
て、例えば約0.1〜約10W/V%、より好ましく
は約0.5〜約3W/V%の如き濃度を例示すること
ができる。又更に、アシル化剤の添加条件として
は、撹拌条件下に少量づつ連続的もしくは回分式
分割添加で行う態様を例示することができ、その
添加量としては、例えば蛋白質に対して約0.1〜
約2.0W/Wの如き添加量を例示することができ
る。又、緩衝剤の例としては、例えば0.05〜
0.2M酢酸ナトリウム緩衝液、0.05〜0.2Mリン酸
二ナトリウム/クエン酸緩衝液、0.05〜0.2Mリ
ン酸緩衝液、0.1〜0.5M炭酸水素ナトリウム/水
酸化ナトリウム緩衝液、0.1〜0.5M炭酸水素ナト
リウム/炭酸ナトリウム緩衝液、ピロリン酸ナト
リウム緩衝液などを例示することができる。 所望のアシル化処理後、例えば、0.1〜4N水酸
化ナトリウム、0.1〜2M炭酸ナトリウム、0.1〜
4N塩酸、5〜50V/V%酢酸などの如き中和剤
を用いて、処理系のPHを改質微生物レンネツトの
安定PH例えば約5.0〜約5.5程度に中和してアシル
化反応を停止し、所望により、脱塩処理、例え
ば、透析、限外過、ゲル過などの如き処理を
施して、改質微生物レンネツトを得ることができ
る。 上述のようにして得ることのできる本発明の改
質微生物レンネツトは、未処理微生物レンネツト
のPA/MCA比を100とした時のPA/MCAの指
数が例えば80以下、好ましくは50〜80であつて且
つ該未処理微生物レンネツトのMCAを100とした
時のMCAの指数が例えば少なくとも100、好まし
くは100〜150という新しい特性を示す低PA/
MCA比且つむしろMCAの活性化された高MCA
の改質微生物レンネツトである。 本発明の低PA/MCA比且つむしろMCAの活
性化された高MCA改質微生物レンネツトは、通
常、該レンネツト1モル当り少なくとも4モルの
ジカルボン酸アシル基を有するのが普通である。
該アシル基の量は、使用したジカルボン酸無水物
の種類やアシル化条件などによつても変化する
が、例えば、4〜20モル程度である。 一例を示すと、マレイル化の場合、精製改質微
生物レンネツトについて、M.H.Freedmanら;
Biochemistry,,1941頁(1968)に記載の方
法で測定して、レンネツト1モル当りマレイル基
4モル以上、たとえば4〜20モル、好ましくは4
〜17モル程度のマレイル基が検出される。又、他
の一例を示すと、スクシニル化の場合、精製改質
微生物レンネツトについて、M.H.Klapperら;
Methodsin Enzymology,Vol.25、531頁、
Academic Press、New York、1972年に記載の
方法でスクシニル基を脱離させ、形成された遊離
コハク酸をJ.R.Williamson;Methods of
Enzymatic Analysis、Vol.3、1616頁、
Academic Press、New York、2nd English
Edition、1974年に記載の方法で測定して、レン
ネツト1モル当りスクシニル基8モル以上、たと
えば8〜15モル、好ましくは8〜12モル程度のス
クシニル基が検出される。 本発明の改質微生物レンネツトは、その低
PA/MCA比且つ高MCAの特性のために、従来
の微生物レンネツトによるチーズ製造に於けるカ
ード収率の低下、苦味発生、テキスチヤー悪化な
どのトラブルを克服できるユニークな改質微生物
レンネツトとして極めて有用である。 以下、実施例により、本発明改質微生物レンネ
ツト及びその製造の数態様について、更に詳しく
説明する。 尚、本発明に於て、PA(非特異的蛋白分解活
性)及びMCA(凝乳活性;特異的蛋白分解活性)
の測定決定は、下記測定法による。 MCA:― 岩崎慎二郎ら;Agr.,Biol.,Chem.,31
546,1967年に記載の方法による。 PA:― プロテアーゼによつて蛋白質が切断されて遊
離するアミノ基をTNBS(2,4,6―トリニ
トロベンゼンスルホネート・Na塩)を用いて
定量する。R.Fields;Biochem.,J.,124
581,1971年に記載の方法の下記変法による。 35℃に予熱したカゼイン基質(PH5.5の50mM
リン酸二ナトリウム/クエン酸緩衝液中、
0.125W/Vのカゼインを含む)0.4mlに被検液0.1
mlを加える。35℃、60分反応後、0.1M四ホウ酸
ナトリウム/水酸化ナトリウム(PH9.5)2mlを
加える。次いでTNBS試薬(0.10W/V%TNBS
溶液と10mM重亜硫酸ナトリウムとを等容量混合
したもの)1mlを加え、40℃、60分発色後、盲検
を対照として420nmの吸光度(A420)を測定す
る。 盲検は、基質0.4mlに0.1M四ホウ酸ナトリウ
ム/水酸化ナトリウム(PH9.5)2mlを加えた後
に被検液0.1mlを加え、以下同様に操作する。 測定されたA420は、蛋白分解活性(PA)によ
つて蛋白質が切断されて遊離したアミノ基の量に
比例する。 被検液の凝乳活性(MCA)は、正確に100単
位/mlとなるように稀釈して供試する。上記の
A420はPA/MCA比を示すことになる。 実施例 1 この例は、ムコール・プシルス微生物レンネツ
トのマレイン酸無水物によるアシル化処理(マレ
イル化)の一例である。その際、PH条件を変更し
て、未処理微生物レンネツトのPA/MCA比を
100とした時の処理物のPA/MCAの指数及び該
未処理微生物レンネツトのMCAを100とした時の
処理物のMCAの指数(活性回収率)に及ぼす影
響を検討した一例で示してある。 ムコール・プシルスレンネツトの水溶液10ml
(290mgの蛋白質を含み、9.65×105単位のMCAを
有する)に、緩衝液10mlを加えた(蛋白質濃度は
1.45W/V%となる)。PH6.0以下でマレイル化す
る場合には後掲表1に示した夫々のPHに調整した
0.1M酢酸ナトリウム/酢酸緩衝液を用いた。PH
7.0以上でマレイル化する場合には0.4M炭酸水素
ナトリウム用いた。2N水酸化ナトリウムまたは
50V/V%酢酸で所定のPHに調整し、15℃で激し
く撹拌しながら無水マレイン酸218mg(蛋白質に
対して0.75W/W)を8回分割し5分間隔で添加
した。最終添加後さらに5分間反応を継続した。
この間、PHスタツトを用い1N水酸化ナトリウム
で所定のPHを保持した。反応後、50V/V%酢酸
または1N水酸化ナトリウムでPH5.5に調整した。
これを蒸留水でMCAが約130単位/mlになるよう
に稀釈してMCAを測定した。次いでMCAが正確
に100単位/mlになるように蒸留水で稀釈しPAを
測定した。その結果を、下掲表1に示した。
【表】 実施例 2 この例は、ムコール・プシルス微生物レンネツ
トのマレイン酸無水物によるアシル化処理の他の
一例である。その際、温度条件を変更して、処理
物のPA/MCA及びMCAに及ぼす影響を検討し
た一例で示してある。 実施例1で用たと同様のムコール・プシルスレ
ンネツトの水溶液10mlに、0.4M炭酸水素ナトリ
ウム/水酸化ナトリウム(PH9.1)10mlを加えた。
PHは8.5となり、蛋白質濃度は1.45W/V%とな
る。後掲表2に示した夫々の温度で激しく撹拌し
ながら無水マレイン酸145mg(蛋白質に対して
0.5W/W)を5回に分割し5分間隔で添加した。
最終添加後さらに5分間反応を継続した。この
間、PHスタツトを用い、1N水酸化ナトリウムで
PH8.5を保持した。反応後、実施例1と同様にし
て中和後稀釈してMCAおよびPAを測定した。そ
の結果を下掲表示した。
【表】 実施例 3 実施例2のPunNo.3の例に於て、蛋白質初濃度
を後掲表3に示したように種々変更したほかは該
RunNo.3と同様行つた。その結果を下掲表3示し
た。
【表】 実施例4び比較例1,2 実施例1で用いたと同様のムコール・プシルス
レンネツト水溶液10mlを用い、PH9.0、温度0℃、
蛋白質初濃度1.45W/V%のマレイル化条件下
で、アシル化剤としての無水マレイン酸の蛋白質
に対する使用量アシル化剤/蛋白質(W/W)
を、後掲表4に示したように種々変更するほか
は、実施例1と同様に行つた。尚、比較例のため
モノカルボン酸無水物に属する無水酢酸及び無水
プロピオン酸を、夫々用いてアシル化剤/蛋白質
(V/W)で示す使用量を、後掲表4に示したよ
うに種々変更したほかは実施例4と同様に行つ
た。但し、無水マレイン酸は約30mg宛を5分間隔
で添加し、無水酢酸及び無水プロピオン酸は約
10μ宛を2分間隔で夫々添加した。また無水酢
酸及び無水プロピオン酸では最終添加後さらに30
分間反応を継続した。その結果を該実施例4の結
果と共に下掲表4に示した。
【表】 上掲表4に示されるように、従来未知の事実で
あるが、モノカルボン酸無水物によるアシル化に
於いてもPA/MCA比が低下することがわかつ
た。しかしながら上記結果に明らかなとおり、凝
乳活性MCAも急激に低下してしまう。これに対
して本発明に於てはPA/MCA比が選択的に低下
する一方、意外なことにMCAは低下するどころ
か逆に増大することがわかる。 実施例5及び比較例3、4 実施例4及び比較例1、2に於て、アシル化条
件をPH8.5、温度15℃に変更したほかは同様に行
つた。但し無水コハク酸を用いたアシル化も行つ
た。無水コハク酸は約30mg宛を5分間隔で添加
し、最終添加後さらに30分間反応を継続した。そ
の結果を下掲表5に示した。
【表】 上掲表5からも、前掲表4について述べたと同
様のことがわかる。 実施例6及び比較例5 実施例5及び比較例3に於て、後掲表6に示し
たアシル化剤/蛋白質で示すアシル化剤添加量で
PH7.0、温度25℃に変更したほかは同様に行つた。
その結果を下掲表6に示した。
【表】 上掲表6からも、前掲表4につて述べたと同様
のことがわかる。 実施例7及び比較例6、7 ムコール・プシルスレンネツトの代りに、ムコ
ール・ミーヘイのレンネツト水溶液10ml(126mg
の蛋白質を含み、3.51×105単位のMCAを有す
る)を用い、前記実施例4及び比較例1、2に於
て、アシル化条件をPH8.5、温度15℃、蛋白質初
濃度0.63%に変更したほかは同様に行つた。その
結果を下掲表7に示した。
【表】 上掲表7に示されるように、ムコール・ミーヘ
イレンネツトの場合には、モノカルボン酸無水物
によるアシル化ではPA/MCA比の実質的な低下
も認められず、その上MCAが急激に低下してし
まうのに対し、本発明によれば、PA/MCA比が
選択的に低下する一方、MCAは実質的に維持さ
れ、むしろ向上することがわかる。 実施例8及び比較例8 実施例7及び比較例6に於て、後掲表8に示し
たアシル化剤/蛋白質で示すアシル化剤添加量で
PH7.0、温度25℃に変更したほかは同様に行つた。
その結果を下掲表8に示した。
【表】 上掲表8からも、前掲表7について述べたと同
様のことがわかる。 実施例9及び比較例9 この例は、精製したムコール・プシルスレンネ
ツトをアシル化処理した一例である。精製は岩崎
慎二郎ら;Agr.Biol.Chem.31,1421,1967年に
記載の方法によつて行つた。この精製したレンネ
ツトを0.4M炭酸水素ナトリウム/水酸化ナトリ
ウム中、1.0W/V%、PH8.5になるように溶解し
た。この溶液5ml(精製レンネツト50mgを含み、
2.78×105単位のMCAを有する)ずつを用い、15
℃、PH8.5で夫々マレイル化、スクシニル化、ア
セチル化を行つた。マレイル化は無水マレイン酸
を、スクシニル化は無水コハク酸を夫々用い、5
mgずつを5分間隔で添加して行い、最終添加後さ
らに30分反応を続けた。比較例としてのアセチル
化は無水酢酸を用い、5μずつを3分間隔で添
加して行い、最終添加後さらに30分反応を続け
た。反応中はPHスタツトを用い、0.1N水酸化ナ
トリウムでPH8.5を保持した。反応後、10V/V
%酢酸でPH5.5に中和し、次いでセフアデツクス
(Sephadex)G―25を用いて脱塩した。 MCA、PAのほか、遊離アミノ基、シアル基及
び等電点(PI)を測定した。遊離アミノ基は、R.
Fields;Methods in Enzymology,Vol.25,
P464,Academic Press,New York,1972年に
記載の方法によつて測定した。マレイル基は、
M.H.Freedmanら;Biochemistry,,1941,
1968年に記載の方法によつて測定した。但し、N
―マレイル基以外のO―及びS―マレイル基をと
くに切断せず、全マレイル基を250nmと280nmの
吸光度から測定した。スクシニル基は、M.H.
Klapperら;Methods in Enzymology,Vol.25,
p531,Academic Press,New York,1972年に
記載の方法、但し6NHCl,100゜,48hrの水解に
よつてスクシニル基を脱離し、遊離したコハク酸
をJ.R.Williamson;Methods of Enzymatic
Analysis,Vol.3,p1616,Academic Press,
New York,2nd English Edition,1974年に記
載の方法によつて測定した。等電点(PI)はアム
ホライン(Ampholine)を用いて測定した。そ
の結果を比較例と共に下掲表9に示した。
【表】 * レンネツト1モル当りのモル数で示した
上掲表9に示されるように、MCA活性回収及
びPA/MCA比については、表4で前記したと同
様のことがわかる。また、マレイル化、スクシニ
ル化によつて、夫々マレイル基の導入、スクシニ
ル基の導入が示され、さらにマレイル基、スクシ
ニル基の導入による負電荷の増大に起因するPI
酸性側への移行がわかる。ジカルボン酸無水物で
アシル化した場合は、モジカルボン酸無水物でア
シル化した場合に比べて、負電荷の増大が大きい
のでPIはより酸性側に移行する。 尚、アシル化したムコール・プシルスレンネツ
トのUVスペクトルを後掲第1図に示した。図
は、前掲表9に於て、アシル化剤の添加量をアシ
ル化剤/蛋白質=0.5でアシル化したムコール・
プシルスレンネツトの、0.1M酢酸ナトリウム/
酢酸(PH5.5)中でのUVスペクトルを対照と共に
示した図である。 図中、は対照(無処理)、はマレイル化、
はスクシニル化、はアセチル化を夫々したも
のである。第1図に示されるように、マレイル化
によつて250nmの吸収増大がわかる。
【図面の簡単な説明】
添付第1図は、アシル化したムコール・プシル
スレンネツトのUVスペクトル図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジカルボン酸無水物でアシル化された微生物
    レンネツトであつて、未処理微生物レンネツトの
    PA(蛋白分解活性)/MCA(凝乳活性)比を100
    とした時のPA/MCAの指数が50〜80であり且つ
    該未処理微生物レンネツトのMCAを100とした時
    のMCAの指数が少なくとも100であることを特徴
    とする低PA/MCA比且つ高MCAの改質微生物
    レンネツト。 2 該微生物レンネツトがムコール(Mucor)
    属微生物レンネツトである特許請求の範囲第1項
    記載の改質微生物レンネツト。 3 該ムコール属微生物レンネツトが、ムコー
    ル・プシルス微生物レンネツト及びムコール・ミ
    ーヘイ微生物レンネツトよりえらばれた微生物レ
    ンネツトである特許請求の範囲第2項記載の改質
    微生物レンネツト。 4 微生物レンネツトがジカルボン酸無水物でア
    シル化処理することを特徴とするPA/MCA比の
    低下された改質微生物レンネツトの製法。 5 該ジカルボン酸無水物が炭素数4のジカルボ
    ン酸の無水物である特許請求の範囲第4項記載の
    製法。 6 該アシル化処理が得られる改質微生物レンネ
    ツトのPA/MCAの低下率が少なくとも約20%と
    なる条件下に行われる特許請求の範囲第4項また
    は第5項記載の製法。 7 処理される該微生物レンネツトがムコール属
    微生物レンネツトである特許請求の範囲第4項ま
    たは第5項記載の製法。 8 該ムコール属微生物レンネツトが、ムコー
    ル・プシルス微生物レンネツト及びムコール・ミ
    ーヘイ微生物レンネツトよりえらばれた微生物レ
    ンネツトである特許請求の範囲第7項記載の製
    法。
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