JPH02186324A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、透過型液晶表示パネルに後面からバックラ
イトの光を照射し、上記パネルの液晶層を透過する光に
よって画像表示を行う液晶テレ関する。

［従来技術とその問題点］ 従来、透過型液晶表示パネルにバックライトの光を透過
させて画像表示を行う液晶表示装置においては、液晶表
示パネルに対する放熱対策が施されていなかった。この
ため１画像のコントラストを向−■−させるために高輝
度−高光量のバックライトを用いると、バックライト用
光源の発熱やその光源からの光に含まれる赤外線などに
よって液晶層の液晶材が熱せられ、その温度上昇により
液晶材が劣化されて画像表示に輝度むら１色ずれ、コン
トラストむらなどが生じやすくなってしまう。

よって１品質の良い画像表示が得られなくなるという問
題点があった。

［発明の目的］ この発明はＬ述した各情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、透過型液晶表示バネルにバックラ
イトの光を照射して画像表示を行う液晶表示装置におい
て、バックライト用光源の発熱やその光源からの光に含
まれる赤外線などで加熱される透過型液晶表示パネルに
、冷却部を一体に形成し、この冷却部によってバックラ
イトの光量の均一化と液晶材の冷却化とを図り、高品位
画像が安・定して得られるようにした液晶表示装置を提
供するものである。

［発明の要点］ この発明は、上述した目的を達成するために、透過型液
晶表示パネルに冷却液を有する冷却部を一体に設け、こ
の冷却部の冷却層に、冷却液の放熱を宇める放熱部材を
介在させたことを特徴とするものである。

［発明の実施例］ 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図は、この発明を適用したカラー液晶
プロジェクタ装置３の平断面図および側断面図を示し、
液晶表示部１がカラー画像用光学系の画像投影部２にそ
れぞれセットされている図を示したものである。

即ち、このカラー液晶プロジェクタ装置３は。

カラー画像を構成する三つの光学系の投影装置４Ｒ１４
Ｇ、４Ｂが水平位置に配列されていて、各投影装ｆｉ４
Ｒ１４Ｇ、４Ｂにより赤、緑、青の色で着色された画像
がスクリーン５面で結像されてカラー映像が映し出され
るようになっている。

第３図乃至第５図はこの考案の第１実施例を示している
。ｔ５３図は、液晶プロジェクタ装置３の画像投影部２
にそれぞれセットされる液晶表示部ｌの拡大正面図で、
前面に配置されている透過型液晶表示パネル７の後面に
冷却部１０が一体に設けられている。

第４図は第３図で示すｆｆ−ｆｆ線の断面を示し、第５
図は同じ〈第３図で示すｖ−ｖ線の断面図である。

第４図および第５図に示すように、液晶表示部ｌの前面
に配置されている透過型液晶表示パネル７は、透明なガ
ラス基板７ａおよび７ｂで二重に形成されていて、上記
両ガラス基板の間に液晶層７０が封止材７ｄに囲まれて
設けられている。なお、図示では省略しであるが、ガラ
ス基板７ａ。

７ｂの各内面には画素を形成する透明電極がそれぞれに
設けられており、ガラス基板７ａの前面には偏光板９ａ
が第３図に示す画面サイズ８を被う大きさをもって配置
されている。

冷却部ＩＯは、透過型液晶表示パネル７のガラス基板７
ｂと対向する大きさの透明パネル１０ａ、この透明パネ
ル１０ａと上記ガラス基板７ｂとで−・定間隔を保って
形成される冷却層１１．この冷却層ｌｌ内に注入される
冷却液（熱対流性を有するエチレングリコール水溶液）
１２．上記冷却層１１の周囲に枠状に設けられ銅等より
成る金属製の放熱部材１３．この放熱部材１３の内縁部
１３ａを前記冷却層ｌｌ内に臨ませて上記放熱部材１３
の固定を行うと共に、冷却層１１の周囲を密封する封止
材１４で構成されている。なお、透ＩＪｉパネル１０ａ
の外面には前記偏光板８と対応する偏光板９ｂが堆り付
けられている。また、放熱部材１３は冷却層１１を囲む
大きさで棒状をなしており、内縁部１３ａが前記封止材
１４で挟圧的に接着保持されている。そして、放熱部材
１３の内縁部１３ｂが冷却液■２と常時接触できるよう
になしである。

また、放熱部材１３には内縁部１３ｂの内側で上下辺の
中央位置に冷却液１２の対流口１５がそれぞれ設けてあ
り、かつ、内縁部１３ａの両面に接着されている封止材
１４が数条（図示の場合は３条）に区分されて線状に配
置されている。これによって、ｊ＃止材１４の相互間に
冷却液１２の循環路１６が１図示の場合２条内縁部１３
ａの両面に位としてそれぞれ形成されている。

１−記において、３条の封止材！４は、外側の１条が冷
却層１１を密封する役目を果し、内側の２条がＬ下位置
の対流口１５で途切れていてこの対流口１５と連通ずる
循環路１６を形成している。

また、上方の対流口１５が形成されている位置には、第
３図および第４図で示すように冷却液１２の注入口１７
が透明パネル１０ａに位置して設けてあり、この注入口
１７から冷却液１２を冷却層ｌｌ内に注入し、その！第
４図で示すように注入口１７を閉栓している。

更に、放熱部材１３は、外縁部１３ｃが冷却部ｌＯの背
面側に突設されていて、この外縁部１３Ｃが取り付は孔
１８を介して外部部材（図示省略）に、ビス止めできる
ようになしである。

以上で明らかなように、上記する第１実施例によれば、
透過型液晶表示パネル７の液晶層７Ｃがバックライト光
６ａの投射を受けても、その投射側には冷却部！０が透
過型液晶表示パネル７と一体に設けられているので、液
晶層７Ｃ内に介在されている液晶材の温度」−Ｈが阻止
できるものである。

第６図乃至第８図はこの発明の第２実施例を示す、ｔ５
６図は液晶表示部１の拡大正面図で、中央に配置されて
いる透過液晶表示パネル２０の前後面に冷却部２５．２
６が透過型液晶表示パネル２０をはさんで一体に設けら
れている。

ｉ７図は第６図で示す■−■線の断面図、第８図は同じ
く第６図で示す■−Ｗ線の断面図である。

第６図乃至第８図において、冷却部２５は、透過型液晶
表示パネル２０のガラス基板２１と対向する大きさの透
明パネル２５ａ、この透明パネル２５ａと上記ガラス基
板２１とで一定間隔を保って形成される冷却ｙｆ！２５
ｂ、この冷却層２５ｂ内に注入される冷却液（熱対流性
を有するエチレングリコール水溶液）２５Ｃ１上記冷却
層２５ｂの周囲に枠状に設けられ銅等より成る金属製の
放熱部材２７．この放熱部材２７の内縁部２７ａを前記
冷却層２５ｂ内に臨ませて上記放熱部材２７の固定を行
うと共に冷却層２５ｂの周囲を密封する封止材２８で構
成されている。上記において、側■二材２８は前記内縁
ｆ！５２７ａの両面にそれぞれ接着されていて１図示の
場合は３条に分けて配置されている。そして、封止材２
８の相互間に冷却液２５ｃの循環路２９が図示の場合２
条内縁部２７ａの両面に接してそれぞれ形成されている
。この３条の封止材２８は、外側の１条が冷却層２５ｂ
を密封する役目を果し、内側の２条が冷却層２５ｂの」
１下位置中央に設けられている対流口３０で途切れてい
て、この対流口３０と連通ずる循環路２９を形成してい
る。更に、上方の対流口３０と対応する位置には、第６
図および第７図で示すように冷却液２５ｃの注入口３１
が透明パネル２５ａに位置して設けてあり、この注入口
３１は冷却液２５Ｃを冷却層２５ｂ内に注入後第７図で
示すように注入口３１を閉栓している。

一方、放熱部材２７は、断面図で明らかなように外縁部
２７ｂが前面側に突出されていて、この外縁部２７ｂが
取り付は孔３２を介して外部部材（図示省略）にビス止
めできるようになしである。

なお、透明パネル２５ａの外面には偏光板３３が設けら
れており、この偏光板３３は第６図で示す画面サイズ３
４を被う大きさをなしている。

冷却１ｌＡ２６は、前記第１実施例で示した冷却部ｌＯ
および前記第２実施例で示した冷却部２５と同一の構成
をなしていて、透過型液晶表示パネル２０をはさんで前
記冷却部２５と対向して設けられている。符号２６ａで
示すのは透明パネル、２６ｂは冷却層、２８ｃは前記冷
却液２５ｃと同じ冷却液、３５は放熱部材、３６は封止
材、３７は封止材３６で形成されている冷却液２６ｃの
循環路、３８は冷却液２８ｃの注入口、３９は前記偏光
板３３と対応する偏光板である。

なお、第１実施例および第２実施例で示す放熱部材１３
，２７．３５は、この実施例では枠状に形成されている
が、これは図示以外の形状であってもよく、あるいは放
熱効果の得られるダイキャスト襞などであってもよい。

【発明の効果］ この発明は以上：、ｖｍに説明しように、透過型液晶表
示パネルにバックライトめ光を照射して画像表示を行う
液晶表示装置において、液晶表示パネルの外面に冷却部
を設け、上記冷却部に冷却層内の放熱を高めるＭ熱部材
を配置したことにより。

バックライト用光源の発熱やその光源からの光に含まれ
る赤外線などによって、加熱されやすい液晶材の温度上
昇が的確に阻止できる。

よって、この発明によれば、バックライト光の加熱で生
じやすかった画像の輝度むらやコントラストむらなどが
解消でき、高品位画像が安定して得られる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、！’４１図は一部を断
面にして示すカラー液晶プロジェクタ装置のｔ面図、第
２図は一部を断面にして示す同上の側面図、第３図は液
晶表示部の正面図、第４図は第３図で示すＩＴ−ＩＶ線
の断面図、第５図は第３図で示すｖ−ｖ線の断面図、第
６図は第２実施例を示す液晶表示部の正面図、第７図は
ｔ５６図で示す■−■線の断面図、第８図は第６図で示
す■−■線の断面図である。 ７．２０・・・・・・液晶表示パネル、１０．２５゜２
６・・・・・・冷却部、ｌＯａ、２５ａ、２６ａ・・・
・・・透明パネル、１２，２５ｃ、２６ｃ・・・・・・
冷却液、１３．２７．３５−−−・−放熱部材、１３ａ
、２７　ａ　−・・・内縁部、１４．２８．３８・・・
・・・封止材。 ４５　、？１’出願人 カシオ計算ａｌａ式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 透過型液晶表示パネルと、この透過型液晶表示パネルの
   外面に配置され上記透過型液晶表示パネルに一体に形成
   された冷却部とから成り、上記冷却部は、透明パネルと
   、前記透過型液晶表示パネルと前記透明パネルとの間に
   、冷却液を密封する封止材と、この封止材に挟まれてい
   て内縁部が前記冷却液と常時接触されている放熱部材と
   を具備していることを特徴とする液晶表示装置。