JPH05300466A - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JPH05300466A
JPH05300466A JP4104333A JP10433392A JPH05300466A JP H05300466 A JPH05300466 A JP H05300466A JP 4104333 A JP4104333 A JP 4104333A JP 10433392 A JP10433392 A JP 10433392A JP H05300466 A JPH05300466 A JP H05300466A
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JP
Japan
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switch
processing
signal
processing circuit
mode
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JP4104333A
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English (en)
Inventor
Ryuji Abe
龍二 阿部
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モード切換等を簡略化して使用者の負担を軽減
する。 【構成】他のVTR3、LDP4等を入力切換スイッチ
6を介して処理回路8に接続する。処理回路8の出力映
像信号をヘッド10に供給してテープ11に記録する。
処理回路8では切換スイッチ12の切り換えに対応して
ノーマル及びエディットのモード処理をする。使用者の
セレクトスイッチの操作に応じたセレクト信号SSELを
スイッチ6,12の切換制御信号とする。他のVTR3
が選択されてスイッチ6がa側に接続されるとき、スイ
ッチ12はe側に接続され、処理回路8ではエディット
のモード処理が行なわれる。LDP4等が選択されてス
イッチ6がb〜d側に接続されるとき、スイッチ12は
n側に接続され、処理回路8ではノーマルのモード処理
が行なわれる。処理回路8のモード切換操作の必要がな
く、使用者の負担を軽減できる。セレクタ機能を内蔵し
ており、他の機器との接続を簡略化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ノーマルモードの他
にエディットモードを備えており、ダビング時に使用し
て好適なビデオテープレコーダ(VTR)に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、VTRの記録系の一例を示して
いる。図において、入力端子31に供給される映像信号
SVはAGC回路32でゲインコントロールされたの
ち、輝度信号Yと搬送色信号Cとを分離するためのくし
形フィルタ33に供給される。
【0003】くし形フィルタ33で分離される輝度信号
Yはローパスフィルタ34で帯域制限されたのち、切換
スイッチ35の可動端子に供給される。この切換スイッ
チ35は、ノーマルモード時はn側に接続され、エディ
ットモード時はe側に接続される。
【0004】切換スイッチ35のe側に得られる輝度信
号Yは画像エンハンサ36で画像強調処理がされた後に
エンファシス回路37に供給される。一方、切換スイッ
チ35のn側に得られる輝度信号Yはエンファシス回路
37に直接供給される。エンファシス回路37では高域
の増強が行なわれる。
【0005】エンファシス回路37より出力される輝度
信号Yはクリップ回路38に供給されて、ホワイトクリ
ップおよびダーククリップの処理が行なわれる。このク
リップ回路38でクリップ処理された輝度信号YはFM
変調器39に供給されてFM変調される。このFM変調
器39より出力されるFM輝度信号YFMはハイパスフィ
ルタ40で帯域制限された後に加算器41に供給され
る。
【0006】また、AGC回路32でゲインコントロー
ルされた映像信号SVは切換スイッチ42のe側の固定
端子に供給される。この切換スイッチ42のn側の固定
端子にはくし形フィルタ33で分離された搬送色信号C
が供給される。この切換スイッチ42は、ノーマルモー
ド時はn側に接続され、エディットモード時はe側に接
続される。切換スイッチ42の出力信号はバンドパスフ
ィルタ43に供給されて帯域制限された後、ACC回路
44に供給されてバーストレベルが一定となるように制
御される。
【0007】ACC回路44より出力される搬送色信号
Cはクロマエンファシス回路45でエンファシス処理さ
れた後周波数変換器46に供給され、色副搬送波周波数
が例えば3.58MHzから688KHzに変換されて
低域変換搬送色信号CLが形成される。
【0008】周波数変換器46より出力される低域変換
搬送色信号CLはローパスフィルタ47で帯域制限され
た後、加算器41に供給されてFM輝度信号YFMと合成
される。この加算器41より出力される記録映像信号は
記録アンプ48で増幅された後、磁気ヘッド49に供給
されて磁気テープ50に記録される。
【0009】以上の構成において、切換スイッチ35,
42は、上述したようにノーマルモードのときはn側に
接続されると共に、エディットモードのときはe側に接
続される。ダビング操作時にはエディットモードとする
ことで、輝度信号Yに画像エンハンサ36で画像強調処
理が施されると共に、色ずれが生じるくし形フィルタ3
3を通さずにバンドパスフィルタ43で搬送色信号Cが
抜き出されるため、ダビングによる画質劣化が軽減され
る。
【0010】図5は、VTRの再生系の一例を示してい
る。図において、磁気テープ50より磁気ヘッド51で
再生される映像信号(FM輝度信号YFMと低域変換搬送
色信号CLの合成信号)は再生アンプ52を介してハイ
パスフィルタ53に供給されてFM輝度信号YFMが抜き
出される。
【0011】ハイパスフィルタ53より出力されるFM
輝度信号YFMはAGC回路54でレベルコントロールさ
れた後、リミッタ55で振幅制限されてFM復調器56
に供給されてFM復調される。このFM復調器56より
出力される輝度信号Yはローパスフィルタ57で帯域制
限された後、ピーキングフィルタ58、デエンファシス
回路59、ノイズキャンセラ60およびクロストーク成
分除去用のくし形フィルタ61の直列回路を介して加算
器62に供給される。
【0012】再生系の映像周波数特性は、一般に高域成
分が不足気味になり、解像度が悪化する傾向にある。ピ
ーキングフィルタ58では、中域の周波数の特性を持ち
上げることで、見かけ上の解像度を上げる補正が行なわ
れる。
【0013】また、再生アンプ52より出力される再生
映像信号はローパスフィルタ63に供給されて低域変換
搬送色信号CLが抜き出される。ローパスフィルタ63
より出力される低域変換搬送色信号CLは、ACC回路
64に供給されてレベル変動分が補正された後、周波数
変換器65に供給され、色副搬送波周波数が688KH
zから3.58MHzになるように変換されて搬送色信
号Cが形成される。
【0014】周波数変換器65より出力される搬送色信
号Cはバンドパスフィルタ66で帯域制限された後、ク
ロストーク成分除去用のくし形フィルタ67およびクロ
マデエンファシス回路68の直列回路を介して加算器6
2に供給される。説明を簡単にするため、周波数変換器
65に供給される周波数信号の1水平周期ごとの反転動
作等は上述せずも、本例においては従来周知のPIカラ
ー方式が使用されてカラークロストーク成分が除去され
る。
【0015】加算器62では輝度信号Yと搬送色信号C
が合成されて映像信号SVが形成され、この映像信号S
Vは出力端子69に導出される。
【0016】以上の構成において、ピーキングフィルタ
58、ノイズキャンセラ60およびくし形フィルタ61
には、ノーマルモードとエディットモードとを識別する
モード信号SMが供給され、エディットモードでは定数
変更が行なわれる。ダビング操作時にはエディットモー
ドとすることで、ダビングによる画質劣化が軽減され
る。例えば、ピーキングフィルタ58に関しては、エデ
ィットモードのとき中域の周波数特性の持ち上げをなく
し、ダビングを重ねる毎に中域の持ち上げが累積して画
質が劣化することが防止される。
【0017】また、色信号再生系のくし形フィルタ67
にもモード信号SMが供給され、エディットモードでは
フィードバックループが追加されてS/Nが改善され
る。図6は、くし形フィルタ67の具体構成例を示して
いる。
【0018】図において、入力搬送色信号Ciは加算器
71に供給され、この加算器71の出力信号は加算器7
2,74に供給される。また、加算器71の出力信号は
1水平期間の遅延時間を有する遅延回路73に供給さ
れ、この遅延回路73の出力信号は加算器72,74に
供給される。加算器72では加算器71の出力信号より
遅延回路73の出力信号が減算され、この加算器72の
出力信号は係数器75で1/2とされて出力搬送色信号
Coとされる。また、加算器74では加算器71の出力
信号と遅延回路73の出力信号とが加算され、この加算
器74の出力信号は係数Kの係数器76を介して加算器
71に供給される。加算器71では、入力搬送色信号C
iより係数器76の出力信号が減算される。
【0019】図6の例のくし形フィルタ67の伝達関数
は、数1に示すようになる。図7は周波数特性を示して
おり、係数Kの変化に応じて変化する。同図では、18
0°のレベルを1.0として相対レベルで示している。
fHは水平周波数である。
【0020】
【数1】
【0021】上述したモード信号SMによって係数器7
6の係数Kが制御される。例えば、ノーマルモードでK
は0に設定され、エディットモードでKはある所定値
(例えば5≧K>0)に設定される。これにより、エデ
ィットモードではフィードバックループが形成されて、
搬送色信号Cの垂直解像度が落されてS/Nの改善が図
られる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来、他のVTRから
の再生映像信号をダビングする場合、入力切換スイッチ
をVTR側に切り換えると共に、モードをエディットモ
ードに切り換える必要がある。また、このダビングが終
了した後に他の機能を用いる場合、例えばLDP(レー
ザディスクプレーヤ)やビデオカメラからの出力映像信
号を記録する場合、入力切換スイッチをLDPやビデオ
カメラ側に切り換えると共に、モードをノーマルモード
に切り換える必要がある。
【0023】そこで、この発明では、他の機器との接続
やモード切換を簡略化して使用者の負担を軽減するもの
である。
【0024】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、他のビデ
オテープレコーダ等の映像信号源を切り換える入力切換
スイッチと、エディットモードとノーマルモードとで信
号処理を違える記録処理回路とを備え、入力切換スイッ
チで他のビデオテープレコーダを選択するときは記録処
理回路の処理をエディットモードの処理に切り換えるこ
とを特徴とするものである。
【0025】第2の発明は、他のビデオテープレコーダ
等の映像信号源を切り換える入力切換スイッチと、エデ
ィットモードとノーマルモードとで信号処理を違える記
録処理回路とを備え、ダビング操作時には、入力切換ス
イッチで他のビデオテープレコーダを選択すると共に、
記録処理回路の処理をエディットモードの処理に切り換
えることを特徴とするものである。
【0026】第3の発明は、エディットモードとノーマ
ルモードとで信号処理を違える再生処理回路と、再生映
像信号等の複数の映像信号より出力映像信号を選択する
出力切換スイッチとを備え、ダビング操作時には、再生
処理回路の処理をエディットモードの処理に切り換える
と共に、出力切換スイッチで再生映像信号を選択するこ
とを特徴とするものである。
【0027】
【作用】第1の発明においては、入力切換スイッチ6で
他のビデオテープレコーダ3を選択するときは、記録処
理回路8の処理がエディットモードの処理に自動的に切
り換えられるため、使用者はモード切換の操作をする必
要がなくなり、使用者の負担を軽減することが可能とな
る。
【0028】第2の発明においては、ダビング操作時に
は、入力切換スイッチ6で他のビデオテープレコーダ3
が選択されると共に、記録処理回路14の処理がエディ
ットモードの処理に切り換えられるため、使用者はいち
いち入力切換やモード切換の操作をする必要がなくな
り、使用者の負担を軽減することが可能となる。
【0029】第3の発明においては、ダビング操作時に
は、再生処理回路14の処理がエディットモードの処理
に切り換えられると共に、出力切換スイッチ15で再生
映像信号が選択されるため、使用者はいちいちモード切
換や出力切換の操作をする必要がなくなり、使用者の負
担を軽減することが可能となる。
【0030】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0031】図において、1はVTR本体であり、2a
〜2cは外部入力端子である。端子2aには他のVTR
3の出力端子が接続され、端子2bにはLDP4の出力
端子が接続され、端子2cにはビデオカメラ5の出力端
子が接続される。
【0032】また、端子2a〜2cは映像入力切換スイ
ッチ6のa〜c側の固定端子に接続され、この切換スイ
ッチ6のd側の固定端子には内蔵チューナ7が接続され
る。切換スイッチ6には使用者のセレクトスイッチ(図
示せず)の操作に応じたセレクト信号SSELが供給され
て切換制御される。すなわち、使用者によって他のVT
R3、LDP4、ビデオカメラ5および内蔵チューナ7
が選択されるとき、切換スイッチ6はそれぞれa側、b
側、c側およびd側に接続される。
【0033】切換スイッチ6の出力信号は映像信号記録
処理回路8に供給される。この記録処理回路8は、例え
ば図4の例のAGC回路32から加算器41までと同様
の回路系を備えており、ノーマルモードとエディットモ
ードの処理を選択的に行なわせることができる。記録処
理回路8で形成される記録映像信号は記録アンプ9を介
して磁気ヘッド10に供給されて磁気テープ11に記録
される。
【0034】また、12はノーマル・エディット切換ス
イッチであり、nおよびe側の固定端子はそれぞれ記録
処理回路8に接続される。記録処理回路8では、切換ス
イッチ12がn側に接続されるときはノーマルモードの
処理が行なわれ、一方e側に接続されるときはエディッ
トモードの処理が行なわれる。切換スイッチ12には上
述したセレクト信号SSELが供給されて切換制御され
る。すなわち、切換スイッチ12は、使用者のセレクト
スイッチの操作で他のVTR3が選択されるときe側に
接続され、一方LDP4、ビデオカメラ5および内蔵チ
ューナ7のいずれかが選択されるときn側に接続され
る。
【0035】本例は以上のように構成され、使用者のセ
レクトスイッチの操作で他のVTR3が選択されて切換
スイッチ6がa側に接続されるとき(このとき、ダビン
グ動作となる)、切換スイッチ12はe側に接続されて
記録処理回路8ではエディットモードの処理が行なわれ
る。これにより、ダビングによる画質劣化が軽減され
る。
【0036】一方、使用者のセレクトスイッチの操作で
LDP4、ビデオカメラ5および内蔵チューナ7のいず
れかが選択されて切換スイッチ6がb〜d側に接続され
るとき、切換スイッチ12はn側に接続されて記録処理
回路8ではノーマルモードの処理が行なわれる。
【0037】本例においては、切換スイッチ6で他のV
TR3が選択されるとき、記録処理回路8の処理はエデ
ィットモードに自動的に切り換えられる。この状態か
ら、LDP4等が選択されるとき、記録処理回路8の処
理はノーマルモードに自動的に切り換えられる。したが
って本例によれば、使用者は記録処理回路8のモード切
換の操作をする必要がなくなり、使用者の負担を軽減す
ることができる。また、本例においては、切換スイッチ
6等のセレクタ機能を内蔵しているので、他の機器との
接続を容易に行なうことができる。
【0038】次に、図2を参照しながらこの発明の他の
実施例について説明する。図2において、図1と対応す
る部分には同一符号を付して示している。
【0039】本例において、2a〜2cは外部入力端子
であり、2d,2eは外部出力端子である。端子2aに
は他のVTR3の出力端子が接続され、端子2bにはL
DP4の出力端子が接続され、端子2cにはビデオカメ
ラ5の出力端子が接続され、端子2dには他のVTR3
の入力端子が接続され、端子2eにはモニタ13の入力
端子が接続される。
【0040】また、端子2a〜2cは切換スイッチ6の
a〜c側の固定端子に接続され、この切換スイッチ6の
d側の固定端子には内蔵チューナ7が接続される。切換
スイッチ6には使用者のセレクトスイッチ(図示せず)
の操作に応じたセレクト信号SSELが供給されて切換制
御される。すなわち、使用者によってダビング(マスタ
ー、スレーブ)、LDP4、ビデオカメラ5および内蔵
チューナ7が選択されるとき、切換スイッチ6はそれぞ
れa側、b側、c側およびd側に接続される。
【0041】切換スイッチ6の出力信号は映像信号処理
回路14に記録映像信号として供給される。この信号処
理回路14は、例えば図4の例の記録系(AGC回路3
2から記録アンプ48まで)および図5の例の再生系
(再生アンプ52から加算器62まで)と同様の回路系
を備えており、ノーマルモードとエディットモードの処
理を選択的に行なわせることができる。
【0042】記録時に信号処理回路14より出力される
記録映像信号は磁気ヘッド10に供給されて磁気テープ
11に記録される。一方、再生時に磁気テープ11より
磁気ヘッド10で再生される再生映像信号は信号処理回
路14に供給される。
【0043】信号処理回路14より出力される再生映像
信号は映像出力切換スイッチ15のp側の固定端子に供
給される。この切換スイッチ15のt側の固定端子には
切換スイッチ6より出力される記録映像信号が供給され
る。切換スイッチ15にはセレクト信号SSELが切換制
御信号として供給される。すなわち、使用者のセレクト
スイッチの操作でダビング(マスター)が選択されると
き切換スイッチ15はp側に接続され、一方ダビング
(スレーブ)、LDP4、ビデオカメラ5および内蔵チ
ューナ7のいずれかが選択されるときは切換スイッチ1
5はt側に接続される。この切換スイッチ15の出力信
号は、出力端子2d,2eに供給される。
【0044】また、12はノーマル・エディット切換ス
イッチであり、nおよびe側の固定端子はそれぞれ信号
処理回路14に接続される。信号処理回路14では、切
換スイッチ12がn側に接続されるときはノーマルモー
ドの処理が行なわれ、一方e側に接続されるときはエデ
ィットモードの処理が行なわれる。切換スイッチ12に
は上述したセレクト信号SSELが供給されて切換制御さ
れる。すなわち、切換スイッチ12は、使用者のセレク
トスイッチの操作でダビング(マスター、スレーブ)が
選択されるときe側に接続され、一方LDP4、ビデオ
カメラ5および内蔵チューナ7のいずれかが選択される
ときn側に接続される。
【0045】なお、図3は、図2の例におけるセレクト
スイッチ(図示せず)によるセレクトモードに対する各
切換スイッチ6,12,15の関係を示している。
【0046】本例は以上のように構成され、使用者のセ
レクトスイッチの操作でダビング(スレーブ)が選択さ
れるとき、切換スイッチ6がa側に接続されて他のVT
R3が選択されると共に、切換スイッチ12はe側に接
続されて信号処理回路14ではエディットモードの処理
が行なわれる。これにより、他のVTR3からの再生映
像信号のダビングが行なわれると共に、このダビングに
よる画質劣化が軽減される。さらに、切換スイッチ15
はt側に接続されるため、他のVTR3からの再生映像
信号がモニタ13に供給され、その内容がモニタ13に
表示される。
【0047】また、使用者のセレクトスイッチの操作で
ダビング(マスター)が選択されるとき、切換スイッチ
12はe側に接続されて信号処理回路14ではエディッ
トモードの処理が行なわれると共に、切換スイッチ15
はp側に接続されて磁気テープ11からの再生映像信号
が出力端子2dを介して他のVTR3に記録映像信号と
して供給される。これにより、磁気テープ11からの再
生映像信号のダビングが他のVTR3で行なわれると共
に、このダビングによる画質劣化が軽減される。さら
に、磁気テープ11からの再生映像信号がモニタ13に
供給され、その内容がモニタ13に表示される。
【0048】また、使用者のセレクトスイッチの操作で
LDP4、ビデオカメラ5および内蔵チューナ7のいず
れかが選択されるとき、切換スイッチ6はb〜d側に接
続されると共に、切換スイッチ12はn側に接続されて
信号処理回路14ではノーマルモードの処理が行なわれ
る。これにより、他のLDP4等より出力される映像信
号の記録が行なわれる。このとき、切換スイッチ15は
t側に接続されるため、LDP4等より出力される映像
信号がモニタ13に供給され、その内容がモニタ13に
表示される。
【0049】本例においては、ダビング(スレーブ)が
選択されるとき、自動的に切換スイッチ6で他のVTR
3が選択され、信号処理回路14の処理がエディットモ
ードに切り換えられる。この状態から、LDP4等が選
択されるとき、自動的に切換スイッチ6でLDP4等が
選択され、信号処理回路14の処理はノーマルモードに
切り換えられる。さらに、ダビング(マスター)が選択
されるとき、自動的に信号処理回路14の処理がエディ
ットモードに切り換えられ、切換スイッチ15で再生映
像信号が選択される。したがって本例によれば、使用者
は切換スイッチ6,15の接続切換や信号処理回路14
のモード切換等の操作をする必要がなくなり、使用者の
負担を軽減することができる。また、本例においては、
切換スイッチ6等のセレクタ機能wp内蔵しているの
で、他の機器との接続を容易に行なうことができる。
【0050】
【発明の効果】第1の発明によれば、入力切換スイッチ
で他のビデオテープレコーダを選択するときは、記録処
理回路の処理がエディットモードの処理に自動的に切り
換えられるため、使用者はモード切換の操作をする必要
がなくなり、使用者の負担を軽減することができる。ま
た、セレクタ機能を内蔵しているため、他の機器との接
続を簡略化できる利益がある。
【0051】第2の発明によれば、ダビング操作時に
は、入力切換スイッチで他のビデオテープレコーダが選
択されると共に、記録処理回路の処理がエディットモー
ドの処理に切り換えられるため、使用者はいちいち入力
切換やモード切換の操作をする必要がなくなり、使用者
の負担を軽減することができる。また、セレクタ機能を
内蔵しているため、他の機器との接続を簡略化できる利
益がある。
【0052】第3の発明によれば、ダビング操作時に
は、再生処理回路の処理がエディットモードの処理に切
り換えられると共に、出力切換スイッチで再生映像信号
が選択されるため、使用者はいちいちモード切換や出力
切換の操作をする必要がなくなり、使用者の負担を軽減
することができる。また、セレクタ機能を内蔵している
ため、他の機器との接続を簡略化できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】図2の例におけるセレクトモードと各切換スイ
ッチとの関係を示す図である。
【図4】VTRの記録系の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】VTRの再生系の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】色信号再生系のくし形フィルタの構成例を示す
図である。
【図7】図6の例の周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1 VTR本体 2a〜2c 外部入力端子 2d,2e 外部出力端子 3 他のVTR 4 LDP 5 ビデオカメラ 6 映像入力切換スイッチ 7 内蔵チューナ 8 映像信号記録処理回路 10 磁気ヘッド 11 磁気テープ 12 ノーマル・エディット切換スイッチ 13 モニタ 14 映像信号処理回路 15 映像出力切換スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のビデオテープレコーダ等の映像信号
    源を切り換える入力切換スイッチと、 エディットモードとノーマルモードとで信号処理を違え
    る記録処理回路とを備え、 上記入力切換スイッチで他のビデオテープレコーダを選
    択するときは、上記記録処理回路の処理をエディットモ
    ードの処理に切り換えることを特徴とするビデオテープ
    レコーダ。
  2. 【請求項2】 他のビデオテープレコーダ等の映像信号
    源を切り換える入力切換スイッチと、 エディットモードとノーマルモードとで信号処理を違え
    る記録処理回路とを備え、 ダビング操作時には、上記入力切換スイッチで他のビデ
    オテープレコーダを選択すると共に、上記記録処理回路
    の処理をエディットモードの処理に切り換えることを特
    徴とするビデオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 エディットモードとノーマルモードとで
    信号処理を違える再生処理回路と、 再生映像信号等の複数の映像信号より出力映像信号を選
    択する出力切換スイッチとを備え、 ダビング操作時には、上記再生処理回路の処理をエディ
    ットモードの処理に切り換えると共に、上記出力切換ス
    イッチで上記再生映像信号を選択することを特徴とする
    ビデオテープレコーダ。
JP4104333A 1992-04-23 1992-04-23 ビデオテープレコーダ Pending JPH05300466A (ja)

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