JPH0233434Y2 - - Google Patents

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JPH0233434Y2
JPH0233434Y2 JP1982179701U JP17970182U JPH0233434Y2 JP H0233434 Y2 JPH0233434 Y2 JP H0233434Y2 JP 1982179701 U JP1982179701 U JP 1982179701U JP 17970182 U JP17970182 U JP 17970182U JP H0233434 Y2 JPH0233434 Y2 JP H0233434Y2
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JP
Japan
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circuit
input terminal
signal
output
switch circuit
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JP1982179701U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等に
利用される再生FM輝度信号のノイズ低減回路に
関する。
(ロ) 従来技術 一般にアジマス記録方式を用いたヘリカルスキ
ヤン型VTRにおいて、スチル再生、スローモー
シヨン再生、高速再生等の記録時とは異なるテー
プ速度で再生する特殊再生を行なう場合、記録時
と再生時とでテープとビデオヘツドとの相対速度
が異なるため、ビデオヘツドは隣接する記録トラ
ツクをまたいでトレースする形となりアジマスの
異なる記録トラツクをトレースする際にノイズが
発生し、これが再生画面上、ノイズバンドとして
現われ非常に見ずらいものとなつていた。
このノイズバンドの周波数の分布は映像信号帯
域の高域側に及び、再生画面上、白く輝くノイズ
となり特に目立つものとなつている。そこでFM
復調器の復調特性を通常再生時と特殊再生時とで
切換えて、特殊再生時に上記高域側のノイズに対
して不感にすることが提案されているが、特殊再
生時の復調特性における非直線部分の特性が変化
しやすく、また、高域のみを急峻にレベル低下さ
せているので反転現象を起こしやすい欠点があ
る。これを防ぐため、FM復調器の復調特性を変
えずに、特殊再生時に、VTR装置にドロツプア
ウト補償用あるいはノイズキヤンセラ用等で内蔵
のガラス遅延線をフイルタとして使いノイズを低
減させる回路を提案している(実開昭56−144770
号参照)。しかし、このノイズ低減回路は再生
FM輝度信号を、低域変換色信号のためのトラツ
プ回路にも付与するようにしているので、再生
FM輝度信号の低域におけるレベル低下が大きく
なり、その結果、再生画面上で反転現象を生ずる
場合ある。
(ハ) 考案の目的 本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、
特殊再生時に生ずる再生FM輝度信号の偏移域よ
り高いノイズ成分による再生画面上の輝点を低減
すると共に、低域側のレベル低下に基づく反転現
象による見苦しさを除去しようとするものであ
る。
(ニ) 考案の構成 本考案は、特殊再生時に、再生FM輝度信号を
低域変換色信号のトラツプ回路に付与することな
く、所定のフイルタ特性を有する遅延線に付与し
て、FM偏移域の下側におけるレベル低下を防止
するものである。また、本考案はこの遅延線を再
生FM輝度信号の復調までの系内では特殊再生時
にのみ介挿するために、この遅延線の前後にスイ
ツチ回路を備え、さらに前段のスイツチ回路の前
にはVTR装置の入力部からの再生FM輝度信号
を2分岐してなる1方を受ける第1ハイパスフイ
ルタと、他方を受ける第2ハイパスフイルタと上
記トラツププ回路との直列回路とを備え、さらに
両スイツチ回路をVTR装置の動作モードに応じ
て切換え制御する手段とを備えるものである。
(ホ) 実施例 第1図は本考案回路の1実施例の回路構成図、
第2図は再生FM輝度信号をそれぞれ第1ハイパ
スフイルタ、第2ハイパスフイルタとトラツプ回
路の直列回路に付与してなる周波数特性図、第3
図は特殊再生時における遅延線出力端での周波数
特性図である。
ブロツク1はVTR装置の再生時の入力部であ
り、テープ上のトラツクからの記録信号を再生処
理し、端子2に再生FM輝度信号を出力し、また
端子3に低域変換色信号を出力するようにしてい
る。入力部1からの再生FM輝度信号は2分岐さ
れその内の1方は第1ハイパスフイルタ4に付与
され、また他方は第2ハイパスフイルタ5及び低
域変換色信号(キヤリア688KHz)のためのトラ
ツプ回路6からなる直列回路7に付与される。第
2図の特性Aは第1ハイパスフイルタ4出力を示
し、特性Bは直列回路7出力を示している。FM
偏移域(3.6〜4.8MHz)の下側において直列回路
7出力の方がレベル低下している。例えば、
2.5MHzで2dB、1MHzで7〜8dBである。
第1スイツチ回路8はその第1入力端8aに第
1ハイパスフイルタ4出力を受け、第2入力端8
bに直列回路7出力を受けるようにしており、第
3入力端8cからの制御信号によつて第1又は第
2入力端を選択的に出力端8dに導出するように
構成している。
遅延線9はいわゆる1Hガラス遅延線であり、
本実施例ではキンセキ(株)の、公称周波数Fnが
4.433619MHz、公称遅延時間γdが64.000μ秒偏差
Δγdが室温で±10+1秒、挿入損失がFnで6±
2dB、帯域巾がFn+1.2 -1.5MHzの特性を有するものを
使用している。第1スイツチ回路8出力は1方で
はこの遅延線9を通して、また他方ではこれを通
さず直接に第2スイツチ回路10に付与される。
従い第2スイツチ回路10は遅延線9出力を受け
る第1入力端10aと、第1スイツチ回路8出力
からの非遅延出力を受ける第2入力端10bと、
第3入力端10cからの制御信号によつて第1又
は第2入力端を選択的に出力端10dに導出する
ようにしている。この第2スイツチ回路10出力
はFM復調回路11に付与され、そこでテレビジ
ヨン信号に変換される。以下、低域変換色信号を
図示省略した色処理回路で標準のクロマ信号に直
したものと加算され、必要あればRF変調してテ
レビジヨン受像機に付与される。
制御信号付与手段12は特殊再生モード時にハ
イレベルとなる信号を受ける入力端子13と、こ
の制御信号を直接第2スイツチ回路10の第3入
力端10cに付与する回路14と、第1スイツチ
回路8の第3入力端8cへの入力端子15からの
カラーキラー信号の付与を、上記制御信号の存在
時すなわち特殊再生モード時に禁止して、第1ス
イツチ回路8の第1入力端8aを出力に接続する
回路16とを備えている。
この本考案回路において、制御信号付与手段1
2の入力端子13に特殊再生モードを示すハイレ
ベルの信号が付与されると、第1、第2スイツチ
回路8,10は何れも第1入力端8a,10aが
出力端8d,10dに接続され、入力部1からの
再生FM輝度信号は第1ハイパスフイルタ4及び
遅延線9を通じて、第3図の特性Pで示す特性を
持つ信号としてFM復調器11に付与される。尚
第3図中の破線特性Qは上述の従来回路によるも
のである。両特性を比較して、本考案回路では
FM偏移域の下側における出力レベルの低下が小
さく、それだけFM反転現象が発生しにくくなつ
ている。入力端子13への制御信号がロウレベル
に反転すると、第2スイツチ回路10はその第2
入力端10bが出力端10dに接続されるように
なり、また第1スイツチ回路8は入力端子15か
らのカラーキラー信号の有無によつてすなわち有
の場合第2入力端8bが、そして無の場合第1入
力端8aがそれぞれ出力端8dに接続されるよう
になる。従い、通常再生モードで、低域変換カラ
ー信号が存在するとき、再生FM輝度信号は直列
回路7を通じて、一方低域変換カラー信号が存在
しないとき再生FM輝度信号は第1ハイパスフイ
ルタ4を通じてFM復調回路に付与される。
(ヘ) 考案の効果 本考案はVTR装置の特殊再生時、入力部から
の再生FM輝度信号を低域変換色信号のためのト
ラツプ回路に付与することなく、第1ハイパスフ
イルタ及びフイルタを構成する遅延線に通して波
形整形してFM復調回路に付与するように構成し
ているので、FM偏移域の上側に存するノイズ成
分による再生画面上の輝点発生を抑制すると共
に、FM偏移域の下側のレベル低下が抑制されて
FM反転現象の発生を防ぐことができ、結果とし
て再生画面上に見易いきれいな画像を呈すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路の1実施例の回路構成図、
第2図は第1ハイパスフイルタ並びに第2ハイパ
スフイルタ及びトラツプ回路の直列回路にそれぞ
れ再生FM輝度信号を付与したきの周波数特性
図、第3図は特殊再生時の遅延線出力点における
周波数特性図である。 主な図番の説明、1……入力部、4……第1ハ
イパスフイルタ、7……直列回路、8……第1ス
イツチ回路、9……遅延線、10……第2スイツ
チ回路、11……FM復調回路、12……制御信
号付与手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録媒体上のFM輝度信号と低域変換色信号と
    の多重信号を再生して再生FM輝度信号を出力す
    る入力部と、該入力部からの再生FM輝度信号を
    2分岐してなる一方を入力する第1ハイパスフイ
    ルタと、前記2分岐の他方を入力する第2ハイパ
    スフイルタと前記低域変換色信号のトラツプ回路
    とを含む直列回路と、前記第1ハイパスフイルタ
    出力を第1入力端に受けまた前記直列回路出力を
    第2入力端に受けさらにこれら両入力端の何れか
    一方を選択する制御信号の入力端を有する第1ス
    イツチ回路と、該第1スイツチ回路出力を受ける
    遅延線と、該遅延線出力を第1入力端に受けまた
    前記第1スイツチ回路出力からの非遅延出力を第
    2入力端に受けさらにこれら両入力端の何れか一
    方を選択する第2制御信号の入力端を有する第2
    スイツチ回路と、該第2スイツチ回路出力を受け
    るFM復調回路と、特殊再生モード時前記第1、
    第2スイツチ回路がともに第1入力端からの信号
    を出力するように、上記制御信号入力端に制御信
    号を付与するための手段とを備えてなる再生FM
    輝度信号のノイズ低減回路。
JP17970182U 1982-11-26 1982-11-26 再生fm輝度信号のノイズ低減回路 Granted JPS5984975U (ja)

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JP17970182U JPS5984975U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 再生fm輝度信号のノイズ低減回路

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Publication Number Publication Date
JPS5984975U JPS5984975U (ja) 1984-06-08
JPH0233434Y2 true JPH0233434Y2 (ja) 1990-09-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635323Y2 (ja) * 1980-10-13 1988-02-13

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JPS5984975U (ja) 1984-06-08

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