JPH02187902A - 記録電流制御方法 - Google Patents

記録電流制御方法

Info

Publication number
JPH02187902A
JPH02187902A JP497489A JP497489A JPH02187902A JP H02187902 A JPH02187902 A JP H02187902A JP 497489 A JP497489 A JP 497489A JP 497489 A JP497489 A JP 497489A JP H02187902 A JPH02187902 A JP H02187902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
head
reproducing
recording current
orc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP497489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2703022B2 (ja
Inventor
Eiji Moro
栄治 茂呂
Naotoshi Chiba
千葉 直利
Kuniaki Miura
三浦 邦昭
Susumu Otsuka
進 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1004974A priority Critical patent/JP2703022B2/ja
Publication of JPH02187902A publication Critical patent/JPH02187902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2703022B2 publication Critical patent/JP2703022B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生において好適な記録電流設定を行
なうための記録電流制御装置に係わシ、特に回転トラン
スを用いてビデオ信号記録再生を行なう磁気記録再生装
置に適用するのに好適な記録電流制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、家庭用V’l’Hにおいては、文献「入門VTR
(横用幸太部著、東京電機大学出版局)」第75頁から
第78頁に記載されているよ5K、記録ビデオヘッド巻
線に流す記録電流を、最大再生電圧を得るために好適な
値に設定することを目的として、可変抵抗器等の手段に
よる記録電流調整を設けていた。最大再生電圧を得るた
めの記録電流値すなわち最適記録電流値を、以下ORC
(Qptimum  I(acording  Cur
rentの意)と略す。ところが、ORCの値は各々の
V’l’Hにおけるテープおよびヘッドの特性ばらつき
により変化する。すなわち、量産VTRの各々のセット
においてORCは異なる値を示す。また、同一のVTR
1Cおいても、記録媒体となるテープが異なればORC
は異なる値を示す。さらKは、テープ、ヘッド特性の温
度依存性や経時変化によるORCの変化も生じてくる。
これに対し従来行なわれていた記録電流調整は、前述の
種々のばらつき要因を極力考慮した上で、平均的なOR
C値を求め、量産VTRのセットに対して一律に、該平
均的ORC値を適用するといった手法が用いられていた
したがって、各々のVTRにおける記録再生時において
、記録電流の設定値は少なからずORCからのずれを生
じることが多かった。このことは、再生電圧が最大値に
比べて小さな値しか取シ出せないことを意味し、VTR
再生画における反転現象やS / N劣化の要因となる
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ORC値ばらつき要因が種々あるにも
かかわらず、ある固定の記録電流値をセットに適用して
いたため、該記録電流値はORCからのずれを生じ易(
、再生画質の劣化要因となっていた。
本発明の目的は、各々のセットの記録動作を行なおうと
する時点においてORC値を自動検出し、これにもとす
いて設定された記録電流値にて実用記録再生動作を行な
わせることにより、ORC値ばらつきに起因して生じて
いた画質劣化を無くすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、実用記録再生動作を行なうに先立ち、複数
種類の異なる記録電流値により磁気記録動作および再生
動作を行なわせ、該再生出力振幅を情報とした比較判断
動作により所望の記録電流値を選び出し、該所望記録電
流値を情報として、実用記録再生動作時における記録電
流設定状態を決定する手段を持たせることにより達成さ
れる。
さらに言えば、家庭用VTRに代表されるような回転ト
ランスを有しビデオ信号を記録する磁気記録再生装置に
おいては、該所望記録電流の自動検出動作において、用
いる信号周波数を、磁気記録において好適となるよ5に
(FM変調等により)変調された輝度信号のキャリア周
波数付近に設定すること、該回転トランスの回転動作と
同期させて上記手段における記録ヘッドと再生ヘッドの
選択切り換え動作を行なわせ、かつ、一対の記録再生動
作にて用いる記録ヘッドおよび再生ヘッドとして同アジ
マスを有するヘッド(同一ヘッドでも可)を選択させる
こと、記録再生動作期間での記録媒体走行を停止させる
ことKより、記録時と再生時にて記録媒体上のほぼ同一
部分を磁気ヘッドが走行するように制御することといっ
た具体的技術手段罠より実現される。
〔作用〕
上記手段によれば、各々のセットで実用記録再生動作を
行なおうとする直前に、その時の固有のヘッドおよびテ
ープの特性にあったORC値を検出するので、常に最適
な記録電流設定を行なうことが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図から第4図を用いて説
明する。第1図は本発明の一実施例を表わすブロック図
である。図において、1はORC検出のための信号記録
を行なう記録ヘッド、2は磁気テープ、3および8は回
転トランス、4は記録増幅器、5は記録増幅器4のゲイ
ン切換制御を行なうゲイン切換制御部、6は人力される
複数個の直流電位を大小比較して、その結果をもとにゲ
イン切換制御部にゲイン設定に関する指示を出す比較判
断部、7は磁気ヘッド1により磁気テープ2上に記録さ
れた信号を再生する再生ヘッド、9は再生前置増幅器、
10は再生前置増幅器9の出力を平滑して直流電位に変
換する検波回路をそれぞれ表わす。
家庭用VH8−1/TRを例にとると、記録増幅器4に
入力する信号の周波数はFM変調輝度信号のキャリア付
近に設定するのが望ましい。記録時には記録増幅器4に
て増幅された信号は回転トランス5を介して磁気ヘッド
1に印加され、磁気テープ2に記録される。このときゲ
イン切換制御部5からの指示により複数種類の異なる記
録電流値にて記録が行なわれる。再生時には磁気テープ
2に書き込まれた信号が磁気ヘッド7で検知され、回転
トランス8を介して前置増幅器9に人力され、増幅さn
た出力信号が検波回路10に入力される。
検波回路10にて平滑された信号は比較判断部6に人力
される。比較判断部6においては、入力されるN種類の
信号電位を大小比較して、ORCを捜し出す。記録電流
対前置増幅器出力信号振幅特性の一例を第2図に示す。
第2図において、ORC値は最大出力データD4を得る
だめの記録電流値で約40mAppである。この結果を
もとに、比較判断部6からゲイン切り換え部5へ指示が
送られ、実用記録再生時に磁気ヘッド1に印加される記
録電流の輝度信号FMキャリア成分がおよそ該ORC値
に等しくなるように記録増幅器4の増幅度が制御される
。また、FM輝度信号に重畳記録される他の信号への妨
害を小さく抑える等の配慮から、ORC値よりも多少低
めの記録電流となるように制御する場合もある。
次に、回転シリンダーを用いてアジマス記録を行なうシ
ステムにおいて上記機能を実現する場合に有効な記録と
再生の切ル換え、およびこれにともなうヘッド切り換え
について説明する。第3図は記録および再生の切ル換え
タイミングの一例を示すタイムチャート、第4図は回転
シリンダーにおけるヘッド配置の一例をを示すヘッド配
置図である。第4図において、11および16は回転シ
リンダー、12.14および17はプラス・アジマス・
ヘッド、13.15および18はマイナス・アジマス・
ヘッドを表わす。
第4図(A)は、およそ180度対交した位置に、プラ
ス・アジマス・ヘッド12とマイナス・アジマス・ヘッ
ド15によるベアと、プラス・アジマスa ヘッド14
とマイナス・アジマス−ヘット13によるベアとを配置
した構成となっておシ、各々のベア・ヘッド間の間隔は
、取り扱う映像信号の1水平周期を1Hと表わしたとき
に、1Hの整数倍(2倍程度が多い)に選ばれており、
特殊再生時のノイズ・バーの低減などに効果的なヘッド
配置として、最近の家庭用VTRにおいて主流をなすも
のである。このヘッド配置において、記録と再生で同ア
ジマスのヘッドを用いるには、大きく分けて2通シのヘ
ッド選択方法がある。第一には、例えばヘッド14で記
録した信号をヘッド12で再生するというように、およ
そ180度対交した同アジマス・ヘッドの一方で記録し
て他方で再生する方法である。
この場合の記録と再生切換タイミングの一例を第3図(
A)に示す。第3図(A)ではシリンダーが半回転する
ごとに記録と再生が切シ換えられており、具体的には、
NTSC方式であれば5W50信号、PAL方式であれ
ば5W25信号を情報として切換制御を行なうことで容
易に実現できる。
第二には1例えばヘッド14で記録した信号を同じくヘ
ッド14で再生するというように、記録と再生で同一の
ヘッドを用いる方法である。この場合の記録と再生の切
換タイミングの一例を第3図(B)に示す。第3図(B
)ではシリンダーが1回転するごとに記録と再生が切シ
換えられておル、5W30信号もしくは5W25信号を
情報とした切シ換えが有効である点においては第一の方
法と同様である。また、複数種類の記録電流値の切り替
えタイミングは、回転シリンダー半回転期間に、1種類
の電流値を割り当てて記録する方法もあるが、半回転期
間を複数個に時分割して、複数個の記録電流値を割ル当
てる手法により、さらに高速化が図れる。このとき、時
分割さnた領域の境目に何らかのパイロット信号を記録
することにより、記録電流値変化点の情報を与えておく
ことも、再生信号を正しく検知する上で効果的である。
第4図(B)は回転シリンダーにおけるヘッド構成とし
ては最も簡略な構成であり、180度対交した位置にプ
ラス・アジマス争ヘッド17とマイナス・アジマス・ヘ
ッド18が配置されている。
このヘッド構成の場合は、前述の第一の切シ換え方法を
用いることはできないが、第二の方法は適用できる。
さらに加えて言えば、記録時と再生時で磁気媒体上の同
一部分を磁気ヘッドが走行することが必要であシ、この
目的を実現するためには、一対の記録再生動作期間中は
磁気テープの走行を停止しておく方法が有効である。
本発明によれば、磁気記録再生装置において、各々の装
置の磁気ヘッドおよび記録媒体の特性ばらつきや温度依
存性や経時変化に起因してORC値のばらつきや変化が
生じても、実用記録再生動作の直前に、ORC値を自動
検出して記録電流値を最適な値に設定することができる
ので、上記要因に起因する画質劣化を大幅改善する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の信号処理ブロック図、第2
図は記録電流変化に対する出力信号振幅変化を示す特性
図の一例、第6図は本発明の一実施例の記録と再生の切
り換えタイミングの一例を表わすタイム・チャート図、
第4図は本発明の一実施例のヘッド配置を示すヘッド配
置図である。 1・・・記録ヘッド、2・・・磁気テープ、3・8・・
・回転トランス、4・・・記録増幅器、5・・・ゲイン
切換制御部、6・・・比較判断部、7・・・再生ヘッド
、9・・・再生前置増幅器、10・・・検波回路、11
・16・・・回転シリンダー 12・1417・・・プ
ラス・アジマス・ヘラ)’、1515・18・・・マイ
ナス−アジマス番M1層 ヘッド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気記録再生装置において、記録ヘッド巻線に流す
    記録電流値を、複数種類の異なる記録電流値により磁気
    記録動作および再生動作を行なわせ、該再生出力振幅を
    情報とした比較判断動作により所望の記録電流値を選び
    出し、該所望記録電流値を情報として、実用記録再生動
    作時における記録電流設定状態を決定する手段を有する
    ことを特徴とする記録電流制御装置。 2、請求項1において、上記手段をビデオテープレコー
    ダーに適用し、上記手段において記録信号として用いる
    信号周波数を、磁気記録において好適となるように変調
    された輝度信号のキャリア周波数付近に設定したことを
    特徴とする記録電流制御装置。 3、請求項1において、上記手段を回転トランスおよび
    アジマスヘッドを有する記録再生装置に適用し、該回転
    トランスの回転動作と同期させて上記機能における記録
    ヘッドと再生ヘッドの選択切り換え動作を行なわせ、か
    つ、一対の記録再生動作にて用いる記録ヘッドおよび再
    生ヘッドとして同アジマスを有するヘッドを選択したこ
    とを特徴とする記録電流制御装置。 4、請求項1において、上記手段を回転トランスを有す
    る記録再生装置に適用し、上記手段における記録再生動
    作期間での記録媒体走行を停止させることにより、記録
    時と再生時にて記録媒体上のほぼ同一部分を磁気ヘッド
    が走行するように制御したことを特徴とする記録電流制
    御装置。 5、請求項1において、上記手段を回転トランスを有す
    る記録再生装置に適用し、1つの記録ヘッドが連続して
    磁気媒体に接触し続ける1期間を複数個に時分割し、該
    1期間内にて複数種類の記録電流値による記録動作を行
    なわせたことを特徴とする記録電流制御装置。
JP1004974A 1989-01-13 1989-01-13 記録電流制御方法 Expired - Fee Related JP2703022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1004974A JP2703022B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 記録電流制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1004974A JP2703022B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 記録電流制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02187902A true JPH02187902A (ja) 1990-07-24
JP2703022B2 JP2703022B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=11598571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1004974A Expired - Fee Related JP2703022B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 記録電流制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2703022B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0579198A2 (en) * 1992-07-17 1994-01-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magnetic recording control device
US5579119A (en) * 1992-10-19 1996-11-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Recording signal control apparatus capable of optimizing recording conditions for magnetic recording medium

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927211A (ja) * 1972-07-03 1974-03-11
JPS6262403A (ja) * 1985-09-12 1987-03-19 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927211A (ja) * 1972-07-03 1974-03-11
JPS6262403A (ja) * 1985-09-12 1987-03-19 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0579198A2 (en) * 1992-07-17 1994-01-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magnetic recording control device
EP0579198A3 (en) * 1992-07-17 1995-01-18 Mitsubishi Electric Corp Control arrangement for magnetic recording.
US5598273A (en) * 1992-07-17 1997-01-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Recording control device and method utilizing a test signal having multiple frequencies
US5579119A (en) * 1992-10-19 1996-11-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Recording signal control apparatus capable of optimizing recording conditions for magnetic recording medium
US5740309A (en) * 1992-10-19 1998-04-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Recording signal control apparatus capable of optimizing recording conditions for magnetic recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2703022B2 (ja) 1998-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0579198B1 (en) Magnetic recording control device
JPH02187902A (ja) 記録電流制御方法
JP3021951B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2522253B2 (ja) 磁気再生装置
JPH03243090A (ja) 磁気記録再生装置
JP2574939B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0426902A (ja) 記録電流制御装置
JPH03168901A (ja) テープセレクタ装置
JP2532295B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0248995Y2 (ja)
JP3006021U (ja) 記録モード判別装置
JP2713629B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2585806B2 (ja) 磁気テープ記録再生装置
JPH04341901A (ja) ヘッド電流調整装置および磁気記録再生装置
JPS6313587A (ja) 磁気記録、再生装置
JPH0698350A (ja) 磁気記録制御装置
JPH052701A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0896305A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0421248B2 (ja)
JPS635812B2 (ja)
JPS61237265A (ja) 信号記録装置
JPS6267704A (ja) 磁気記録再生装置
JPS62189603A (ja) 磁気記録再生装置の再生イコライザ自動切換装置
KR20000041178A (ko) 자기기록매체의 장시간 녹화/재생방법
JPH07264536A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees