JPH0218621Y2 - - Google Patents

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JPH0218621Y2
JPH0218621Y2 JP2035282U JP2035282U JPH0218621Y2 JP H0218621 Y2 JPH0218621 Y2 JP H0218621Y2 JP 2035282 U JP2035282 U JP 2035282U JP 2035282 U JP2035282 U JP 2035282U JP H0218621 Y2 JPH0218621 Y2 JP H0218621Y2
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circuit
power supply
voltage
telephone
loop
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JP2035282U
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JPS58123655U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、いわゆる局電源方式の電話機に関す
るものである。
従来この種の電話機においては、フツクオフ後
に、電源電圧が制御回路の動作保障電圧以上の一
定電圧値になつたことを検出して上記制御回路の
リセツトを解き、制御動作を開始していた。この
場合、上記電源電圧としては交換機からの電流に
より充電されるコンデンサの端子電圧が用いられ
る。
しかしながら、上記構成において、1回の通話
で大量の電力を消費して上記コンデンサの電圧が
大幅に低下した場合、次の利用者がフツクオフし
ても、上記電圧が十分に回復するまで制御回路の
動作開始が遅れ、そのために利用者に故障と誤認
されるおそれがあつた。
本考案は、以上のような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、フツクオフと同時に制
御回路の動作を開始することが可能な局電源方式
の電話機を提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
電源電圧が一定値以上であるか否かを検出する検
出回路を備えると共に、制御回路を、通話終了後
に上記検出回路の出力に基いて局線を開放するよ
うな構成としたものである。
即ち、通話終了後は常に、電源電圧が一定値以
上に回復するのを待つてはじめて局線を開放する
ように構成したことにより、次の利用時にはフツ
クオフと同時に制御回路の動作が開始できるよう
にしたものである。以下、実施例を用いて本考案
を詳細に説明する。
第1図は、本考案を後収納方式の公衆電話機に
適用した場合の一実施例を示す回路構成図であ
る。同図において、この公衆電話機は、大別して
電話機回路部10、この電話機回路部10を通じ
て図示しない交換機から送られる課金信号を受け
て硬貨の収納、返却等を制御する制御回路部2
0、制御回路部20からの指令に基いて実際に硬
貨を選別し、図示しない金庫へ収納し、また返却
を行なう硬貨処理部30、フツクスイツチ40、
リレー制御回路50,3×4マトリクス構成のテ
ンキー形式のキーボード60ならびに上記電話機
回路10にリレー接点gs1を介して接続され電源
電圧VDDが一定電圧値以上であるか否かを検出
する第1検出回路70および第2検出回路80か
ら構成される。
ここで、電話機回路部10は、局線端子L1
L2により、局線を介して図示しない交換機に接
線されている。そして、局線端子には、着信を報
知するベル回路、上記交換機からの課金信号を検
出する課金信号検出回路12、後述する電源回路
に常に一定極性の電圧が印加されるようにするた
めのダイオードブリツジ回路13、前記gs1と連
動してフツクスイツチ40との関連で動作するリ
レー接点gs2、ダイヤルパルス送出および強制切
断回路14、上記電源回路15ならびに通話回路
16が順次接続されている。なお、リレー接点gs
1,gs2はリレー制御回路50によつて駆動され
るラツチングタイプのリレーである。
上記構成において、オンフツク状態では、接点
gs1,gs2は図示の状態にあるが、図示しない送
受器を外すと、フツクスイツチ40がオンしてリ
レー制御回路50が働き、接点gs1,gs2は図示
と反対側に切換わる。これにより、局線L1,L2
に対して回路14および通話回路16を含む直流
ループが閉成される。な、以下、上記接点gs1,
gs2につき、図示の状態にすることをオフまたは
復旧するといい、図示と反対側にすることをオン
または閉成するという。また、回路14は、直流
ループと直列に挿入されたトランジスタQ1,Q2
Q3によつて構成され、常時はオンとなつている
が、ダイヤル信号に応じてオン、オフを行ない、
これによりダイヤルパルスを交換機側へ送出して
相手加入者番号を通知する。この場合、上記ダイ
ヤル信号は、キーボード60の出力を受けて後述
するCPU22により発生され、入出力ポート2
1を介して回路14に送出される。即ち、接点gs
2の動作により直流ループが閉成されると、ダイ
ヤル信号ははじめ高レベルの状態にあるためトラ
ンジスタQ1はオンとなり、トランジスタQ2,Q3
も順方向バイアスの印加によりオンとなる。これ
に対し、キーボード60の操作に応じてダイヤル
信号がパルス状に低レベルとなれば、トランジス
タQ1がオフとなるためQ2,Q3もオフへ転じ、こ
の反復によりダイヤル信号に応じたダイヤルパル
スが送出される。また、ダイヤル信号を連続的に
低レベルとすることにより、後述するように接点
gs2をオン状態としたまま直流ループを強制的に
切断することができる。なお、前記一連のダイヤ
ルパルス送出中は、入出力ポート21を通じてダ
イヤルシヤント信号が送出され、これにより通話
回路16は短絡状態となるため、発呼者へダイヤ
ルパルスによるパルス雑音が与えられないものと
なつている。
更に、電源回路15は、定電圧ダイオード
ZD1,ZD2のツエナー電圧により、逆流阻止用ダ
イオードD1,D2,D3,D4を介してコンデンサ
C1,C2を各個に充電し、これらの端子電圧を各
部の電源電圧VDD,VEE,VMGとして供給す
るものである。即ち、接点gs2が閉成状態にある
オフフツク時には、コンデンサC1,C2はダイオ
ードD1,D3を介して充電されると共に、オフフ
ツク時の立上りを良くするために、接点gs2が復
旧状態にあるオンフツク時にも上記コンデンサは
それぞれ高抵抗RおよびダイオードD2,D4を介
して充電されるようにしてある。上記電圧中、
VDDはCPU22をはじめとする各部の電源とし
て供給される電圧、VEEは特に可変メモリRAM
のバツクアツプ用に用いられる電源電圧、VMG
は硬貨収納時等に電磁石を動作させるために必要
な電源として供給される電圧である。
次に、制御回路部20は、入出力ポート21,
中央処理装置CPU22、固定メモリROM23、
可変メモリRAM24,CPU22に対して割込み
信号を送出するためのタイミング回路25および
例えば市内通話における単位料金当りの通話時間
や1課金当りの単位通話料金等を任意に設定する
ためのデジタルスイツチ回路等からなる可変条件
設定回路26によつて構成される。
また、硬貨処理部30は、材質選別回路31、
センサ/収納マグネツト部32および硬貨の軌道
に設けられた返却阻止レバーを動作させて阻止状
態とし、硬貨の蓄積を可能にする硬貨返却阻止マ
グネツト33から構成され、硬貨の投入を検知し
てその正為を判別し、結果を入出力ポート21を
介してCPU22に送出すると共に、CPU22か
ら入出力ポート21を介して送出される制御信号
に応じ、軌道に蓄積された硬貨を逐次金庫に収納
し、また残余の硬貨を返却口へ排出する等の動作
を行なう。
上記構成において、オフフツクによりフツクス
イツチ40がオンとなつた場合、前述したよう
に、リレー制御回路により接点gs1,gs2が閉じ
られて直流ループが形成され、電源回路15のコ
ンデンサC1が充電される。この結果、CPU22
に電源として電圧VDDが投入されるが、この場
合、第1検出回路70が上記電圧VDDが4.0V以
上となつたことを検出し、検出出力をCPU22
に送出してはじめて、CPU22はリセツトを解
除され、先ず、第2検出回路80の出力により電
圧VDDが4.5V以上となつたかを否かを確認する。
この結果、4.5V以上となつたことが確認できた
場合にはじめて、CPU22は主制御動作を開始
する。即ち、イニシヤライズ後センサ系を駆動し
て自己診断処理を行ない、異常がなければ硬貨返
却阻止マグネツト33を動作させて硬貨の蓄積を
許可する。ダイヤリングを行ない被呼者が応答す
れば通話状態にはいる。即ち、CPU22は、予
めROM23に格納された処理プログラムに従つ
てRAM24に対して必要なデータを読込み、書
込みを行ないながら必要な制御動作を行なう。な
お、上述したようにCPU22の制御動作の開始
を2段構成としたのは、一定の電圧値でリセツト
を解除し、直ちに制御動作を開始した場合に、開
始直後の硬貨返却阻止マグネツト33の動作等の
ために大量の電力を消費する結果、電圧VDDは
直ちにリセツト解除電圧値を下回り、CPU22
は再びリセツトされ、以後リセツトとリセツト解
除を繰返すという事態を避けるためである。
第2図は前記直流ループの閉成(ON)、開放
(OFF)状態を示すタイミングチヤートである
が、同図において(1)領域で示される通話継続中
は、投入された硬貨の材質等を選別し、正貨であ
るか否かの確認を行なつて蓄積する一方、課金信
号に応じて次に収納すべき硬貨を判断し、順次収
納して行く。
そして、送受器を置き、通話が終了した時点、
即ち第2図中、○イにおいてフツクされた時点でフ
ツクスイツチ40はオフ状態となる。しかし、こ
の時点では接点gs1,gs2の復旧は行なわず、共
に閉成状態を維持したままで、前記ダイヤル制御
および強制切断回路14にCPU22から強制切
断信号を送り、トランジスタをオフすることによ
り直流ループを800msの間だけ強制的に切断す
る。従つて、交換機からは(2)領域(400〜500ms)
で未収納分の課金信号が到来し、更に(3)領域で交
換機の復旧が行なわれる。
800ms経過後、○ロにおいて前記強制切断信号を
オフすることにより、直流ループを再び捕捉し、
改めて(4)領域で、前記領域で到来した課金信号
に応じて未収納通話料金の精算を行ない、最終的
に収納すべき硬貨を決定し、引続き(5)領域で当該
硬貨を収納した後、プログラムの実行は終了処理
に移行する。
この終了処理においては、第3図のフローチヤ
ートに示すように、先ず電源電圧VDDが4.5V以
上になつたことを、前記第2検出回路80の出力
により確認した上で、オンフツク状態が維持され
ていることを再度確認の後、はじめてgs1,gs2
を復旧させる。即ち、第2図の(6)領域の間はコン
デンサC1の充電領域として直流ループの閉成状
態を維持し、4.5Vが確保できた後、はじめて、
○ハにおいて接点gs1,gs2を復旧させ、直流ルー
プを最終的に開放する。なお、接点gs1,gs2の
復旧はラツチングタイプのリレーの復旧巻線に所
定時間電流を流すことによつて実現してる。第3
図のフローチヤートにおいて、「gs復旧タイマス
タート」と「gs復旧タイマエンド」はこのための
もので、「gs復旧タイマスタート」から励磁を開
始し、「gs復旧タイマエンド」によつて励磁を終
了し、復旧巻線への所定時間通電を実行してい
る。
このように、CPU22の電源としてのコンデ
ンサC1の電圧VDDが一定値4.5V以上であるか否
かを検出する第2検出回路80を備え、通話終了
後のフツクオン時には常に上記第2検出回路80
の出力により4.5Vが確保されたことを確認した
上で局線を開放するようにしたことにより、次の
利用開始時点においてコンデンサC1は十分に高
い端子電圧を保持しているため、CPU22は速
やかにその制御動作を開始することができる。
なお、上述した実施例においては、後収納方式
の公衆電話機に適用した場合についてのみ説明し
たが、本考案はこれに限定されるものではなく、
先収納方式の公衆電話機に適用しても、また、公
衆電話機に限らず、各種の付属装置を備えた一般
電話機に適用しても同様の効果を得ることが可能
である。
以上説明したように、本考案によれば、常にフ
ツクオン時に一定値以上の電源電圧を確保するよ
うにしたため、フツクオフと同時に制御回路の動
作を開始することが可能であり、電源電圧が低い
ために上記動作の開始が遅れて利用者に故障と誤
認されるようなトラブルを有効に回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路構成図、
第2図は直流ループの状態を示すタイミングチヤ
ート、第3図は終了処理ルーチンプログラムの一
例を示すフローチヤートである。 10……電話機回路部、14……ダイヤルパル
ス送出および強制切断回路、15……電源回路、
16……通話回路、20……制御部、21……入
出力ポート、22……中央処理装置、40……フ
ツクスイツチ、50……リレー制御回路、80…
…第2検出回路、L1,L2……局線端子、gs1,gs2
……リレー接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流ループに定電圧素子を直列に接続しこの定
    電圧素子の両端電圧によつて充電されるコンデン
    サから制御回路に電源を供給する電話機におい
    て、 前記電源電圧が一定値以上であるか否かを検出
    する検出回路と、 オフフツクによつて動作して直流ループを閉結
    するとともにオンフツク後は前記検出回路におい
    て電源電圧が一定値以上になつたことを検出した
    ときその出力に基づいて直流ループを解放するリ
    レー接点とを備えてなる電話機。
JP2035282U 1982-02-15 1982-02-15 電話機 Granted JPS58123655U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2035282U JPS58123655U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2035282U JPS58123655U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 電話機

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Publication Number Publication Date
JPS58123655U JPS58123655U (ja) 1983-08-23
JPH0218621Y2 true JPH0218621Y2 (ja) 1990-05-24

Family

ID=30032522

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2035282U Granted JPS58123655U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 電話機

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JPS58123655U (ja) 1983-08-23

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