JPH0137898B2 - - Google Patents

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JPH0137898B2
JPH0137898B2 JP4147382A JP4147382A JPH0137898B2 JP H0137898 B2 JPH0137898 B2 JP H0137898B2 JP 4147382 A JP4147382 A JP 4147382A JP 4147382 A JP4147382 A JP 4147382A JP H0137898 B2 JPH0137898 B2 JP H0137898B2
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JP
Japan
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signal
circuit
alarm
safe
dial
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JP4147382A
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Takashi Oyamada
Yoshiaki Takeda
Yoshio Shinoda
Toshiaki Hayasaka
Toshiji Kinoshita
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0137898B2 publication Critical patent/JPH0137898B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M17/00Prepayment of wireline communication systems, wireless communication systems or telephone systems
    • H04M17/02Coin-freed or check-freed systems, e.g. mobile- or card-operated phones, public telephones or booths
    • H04M17/023Circuit arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Prepayment Telephone Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、公衆電話回線において用いられてい
る硬貨の先収納方式および後収納方式のいずれに
も適用できる情報送信方式に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、加入者回線へ接続される盗難、火災等
の自動通報装置においては、外部トリガに応じて
自動ダイヤルを行つた後、被呼者応答信号を検出
してダイヤル発信先へ所定の情報を自動的に送信
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
一方、公衆電話回線において情報を送信しよう
とすると、通話の開始時に課金信号を送出する先
収納方式の交換機と、通話終了後に課金信号を送
出する後収納方式の交換機とがあり、前者の交換
機に接続した場合には一般加入者回線の場合と同
様に課金信号を検出することによつて相手応答を
確認でき、これに基づいて所定情報を被呼者側に
送信できるが、後者の交換機に接続した場合には
被呼者が応答しているか不明であるにもかかわら
ず情報を送信しなければならないため、重要な情
報がしばしば伝わらないという問題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
第8図に示した本発明の基本構成のフローチヤ
ートを参照して本発明の構成およびその作用を説
明する。
公衆電話回線の局線に接続された機器から情報
送信先宛に自動ダイヤルを行い(S11)、 その後、一定時間、課金信号の到来を監視し
(S12)、 一定時間内に課金信号が到来した場合(S13で
Yの場合)には、上記ダイヤルした先に情報を送
信する(S14)。
一方、一定時間内に課金信号が到来しなかつた
場合(S13でNの場合)には、先ずダイヤルした
先に同様に情報を送信し、(S15) 次いで、局線に対する直流ループを一定時間開
放し(S16)、 一定時間直流ループ開放後に課金信号が到来し
たか否かを監視し(S17)、 課金信号が到来しない場合(S17でNの場合)
には、上記自動ダイヤル(S11)および情報送信
(S15)ならびに直流ループの一定時間開放
(S16)を反復する。
〔作 用〕
機器から情報送信先宛に自動ダイヤルを行う
と、課金信号受信の判断状態となるが、公衆電話
回線の交換機が先収納方式の場合には、相手側の
応答により直ちに課金信号が到来するので、この
受信検知によりアラーム情報等がダイヤル先に送
信され、動作は終了する。
一方、公衆電話回線の交換機が後収納方式の場
合には、相手側が応答しても直ちには課金信号が
到来せず、応答後の直流ループの一定時間開放に
より、課金信号が到来するようになつている。こ
のため、一定時間監視後に課金信号が到来しない
と、アラーム情報がダイヤル先に送信される。そ
してその後、直流ループを一定時間開放して課金
信号の到来を待つ。課金信号が到来すれば、動作
は終了する。しかし、相手側が話中等で課金信号
が到来しない場合は、再び自動ダイヤル、課金信
号監視、情報送信、直流ループ一定時間開放の動
作を反復することになる。
以上の作用で、「自動ダイヤル後の課金信号監
視」の説明は、明細書13頁16行〜14頁2行にあ
り、「一定時間内に課金信号が来て情報を送信し
た場合」の説明は、明細書14頁3〜14行にあり、
「一定時間内に課金信号が来ない場合に、情報送
信、直流ループ一定時間開放さらに以降の反復動
作」の説明は、明細書14頁15行〜15頁5行に記載
されている。」 〔実施例〕 第1図は、本発明を局電源方式の自己診断形公
衆電話機に適用した場合の、内部回路構成図であ
る。同図において、この公衆電話機は、大別して
通常の電話機回路部10、この電話機回路部10
を通じて図示しない交換機から送られる課金信号
を受けて硬貨の収納等を制御する制御部20、制
御部20からの指令に基いて実際に硬貨を検知選
別し、硬貨収納用の図示しない金庫へ収納し、あ
るいは、返却を行なう硬貨処理部30から構成さ
れる。また、この外にフツクスイツチ40、リレ
ー制御回路50および表示回路60ならびに3×
4マトリクス構成によるテンキー形式のキーボー
ド70を有している。
上記電話機回路部10は、局線端子L1,L2
より、局線を介して図示しない交換機に接続さ
れ、ている。そして、局線端子L1,L2には、着
信があることを報知するベル回路11、上記図示
しない交換機からの課金信号を検出する公知の構
成の課金信号受信回路12、ダイオードブリツジ
回路13、後述するフツクスイツチとの関連によ
り動作するリレー接点gs、ダイヤルパルス送出お
よび強制切断回路14、電源回路15ならびに通
話回路16が順次に配列されている。
なお、オンフツク状態においては、接点gsは図
示の状態にあるが、図示しない送受器を外してフ
ツクスイツチ40が作動したとき、または、図示
しない金庫が脱去されて金庫スイツチ100が作
動したとき、リレー制御回路50が働いて接点gs
は図示とは反対側に切換わる。これにより、局線
端子L1,L2に対して回路14および通話回路1
0を含む直流ループが閉成される。
また、上記回路14には、直流ループ回路に対
して直列にトランジスタが挿入されており、常時
はオンとなつているが、ダイヤル信号DPに応じ
てオン、オフを行ない、これによつてダイヤルパ
ルスを交換機側へ送出する。なお、上記ダイヤル
信号DPは、キーボード70の出力を受けてプロ
セツサ22が発生し、入出力ポート21を介して
ダイヤルパルス送出および強制切断回路14へ送
出される。また、この一連のダイヤルパルス送出
中は、入出力ポート21を通じてダイヤルシヤン
ト信号DSが送られ、これにより通話回路16内
の送受話器が短絡されるため、発呼者へダイヤル
パルスによるパルス雑音が与えられないものとな
つている。即ち、同図において、接点gsの動作に
より直流ループが閉成されると、ダイヤル信号
DPがはじめ高レベルの状態にあるためトランジ
スタQ1がオンとなり、トランジスタQ2,Q3が順
方向バイアスの印加によりオンとなる。これに対
し、ダイヤル操作に応じてダイヤル信号DPがパ
ルス状に低レベルとなれば、トランジスタQ1
オフとなるため、トランジスタQ2,Q3もオフへ
転じ、これの反復によりダイヤル信号DPに応じ
たダイヤルパルスが送出される。また、ダイヤル
信号DPの連続的な低レベルにより、直流ループ
の切断が行なわれる。
従つて、後述のとおり、必要に応じて接点gs
オン状態としたまま通話を強制的に切断すること
ができる。
このほか、ダイオードブリツジ回路13は、局
線端子L1,L2間に印加される交換機からの直流
電圧の極性にかかわらず、上記回路14および電
源回路15に加わる電圧の極性を一定とするため
に挿入されたものである。更に、電源回路15
は、ループ電流によつて生ずる定電圧ダイオード
ZD1のツエナー電圧により、逆流阻止用のダイオ
ードD1,D2,D4を介してコンデンサC1,C2,C3
を各個に充電のうえ、これらの端子電圧を各部の
電源電圧VEE,VMG,VDDとして供給するも
のであるが、接点gsに接続して電流制限用の高抵
抗Rおよび定電圧ダイオードZD2ならびにダイオ
ードD3,D5を設け、非通話時にもコンデンサC2
C3の充電が行なわれるようにしてある。これは、
制御部20の可変メモリ24に金庫に収納された
硬貨の総額を計数記憶させておくため、非通話時
においてもバツクアツプ用の電源電圧VEEが必
要であること、および、硬貨収納時等に電磁石を
動作させるために必要な電源電圧VMGを供給す
るコンデンサC2が大容量であることによる。
一方、制御部20は、周知の如く、上記入出力
ポート21、プロセツサ(以下、CPU)22、
固定メモリ(以下、ROM)23、可変メモリ
(以下、RAM)24によつて構成されるが、本
実施例では、更に、タイミング回路25および可
変条件設定回路26を有している。このタイミン
グ回路25は、25ms周期のパルスを発生する発
振回路であり、CPU22に対し、メインプログ
ラムの処理に対して25ms周期で割込み処理を行
なわせるための割込み信号を与えるものである。
また、可変条件設定回路26は、例えば市内通話
における単位料金当りの通話時間や1課金当りの
単位通話料金および、自己に個有の管理番号等を
任意に設定するためのデジタルスイツチ回路等に
より構成される。
オフフツクによりフツクスイツチ40がオンと
なつた場合、前記リレー制御回路50を通じて接
点gsが閉じられ、直流ループが閉成されると、電
源回路15のコンデンサC1が充電される。この
結果、CPU22に電源VDDが投入され、CPU2
2は予めROM23に格納された処理プログラム
に従つて、RAM24に対して必要なデータの書
込み、読み出しを行ないながら所定の制御動作を
実行する。ただし、タイミング回路25から割込
み信号が送出される毎に、割込み処理が行なわれ
る。
このほか、CPU22の制御にしたがい、アラ
ーム情報としての複合周波数(以下、MF)信号
を発生し、通話回路16を介して送信する発振器
80が設けてあると共に、電源電圧VDDを監視
し、規定の電圧範囲内においてのみ、CPU22
の動作を許容する電圧検出回路90が設けてあ
り、更に、硬貨収納用の金庫を脱去したときに作
動し、この情報をCPU22およびリレー制御回
路50へ与える金庫スイツチ100が設けてあ
る。
また、第1図において、硬貨処理部30は、硬
貨の投入を検知し、その正偽を判別して結果を入
出力ポート21から制御部20へ与えると共に、
入出力ポート21を通じて送られる信号に応じて
軌道に蓄積された硬貨を選択的に金庫に収納し、
あるいは、残余の硬貨を返却口へ排出する。即
ち、この硬貨処理部30は、第1ないし第4の材
質選別回路31V1〜31V4、同じく第1ない
し第4のセンサ/収納マグネツト部32V1〜3
2V4、上記材質選別回路31V1〜31V4お
よび各センサを制御する材質選別制御回路33、
後述する返却阻止レバーを阻止状態にして硬貨の
蓄積を可能にする返却阻止マグネツト34から構
成される。ここで、材質選別回路およびセンサ/
収納マグネツト部がそれぞれ4個並列に設けてあ
るのは、この公衆電話機が4種の硬貨を使用する
ものであるためであり、今、この4種の硬貨をV
1,V2,V3,V4とすれば、第1ないし第4
の材質選別回路およびセンサ/収納マグネツト部
は、それぞれV1,V2,V3,V4の各種硬貨
の軌道に設けられ、各硬貨の投入口から投入され
る硬貨を処理する。なお、返却阻止マグネツト3
4は、各硬貨軌道について共通に設けてある。ま
た、これら材質選別回路31V1〜31V4、セ
ンサ/収納マグネツト部32V1〜32V4、材
質選別制御回路33および入出力ポート21を結
ぶ信号ラインのうち、斜線を入れてその傍に数字
を付したものは、実際にはその数字で表わされる
数の信号ラインが通つていることを示す。
即ち、これらの間の信号系統は、詳細が第2図
のとおりに示される。同図は、第1の材質選別回
路31V1およびセンサ/収納マグネツト部32
V1の場合を例に示したものであるが、他の第2
ないし第4の材質選別回路31V2〜31V4お
よびセンサ/収納マグネツト部32V2〜32V
4と材質選別制御回路33および入出力ポート2
1との関係についても全く同様である。
第2図において、センサ/収納マグネツト部3
2V1は、硬貨が硬貨投入口から軌道に投入され
かつ、機械的な選別軌道を通過したことを検知す
る通過監視用センサ35V1、収納レバーを動作
させて硬貨を金庫に収納するための収納マグネツ
ト36V1およびその際の収納を確認するための
収納確認用センサ37V1により構成される。
上記両センサは、いずれも、硬貨通路を挾んで
対向して配置された発光ダイオードおよびホトト
ランジスタ等を有し、かつ、当該発光ダイオード
の駆動用パルスを発生する発振回路を備えてい
る。ここで、aはイニシヤライズ処理後、材質選
別制御回路33に作用して、材質選別回路31V
1に電源を印加すると共に、各センサ回路に電源
を印加する信号であり、bは3ms周期で間けつ的
にセンサ35V1を駆動するサンプリングパルス
である。cは、このセンサ35V1の検出信号で
ある。また、dはこのcパルスを受けて材質選別
制御回路33から材質選別回路31V1へ送出さ
れるワンシヨツト出力であり、このワンシヨツト
出力の間のみ、材質選別回路31V1はオン状態
となる。
この材質選別回路31V1は、硬貨の軌道を挾
んで対向して配置されかつ相互に電磁的に結合し
た1対の発信コイルおよび受信コイルからなる検
知コイルを備え、検知コイル間を通過する硬貨の
材質により受信コイルの出力が変化することから
当該硬貨の材質の選別が行なえるようにしたもの
であり、電源がオンして後、動作の安定に必要な
時間の経過後に、通過検知信号CD1および材質
選別信号PD1を入出力ポート21に送出する。
これらの信号は前述した割込み処理ペログラムの
先頭に置かれたエツジ検出処理によつて25msの
周期でCPU22に取り込まれたうえ、RAM24
へ格納される。
なお、これらの材質選別回路31V1および材
質選別制御回路33の構成および動作自体は公知
であり、また、本発明の要旨に直接関係しないた
め詳細な説明は省略する。またCM1は収納マグ
ネツト36V1の動作指令信号、eは後述するよ
うにCM1より少し遅れたタイミングにより収納
確認用センサ37V1の発光ダイオードをオンさ
せる信号、更にCA1はこのセンサ37V1の収
納検知信号である。
第3図は、電話機全体のアラーム情報送信動作
の概略を示すフローチヤートであり、“オフフツ
クまたは金庫脱去”が行なわれると、フツクスイ
ツチ40または金庫スイツチ100の作動に応
じ、リレー制御回路50が接点gsを動作させるた
め、局線に対する直流“ループ閉成”が行なわれ
ると共に、電源電圧VDDの立上りによつてCPU
22が応動し、通話回路16中へ挿入した発光ダ
イオードのループ電流に応ずる発光状況をホトト
ランジスタによつて検出する等の手段により、局
線が正常か否かをチエツクすると同時に、RAM
24中へ格納された金庫の硬貨収納状況のデータ
をチエツクし、金庫の満杯または満杯直前を判断
する一方、金庫スイツチ100の状況にしたが
い、金庫が脱去されたか否かをチエツクし、か
つ、あらかじめ定められたその他の検査箇所をチ
エツクして“自己診断”を行ない、いずれかの診
断項目が異常状態であれば、表示回路60を制御
して“ブランク表示”を行なわせ、異常状態を表
示する。
ついで、CPU22は、強制切断回路14を制
御し、“ループ開放”を行なわせてから、再度ル
ープ閉成を行なつたうえ、強制切断回路14を制
御して異常状態の種別に応じた報知先へダイヤル
発信を行なう“自動ダイヤル”を実行した後、
“相手応答待機”へ入り、“課金信号受信?”の判
断状態となる。
ただし、交換機が先収納方式であれば、相手側
の応答により直ちに課金信号が到来し、“課金信
号受信?”がYESとなり、“課金信号フラグセツ
ト”が行なわれるのに対し、交換機が後収納式で
あれば、相手側が応答しても課金信号が到来せ
ず、相手側応答後における直流ループの開放に応
じて課金信号が到来するもとなつているため、
“課金信号受信?”がNOの間は“30sec待機”が
なされ、“課金信号フラグセツト”が行なわれな
くとも、30secの経過に応じ、CPU22が発振回
路80を制御し、異常状態の内容に応じた“アラ
ーム情報送信”を行なう。
ついで、“課金信号フラグ?”により同フラグ
がセツトされているか否かをチエツクし、これが
YESであれば、先収納方式のため、一連の動作
を直ちに終了するが、NOであれば、後収納方式
のため、強制切断回路14を制御して“800m
secループ開放”を行なつたうえ、“課金信号受信
待機”へ入り、“課金信号受信?”のYESにより
一連の動作を終了する。
たゞし、最後の“課金信号受信?”がNOであ
れば、相手側話中と判断し、再び“自動ダイヤ
ル”以降を5回反復するものとなつている。
なお、“自動ダイヤル”によるダイヤル発信先
は、例えば、電話機のメンテメンスセンタおよび
通話料の集金センタであり、金庫関係外の異常で
あればメンテナンスセンタへ、金庫関係の異常で
あれば集金センタへダイヤル発信が行なわれる。
また、電話機には、可変条件設定回路により個
有の管理番号がセツトされており、異常を示すデ
ータに続いて管理番号のデータを送出するフオー
マツトによりアラーム情報の送信が行なわれる。
ただし、異常の内容が金庫の脱去であれば、
RAM24へ格納されている収容硬貨の種別に応
じた枚数の情報をCPU22が読み出し、金庫の
脱去を示すデータに引続き、各硬貨の収容枚数を
示すデータを送信するものとなつている。
第4図は、CPU22の制御動作を示す総合的
なフローチヤートであり、まず、通常のオフフツ
クに基づく“イニシヤライズ”により、RAM2
4内における前回のアラーム情報送信データ等の
必要とするデータを除く各データをクリアしてか
ら、上述の“自己診断処理”を行ない、異常が無
ければ“通話許可?”をYESとし、禁止番号の
発信阻止および特定番号の無料発信許容等を含む
“ダイヤル制御処理”を行なつたうえ、“入力チエ
ツク処理”により、フツクスイツチ40の状況を
チエツクし、これがオフフツク状態であれば、オ
フフツクを示すHSフラグをセツトする。
ついで、“HSフラグ?”をチエツクし、これが
セツト状態のYESであれば、通話を許容すると
共に、課金信号の到来に応じて硬貨の収納を行な
う“通話処理”を経てから、再び“HSフラグ?”
をチエツクし、これがリセツト状態のNOであれ
ば、オンフツクと判断のうえ、直流ループを開放
しHSフラグをリセツトすると共に、800msの後
に直流ループを再閉成する“HOOK処理”を行
なつてから、後述する“アラーム処理”に移行
し、“HSフラグ?”のNOに応じて一連の動作を
終了する。
一方、“自己診断処理”の結果、異常が発見さ
れその内容が金庫脱去以外の金庫関係であれば、
硬貨の収納を必要としない無料発信のみを許容す
るため“ダイヤル制御処理”に移行し、異常の内
容が通話系にあれば“通話許可?”のNOを経て
“HOOK処理”に移行する。なお、“ダイヤル制
御処理”に移行後、無料番号以外のダイヤルがな
されれば、図示しないルートによつて同様に
“HOOK処理”に移行する。そして、“HOOK処
理”終了後“アラーム処理”によつて異常内容に
対応するアラーム情報を各センタへ送信する。
つぎに、オンフツク中において金庫の脱去がな
されると、金庫スイツチ100が作動し、リレー
制御回路50によつて接点gsが切換わり、フツク
オフと同様に直流ループが形成され、これによ
り、電源電圧VDDが立上つてCPV22がスター
トし、通常のオフフツク時と同様に“イニシヤラ
イズ”と“自己診断処理”とが行なわれる。そし
て、この“自己診断処理”によつて金庫スイツチ
100の作動、すなわち金庫の脱去が検出され、
“通話許可?”のNOを経て“HOOK処理”およ
び“アラーム処理”に移行し、所定時間以上の金
庫脱去が継続すれば金庫盗難と判断し、金庫盗難
のアラーム情報を集金センタへ送信する。
第5図は、第4図における“アラーム処理”の
詳細を示すフローチヤートであり、第4図の“自
己診断処理”において異常が発見されたときセツ
トされるアラーム要求フラグを“アラーム要求フ
ラグ?”によりチエツクし、これがYESであれ
ば、RAM24へ格納されている異常のデータを
送信順位に応じて配列する等の“アラームデー
タ・チエツク処理”を行なつたうえ、後述の“ア
ラームデータ・解析処理”を行ない、メンテナン
スセンタへ通報すべき異常が否かを“メンテナン
ス関係の故障?”により判断し、これがYESで
あれば、RAM24内におけるメンテナンスセン
タのダイヤル番号が格納されているアドレスを
“メンテナンスセンタダイヤル番号アドレスセツ
ト”により指定し、かつ、RAM24内に設けて
あるメンテナンスアラームレジスタのアドレスを
“メンテアラームレジスタアドレスセツト”によ
り指定してから、“アラーム入力処理”により、
アラーム情報として送信する状態へ異常を示すデ
ータを編集し“アラームコード変換処理”を行な
つたうえ、後述の“アラーム送出セツト処理”に
よつてアラーム情報を送信する。
また、これに続いて“金庫関係の故障?”によ
り、金庫関係の異常があるか否かを判断し、これ
がYESであれば、前述と同様に集金センタのダ
イヤル番号が格納されているRAM24のアドレ
スを指定し、かつ、RAM24の集金アラームレ
ジスタのアドレス“集金アラームレジスタアドレ
スセツト”により指定してから、前述と同様の
“アラーム入力処理”を行ない、“アラームコード
変換処理”を行なつたうえ、後述の“アラーム送
出セツト処理”によりアラーム情報を送信する。
なお、金庫の脱去時間は、集金の場合一般に5
分間程度であるため、これを金庫盗難チエツク用
のタイマにより監視しており、これのタイムアツ
プに応じて“金庫盗難?”をYESとし、金庫盗
難フラグをセツトする等の“金庫チエツク処理”
を行なうものとなつている。第5図におけるアラ
ーム入力処理は、図示しないダイヤル入力バツフ
アにアドレス指定したセンタダイヤル番号とアラ
ームメツセージ(アラーム情報)とを転送すると
ともに電話番号バツフアの先頭アドレスを指定し
て同様に電話機管理番号をアラームメツセージの
後へ転送するようになつている。
第6図は、第5図における“アラームデータ解
析処理”の詳細を示すフローチヤートであり、
RAM24内の“アラームレジスタ・アドレスセ
ツト”、“アラームメンテレジスタ・アドレスセツ
ト”および“アラーム集金レジスタ・アドレスセ
ツト”によりこれらの内容を読み出してから、
“アラームレジスタの内容が“アラームレジスタ
=(金庫なし)?”のYESかNOかを判断し、こ
れがYESであれば、“金庫盗難チエツクタイマセ
ツト”を経て、集金センタ向のデータを送信用の
レジスタへ“集金データセツト”によりセツトし
たうえ、金庫へ収納されている種別毎の硬貨枚数
を送信用レジスタへ“金庫枚数データセツト”に
よりセツトした後、“アラームレジスタ・アドレ
ス+1”によつて、アラームレジスタの読み出し
アドレスを歩進させる。
また、“アラームレジスタ=(満杯直前)?”、
“アラームレジスタ=(金庫満杯)?”および“ア
ラームレジスタ=(局線断)?”のYESに応じて
は、前述と同様の“集金データセツト”を行な
う。
なお、これらの判断結果がNOであれば、メン
テナンスセンタ向の異常であるため、送信用のレ
ジスタへ異常の内容が“メンテデータセツト”に
よりセツトされ、前述と同様に“アラームレジス
タ・アドレス+1”が行なわれる。
このほか、アラームレジスタの読み出しアドレ
スは、“アラームレジスタ・アドレスEND?”が
NOである間、順次に歩進され、これがYESとな
れば、一連の動作を終了する。
第7図は、第5図における“アラーム送出セツ
ト処理”の詳細を示すフローチヤートであり、課
金信号の受信に応じてセツトされている課金フラ
グを“課金フラグ・クリア”によりクリアしてか
ら、自動ダイヤル用のダイヤル桁カウンタを“ダ
イヤル桁カウンタ・クリア”によりクリアしたう
え、“ダイヤル送出”によりダイヤルパルスの送
出を行なつた後、後収納方式用の“インターバル
タイマ(A)スタート”を行ない、“課金フラグ?”
がNOの間は、“インターバルタイマ(A)30sec?”
のNOを介して“課金フラグ?”の判断を継続
し、“インターバルタイマ(A)30sec?”がYESと
なれば、“送受話器短絡”へ移行してアラーム情
報用の“MF信号送出”を行なう。すなわちアラ
ーム情報と管理番号がMF信号によつて送出され
る。
ただし、先収納方式であり、“インターバルタ
イマ(A)スタート”の後、直ちに“課金フラグ?”
がYESとなれば、相手側応答後のタイミングを
規正する“インターバルタイマ(B)スタート”を行
ない、“インターバルタイマ(B)END?”のYESに
応じて“送受話器短絡”へ移行する。
また、ダイヤル番号のRAM24における格納
状況は、一連の番号につぎエンドコードが格納さ
れているため、一連の番号の先頭へアドレス指定
を戻す目的上、“ダイヤル桁カウンタ+1”が行
なわれ、“ダイヤル出力レジスタEND?”のYES
に応じて再び“課金フラグ?”のチエツクがなさ
れたうえ、これのYESにしたがつて、先収納方
式と判断し、“アラーム送出フラグセツト”を行
ない、アラーム情報の送信を記憶する。
たゞし、“課金フラグ?”がNOの場合は、後
収納方式と判断し、“ループ開放”を行なつてか
ら“課金フラグ?”をチエツクのうえ、これの
YESに応じて“アラーム送出フラグセツト”を
行ない、フツク処理すなわち電源供給のための再
補捉、具体的には800msのループ断の処理を行な
う。
なお、“ループ開放”後も“課金フラグ?”が
NOであれば、“インターバルタイマ(A)1min?”
のYESに応じ、相手側話中と判断し、同様の動
作を反復する。
したがつて、オフフツクまたは金庫の脱去に応
じて自己診断が行なわれ、異常の発見された場合
には、異常の種別に応じてダイヤル発信先が選定
されたうえ、選定先へ自動的にダイヤル発信が行
なわれ、異常の内容に応ずるアラーム情報が送信
されると共に、先収納方式および後収納方式のい
ずれにも適用できるものとなる。
たゞし、情報の送信には、MF信号を用いるほ
か、パルス信号、変調信号等を用いてもよく、第
1図および第2図の構成は条件に応じた選定が任
意であると共に、第3図乃至第7図においては、
状況にしたがつて各ステツプを入替え、あるい
は、不要のステツプを省略しても同様であり、自
己診断形の公衆電話機へ適用するほか、公衆電話
回線へ接続される各種の機器へ適用することもで
きる等、本発明は種々の変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれ
ば、先収納方式および後収納方式のいずれにおい
ても、自動ダイヤルおよび情報の送信が確実に行
なわれるため、公衆電話回線へ接続される各種の
機器において顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は全構成の
ブロツク図、第2図は材質選別回路およびセン
サ/収納マグネツト部の詳細を示すブロツク図、
第3図は全体の動作状況を示すフローチヤート、
第4図はプロセツサの制御状況を示す総合的なフ
ローチヤート、第5図は“アラーム処理”の詳細
を示すフローチヤート、第6図は“アラームデー
タ解析処理”の詳細を示すフローチヤート、第7
図は“アラーム送出セツト処理”の詳細を示すフ
ローチヤート、第8図は本発明の基本構成を示す
フローチヤートである。 L1,L2…局線端子、gs…リレー接点、14…ダ
イヤルパルス送出および強制切断回路、16…通
話回路、20…制御部、22…CPU(プロセツ
サ)、23…ROM(固定メモリ)、24…RAM
(可変メモリ)、26…可変条件設定回路、30…
硬貨処理部、40…フツクスイツチ、50…リレ
ー制御回路、80…発振器、100…金庫スイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 公衆電話回線の局線に接続された機器から自
    動ダイヤルを行なつた後、ダイヤル発信先へ情報
    を送信する方式において、 前記自動ダイヤルの後一定時間内に課金信号が
    到来するか否かを監視し、 前記一定時間内に前記課金信号が到来した場合
    はこれに応じて前記情報の送信を行ない、 前記一定時間内に前記課金信号が到来しない場
    合には、前記情報を送信してから前記局線に対す
    る直流ループを一定時間開放し、 該開放後においても前記課金信号の到来を監視
    のうえ、このときも前記課金信号が到来しないと
    きには、前記自動ダイヤルおよび情報送信ならび
    に直流ループの一定時間開放を反復することを特
    徴とした公衆電話回線における情報送信方式。
JP4147382A 1982-03-15 1982-03-15 公衆電話回線における情報送信方式 Granted JPS58157248A (ja)

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JP4147382A JPS58157248A (ja) 1982-03-15 1982-03-15 公衆電話回線における情報送信方式

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JPS58157248A JPS58157248A (ja) 1983-09-19
JPH0137898B2 true JPH0137898B2 (ja) 1989-08-10

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