JP2528524B2 - 不正ダイヤル防止機能付公衆電話機 - Google Patents

不正ダイヤル防止機能付公衆電話機

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JP2528524B2
JP2528524B2 JP1248920A JP24892089A JP2528524B2 JP 2528524 B2 JP2528524 B2 JP 2528524B2 JP 1248920 A JP1248920 A JP 1248920A JP 24892089 A JP24892089 A JP 24892089A JP 2528524 B2 JP2528524 B2 JP 2528524B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特に自己課金方式を採用した公衆電話機に
於ける不正ダイヤルによる通話を防止するための通話制
御方式の改良に関する。
[従来の技術] 公衆電話機に於いては、交換機制御による課金方式と
自己課金方式との二種類の課金方式の何れかが用いられ
ている。交換機制御課金方式では、通話中の課金タイミ
ング毎に交換機から送信される料金収納信号により公衆
電話機で硬貨等を収納する方式である。現在、我が国に
於いては、この課金方式が採用されている。これに対し
て、諸外国で採用されている自己課金方式は、公衆電話
機自身で入力されたダイヤル番号を解析し、課金タイミ
ングを算定して、硬貨等を収納する方式である。
このような自己課金方式を採用した公衆電話機2は、
第7図に示すように、通話回路5、送話器6a、受話器6
b、ダイヤル7、制御回路8、ダイヤル制御回路9で構
成されている。即ち、送受話器6a,6bがオフフックさ
れ、硬貨等が投入されると、制御回路8は、通話回路5
により通話ライン4と送受話器6a,6bとを接続する。こ
こで、ダイヤル7によってダイヤル番号が入力される
と、制御回路8は、その入力されたダイヤル番号に従っ
て、ダイヤル制御回路9によりダイヤル信号を通話ライ
ン4上に送出する。また、制御回路8は、ダイヤル7に
よって入力されたダイヤル番号を解析し、課金制御を行
なう。
ここで、ダイヤル7としては、回転式ダイヤル及び押
しボタン式ダイヤルが用いられる。また、ダイヤル制御
回路9は、押しボタン式の公衆電話機に於けるように、
周知の押しボタンダイヤル(DTMF:dual tone multi−fr
equency)信号を発生する。あるいは、ダイヤル制御回
路9は、回転式ダイヤルに於けるようなダイヤルパルス
信号を電気的に発生する。
[発明が解決しようとする課題] ところで近年、自動ダイヤラ等と称される、記憶設定
されているダイヤル番号に基づいてDTMF信号を発生する
機器が販売されている。このような機器は、送話器6aか
らDTMF信号を入力することによりダイヤル7を操作しな
くても電話をかけることが可能となるため、電話利用者
にとっては非常に便利なものであるということができ
る。
しかしながら、交換機から料金収納信号を受けずにダ
イヤル7の操作に応じて課金制御を行なう自己課金方式
を採用した公衆電話機2では、前述したように送受話器
6a,6bのオフフック及び硬貨等の投入により送受話器6a,
6bが通話回路5を介して通話ライン4に接続されるよう
になっているため、そのようなDTMF信号を発生する機器
が用いられると、課金制御が不可能となる。従って、最
低料金分の硬貨等を投入するだけで。無制限の通話が可
能となってしまう。
つまり、自己課金方式を採用した公衆電話機2では、
ダイヤル7を用いないでダイヤル信号が送出されると、
ダイヤル番号を解析することができないため、正常な課
金を行なうことができない。
本発明は、上記の課題に鑑みて成されたもので、ダイ
ヤルを用いないダイヤル信号送出による通話を防止する
ことを可能とする不正ダイヤル防止機能付公衆電話機を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、第1の発明による不正ダ
イヤル防止機能付公衆電話機では、ダイヤル番号を入力
するためのダイヤル手段と、前記ダイヤル手段によって
入力されたダイヤル番号に従ってダイヤル信号を通話ラ
インに送出するダイヤル送出手段と、前記ダイヤル手段
によって入力されたダイヤル番号を解析して課金制御を
行なう課金制御手段と、前記ダイヤル手段によって所定
の桁あるいは所定の番号が入力されたか否かを検知し、
所定桁あるいは所定番号が入力された時にのみ、送話器
と前記通話ラインとを接続するスイッチ制御手段とを備
えている。
また、上記課題を解決するために、第2の発明による
不正ダイヤル防止機能付公衆電話機は、送話器をオフフ
ックした時、前記送話器と通話ラインとを接続する接続
制御手段と、ダイヤル番号を入力するためのダイヤル手
段と、前記ダイヤル手段によって入力されたダイヤル番
号に従ってダイヤル信号を前記通話ラインに送出するダ
イヤル送出手段と、前記ダイヤル手段によって入力され
たダイヤル番号を解析して課金制御を行なう課金制御手
段と、前記通話ライン上に送出された押しボタンダイヤ
ル信号を検知する信号検知手段と、前記ダイヤル手段に
より入力されたダイヤル番号と前記検知手段により検知
された押しボタンダイヤル信号との対応関係により、前
記検知手段により検知された押しボタンダイヤル信号が
前記送話器からの不正な押しボタンダイヤル信号である
か否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段が前
記送話器からの不正な押しボタンダイヤル信号であると
判定した時、前記接続制御手段は、前記送話器と前記通
話ラインとの接続を切断する。
[作 用] 従って、第1の発明による不正ダイヤル防止機能付公
衆電話機では、スイッチ制御手段がダイヤル手段により
所定の桁あるいは所定の番号が入力されるまでは送話器
と通話ラインとの間を切断しておき、所定桁あるいは所
定番号が入力された時にのみ送話器と通話ラインとを接
続するようにしているため、送話器から不正なダイヤル
信号が送出されたとしても、それが通話ラインに送られ
ることがない。よって、不正ダイヤルによる通話を防止
することができる。
また、第2の発明による不正ダイヤル防止機能付公衆
電話機では、判定手段が、ダイヤル手段により入力され
たダイヤル番号と検知手段により検知された押しボタン
ダイヤル信号との対応関係により、前記検知手段により
検知された押しボタンダイヤル信号が送話器からの不正
な押しボタンダイヤル信号であると判定した時、接続制
御手段が、前記送話器と通話ラインとの接続を切断する
ようにしている。従って、送話器から不正な押しボタン
ダイヤル信号が一桁分でも送出された時には送話器と通
話ラインとの接続が切られるので、送話器からの不正ダ
イヤルによる通話を防止することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の構成を示す図であ
る。同図に於いて、従来と同様のものは同じ参照番号を
付し、その説明を省略する。即ち、本実施例の不正ダイ
ヤル防止機能付公衆電話機2は、従来の構成に加えて、
送受話器6a,6bのオフフックを検知するためのフック検
知回路10と、通話回路5と送話器6aとの間に接続された
スイッチ回路11とを備え、それに応じて制御回路8によ
る制御動作を変更したものである。
即ち、送受話器6a,6bがオフフックされると、フック
検知回路10から検知信号が制御回路8に供給される。制
御回路8は、この検知信号に応じて、スイッチ回路11を
オフして、通話回路5と送話器6aとの接続を切る。従っ
て、ここで送話器6aから図示しないDTMF信号を発生する
機器を用いてDTMF信号を入力したとしても、そのDTMF信
号は通話回路5及び通話ライン4へ送出されることはな
い。
そして、図示しない硬貨投入口等より硬貨等が投入さ
れた後、ダイヤル7が操作されると、制御回路8は、ダ
イヤル制御回路9を制御して、ダイヤル7によって入力
されたダイヤル番号に応じたダイヤル信号を通話ライン
4上へ送出する。こうして、ダイヤル7より所定の桁数
あるいは所定の番号が入力されると、制御回路8は、ス
イッチ回路11をオン制御して、通話回路5と送話器6aと
を接続する。これにより初めて、送話器6aが通話ライン
4と接続され、通話が可能となる。
このように、本実施例では、送受話器6a,6bのオフフ
ックに応じて、送話器6aと通話回路5との接続を絶ち、
ダイヤル7によって所定の桁数あるいは所定のダイヤル
番号が入力された時初めて、送話器6aを通話回路5並び
に通話ライン4に接続するようにしているため、ダイヤ
ル7を用いないで送話器6aからDTMF信号を送出しようと
しても、それが通話ライン4上へ送出されることはな
い。よって、不正ダイヤルによる通話を防止できる。
第2図は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であ
る。同図に於いて、従来と同様のものは同じ参照番号を
付し、その説明を省略する。即ち、本実施例の不正ダイ
ヤル防止機能付公衆電話機2は、従来の構成に加えて、
通話ライン4上に送出されたDTMF信号を検知するための
DTMF受信機12と、このDTMF受信機12で検知されたDTMF信
号と、制御回路8を介して与えられるダイヤル7で入力
されたダイヤル番号との対応関係から、DTMF受信機12で
検知されたDTMF信号が、ダイヤル制御回路9から送出さ
れた正規のDTMF信号であるのか、あるいは送話器6aに接
続された図示しないDTMF信号発生機器から送出された不
正なDTMF信号であるのかを判定する判定回路13とを備
え、それに応じて制御回路8による制御動作を変更した
ものである。
即ち、送受話器6a,6bがオフフックされ、図示しない
硬貨投入口等より硬貨等が投入されると、制御回路8
は、通話回路5により通話ライン4と送受話器6a,6bと
を接続する。
この時、送話器6aから図示しないDTMF信号発生機器に
よりDTMF信号が通話回路5を介して通話ライン4上に送
出されると、DTMF受信機12によりそれが検知される。そ
して、DTMF受信機12より検知信号が判定回路13に供給さ
れる。この判定回路13には、制御回路8よりダイヤル7
によるダイヤル番号入力に応じて操作信号が供給される
ようになっている。従って、判定回路13は、DTMF受信機
12より検知信号が供給された時、制御回路8より操作信
号が与えられているか否かにより、DTMF受信機12で検知
されたDTMF信号がダイヤル制御回路9からの正規のDTMF
信号であるのか、あるいは送話器6aからの不正なDTMF信
号であるのかを判定することができる。
判定回路13は、判定結果を制御回路8に供給する。従
って、制御回路8は、判定回路13がDTMF信号であると判
定したならば、通話回路5を制御して、通話回路5によ
る通話ライン4と送受話器6a,6bとの間の接続を絶つ。
これにより、送話器6aからは以降のDTMF信号入力及び通
話ができなくなる。
このように、本実施例では、通話ライン4上にDTMF信
号の送出を検知した時、ダイヤル7が操作されたか否か
に応じて検知されたDTMF信号が不正なものであるかどう
かを判定し、不正なDTMF信号の時、送話器6aを通話ライ
ン4から切り離すようにしているため、ダイヤル7を用
いないで送話器6aからDTMF信号が送出された時、直ちに
送受話器6a,6bと通話ライン4との間の接続が絶たれ、
以降の不正なDTMF信号の送出及び通話を不可能とする。
よって、不正ダイヤルによる通話を防止できる。
なお、DTMF受信機12は受信したDTMF信号に対応するダ
イヤル番号を判定回路13に入力し、判定回路13はこのDT
MF受信機12からのダイヤル番号と制御回路8を介して供
給されるダイヤル7からのダイヤル番号との一致、不一
致を検出することにより検知されたDTMF信号が不正なも
のであるかどうかを判定するというようにしても良いこ
とは勿論である。
第3図は、第1の実施例の不正ダイヤル防止機能付公
衆電話機2をマイクロコンピュータを用いて実現した本
発明の第3の実施例の構成を示す図である。即ち、公衆
電話機2の通話回路5は、図示しないセンタの交換機3
と通話ライン4を介して接続されている。情報受信回路
14及び情報送信回路15は、この通話回路5を介して、セ
ンタとの情報通信を行なう。情報受信回路14で受信され
た情報は、一時記憶され、入出力装置(I/O)16を介し
て中央処理装置(CPU)17に送出される。また、情報送
信回路15に対する送信情報は、CPU17よりI/O16を介して
与えられる。
CPU17には、読み出し専用メモリ(ROM)18、読み書き
可能なメモリ(RAM)19が接続されている。ROM18には、
CPU17の動作手順等のプログラムが記憶されている。ま
た、RAM19には、例えば通話料金改正毎にセンタから設
定される課金情報等のデータや、ダイヤル7の操作によ
って入力されたダイヤル番号等が記憶される。
そして、ダイヤル7によって入力されたダイヤル番号
に応じたDTMF信号を通話ライン4に送出するためのDTMF
送信機20が、I/O16を介してCPU17に接続されている。
次に、このような構成の不正ダイヤル防止機能付公衆
電話機2の動作を、第4図に示すようなフローチャート
に従って説明する。
先ず、初期設定として、CPU17の図示しない内部レジ
スタAの値を「0」に設定する(ステップS1)。ここ
で、送受話器6a,6bがオフフックされると、フック検知
回路10から検知信号がI/O16を介してCPU17に供給され
る。この検知信号によりオフフックと判定すると(ステ
ップS2)、CPU17は、I/O16を介してスイッチ回路11にス
イッチ制御信号を供給し、スイッチ回路11をオフして、
通話回路5と送話器6aとの接続を切る(ステップS3)。
従って、ここで送話器6aから図示しないDTMF信号を発生
する機器を用いてDTMF信号を入力したとしても、そのDT
MF信号は通話回路5及び通話ライン4へ送出されること
はない。
そして、図示しない硬貨投入口等より硬貨等が投入さ
れた後、ダイヤル7が操作されると、ダイヤル7よりダ
イヤル番号がI/O16を介してCPU17に入力される(ステッ
プS4)。このダイヤル番号の入力に応じて、CPU17は、
内部レジスタAの値を「1」インクリメントし(ステッ
プS5)、入力されたダイヤル番号をRAM19に設定された
図示しないキーレジスタに順次に格納する(ステップS
6)。
次にCPU17は、このRAM19のキーレジスタに格納された
ダイヤル番号の内の最後の桁のダイヤル番号をI/O16を
介してDTMF送信機20に供給する。これにより、DTMF送信
機20は、供給されたダイヤル番号に対応する周波数のDT
MF信号を通話ライン4上に送出する(ステップS7)。
また、CPU17は、RAM19のキーレジスタに格納された一
連のダイヤル番号と、ROM18あるいはRAM19に予め記憶さ
れている、例えば「110」等の所定の番号と比較するこ
とにより、キーレジスタに所定の番号が格納されたか否
かを判定する(ステップS8)。キーレジスタに格納され
たダイヤル番号が所定の番号でなければ、次にCPU17
は、キーレジスタに格納された一連のダイヤル番号が所
定の桁数nに達したか否かを判定する(ステップS9)。
所定の桁数nに達していなければ、上記ステップS4に戻
って、次のダイヤル番号入力を待つ。
こうして、RAM19のキーレジスタに所定のダイヤル番
号あるいは所定桁数nのダイヤル番号が格納されたなら
ば、CPU17は、I/O16を介してスイッチ回路11にスイッチ
制御信号を供給し、スイッチ回路11をオンして、通話回
路5と送話器6aとを接続する(ステップS10)。これに
より初めて、送話器6aが通話ライン4と接続され、通話
が可能となる。
このように、本実施例では、上記第1の実施例で説明
したのと同様に、送受話器6a,6bのオフフックに応じ
て、送話器6aと通話回路5との接続を絶ち、ダイヤル7
によって所定の桁数nあるいは所定のダイヤル番号が入
力された時初めて、送話器6aを通話回路5並びに通話ラ
イン4に接続するようにしているため、ダイヤル7を用
いないで送話器6aからDTMF信号を送出しようとしても、
それが通話ライン4上へ送出されることはない。よっ
て、不正ダイヤルによる通話を防止できる。
第5図は、第2の実施例の不正ダイヤル防止機能付公
衆電話機2をマイクロコンピュータを用いて実現した本
発明の第4の実施例の構成を示す図である。同図に於い
て、第3図と同様のものは同じ参照番号を付し、その説
明は省略する。即ち、通話ライン4上に送出されたDTMF
信号を検知するためのDTMF受信機12が、I/O16を介してC
PU17に接続されている。
次に、このような構成の不正ダイヤル防止機能付公衆
電話機2の動作を、第6図に示すようなフローチャート
に従って説明する。
先ず、送受話器6a,6bがオフフックされると、フック
検知回路10から検知信号がI/O16を介してCPU17に供給さ
れる。この検知信号によりオフフックと判定した後(ス
テップS21)、図示しない硬貨投入口等より硬貨等が投
入されると、CPU17は、I/O16を介してスイッチ回路11に
スイッチ制御信号を供給し、スイッチ回路11をオンし
て、通話回路5と送話器6aとを接続する(ステップS2
2)。ここでCPU17は、DTMF受信機12からI/O16を介して
供給される検知信号をモニタすることにより、DTMF受信
機12がDTMF信号を受信したかどうかを判定する(ステッ
プS23)。
DTMF受信機12がDTMF信号を受信していなければ、次に
CPU17は、ダイヤル7よりI/O16を介して供給されるダイ
ヤル番号をモニタすることにより、ダイヤル番号が入力
されたか否かを判定する(ステップS24)。ダイヤル番
号が入力されていないと判定した場合、上記ステップS2
3に戻り、DTMF受信機12がDTMF信号を受信したかどうか
の判定を行なう。
ダイヤル番号が入力されたならば、CPU17は、入力さ
れたダイヤル番号をRAM19に設定された図示しないキー
レジスタに順次に格納すると共に、内部に設けられた個
々のダイヤル番号に対応したダイヤルフラグをオンする
(ステップS25)。次にCPU17は、このRAM19のキーレジ
スタに格納されたダイヤル番号の内の最後の桁のダイヤ
ル番号をI/O16を介してDTMF送信機20に供給する。これ
により、DTMF送信機20は、供給されたダイヤル番号に対
応する周波数のDTMF信号を通話ライン4上に送出する
(ステップS26)。
また、上記ステップS23に於いて、DTMF受信機12がDTM
F信号を受信したと判定した場合、CPU17は、内部のダイ
ヤルフラグを参照し、それがオンになっているか否かを
判定する(ステップS27)。即ち、受信したDTMF信号
が、上記ステップS26でDTMF送信機20より送出された正
規の信号であるのか、あるいは送話器6aに接続された図
示しないDTMF信号発生機器によって送出された不正な信
号であるのかを判定する。ダイヤルフラグがオンになっ
ていれば、つまり受信したDTMF信号が正規の信号であれ
ば、上記ステップS24に戻って、次のダイヤル番号入力
を待つ。
また、ダイヤルフラグがオフになっていれば、つまり
受信したDTMF信号が不正な信号であれば、CPU17は、I/O
16を介して通話回路5に制御信号を供給し、通話ライン
4と送受話器6a,6bとの接続を絶つ(ステップS28)。こ
れにより、DTMF信号送出及び通話を不可能とする。
このように、本実施例では、上記第2の実施例で説明
したのと同様に、通話ライン4上にDTMF信号の送出を検
知した時、ダイヤル7が操作されたか否かに応じて検知
されたDTMF信号が不正なものであるかどうかを判定し、
不正なDTMF信号の時、送話器6aを通話ライン4から切り
離すようにしているため、ダイヤル7を用いないで送話
器6aからDTMF信号が送出された時、直ちに送受話器6a,6
bと通話ライン4との間の接続が絶たれ、以降の不正なD
TMF信号の送出及び通話を不可能とする。よって、不正
ダイヤルによる通話を防止できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の不正ダイヤル防止機能
付公衆電話機では、ダイヤルを用いないダイヤル信号送
出による通話を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の不正ダイヤル防止機能
付公衆電話機の構成を示すブロック図、第2図は本発明
の第2の実施例の不正ダイヤル防止機能付公衆電話機の
構成を示すブロック図、第3図はマイクロコンピュータ
を用いた場合の第1の実施例に対応する本発明の第3の
実施例の不正ダイヤル防止機能付公衆電話機の構成を示
すブロック図、第4図は第3図の不正ダイヤル防止機能
付公衆電話機の動作を説明するためのフローチャート、
第5図はマイクロコンピュータを用いた場合の第2の実
施例に対応する本発明の第4の実施例の不正ダイヤル防
止機能付公衆電話機の構成を示すブロック図、第6図は
第5図の不正ダイヤル防止機能付公衆電話機の動作を説
明するためのフローチャート、第7図は従来の公衆電話
機の構成を示す図である。 2……公衆電話機、4……通話ライン、5……通話回
路、6a……送話器、6b……受話器、7……ダイヤル、8
……制御回路、9……ダイヤル制御回路、10……フック
検知回路、11……スイッチ回路、12……DTMF受信機、13
……判定回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤル番号を入力するためのダイヤル手
    段と、 前記ダイヤル手段によって入力されたダイヤル番号に従
    ってダイヤル信号を通話ラインに送出するダイヤル送出
    手段と、 前記ダイヤル手段によって入力されたダイヤル番号を解
    析して課金制御を行なう課金制御手段と、 前記ダイヤル手段によって所定の桁あるいは所定の番号
    が入力されたか否かを検知し、所定桁あるいは所定番号
    が入力された時にのみ、送話器と前記通話ラインとを接
    続するスイッチ制御手段とを具備することを特徴とする
    不正ダイヤル防止機能付公衆電話機。
  2. 【請求項2】送話器をオフフックした時、前記送話器と
    通話ラインとを接続する接続制御手段と、 ダイヤル番号を入力するためのダイヤル手段と、 前記ダイヤル手段によって入力されたダイヤル番号に従
    ってダイヤル信号を前記通話ラインに送出するダイヤル
    送出手段と、 前記ダイヤル手段によって入力されたダイヤル番号を解
    析して課金制御を行なう課金制御手段と、 前記通話ライン上に送出された押しボタンダイヤル信号
    を検知する信号検知手段と、 前記ダイヤル手段により入力されたダイヤル番号と前記
    検知手段により検知された押しボタンダイヤル信号との
    対応関係により、前記検知手段により検知された押しボ
    タンダイヤル信号が前記送話器からの不正な押しボタン
    ダイヤル信号であるか否かを判定する判定手段と、 を具備し、 前記接続制御手段は、前記判定手段が前記送話器からの
    不正な押しボタンダイヤル信号であると判定した時、前
    記送話器と前記通話ラインとの接続を切断することを特
    徴とする不正ダイヤル防止機能付公衆電話機。
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