JPH0218606Y2 - - Google Patents

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JPH0218606Y2
JPH0218606Y2 JP9550885U JP9550885U JPH0218606Y2 JP H0218606 Y2 JPH0218606 Y2 JP H0218606Y2 JP 9550885 U JP9550885 U JP 9550885U JP 9550885 U JP9550885 U JP 9550885U JP H0218606 Y2 JPH0218606 Y2 JP H0218606Y2
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coaxial line
line
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JP9550885U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、高周波チユーナの同調回路装置、
特にUHF帯域信号の複同調回路に好適する同軸
線路構造に関する。
従来の技術 高周波チユーナのなかでVHF帯域の受信信号
を扱うUHFチユーナでは一般に同調回路を同軸
線路と可変容量ダイオードで構成している。同軸
線路は導電板を打抜いて形成しプリント基板の配
線回路に半田で固着しており、その安定化のため
の取付構造として、線路主要部を取付脚部に対し
折曲する構造などが提案されている(実開昭59−
118341号公報)。こうした同軸線路で複同調回路
構成する場合、それぞれ可変容量ダイオードと同
軸線路から成る同調回路がシールド仕切板の結合
窓で所望の結合度を得るようにしている。例え
ば、第3図に示す一般の複同調区画室1ではそれ
ぞれの同軸線路2,3がシールド仕切板4を介在
して並設されており、仕切板4の結合窓部5によ
り同軸線路2,3間の信号伝達が図られ、その結
合度は同軸線路2,3をそれぞれ矢印で示す方向
に動かすことにより結合度合の調整が行われる。
このとき、同軸線路は調整が容易であり且つ安定
性の確保と共に組立の容易性が要請される。
考案が解決しようとする問題点 上述するような複同調回路装置で処理する信号
周波数がTV用UHFチユーナより高くなる場合、
例えば、衛星放送受信用第2コンバータ(以下
DBSチユーナと呼ぶ)におけるように受信周波
数が0.9〜1.5GHz帯域の場合には、同軸線路は長
さを短くするとか線路幅を太くするとかの設計変
更が要請される。その結果、従来のように同軸線
路の主要部を動かして行う調整が難しくなり、所
望する特性が得られにくくなる。特に、調整に際
して線路に加えられる力が強力になると取付部分
に欠陥を生じ配線不良も生じかねず、同軸線路一
端面の半田はくり不良や他端側の可変容量ダイオ
ード破損を生じる。
従つて、本考案は上記に鑑み提案されたもであ
り、比較的高域のUHF帯用同軸線路間の結合度
を調整容易にした新規且つ改良された同調回路装
置の提案を目的とするものである。
問題を解決するための具体的手段 本考案によれば、窓付仕切板で区画される隣接
の区画室にそれぞれ同調回路を配設して複同調回
路を構成するものにおいて、各同調回路間の結合
を調整自在とするために、同軸線路の取付脚部に
曲折自在な屈曲点となるくびれ部分を設けると共
にプリント基板の所定位置への取付を安定にする
フランジ部分を設けた。具体的には導電体の一体
成形による主要部と取付脚部から成る同軸線路が
可変容量素子と共にプリント基板の配線回路に半
田付けされて同調回路を構成し、この同調回路を
窓付仕切板を介して対向配置した複同調回路にお
いて、両者間の結合度を調整自在とするべく、同
軸線路一端側の取付脚部には取付位置決め用フラ
ンジ部分と折曲自在の屈曲点用くびれ部分とが設
けられる。また、同軸線路他端側では可変容量ダ
イオードが介在され、そのリード部分を折曲自在
な屈曲点として利用され、プリント基板上で安定
且つ調整自在の同軸線路タイプ複同調回路装置を
提供する。ここで同軸線路は比較的短くて幅広な
構造となるDBSチユーナ用として好適であり、
結合度合を調整するための線路主要部の折曲移動
がトラブルを生ぜずにスムーズに達成できる。
作 用 同軸線路の取付脚部のくびれ部分が主要部の移
動、それにより結合度の調整を容易にする変曲点
として作用する。このとき、高い周波数信号を扱
う短長で幅広な線路でも調整に際して、配線不良
や回路部品破損を伴うような無理な力を必要とし
ない。同様に、線路他端側では可変容量素子のリ
ード部分が変曲点として作用する。また、取付脚
部のフランジ部分はプリント基板の所定位置への
同軸線路配置を確実且つ安定化する作用があり、
調整の際の変形力に対して配線回路を保護する。
実施例 以下本考案に係る実施例について図面を参照し
つつ詳述する。
第1図は本考案に係る同調回路装置であり、同
軸線路11と可変容量ダイオード12から成る同
調回路10がプリント基板13に組込まれてい
る。この同調回路10は、第3図に示すような複
同調回路として、窓付仕切板で区画された隣接す
る区画室に収納されて利用されている。ここでは
複同調回路としては従来と同様であるので省略
し、主に同軸線路について説明する。
同軸線路11は線路主要部14と取付脚部15
を一体に成形した導電体から成り、主に線路主要
部14は同調インダクタンスL成分を得るように
設計される。DBSチユーナとして受信周波数帯
0.9〜1.5GHzの場合、従来のUHFTV用に比べ線
路長が短く線路幅が太くなるので段間結合の調整
に線路主要部の移動・変形は難しくなり、無理な
力を与えれば回路部品や配線の破壊を招く。本考
案はこのような不良トラブルを避けるため取付脚
部15にくびれ部分16やフランジ部分17を設
けたものであり、同時に他端側では可変容量素子
ダイオード12のリード部分18に適当なギヤツ
プ寸法(距離)をもたせてプリント基板13上で
組立てた。このリード部分18に距離dをもつこ
とで線路主要部14の変形移動時に可変容量ダイ
オード12自体の破損防止に役立ち、同時に後述
するくびれ部分と同様な屈曲点として機能し調整
を容易にする。
同軸線路10のくびれ部分16は主要部14の
変形移動をスムーズにする屈曲点として機能する
ほか、これと一体のフランジ部分17がプリント
基板13の所定位置で位置決め機能を果たしプリ
ント基板13の裏面側配線回路との半田20によ
る固着を確実且つ安定にする。すなわち、調整時
の変形力はくびれ部分16が吸収してプリント配
線への支障を与えない。
考案の効果 本考案は、上述する実施例に示すように、同軸
線路のくびれ部分や可変容量素子のリード部分が
線路主要部の変形・移動に際し屈曲点として機能
するので回路部品や配線への支障を排除し回路の
安定化を保つ。同時に結合度の調整をくびれ部分
やリード部分の存在により容易に実行可能とし
DBSチユーナなど高い周波数信号の複同調回路
装置として微調整の実現などで実用的効果が大き
い。また、経済的にも何等のコストアツプ要因も
なく工業的価値大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る同調回路装置の要部正面
図、第2図は第1図に使用する同軸線路の斜視
図、第3図は一般の複同調回路構成を示す平面図
である。 10……同調回路、11……同軸線路、12…
…可変容量(素子)ダイオード、13……プリン
ト基板、14……主要部、15……取付脚部、1
6……くびれ部分、17……フランジ部分、18
……リード部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓付仕切板で区画される隣接した区画室に、導
    電体の一体成形による主要部と取付脚部を有する
    同軸線路を可変容量素子と共にプリント基板の配
    線回路に半田固着して複同調回路を構成するもの
    において、前記同軸線路は、その取付脚部にくび
    れ部分とフランジ部分とが設けられて前記プリン
    ト基板の所定位置を確保しつつ前記主要部に対し
    て曲折自在の屈曲点を形成し、前記隣接した区画
    室内の同軸線路間結合を調整可能にしたことを特
    徴とする同調回路装置。
JP9550885U 1985-06-24 1985-06-24 Expired JPH0218606Y2 (ja)

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JP9550885U JPH0218606Y2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24

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JP9550885U JPH0218606Y2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24

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JPS625731U JPS625731U (ja) 1987-01-14
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