JP2970156B2 - 公衆電話機 - Google Patents

公衆電話機

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JP2970156B2
JP2970156B2 JP3337926A JP33792691A JP2970156B2 JP 2970156 B2 JP2970156 B2 JP 2970156B2 JP 3337926 A JP3337926 A JP 3337926A JP 33792691 A JP33792691 A JP 33792691A JP 2970156 B2 JP2970156 B2 JP 2970156B2
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call
line
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disconnection
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啓一 角川
雅己 細谷
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局電源により動作し通
話中に到来する課金信号を受信して硬貨を収納する公衆
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の公衆電話機は、接続された
局線からの電源のみにより動作するようになっており、
オフフックすると、局電源が内部のCPUや通話回路等
の各部へ供給される。そしてこの結果CPUが起動さ
れ、処理を開始する。その後、硬貨が投入されると、C
PUは投入された硬貨の選別処理等を行うと共に、その
後の発信動作に基づく相手との通話を許容する。そし
て、通話中に局線から課金信号が到来すると投入された
硬貨のうち単位通話料金分の硬貨を収納すると共に、終
話するためにオンフックすると、CPUは投入された硬
貨の残額を返却する処理を実行したのちオフされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の公
衆電話機は、通話中に局線が外されたりして局線の接続
が断した場合、通話が継続できなくなるばかりではな
く、CPUへの電源がオフすることから、投入された硬
貨の残額が返却できないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、ループ閉結された局線からの電源
供給により起動され、通話中に到来する課金信号を受
信して硬貨を収納すると共に終話により残額硬貨を返却
する公衆電話機において、通話中に局線の断状態を検出
する検出手段と、局線の断後に所定時間の間局電源を保
持するコンデンサと、検出手段により局線の断が検出さ
れるとコンデンサの局電源が放電するまでの間に残額硬
貨の返却を行う手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】したがって、通話中に局線の断状態が検出され
た場合には、終話時と同様に残額硬貨が返却される。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る公衆電話機の一実施例を示す
ブロック図である。同図において、1はCPU等により
構成されこの公衆電話機全体の制御を行う制御部、2は
局線に到来する課金信号を受信する課金信号受信回路、
3はダイオードブリッジ、4は局電源を公衆電話機の各
部へ供給する電源回路、5は通話中に硬貨が無くなった
ときに通話を断する強制切断回路、6は通話回路、7は
通話中に局線の断状態を検出するライン断検出回路、8
は局線へ送出するDTMF信号を発生するMF信号発生
器、9はダイヤルキー、10は硬貨処理部、11は各種
の表示を行う表示器、Tは送話器、Rは受話器、HS
1,HS2はフックスイッチ、L1,L2は局線接続端
子である。
【0007】すなわち、オフフックすると、フックスイ
ッチHS1,HS2が閉成され、局電源が課金信号受信
回路2,ダイオードブリッジ3を介して電源回路4に供
給され、電源回路4においてはこの局電源を変換して電
圧Vとしこれを制御部1等、この公衆電話機の各部へ供
給する。制御部1は、電源が供給されると起動されて初
期化処理等を実行すると共に、投入された硬貨が硬貨処
理部10において選別されその結果正規な硬貨が投入さ
れたと認識すると、その後の発信動作を許容する。この
結果、ダイヤルキー9の操作によりダイヤル発信が行わ
れ、相手が応答すると、単位通話料金に相当する硬貨を
収納すると共に通話が開始される。そして通話中に到来
する課金信号を課金信号受信回路2を介して入力し、硬
貨処理部11へ指示して投入された硬貨のうち上記の単
位通話料金に相当する硬貨を逐一収納させる。
【0008】そしてその後、オンフックにより通話が終
了すると、硬貨処理部10へ指示して硬貨の残額を返却
させるものとなっている。また、通話中に局線の断状態
をライン断検出回路7を介し常時監視しており、局線接
続端子L1,L2から局線が外れる等の事故により局線
断が検出されると、直ちに硬貨の残額を返却させるよう
にしている。
【0009】次に図2は、通話中に局線が断状態となっ
た場合の制御部1の動作を示すフローチャートである。
上記したように、通話中には所定の時間毎に局線から課
金信号が到来しており、制御部1はこの課金信号を受信
し、投入された硬貨のうち単位通話料金に相当する硬貨
を収納している。このような状況のときに、ステップ1
00ではライン断、つまり局線の断の検出を判断する。
そしてライン断が検出されると、ステップ101で2秒
タイマをスタートさせ、ステップ102で再びライン断
を判断する。この場合、再びライン断が検出されれば次
にステップ103へ移行し既にスタートしている2秒タ
イマのタイムアップを判断する。また、2秒タイマがタ
イムアップしていなければステップ102へ戻って再度
ライン断を判断し、ライン断が検出されなければステッ
プ100へ戻る。
【0010】すなわち、上記のステップ100〜103
では、2秒以上のライン断を検出している。通常、通話
中にあるにもかかわらず公衆電話機に蓄積硬貨が無くな
った場合には通話が強制切断されるが、この場合強制切
断回路5が局線を切断する時間は1〜1.5秒程度とな
っている。この強制切断回路5による局線切断を誤って
検出することがないように、本実施例のライン断検出時
間は2秒以上としている。そして、2秒以上のライン断
が検出されると、ステップ103の「2Sec(2秒)
タイマのタイムアップが「Y」と判定される。そして、
この場合は硬貨処理部10に残額分の硬貨(コイン)の
蓄積があるか否かを判断し(ステップ104)、残額硬
貨の蓄積が有りと判定される場合はステップ105で残
額硬貨の返却処理を実行して硬貨を返却したのち、電源
がオフされる。なお、この公衆電話機は、オンフックま
たは局線断によって直ちに制御部1の電源がオフされる
ものではなく、3秒間程度コンデンサにより電源が保持
されている。本発明は、コンデンサが放電するまでの3
秒間に制御部1に硬貨の返却処理等を実行させるように
したものである。また残額硬貨の蓄積が無くステップ1
04で「N」と判定された場合は、オンフック処理等の
終話処理を行って終了する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
局電源のみで動作する公衆電話機が通話中に局線が断状
態となった場合、この局線断状態が検出され、この場合
残額硬貨が有れば終話時と同様に返却することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る公衆電話機の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】上記公衆電話機の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 制御部 2 課金信号受信回路 4 電源回路 5 強制切断回路 6 通話回路 7 ライン断検出回路 8 MF信号発生器 9 ダイヤルキー 10 硬貨処理部 11 表示器 HS1,HS2 フックスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ閉結された局線からの電源
    給により起動され、通話中に到来する課金信号を受信し
    て硬貨を収納すると共に終話により残額硬貨を返却する
    公衆電話機において、 通話中に前記局線の断状態を検出する検出手段と、前記
    局線の断後に所定時間の間前記局電源を保持するコンデ
    ンサと、前記検出手段により前記局線の断が検出される
    と前記コンデンサの前記局電源が放電するまでの間に
    記残額硬貨の返却を行う手段とを備えたことを特徴とす
    る公衆電話機。
JP3337926A 1991-11-28 1991-11-28 公衆電話機 Expired - Fee Related JP2970156B2 (ja)

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JPH05153292A JPH05153292A (ja) 1993-06-18
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