JPH06105534B2 - 映像記録再生装置 - Google Patents

映像記録再生装置

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JPH06105534B2
JPH06105534B2 JP60094716A JP9471685A JPH06105534B2 JP H06105534 B2 JPH06105534 B2 JP H06105534B2 JP 60094716 A JP60094716 A JP 60094716A JP 9471685 A JP9471685 A JP 9471685A JP H06105534 B2 JPH06105534 B2 JP H06105534B2
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demodulator
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は従来方式とハイバンド方式の記録方式を識別す
ることを可能としたビデオテープレコーダのごとき映像
記録再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、映像記録再生装置,とくにビデオテープレコーダ
(VTR)の画質の向上は、目ざましいものがある。VTR
は、画質の良さの目安となる水平解像度を向上させるた
め、従来の記録方式より変調範囲を変更したハイバンド
記録方式を用いるようになってきた。第4図は従来(通
常)のVHS規格のVTRの記録方式であり、輝度信号の記録
周波数の変調範囲が、3.4(水平同期信号レベル)〜4.4
(白レベル)MHzであるのに対し、第5図に示すハイバ
ンド記録方式は、例えば、1.1MHz程度、高域にずらし、
4.5(水平同期信号レベル)〜5.5(白レベル)MHzとし
て映像の情報量を増やし、水平解像度を向上させてい
る。上記のような、ハイバンド方式の登場により、今後
のVTRには従来方式で記録したものと、ハイバンド方式
で記録したものとの両方が再生できなければならない。
従って、従来方式で記録したテープを再生する場合、VT
Rは従来方式にし、ハイバンド方式で記録したテープを
再生する場合、VTRはハイバンド方式に切換えなくては
ならなく、従来の技術では、この操作をスイッチで手動
で切換えていた。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の映像記録再
生装置の一例について説明する。第6図は従来の映像記
録再生装置の再生部のブロックダイアグラムであり、1
は磁気テープ上に記録したFM信号を再生するビデオヘッ
ド、2はビデオヘッド1より再生されたFM信号が低出力
であるので増幅するヘッドアンプ、3,4はヘッドアンプ
2のピーク調整用のトリマーコンデンサであり、3はハ
イバンド方式用,4は従来方式用のものである。5はFM信
号から映像信号にもどすFM復調器、6,7は復調器5の出
力に出るFM信号のキュリア成分を除く働きをするローパ
スフィルタ(LPF)で、6はハイバンド方式用,7は従来
方式用のものである。8,9はハイバンド方式と従来方式
との切換スイッチ、10は映像信号を増幅する出力アンプ
である。
以上のように構成された従来の映像記録再生装置につい
て、以下その動作について説明する。まず、ハイバンド
方式で記録したテープを再生する場合、切換スイッチ8,
9をa側に倒すと、ハイバンド方式のトリマーコンデン
サ3とLPF6に切換わり、逆に従来方式で記録した磁気テ
ープを再生する場合、b側に倒すと、従来方式用のトリ
マーコンデンサ4とLPF7に切換わり、適正な再生画が得
られるようになる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ハイバンド方式と
従来方式との選択を切換スイッチで手動で行なうため、
もし、間違った切換えをすると、再生時、画質にその影
響が出てくる。例えば、従来方式の磁気テープを再生す
る場合に切換スイッチ8,9が、第6図のa側のハイバン
ド方式側に倒れていたとする。ハイバンド方式の方が、
従来方式よりも、ヘッドアンプのピーク周波数を高くし
ているため、ハイバンド方式で再生すると、反転現象が
おこるとともに、LPFもハイバンド方式の方が、従来方
式のものよりも、帯域が広いため、高域成分を捨ってく
るので、S/Nが劣化する。逆に、ハイバンド方式の磁気
テープを再生するのに切換スイッチ8,9がb側の従来方
式側に倒れていたならば、LPFは帯域が狭くなるため、
周波数特性が下がり、水平解像度が低下する。
以上のような画質に悪影響をおこすほかに、作業上の問
題点として、再生時、磁気テープを交換するたびに、随
時、切換スイッチで切換える必要があり、面倒であるば
かりでなく、記録した磁気テープを従来方式で記録した
ものか、ハイバンド方式で記録したものかを区別してお
かないといけないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、従来方式とハイバンド方式
の切換スイッチの切換えを手動から自動にすることによ
り、随時、切換える手間を省くとともに、切換えのミス
もなくし、常時、適正な再生画を得られるようにする映
像記録再生装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の映像記録再生装置
は、再生信号をFM信号から映像信号にもどすFM復調器
と、そのFM復調器の出力電圧と基準電圧を比較する電圧
比較器と、その電圧比較器の出力に応じて通常の記録方
式とハイバンド記録方式のいずれかに切換える切換器と
を具備したという構成を備えたものである。
作用 本発明は上記の構成によって、再生時、復調した後の映
像信号の電圧が記録周波数の変調範囲により異なり、変
調範囲が高域にシフトするほど映像信号の電圧が高くな
るため、この電圧値を基準電圧と比較させ、基準電圧よ
りも大きければハイバンド方式に、小さければ従来方式
に切換器によって、切換えられるようになり、自動化が
可能となる。
実施例 以下、本発明の実施例の映像記録再生装置について、図
面を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例
のブロック図を示す。第1図において、11はビデオヘッ
ド、12はヘッドアンプ、13,14はそれぞれハイバンド方
式用と従来方式用のヘッドアンプピーク調整用のトリマ
ーコンデンサである。15はFM復調器、16は復調後の映像
信号の電圧を基準電圧と比較する電圧比較器、17はハイ
バンド方式用のLPF、18は従来方式用のLPF、19,20は電
圧比較器の出力より従来方式かハイバンド方式かを連動
して切換える切換器、21は出力アンプである。
ここで、FM復調器15の動作について説明する。第4図お
よび第5図に示すように、FM復調器15に入力されるFM信
号は、白レベル側が周波数が高くなる方向に変調されて
いる。そこで、FM復調器の入出力の関係が、周波数が高
くなるほど復調電圧が高くなるように設定されていると
すると、第3図に示すように、復調後の映像信号は、白
レベル側が高電圧側になると共に、全体的に高域側にず
れているハイバンド方式の復調信号のBの方が従来方式
の復調信号のAよりも電圧が高くなる。
以上のように構成された本実施例の映像記録再生装置に
ついて、以下、第2図及び第3図を用いて従来方式とハ
イバンド方式の切換えを自動化する動作について説明す
る。
第2図は電圧比較器16を具体化した回路例を示すもの
で、第3図は復調後の映像信号の電圧Vが従来方式Aと
ハイバンド方式Bとでは異なることを示した図である。
第2図に示すように、電圧比較器16として161で示すよ
うなコンパレータを用い、c点の電圧は第3図に示すよ
うに記録周波数の変調範囲が高域にシフトするほど復調
後の映像信号の電圧が高くなるため、ハイバンド方式B
の方が従来方式Aよりも高くなる。この特性より、第2
図のd点の電圧を162,163の分割抵抗で、第3図の
(イ)に設定して,これを基準電圧とする。もし、この
基準電圧(イ)よりも高い電圧(ロ)が第2図のc点で
検出されれば、e点のコンパレータ出力はハイ(High)
レベルとなり、このハイレベルで切換器19,20をa側に
切換えるようにすれば、ハイバンド方式用のトリマーコ
ンデンサ13,LPF17が選択される。逆に、第3図の基準電
圧(イ)よりも低い電圧(ハ)が第2図のc点で検出さ
れれば、e点のコンパレータ出力はロウ(Low)レベル
となり、切換器19,20はb側に切換わり、従来方式用の
トリマーコンデンサ14,LPF18が選択される。
以上のように、本実施例によれば、電圧比較器,切換器
を設けることにより、再生時、ハイバンド方式か従来方
式かを自動的に切換えることができる。
なお、第2図で電圧比較器16にコンパレータ161を用い
たが、電圧比較器16はコンパレータ161に限定されるも
のではなく電圧を比較するという機能を有するものであ
れば何でも良い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、再生時、従来方式かハイ
バンド方式かを自動的に切換えることが可能であり、手
動の場合と違って、磁気テープを交換するたびに、随
時、切換える必要もなく、また、切換えのミスもおこら
ないので、常時、適正な再生画を得ることができるとい
ったすぐれた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の一部を具体化した回路例を示す回路図、第3図は復
調後の映像信号の電圧特性図、第4図は従来のVHS規格
の記録方式を示した周波数特性図、第5図はハイバンド
記録方式を示した周波数特性図、第6図は従来の映像記
録再生装置の再生部のブロック図である。 11……ビデオヘッド、13,14……トリマーコンデンサ、1
5……FM復調器、16……電圧比較器、17,18……ローパス
フィルタ(LPF)、19,20……切換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生信号を増幅するヘッドアンプのピーク
    周波数を切り換えるピーク切換手段と、前記ヘッドアン
    プからの出力信号をFM復調するFM復調器と、このFM復調
    器の出力信号のキャリア成分を除くための第1のローパ
    スフィルタおよび第2のローパスフィルタと、前記第1
    のローパスフィルタおよび第2のローパスフィルタを切
    り換えるフィルタ切換手段と、前記FM復調器の出力電圧
    と基準電圧とを比較する電圧比較器とを具備し、この電
    圧比較器の出力に応じて前記ピーク切換手段および前記
    フィルタ切換手段を制御することを特徴とする映像記録
    再生装置。
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