JP2684279B2 - 公衆電話機 - Google Patents

公衆電話機

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JP2684279B2
JP2684279B2 JP33941091A JP33941091A JP2684279B2 JP 2684279 B2 JP2684279 B2 JP 2684279B2 JP 33941091 A JP33941091 A JP 33941091A JP 33941091 A JP33941091 A JP 33941091A JP 2684279 B2 JP2684279 B2 JP 2684279B2
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Inventor
啓一 角川
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株式会社田村電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己診断を行いこの自
己診断結果の情報を警報受信装置へ通知する公衆電話機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の公衆電話機は、オフフック
または着信の到来によりこの公衆電話機の内部に設けら
れているCPUに電源が供給される。CPUは電源が供
給されて起動されると、自己診断を行いこの自己診断結
果の内容を警報受信装置へ通知するようにしている。す
なわち、CPUは、オフフックにより起動されたときに
は、通話の終了後に自己診断結果の情報を警報受信装置
へ通知すると共に、着信の到来により起動されたときに
発信先が警報受信装置であるた場合は、直ちに警報受信
装置へ自己診断結果を通知するようにしている。このよ
うな公衆電話機には予め識別コードを有しており、CP
Uは警報受信装置へ自己診断結果を通知する際には必ず
この識別コードを付加して通知するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この識別コードは、客
先において設定するものとなっているために、公衆電話
機の出荷時にはそれぞれに同一コードである初期値が設
定されている。そして客先において識別コードが設定さ
れた場合は問題無いが、識別コードが設定されずに運用
を開始し、自己診断情報を送信した場合、警報受信装置
へは初期値のままの識別コードが送信され、この結果警
報受信装置側では複数の公衆電話機から同一の識別コー
ドを受信し、どの公衆電話機の自己診断情報であるかが
識別できないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、着信信号またはオフフックによって
起動されたときに識別コードの設定の有無を検出する手
段と、識別コードが未設定の場合は警報表示を行うと共
に通常処理への移行を阻止する手段とを備えたものであ
る。
【0005】
【作用】識別コードの未設定が検出された場合は警報表
示が行われると共に通常処理への移行が阻止される。こ
の結果、未設定の識別コードが自己診断情報と共に警報
受信装置側へ伝達されることが防止される。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る公衆電話機の一実施例を示す
ブロック図である。同図において、1は商用電源、2は
電源回路、3は回線Lから到来する着信信号を検出する
着信信号回路、4は着信時に鳴動するブザー、5は通話
時に回線Lから到来する課金信号を受信する課金信号受
信回路、6はダイオードブリッジ、7は通話回路、8は
送受話器である。9は回線接続後に回線Lから到来する
DTMF信号を受信するDTMF受信回路、10はDT
MF信号等のダイヤル信号を発生する信号発生器、11
はダイヤルキー等で構成されるキーボード、12は各種
の表示を行う表示器である。また13,14は入出力回
路、15はCPU、16はプログラムが格納されるRO
M、17は各種の一時的なデータを格納すると共にこの
公衆電話機の識別モードを設定する領域を有するRA
M、18はフックスイッチ、19はスタート回路、20
はPWリレー、21はGSリレー、22は投入された硬
貨の選別処理等を行う硬貨選別部である。
【0007】そして回線Lに着信信号が到来すると、こ
の着信信号は着信検出回路3により検出されブザー4が
鳴動すると共に、この着信信号がスタート回路19へ到
来してこれが動作状態となる。この結果PWリレー20
が動作してその接点pwが閉成され、商用電源1から電
源回路2へ電源が供給される。電源回路2へ電源が供給
されると、電源E1がCPU15へ供給されCPU15
が起動されると共に、他の各部に電源E2が供給され
る。こうしてCPU15が起動されると、CPU15は
着信信号によって着信検出回路3内に充電された電圧を
入出力回路15を介して読み取って着信状態を認識する
と共に、一定回数の着信信号が到来してもまだオフフッ
クが検出できない場合は、後述の発信動作の場合と若干
異なる箇所の自己診断処理を行った後GSリレー21を
駆動してこの着信へ自動応答し、自己診断結果の情報を
発信先である警報受信装置へ通知する。
【0008】また、発信するためにオフフックすると、
フックスイッチ18によってスタート回路19が動作
し、この結果上記と同様にPWリレー20が駆動されて
商用電源1から電源回路2へ電源が供給され、CPU1
5が起動される。起動されたCPU15は、フックスイ
ッチ18の状態を検出して発信のためのオフフックであ
ることを認識し、上記の着信の場合とは若干異なる箇所
の自己診断を行うと共に、GSリレー21を駆動し接点
gsを作動させて回線Lを捕捉する。そして、自己診断
結果の状況に応じた通話を許可し、単位通話時間毎に到
来する課金信号を受信して投入された硬貨の収納を行
う。その後、オンフックにより終話した場合は、自己診
断結果の情報を警報受信装置へ通知する。
【0009】すなわち、CPU15は、着信信号の到来
時またはオフフック時に起動され、自己診断を行った後
これらの情報をRAM17に格納されている識別コード
と共に警報受信装置へ通知するようにしており、識別コ
ードが設定されていない場合や自己診断の結果、重大な
故障を検出した場合は、この旨を表示器12上へ表示す
ると共に、上記の自己診断情報の通知や通話処理等の通
常処理へ移行させないようにしたものである。
【0010】次に、上記公衆電話機内のCPU15の動
作を、図2に示すフローチャートに基づいて詳細に説明
する。まず扱い者の特定の操作によりRAM17の所定
の領域にこの公衆電話機特有の識別コードが設定され
る。そしてステップ100でオフフックされると、CP
U15には電源が供給され、ステップ101のリセット
解除の後、ステップ102でCPU15は起動される。
CPU15が起動されて立ち上がると、ステップ103
でメモリを初期化する処理を行い、これの終了後、ステ
ップ104でRAM17の所定の領域に識別コードが設
定されているか否かを判断する。そして識別コードが正
常に設定されていると判定されるときはステップ105
で発信動作に関わる箇所の自己診断処理を実行し、これ
らの箇所で故障が検出できたか否かをステップ106で
判断する。この自己診断の結果、重大な故障が検出でき
ない場合はステップ107の通常処理へ移行し自己診断
情報の警報受信装置への送信処理や通話処理等の実行を
開始する。
【0011】また、自己診断の結果、重大な故障が検出
された場合はステップ108で表示器12上へ「使用不
可」の旨を表示(警報表示)し、扱い者にその旨を報知
すると共に、その後オンフック検出以外の処理は一切実
行せず、オンフックが検出されステップ109で「Y」
と判定されるとそのまま終了する。また、識別コードが
設定されていない場合も同様であり、この場合はステッ
プ108の「使用不可」表示を行った後、ステップ10
9のオンフック検出判断処理のみを実行し、それ以外の
例えば自己診断処理およびこれに基づく自己診断情報の
送信処理等は実行しない。
【0012】このように、識別コードが設定されていな
い場合でも「使用不可」表示を表示器12上へ表示し、
識別コードが未設定であることを扱い者に報知すると共
に通常処理への移行を阻止するようにしたものである。
したがって、未設定の識別コードが自己診断情報と共に
警報受信装置へ伝達されることはなく、扱い者により識
別コードが設定された後に、はじめて警報受信装置へ伝
達されることになり、この結果警報受信装置側ではどの
公衆電話機からの診断情報であるかが容易に識別でき
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、識別コ
ードの未設定が検出された場合は警報表示を行うと共に
通常処理への移行を阻止するようにしたので、警報受信
装置側への未設定の識別コードの伝達が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る公衆電話機の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】上記公衆電話機の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 商用電源 2 電源回路 3 着信検出回路 5 課金信号受信回路 7 通話回路 8 送受器 9 DTMF受信回路 10 信号発生器 11 キーボード 12 表示器 15 CPU 16 ROM 17 RAM 18 フックスイッチ 19 スタート回路 20 PWリレー 21 GSリレー 22 硬貨選別部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信信号またはオフフックによって起動
    され各部の自己診断処理を実行するCPUを備え、前記
    CPUにより診断された情報を固有の識別コードと共に
    警報受信装置へ送信する公衆電話機において、 前記着信信号またはオフフックによって起動されたとき
    に前記識別コードの設定の有無を検出する手段と、前記
    識別コードが未設定の場合は警報表示を行うと共に通常
    処理への移行を阻止する手段とを備えたことを特徴とす
    る公衆電話機。
JP33941091A 1991-11-29 1991-11-29 公衆電話機 Expired - Fee Related JP2684279B2 (ja)

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JPH05153289A JPH05153289A (ja) 1993-06-18
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