JPS62189603A - 磁気記録再生装置の再生イコライザ自動切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビ）　産業上の利用分野 本発明は、磁気テープに記録されたビデオ信号を再生す
る場合、前記記録時高画質化のために周波数を上側にシ
フトした所謂ハイバンドと呼ばれろ方式か又は通常の記
録かを識別して自動的に切換える磁気記録再生装置の再
生イコライザ自動切換装置に関する。

（ロ）従来技術 一般に磁気記録再生装置（以下ＶＴＲと称する）におい
て、映像信号は周波数変調（ＦＭ変調）して磁気テープ
に記録し、再生時は該磁気テープに″　ＦＭ記録された
映像信号ＶＦＭ復調して映像信号を再生する方式が採用
されている。

近年ＶＴＲの普及に伴い、音声と共に映像についても高
品位即ち高画質の要求が高まり、高画質化の方法として
ＦＭ記録時ＦＭ信号を上９１１Ｉにシフトさせる所謂ハ
イバンドの方式が提業され、採用され始めた。即ち現在
のＶＴＲは記録された信号を最適に得られるように再生
イコライザを設けているために、例えばハ・イバ／ド用
に最適に設定しであるものは、通常の記録方式によるテ
ープの再生時、再生特性が劣化してしまうという障害が
発生する。

これを避けるためにソニー（株ン製ＶＴＲ８Ｌ−ＨＦ９
００に添付されている同社発行の取扱説明書に示されて
いるように、再生時通常の方式によるテープか又はハイ
バンド記録されたテープの再生かにより、「ハイバンド
スイッチ」を手動で切換えを行っていた。

ｅ−１発明が解決しようとする問題点 前述の従来例では、使用者がＶＴＲにテープカセットヲ
装填するとき、予め通常の記録方式か又はハイバンド方
式によって記録されたものか、判明しておれは全く問題
ない。

ところが前記テープカセット内の磁気テープに記録され
ている映像信号がハイバンド方式による記録済みのテー
プか否か分らないことが多い。

従って前記判断ができない場合又は「ノ蔦イパ／ドスイ
ッチ」の設定間違いにより、不要にＳ／Ｎの悪い状態で
映像信号を再生するケースが多い欠点があり、本発明は
前記欠点を除去しようとするものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明は、通常のビデオ信号に基づく記録用ＦＭ信号の
記録及び再生と、高画質化記録ＦＭ信号を上側に７フト
させるノ・イバンド記録及び再生に対応する磁気記録再
生装置において、再生増幅手段の出力側に再生イコライ
ザ及びＦＭ復調回路Ｙ順次接続し、前記再生増幅手段の
出力側に接続した周波数識別手段を接続し、該周波数識
別手段の出力により、前記再生イコライザの％注ン切換
える構成である。

（ホ）作用 本発明は、通常のビデオ信号に基づく記録用ＦＭ信号の
再生と、高画質化記録ＦＭ信号を上側にシフトさせるハ
イバンド記録されたＦＭ信号の再生時、各々磁気テープ
から磁気ヘッド、再生増幅手段を介して周波数識別回路
によって得られた出力により、再生イコライザの特性を
自動的に切換えるものである。

（へ）実施例 図面に従って本発明を説明すると、第１図は本発明の磁
気記録再生装置の再生イコライザ自動切換装置の基本構
成図、第２図は第１図に用いる再生イコライザの一実施
例を示す回路図、第３図は第１図に用いる周波数識別回
路の一実施例を示すブロック図、第４図は第３図の特性
図、第５図は本発明装置の説明のための説明波形図を示
す。

図面において、１１）はビデオヘッド、（２）は再生増
幅回路、（３）は周波数補正回路（４）、位相補正回路
（５）、入力端子（６）、出力端子（７）及び制御端子
（８バ９）を有する再生イコライザ、（ＩＩはＦＭ復調
回路、αυは周波数識別回路、（１２１は電子スイッチ
、（１３１は平滑回路、■は基準端子（１５１から基準
電圧１．ＶＩＪｔｆ）が加えられるコンパレータ、σｅ
（Ｉηは周波数特性補正用フィルタ、０８１は第１補正
コンデンサ、ｆｌｅｔ家バッファ用トランジスタ、■は
位相補正用フィルタ、３υは第２補正コンデンブ、（社
）は増幅トランジスタ、（ハ）はバッファアンプ、Ｃ４
はスイッチングトランジスタ、（３）はバッファアンプ
、（ハ）は位相シフト回路、（５）はミキサ、（至）は
ローパスフィルタを示す。

次に本発明装置の動作について説明すると、ビデオヘッ
ド１１１からＦＭ変調されたビデオ信号が入力信号とし
て再生イコライザ（３）に加わる。このとき周波数識別
手段旧）として第３図に一実施例として示したバッファ
アンプ（ハ）、位相シフト回路（至）、ミキサー及びロ
ーパスフィルタ（ハ）より成る同回路により、＠４図に
示す８字特性に基づき周波数（イ）に対して出力レベル
が変化する出力を得る。ここで通常の場合の周［数Ｙ　
３．４　ＭＨ２，ハイバンドの場合を３．７ＭＨｚ（即
ち３００　ＫＨｚ　　上側にシフトノとし、検出レベル
（ｆｏ）を３．５５　ＭＨｚ　　としたとき、該３−５
５　ＭＨｚ　　を境界として、前記周波数識別回路ａυ
の出力が異なる。

即ち例えばｆ０＝　３．５５　ＭＨｚを越えたＦＭ信号
が端子（６）に現われたとき、周波数識別回路Ｕυの出
力側には、第４図で示した出力レベルの信号が現われ、
端子器に加えられる同期信号（水平同期又は垂直同期信
号）により制御されるスイッチａ２がオンの期間、平滑
回路ｕ３にて平均化された電圧がコンパレータ（１４）
に加わる。該コンパレータ０４は、基準電圧源の電圧（
ＶＩＪｔｆ）が可変抵抗器（至）乞介して加えられてお
り、前記平均化された電圧は、電圧比較され、例えはハ
イバンド方式による信号の再生時、該コンパレータＩか
らは所定の出力が発生するＯ ここで−例としてｆｏ　ｆ　１５０　ＫＨｚの２波を識
別する場合について説明すると、ｆ、は前述のように３
．５５■ｉであるから、９０位相シフトする場合、 １　／　（３，５５Ｘ　１０’　Ｘ　”！−！！−）　
＝７９ｎｓの遅延線を用いれは良い。

このとき ｆｏ＋１５０ＫＨｚでは３．７ＸｌＯＸ７０Ｘ１０　　
Ｘ３６０＝９３ ｆｏ−１５０ＫＨｚでは３．４ＸＩＯＸ　７０Ｘ１０　
　Ｘ　３６０＝８６ となり、ミキ−Ｆ＠では９０で出力となるので、正か負
かを識別する構成で、前述の遅延線を用いた場合、ｆｏ
　に対し上側（＋１５０ＫＨｚ）では９３、下側（−１
５０ＫＨｚ）では８６の位相差が生じる。

次に前記周波数識別回路ａυの出力による前記再生イコ
ライザ（３）の動作について説明すると、第２図におい
て、コンパレータによりて得られた切換信号は、通常の
ＦＭ信号の再生時端子（８）がハイレベル（’Ｔ（″）
となり、スイッチングトランジスタｃ！すなオンにし、
コンデンサαａの一端はアースされて、再生イコライザ
の周波数特性は前記通常の再生に最適な値に設定され、
同時にスイッチｒ３υはオ／となって、位相補正回路ω
は、インダクタンス６４に対してコンデンｖ０１）及び
コンデ／Ｖ□□□の並列回路が形成され、几＝３．５５
ＭＨｚに対応した最適な位相特性が得られる。

一方ハイバ／ド記録されたＦＭ信号の再生時、端子（８
７はローレベル（＠Ｌ”）となり、スイッチングトラン
ジスタ＠はオフになって、前記コンデンサ賭は一端が開
放となり、周波数特性補正回路（４１はハイバンド用の
周波数特性に最適な値に設定され、これと同時にスイッ
チｃ３１）はオフとなって前記インダクタンスＣ３３に
直列にコンデンサ儲のみが直列接続されることになり、
位相補正回路■は前述と同様にハイバンド用の位相特性
に最適な値に設定され、端子（７）からはｑ！ｒＦＭ記
録された信号に応じて、周波数特性及び位相特性が選択
されることになり、最適画質が再生される。

（ト）発明の効果 本発明の磁気記録再生装置の再生イコライザ自動切換装
置によれは、従来のように磁気テープ上に記録されたフ
ォーマットとして通常のＦＭ記録又はハイバンド方式に
よるＦＭ記録信号に応じてその都度スイッチを切換える
ことな（、自動的に再生時に再生イコライザが各々の特
性に適した再生イコライザに切換わり、使用者にとって
極めて効用大となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気記録再生装置の再生イコライザ自
動切換装置の一実施例を示すブロック図、第２図は同装
置に用いる再生イコラ・イザを示す回路図、第３図は同
装置に用いる周波数識別回路のブロック図、第４図は第
３図の特性図、第５図は本発明装置の説明波形図を示す
。 ｆｉｌ・・・ビデオヘッド、　（３）・・・再生イコラ
イザ。 （４）・・・周数数補正回路、　（５）・・・位相補正
回路、α０）・・・ＦＭ復調回路。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、通常のビデオ信号に基づく記録用ＦＭ信号の記録及
   び再生と、高画質化記録ＦＭ信号を上側にシフトさせる
   ハイバンド記録及び再生に対応する磁気記録再生装置に
   おいて、再生増幅手段の出力側に再生イコライザ及びＦ
   Ｍ復調回路を順次接続し、前記再生増幅手段の出力側に
   接続した周波数識別手段を接続し、該周波数識別手段の
   出力により、前記再生イコライザの特性を切換えること
   を特徴とした磁気記録再生装置の再生イコライザ自動切
   換装置。