JPH0654967B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH0654967B2
JPH0654967B2 JP60000681A JP68185A JPH0654967B2 JP H0654967 B2 JPH0654967 B2 JP H0654967B2 JP 60000681 A JP60000681 A JP 60000681A JP 68185 A JP68185 A JP 68185A JP H0654967 B2 JPH0654967 B2 JP H0654967B2
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JP
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circuit
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noise
signal
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純 平井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、再生信号径路にノイズ除去回路等が挿入され
てなる映像信号の再生装置に関する。
〔従来の技術〕 第2図はビデオテープレコーダ(VTR)の再生系の一
例を示している。同図において、(1)は再生磁気ヘッド
であり、この磁気ヘッド(1)により磁気テープ(図示せ
ず)から再生される信号(FM変調輝度信号YFMと低域
搬送色信号Cとの合成信号)は、再生アンプ(2)を介
してハイパスフィルタ(3)に供給され、このハイパスフ
ィルタ(3)より変調輝度信号YFMが得られる。この変調
輝度信号YFMは、リミッタ(4)を介してFM復調器(5)に
供給され、このFM復調器(5)より輝度信号Yが得られ
る。この輝度信号Yはデエンファシス回路(6)を介し
て、npn形トランジスタQ及びコンデンサC、コイル
L、抵抗Rよりなる直列共振回路(7A)で構成されるピー
キング回路(7)に供給される。この場合、デエンファシ
ス回路(6)の出力端において、中振幅レベルに対する周
波数特性は、第3図実線aに示すように中域のレスポン
スの低い特性であり、ピーキング回路(7)の出力端にお
いては、鮮鋭度改善のために、同図一点鎖線bに示すよ
うに略中域の強調された特性となるようにされる。
ピーキング回路(7)より得られる輝度信号Yは、垂直
方向のノイズ除去するくし型フィルタ(8)に供給され
る。このくし型フィルタ(8)は再生輝度信号とその1H
(1水平期間)遅延信号とはライン相関性が強く、両者
の差出力は、ライン相関のないノイズ成分が得られるこ
とを利用したものである。即ち、輝度信号Yは減算器
(8a)にそのまま供給されると共に、この輝度信号Y
1H(1水平期間)の遅延時間を有する遅延線(8b)を介
して供給される。そして、減算器(8a)の出力はリミッタ
(8c)、抵抗(8d)を介して減算器(8e)に供給され、この減
算器(8e)には輝度信号Yが供給される。このくし型フ
ィルタ(8)の特性は、入力される信号が小振幅レベルの
ときには、第4図実線aで示すように、水平周波数
の整数倍の周波数で山となるくし型の特性となり、一
方、入力される信号が大振幅レベルとなる程、同図破線
bで示すようにフラットな特性に近づく。従って、この
くし型フィルタ(8)においては、一般に小振幅レベルで
あるノイズ成分が除去される。即ち、減算器(8e)の出
力、従ってくし型フィルタ(8)の出力としてノイズ成分
の除去された輝度信号が得られる。
また、このくし型フィルタ(8)より得られる輝度信号Y
は、水平方向のノイズを除去するノイズキャンセラー
(9)に供給される。このノイズキャンセラー(9)は、小振
幅レベルの高域成分はノイズ成分と判断してノイズを除
去するものである。即ち、輝度信号Yはハイパスフィ
ルタ(9a)に供給されてその高域成分が抜き出される。こ
の高域成分はリミッタ(9b)に供給されて小振幅レベル成
分が抜き出され、抵抗(9c)を介して減算器(9d)に供給さ
れる。そして、この減算器(9d)には輝度信号Yが供給
される。このノイズキャンセラー(9)の特性は、入力さ
れる信号が小振幅レベルのときには、第5図実線aで示
すように、高域のレスポンスの低下した特性となり、一
方、入力される信号が大振幅レベルとなる程、同図破線
bで示すようにフラットな特性に近づく。従って、この
ノイズキャンセラー(9)においては、高域のノイズ成分
が除去される。即ち、減算器(9d)の出力、従ってノイズ
キャンセラー(9)の出力として、高域ノイズ成分の除去
された輝度信号が得られる。このノイズキャンセラー
(9)より得られる輝度信号Yは合成回路(10)に供給さ
れる。
因みに、ノイズキャンセラー(9)は、くし型フィルタ(8)
で除去不可能な例えば縦縞ノイズも除去することができ
る一方、中低域のノイズ成分の除去は不可能である。つ
まり、くし型フィルタ(8)、ノイズキャンセラー(9)の共
働により効果的なノイズ除去が行われる。また、第2図
において、アンプ(2)の出力はローパスフィルタ(11)に
供給され、このローパスフィルタ(11)より低域搬送色信
号Cが得られる。この搬送色信号Cは色処理回路(1
2)に供給され、周波数変換等の処理がなされ、この色処
理回路(12)からは搬送色信号Cが得られ、合成回路(10)
に供給され、この合成回路(10)からはカラー映像信号S
CVが得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような再生系を有するVTRによれば、1回の録再
では、再生時くし型フィルタ(8)及びノイズキャンセラ
ー(9)によりノイズ成分が効果的に除去されるので、S
/Nのよい画像を得ることができる。また、再生時、ピ
ーキング回路(7)で略中域の特性が改善され、鮮鋭度の
高い画像を得ることができる。
しかしながら、くし型フィルタ(8)及びノイズキャンセ
ラー(9)では、ノイズ成分と同時に小振幅レベルの輝度
信号成分も除去されるので、いわゆるダビングを2回、
3回……と繰り返すと、輝度信号の小振幅レベル成分が
徐々に失われ、ディテールのない画像となる問題があっ
た。また、ダビングを2回、3回、……と繰り返すと、
ピーキング回路(7)による特性改善効果の積み重ねによ
り、輝度信号の中域のみが極端に強調され、極めて不自
然な画像となる問題があった。
本発明は斯る点に鑑み、ダビング時の特性を改善し、画
像が不自然となることを軽減するようにしたものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述問題点を解決するための、通常再生モード
及びダビングモードの切換手段を設け、ダビングモード
に切換えられるとき、ノイズ除去回路(例えばくし型フ
ィルタ(8)、ノイズキャンセラー(9))の除去量が通常再
生モードの除去量に比べて少なくされ、または、再生信
号の略中域の周波数特性を改善する周波数特性改善回路
(例えばピーキング回路(7))の改善量が通常再生モー
ドの改善量に比べて少なくされるものである。
〔作用〕
以上の構成において、ダビングモードのときは、ノイズ
除去回路の除去量が、通常再生モードに比して低くな
り、これに伴って再生信号の小振幅レベル成分の除去量
が少なくされる。また、周波数特性改善回路の改善量
が、通常再生モードに比して低くなり、これに伴って再
生信号の略中域の強調量が少なくされる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例について
説明しよう。この第1図において、第2図と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本例は、通常再生モードの他に、ダビング時にダビング
モードを選択できるものである。
同図において、ピーキング回路(7)のトランジスタQの
エミッタは、直列共振回路(7A)を構成するコイルL、コ
ンデンサC、抵抗Rの直列回路を介して切換スイッチ(1
3)の一方の固定端子(13N)に接続される。また、トラン
ジスタQのエミッタは、直列共振回路(7B)を構成するコ
イルL、コンデンサC、抵抗Rの直列回路を介し
て切換スイッチ(13)の他方の固定端子(13D)に接続され
る。そして、この切換スイッチ(13)の可動端子は接地さ
れる。切換スイッチ(13)は、通常再生モードのときは端
子(13N)側に接続され、一方、ダビングモードのときは
端子(13D)側に接続される。この場合、例えば、直列共
振回路(7B)の共振周波数及びQは、直列共振回路(7A)の
共振周波数及びQと異なるようになされる。そしてピー
キング回路(7)の出力端における中振幅レベルに対する
周波数特性は、通常再生モードのときは、第2図例にお
けると同様に、第3図一点鎖線bに示すように略中域の
強調された特性となるようにされると共に、ダビングモ
ードのときは、同図破線cに示すようにその強調量の低
下した特性となるようにされる。
また、第1図において、くし型フィルタ(8)のリミッタ
(8c)の出力は抵抗(8d)及び接続スイッチ(14)を介して減
算器(8e)に供給される。接続スイッチ(14)は、通常再生
モードのときはオン状態とされ、ダビングモードのとき
はオフ状態とされる。
また、第1図において、ノイズキャンセラー(9)のリミ
ッタ(9b)の出力は抵抗(9c)及び接続スイッチ(15)を介し
て減算器(9d)に供給される。接続スイッチ(15)は、通常
再生モードのときはオン状態とされ、ダビングモードの
ときはオフ状態とされる。
尚、ピーキング回路(7)の切換スイッチ(13)、くし型フ
ィルタ(8)の接続スイッチ(14)、ノイズキャンセラー(9)
の接続スイッチ(15)は連動して制御される。
本例は以上のように構成され、その他は第2図例と同様
に構成される。
本例において、通常再生モードとされるときには、ピー
キング回路(7)の切換スイッチ(13)は端子(13N)側に切換
えられ、また、くし型フィルタ(8)の接続スイッチ(14)
はオン状態とされ、さらに、ノイズキャンセラー(9)の
接続スイッチ(15)はオン状態とされ、上述第2図例と同
様の状態となり同様の動作をする。
一方、ダビングモードとされるときは、ピーキング回路
(7)の切換スイッチ(13)は端子(13D)側に切換えられるの
で、ピーキング回路(7)の出力端における中振幅レベル
に対する周波数特性は、第3図破線cに示すように、通
常再生モードの場合(同図一点鎖線bで図示)に比して
強調量の低下した特性となる。従って、ダビング時にこ
のようなダビングモードとすれば、2回、3回、……と
ダビングを繰り返したとしても、第2図例のように輝度
信号の中域のみが極端に強調されるということを回避す
ることができる。
また、ダビングモードとされるときには、くし型フィル
タ(8)の接続スイッチ(14)及びノイズキャンセラー(9)の
接続スイッチ(15)は共にオフ状態とされるので、くし型
フィルタ(8)の特性及びノイズキャンセラー(9)の特性は
入力される信号の振幅レベルにかかわらず、フラットな
特性となる(第4図破線b及び第5図破線b参照)。従
って、ダビング時にこのダビングモードとすれば、2
回、3回、……とダビングを繰り返したとしても、第2
図例のように輝度信号の小振幅レベル成分が徐々に失な
われていくということを回避することができる。
このように、本例によれば、ダビング時に、ダビングモ
ードとすることにより、ダビング時の特性を改善するこ
とができ、より自然な画像を得ることができる。
尚、通常再生モードにおいては、従来例と同様にピーキ
ング回路(7)で略中域の特性が改善されるので、鮮鋭度
の高い画像を得ることができる。また、くし型フィルタ
(8)及びノイズキャンセラー(9)によりノイズ成分が効果
的に除去されるので、たとえ、ダビングモードによるダ
ビングによってノイズ成分の積み重ねがあったとして
も、S/Nのよい画像を得ることができる。
なお、上述実施例においてはくし型フィルタ(8)に接続
スイッチ(14)が設けられ、ダビングモード時、その接続
スイッチ(14)はオフ状態とされ、リミッタ(8c)の出力が
減算器(8e)に全く供給されなくなるものであるが、この
減算器(8e)への供給量を少なくするように構成してもよ
い、このことは、ノイズキャンセラー(9)についても同
様である。
また、上述実施例はノイズ除去回路としてくし型フィル
タ(8)、ノイズキャンセラー(9)を用いる例であるが、そ
の他の回路を使用するものにも本発明を同様に適用する
ことができる。また、上述実施例は、周波数特性改善回
路としてピーキング回路(7)を用いる例であるが、その
他の回路を使用するものにも本発明を同様に適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、ダビングモードのときは、
ノイズ除去回路の除去量が通常再生モードに比して低く
なり、これに伴って再生信号の小振幅レベル成分の除去
量が少なくされる。また、周波数特性改善回路の改善量
が通常再生モードに比して低くなり、これに伴って再生
信号の略中域の強調量が少なくされる。従って、ダビン
グ時にこのダビングモードとすれば、2回、3回、……
とダビングを繰り返したとしても、信号の劣化(不自然
さ)を軽減できる。即ち、ダビング時の特性を改善する
ことができ、より自然な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は従来
例の構成図、第3図〜第5図は夫々その説明のための特
性図である。 (7)はピーキング回路、(8)はくし型フィルタ、(9)はノ
イズキャンセラー、(13)は切換スイッチ、(14)及び(15)
は夫々接続スイッチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生信号の経路にノイズ除去回路及び上記
    再生信号の略中域の周波数特性を上げて輪郭補正を行う
    周波数特性改善回路が挿入されてなる再生装置におい
    て、通常再生モード及びダビングモードの切換手段が設
    けられ、この切換手段により上記ダビングモードに切換
    えられるとき、上記ノイズ除去回路の除去量が上記通常
    再生モードの除去量に比べて少なくされると共に、上記
    周波数特性改善回路の改善量が上記通常再生モードの改
    善量に比べて少なくされることを特徴とする再生装置。
JP60000681A 1985-01-07 1985-01-07 再生装置 Expired - Lifetime JPH0654967B2 (ja)

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